JP3194293B2 - 液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネルの製造方法

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JP3194293B2 JP15383492A JP15383492A JP3194293B2 JP 3194293 B2 JP3194293 B2 JP 3194293B2 JP 15383492 A JP15383492 A JP 15383492A JP 15383492 A JP15383492 A JP 15383492A JP 3194293 B2 JP3194293 B2 JP 3194293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポケットテレビ、壁掛け
テレビ、プロジェクションテレビ、ラップトップパソコ
ン、ゲーム機、等に持ちいられる液晶パネルなどの電極
パターンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より液晶パネルへの半導体あるいは
半導体部品の接続あるいは光センサーへの集積回路類の
接続、さらには各種回路基板への表面実装部品の接続な
どのように接続端子が相対峙して細かいピッチでならん
でいる場合の接続方法として、液晶パネルを駆動するI
Cの電極パッドと相対峙して形成された液晶パネル上の
電極パターンに上記ICの電極パッドをフェイスダウン
にて接続接合する方法が昨今とられるようになってき
た。かたや、液晶パネルは大きく分けてアクティブパネ
ルとパッシブパネルに分類することができる。アクティ
ブパネルにおいて金属製の薄膜パターンを形成し、この
後酸化絶縁膜を形成するために陽極酸化することが多々
ある。アクティブパネルにおいて上記するような液晶パ
ネルを駆動するICの電極パッドと相対峙して形成され
た液晶パネル上の電極パターンに上記ICの電極パッド
をフェイスダウンにて接続接合する場合、金属製の薄膜
パターンを形成し、この後酸化絶縁膜を形成するために
陽極酸化するために従来の液晶パネル電極構造において
はウエハガラス内に、ガラス基板部品の外側に専用の電
気導通ラインを形成する必要があった。
【0003】図4は従来の液晶パネルの電極構造の一例
の要部平面図である。図4において21は切断予定線、
22はウエハガラス、23は液晶パネルの内部の駆動配
線ラインにつながる電極パターン、24はICを駆動す
る信号を入力する電極パターンを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】まず、図4における従
来の液晶パネルの電極構造の形成方法の概略を示す。ま
ず、Ta等の金属薄膜がべた状にウエハガラス上に形成
される、次にその上にレジストが塗布されフォトプロセ
スによってレジストがパターニング化され、さらに次に
このレジストの形に従ってTa膜がエッチングされTa
薄膜による電極パターンが形成されることとなる。さら
に引き続いて、Taの電極パターンに直流電流が印加さ
れながらある種の酸に浸漬されTaの電極パターン上に
陽極酸化膜が形成される。図4においてはガラス基板部
品の間に2本の切断予定線があり、この2本の切断予定
線の間に1本の直線状の電極パターンが形成され、この
一本の直線状のTa線から枝状に液晶パネルの内部の駆
動配線ラインにつながる電極パターン23とICを駆動
する信号を入力する電極パターン24が派生してつなが
って伸びている。
【0005】図4より明らかなように、従来の液晶パネ
ルの電極構造には問題点がある。まず、1ウエハガラス
から複数のガラス基板部品を取る構成の液晶パネルウエ
ハガラスにおいては隣合うガラス基板部品同志間の切断
予定線が2本有り、この2本の切断予定線の間は、上記
するTa電極パターンの陽極酸化以外には用をなさず、
製品スペース上は何ら用をなさない。従って、この2本
の切断予定線の間の分だけ、1枚のウエハガラスからの
ガラス基板部品の取り個数が低減してしまうこととな
り、ガラス基板部品の製造コストが上昇してしまうこと
となる。あるいは、1枚のウエハガラスからのガラス基
板部品の取り個数を低減させないようにしようとする場
合、1枚のガラス基板部品のサイズ、ひいては液晶パネ
ルの画面サイズが低減してしまうこととなり、液晶パネ
ルの商品価値も低減することとなる。
【0006】さらに、1ウエハガラスから複数のガラス
基板部品を取る構成の液晶パネルウエハガラスにおいて
は隣合うガラス基板部品同志間の切断予定線が2本有
り、上述するようななるべく1枚のウエハガラスからの
ガラス基板部品の取り個数を減らさないようにしたり、
ガラス基板部品のサイズの減少をなるべく少なく押さえ
ようとすると、2本の切断予定線の間隔が必要以上に狭
くなり、個の部分のブレークが作業上きわめて難しくな
る。
【0007】さらに、1ウエハガラスから複数のガラス
基板部品を取る構成の液晶パネルウエハガラスにおいて
は隣合うガラス基板部品同志間の切断予定線が2本有
り、上述するようななるべく1枚のウエハガラスからの
ガラス基板部品の取り個数を減らさないようにしたうえ
で、ガラス基板部品のサイズの減少をある程度やむを得
ずとし、さらに画面サイズの減少を極力押さえようとす
ると、液晶パネルのシール部と実画面エリアとの距離が
極めて少なくなり、液晶パネル周辺部の液晶パネル画像
への悪影響が出てしまうこととなる。
【0008】そこで、本発明は従来のこのような欠点を
解決し液晶パネルのガラス基板部品のウエハガラスから
の取り個数の低減を押さえ、ガラス基板部品のサイズの
低減を押さえ、さらには液晶パネルの画質の低下をおさ
えることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶パネル
の製造方法は、一枚のウェハガラスに、液晶パネルを構
成する一方の基板の電極パターンを複数個分形成した
後、前記ウェハガラスを切断予定線にて分離して個々の
基板を形成する液晶パネルの製造方法において、前記電
極パターンは、前記切断予定線を挟んで、駆動配線ライ
ンにつながる所定のピッチで形成された複数の配線電極
からなる配線電極パターンと、外部からICを駆動する
信号が入力される複数の入力電極からなる入力電極パタ
ーンとが互いに対向して配置されるように各々複数設け
られるとともに、前記切断予定線を逐次横断する蛇行パ
ターンが設けられ、前記電極パターンを形成する工程に
おいては、前記蛇行パターンの一方の折り返し部は、前
記配線電極パターンの一つの配線電極内で折り返してな
り、前記蛇行パターンの他方の折り返し部は、前記配線
電極パターンの隣接する配線電極とを接続するように折
り返してなり、前記入力電極パターンの一つの入力電極
は、前記蛇行パターンの他方の折り返し部における複数
の折り返し部に接続されてなり、しかる後、前記切断予
定線にて、前記ウェハガラスを分離する工程を有するこ
とを特徴とする。
【0010】
【実施例】図1は、本発明における液晶パネルの電極構
造の平面図の一例を要部について示したものであり、図
1において1は切断予定線、2はウェハガラス、3は液
晶パネルの内部の駆動配線ラインにつながる電極パター
ン(配線電極パターン)、4はICを駆動する信号を入
力する電極パターン(入力電極パターン)、5は陽極酸
化用の電気的に導通可能な蛇行状の配線パターンを示
す。
【0011】また図2は図1の液晶パネルの電極構造の
ウエハガラスを切断予定線にて切断した物である。ま
ず、図1における従来の液晶パネルの電極構造の形成方
法の概略を示す。まず、Ta等の金属薄膜がべた状にウ
エハガラス上に形成される、次にその上にレジストが塗
布されフォトプロセスによってレジストがパターニング
化され、さらに次にこのレジストの形に従ってTa膜が
エッチングされTa薄膜による電極パターンが形成され
ることとなる。さらに引き続いて、Taの電極パターン
に直流電流が印加されながらある種の酸に浸漬されTa
の電極パターン上に陽極酸化膜が形成される。ウエハガ
ラス上の各電極パターンは電気的に導通可能なように形
成されていないと陽極酸化できない。本発明においては
陽極酸化するために、切断予定線を逐次横断するように
蛇行パターンが形成されている。この蛇行パターンの折
り返し部の方辺には各々液晶パネルの内部の駆動配線ラ
インにつながる電極パターンとピッチを合わせて接続さ
れている。また、蛇行パターンの折り返し部の他方の辺
にはICを駆動する信号を入力する電極パターンに一部
接続されており、ICを駆動する信号を入力する電極パ
ターンの配列ピッチは一般的には液晶パネルの内部の駆
動配線ラインにつながる電極パターンに比較して大き
く、蛇行パターンの折り返し部全てにこのICを駆動す
る信号を入力する電極パターンが接続されているわけで
はなく、また逆に、複数の蛇行パターンが一つのICを
駆動する信号を入力する電極パターンに接続されている
こともある。
【0012】本発明は以下に説明するようないくつかの
特徴を有する。まず、1ウエハガラスから複数のガラス
基板部品を取る構成の液晶パネルウエハガラスにおいて
は隣合うガラス基板部品同志間の切断予定線がたかだか
1本であり、この切断予定線のために無駄となる製品ス
ペース上は何らない。従って、1枚のウエハガラスから
のガラス基板部品の取り個数が大きくなり、ガラス基板
部品の製造コストを低減することが出来るものである。
あるいは、1枚のウエハガラスからのガラス基板部品の
取り個数を増大させないようにしようとする場合、1枚
のガラス基板部品のサイズ、ひいては液晶パネルの画面
サイズを大きくすることができることとなり、液晶パネ
ルの商品価値も増大することとなる。
【0013】さらに、1ウエハガラスから複数のガラス
基板部品を取る構成の液晶パネルウエハガラスにおいて
は隣合うガラス基板部品同志間の切断予定線がたかだか
1本であるためガラス基板部品をブレークして切断分離
する場合、切断予定線に筋目を入れ、作業上十分大きな
ガラス部品サイズをもってブレークするため、切断分離
の作業性は極めて向上し、作業コストを低減することが
出来るものである。
【0014】さらに、1ウエハガラスから複数のガラス
基板部品を取る構成の液晶パネルウエハガラスにおいて
は隣合うガラス基板部品同志間の切断予定線が1本有
り、上述するようななるべく1枚のウエハガラスからの
ガラス基板部品の取り個数を減らさないようにしたうえ
で、ガラス基板部品のサイズの減少を防ぎながら、さら
に画面サイズを大きくしようとしても、液晶パネルのシ
ール部と実画面エリアとの距離を十分取ることができ、
液晶パネル周辺部の液晶パネル画像への悪影響を防ぐこ
とが出来ることとなる。
【0015】このように、一本での切断予定線を切断分
離するまえは上述する蛇行パターンによって液晶パネル
の内部の駆動配線ラインにつながる電極パターンとIC
を駆動する信号を入力する電極パターンに接続されてお
り、それぞれ電気的に導通可能のパターンで接続されて
いるが、切断予定線を切断分離した後は図3に示すよう
に液晶パネルの内部の駆動配線ラインにつながる電極パ
ターンとICを駆動する信号を入力する電極パターンは
それぞれ分離され。図3に示すように一つ一つのICを
駆動する信号を入力する電極パターンの間には上述する
蛇行パターンのみが存在する部位もあるが、異方性導電
膜等で他の電気部品と接合する場合には十分絶縁を確保
できる距離がありICを駆動する信号を入力する電極パ
ターン同志のショートの可能性はない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、1枚のウ
エハガラスから複数のガラス基板部品を取るとき、ガラ
ス基板部品の取り個数を多くし、ガラス基板部品のサイ
ズを大きくし、ガラス基板部品からなる液晶パネルの画
像表示特性を低下させない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における要部平面図。
【図2】 本発明の実施例における切断分離後の状態を
示す要部平面図。
【図3】 従来の実施例における要部平面図。
【符号の説明】
1,21 切断予定線 2,22 ウエハガラス 3,23 液晶パネルの内部の駆動配線ラインにつな
がる電極パターン 4,24 ICを駆動する信号を入力する電極パター
ン 5 陽極酸化用の電気的に導通可能な蛇行状の
配線パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1345 G02F 1/1343 G02F 1/13 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚のウェハガラスに、液晶パネルを構
    成する一方の基板の電極パターンを複数個分形成した
    後、前記ウェハガラスを切断予定線にて分離して個々の
    基板を形成する液晶パネルの製造方法において、 前記電極パターンは、前記切断予定線を挟んで、駆動配
    線ラインにつながる所定のピッチで形成された複数の配
    線電極からなる配線電極パターンと、外部からICを駆
    動する信号が入力される複数の入力電極からなる入力電
    極パターンとが互いに対向して配置されるように各々複
    数設けられるとともに、前記切断予定線を逐次横断する
    蛇行パターンが設けられ、 前記電極パターンを形成する工程においては、前記蛇行
    パターンの一方の折り返し部は、前記配線電極パターン
    の一つの配線電極内で折り返してなり、前記蛇行パター
    ンの他方の折り返し部は、前記配線電極パターンの隣接
    する配線電極とを接続するように折り返してなり、前記
    入力電極パターンの一つの入力電極は、前記蛇行パター
    ンの他方の折り返し部における複数の折り返し部に接続
    されてなり、 しかる後、前記切断予定線にて、前記ウェハガラスを分
    離する工程を有することを特徴とする液晶パネルの製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1745917A1 (de) 2005-07-18 2007-01-24 Georg Fischer Wavin AG Elektroschweissmuffe und Verfahren zur Herstellung von Rohrleitungsverbindungen mit der Elektroschweissmuffe

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1745917A1 (de) 2005-07-18 2007-01-24 Georg Fischer Wavin AG Elektroschweissmuffe und Verfahren zur Herstellung von Rohrleitungsverbindungen mit der Elektroschweissmuffe

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