JP3193886B2 - Cdホルダー - Google Patents
CdホルダーInfo
- Publication number
- JP3193886B2 JP3193886B2 JP12617397A JP12617397A JP3193886B2 JP 3193886 B2 JP3193886 B2 JP 3193886B2 JP 12617397 A JP12617397 A JP 12617397A JP 12617397 A JP12617397 A JP 12617397A JP 3193886 B2 JP3193886 B2 JP 3193886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- holder
- front plate
- back plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直径12cmのコ
ンパクトディスク等、主として片手で取扱いが可能なデ
ィスク(以下「CD」と略称する。)を保護するための
CDホルダーに関し、特に、CDを容易に出し入れする
ことができるCDホルダーに関する。
ンパクトディスク等、主として片手で取扱いが可能なデ
ィスク(以下「CD」と略称する。)を保護するための
CDホルダーに関し、特に、CDを容易に出し入れする
ことができるCDホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】厚紙等によって長方形の背板と前板をそ
の3辺で閉じ、他の1辺に開閉可能な蓋板を設けて封筒
状に構成したCDホルダーが知られている。このCDホ
ルダーは、蓋板側の開口から背板と前板との間のポケッ
ト部にCDを収容することにより、郵送等に際してCD
を確実に保護することができる。
の3辺で閉じ、他の1辺に開閉可能な蓋板を設けて封筒
状に構成したCDホルダーが知られている。このCDホ
ルダーは、蓋板側の開口から背板と前板との間のポケッ
ト部にCDを収容することにより、郵送等に際してCD
を確実に保護することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、手指でCDを持つ際は、手指を大きく広げてCDの
外径を保持することから、CDを上記CDホルダーに収
容する際は、そのポケット部の奥までCDを押込む際
に、CDの盤面を上下に挟んで持ち直しをする必要があ
り、また、取り出す際は、逆に、CDの盤面を上下に挟
んで引出した後に持ち直しする必要があり、煩わしい動
作を余儀なくされていた。本発明の目的は、簡易な構成
によってCDを確実に保護するとともに、容易にCDの
出し入れができるCDホルダーを提供することにある。
に、手指でCDを持つ際は、手指を大きく広げてCDの
外径を保持することから、CDを上記CDホルダーに収
容する際は、そのポケット部の奥までCDを押込む際
に、CDの盤面を上下に挟んで持ち直しをする必要があ
り、また、取り出す際は、逆に、CDの盤面を上下に挟
んで引出した後に持ち直しする必要があり、煩わしい動
作を余儀なくされていた。本発明の目的は、簡易な構成
によってCDを確実に保護するとともに、容易にCDの
出し入れができるCDホルダーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、可撓性板材による
によるCDをコンパクトかつ確実に保持することを要旨
とし、その具体的な解決手段は次の通りである。
解決するためになされたものであり、可撓性板材による
によるCDをコンパクトかつ確実に保持することを要旨
とし、その具体的な解決手段は次の通りである。
【0005】すなわち、厚紙等の可撓性板材による背板
の片側に前板を重ねてCDの一部を収容するポケットを
形成し、このポケットの入口には上記前板の一部を切り
裂いて張出し部を形成し、かつ、CDをポケット内に押
さえる蓋板を背板から折曲げ可能に設け、前記前板と蓋
板を背板の対向辺に折返して形成し、その折線上に板厚
を逃げてCDの外径と同一寸法で折返すための逃げ穴を
形成したものである。
の片側に前板を重ねてCDの一部を収容するポケットを
形成し、このポケットの入口には上記前板の一部を切り
裂いて張出し部を形成し、かつ、CDをポケット内に押
さえる蓋板を背板から折曲げ可能に設け、前記前板と蓋
板を背板の対向辺に折返して形成し、その折線上に板厚
を逃げてCDの外径と同一寸法で折返すための逃げ穴を
形成したものである。
【0006】また、前記ポケットの開口をその両端によ
ってCDを位置決めする幅寸法に形成したものである。
ってCDを位置決めする幅寸法に形成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明のCDホルダーの平
面図である。CDホルダー1は、厚紙等の可撓性板材に
よる長方形の背板2と、この背板2から前板3を折返
し、その開口側を延長した略中央に舌状の張出し部4を
形成しつつ周縁部3aを残し、この周縁部3aを背板2
に固定し、張出し部4を支える基部5と背板2とによっ
て形成されるポケットにCD6の一部を収容した時に、
CD6の外周の反対側を押える位置に蓋板7を折曲げ可
能に設けて構成する。
面図である。CDホルダー1は、厚紙等の可撓性板材に
よる長方形の背板2と、この背板2から前板3を折返
し、その開口側を延長した略中央に舌状の張出し部4を
形成しつつ周縁部3aを残し、この周縁部3aを背板2
に固定し、張出し部4を支える基部5と背板2とによっ
て形成されるポケットにCD6の一部を収容した時に、
CD6の外周の反対側を押える位置に蓋板7を折曲げ可
能に設けて構成する。
【0008】図2は図1のCDホルダーの展開構成を示
す斜視図である。張出し部4は、前板3から延長してそ
の略中央部に形成した円弧状等の湾曲した断裂線8によ
ってその周縁部3aから画成し、自由端を形成する。断
裂線8は、張出し部4がCD6の一部のみを覆う大きさ
に形成する。この断裂線8がポケットの入口となり、そ
の両端部8a,8aをCD6の外周位置に合わせる。
す斜視図である。張出し部4は、前板3から延長してそ
の略中央部に形成した円弧状等の湾曲した断裂線8によ
ってその周縁部3aから画成し、自由端を形成する。断
裂線8は、張出し部4がCD6の一部のみを覆う大きさ
に形成する。この断裂線8がポケットの入口となり、そ
の両端部8a,8aをCD6の外周位置に合わせる。
【0009】前板3と蓋板7とを背板2の対向辺から折
返し、その折線10,11上にその板厚を逃げてCD6
の外径と同一寸法で折返すための逃げ穴12,12を形
成し、その前板3を折線10によって矢印Aから矢印B
まで折返し、接着剤を塗布した貼着部13,13を介し
て蓋板7の近傍で背板2と前板3とを固着する。
返し、その折線10,11上にその板厚を逃げてCD6
の外径と同一寸法で折返すための逃げ穴12,12を形
成し、その前板3を折線10によって矢印Aから矢印B
まで折返し、接着剤を塗布した貼着部13,13を介し
て蓋板7の近傍で背板2と前板3とを固着する。
【0010】図3は図1のCDホルダーの使用状態を示
す斜視図である。背板2を矢印C,C方向に曲げて反ら
せると、その反りに従って前板3から延びる周縁部3a
が曲げられる一方、前板3の張出し部4が原形を保って
背板2から浮き上がり、基部5と背板2の間に形成され
るポケットが開口する。
す斜視図である。背板2を矢印C,C方向に曲げて反ら
せると、その反りに従って前板3から延びる周縁部3a
が曲げられる一方、前板3の張出し部4が原形を保って
背板2から浮き上がり、基部5と背板2の間に形成され
るポケットが開口する。
【0011】したがって、前板3によるポケットに対
し、背板2と張出し部4をガイドとしてCD6をその外
径で保持したまま矢印E方向に挿し込むように収容する
ことができ、また、取出す際は、背板2の反りに従って
CD6が背板2から浮き上がったCD6をその外径で保
持することができるので、ハンドリングマシンによる場
合を含め、CDの取扱が容易となる。
し、背板2と張出し部4をガイドとしてCD6をその外
径で保持したまま矢印E方向に挿し込むように収容する
ことができ、また、取出す際は、背板2の反りに従って
CD6が背板2から浮き上がったCD6をその外径で保
持することができるので、ハンドリングマシンによる場
合を含め、CDの取扱が容易となる。
【0012】CD6をポケットに収容した時は、断裂線
8の両端部8a,8aによってCD6が位置決めされ、
蓋板7と前板3との協調動作によりポケット内のCD6
を拘束する。また、折線上の逃げ穴12,12により、
対辺間距離が最小限度の寸法でCDホルダー1を構成す
ることができ、かつ、CD6が位置決めされ、CD6が
遊動することのない確実な保護が可能となる。
8の両端部8a,8aによってCD6が位置決めされ、
蓋板7と前板3との協調動作によりポケット内のCD6
を拘束する。また、折線上の逃げ穴12,12により、
対辺間距離が最小限度の寸法でCDホルダー1を構成す
ることができ、かつ、CD6が位置決めされ、CD6が
遊動することのない確実な保護が可能となる。
【0013】このように、本発明のCDホルダーは、簡
易な構成によってCDの取扱性を向上することができ、
また、最小限度の寸法によりCDを確実に保護できるこ
とから郵送用としても最適である。
易な構成によってCDの取扱性を向上することができ、
また、最小限度の寸法によりCDを確実に保護できるこ
とから郵送用としても最適である。
【0014】上記において、背板の片面に前板によって
ポケットを形成し、この前板から張出し部を延ばし、蓋
板を設けた場合においても、前板によるポケット、張出
し部、蓋板は前記同様の作用をなすことから、CDを容
易に出し入れすることができ、また、ポケットに保持し
たCD6を拘束し、CD6を確実に保護することができ
る。
ポケットを形成し、この前板から張出し部を延ばし、蓋
板を設けた場合においても、前板によるポケット、張出
し部、蓋板は前記同様の作用をなすことから、CDを容
易に出し入れすることができ、また、ポケットに保持し
たCD6を拘束し、CD6を確実に保護することができ
る。
【0015】さらに、上記前板によるポケットの開口を
その両端によってCDを位置決めする幅寸法に形成した
場合も前記同様の効果をなすことが明らかなので、その
詳細の説明を省略する。
その両端によってCDを位置決めする幅寸法に形成した
場合も前記同様の効果をなすことが明らかなので、その
詳細の説明を省略する。
【0016】
【発明の効果】本発明のCDホルダーは、厚紙等の可撓
性板材による背板の片側に前板を重ねてCDの一部を収
容するポケットを形成し、このポケットの入口には上記
前板の一部を切り裂いて張出し部を形成し、かつ、CD
をポケット内に押さえる蓋板を背板から折曲げ可能に設
け、前記前板と蓋板を背板の対向辺に折返して形成し、
その折線上に板厚を逃げてCDの外径と同一寸法で折返
すための逃げ穴を形成したから、蓋体を折り返すことに
よって、ポケットに保持したCDを拘束し、確実に保護
することができる。このように本発明は簡易な構成によ
ってCDを遊動する事がない状態で確実に保護できると
共に、最小限度の寸法でCDホルダーを形成することが
できる。
性板材による背板の片側に前板を重ねてCDの一部を収
容するポケットを形成し、このポケットの入口には上記
前板の一部を切り裂いて張出し部を形成し、かつ、CD
をポケット内に押さえる蓋板を背板から折曲げ可能に設
け、前記前板と蓋板を背板の対向辺に折返して形成し、
その折線上に板厚を逃げてCDの外径と同一寸法で折返
すための逃げ穴を形成したから、蓋体を折り返すことに
よって、ポケットに保持したCDを拘束し、確実に保護
することができる。このように本発明は簡易な構成によ
ってCDを遊動する事がない状態で確実に保護できると
共に、最小限度の寸法でCDホルダーを形成することが
できる。
【0017】また、前記ポケットの開口をその両端によ
ってCDを位置決めする幅寸法に形成した場合は、CD
の保持がさらに確実となるのである。
ってCDを位置決めする幅寸法に形成した場合は、CD
の保持がさらに確実となるのである。
【図1】本発明のCDホルダーの平面図
【図2】図1のCDホルダーの展開構成を示す斜視図
【図3】図1のCDホルダーの使用状態を示す斜視図
1 CDホルダー 2 背板 3 前板(ポケット) 3a 周縁部 4 張出し部 5 基部 6 CD 7 蓋板 8 断裂線 8a 端部 10 折線 11 折線 12 逃げ穴 13 貼着部 C 曲げ方向
Claims (2)
- 【請求項1】 厚紙等の可撓性板材による背板の片側に
前板を重ねてCDの一部を収容するポケットを形成し、
このポケットの入口には上記前板の一部を切り裂いて張
出し部を形成し、かつ、CDをポケット内に押さえる蓋
板を背板から折曲げ可能に設け、前記前板と蓋板を背板
の対向辺に折返して形成し、その折線上に板厚を逃げて
CDの外径と同一寸法で折返すための逃げ穴を形成した
CDホルダー。 - 【請求項2】 前記ポケットの開口をその両端によって
CDを位置決めする幅寸法に形成したことを特徴とする
請求項1記載のCDホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12617397A JP3193886B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | Cdホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12617397A JP3193886B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | Cdホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10287383A JPH10287383A (ja) | 1998-10-27 |
JP3193886B2 true JP3193886B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=14928495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12617397A Expired - Lifetime JP3193886B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | Cdホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193886B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007099361A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Toppan Printing Co Ltd | ディスク収納体 |
KR100912189B1 (ko) * | 2007-10-29 | 2009-08-14 | 계영진 | 디스크 보관용 케이스 |
-
1997
- 1997-04-09 JP JP12617397A patent/JP3193886B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10287383A (ja) | 1998-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001107 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010514 |