JP4768651B2 - 演奏補助装置及び管楽器 - Google Patents
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Description
しかしながら、上述した従来の技術においては、このような楽器を演奏したいという要望に対応することができなかった。
また、上述の態様において、吹奏者の操作内容を検出する操作検出手段と、前記音圧検出手段から出力される信号を、前記操作検出手段により検出された操作内容に応じた遅延時間だけ遅延させる遅延手段と、を備え、前記駆動信号供給手段は、前記遅延手段により遅延された信号を前記アクチュエータに供給してもよい。
図1はこの発明の実施形態である演奏補助装置1の構成を示す図である。演奏補助装置1は、トランペットなどの金管楽器2に装着されて用いられ、吹奏者による金管楽器2の吹奏を補助する装置である。図において、アクチュエータ11は、金管楽器2の管路に音波を発生させる装置である。アクチュエータ11は、図示のように、金管楽器2の朝顔部25に装着されている。吹奏者は、金管楽器2に装着されたマウスピース21に唇5をつけ、呼気を吹入することによって吹奏を行う。
このとき、パワーアンプ18からの出力は、位相が180°反転する方向でアクチュエータ11に接続される。すなわち、パワーアンプ18から出力される信号は、その信号の正負が反転されて、アクチュエータ11に供給される。このことにより、朝顔端での開端反射と同じことをアクチュエータ11の出力で実現できる。
また、アクチュエータ11の出力は、朝顔端から前方へ漏れるので、本来の吹奏による放射音響を強める働きもする。また、このアクチュエータ11は、朝顔開口部を完全に覆う構造のものではないので、本来の金管楽器の音響放射(鳴り)を防げるものではない。
上述した構成によるこの実施形態の動作は以下のとおりである。まず、吹奏者がマウスピース21に唇5をつけ、息を吹き込むと、マウスピース21に取り付けられたセンサ216によってこのときの音圧が検出される。オペレーションアンプ12は、センサ216から出力される信号を増幅し、雑音低減回路13に出力する。雑音低減回路13は、オペレーションアンプ12から出力される信号から一定レベル以下の信号を0にすることで雑音を低減し、遅延制御回路15に出力する。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した実施形態では、トランペット等の金管楽器に本発明を適用した例を示したが、本発明は金管楽器に限らず、木管楽器等の他の管楽器についても適用することができる。例えば、サクソフォンなどの木管楽器の場合には、上述した実施形態と同様に、マウスピースのスロート部付近に、音圧を検出するためのセンサを設けるとともに、朝顔部にアクチュエータを設ける構成とすればよい。
なお、上述の実施形態では、パワーアンプ18から出力される信号の正負を反転させてアクチュエータ11に供給するようにしたが、必ずしも反転させる必要はなく、センサ216から出力される信号に応じた駆動信号をアクチュエータ11に供給すればよい。
また、上述の実施形態では、遅延制御回路15が、スイッチ161,162,163から出力される信号に応じた遅延時間だけ信号を遅延させたが、信号を遅延させない構成としてもよい。
Claims (4)
- 管楽器のマウスピースのスロート部とシャンク部との間の位置に設けられ、該マウスピースの吹込み口に吹奏者の呼気が吹入されることによって発生する音圧を検出し、検出結果を示す信号を出力する音圧検出手段と、
前記管楽器の朝顔端に設けられ、供給される駆動信号に応じて前記管楽器の管内に音圧を発生させるアクチュエータと、
前記音圧検出手段から出力される信号に基づいた駆動信号を前記アクチュエータに供給する駆動信号供給手段と
を具備することを特徴とする演奏補助装置。 - 請求項1に記載の演奏補助装置において、
前記駆動信号供給手段は、前記音圧検出手段から出力される信号の正負を反転させて、前記アクチュエータに供給する
ことを特徴とする演奏補助装置。 - 請求項1又は2に記載の演奏補助装置において、
吹奏者の操作内容を検出する操作検出手段と、
前記音圧検出手段から出力される信号を、前記操作検出手段により検出された操作内容に応じた遅延時間だけ遅延させる遅延手段と、
を備え、
前記駆動信号供給手段は、前記遅延手段により遅延された信号を前記アクチュエータに供給する
ことを特徴とする演奏補助装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1に記載の演奏補助装置を備える管楽器。
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