JP3175350U - 音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカ - Google Patents
音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】細長い溝状の音響空洞を設けることで、リード付近のボディーの肉厚がより均等に薄くなり、ボディーの反響による音の響きが大きく、良くなり、かつ全体として軽量化を可としたクロマチックハーモニカを提供する。
【解決手段】ボディー1の底面に、長手方向の中心線に沿って音響空洞5を形成しており、音響空洞5の高音部側の幅より低音部側の幅が小さく、該幅は2〜8mmであり、マウスピース方向への深さは10〜30mmである細長い溝状の音響空洞5とする。
【選択図】図2
【解決手段】ボディー1の底面に、長手方向の中心線に沿って音響空洞5を形成しており、音響空洞5の高音部側の幅より低音部側の幅が小さく、該幅は2〜8mmであり、マウスピース方向への深さは10〜30mmである細長い溝状の音響空洞5とする。
【選択図】図2
Description
本考案は、半音切り替え可能なスライド式クロマチックハーモニカに関するものである。
スライド式クロマチックハーモニカは、音を発生させる多数のリードを備えたリードプレートを固定させるボディーおよびそのリードプレートを保護しているカバーによって音を反響させ、音の大きさや音の響きが変化する。音の大きさや音の響きは、ボディーやカバーの形状、厚さ、材質でも異なる。
通常のスライド式クロマチックハーモニカの音は、マウスピースの穴から吹き吸いする空気がリードを通過し、リードが振動することによってボディーとカバーに音が反響し、音の大きさや音の響きが変化する。その反響による響きはリード付近のボディーの厚さおよび形状、ボディーの重量および材質によって変化する。通常のスライド式クロマチックハーモニカはリード付近のボディーの厚さが場所によってそれぞれ大きく異なり、厚い部分は約5mm〜10mm以上にも達し、ボディーの材質によっては重量も重くなる。これによりボディーの反響による音の響きが低減すると同時に長時間持って演奏すると疲れるという欠点があった。
ボディーの底面に、長手方向の中心線に沿って音響空洞を形成しており、音響空洞の高音部側の幅より低音部側の幅が小さく、該幅は2〜8mmであり、マウスピース方向への深さは10〜30mmである細長い溝状の音響空洞である。以上の構成よりなる音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカ。
(イ)複雑な形状をしたスライド式クロマチックハーモニカのボディーに取り付けられたリード付近の肉厚は、5〜10mm以上もあり均等ではない。
(ロ)本考案は、細長い溝状の音響空洞を設けることで、リード付近のボディーの肉厚がより均等に薄くなり、ボディーの反響による音の響きが大きく、良くなる。
(ハ)さらに音響空洞の底面が解放されているため、反響した音の響きがボディーにこもることなくクリアな音を出すことができる。
(ニ)さらに音響空洞によってボディーの重量が軽くなり、本考案の音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカを長時間持って演奏しても疲れにくい効果がある。
(ロ)本考案は、細長い溝状の音響空洞を設けることで、リード付近のボディーの肉厚がより均等に薄くなり、ボディーの反響による音の響きが大きく、良くなる。
(ハ)さらに音響空洞の底面が解放されているため、反響した音の響きがボディーにこもることなくクリアな音を出すことができる。
(ニ)さらに音響空洞によってボディーの重量が軽くなり、本考案の音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカを長時間持って演奏しても疲れにくい効果がある。
以下、本考案の実施の形態を説明する。
ボディー(1)の底面に、長手方向の中心線に沿って音響空洞(5)を形成しており、音響空洞(5)の高音部側の幅より低音部側の幅が小さく、該幅は2〜8mmであり、マウスピース(6)方向への深さは10〜30mmである細長い溝状の音響空洞(5)である。
本考案は以上のような構造である。
ボディー(1)の底面に、長手方向の中心線に沿って音響空洞(5)を形成しており、音響空洞(5)の高音部側の幅より低音部側の幅が小さく、該幅は2〜8mmであり、マウスピース(6)方向への深さは10〜30mmである細長い溝状の音響空洞(5)である。
本考案は以上のような構造である。
これを実際に使用する方法は、通常のスライド式クロマチックハーモニカを使用する時と全く変わることはない。図2、図3、図4で示すように、スライド式クロマチックハーモニカは、マウスピース(6)の穴から吹き吸いする空気がリード(4)を通過し、リード(4)が振動することによってボディー(1)とカバー(2)に音が反響し、音の大きさや音の響きが発生する。ボディー(1)の反響による音の響きは、リード(4)付近のボディー(1)の厚さおよび形状、ボディー(1)の重量および材質によって変化する。図3で示すように、通常のスライド式クロマチックハーモニカはリード(4)付近のボディー(1)の厚さが場所によってそれぞれ大きく異なり、厚い部分は約5mm〜10mm以上にも達し、ボディー(1)の材質によっては重量も重くなる。これにより反響による音の響きが低減すると同時に、スライド式クロマチックハーモニカを長時間持って演奏すると疲れるという欠点があった。本考案は、図2と図4に示すように、ボディー(1)の底面から上方向即ちマウスピース(6)の方向に細長い溝状の音響空洞(5)を設けることで、ボディー(1)のリード(4)付近の肉厚がより均等に薄くなり、ボディー(1)の反響による音の響きが大きく、良くなる。さらにボディー(1)に設けた音響空洞(5)により、ボディー(1)の重量が軽くなり、本考案の音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカを長時間保持して演奏ししても疲れにくい効果がある。
1 ボディー
2 カバー
3 リードプレート
4 リード
5 音響空洞
6 マウスピース
2 カバー
3 リードプレート
4 リード
5 音響空洞
6 マウスピース
Claims (1)
- ボディーの底面に、長手方向の中心線に沿って音響空洞を形成しており、音響空洞の高音部側の幅より低音部側の幅が小さく、該幅は2〜8mmであり、マウスピース方向への深さは10〜30mmである細長い溝状の音響空洞であることを特徴とする音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000858U JP3175350U (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000858U JP3175350U (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3175350U true JP3175350U (ja) | 2012-05-10 |
Family
ID=48002399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012000858U Expired - Fee Related JP3175350U (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 音響空洞付きスライド式クロマチックハーモニカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3175350U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210145691A (ko) | 2020-05-25 | 2021-12-02 | 주식회사 엘지화학 | 촉매 조성물의 제조방법 |
-
2012
- 2012-02-17 JP JP2012000858U patent/JP3175350U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20210145691A (ko) | 2020-05-25 | 2021-12-02 | 주식회사 엘지화학 | 촉매 조성물의 제조방법 |
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