JP3193330B2 - 昆虫の誘引剤及び餌 - Google Patents

昆虫の誘引剤及び餌

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昆虫を効果的に誘
引することできる昆虫の誘引剤及び餌に関する。
【0002】
【従来の技術】昆虫に対する誘引物質として、フェロモ
ンを始め多くの化学物質が特定されている。また、パイ
ナップルと落葉樹の腐木を粉砕して混合したものをクワ
ガタムシやカブトムシの餌とすること(特開平3−29
7355号公報)や、シイタケ栽培廃原木を粉砕したも
のを利用した甲虫類の飼育法(特開平8−23826号
公報)が提案されている。一方、ペットとして飼育する
クワガタムシやカブトムシの餌については、糖類を主体
としてものが多いが、餌そのものにクワガタムシ、カブ
トムシ等を誘引する効果を持たせたものはないのが現状
である。民間技術でカブトムシを誘引できるものはあっ
たが、その製造方法は煩雑で時間がかかるのみならず、
本土に生息するクワガタムシには殆ど効果がなかった。
従って、クワガタムシやカブトムシ等の昆虫を野外で簡
単に且つ効果的に誘引して捕獲できる誘引剤あるいは餌
として満足のいくものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、昆虫
類を効果的に誘引することができ、また簡便に製造する
ことのできる、昆虫の誘引剤を提供することである。ま
た本発明の目的は、そのような誘引剤を含む昆虫の餌を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、糖類にバニリ
ン類、マルトール類及び低級アルコール類からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種を添加することによって、昆
虫の優れた誘引剤となることを見出し、本発明を完成さ
せるに至った。従って、本発明は、糖類、並びにバニリ
ン類、マルトール類及び低級アルコールからなる群から
選ばれる少なくとも1種を含有する昆虫の誘引剤であ
る。本発明はまた、糖類、並びにバニリン類、マルトー
ル類及び低級アルコールからなる群から選ばれる少なく
とも2種を含有する昆虫の誘引剤に関する。本発明の好
ましい態様として、糖類、バニリン類、マルトール類及
び低級アルコールを含有する昆虫の誘引剤が挙げられ
る。本発明の別の好ましい態様として、糖類100重量
部に対して、バニリン類を0.03〜0.35重量部、マル
トール類を0.015〜0.17重量部、低級アルコールを
1〜17重量部含有することを特徴とする上記の昆虫の
誘引剤が挙げられる。本発明はまた、上記誘引剤を含有
する昆虫の餌に関する。本発明のより具体的な好ましい
実施態様として、バニリン類としてバニリン、マルトー
ル類としてエチルマルトール、低級アルコールがエタノ
ールを使用することが挙げられる。
【0005】
【発明の実施の形態】本明細書中でいう昆虫としては、
甲虫目に属するもの、例えばコガネムシ科(例、カブト
ムシ、カナブン類)、クワガタムシ科(例、クワガタム
シ類)及びゴミムシダマシ科(例、キマワリ)等、膜翅
目に属するもの、例えば細腰亜目(例、スズメバチ科、
スズメバチ、アリ科、アリ類)、鱗翅目(例、タテハチ
ョウ科、ジャノメチョウ科、チョウ類)、及び直翅目
(例、カマドウマ科、カマドウマ、ゴキブリ科、チャバ
ネゴキブリ科、ゴキブリ類)等、その他にガ類が挙げら
れる。また昆虫以外のものとして、ムカデ類、ナメクジ
類などが挙げられる。
【0006】本発明で使用する糖類としては、ショ糖、
ブドウ糖、果糖、麦芽糖、三温糖、黒糖、ブラウンシュ
ガー類、デンプン加水分解物等が挙げられる。本発明の
昆虫の誘引剤は、バニリン類、マルトール類及び低級ア
ルコール以外の基本配合として、上記糖類5〜70重量
%程度の水溶液、例えば糖類30%水溶液(糖類30:
水70)を使用することができる。また、さらに寒天末
を糖類と水の合計100重量部に対して0.2〜1重量
部、フレーバー類、例えばメロンフレーバー、バナナフ
レーバー、アップルフレーバー、グレープフレーバー等
を0.02〜0.5重量%添加したものを基本配合として使
用することができる。なお、使用するフレーバー類が低
級アルコールを含むものである場合、その低級アルコー
ルも本発明の昆虫の誘引剤中に含まれる低級アルコール
と考える。
【0007】本発明の昆虫の誘引剤は、上記の糖類にバ
ニリン類、マルトール類及び低級アルコールからなる群
から選ばれる少なくとも1種を添加することによって製
造することができる。従って、バニリン類、マルトール
類及び低級アルコールを各々単独で使用してもよく、ま
たこれらの3種から任意に2種を選んで組み合わせても
よい。さらに好ましい態様としては、バニリン類、マル
トール類及び低級アルコールを含有するものである。バ
ニリン類の具体例としては、バニリン、バニリルアルコ
ール、エチルバニリンが挙げられ、中でもバニリンが好
ましく使用できる。本発明の昆虫の誘引剤におけるバニ
リン類の含有量は、糖類100重量部に対して0.03〜
0.35重量部が適当であり、より好ましくは0.05〜0.
15重量部である。0.03重量部よりも少ないと誘引効
果がうすく、一方0.35重量部を越えると逆に誘引効果
が劣る傾向がある。
【0008】マルトール類の具体例としては、マルトー
ル、エチルマルトールが挙げられ、中でもエチルマルト
ールが好適である。本発明の昆虫の誘引剤におけるマル
トール類の含有量は、糖類100重量部に対して0.01
5〜0.17重量部が適当であり、より好ましくは0.02
5〜0.10重量部である。0.015重量部よりも少ない
と誘引効果がうすく、0.17重量部を越えると誘引効果
が劣る傾向がある。低級アルコールの具体例としては、
炭素原子数2〜4のアルコールがあり、エタノール、ブ
タノール、プロピルアルコール等が挙げられ、中でもエ
タノールが好ましく使用できる。本発明の昆虫の誘引剤
における低級アルコールの含有量は、糖類100重量部
に対して1〜17重量部が適当であり、より好ましくは
3〜10重量部である。1重量部よりも少ないと誘引効
果がうすく、一方17重量部を越えると逆に誘引効果が
劣る。従って本発明の具体的な好ましい実施態様とし
て、糖類100重量部に対してバニリンを0.03〜0.3
5重量部、エチルマルトールを0.015〜0.17重量部
及びエタノールを1〜17重量部含有する昆虫の誘引剤
がある。
【0009】本発明の昆虫の誘引剤は昆虫の餌の成分と
することができ、また、本発明の昆虫の誘引剤はそのま
ま昆虫の餌とすることもできる。本発明の昆虫の誘引剤
又は餌には、糖類、バニリン類、マルトール類、低級ア
ルコールの他に、任意にフレーバー類、果汁、果肉、蛋
白質、アミノ酸、デンプン、デンプン加水分解物、油
脂、核酸、有機酸、増粘剤等を含ませることができる。
本発明の昆虫の誘引剤又は餌は、上記成分を水に溶解さ
せて水溶液状のものとして製造することができる。ま
た、さらに寒天又は、その他の増粘性多糖類、ゲル化剤
を使ってゼリー状の誘引剤又は餌とすることができる。
この場合、先ず水と寒天を加熱し沸騰させ、そこへ糖類
を加え、適当に冷却したところへバニリン類、マルトー
ル類、低級アルコール、フレーバー等を添加し混合す
る。その後、放冷し寒天を固まらせることによって製造
することができる。
【0010】その他、本発明の昆虫の誘引剤又は餌の形
態としては、糖蜜状、粉末状、ペレット、顆粒状などが
挙げられる。糖蜜状とするには例えば、先ず水と糖類を
加熱し、蜜様の物性を呈するまで煮詰めて、冷却後バニ
リン類、マルトール類、低級アルコール、フレーバー等
を添加し混合すればよい。粉末状、顆粒状、ペレット状
とするには、バニリン類、マルトール類、低級アルコー
ル、フレーバー等の液体成分をガム類、デキストリン等
の賦形剤に吸着させ、適度に乾燥させる。乾燥させる方
法としてはスプレードライ法(賦形剤と液体成分を噴霧
混合しながら乾燥させる)、ドラム乾燥法(賦形剤と液
体成分のスラリーをドラム上に薄く延ばして乾燥させ
る)、フリーズドライ法(賦形剤と液体成分の混合物を
凍結下で減圧乾燥させる)等がある。用いる賦形剤の形
状、及びできた乾燥物の粉砕、篩い分け等の工程により
粉末、顆粒、ペレットを供する。また、賦形剤の割合が
多く、ブロッキングし難い材質(例えば、おがくず等)
であれば、賦形剤を高速ミキシングしながら液体成分を
滴下し、分散させるだけでよい。本発明の昆虫の誘引剤
又は餌の使用態様としては、昆虫の飼育箱中に置く、部
屋の適当な場所に置く、野外に置く、木に塗布する、ト
ラップの中に置くなどがある。
【0011】
【発明の効果】本発明の昆虫の誘引剤又は餌は、簡便に
製造でき、昆虫にとって嗜好性が高いものであって、例
えば野外であっても昆虫を効果的に誘引し捕獲すること
ができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【実施例1〜3】以下表1の組成(単位:重量部)で、
比較例及び本発明の昆虫の誘引剤又は餌を調製した。な
お、かっこ内は、糖類100重量部に対する値である。
【0013】
【表1】 ──────────────────────────────────── 比較例1 実施例1 実施例2 実施例3 ──────────────────────────────────── ショ糖 30 30(100) 30(100) 30(100) 水 70 70 70 70 寒天末 0.5 0.5 0.5 0.5 メロンフレーバー 0.15 0.15 0.15 0.15 バニリン 0 0.005(0.017) 0.02(0.07) 0.2(0.7) エチルマルトール 0 0.002(0.007) 0.01(0.03) 0.1(0.33) エタノール 0 0.1(0.33) 1.5(5) 10(33) ────────────────────────────────────
【0014】〔調製法〕 水、寒天末を加熱し、1分ほど沸騰させて加熱を止め
る。 そこへショ糖を溶解する。 その溶液を50℃まで冷却し、メロンフレーバー、バ
ニリン、エチルマルトール、エタノールを添加攪拌す
る。 ミニゼリー用のプラスチックカップに16gずつ分注
する。 放冷し寒天を固まらせる。
【0015】
【嗜好性試験1】上記比較例1、実施例1〜3で調製し
た各誘引剤を用いて、飼育室を用いた閉鎖系において、
嗜好性の比較試験を行った。3m×3m×2.5mの飼育
室に腐葉土を敷き、クヌギの伐採木(約φ15cm×15
0cm)を5本壁に固定した。クヌギの木に16箇所の餌
場を設置した。各餌場はクヌギの台木に餌サンプルを容
器ごと固定できるようにし、しかも直径15cmに試験す
る4種のサンプルが全て入るようにした。飼育室には試
験昆虫として次のものを放置した。 カブトムシ ♂×4 ♀×4 ノコギリクワガタムシ ♂×4 ♀×4 ヒラタクワガタムシ ♂×4 ♀×4 コクワガタムシ ♂×4 ♀×4 各サンプルは17:00に設置し、3時間後に赤色光の
もとで見回り、各サンプルを摂取中の虫の種類、数をチ
ェックした。また、48時間後、餌の摂取量を比較し
た。餌の摂取量は水分の蒸発を考慮し、次の方法で算出
した。摂取量=試験前サンプル重量−試験後サンプル重
量−水分蒸発量水分蒸発量は、飼育室に摂取されない状
態でコントロールサンプルを置いて計算により求めた。
結果を下記表2に示す。
【0016】
【表2】 ──────────────────────────────────── 〔誘引剤〕 比較例1 実施例1 実施例2 実施例3 ──────────────────────────────────── カブトムシ♂ 0 0 3 1 カブトムシ♀ 0 1 2 1 ノコギリクワガタ♂ 0 0 2 0 ノコギリクワガタ♀ 0 1 2 0 ヒラタクワガタ♂ 0 0 2 1 ヒラタクワガタ♀ 0 0 1 1 コクワガタ♂ 1 0 1 0 コクワガタ♀ 0 0 1 0 ──────────────────────────────────── 合計 誘引数 1 2 14 4 48時間後 摂取量(g) 3 7 36 12 ────────────────────────────────────
【0017】
【実施例4〜6】以下表3の組成(単位:重量部)で、
本発明の昆虫の誘引剤又は餌を調製した。なお、かっこ
内は、糖類100重量部に対する値である。調製法は実
施例1〜3と同様にした。
【嗜好性試験2】実施例2の誘引剤と、実施例4〜6の
誘引剤を用いて、上記嗜好性試験と同様にして試験し
た。その結果(誘引数、摂取量)を下記表4に示す。
【0018】
【表3】 ──────────────────────────────────── 実施例4 実施例5 実施例6 ──────────────────────────────────── ショ糖 30(100) 30(100) 30(100) 水 70 70 70 寒天末 0.5 0.5 0.5 メロンフレーバー 0.15 0.15 0.15 バニリン 0 0.02(0.07) 0.02(0.07) エチルマルトール 0.01(0.03) 0 0.01(0.03) エタノール 1.5(5) 1.5(5) 0 ────────────────────────────────────
【0019】
【表4】 ──────────────────────────────────── 〔誘引剤〕 実施例2 実施例4 実施例5 実施例6 ──────────────────────────────────── カブトムシ♂ 2 0 1 0 カブトムシ♀ 1 1 0 0 ノコギリクワガタ♂ 2 0 0 0 ノコギリクワガタ♀ 2 0 1 0 ヒラタクワガタ♂ 1 0 1 0 ヒラタクワガタ♀ 2 0 0 1 コクワガタ♂ 2 0 1 0 コクワガタ♀ 1 0 0 1 ──────────────────────────────────── 合計 誘引数 13 1 4 2 48時間後 摂取量(g) 31 5 12 7 ────────────────────────────────────
【0020】
【実施例7〜9】以下表5〜7の組成(単位:重量部)
で、本発明の昆虫の誘引剤又は餌を調製した。なお、か
っこ内は、糖類100重量部に対する値である。調製法
は実施例1〜3と同様にした。
【嗜好性試験3】実施例7〜9の誘引剤について、コン
トロール(ブランク)との2サンプル間の比較により嗜
好性試験を行い摂取量により判定した。その他の試験条
件は嗜好性試験1に準じた。その結果を表5〜7に併せ
て示す。
【0021】
【表5】 ─────────────────────────── コントロール 実施例7 ─────────────────────────── ショ糖 30 30(100) 水 70 70 寒天末 0.5 0.5 メロンフレーバー 0.15 0.15 バニリン 0 0.02(0.07) ─────────────────────────── 摂取量(g) 5 28 ───────────────────────────
【0022】
【表6】 ─────────────────────────── コントロール 実施例8 ─────────────────────────── ショ糖 30 30(100) 水 70 70 寒天末 0.5 0.5 メロンフレーバー 0.15 0.15 エチルマルトール 0 0.01(0.033) ──────────────────────────── 摂取量(g) 5 24 ───────────────────────────
【0023】
【表7】 ─────────────────────────── コントロール 実施例9 ─────────────────────────── ショ糖 30 30(100) 水 70 70 寒天末 0.5 0.5 メロンフレーバー 0.15 0.15 エタノール 0 1(3.33) ─────────────────────────── 摂取量(g) 4 19 ───────────────────────────
【0024】
【野外誘引試験】野外の雑木林において、カブトムシが
実際に観察された天然のクヌギ樹液を対照区として、上
記比較例1及び実施例2で調製した誘引剤を使って誘引
試験を行った。前もってカブトムシが観察されたことの
あるクヌギ樹液(地上2m)を対照区とした。その0.5
m下方に比較例1の誘引剤を塗布し(ポイント1)、さ
らに0.5m下方に実施例2の誘引剤を塗布した(ポイン
ト2)。また、5m離れた別のクヌギの木の地上1mに
比較例1の誘引剤を塗布し(ポイント3)、地上1.5m
に実施例2の誘引剤を塗布した(ポイント4)。誘引剤
は、各ポイントに100gとし、寒天を押しつぶしなが
ら木の肌に接着させた。接着面は直径約20cmの円形と
した。誘引剤を塗布して4時間後、虫を脅かさぬように
赤色光で誘引剤を摂取中のカブトムシ、クワガタムシを
観察した。条件は次のとおりである。 試験日 1997年7月20日 場所 神奈川県座間市の雑木林 サンプル塗布した時間 17:00 観察時間 21:00 結果を下記表8に示す。
【0025】
【表8】 ──────────────────────────────────── ポイント 対照区 1 2 3 4 ──────────────────────────────────── カブトムシ♂ 0 0 3 0 2 カブトムシ♀ 0 0 2 0 1 ノコギリクワガタ♂ 1 0 2 0 1 ノコギリクワガタ♀ 0 0 1 0 0 コクワガタ♂ 2 1 3 0 1 コクワガタ♀ 3 0 3 0 1 ──────────────────────────────────── 合計 誘引数 6 1 14 0 6 ──────────────────────────────────── 本発明の実施例2を用いたポイント2及びポイント4で
明らかな誘引効果が見られ、その効果は対照区としたク
ヌギ樹液と同等以上であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A01N 43/16 A01N 43/16 B (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 63/00 A01M 1/02 A01N 25/00 101 A01N 31/02 A01N 35/00 A01N 43/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糖類100重量部に対して、バニリン類
    を0.03〜0.35重量部、マルトール類を0.015〜0.
    17重量部、炭素原子数2〜4のアルコールを1〜17
    重量部含有することを特徴とするクワガタムシ及びカブ
    トムシの誘引剤。
  2. 【請求項2】 バニリン類がバニリン、マルトール類が
    エチルマルトール及びアルコールがエタノールである請
    求項1記載のクワガタムシ及びカブトムシの誘引剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の誘引剤を含むクワガタ
    ムシ及びカブトムシの餌。
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