JP3193770U - 横笛 - Google Patents
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Abstract
【課題】本来の音色に「さわり」をつけることができる横笛を提供する。【解決手段】歌口1と管頭2の間にある管頭内空間3に、共鳴板5と振り子6からなる波動増幅器を配設する。すべての音域において、横笛本来の音色に「さわり」をつけることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、本来の音色に「さわり」がつく横笛に関する。
従来の横笛は、歌口と手穴だけで作られており(例えば、特許文献1参照)、管内気柱の波動を増幅させる機能がない。
図2に示す従来の横笛を例にして、そのつくりを説明する。図2において、1は息を入れる歌口のための穴であり、2は管頭である。歌口と管頭との間は、横笛のバランスをとるために設けられており、そこにできる管頭内空間3には木片、和紙、粘土、石膏、蜜蝋等が詰められている。
従来の横笛のつくりでは、管内気柱の波動を増幅させる機能がないために、横笛本来の音色に「さわり」がつかないという欠点がある。
本考案は、従来の横笛が有している課題を解決するものであり、すべての音域において本来の音色に「さわり」がつく横笛を提供することを目的とする。
本考案は、歌口1と管頭2の間にある管頭内空間3に、共鳴板5と振り子6からなる波動増幅器を配設したことを特徴とする横笛であり、かかる横笛を提供することにより上記目的を達成し得る。
本明細書において波動増幅器とは、共鳴板5と振り子6を具備した管頭内空間3である。共鳴板とは、薄い板状のものであり、振り子は、極細い棒の先に重りをつけたものであり、その根元は共鳴板に固定されている。
本考案における作用は、共鳴板を歌口と管頭との間に配設し、振り子をその共鳴板に固定することによって、歌口から吹き入れた息の僅かな振動が共鳴板を刺激して振り子に伝わり、振り子によって増幅された波動が管全体を大きく振動させることにより、管内気柱の空気振動を強めて、横笛本来の音色に「さわり」をつけることが可能になる。
本考案の横笛によれば、すべての音域において、「さわり」のついた音色を発することができる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図3は、それぞれ本考案の実施の一形態を示す。これらの横笛は篠笛(七孔)であって、管頭内空間に、それぞれ共鳴板1枚と振り子1個を有する波動増幅器を配設している。
共鳴板5は、図1のように、歌口と管頭との間で、歌口近くに配設することもできるし、図3のように、管頭に配設することもできる。振り子6は、その根元を共鳴板の中央部分に固定するのが好ましい。図4〜図6に、振り子を共鳴板に固定した代表的な例を示す。
本考案の横笛の材料としては、竹、プラスチック、木、金属、ガラス、陶器など笛材質として使用できるものであれば特に限定されない。共鳴板の材料は、木に限らず、竹、プラスチック、金属、ガラス、ゴムなどであってもよい。振り子の材料は、竹に限らず、木、プラスチック、金属、ガラス、ゴム、陶器などであってもよい。
本考案の横笛として、図1及び図3で篠笛(七孔)を示しているが、これらの篠笛(七孔)のように、管頭内空間に共鳴板と振り子からなる波動増幅器が配設された横笛であれば、本考案の横笛に含まれる。
本考案においては、共鳴板と振り子からなる波動増幅器を配設することにより、横笛全体が振動して、横笛本来の音色に「さわり」をつけることが可能になり、豊かで味わい深い音色で、楽曲を演奏することができる。
本考案の横笛は、和音楽から洋音楽まで、すべての楽曲で対応することができる。
1 歌口
2 管頭
3 管頭内空間
4 管内気柱
5 共鳴板
6 振り子
2 管頭
3 管頭内空間
4 管内気柱
5 共鳴板
6 振り子
Claims (2)
- 歌口と管頭の間にある管頭内空間に、共鳴板と振り子からなる波動増幅器を配設したことを特徴とする横笛。
- 材料が竹、プラスチック、木、金属、ガラス又は陶器である請求項1に記載の横笛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014003574U JP3193770U (ja) | 2014-07-04 | 2014-07-04 | 横笛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014003574U JP3193770U (ja) | 2014-07-04 | 2014-07-04 | 横笛 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016039824A Continuation JP6060427B2 (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 横笛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3193770U true JP3193770U (ja) | 2014-10-23 |
Family
ID=52595906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014003574U Ceased JP3193770U (ja) | 2014-07-04 | 2014-07-04 | 横笛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193770U (ja) |
-
2014
- 2014-07-04 JP JP2014003574U patent/JP3193770U/ja not_active Ceased
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