JP3193693B2 - 傾斜スイッチ - Google Patents
傾斜スイッチInfo
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Description
ブ、石油ファンヒータ等の傾き検知、或いは物品の盗難
予防のための傾き検知等に利用することができる傾斜ス
イッチに関する。
す。従来の傾斜スイッチは一端が閉塞された筒状ケース
1と、この筒状ケース1の閉塞端面に設けられた支持部
10と、この支持部10によって360°何れの方向に
も傾動可能な状態に吊り下げられて支持された錘り2
と、錘り2の下端に装着した可動接点3と、この可動接
点3と対向して配置された筒状の固定接点4と、この固
定接点4を支持し、かつ筒状ケース1の開口端面を閉塞
する底蓋5と、可動接点3を錘り2と支持部10を通じ
て電気的に導出するコモン端子6と、固定接点4を電気
的に導出する端子7とによって構成される。
条導電部材11を貫通させる孔12Aを具備した導電部
材12とによって構成することができ、この支持部10
の構造により錘り2が360°何れの方向にも傾動でき
るように支持される。この傾斜スイッチの構造によれ
ば、錘り2の下端側に可動接点3が装着され、筒状ケー
ス1が傾くと可動接点3が固定接点4に接触し、この接
触によりコモン端子6と端子7との間が電気的に導通
し、接点信号を発信する。
傾斜スイッチでは錘り2の下端側に可動接点3を装着し
たから、可動接点3が固定接点4に接触する場合に、そ
の接触圧が小さく接点信号の発信が不安定になる不都合
がある。つまり、可動接点3が固定接点4に接触する場
合に錘り2は支持部10と可動接点3との2点で支持さ
れるから、可動接点3が固定接点4に与える接触圧は最
大でも錘り2の重量の1/2になる。このように従来の
傾斜スイッチでは接触圧が充分得られないから、接触が
不安定となり、検出信号の信頼性が低下する不都合があ
る。
間の接触圧が充分得られる構造とし、この構造により検
出信号の信頼性を向上することができる傾斜スイッチの
構造を提案するものである。
された筒状ケースと、この筒状ケースの閉塞端に設けら
れ、錘りを360°の何れの方向にも傾動可能な状態に
吊り下げて支持する支持部と、錘りの重心位置より支持
部側に配置され、錘りの軸芯から放射方向に突き出した
複数の接点を具備した可動接点と、可動接点と対向して
筒状ケースの閉塞端の内壁に装着された固定接点と、支
持部から電気的に導出され、筒状ケースの開口端側に突
出されたコモン端子と、固定接点から導出され、筒状ケ
ースの開口端側に突出された端子と、によって構成した
傾斜スイッチを提案するものである。
ば、可動接点を錘りの重心位置より支持部側に装着した
から、固定接点には可動接点からテコの原理により錘り
の重量より大きい量の接触圧を印加することができる。
この結果、接触時に発生する信号の信頼性を向上するこ
とができる利点が得られる。
斜スイッチの一実施例を示す。図11と対応する部分に
は同一符号を付して示す。図中1は絶縁材で形成した例
えば円筒状の筒状ケース、2は錘り、3は可動接点、4
は固定接点、5は絶縁材によって形成した底蓋、6はコ
モン端子、7は固定接点4から導出した端子、10は錘
り2を360°の何れの方向にも傾動可能な状態に支持
する支持部を示す。コモン端子6と端子7は筒状ケース
1の底面に2本ずつ合計で4本突出され、これらのコモ
ン端子6と端子7はプリント配線基板(特に図示しな
い)の端子挿入孔に挿入されて配線導体に半田付けさ
れ、電気的、機械的にプリント基板に実装されて実用さ
れる。
導電部材11とを絶縁するために設けた絶縁スペーサを
示す。この絶縁スペーサ8は筒状ケース1の中空部の断
面形状と同じ平面形状とされる。図1乃至図7に示す実
施例では筒状ケース1を円筒形状とした場合を示す。従
って、絶縁スペーサ8と底蓋5は円盤形状とされる。絶
縁スペーサ8には中心部分に孔8Aを有し、この孔8A
の部分に支持部10を構成する細条導電部材11を折曲
げて貫通させ、細条導電部材11を絶縁スペーサ8の下
面側に突出させる。この突出された部分に錘り2から突
出させた導電部材12に形成した孔12Aを貫通させ、
導電部材12と細条導電部材11とによって錘り2を3
60°の方向にわたって傾動できるように支持する。な
お、この実施例では図4に示すようにスリットSを互い
に180°対向して形成したストッパ9を設け、180
°対向して配置したスリットSに細条導電部材11を挿
通し、細条導電部材11にストッパ9を保持させる構造
とした場合を示す。ストッパ9と筒状ケース1の閉塞端
面との間にスプリング13を介挿し、このスプリング1
3によってストッパ9を下向きに抑え付け、ストッパ9
と導電部材12が浮き上がることを阻止する構造として
いる。
に示すように、可動接点は周縁に複数の突起3Aを具備
し、この突起3Aの部分で固定接点4と接触するように
構成する。このように複数の突起3Aを固定接点4に接
触させることにより接触状態を安定化することができ
る。図6に支持部10を構成する細条導電部材11とコ
モン端子6の構造を、図7に固定接点4と端子7の構造
を示す。
固定接点4の装着位置に存在する。つまり、可動接点3
を錘り2の重心位置G(図2参照)より支持部10側に
装着した点と、これに伴って固定接点4を筒状ケース1
の閉塞端面に装着した点である。図1乃至図3に示す実
施例では、50°〜70°程度の大きな傾斜角度を検出
するに適した傾斜スイッチの実施例を示す。このために
可動接点3と固定接点4との間の間隙D(図1参照)を
大きく採っている。
部10側に装着したことにより、可動接点3と支点Pま
での距離L1が小さくなる。これに対し、支点Pから錘
り2の重心位置Gまでの距離L2は図11に示した場合
とほぼ同じであるから、図3に示すように傾斜して可動
接点3が固定接点4に接触する接触圧JはJ=(L2/
L1)Wとなる。なお、Wは錘り2の重量を示す。L1
<L2であるから、接触圧Jは錘り2の重量WのL2/
L1倍された値となる。
点3と固定接点4との間に充分与えられるから接触時の
接点信号が安定し、信頼性の高い傾斜スイッチを提供す
ることができる。図8乃至図10にこの発明の他の実施
例を示す。この実施例では可動接点3と固定接点4との
間の距離Dを小さく採り、小さい傾斜角度の検出を行う
傾斜スイッチを提供するものである。
を短くし、錘り2の吊り下げ量を短く採ることにより実
現している。その他の構成及び作用効果は図1乃至図7
に示した実施例とほぼ同様であるから、これ以上の詳細
説明は省略する。
可動接点3を錘り2の上端側に、つまり錘り2の支持部
10の近くに配置したから錘り2の重量がテコの原理に
よって倍増されて可動接点3と固定接点4との間の接触
圧として与えられる。従って、接触時に発信される接点
信号は安定に発信され、信頼性の高い接点信号を発信さ
せることができる利点が得られる。
説明するための断面図。
の構造を説明するための平面図。
の構造を説明するための平面図。
部材とコモン端子の構造を説明するための側面図。
と端子の構造を説明するための斜視図。
面図。
を説明するための拡大断面図。
持部の構造を説明するための拡大側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 A.一端が閉塞された筒状ケースと、 B.この筒状ケースの閉塞端に設けられた錘りを360
°の何れの方向にも傾動可能な状態に吊り下げて支持す
る支持部と、 C.錘りの重心位置より上記支持部側に配置され、錘り
の軸芯から放射方向に突き出した複数の接点を具備し、
上記支持部に電気的に接続された可動接点と、 D.この可動接点と対向して上記筒状ケースの閉塞端の
内壁に装着された固定接点と、 E.上記支持部から電気的に導出され上記ケースの開口
端側に突出されたコモン端子と、 F.上記固定接点から導出され、上記ケースの開口端側
に突出された端子と、によって構成された傾斜スイッ
チ。 - 【請求項2】 請求項1記載の傾斜スイッチにおいて、
上記筒状ケースの開口端には絶縁材で形成された底蓋が
嵌合され、この底蓋によって上記コモン端子と上記端子
とが上記筒状ケースの内壁面の間で挟持されて固定する
構造としたことを特徴とする傾斜スイッチ。 - 【請求項3】 請求項1記載の傾斜スイッチにおいて、
上記錘りを支持する支持部は細条導電材と、この細条導
電材の幅より大きい直径の孔を持つ導電部材とによって
構成し、上記導電部材に形成した孔に上記細条導電材を
貫通させて上記錘りを360°何れの方向にも傾動可能
としたことを特徴とする傾斜スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03814799A JP3193693B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 傾斜スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03814799A JP3193693B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 傾斜スイッチ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000337038A Division JP3762634B2 (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 傾斜スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000243194A JP2000243194A (ja) | 2000-09-08 |
JP3193693B2 true JP3193693B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=12517318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03814799A Expired - Fee Related JP3193693B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 傾斜スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193693B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106643657A (zh) * | 2016-10-10 | 2017-05-10 | 河海大学 | 一种基于光敏电阻的建构筑物测斜装置和方法 |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP03814799A patent/JP3193693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106643657A (zh) * | 2016-10-10 | 2017-05-10 | 河海大学 | 一种基于光敏电阻的建构筑物测斜装置和方法 |
CN106643657B (zh) * | 2016-10-10 | 2019-02-12 | 河海大学 | 一种基于光敏电阻的建构筑物测斜装置和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000243194A (ja) | 2000-09-08 |
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