JPH117860A - 軽操作スイッチ - Google Patents

軽操作スイッチ

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JPH117860A
JPH117860A JP16022097A JP16022097A JPH117860A JP H117860 A JPH117860 A JP H117860A JP 16022097 A JP16022097 A JP 16022097A JP 16022097 A JP16022097 A JP 16022097A JP H117860 A JPH117860 A JP H117860A
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JP
Japan
Prior art keywords
insulating case
spring contact
contact piece
rotating arm
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP16022097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kono
寿男 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Electric Co Ltd
Original Assignee
Sagami Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sagami Electric Co Ltd filed Critical Sagami Electric Co Ltd
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Publication of JPH117860A publication Critical patent/JPH117860A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作子の可動ストロークが長く、軽い操作力
で操作できる軽操作スイッチを提供する。 【解決手段】 絶縁ケース内に回動アームと、この回動
アームの回動遊端側から回動アームを構成する部材から
漸次離れる方向に突出し先端が絶縁ケースの底面に摺接
して絶縁ケースの底面から回動アームの回動遊端に反力
を与えるバネ接片と、絶縁ケースの底面に配置されバネ
接片によって電気的に接離される固定接点と、回動アー
ムの回動遊端に押下力を与える操作子とを設けて構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばキャッシュ
カード、等が挿入されたことを検出すること等に利用さ
れる軽操作スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば磁気カード等で構成されるキャッ
シュカードが読取器に挿入されたことを検出する場合、
例えば光学センサを利用した検知スイッチを用いれば検
出のためにカードに反力を与えることなく(カードに損
傷を与えることなく)検出することができる。然し乍ら
カードの存在を検出するだけのために光学センサを利用
した検知スイッチを用いると装置が大掛りとなり、高価
なものとなる。
【0003】これに対し安価に構成するには、機械式接
点スイッチによってカードの挿入等を検出する方法が考
えられる。機械式接点スイッチによってカードの存在を
検出する場合、カードに大きな反力を与えることはでき
ない。また、カードの存在を検出中に接点信号が振動す
ることなく安定に出力される必要もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カードの挿入等を検出
するスイッチとして従来は例えばマイクロスイッチ等の
呼ばれているスイッチを用いることが考えられるが、マ
イクロスイッチは操作子のストロークが小さく、またわ
ずかな操作量でオン又はオフの接点信号を出力するか
ら、カード等を介してスイッチを操作すると、わずかな
操作量の違いによって接点信号が出力されたり、されな
かったり等の不安定な動作となる。
【0005】この発明の目的はカード等を介して操作し
ても確実に接点信号を出力することができる軽操作スイ
ッチを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では一面が開放
された絶縁ケース内に回動アームと、この回動アームの
回動遊端側に一端が取付けられ他端が絶縁ケースの底面
に摺接し、回動アームの回動遊端が絶縁ケースの底面に
向って移動するとき摺動位置が回動アームの支点方向に
摺動し、絶縁ケースの底面から回動アームの回動遊端に
弾性的な反力を与えるバネ接片と、回動アームの回動遊
端に絶縁ケースの底面に向う操作力を与える操作子と、
絶縁ケースの底面に配置した固定接点とによって軽操作
スイッチを構成したものである。
【0007】この発明の構成によれば操作子を絶縁ケー
スの底面に向って押し込み回動アームの回動遊端をケー
スの底面に向って回動させると、バネ接片の遊端部分が
絶縁ケースの底面を回動アームの支点に近ずく方向に摺
動する。バネ接片が絶縁ケースの底面を摺動することに
より、バネ接片は絶縁ケースの底面に配置した固定接点
の相互間を電気的に接離し、接点信号を出力する。
【0008】回動アームの回動遊端は絶縁ケースの深さ
方向のほぼ全体を移動する。この結果操作子のストロー
クは絶縁ケースの深さにほぼ等しい長ストロークを得る
ことができる。また、バネ接片の遊端は絶縁ケースの底
面を回動アームの回動が進むに従って回動アームの支点
に近ずく方向に摺動するから、バネ接片のたわみ量が大
きくなり、反力が大きくなっても回動アームの回転モー
メントは回動アームの回動が進むに従って漸次小さくな
る。この結果回動アームが回動する回動範囲の全域にわ
たってほぼ均一で軽い操作力で操作することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図6にこの発明による軽
操作スイッチの一実施例を示す。図中11は絶縁ケース
を示す。絶縁ケース11は上面が開放された箱形状とさ
れ、底面に固定接点12Aと12Bが配置され、これら
固定接点12Aと12Bの間にバネ接片13が接触する
ことにより絶縁ケース11の外部に導出した端子14A
と14Bの間に接点信号が出力する。
【0010】15は絶縁ケース11の内壁面に回動自在
に支持した回動アームを示す。この回動アーム15はこ
の例では図4に示すように連結部分17によって連結さ
れてコ字状に打ち抜いたバネ材15A,15Bによって
構成した場合を示す。コ字状に打ち抜いたバネ材15
A,15Bの各端部に折曲部分15Cを形成し、この折
曲部分15Cを図5に示す抑え具16に形成した切欠1
6Aに係合させ、回動アーム15を回動自在に支持す
る。
【0011】つまり、抑え具16は絶縁ケース11の開
口部分から挿入され、切欠16Aと絶縁ケース11の内
壁面によって形成される凹部に折曲部分15Cを挿入
し、回動アーム15の一端を支持する。回動アーム15
に対し、回動アーム15の回動遊端側からバネ接片13
を回動アーム15を構成する部材から漸次遠ざかる方向
に突出させ、バネ接片13の先端を絶縁ケース11の底
面に接触させる。この実施例ではバネ接片13と回動ア
ーム15を同一バネ板から打ち抜いて形成した場合を示
す。つまり、金属バネ材からH形に打ち抜き、H形の互
に平行する2本の帯状部材を連結している連結部分17
の部分で2分するように折曲げ一方のコ字状体を回動ア
ーム15とし、他方のコ字状体をバネ接片13として用
いるように構成した場合を示す。
【0012】バネ接片13は回動アーム15を構成する
部材から漸次離れる方向に突出され、その先端を絶縁ケ
ース11の底面に接触させ、バネ接片13のバネ力によ
って絶縁ケース11の底面から回動アーム15の回動遊
端(連結部材17)に上向の反力を与える。バネ接片1
3の先端にはスリット13Aを形成し、このスリット1
3Aによってバネ接片13の各先端を複数の細条接片1
3B,13C(図4参照)に分割し、接触不良事故の発
生を防止できる構成とした場合を示す。
【0013】抑え具16に形成した空間部分16Bに操
作子18を挿入する。操作子18は回動アーム15の回
動遊端となる連結部分17と係合する板部分18Aと、
この板部分18Aの板面から一体に突出して形成した突
起18Bとによって構成される。板部分18Aが抑え具
16の空間部分16Bに挿入され、絶縁ケース11内を
上下に移動できるように支持される。図1及び図3に示
す19は金属カバーを示す。この金属カバー19に形成
した孔を通じて操作子18を構成する突起18Bが絶縁
ケース11の上部に突出され、この金属カバー19の装
着により操作子18は絶縁ケース11から抜け止めされ
る。金属カバー19を装着した状態でバネ接片13はわ
ずかに変形し、絶縁ケース11の底面からの反力を発生
し、操作子18に上向に働く弾性偏倚力を与える。
【0014】上述した構成において、操作子18を押下
操作すると、回動アーム15は連結部分17が絶縁ケー
ス11の底面に向って回動される。回動アーム15が回
動操作されることにより、バネ接片13の先端は絶縁ケ
ース11の底面を図1及び図2に示す矢印X方向に摺動
する。バネ接片13は一方の先端はその摺動範囲のほぼ
全域にわたって固定接点12Aが配置された部分を摺動
する。バネ接片13の他方の先端は初期状態では絶縁ケ
ース11の底面(絶縁体)の上を摺動し、回動アーム1
5が所定の回動角まで回動した位置で固定接点12Bに
接触する。この時点で固定接点12Aと12Bの間にバ
ネ接片13が接触し、端子14Aと14Bに接点信号
(導通信号)を出力する。
【0015】操作子18はバネ接片13が固定接点12
Aと12Bに接触した後も更に下向に移動することがで
き、結局、連結部分17が絶縁ケース11の底面に接触
する位置まで下向に移動することができる。ここで回動
アーム15が回動動作する場合に、バネ接片13から回
動アーム15に与えられる回転モーメントについて図6
を用いて説明する。
【0016】回動アーム15の回動遊端となる連結部分
17に下向の押下操作力を与えると、バネ接片13の先
端は絶縁ケース11の底面11Aに沿って矢印X方向に
移動する。つまりバネ接片13の摺動位置は回動アーム
15の支点位置に近ずく方向に移動する。このためにバ
ネ接片13の摺動位置は回動アーム15の支点位置に近
ずく(図6に示すL1 からL2 に進むこと)。従って回
動アーム15に与えられる回転モーメントP1 とP
2 (バネ接片13から回動アーム15に与えられる反
力)は序々に小さくなる方向に変化する。この結果バネ
接片13の変形が進み、バネの反発力が序々に大きくな
っても、回動アーム15に与えられる回転モーメントP
1 とP2 は大きく変化することはなく、操作子18の全
ストロークにわたって操作子18に与えられる反力はほ
ぼ均一な反力となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
操作子18は絶縁ケース11の深さ方向のほぼ全域を可
動することができる。よって操作子18のストロークを
大きく得ることができる。また、操作子18に反力を発
生するバネ接片13は、回動アーム15の回動が進むに
従って底面との摺動位置が回動アーム15の支点に近ず
く方向に移動するから、回動アーム15に与えられる回
転モーメントは漸次小さくなる方向に変化する。この結
果、操作力は全ストローク範囲にわたって均一化され、
更に小さい操作力で操作することができる。よって例え
ばキャッシュカード等を操作子18に係合させ、カード
の挿入を検出するスイッチに適用した場合、カードに大
きな反力を与えることがなく、然もストロークが大きい
から、バネ接片13が固定接点12Aと12Bに接触し
ているストローク範囲も大きくなるため、操作中にわず
かに操作子18が出入り方向に変動しても、接点信号が
変化する率を少なくすることができる。よって検出信号
の信頼性を高めることができる利点が得られる。
【0018】また、バネ接片13の摺動部分は常に固定
接点12Aと12Bに摺接するからセルフクリーニング
され、接触不良になる率は低い。よって耐久性の高い軽
操作スイッチを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による軽操作スイッチの一実施例を説
明するための断面図。
【図2】図1を金属カバーを外して上部から見た平面
図。
【図3】図2に示すA−A線上の断面図。
【図4】図1の実施例に用いた回動アームとバネ接片の
構造を説明するための斜視図。
【図5】図1の実施例に用いた抑え具の構造を説明する
ための斜視図。
【図6】この発明の要部の動作を説明するための側面
図。
【符号の説明】
11 絶縁ケース 12A,12B 固定接点 13 バネ接片 14A,14B 端子 15 回動アーム 16 抑え具 17 連結部分 18 操作子 19 金属カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.絶縁材によって形成され、上面が開
    放された絶縁ケースと、 B.この絶縁ケースの一つの側壁の内面に一端側が支持
    され、他端側が支持面と対向する内壁面に沿って回動自
    在に支持された回動アームと、 C.この回動アームの回動遊端に一端が取付られ、他端
    が上記回動アームを構成する部材から漸次離れる方向に
    突出し、先端が上記絶縁ケースの底面に接触し、2枚の
    導電性板バネによって構成したバネ接片と、 D.上記絶縁ケースの底面に配置され、上記バネ接片に
    よって電気的に接離される固定接点と、 E.上記絶縁ケースの開口面に対して出入り自在に支持
    され、上記回動アームの回動遊端を回動操作し、上記バ
    ネ接片を上記ケースの底面に沿って摺動操作する操作子
    と、によって構成したことを特徴とする軽操作スイッ
    チ。
JP16022097A 1997-06-17 1997-06-17 軽操作スイッチ Pending JPH117860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16022097A JPH117860A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 軽操作スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

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JP16022097A JPH117860A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 軽操作スイッチ

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JPH117860A true JPH117860A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15710328

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JP16022097A Pending JPH117860A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 軽操作スイッチ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382567B1 (ko) * 2001-07-27 2003-05-09 삼성전기주식회사 소형 정보단말기용 입력키의 스위칭 장치
US7569783B2 (en) 2007-02-21 2009-08-04 Burger & Brown Engineering, Inc. Low-profile switch with flat spring actuating mechanism
WO2012004386A3 (de) * 2010-07-08 2012-06-28 Austriamicrosystems Ag Feder, insbesondere für einen drucktaster

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382567B1 (ko) * 2001-07-27 2003-05-09 삼성전기주식회사 소형 정보단말기용 입력키의 스위칭 장치
US7569783B2 (en) 2007-02-21 2009-08-04 Burger & Brown Engineering, Inc. Low-profile switch with flat spring actuating mechanism
WO2012004386A3 (de) * 2010-07-08 2012-06-28 Austriamicrosystems Ag Feder, insbesondere für einen drucktaster
US9035731B2 (en) 2010-07-08 2015-05-19 Ams Ag Spring, particularly for a push button

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