JP3195088U - 自動車運転シミュレータ用左アクセル装置 - Google Patents

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光一 杉山
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Abstract

【課題】自動車運転シミュレータのペダルユニットに付加することで、右足不自由者が左足でアクセルペダルを操作することを可能にする左アクセル装置を提供する。【解決手段】右アクセルペダル2及びブレーキペダル3を足置き台1上に設けた自動車運転シミュレータのペダルユニット10に付加する左アクセル装置であって、足置き台を、右側に設置するフレーム部20と、フレーム部の左側に設けられる左アクセル用足置き部30と、フレーム部に左右方向に設けられるシャフトと、シャフトの右端側に設けられる右アクセルペダル操作部材50と、シャフトの左端側に固着されるペダルアームと、ペダルアームの上端に固着される左アクセルペダル40とを備える。左アクセルペダルの踏み込み操作に応じて右アクセルペダル操作部材を介して右アクセルペダルを踏み込み方向に駆動可能である。【選択図】図5

Description

本考案は、自動車運転シミュレータに付加されて、右足不自由者が左足でシミュレータのアクセルを操作可能にする自動車運転シミュレータ用左アクセル装置に関する。
図7は自動車運転シミュレータのペダルユニット10(市販品)であり、足置き台1にアクセルペダル2(後述の「左アクセルペダル」と区別するために「右アクセルペダル」という場合がある)及びブレーキペダル3が、実際の自動車と同様の配置及び踏み込み感覚となるように設けられている。通常の操作者は、それらのアクセルペダル2及びブレーキペダル3を右足で操作し、図示しない自動車運転シミュレータの表示画面を見ながら自動車運転を模擬することが可能である。
一方、身体的な障害等の理由で右足が使えない操作者の場合、左足でブレーキペダル3の右側に位置するアクセルペダル2を操作することになってしまう。しかし、右足不自由者用の左アクセル装置を装着した自動車を運転することを前提にした場合、図7の自動車運転シミュレータで運転操作を模擬するのではアクセルペダル2の操作感覚が実車とは異なる不都合がある。
普通の自動車に装着する左アクセル装置は、本出願人から下記特許文献1で提案されている。
実用新案登録第3134995号公報
本考案はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、自動車運転シミュレータのペダルユニットに付加することで、右足不自由者が左足でシミュレータのアクセルペダルを操作可能にする自動車運転シミュレータ用左アクセル装置を提供することにある。
本考案のある態様は、自動車運転シミュレータ用左アクセル装置であり、右アクセルペダル及びブレーキペダルを足置き台上に設けた自動車運転シミュレータのペダルユニットの前記足置き台を、右側に設置するフレーム部と、
前記フレーム部の左側に設けられる左アクセル用足置き部と、
前記フレーム部に左右方向に回転自在に設けられるシャフトと、
前記シャフトの右端側に設けられる右アクセルペダル操作部材と、
前記シャフトの左端側に固着され、上部が左アクセル用足置き部から突出するペダルアームと、
前記ペダルアームの上端に固着される左アクセルペダルと、を備え、
前記左アクセルペダルの踏み込み操作に応じて前記右アクセルペダル操作部材を介して前記右アクセルペダルを踏み込み方向に駆動することを特徴とする。
前記態様において、右アクセルペダル操作部材は逆L字形状であって、前記右アクセルペダルの上面に当接可能で、前記左アクセルペダルの踏み込み操作に応じて前記右アクセルペダルの上面を押し下げる構成であるとよい。
前記態様において、前記右アクセルペダル操作部材は、前記シャフトに固着された基部と先端部とをヒンジにより連結した構造を有し、前記右アクセルペダルの上面に前記先端部が当接可能な第1の状態と、前記先端部が前記右アクセルペダルの上面から外れた第2の状態とを取り得る構成であるとよい。
前記態様において、前記左アクセルペダルが前記左アクセル用足置き部から突出する向きに前記シャフトを付勢する付勢手段を有するとよい。
前記態様において、前記右アクセルペダルから前記右アクセルペダル操作部材の先端部が跳ね上がるのを防止するダンパが、前記左アクセル用足置き部の内側に設けられているとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せもまた、本考案の態様として有効である。
本考案に係る自動車運転シミュレータ用左アクセル装置によれば、右足に障害を持った操作者でも右側のアクセルペダルしか有しない市販の自動車運転シミュレータを無理なく操作可能である。また、自動車運転シミュレータを使用した運転訓練等に際し、医療機関側の負担を減らすことができる。
本考案に係る自動車運転シミュレータ用左アクセル装置の実施の形態を示す上方よりみた斜視図。 同じく右側方よりみた斜視図。 同じく底面側からみた斜視図。 実施の形態において、右アクセルペダル操作部材の先端部が、自動車運転シミュレータのペダルユニットを装着するために右側方に退避した状態の上方よりみた斜視図。 図1の自動車運転シミュレータ用左アクセル装置に、自動車運転シミュレータのペダルユニットを装着した状態の上方よりみた斜視図。 図1の自動車運転シミュレータ用左アクセル装置に、自動車運転シミュレータのペダルユニットを装着した状態であって、(A)は右アクセルペダル操作部材の先端部を右側方に退避させて自動車運転シミュレータのペダルユニットを装着した状態の上方よりみた斜視図、(B)は自動車運転シミュレータのペダルユニットを装着後、右アクセルペダル操作部材の先端部を自動車運転シミュレータの右アクセルペダル上面に当接可能とした状態の上方よりみた斜視図。 自動車運転シミュレータのペダルユニットの1例を示す斜視図。
以下、図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は考案を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも考案の本質的なものであるとは限らない。
図1乃至図4において、方形フレーム20の右側部分上方は、図7の自動車運転シミュレータのペダルユニット10を設置するための空きスペースとなっており、ここに図5及び図6に示すように、図7に示した自動車運転シミュレータのペダルユニット10の足置き台1が設置される。方形フレーム20の右側前部には足置き台1を上から押さえるための押さえ金具25がネジ手段(例えば、ボルトとこれに螺合する蝶ナット)等で取り付けられている。
方形フレーム20の左側部分には左アクセル用足置き部30がフレーム20と一体に形成されている。この左アクセル用足置き部30には左アクセルペダルアーム41を貫通させるための長穴31が形成されている。シャフト35が方形フレーム20の左右方向に配置され、かつ方形フレーム20で回転自在に支持されており、このシャフト35の左寄り位置に、左アクセルペダルアーム41が溶接等で連結固着されており、左アクセルペダルアーム41の上端に左アクセルペダル40が溶接等で連結固着されている。左アクセル用足置き部30の裏側において、左アクセルペダルアーム41の途中位置と左アクセル用足置き部30の裏面との間に伸長バネ36が設けられている。この伸長バネ36は左アクセルペダル40が左アクセル用足置き部30から突出する向きにシャフト35を付勢する付勢手段として機能する。
シャフト35の右端は方形フレーム20の右側面から突出しており、シャフト35の右端に右アクセルペダル操作部材50が取り付けられている。右アクセルペダル操作部材50は基部51と先端部52とをヒンジ53により連結し、先端部52にローラ55を被せた構造を有し、基部51と先端部52間に設けられた伸長バネ54により、基部51と先端部52の突き合わせ端面は閉じた状態となるように付勢されて、全体として逆L字形状をなしている(右アクセルペダル2の上面に先端部52が当接可能な第1の状態となっている)。基部51はシャフト35に対し直交する配置となるように溶接等で一体化されている。また、先端部52の右アクセルペダル2の上面に当たる部分には摩擦を減らすためにローラ55が回転自在に被せられている。
左アクセル用足置き部30の内側には、右アクセルペダル2から右アクセルペダル操作部材50先端部のローラ55が跳ね上がるのを防止するダンパ60が設けられている。ダンパ60はシャフト35と一体のアームをゴム等の弾性材61及コイルバネ62で押圧するものであり、右アクセルペダル2から右アクセルペダル操作部材50先端部のローラ55が浮き上がり難いように作用する。
方形フレーム20の右側部分上方の空きスペースに自動車運転シミュレータのペダルユニット10の足置き台1を設置する場合、図4のように右アクセルペダル操作部材50の基部51に対して先端部52を屈曲させた状態(先端部52がペダルユニット10の右アクセルペダル2の上面から外れる第2の状態)としておき、この状態において方形フレーム20の右側部分に足置き台1を載置し、さらに方形フレーム20に押さえ金具25をネジ止め等で取り付けることで足置き台1を保持する(図6(A)の状態となる)。
その後、図6(B)のように、基部51と先端部52の突き合わせ端面を閉じた状態に戻し、右アクセルペダル操作部材50を逆L字形状にして右アクセルペダル2の上面に先端部52が当接可能な第1の状態とする。これで左アクセルペダル40を操作可能となり、左アクセルペダル40の踏み込み操作に応じて右アクセルペダル操作部材50を介して右アクセルペダル2を踏み込み方向に駆動することが可能となる。
本実施の形態によれば、下記の通りの効果を奏することができる。
(1) 右足に障害を持った操作者でも右側のアクセルペダルしか有しない市販の自動車運転シミュレータを無理なく操作可能である。また、自動車運転シミュレータを使用した運転訓練等に際し、医療機関側の負担を減らすことができる。つまり、右アクセルペダル操作部材50の先端部52を図6のようにを右に展開する(右アクセルペダル2の上方から退避させる)だけで、健常者による通常通りの右アクセルペダル操作が可能である。この装置からペダルユニット10を外して再びセットする作業を省略できる。
(2) 市販の自動車運転シミュレータのペダルユニットに簡単に取り付け可能であり、着脱が容易である。着脱に工具を使用しない構造とすることが可能である。
(3) 右側の既設アクセルペダル2と同じ荷重、ストロークを実現可能である。
(4) 左アクセルペダル40を踏んでから離すと、ペダルユニット10の右アクセルペダル2に仕込まれている機構の影響で右アクセルペダル2から右アクセルペダル操作部材50先端部のローラ55が勢いよく戻ってしまい、跳ねて右アクセルペダル2に衝突して押してしまう現象を、ダンパ60を設けることで防止できる。
(5) シミュレータであるので、通常の「ブレーキ・アクセル」という配置をコンピュータで制御して「アクセル・ブレーキ」という配置に変更するという方法もあり得るが、これだと、従来設けられているブレーキペダルとアクセルペダルの高低差が逆になるため、実車に近い体験にはなりにくい問題がある。この実施の形態によれば、この問題を解決できる。
以上、実施の形態を例に本考案を説明したが、実施の形態の各構成要素には請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。
1 足置き台
2 アクセルペダル
3 ブレーキペダル
10 ペダルユニット
20 方形プレート
25 押さえ金具
30 左アクセル用足置き部
31 長穴
35 シャフト
36,54 伸長バネ
40 左アクセルペダル
41 左アクセルペダルアーム
50 右アクセルペダル操作部材
51 基部
52 先端部
53 ヒンジ
55 ローラ
60 ダンパ

Claims (5)

  1. 右アクセルペダル及びブレーキペダルを足置き台上に設けた自動車運転シミュレータのペダルユニットの前記足置き台を、右側に設置するフレーム部と、
    前記フレーム部の左側に設けられる左アクセル用足置き部と、
    前記フレーム部に左右方向に回転自在に設けられるシャフトと、
    前記シャフトの右端側に設けられる右アクセルペダル操作部材と、
    前記シャフトの左端側に固着され、上部が左アクセル用足置き部から突出するペダルアームと、
    前記ペダルアームの上端に固着される左アクセルペダルと、を備え、
    前記左アクセルペダルの踏み込み操作に応じて前記右アクセルペダル操作部材を介して前記右アクセルペダルを踏み込み方向に駆動することを特徴とする自動車運転シミュレータ用左アクセル装置。
  2. 右アクセルペダル操作部材は逆L字形状であって、前記右アクセルペダルの上面に当接可能で、前記左アクセルペダルの踏み込み操作に応じて前記右アクセルペダルの上面を押し下げることを特徴とする請求項1に記載の自動車運転シミュレータ用左アクセル装置。
  3. 前記右アクセルペダル操作部材は、前記シャフトに固着された基部と先端部とをヒンジにより連結した構造を有し、前記右アクセルペダルの上面に前記先端部が当接可能な第1の状態と、前記先端部が前記右アクセルペダルの上面から外れた第2の状態とを取り得ることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車運転シミュレータ用左アクセル装置。
  4. 前記左アクセルペダルが前記左アクセル用足置き部から突出する向きに前記シャフトを付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動車運転シミュレータ用左アクセル装置。
  5. 前記右アクセルペダルから前記右アクセルペダル操作部材の先端部が跳ね上がるのを防止するダンパが、前記左アクセル用足置き部の内側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の自動車運転シミュレータ用左アクセル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111619532A (zh) * 2019-02-27 2020-09-04 本田技研工业(中国)投资有限公司 手动驾驶辅助装置及汽车

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