JP4265664B2 - 演奏装置 - Google Patents

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Description

本発明は、演奏者の演奏を支援する技術に関する。
様々な楽器を自動的に演奏する技術が従来から提案されている。例えば特許文献1から特許文献3には、トランペットなどの金管楽器を自動的に吹奏するロボットが開示されている。
特開2004−258443号公報 特開2004−177828号公報 特開2004−314187号公報
特許文献1から特許文献3の技術のもとでは金管楽器の演奏の全部が自動的に実行されるが、実際には自分で演奏したいという利用者も多い。しかし、金管楽器は、演奏に相当の熟練が必要となる楽器のひとつである。さらに、充分な音量の楽音を金管楽器で演奏する場合には演奏者の肉体的な負担が大きいという問題もある。以上のような事情にも拘わらず、金管楽器の演奏を有効に支援する技術は未だ提案されていないのが現状である。本発明は、金管楽器の演奏を有効に支援するという課題の解決をひとつの目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る演奏装置は、演奏者の唇の振動に応じて内部の空気に振動が付与される中空の吹奏体(例えば図1のマウスピース12)と、吹奏体の内部の振動に応じた検出信号を生成する検出部と、吹奏体の内部または当該内部に連通する空間に対向する振動板を検出信号に応じて振動させることで吹奏体の内部の空気に振動を付与する振動付与部と、検出信号に応じた音波を出力する出力部とを具備する。
以上の構成によれば、吹奏体の内部における空気の振動に応じた検出信号に基づいて音波が出力されるから、例えば、演奏者が吹奏によって吹奏体の内部に付与した圧力が不十分であっても、出力部から充分な音圧の音波を再生することが可能である。また、振動付与部が吹奏体内に振動を付与するから、吹奏体が金管楽器本体に装着されていなくても装着時と同等の吹奏感(唇に対する抵抗感)が実現される。
本発明の好適な態様において、振動付与部は、吹奏体のうち演奏者の唇が接触する部位とは反対側に設置される。本態様によれば、吹奏体のうち唇が接触する部位に振動付与部が近接する構成と比較して、吹奏体の内面が広範囲にわたって平滑な曲面となるから、実際の金管楽器と同等の吹奏感が実現されるという利点がある。
さらに好適な態様において、吹奏体は、リム部とカップ部とシャンク部とを含む金管楽器用マウスピースであり、振動付与部は、シャンク部の先端側に設置され、検出部は、リム部またはカップ部に設置される。以上の態様によれば、検出部と振動付与部との間隔が充分に確保されるから、検出部と振動付与部との近接に起因したハウリングが抑制される。
本発明の好適な態様において、振動付与部は、振動板と、検出信号に応じて振動板を振動させる駆動部とを各々が有する第1振動部および第2振動部を含み、第1振動部の振動板と第2振動部の振動板とは、吹奏体の内部または当該内部に連通する空間を挟んで相互に対向する。以上の態様によれば、第1振動部の振動板と第2振動部の振動板とが対向するから、振動付与部が吹奏体の内部に付与する圧力を充分に確保することが可能となる。さらに好適な態様において、吹奏体は、リム部とカップ部とシャンク部とを含む金管楽器用マウスピースであり、第1振動部の振動板と第2振動部の振動板とは、シャンク部の先端側の空間を挟んで相互に対向する。また、振動付与部が、第1振動部の振動板と第2振動部の振動板とを同位相で振動させる構成も好適である。
本発明の具体的な態様に係る演奏装置は、検出部が生成した検出信号を遅延させる遅延手段を具備し、振動付与部は、遅延手段による遅延後の検出信号に応じた振動を吹奏体の内部の空気に付与する。具体的には、遅延手段は、演奏者の唇から付与された振動が管楽器の先端部にて反射して演奏者の唇に到達するまでの遅延が模擬されるように検出信号を遅延させる。以上の態様によれば、金管楽器の演奏時に音波が先端部にて反射して唇に到達するという作用を模擬することが可能である。さらに好適な態様において、遅延手段による遅延量は、両端が閉塞した直管の内部を音波が往復する時間長に相当する。本態様によれば、実際の金管楽器の演奏時のバックプレッシャを忠実に再現する遅延量を容易に算定することができる。
本発明の好適な態様に係る演奏装置は、利用者が操作する操作子を具備し、遅延手段は、操作子に対する操作に応じた時間だけ検出信号を遅延させる。以上の態様によれば、操作子に対する操作に応じて共鳴管の管路長(さらにはバックプレッシャ)が変化するという作用を忠実に再現することが可能である。
本発明の具体的な態様において、出力部は、管楽器本体と、検出信号に応じた振動を管楽器本体の内部の空気に付与する振動部とを含み、吹奏体と管楽器本体とを所定の間隔をあけて並列に連結する連結部を具備する。以上の態様によれば、演奏者は、管楽器本体を保持しながら吹奏体を吹奏できるから、恰も金管楽器を実際に演奏しているような感覚を演奏者に付与することが可能である。もっとも、検出信号に応じた音波を出力する方法は本発明において任意である。例えば、検出信号に応じて放音するスピーカ装置を出力部に採用してもよい。
本発明のひとつの形態に係る演奏装置においては、以上の各態様における出力部が別体として構成される。すなわち、演奏装置は、演奏者の唇の振動に応じて内部の空気に振動が付与される中空の吹奏体と、吹奏体の内部の振動に応じた検出信号を生成する検出部と、検出信号に応じた振動を吹奏体の内部の空気に付与する振動付与部とを具備する。本態様においても振動付与部が吹奏体内に振動を付与ことで、金管楽器本体の演奏時と同等の吹奏感が実現される。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る演奏装置100の構成を示すブロック図である。演奏装置100は、演奏者による金管楽器42の吹奏を支援する装置である。図1に示すように、演奏装置100は、演奏者が演奏する入力部10と、演奏者による演奏に応じた音波を出力する出力部40と、入力部10および出力部40を制御する制御装置70とを具備する。入力部10と出力部40とは連結部90によって連結される。
入力部10は、金管楽器用のマウスピース12と支持体14と検出部16と振動部20とを含む。マウスピース12は、演奏者が吹奏する部品(吹奏体)である。マウスピース12は、円筒状のシャンク部122と、演奏者の唇Lが接触する円環状のリム部124と、シャンク部122とリム部124とを連結するドーム状のカップ部126とで構成される中空の部材である。リム部124に接触した唇Lを演奏者が振動させることで、唇Lの振動に対応した振動がマウスピース12の内部の空気に付与される。支持体14は、ひとつの端部にドーム状のカップ部142が形成された円筒状の部材である。マウスピース12のシャンク部122は、支持体14のうちカップ部142とは反対側の端部に挿入される。
検出部16は、マウスピース12のカップ部126(またはリム部124)に形成された貫通孔に挿入される。検出部16は、マウスピース12の内部の空気の振動に応じた検出信号SDTを生成するセンサである。マウスピース12の内部の圧力を検出するセンサや演奏者の唇Lの振動を検出するセンサが検出部16として好適に採用される。制御装置70は、検出信号SDTに基づいて駆動信号SDRと出力信号SOUTとを生成する。制御装置70の具体的な構成については後述する。
振動部20は、駆動信号SDRに応じた振動をマウスピース12の内部の空気に付与するアクチュエータ(振動付与部)である。本形態の振動部20は、支持体14のカップ部142内の空間(さらにはマウスピース12の内部の空間)に対向する振動板22と、駆動信号SDRに応じて振動板22を振動させる駆動部24とを含む。動電型や圧電型や静電型など各種のスピーカユニットが振動部20として利用される。
図1に示すように、出力部40は、金管楽器42と振動部50と3個の操作検出部60(60A,60B,60C)とを含む。本形態の金管楽器42はトランペットである。金管楽器42は、管楽器本体44とマウスピース48とを含む。管楽器本体44には、演奏者が操作するピストンバルブ型の3個の操作子46(46A,46B,46C)が設置される。操作検出部60Aは、操作子46Aに対する操作の有無を示す操作信号S1を出力する。同様に、操作検出部60Bは、操作子46Bに関する操作信号S2を出力し、操作検出部60Cは、操作子46Cに関する操作信号S3を出力する。
マウスピース48は、マウスピース12と同様に、シャンク部482とリム部484とカップ部486とで構成される。マウスピース48のシャンク部482は管楽器本体44に挿入される。連結部90の一方の端部は、管楽器本体44のうちマウスピース48の近傍の部位に固定される。また、連結部90の他方の端部は支持体14に固定される。すなわち、金管楽器42は、マウスピース12(入力部10)から所定の間隔をあけた位置に支持される。演奏者は、マウスピース12に唇Lを接触させて吹奏しながら、所望の音程に対応したひとつまたは複数の操作子46を随時に押下する。
振動部50は、出力信号SOUTに応じた振動を管楽器本体44の内部の空気に付与するアクチュエータである。本形態の振動部50は、振動部20と同様に、マウスピース48の内部に対向する振動板52と、出力信号SOUTに応じて振動板52を振動させる駆動部54とを含むスピーカユニットである。
次に、制御装置70の具体的な構成を説明する。図1のオペレーションアンプ722は、検出部16が生成した検出信号SDTを増幅する。雑音低減回路724は、増幅後の検出信号SDTに含まれるノイズを低減することで信号SAを生成する。駆動信号SDRに応じて振動部20が発生したマウスピース12内の振動を検出することで検出信号SDTが生成されるから、雑音低減回路724が存在しない構成では、検出信号SDTや駆動信号SDRにノイズが発生すると検出部16による検出のたびにノイズが増大してハウリングの原因となる。本形態においては、ノイズに起因したハウリングを雑音低減回路724によって防止することが可能である。
雑音低減回路724が出力した信号SAは特性付与回路80とパワーアンプ76とに供給される。特性付与回路80は、金管楽器42の音響的な特性(共鳴特性)を信号SAに付与することで信号SBを生成する。さらに詳述すると、特性付与回路80は、演奏者が金管楽器42を直接に吹奏した場合に金管楽器42から演奏者の唇Lに作用する圧力(以下「バックプレッシャ」という)が振動板22の振動によって模擬的に再現されるように信号SAを遅延させて信号SBを生成する。なお、特性付与回路80の具体的な構成や動作については後述する。
特性付与回路80が生成した信号SBはイコライザ742に供給される。検出部16が生成する検出信号SDTは、振動部20がマウスピース12の内部に付与した振動を反映した信号である。したがって、検出信号SDTや駆動信号SDRのうちマウスピース12の内部に発生した振動の周波数の成分が次第に増大してハウリングの原因となり得る。そこで、イコライザ742は、信号SBのうちマウスピース12の内部の振動の周波数を含む所定の帯域の成分を選択的に低減することでハウリングを抑制する。
図1のパワーアンプ744は、イコライザ742による調整後の信号SBを増幅することで駆動信号SDRを生成して駆動部24に出力する。振動部20の駆動部24は駆動信号SDRに応じて振動板22を振動させる。したがって、マウスピース12の内部の空気には、演奏者による吹奏に応じた振動に加えて、駆動信号SDRに応じた振動(したがって検出信号SDTに応じた振動)が付与される。以上のように、検出信号SDTは、演奏者の唇Lの振動と振動板22の振動とによってマウスピース12の内部に付与された振動に応じた信号となる。
一方、パワーアンプ76は、信号SAを増幅することで出力信号SOUTを生成して振動部50に出力する。振動部50の駆動部54は出力信号SOUTに応じて振動板52を振動させる。したがって、マウスピース48や管楽器本体44の内部には出力信号SOUTに応じた振動(したがって検出信号SDTに応じた振動)が付与される。すなわち、金管楽器42の内部には、演奏者による吹奏と振動部20の振動(バックプレッシャ)とに応じた振動が付与される。以上の動作によって、金管楽器42の先端部(朝顔部)442からは、演奏者が金管楽器42を直接に演奏した場合と同様に、演奏者によるマウスピース12の吹奏と各操作子46に対する操作とに応じた周波数の音波が放射される。
出力信号SOUTは、オペレーションアンプ722やパワーアンプ76が検出信号SDTを増幅することで生成されるから、演奏者によってマウスピース12の内部に付与される圧力が小さい場合であっても充分な音圧の音波が金管楽器42から放射される。したがって、演奏者の肉体的な負担を軽減することが可能である。すなわち、本形態の演奏装置100によれば金管楽器42の演奏を有効に支援できる。
次に、図2を参照して、特性付与回路80の具体的な構成を説明する。同図に示すように、特性付与回路80は、遅延回路82と制御回路84とを含む。遅延回路82は、信号SAを遅延させることで信号SBを生成して出力する。制御回路84は、遅延回路82による遅延量(遅延時間)を操作信号S1〜S3に基づいて制御する。さらに詳述すると、制御回路84は、演奏者が操作した操作子46の組合せ(すなわち演奏者の運指)に応じた遅延量を遅延回路82に設定する。
本形態の遅延回路82は、制御回路84から供給されるクロック信号CKの周波数に応じて遅延量が変化するBBD(Bucket Brigade Device)素子である。したがって、制御回路84は、演奏者が操作した操作子46の組合せに応じた周波数のクロック信号CKを生成して遅延回路82に出力する。
演奏者が金管楽器42を直接に吹奏した場合、マウスピース48内に発生した音波は金管楽器42の内部を進行して先端部442にて反射する。したがって、演奏者の唇Lには反射波の圧力であるバックプレッシャが作用する。本形態においては、金管楽器42の吹奏時に演奏者の唇Lに作用するバックプレッシャが、駆動信号SDRに応じた振動板22の振動によって模擬されるように、遅延回路82における遅延量が設定される。
例えば、何れの操作子46も操作されていない場合、制御回路84は、遅延回路82による遅延量が所定値ΔTに設定されるようにクロック信号CKの周波数を制御する。また、何れかの操作子46が操作されている場合、遅延回路82による遅延量が、操作中のひとつまたは複数の操作子46の各々に対応した時間長(Δt1〜Δt3)と所定値ΔTとの加算値となるように、制御回路84はクロック信号CKの周波数を制御する。例えば、操作子46Aのみが操作されている場合、遅延回路82による遅延量は、所定値ΔTと操作子46Aに対応する時間長Δt1との加算値(ΔT+Δt1)に設定される。また、操作子46Aと操作子46Bとが操作されている場合、遅延回路82による遅延量は、所定値ΔTと操作子46Aに対応する時間長Δt1と操作子46Bに対応する時間長Δt2との加算値(ΔT+Δt1+Δt2)に設定される。すなわち、金管楽器42が出力する音響の音高に応じた遅延量が設定される。以上のように操作子46に対する操作に応じて遅延回路82の遅延量が変化するから、演奏者による運指に伴なう金管楽器42の管路長の変化に応じたバックプレッシャの変動が忠実に再現される。
次に、遅延回路82による遅延量を設定する具体的な方法について説明する。
金管楽器42の先端部442の近傍は、先端部442に近い部位ほど直径が拡大する略円錐状の曲面である。このような形状の管体(以下「テーパ管」という)の内部における音波の挙動が模擬されるように遅延回路82における遅延量を決定することは容易ではない。そこで、本形態においては、全長にわたって直径が同じである直線状の管体(直管)を金管楽器42のモデルとして利用することで遅延回路82における遅延量を決定する。
金管楽器42のようなテーパ管においては、両端が開口した管体と同様に、基本周波数の整数倍の各周波数に対応した共鳴モードで管内に定在波が発生する。一方、ひとつの端部が開口するとともに他方の端部が閉口した直管(以下「開-閉直管」という)においては、基本周波数の奇数倍の各周波数に対応した共鳴モードしか存在しない。以上のように開-閉直管は共鳴モードの種類に関してテーパ管と符合しないから、テーパ管内の音波の挙動を解析するためのモデルとしては必ずしも適切ではない。そこで、本形態においては、両端が閉口した直管(以下「閉-閉直管」という)を金管楽器42のモデルとして利用することで遅延回路82における遅延量を決定する。閉-閉直管は、基本周波数の整数倍の各周波数に対応した共鳴モードが存在する点でテーパ管の特性と符合する。したがって、本形態によれば、開-閉直管を利用して金管楽器42内の音波の挙動を解析する場合と比較して、現実の金管楽器42の特性を忠実に反映した解析(遅延量の特定)が可能となる。
何れの操作子46も操作されていない場合における金管楽器42の音波の経路長(共鳴管の全長)を管路長Dとする閉-閉直管を想定すると、当該閉-閉直管の内部を音波が往復する(すなわち距離2Dを進行する)のに必要な時間長が遅延量ΔTと算定される。また、操作子46Aが押下されたときの遅延回路82の遅延量(ΔT+Δt1)は、操作子46Aが押下されたときの共鳴管の全長を管路長Dとする閉-閉直管の内部を音波が往復するのに必要な時間長に設定される。同様に、操作子46Aと操作子46Bとが押下されたときの遅延量(ΔT+Δt1+Δt2)は、操作子46Aと操作子46Bとが押下されたときの共鳴管の全長を管路長Dとする閉-閉直管の内部を音波が往復する時間長に設定される。以上の手順で、演奏者が押下する操作子46の総ての組合せ(何れも押下されない場合も含む全8通り)について遅延量が決定される。
以上のように、本形態においては、検出信号SDTを遅延させた駆動信号SDRに基づいて振動板22振動するから、金管楽器42を直接に演奏した場合と同様のバックプレッシャが演奏者の唇Lに作用する。したがって、マウスピース12には管楽器本体44が装着されていないにも拘わらず、金管楽器42の実際の演奏時と同等の吹奏感を実現することが可能である。図1の振動部20が省略された構成(すなわちバックプレッシャが演奏者の唇Lに作用しない構成)を対比例として本形態の効果を以下に詳述する。
金管楽器42の演奏時に、演奏者は、唇Lに作用するバックプレッシャ(吹奏に対する抵抗感)の高低を基準として音程を正確に定める。これに対し、対比例のもとで演奏される音程は、演奏者が唇Lに加える力に応じて任意に調整される。換言すると、対比例においては、特定の音程を演奏するための基準が存在しないから、正確な音程の演奏が困難であるという問題がある。本形態においてはバックプレッシャに相当する圧力が演奏者の唇Lに作用するから、実際の金管楽器42の演奏時と同様に、バックプレッシャの高低を基準として所望の音程を正確に演奏できるという利点がある。
また、対比例においてはバックプレッシャが存在しないから、唇Lに加える力を演奏者が連続的に変化させた場合には、出力部40から出力される音程も連続的に変化する。しかし、現実の金管楽器42においては、演奏し易い音程と演奏し難い音程とがバックプレッシャの高低(共鳴の有無)に応じて区別される。すなわち、金管楽器42で演奏できる音程は離散的である。本形態においては、バックプレッシャが演奏者の唇Lに作用するから、現実の金管楽器42と同様に、各音程が離散的で歯切れのよい音響を出力部40から出力することが可能である。
金管楽器42においては、演奏者の唇Lの振動とバックプレッシャの変動とが同位相となることで音程が安定する。対比例においてはバックプレッシャが存在しないから、特定の音程を安定的に維持することが困難である。本形態においては、バックプレッシャを演奏者の唇Lに作用させることで、現実の金管楽器42の演奏時と同様に特定の音程を安定的に演奏できるという利点がある。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本形態において作用や機能が第1実施形態と共通する要素については、以上と同じ符号を付して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図3は、入力部10の構成を示す断面図である。同図に示すように、本形態の入力部10は、図1の振動部20に代えて振動部20Aおよび20Bを具備する。振動部20Aおよび20Bの各々は、振動部20と同様に、振動板22と駆動部24とを含む。振動部20Aおよび20Bは、各々の振動板22が間隔をあけて相互に対向するようにマウスピース12の先端側に配置される。さらに詳述すると、振動部20Aの振動板22と振動部20Bの振動板22とは、マウスピース12の内部に連通する空間Rを挟んで対向する。振動部20Aおよび20Bの各々の駆動部24には共通の駆動信号SDRが供給される。したがって、振動部20Aの振動板22と振動部20Bの振動板22とは同位相で振動する。なお、図3においては、マウスピース12のリム部124に検出部16を配置した構成が例示されている。
以上の構成によれば、振動部20Aおよび20B2の動作に伴なって空間Rが圧縮および膨張するから、第1実施形態のようにひとつの振動部20のみを使用した構成と比較して、演奏者の唇Lに作用するバックプレッシャの強度を充分に確保することが可能である。
なお、振動部20Aおよび20Bが設置される位置はシャンク部122の先端側に限定されない。例えば、図4に示すように、マウスピース12におけるシャンク部122とカップ部126との間隙の空間Rを挟んで対向するように振動部20Aおよび20Bを設置した構成も採用される。また、図5に示すように、振動部20Aおよび20Bの側部がマウスピース12(図5の例ではシャンク部122の基端部)に連結された構成としてもよい。
ただし、図4や図5のように振動部20Aおよび20Bがシャンク部122の基端部に設置された構成においては検出部16と振動部20Aおよび20Bとが近接するから、制御装置70にイコライザ742が搭載されているとは言ってもハウリングが発生し易くなる。これに対して図3の構成においては検出部16と振動部20Aおよび20Bとが相当の距離をあけて離間するから、ハウリングが発生する可能性が低減されるという利点がある。さらに、図4や図5のように振動部20Aおよび20Bがリム部124やカップ部126に近接する構成においては、マウスピース12の内面のうちスロートの直後に音波が通過する部位に振動部20Aおよび20Bの設置による凹凸が存在するから、内部が滑らかな曲面であるマウスピース12と比較して吹奏感が悪化する可能性がある。これに対し、図3のようにシャンク部122の先端側に振動部20Aおよび20Bが設置された構成においては、マウスピース12の全長にわたって内面を滑らかな曲面とすることができるから、通常の金管楽器42と同等の吹奏感を実現することが可能である。
<C:変形例>
以上の各形態には様々な変形を加えることができる。具体的な変形の態様を例示すれば以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
以上の各形態においては、金管楽器42と振動部50とを具備する出力部40を例示したが、検出信号SDTに応じた音波を放射するための構成は適宜に変更される。例えば、パワーアンプ76が出力する出力信号SOUTをスピーカ装置に供給することで検出信号SDTに応じた音波を放射してもよい。なお、金管楽器42を使用しない場合には、鍵盤楽器など各種の入力装置に対する操作を操作検出部60が検出し、この検出の結果に応じて制御回路84が遅延回路82における遅延量を制御する構成が好適に採用される。ただし、図1のように金管楽器42を出力部40に使用した構成によれば、金管楽器42を保持して各操作子46を適宜に操作しながら入力部10のマウスピース12を吹奏することで実際の金管楽器42の演奏と同等の感覚が維持されるという利点がある。
(2)変形例2
制御装置70の構成は適宜に変更される。例えば、図1の雑音低減回路724やイコライザ742を省略してもよい。また、以上の各形態においてはBBD素子を利用したアナログの遅延回路82で検出信号SDTを遅延させる構成を例示したが、デジタルの遅延回路82を利用してもよい。さらに、検出部16が生成した検出信号SDTが配線を介して直接的に振動部20(振動部20Aおよび20B)に供給される構成(すなわち制御装置70が省略された構成)であっても、演奏者の唇Lにバックプレッシャを付与するという所期の効果を原理的には得ることが可能である。すなわち、本発明のひとつの好適な態様は、検出信号SDTに応じた振動をマウスピース12の内部の空気に付与する振動付与部(振動部20や振動部20Aおよび20B)を具備すれば足り、検出信号SDTに対する処理の如何は不問である。
(3)変形例3
以上の各形態においてはトランペットを金管楽器42として例示したが、トロンボーンやホルンやチューバなど他の金管楽器42にも以上と同様に本発明が適用される。金管楽器42としてトロンボーンを採用した態様においては、例えば、演奏者によって操作されるスライドの変位量に応じて遅延回路82における遅延量が制御される。
(4)変形例4
金管楽器42の演奏に使用されるマウスピース12を入力部10に採用する必要は必ずしもない。演奏者が吹奏する部品(吹奏体)は、演奏者の唇Lの振動に応じて内部の空気に振動が付与される中空の部品であれば足り、吹奏体の形態(形状や材料)は任意である。
本発明の第1実施形態に係る演奏装置の構成を示す概念図である。 特性付与回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る入力部の構成を示す断面図である。 他の態様に係る入力部の構成を示す断面図である。 他の態様に係る入力部の構成を示す断面図である。
符号の説明
100……演奏装置、10……入力部、12……マウスピース、122……シャンク部、124……リム部、126……カップ部、16……検出部、20,50……振動部、22,52……振動板、24,54……駆動部、40……出力部、42……金管楽器、44……管楽器本体、46(46A,46B,46C)……操作子、60(60A,60B,60C)……操作検出部、70……制御装置、80……特性付与回路、82……遅延回路、84……制御回路、SDT……検出信号、SDR……駆動信号、SOUT……出力信号。

Claims (8)

  1. 演奏者の唇の振動に応じて内部の空気に振動が付与される中空の吹奏体と、
    前記吹奏体の内部の振動に応じた検出信号を生成する検出部と、
    前記吹奏体の内部または当該内部に連通する空間に対向する振動板を前記検出信号に応じて振動させることで前記吹奏体の内部の空気に振動を付与する振動付与部と、
    前記検出信号に応じた音波を出力する出力部と
    を具備する演奏装置。
  2. 前記振動付与部は、前記振動板と、前記検出信号に応じて前記振動板を振動させる駆動部とを各々が有する第1振動部および第2振動部を含み、
    前記第1振動部の前記振動板と前記第2振動部の前記振動板とは、前記吹奏体の内部または当該内部に連通する空間を挟んで相互に対向する
    請求項1に記載の演奏装置。
  3. 前記吹奏体は、リム部とカップ部とシャンク部とを含む金管楽器用マウスピースであり、
    前記第1振動部の前記振動板と前記第2振動部の前記振動板とは、前記シャンク部の先端側の空間を挟んで相互に対向する
    請求項2に記載の演奏装置。
  4. 前記振動付与部は、前記第1振動部の前記振動板と前記第2振動部の前記振動板とを同位相で振動させる
    請求項2または請求項3に記載の演奏装置。
  5. 演奏者の唇から付与された振動が管楽器の先端部にて反射して演奏者の唇に到達するまでの遅延が模擬されるように前記検出信号を遅延させる遅延手段を具備し、
    前記振動付与部は、前記遅延手段による遅延後の検出信号に応じた振動を前記吹奏体の内部の空気に付与する
    請求項1から請求項4の何れかに記載の演奏装置。
  6. 前記遅延手段による遅延量は、両端が閉塞した直管の内部を音波が往復する時間長に相当する
    請求項5に記載の演奏装置。
  7. 利用者が操作する操作子を具備し、
    前記遅延手段は、前記操作子に対する操作に応じた時間だけ前記検出信号を遅延させる
    請求項6に記載の演奏装置。
  8. 前記出力部は、
    管楽器本体と、
    前記検出信号に応じた振動を前記管楽器本体の内部の空気に付与する振動部とを含み、
    前記吹奏体と前記管楽器本体とを所定の間隔をあけて並列に連結する連結部を具備する
    請求項1から請求項7の何れかに記載の演奏装置。
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