JP3194816U - ロールラック - Google Patents
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Abstract
【課題】スリットロールのようなロールを、傷つき及び汚染から保護しつつ、複数のロールを効率よく運搬することが可能なラックを提供する。【解決手段】複数のロールを保持して運搬するためのラックであって、下面側に複数の車輪12を有する移動可能な台車部10と、台車部の上面側に略垂直に設けられた単数又は複数の主柱部20と、各主柱部から略水平方向に突出して設けられ、ロールのコア内部に挿通されることにより、ロールを保持することができる複数の枝柱部30と、必要により枝柱部に保持されたロールに接触しないように、主柱部と枝柱部の全体を、覆うように配されたカバー部と、を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、ロールラックに関する。より詳しくは、本考案は、スリットロール保管・運搬用のラックに関する。
ポリオレフィン樹脂からなるシートは、有機溶媒耐性、電子絶縁性に優れることから、リチウムイオン二次電池など、種々の電池用セパレータとして使用されている。
このようなシートは、通常、円管状の支持管(コア)に巻回された巻回体(マザーロール)として構成されている。そして、出荷の際には、かかるマザーロールにおける幅の広いシートを所望の寸法幅に裁断してからスリットロールとして出荷している。電池用セパレータの場合、電池の寸法が様々なので、シートを電池の寸法に応じた幅に裁断(スリット)し、裁断されたシートをコアに捲回してスリットロールとして出荷されている(以下の特許文献1参照)。
このようなシートは、通常、円管状の支持管(コア)に巻回された巻回体(マザーロール)として構成されている。そして、出荷の際には、かかるマザーロールにおける幅の広いシートを所望の寸法幅に裁断してからスリットロールとして出荷している。電池用セパレータの場合、電池の寸法が様々なので、シートを電池の寸法に応じた幅に裁断(スリット)し、裁断されたシートをコアに捲回してスリットロールとして出荷されている(以下の特許文献1参照)。
ところで、スリットロールを運搬する際には、電池用セパレータとして求められる性質上、シートを傷つき及び埃による汚染等から保護する必要がある。そのため、シートが巻回されたロールを、傷つき及び汚染から保護しつつ運搬できるラックが求められている。
本考案が解決しようとする課題は、上述した従来の実情に鑑みてなされたものであり、スリットロールのようなロールを、傷つき及び汚染から保護しつつ、複数のロールを効率よく保管・運搬することができるラックを提供することである。
[1]複数のロールを保持して運搬するためのラックであって、
下面側に複数の車輪を有する移動可能な台車部と、
前記台車部の上面側に略垂直に設けられた単数又は複数の主柱部と、
前記各主柱部から略水平方向に突出して設けられ、前記ロールのコア内部に挿通されることにより、該ロールを保持することができる複数の枝柱部と、
を具備することを特徴とする前記ラック。
[2]前記枝柱部に保持された前記ロールに接触しないように、前記主柱部と前記枝柱部の全体を、覆うように配されたカバー部をさらに具備する、前記[1]に記載のラック。
[3]前記主柱部と前記枝柱部は、溶接により接合されている、前記[1]又は[2]に記載のラック。
[4]前記枝柱部は水平方向に対して10℃以下の角度で上方向に傾いている、前記[1]〜[3]のいずれかに記載のラック。
下面側に複数の車輪を有する移動可能な台車部と、
前記台車部の上面側に略垂直に設けられた単数又は複数の主柱部と、
前記各主柱部から略水平方向に突出して設けられ、前記ロールのコア内部に挿通されることにより、該ロールを保持することができる複数の枝柱部と、
を具備することを特徴とする前記ラック。
[2]前記枝柱部に保持された前記ロールに接触しないように、前記主柱部と前記枝柱部の全体を、覆うように配されたカバー部をさらに具備する、前記[1]に記載のラック。
[3]前記主柱部と前記枝柱部は、溶接により接合されている、前記[1]又は[2]に記載のラック。
[4]前記枝柱部は水平方向に対して10℃以下の角度で上方向に傾いている、前記[1]〜[3]のいずれかに記載のラック。
本考案のラックでは、複数のスリットロールに、パイプ、例えば、塩ビ管を挿通し、かかる塩ビ管ごとラックの枝柱部に略水平に掛け、複数のスリットロールを互いに接触させずに、コンパクトに収納することができ、また、カバー部は防塵シートとして作用するため、スリットロールの傷つきや埃による汚染等を抑えながら、効率のよい運搬や保管が可能となる。
以下、本考案の実施形態(以下、本実施形態ともいう。)について、図面を参照しながら説明する。尚、本考案は本実施形態に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1は、本考案のラックの一実施形態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、そして(c)は平面図である。
複数のロール2を保持して運搬するための本実施形態のラック1は、下面側に車輪12(12a、12b)を有し移動可能な台車部10と、台車部10の上面側に略垂直に設けられた単数又は複数の主柱部20と、主柱部20から略水平方向に突出して設けられ、ロール2のコア内部に挿通することにより、複数のロール2を保持することができる複数の枝柱部30と、枝柱部30に保持されたロール2に接触しないように、主柱部20と枝柱部30の全体を、覆うように配されたカバー部50と、を有することを特徴とする。
本実施形態のラック1は、例えば、スリットロールのようなロール2に枝柱部30を挿通することにより、複数のロール2をコンパクトに保持・保管することができ、台車部10が車輪12を有しているので、ロール2を保持した状態で運搬することができ、さらに、カバー部50を具備することにより、保持されたロールに対する傷つきや埃による汚染等を抑制することができる。
図1は、本考案のラックの一実施形態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、そして(c)は平面図である。
複数のロール2を保持して運搬するための本実施形態のラック1は、下面側に車輪12(12a、12b)を有し移動可能な台車部10と、台車部10の上面側に略垂直に設けられた単数又は複数の主柱部20と、主柱部20から略水平方向に突出して設けられ、ロール2のコア内部に挿通することにより、複数のロール2を保持することができる複数の枝柱部30と、枝柱部30に保持されたロール2に接触しないように、主柱部20と枝柱部30の全体を、覆うように配されたカバー部50と、を有することを特徴とする。
本実施形態のラック1は、例えば、スリットロールのようなロール2に枝柱部30を挿通することにより、複数のロール2をコンパクトに保持・保管することができ、台車部10が車輪12を有しているので、ロール2を保持した状態で運搬することができ、さらに、カバー部50を具備することにより、保持されたロールに対する傷つきや埃による汚染等を抑制することができる。
1実施形態においては、台車部の台座の形状は、略長方形であるが、本考案はかかる形状に限定されることを意図しておらず、例えば、1本の主柱部に対して放射状に、例えば、螺旋状に枝柱部が固定されているような場合には、台座の形状は略円形であることができる。
1実施形態においては、台車部10は、略長方形の板状の台座11と、その下面に設けられた複数の車輪12(12a、12b)とを有する。
車輪12の配置及び数は、特に限定されるものではないが、図1〜5に示すように、台座11の4隅にそれぞれ配された4つの車輪12aと、長手方向の略中央部において幅方向に所定の間隔を開けて配された2つの車輪12bと、を有するものであることができる。車輪12の数を多くすることにより、ラック1を移動する際に安定して移動することができる。
台座11の下面に配された複数の車輪12a,12bのうち、台座11の中央部に配された車輪12bは、端部に配された車輪12aよりも大きいことが好ましい。真ん中の車輪12bを大きくし、端部の車輪12aを小さくすることで、ラック1を移動する際に小回りがしやすくなり、作業性を高めることができる。
車輪12の配置及び数は、特に限定されるものではないが、図1〜5に示すように、台座11の4隅にそれぞれ配された4つの車輪12aと、長手方向の略中央部において幅方向に所定の間隔を開けて配された2つの車輪12bと、を有するものであることができる。車輪12の数を多くすることにより、ラック1を移動する際に安定して移動することができる。
台座11の下面に配された複数の車輪12a,12bのうち、台座11の中央部に配された車輪12bは、端部に配された車輪12aよりも大きいことが好ましい。真ん中の車輪12bを大きくし、端部の車輪12aを小さくすることで、ラック1を移動する際に小回りがしやすくなり、作業性を高めることができる。
また、図1〜5、10に示すように、台座11の下面側には、車輪12の回転を規制する、すなわち、台車の平面移動を抑制することができるフットブレーキ13が配されている。作業時及び保管時など、ラック1を移動させないときには、このフットブレーキ13を効かせることにより、ラック1の不用意な移動を防止し、作業性及び安全性を高めることができる。
このフットブレーキ13は、上面視で台座11の外形からはみ出さないように、台座11の下面側に配されている。これにより、台座11に対して出っ張りとなる部分がなくなり、複数のラック1を整列させて保管等する場合に、無駄なスペースを作ることなく、複数のラック1の縦横を揃えて整列させることができる。
このフットブレーキ13は、上面視で台座11の外形からはみ出さないように、台座11の下面側に配されている。これにより、台座11に対して出っ張りとなる部分がなくなり、複数のラック1を整列させて保管等する場合に、無駄なスペースを作ることなく、複数のラック1の縦横を揃えて整列させることができる。
さらに、図1〜5、特に、図10に示すように、台車部10には、ラック1を移動させる際の取っ手となるハンドル14が設けられている。このハンドル14は台座11に対して取り外し可能とされている。台座11には、ハンドル14を取りつけるための取り付け穴15が設けられている。
ラック1を移動する際には、ハンドル14を台座11の取り付け穴15に差し込むことにより、ハンドル14が台座11に固定される。このハンドル14を手で持って押したりすることにより、ラック1を移動することができる。また、複数のラック1を整列させて保管等する場合には、ハンドル14を取り付け穴15から取り外し、取り外したハンドル14を台座11の上面に載置して収納することができる。これにより、上面視で台座11対して出っ張りとなる部分がなくなり、無駄なスペースを作ることなく、ラック1の縦横を揃えて整列させることができる。
ラック1を移動する際には、ハンドル14を台座11の取り付け穴15に差し込むことにより、ハンドル14が台座11に固定される。このハンドル14を手で持って押したりすることにより、ラック1を移動することができる。また、複数のラック1を整列させて保管等する場合には、ハンドル14を取り付け穴15から取り外し、取り外したハンドル14を台座11の上面に載置して収納することができる。これにより、上面視で台座11対して出っ張りとなる部分がなくなり、無駄なスペースを作ることなく、ラック1の縦横を揃えて整列させることができる。
主柱部20は、台座11の上面に略垂直に設けられている。図1〜5に示すラック1では、主柱部20は、台座11の長手方向の略中央部に、台座11の幅方向に所定の間隔を開けて2本、設けられている。
2本の主柱部20の間隔は、該2本の主柱部20に固定された枝柱部30に保持されるロール2同士が接触しないように、定められる。
2本の主柱部20の間隔は、該2本の主柱部20に固定された枝柱部30に保持されるロール2同士が接触しないように、定められる。
台車部10(台座11)及び主柱部20は、例えば、ステンレス鋼から成る。そして、台車部10(台座11)と主柱部20とは、溶接により接合されたものであることでき、これにより金属粉の発生を抑え、ロール2の汚染を防止することができる。
主柱部20には、該主柱部20に対して横方向に突出する枝柱部30が設けられている。
図5は、枝柱部30を抜き出し、スリットロールを枝柱部に保持した状態を示す図である。(a)は正面図、そして(b)は側面図である。
枝柱部30は、ロール2のコア内部に挿通可能であり、例えば、複数のスリットロールに挿通された塩ビ管の内部に挿通されることにより、複数のロール2がラック1に保持される。
図5は、枝柱部30を抜き出し、スリットロールを枝柱部に保持した状態を示す図である。(a)は正面図、そして(b)は側面図である。
枝柱部30は、ロール2のコア内部に挿通可能であり、例えば、複数のスリットロールに挿通された塩ビ管の内部に挿通されることにより、複数のロール2がラック1に保持される。
1本の主柱部20に上下方向に複数設けられた枝柱部30の間隔も、主柱部20と同様に、枝柱部30に保持されるロール同士が接触しないように、定められる。
枝柱部30は、例えば、ステンレス鋼から成る。そして、主柱部20と枝柱部30は、溶接により接合されたものであることでき、これにより金属粉の発生を抑え、ロール2の汚染を防止することができる。
枝柱部30は、例えば、ステンレス鋼から成る。そして、主柱部20と枝柱部30は、溶接により接合されたものであることでき、これにより金属粉の発生を抑え、ロール2の汚染を防止することができる。
枝柱部30は、主柱部20に取り付けられたとき、水平方向に対して上方向に傾いている。これにより、ラック1を移動する際の振動や慣性力などによってロール2が滑り、カバー部40に接触し、さらには枝柱部30から落ちてしまうことを防止することができる。
図5(a)に示すように、枝柱部30の上方向への傾き角度θは、0°超10°以下であることが好ましい。傾き角度θが0°であると、上述したような枝柱部30からのロールの滑り落ちを防止する効果が十分に得られない場合があり、また、傾き角度θが10°を超えると、ロール2が主柱部20側に片寄ってしまい、荷重がかかることにより、ロール2の傷つき、潰れ、歪みなどの品質低下を招いてしまう虞がある。例えば、角度θは略1°である。
図5(a)に示すように、枝柱部30の上方向への傾き角度θは、0°超10°以下であることが好ましい。傾き角度θが0°であると、上述したような枝柱部30からのロールの滑り落ちを防止する効果が十分に得られない場合があり、また、傾き角度θが10°を超えると、ロール2が主柱部20側に片寄ってしまい、荷重がかかることにより、ロール2の傷つき、潰れ、歪みなどの品質低下を招いてしまう虞がある。例えば、角度θは略1°である。
図1に示す実施形態では、1本の主柱部20の両側に8つの枝柱部30が固定されている。主柱部20は2本あるので、枝柱部30は全部で16本になる。16本の枝柱部30を設けることで、平面上4本のロールに相当する大きさの略長方形の台車に4階建で16個のロール2を一度に保持・運搬することができるという点で、運搬効率が向上する。
図2に示す他の実施形態では、1本の主柱部20の両側に6つの枝柱部30が段差なしで固定されている。主柱部20は2本あるので、枝柱部30は全部で12本になる。
図3に示す他の実施形態では、1本の主柱部20の両側に4つの枝柱部30が段違いに固定されている。主柱部20は2本あるので、枝柱部30は全部で8本になる。
図4に示す他の実施形態では、1本の主柱部20の両側に6つの枝柱部30が段違いに固定されている。主柱部20は2本あるので、枝柱部30は全部で12本になる。
図3と図4に示す段違いの態様は、段差なしに比較して、枝柱部同士の間隔を広くすることができるため、捲き量が多い(直径が大きい)ロールを保持・運搬することができる。
図5〜8に示すように、ラック1にロール2を保持する場合、まず、枝柱部30に、例えば、塩化ビニル製のパイプ40を挿通し、パイプ40の上にさらにロール2を挿通することができ、あるいはパイプ40を予め複数のロール2に挿通しておき、かかるパイプ40に枝柱部30を挿通することもできる。パイプ40を介在させることにより、複数のロール2を一度の作業で効率よく枝柱部30に保持させることができる。もちろん、パイプ40を用いず、枝柱部30を直接ロール2に挿通しても構わない。パイプ40の長さはロール2の幅、重量に従って、変更することができる。例えば、パイプ40は、枝柱部30とほぼ同じ長さを有するものを1本用いることもできるし、枝柱部30の約半分の長さを有するものを2本用いることもできる。
図5、9に示すように、枝柱部30において、主柱部20の側には、ロール2が主柱部20と接触することを防止する環状のストッパー41が配されていることが好ましい。
ストッパー41は、例えば、紙又はプラスチックから成る円管状の部材であり、枝柱部30に挿通されて、主柱部20に最も近い側に配される。すなわち、主柱部20と、枝柱部30が挿通されたロール2との間にストッパー41が配される。これにより、ロール2及びこれを構成するシートの一部が主柱部20に接触することが防止され、ロール2の傷つきを防止することができる。移動の際の振動等によりロール2が揺れても、主柱部20への接触を防止するという観点からは、ストッパー41はある程度の厚み及び幅を有していることが好ましい。
ストッパー41は、例えば、紙又はプラスチックから成る円管状の部材であり、枝柱部30に挿通されて、主柱部20に最も近い側に配される。すなわち、主柱部20と、枝柱部30が挿通されたロール2との間にストッパー41が配される。これにより、ロール2及びこれを構成するシートの一部が主柱部20に接触することが防止され、ロール2の傷つきを防止することができる。移動の際の振動等によりロール2が揺れても、主柱部20への接触を防止するという観点からは、ストッパー41はある程度の厚み及び幅を有していることが好ましい。
ロール2を枝柱部30から取り外す際には、例えば、ロール2に挿通されたパイプ40ごと枝柱部30から取り外すことができる。パイプ40ごと取り外すことにより、複数のロール2を一度の作業で効率よくラックから取り外すことができる。
図6〜8に示すように、本実施形態のラック1は、枝柱部20に保持されたロール2に接触しないように、主柱部20と枝柱部30の全体を、覆うように配されたカバー部50を有する。
カバー部50は、例えば、内部が見えるように透明な樹脂シートであることができ、かかるカバー部50の材質としては防塵シートを用いることができる。防塵シートとしては、静電気等により埃等が付着しづらいものであれば何れでも構わない。カバー部50を具備することにより、スリットロールの傷つきや埃による汚染等を抑えることができる。
また、カバー部50は、ロール2の出し入れの作業性を考慮して、ラック1の前面全体を捲り上げることができるよう、左右両側にチャック等を設けたものであることができる。
カバー部50は、例えば、内部が見えるように透明な樹脂シートであることができ、かかるカバー部50の材質としては防塵シートを用いることができる。防塵シートとしては、静電気等により埃等が付着しづらいものであれば何れでも構わない。カバー部50を具備することにより、スリットロールの傷つきや埃による汚染等を抑えることができる。
また、カバー部50は、ロール2の出し入れの作業性を考慮して、ラック1の前面全体を捲り上げることができるよう、左右両側にチャック等を設けたものであることができる。
上述したように、本考案のラックでは、スリットロールに、例えば、塩ビ管を挿通し、かかる塩ビ管ごとラックの枝柱部に略水平に掛け、複数のスリットロールを互いに接触させずに、コンパクトに収納することができ、また、カバー部は防塵シートとして作用するため、スリットロールの傷つきや埃による汚染等を抑えながら、効率のよい運搬や保管が可能となる。
本考案に係るラックを用いることで、複数のロールを、傷つき及び汚染を防止しつつ、コンパクトに保持・保管し、さらに効率よく運搬することができるものとなり、例えば、セパレータ製造の際のスリットロール運搬用のラックとして好適に利用可能である。
1 :ラック
2 :ロール
10 :台車部
11 :台座
12 :車輪
13 :フットブレーキ
14 :ハンドル
15 :取り付け穴
20 :主柱部
30 :枝柱部
40 :パイプ
41 :ストッパー
θ :傾き角度
50 :カバー部
2 :ロール
10 :台車部
11 :台座
12 :車輪
13 :フットブレーキ
14 :ハンドル
15 :取り付け穴
20 :主柱部
30 :枝柱部
40 :パイプ
41 :ストッパー
θ :傾き角度
50 :カバー部
Claims (4)
- 複数のロールを保持して運搬するためのラックであって、
下面側に複数の車輪を有する移動可能な台車部と、
前記台車部の上面側に略垂直に設けられた単数又は複数の主柱部と、
前記各主柱部から略水平方向に突出して設けられ、前記ロールのコア内部に挿通されることにより、該ロールを保持することができる複数の枝柱部と、
を具備することを特徴とする前記ラック。 - 前記枝柱部に保持された前記ロールに接触しないように、前記主柱部と前記枝柱部の全体を、覆うように配されたカバー部をさらに具備する、請求項1に記載のラック。
- 前記主柱部と前記枝柱部は、溶接により接合されている、請求項1又は2に記載のラック。
- 前記枝柱部は水平方向に対して10℃以下の角度で上方向に傾いている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005170U JP3194816U (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | ロールラック |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014005170U JP3194816U (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | ロールラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3194816U true JP3194816U (ja) | 2014-12-11 |
Family
ID=52145815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005170U Active JP3194816U (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | ロールラック |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3194816U (ja) |
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---|---|---|---|---|
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KR20170134223A (ko) | 2016-05-26 | 2017-12-06 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 다공질 세퍼레이터 권회체의 포장체, 그의 제조 방법 및 다공질 세퍼레이터 권회체의 보관 방법 |
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-
2014
- 2014-09-29 JP JP2014005170U patent/JP3194816U/ja active Active
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