JP3194596B2 - Mosトランジスタを半導体ウエハ上にvlsi構造に形成するための改良された方法 - Google Patents
Mosトランジスタを半導体ウエハ上にvlsi構造に形成するための改良された方法Info
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Description
上にVLSI構造に形成するための改良された方法に関
するものである。より特定的には、この発明は、最適化
された真性の、長チャネル、および短チャネルのNMO
S装置を、PMOS装置と同様、半導体ウエハ上にVL
SI構造に、付加的なステップおよびマスクなしに、製
造するための改良された方法に関するものである。
るに際し、短チャネルNMOS装置のチャネルを高度に
ドープし、VLSI技術に使用される装置のスケーリン
グによるパンチスルーを防ぐことが必要である。しかし
同時に、低いしきい値電圧を有する真性NMOS装置
を、たとえば電圧降下を最小にするためのパスゲートと
して使用するためVLSI構造に形成することが望まし
い。低い基板効果係数を有する真性NMOSまたは長チ
ャネルNMOSおよびPMOS装置のいずれかを形成す
ることもまた、望ましい。基板効果係数は、互いに直列
の個々のMOS装置の特性を説明するために使用される
用語であり、個々のしきい値電圧の上昇を示す。低い基
板効果係数の結果、より低い個々のしきい値電圧が、そ
のような装置が連続してそれら装置の最適速度を生じる
ことによって示される。
御されねばならないので、真性、長チャネル、および短
チャネルNMOS装置の同時構成に使用される先行技術
の方法は、パンチスルー保護のため高度にドープされた
短チャネルNMOS装置を提供するように、従来どおり
最適化され、その結果、長チャネルおよび真性NMOS
装置を、より高いしきい値電圧に関して妥協させ、長チ
ャネルNMOS装置を、より高い基板効果係数に関して
妥協させる。代替的な先行技術の実行は、付加的なステ
ップおよびマスクを導入して、半導体ウエハ上のこれら
の領域を保護することであり、そこでは、強くドープさ
れた短チャネルNMOS領域を形成するために、ウエハ
のドーピングの間、真性および長チャネルNMOS装置
およびPMOS装置が、別々に構成され、最適化される
であろう。この方法は、製造費用を増加させ得る。
ンチスルー保護、真性NMOS装置の低いしきい値電
圧、ならびに長チャネルNMOSおよびPMOS装置の
低い基板効果係数がすべて、このような装置を形成する
方法に付加的なステップまたはマスクを加えずに、達成
できる方法を有することが極めて望ましいであろう。
スルー保護を有する高度にドープされた短チャネルNM
OS装置、低いしきい値電圧を有する真性NMOS装
置、ならびに低い基板効果係数を有する長チャネルNM
OSおよびPMOS装置を含むMOS装置を、半導体ウ
エハ上にVLSI集積回路構造に形成するための改良さ
れた方法を提供することである。
れ以上の弱くドープされたP型領域を、その中にNMO
S装置を構成してもよい半導体ウエハに、かつ、1つま
たはそれ以上のNウェルを、PMOS装置が構成される
ことのできるウエハに与え、Nチャネル(NMOS)装
置のフィールド反転を妨げるために、ウエハを注入する
前にウエハにアイソレーション酸化物を形成し、長チャ
ネルPMOS装置が構成されるところ以外のウエハのN
型領域、長チャネルNMOS装置が構成されるウエハの
P型領域の一部、および真性NMOS装置が構成される
ウエハのP型領域の任意の一部をマスクし、深い注入を
短チャネルNMOS装置がパンチスルー保護を与えるた
めに組立てられるP型領域に与え、さらに、反対にドー
プされた注入を長チャネルPMOS装置が低いNタイプ
の背景濃度を与えるために構成されるN型領域に与える
のと同様に、単一の注入ステップで、その後ウエハを注
入し、フィールド注入をNMOS装置が構成される領域
に隣接してアイソレーション酸化物下に同時に与えるこ
とによって、パンチスルー保護を有する高度にドープさ
れた短チャネルNMOS装置、低いしきい値電圧を有す
る真性NMOS装置、ならびに低い基板効果係数を有す
る長チャネルNMOSおよびPMOS装置を含む、MO
S装置を半導体ウエハ上にVLSI集積回路に形成する
ための改良された方法を提供することである。
たはそれ以上の弱くドープされたP型領域を、その中に
NMOS装置が構成されてもよい半導体ウエハに、か
つ、1つまたはそれ以上のNウェルを、PMOS装置が
構成されることができるウエハに与え、Nチャネル(N
MOS)装置のフィールド反転を妨げるために、ウエハ
を注入する前にウエハにアイソレーション酸化物を形成
し、長チャネルPMOS装置が構成されるところ以外の
ウエハのN型領域、および長チャネルNMOS装置が構
成されるウエハのP型領域の一部をマスクし、かつ、真
性NMOS装置または短チャネルNMOS装置のいずれ
かが形成されるP型領域を任意にマスクオフし、それか
ら、深い注入を短チャネルNMOS装置がパンチスルー
保護を与えるために構成されるP型領域に任意に与え、
反対にドープされた注入を長チャネルPMOS装置が低
いN型背景濃度を与えるために構成されるN型領域に任
意に与え、かつ、深い注入を真性NMOS装置がそのよ
うな真性の装置のしきい値電圧を上昇させるために構成
されるP型領域に与える(一方、パンチスルーNMOS
装置が意図的に構成されるP型領域のそのような深い注
入が、任意にマスクオフされる)のと同様に、ウエハを
注入し、フィールド注入をNMOS装置が形成される領
域に隣接してアイソレーション酸化物下に同時に与え、
その後、真性NMOS装置が組立てられるウエハのP型
領域をマスクし、しきい値(VT )の調整を与えるため
にウエハを注入し、ウエハ上に構成されるべき短チャネ
ルおよび長チャネルNMOSおよびPMOS装置のしき
い値電圧を最適化することによって、パンチスルー保護
を有する高度にドープされた短チャネルNMOS装置、
低いしきい値電圧を有する真性NMOS装置、ならびに
低い基板効果係数を有する長チャネルNMOSおよびP
MOS装置を含むMOS装置を、半導体ウエハ上にVL
SI集積回路構造に形成するための改良された方法を提
供することである。
雑にし、かつ、その方法の費用を増すであろう付加的な
ステップおよび付加的なマスクを必要とせずに、最適化
された真性、短チャネルおよび長チャネルNMOS装置
を、PMOS装置と同様、シリコンウエハのような半導
体ウエハ上にVLSI構造に構成するための改良された
方法を含む。
ことによって、ここでは、そのチャネル領域が、浅いし
きい値電圧(VT )調整注入を与えられていないMOS
装置(通例NMOS装置)を意味する。真性MOS装置
は、幾何学上、長チャネルまたは短チャネルのいずれで
あってもよい。
通例、そのチャネル長が、しきい値電圧がチャネル長と
無関係になるのに十分な最短長であるMOS装置のこと
を述べる。「短チャネルMOS装置」という用語は反対
に、そのチャネルが、その装置がVT ロールオフおよび
パンチスルー効果を示すのに十分短いMOS装置のこと
を述べる。ここに使用されるように、「長チャネルMO
S装置」および「短チャネルMOS装置」という用語は
いずれも、上に定義される「真性MOS装置」とは反対
に、しきい値調整注入を与えられているMOS装置のこ
とを述べるために理解されるであろう。
うに、この発明の方法は、Nウェルが弱くドープされた
P型半導体ウエハに形成されているVLSI集積回路構
造の構成、または、この場合P型またはN型のどちらで
もよく、どの場合でも、限定的ではなく例示的にシリコ
ン基板として以下に述べられるであろう半導体ウエハに
形成される、軽くドープされたPウェルを、Nウェルと
同様に含む「ツインタブ」集積回路構造のために使用さ
れてもよい。
10は、弱くドープされたP型シリコン基板2に形成さ
れている。Nウェル10は、約8×1015から約5×1
017原子/cm3 、好ましくは約5×1016原子/cm
3 の範囲であってもよい、リンまたはヒ素のようなN型
ドーパントのドーピング濃度を有する。リンは、好まし
いN型ドーパントであり、約1から約5ミクロンの範囲
の深さにわたる深いNウェルを与える。
ント濃度は、約6×1014から約4×1015原子/cm
3 、好ましくは約6×1014から約2×1015原子/c
m3の範囲であってもよい。P型ドーパントは、通例硼
素を含み、弱いP型ドーパント濃度レベルを、そのチャ
ネル領域がさらにドープされない真性NMOS装置の形
成に関する本質的にドープされた基板としてここで述べ
られるであろうシリコン基板2に与える。
にわたって形成されるのが示され、ここではMOS装置
が、そのようなMOS装置の間にアイソレーション酸化
物の形成を許容するように形成されるであろう。図1A
に示されるマスクは、第1の酸化物層20上に形成され
る窒化物マスク層24を含む。窒化物マスク層24は、
基板2上に直接形成されてよいが、窒化物マスク層24
およびシリコン基板2の間に中間酸化物層20を形成す
ることが好ましい。図1Aおよび1Bにおいて、酸化物
層20はパターニングされたようには示されない。しか
し、アイソレーション酸化物が、(図2に示されるよう
にフィールド酸化物として成長させられるよりむしろ)
シリコン基板2のスロットまたはトレンチに形成される
とき、酸化物層20も窒化物マスク層24と同じ構成で
パターニングされるであろうことが理解されるであろ
う。
用されることができる代替の構造を示し、ここではPウ
ェル14も、シリコン基板2′に形成される。Pウェル
14は、約6×1014から約4×1015原子/cm3 、
しかし好ましくは約2×1015から約4×1015原子/
cm3 の範囲であってもよい、硼素のようなP型ドーパ
ントの弱くドープされたP型ドーパント濃度を与えるよ
うにドープされる。NウェルおよびPウェルの両方が存
在するために「ツインタブ」構造として時々参照される
この型の構造は、PMOS装置を構成するのに使用され
るNウェルのN型ドーパント、およびNMOS装置を構
成するのに使用されるPウェルのP型ドーパントの両方
のドーパント濃度に対する、より大きい制御のために好
ましい。この構造はまた、長チャネルNMOS装置のた
めのPウェルのP型ドーパント濃度の、たとえば、最適
化も、弱くドープされたPウェルのP型ドーピングの相
対的に低いレベルのために真性NMOS装置に悪影響を
与えずに許容する。
が、図1Aの構造におけるように、単一のウェルのみ、
たとえばNウェルが使用されるとき、ウエハのドーパン
ト濃度を与えるために使用されると、シリコンインゴッ
トの製作者によって与えられる最初のドーパント濃度
が、その中、すなわちウェルの外側に構成される能動素
子のための正しいドーパントレベル、たとえば、P型ド
ーパントの濃度を与えるために依拠されなければならな
い。
NウェルおよびPウェルの両方の使用は、Nウェルおよ
びPウェルの両方におけるドーパントレベルのより正確
な制御がこれによって許容されるため、好ましい。しか
し、単純化のために、この方法の残りは、弱くドープさ
れたP型シリコンウエハに形成されるNウェルという1
つの型のウェルのみを有するシリコンウエハに関して説
明され、この方法は、そのような構造、または図1Bに
示されるようなPウェルのドーピング濃度が、図1Aの
P型基板のドーパントレベル、すなわち、真性MOS装
置として参照されるNMOSトランジスタの構成を許容
するのに十分弱いドーパントレベルに近い、Nウェルお
よびPウェルの両方を有するシリコンウエハのいずれに
おいても等しい応用を含むことが理解される。
よび上に構成されるMOS装置の中間に形成されるアイ
ソレーションフィールド酸化物は、基板2のスロットま
たはグルーブをエッチングし、その後、これらのスロッ
トまたはグルーブを酸化物で充填することによって形成
されてもよい。代替的に、図2に示されるように、アイ
ソレーションフィールド酸化物30は、シリコン基板2
の表面中および上に、たとえば、基板2のマスクされな
いシリコン面をドライ酸素または蒸気に露呈し、約30
00から約6000オングストロームの範囲の厚さを有
するフィールド酸化物を形成することによって、成長さ
れてもよい。
2に示されるこのようなアイソレーション酸化物の形成
はそれ自体新しいものではないが、この発明に従って、
この酸化物の形成ステップは、フィールドの注入ステッ
プの前に実行される。従来、シリコン基板が、フィール
ド酸化物の成長に先立ってまずドープされ、それによっ
てフィールド酸化物の注入が、酸化物が1つまたはそれ
以上のNMOS装置に隣接して成長する基板領域に与え
られ、P型ドーパントの注入がフィールド酸化物下に与
えられる。このフィールド酸化物注入のドーピングによ
って、NMOS装置のソースおよびドレイン領域に隣接
してアイソレーション酸化物下の基板で起こり得るフィ
ールド反転現象が妨げられる。
ド酸化物30の形成後、この構造は、フォトレジストマ
スク40のような材料で、選択的にマスクされる。図3
および4に示されるフォトレジストマスク40は、活性
領域50d(すなわち、そこでPMOS短チャネル装置
が形成される)からなるNウェル10の領域を、Nウェ
ル10上のフィールド酸化物領域30と同様おおう。長
チャネル装置が形成されるであろうNウェル10の活性
領域50eは、マスク40の開口44を介して注入のた
めに開かれる。マスク40のマスク部分40aおよび4
0bは、真性NMOS装置、および長チャネルNMOS
装置がそれぞれ形成されるであろう、酸化物30によっ
ておおわれない基板2の活性領域50aおよび50b部
分をおおう。
約1.5から2ミクロンの厚さに形成され、図3にも示
されるように、実行される選択的注入の浸透を妨げる。
成されるであろう基板2のある部分において選択的に実
行される深い硼素注入を含む。この注入は、三重にする
目的で実行される。
0cの活性領域に隣接するフィールド酸化物30を介し
て実行され、そこでNMOS装置は強い硼素濃度、すな
わち図3の60に示されるフィールド酸化物下のP+ド
ーパント濃度を与えるように形成され、それによって、
NMOS装置に隣接する酸化物30下の基板2における
フィールド反転が妨げられ、すなわち前述のフィールド
注入が与えられる。したがって、別のフィールド注入は
必要とされない。
に、基板2の領域50cに、深い硼素注入を与えるよう
に実行され、そこで短チャネルNMOS装置は、それに
よって短チャネルNMOS装置をパンチスルー保護に関
して最適化するよう構成される。
に、逆にドープされた注入を与えるように実行され、そ
こで長チャネルPMOS装置は、より低いN型背景濃度
を与えるように構成される。
分、すなわち、Nウェル部分(長チャネルPMOS活性
領域50eを除く)を、硼素イオンがN型領域の基板2
に浸透するのを妨げる深い硼素注入の間保護する。同時
に、真性NMOS装置および長チャネルNMOS装置が
それぞれ形成されるP型領域50aおよび50b上にそ
れぞれ形成されるマスク部分40aおよび40bは、さ
もなければこのような装置のしきい値電圧を過度に上昇
させ、少なくとも長チャネルNMOS装置の場合におい
て、その結果、長チャネルトランジスタの望ましくない
高い基板係数が生じるであろう硼素注入を注入されるこ
とから、領域50aおよび50bを保護する。
装置が形成されるべきチャネル領域は、深い硼素注入の
間マスクされてはいけないことに注目すべきである。こ
の結果、しきい値電圧VT を有する真性NMOSトラン
ジスタは、たとえば標準5ボルトの電源が使用されると
き、約0.1ボルトの正常な真性NMOSしきい値電圧
および約0.7ボルトの正常な長チャネルNMOSしき
い値電圧の間の値になるであろう。このような修正され
た真性NMOS装置は、このような中間のしきい値電圧
が望ましいところで役立つであろう。
チャネルNMOSトランジスタの望ましいまたは必要な
属性ではない場合、すなわち短チャネルNMOS装置が
デプレーション装置として使用されるとき、短チャネル
NMOS装置のチャネル領域に深い注入を与えることが
望ましくない応用もある。このような場合、マスク40
部分がこのような短チャネルNMOS装置が形成される
べき活性領域上に同様に形成されるであろう。
から約200keVのエネルギーレベルで実行され、約
5×1015から約2×1017硼素原子/cm3 の硼素ド
ーパント濃度を与えるため、短チャネルNMOS領域5
0cにおいて約0.3から約0.5ミクロンの範囲の深
さレベルで、注入されている基板2部分に、約1.2×
1012から約5×1013硼素原子/cm2 の範囲のドー
パント適用量を与える。このエネルギーレベルは、望ま
れる注入の深さを短チャネルNMOS領域50cおよび
長チャネルPMOS領域50eに与え、上述のパンチス
ルー保護および望まれる背景濃度をそれぞれ与えるのに
十分であるのみならず、3000から6000オングス
トロームの厚さのフィールド酸化物を浸透し、望まれる
フィールド反転保護(フィールド注入)ドーピングを、
基板2のNMOS領域におけるフィールド酸化物部分の
真下に、マスク40aおよび40bを含むフォトレジス
トマスク層40を浸透せずに、与えるのにも十分であろ
う。
置が組立てられるNウェル10の活性領域50e、より
特定的には、このような長チャネルPMOS装置のチャ
ネル領域におけるN型ドーパントの濃度は、約1×10
15から約1×1017原子/cm3 の範囲であり、好まし
くは約1×1016原子/cm3 であろう。
明の方法に従って、マスク40aおよび40bは、長さ
および幅の両方において、フィールド酸化物30によっ
て覆われていないウエハ領域50aおよび50bのそれ
ぞれの長さおよび幅よりも計画的に小さくされる。これ
は、マスク40aおよび40bが、真性か、長チャネル
か、または短チャネルかを問わず、すべてのNMOS装
置が必要とするフィールド反転保護を与える。領域50
aおよび50bに構成されるNMOSトランジスタの全
面を覆うフィールド酸化物30の下への基板領域のフィ
ールド注入ドーピングを妨げないことを保証する。
44は、小型であり、その結果、長チャネルPMOS装
置のチャネル領域(すなわち、長チャネルPMOS装置
のチャネル部分によって占められるであろう領域を表わ
す活性領域50eの点線の間の領域)の逆ドーピング
が、フィールドドーピングがN型ドーパントのより高い
レベルでなければならないため、フィールド酸化物部分
30に隣接するNウェルドーピングを妨げないであろう
ことも、注目される。
のそれぞれの幅は、図4の点線70に示されるチャネル
よりも広く、結局、基板2の領域50aおよび50bの
中央部分上に形成されるそれぞれのゲート電極の下に形
成されるであろうことが注目されるであろう。
れぞれの長さおよび幅に関して小型化されたマスク40
aおよび40bを作ることによって、隣接するフィール
ド酸化物30下のフィールド注入が保証される。一方、
領域50aおよび50bに構成される真性および長チャ
ネルNMOSトランジスタのために形成される次のチャ
ネルに関して大型化されたマスク40aおよび40bを
作ることによって、すなわち、このようなトランジスタ
のためのチャネル領域がマスク40aおよび40bによ
ってそれぞれ、深い硼素注入ステップの間遮蔽されるた
め、これらのトランジスタの低いしきい値電圧および低
い基板効果係数が保証される。類似の結果が、小型化さ
れたマスク開口44を活性領域50e上に使用すること
によって得られる。
が示され、基板のP型領域およびN型領域の両方に構成
される長チャネルMOS装置のしきい値電圧VT は、図
3および4の深い硼素注入ステップ後、および領域50
aから50eのような基板の露出した領域におけるゲー
ト酸化物層の成長の前または後のいずれかに、NMOS
真性トランジスタがフォトレジストマスク80とともに
構成され、マスクされない基板領域、すなわち50bか
ら50eを、硼素のようなP型ドーパントでドープする
マスク領域50aによって最適化されてもよい。
MOSトランジスタのチャネル領域におけるP型ドーパ
ントレベルを上げ(かつ長チャネルPMOS装置のチャ
ネル領域におけるN型ノードを効果的に下げ)、たとえ
ばNMOS長チャネル装置の場合において、(典型的な
5ボルト電源が使用されると)約0.1ボルトの真性し
きい値電圧VT レベルから、約0.5から約0.9ボル
トの調整されたしきい値電圧レベルにまで、好ましくは
約0.6ボルトから約0.8ボルトの調整されたしきい
値電圧に、典型的には短チャネル装置のしきい値電圧
(VT )に一致する約0.7ボルトにまでしきい値電圧
を上昇させるように構成される。相応じて、PMOS装
置のしきい値電圧は、およそ同じ量降下させられる。た
とえば、VT 調整ドーピング前の−1.3ボルトから、
約−0.5から約−0.9ボルトの調整されたしきい値
電圧レベルに、好ましくは約−0.6ボルトから約−
0.8ボルトの調整されたしきい値電圧レベルに、典型
的には−0.7ボルトの調整されたしきい値電圧VT に
降下させられる。むろん、このように列挙された調整さ
れたしきい値電圧は、標準5ボルトの電源の使用に基づ
くものであり、他の電源が使用されるとき、実際の調整
されたしきい値電圧は変化するが、その変化は5ボルト
電源の場合列挙されたものと同等であろう。すなわち、
より高い電圧電源が使用されると増大し、より低い電圧
電源が使用されると下降するであろう。
分、たとえば約5×1011から約5×1012硼素原子/
cm2 の硼素適用量を有する領域50bから50eをド
ープすることによって達成され、表面硼素VT 調整ドー
ピングを約3000オングストロームより深くない深さ
に与える。この注入は深い注入ではないので、たとえば
約15から35keVのエネルギーレベルが、ドーパン
ト源として硼素を使用して使用されてもよく、または、
BF2 のような硼素源が使用されると、約30から60
keVのエネルギーレベルが使用されてもよい。
ネル領域に与えることのみを意図されているので、マス
ク80は、図3および4に示されるマスク40aのよう
な小型化されたマスクを含む必要がないことにも注目す
べきである。
リコン基板2に構成される真性、長チャネル、および短
チャネルMOS装置をそれぞれ最適化するこれらの注入
ステップの後、MOS装置はそれぞれ、従来の過程によ
ってそこに形成されてもよい。すなわち、MOSトラン
ジスタは、たとえば、シリコンウエハを洗浄する従来の
処理ステップ、洗浄されたシリコンを酸化させてゲート
酸化物を形成し、ポリシリコン層を堆積させ、ドープ
し、パターニングして、ポリシリコンゲート電極を形成
し、それぞれのトランジスタのソースおよびドレイン領
域をドープし、それぞれのソースおよびドレイン領域へ
ゲート電極と同様コンタクトを形成することによって、
形成されてもよい。
MOSトランジスタが形成されるフィールド酸化物の中
間の基板の露出領域上にゲート酸化物を形成するステッ
プの前後に行なわれてもよい。アニールステップは説明
されていないが、ゲート酸化、ポリシリコンゲート電極
形成、ならびにソースおよびドレイン形成のような次の
処理ステップが、前述の深い硼素注入およびVT 調整注
入のための十分なアニールを与えるであろうことが当業
者には理解されるであろう。
S装置のために必要とされるフィールド酸化物下にフィ
ールドドーピングを与える間、短チャネルNMOSトラ
ンジスタに必要とされる望まれるパンチスルー保護を与
えるためにそれぞれ最適化される真性、長チャネル、お
よび短チャネルNMOSトランジスタが、PMOSトラ
ンジスタと同様形成されてもよい方法を、低い基板効果
係数のため真性および長チャネルMOS装置の両方によ
って必要とされる低いしきい値電圧に妥協せずに、か
つ、潜在的に歩留まりを低下させるのと同様処理費用を
増すであろう付加的マスクおよび付加的処理を必要とせ
ずに与える。
表面に形成され、ウエハ表面内に/上に、局所のアイソ
レーションの形成を許容する酸化物/窒化物アイソレー
ション酸化物マスクを有する弱くドープされたP型半導
体ウエハの断片的側面断面図である。図1Bは、その中
に形成されるNウェルおよびPウェルならびに表面に形
成され、ウエハ表面内に/上に、局所のアイソレーショ
ン酸化物の形成を許容する酸化物/窒化物アイソレーシ
ョン酸化物マスクを有するP型半導体ウエハの断片的側
面断面図である。
半導体ウエハ上に成長された局所フィールド酸化物を示
す断片的側面断面図である。
MOS領域の逆にドープされた注入を与えるのと同様、
パンチスルーからの保護を与えるために短チャネルNM
OS領域の深い注入を与える一方、P型領域のフィール
ド酸化物下にフィールド注入を同時に与えるためにドー
プされるマスクされた半導体ウエハを示す断片的側面断
面図である。
のマスクの位置を示す、図3に示される構造の断面的上
面図である。
よび短チャネルNMOSおよびPMOS装置のしきい値
電圧(VT )を最適化するために調整注入を与えるステ
ップを示す断片的側面断面図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 MOSトランジスタを、少なくとも1つ
のNウェル領域を含む半導体ウエハ上にVLSI構造に
形成するための改良された方法であって、この改良は、 a)前記ウエハの表面にアイソレーション酸化物領域を
形成するステップと、 b)1)長チャネルPMOS装置のチャネル部分が形成
されるところ以外のウエハの前記少なくとも1つのNウ
ェル領域、および 2)真性NMOS装置および長チャネルNMOS装置の
チャネル部分が形成されるウエハ領域をマスクするステ
ップと、 c)前記ウエハの少なくとも1つのマスクされない領域
に、パンチスルー保護を前記マスクされない領域に後に
形成される短チャネルNMOS装置に与えるのに十分な
濃度および深さで、かつ、前記アイソレーション酸化物
のマスクされない部分に浸透し前記アイソレーション酸
化物領域の間に、その後で構成されるNMOS装置に隣
接するフィールド反転を妨げるであろう前記アイソレー
ション酸化物領域下に硼素ドーパントを与えるのに十分
なエネルギーで、硼素を注入するステップとを、 含む方法。 - 【請求項2】 この方法の前記改良は、少なくとも前記
半導体ウエハ部分に、前記ウエハをさらにドープせず
に、真性NMOS装置の構成を可能にするP型ドーパン
ト濃度を与える付加的なステップをさらに含む、請求項
1に記載の改良された方法。 - 【請求項3】 前記ウエハ部分に、さらにドープせずに
真性NMOS装置の構成を可能にするP型ドーピング濃
度を与える前記ステップは、約6×1014から約4×1
015原子/cm3の範囲のP型ドーパント濃度を有して
前記ウエハにP型ドーパント領域を与えるステップを含
む、請求項2に記載の改良された方法。 - 【請求項4】 前記P型ドーピング濃度を与えるステッ
プは、約6×1014から約2×1015原子/cm3のP
型ドーパント濃度を有するP型半導体ウエハを設けて、
前記ウエハをさらにドープせずに、その中に、約0.1
ボルトのしきい値電圧VT を有する真性NMOS装置の
構成を可能にするステップからなる、請求項3に記載の
改良された方法。 - 【請求項5】 前記P型ドーピング濃度を与えるステッ
プは、前記半導体ウエハに、約2×1015から約4×1
015原子/cm3のP型ドーパント濃度をその中に有す
る少なくとも1つのPウェルを設けて、前記ウエハをさ
らにドープせずに、前記少なくとも1つのPウェルに、
約0.1ボルトのしきい値電圧VTを有する真性NMO
S装置の構成を可能にするステップを含む、請求項3に
記載の改良された方法。 - 【請求項6】 前記アイソレーション酸化物領域の間の
前記ウエハの領域をマスクする前記ステップは、小型化
されたマスクを使用して、真性NMOS装置および長チ
ャンネルNMOS装置のチャネル部分が形成されるであ
ろうアイソレーション酸化物領域の間の前記ウエハのP
型にドープされた領域を覆い、前記マスクが、前記P型
にドープされた領域に隣接する前記アイソレーション酸
化物領域下への前記ウエハの注入を妨げないことを保証
し、そのようなP型にドープされた領域にその後形成さ
れるNMOS装置によるフィールド反転の前記阻止を与
えるステップをさらに含む、請求項2に記載の改良され
た方法。 - 【請求項7】 前記ウエハの前記マスクされない領域に
硼素を注入する前記ステップは、前記アイソレーション
酸化物に浸透し、前記酸化物下に前記ウエハをドープ
し、前記NMOS装置によるフィールド反転の前記阻止
を与える、約100から約200keVのエネルギーレ
ベルの、深い硼素注入を含む、請求項6に記載の改良さ
れた方法。 - 【請求項8】 前記ウエハの前記マスクされない領域に
前記硼素を注入する前記ステップは、約1.2×1012
から約5×1013硼素原子/cm2の硼素ドーパント適
用量、および約0.3から約0.5ミクロンの深さレベ
ルで、短チャネルNMOS装置が形成されるであろう前
記アイソレーション酸化物領域間の前記ウエハのマスク
されない領域に、および長チャネルPMOS装置が形成
されるであろう前記Nウェルのマスクされない部分に、
前記ウエハをドープするステップからなる、請求項7に
記載の改良された方法。 - 【請求項9】 a)真性NMOS装置が構成される前
記ウエハのP型領域をマスクするステップと、 b)次いで、前記ウエハのマスクされない領域に構成さ
れるべき長チャネルMOS装置のしきい値電圧を、短チ
ャンネル装置のしきい値電圧と一致させるために、5ボ
ルト電源が使用されるとき、約0.6ボルトから0.8
ボルトに相当する範囲まで、前記ドープされた領域に構
成される長チャネルNMOS装置のしきい値電圧VTを
上昇させるのに十分な量のP型ドーパントを、前記ウエ
ハの前記マスクされない領域に注入することによって、
調整するステップとからなる、前記深い硼素注入後のし
きい値電圧VT調整注入をさらに含む、請求項8に記載
の方法。 - 【請求項10】 a)真性NMOS装置が構成される前
記ウエハのP型領域をマスクするステップと、 b)次いで、前記ウエハのマスクされない領域に構成さ
れるべき長チャネルMOS装置のしきい値電圧を、約5
×1011から約5×1012硼素原子/cm2の適用量
で、硼素を前記ウエハの前記マスクされない領域に注入
することによって、調整するステップとからなる、 前記深い硼素注入の後のしきい値VT調整注入をさらに
含む、請求項8に記載の方法。 - 【請求項11】 前記しきい値電圧VT調整注入は、硼
素表面ドーピング注入を、約3000オングストローム
より深くない深さまで、前記基板の前記マスクされない
領域に与える、請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 前記アイソレーション酸化物領域の間
の前記ウエハの領域をマスクする前記ステップは、パン
チスルー保護なしでデプレーション装置として機能する
であろう、少なくとも1つの短チャンネルNMOS装置
の形成を可能にするように、前記短チャンネルNMOS
装置が形成される少なくとも1つの領域をマスクするス
テップをさらに含む、請求項2に記載の改良された方
法。 - 【請求項13】 MOSトランジスタを、半導体ウエハ
上にVLSI構造に形成するための改良された方法であ
って、その改良は、 a)約6×1014から約4×1015原子/cm3の範囲
のP型ドーパント濃度を有し、前記ウエハをさらにドー
プせずに、前記P型領域に少なくとも1つの真性NMO
S装置の構成を可能にする少なくとも1つのP型領域お
よび前記ウエハに少なくとも1つのNウェルを有する、
半導体ウエハを与えるステップと、 b)アイソレーション酸化物領域を、前記ウエハの表面
に形成するステップと、 c)1)長チャネルPMOS装置のチャネル領域が形成
されるところ以外のウエハの前記少なくとも1つのNウ
ェル領域、および 2)真性NMOS装置および長チャネルNMOS装置の
チャネル部分が形成されるウエハ領域をマスクするステ
ップと、 d)約1.2×1012から約5×1013硼素原子/cm
2の範囲の適用量、および約0.3から0.5ミクロン
の深さで、前記マスクされない領域に後に形成される短
チャネルNMOS装置にパンチスルー保護を与えるた
め、かつ、約100から約200keVのエネルギーレ
ベルで、前記アイソレーション酸化物のマスクされない
部分に浸透し、前記アイソレーション酸化物領域の間に
その後で構成されるNMOS装置に隣接するフィールド
反転を妨げる前記アイソレーション酸化物領域下に硼素
ドーパントを与えるために、前記ウエハの少なくとも1
つのマスクされない領域に、単一の注入ステップで、硼
素を注入することによって深い硼素注入を行なうステッ
プと、 e)前記マスクを除去するステップと、 f)前記少なくとも1つの真性NMOS装置が構成され
る前記ウエハの少なくとも1つのP型領域をマスクする
ステップと、 g)前記ウエハのマスクされない領域に構成される長チ
ャネルMOS装置のしきい値電圧を、短チャネルNMO
SおよびPMOS装置のしきい値電圧とそれぞれ一致さ
せるように、長チャネルNMOS装置のしきい値電圧レ
ベルを上昇させ、長チャネルPMOS装置のしきい値電
圧を低下させるために、約5×10 11 か ら約5×10 12
硼素原子/cm 2 の適用量で、硼素を前記ウエハのマス
クされない領域に注入することによって調整するステッ
プとを、 含む、改良された方法。 - 【請求項14】 ゲート酸化物層は、前記深い硼素注入
マスクを除去するステップの後、かつ、前記しきい値V
T調整注入を行なうために、真性NMOS装置が構成さ
れる前記ウエハの前記P型領域をマスクする前記ステッ
プに先立って、前記アイソレーション酸化物領域の間の
前記ウエハの表面に形成される、請求項13に記載の改
良された方法。 - 【請求項15】 前記MOS装置は、ゲート電極を前記
ゲート酸化物上に形成し、かつソースおよびドレイン領
域を前記ゲート電極に隣接して前記ウエハに形成するス
テップによって、前記アイソレーション酸化物領域の間
の前記ウエハの前記領域に、その後形成される、請求項
14に記載の改良された方法。 - 【請求項16】 前記深い硼素注入ステップに先行し
て、前記アイソレーション酸化物を前記ウエハ上に形成
する前記ステップは、前記ウエハの前記表面上で、約3
000から約6000オングストロームの前記アイソレ
ーション酸化物を成長させるステップからなる、請求項
13に記載の改良された方法。 - 【請求項17】 前記半導体ウエハを与えるステップ
は、約6×1014から約2×1015原子/cm3のP型
ドーパント濃度を有するP型半導体ウエハを設けて、前
記ウエハをさらにドープせずに、その中に約0.1ボル
トのしきい値電圧VTを有する真性NMOS装置の構成
を可能にするステップからなる、請求項13に記載の改
良された方法。 - 【請求項18】 前記半導体ウエハを与えるステップ
は、少なくとも1つのPウェルを、その中に約2×10
15から約4×1015原子/cm3のP型ドーパント濃度
を有するようにP型半導体ウエハに設けて、前記ウエハ
をさらにドープせずに、前記少なくとも1つのPウェル
に約0.1ボルトのしきい値電圧VTを有する少なくと
も1つの真性NMOS装置の構成を可能にするステップ
からなる、請求項13に記載の改良された方法。 - 【請求項19】 MOSトランジスタを、半導体ウエハ
上にVLSI構造に形成するための改良された方法であ
って、その改良は、 a) 約2×1015から約4×1015原子/cm3の範
囲のP型ドーパント濃度を有する少なくとも1つのP型
領域ウェルを有する半導体ウエハを設け、前記ウエハお
よび前記ウエハの少なくとも1つのNウェルをさらにド
ープせずに、前記P型領域に少なくとも1つの真性NM
OS装置の構成を可能にするステップと、 b) 約3000から約6000オングストロームのア
イソレーション酸化物を、アイソレーション酸化物領域
を形成する前記ウエハの表面に成長させるステップと、 c) 1) 長チャネルPMOS装置のチャネル部分が
形成されるところ以外のウエハの前記少なくとも1つの
Nウェル領域と前記少なくとも1つのNウェル領域に形
成されたアイソレーション酸化物領域、および 2) 真性のNMOS装置のチャネル部分および長チャ
ネルNMOS装置が形成されるウエハ領域に、 前記アイソレーション酸化物領域用のマスクを形成する
ステップと、 d) 約1.2×1012から約5×1013硼素原子/c
m2の範囲の適用量レベル、および約0.3から約0.
5ミクロンの深さで、前記マスクされない領域に後に形
成される少なくとも1つの短チャネルNMOS装置にパ
ンチスルー保護を与えるため、かつ、約100から約2
00keVのエネルギーレベルで、前記アイソレーショ
ン酸化物のマスクされない部分に浸透し、前記アイソレ
ーション酸化物領域の間にその後で構成されるNMOS
装置に隣接するフィールド反転を妨げる前記アイソレー
ション酸化物領域の下に、硼素ドーパントのフィールド
注入を与えるために、前記ウエハの少なくとも1つのマ
スクされない領域に、単一の注入ステップで、硼素を注
入することによって、深い硼素注入を行なうステップ
と、 e) 前記アイソレーション酸化物領域用のマスクを除
去するステップと、 f) 真性NMOS装置が構成される前記ウエハのP型
領域をマスクするステップと、 g) 次いで、前記ウエハのマスクされない領域に構成
される長チャネルMOS装置のしきい値電圧を、約5×
1011から約5×1012硼素原子/cm2のP型ドーパ
ントの適用量で、硼素表面注入を約3000オングスト
ロームより深くない深さに、前記基板の前記マスクされ
ない領域に与えるために、硼素を前記ウエハの前記マス
クされない領域に注入することによって、調節するステ
ップとを含み、 5ボルト電源が使用されるとき、前記ドープされた領域
に構成される長チャネルNMOS装置のしきい値電圧V
Tを約0.6ボルトから0.8ボルトに相当する範囲に
上昇させ、前記ドープされた領域に構成される長チャネ
ルPMOS装置のしきい値電圧VTを約−0.6ボルト
から−0.8ボルトに相当する範囲に下降させるため
の、改良された方法。
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