JP3192852U - 飲料用ボトルの運搬器具 - Google Patents

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まゆみ 落合
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Abstract

【課題】複数の飲料用ボトルを安定した状態で確実に支持できる飲料用ボトルの運搬器具を提供する。【解決手段】運搬器具1は、飲料用ボトルの頭部及び首部が挿通可能で首部の下部に係合して支持する係合孔17a〜17cと係合片18a〜18cからなる係合部を有するとともに、各係合部17a〜17c、18a〜18cの上方にそれぞれ対向位置して飲料用ボトルの頭部及び首部が挿通する挿通孔24a〜24cを有する下段係合部9,11,13と、この下段係合部9,11,13に上下方向に間隔をおいて設けられ、各挿通孔24a〜24cと上下に対応位置して飲料用ボトルの頭部に係合して支持する挿通孔26a〜26cと係合爪27a〜27cからなる係合部を有する上段係合部5と、一対の取手部2,3とからなる。【選択図】図3

Description

本考案は、飲料用ボトルを複数個吊り下げて運搬する飲料用ボトルの運搬器具に関し、特に、首部が比較的長い飲料用ボトルに適した運搬器具に関する。
従来から、この種の運搬器具は知られているが、ボトルの支持は、ボトルの頭部に設けたフランジを運搬器具の側壁に設けた挿入穴の下縁で係止するのが一般的である。
例えば、取手板を2枚連設して折り重ね、各取手板にそれぞれ連設した外側板を斜め外側に折り曲げ、一方の外側板に順次連設した底板及び2枚の内側板を三角筒状に巻き込み、各外側板と内側板とを貼り合わせて側壁をなし、底板にボトルの首部挿入穴を設けるとともに、2枚の内側板の連設部及び外側板と取手板の連設部にボトルの頭部挿入穴を設け、この頭部挿入穴の下縁にボトルのフランジを係合させてボトルを保持するものである(特許文献1参照)。
特開2005―170407号公報
しかし、従来の飲料用ボトルの運搬器具は、頭部挿入穴の下縁にボトルのフランジを係合させてボトルを支持するものなので、係合状態が不安定で、確実にボトルを支持できないという不都合があった。この不都合は、特に、前記フランジの水平方向への突出長が短い場合に顕著である。また、ボトルの首部が長い場合にも、フランジを支持するだけでは極めて不安定な支持状態となり、確実にボトルを支持できないという不都合があった。
本考案は、これらの問題を解決した飲料用ボトルの運搬器具を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本考案の請求項1に係る飲料用ボトルの運搬器具は、飲料用ボトルの頭部及び首部が挿通可能で前記飲料用ボトルの首部の下部に係合して支持する係合部を複数有する下段係合部と、この下段係合部に上下方向に間隔をおいて設けられ、前記各係合部と上下に対応位置して飲料用ボトルの前記頭部に係合して支持する係合部を複数有する上段係合部と、この上段係合部から上方に延びる取手部とからなる。
また、本考案の請求項2に係る飲料用ボトルの運搬器具は、前記請求項1の構成において、前記下段係合部は、各係合部が係合孔とその周縁に円弧状あるいはリング状に配置された複数の係合片からなり、前記各係合部の上方にはそれぞれ前記各係合部と対向位置して飲料用ボトルの頭部及び首部が挿通する挿通孔を有する一方、上段係合部の各係合部は挿通孔とその周縁に設けた係合爪からなり、前記取手部は一対で形成されるものである。
さらに、本考案の請求項3に係る飲料用ボトルの運搬器具は、前記請求項2の構成において、前記下段係合部を破断して一面側を開口する切り用ミシン線を設けたものである。
またさらに、本考案の請求項4に係る飲料用ボトルの運搬器具は、前記請求項2または3の構成において、前記下段係合部と前記上段係合部と前記一対の取手部は一枚のシートに折り線を介して設けられ、前記折り線で折り曲げて形成されるものであり、前記下段係合部は、天壁と前壁と底壁とを備え、接続部前壁を介して前記上段係合部と接続され、接続部後壁を介して前記一対の取手部の一方と接続され、前記底壁には係合部を設け、前記天壁には挿通孔を設ける一方、前記上段係合部は前記一対の取手部の他方と接続され、前記一対の取手部にはそれぞれ把持用孔を設けたものである。
本考案の請求項1または2に係る飲料用ボトルの運搬器具によれば、上下2段の係合部が飲料用ボトルの頭部と首部にそれぞれ係合して、飲料用ボトルを支持するので、係合状態が安定し、確実にボトルを支持できるという効果を奏する。また、本考案の請求項3または4に係る飲料用ボトルの運搬器具によれば、下段係合部を破断して一面側を開口する切り用ミシン線を設けたので、前記効果に加えて、飲料用ボトルの取り出しが容易になるという効果を奏する。
本考案の一実施形態における展開状態を示す平面図。 同じくミシン線で二つ折りした状態を示す平面図。 同じく上下2段の係合部を形成した状態を示す拡大斜視図。 同じく上下2段の係合部に飲料用ボトルを支持した状態を示す拡大断面図。 同じく切り取りミシン目の破断状態を示す部分拡大背面図。 本考案の他の実施形態における展開状態を示す平面図。 同じく上下2段の係合部を形成した状態を示す拡大斜視図。 同じく上下2段の係合部に飲料用ボトルを支持した状態を示す拡大断面図。
まず、本考案の好適な一実施形態を添付図面の図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、飲料用ボトル100(図4、図5参照)の運搬器具1は、両面をポリピロピレンで被覆加工された一枚のシート31を折り曲げて形成される。図1に示すように、このシート31は、両端部に一対の取手部2,3を有している。前記一方の取手部2に山折り線4を境にして上段係合部5が連接され、この上段係合部5に谷折り線6を境にして接続部前壁7が連接されている。
また、接続部前壁7に谷折り線8を境にして下段係合部天壁9が連接され、この下段係合部天壁9に山折り線10を境にして下段係合部前壁11が連接されている。前記下段係合部前壁11には、山折り線12を境にして下段係合部底壁13が連接され、この下段係合部底壁13に山折り線14を境にして接続部後壁15が連接されている。そして、この接続部後壁15に山折り線16を境にして他方の取手部3が連接されている。
図1に示すように、下段係合部底壁13には飲料用ボトル100の頭部及び首部101を挿通するための3つの係合孔17a,17b,17cを設け、これら各係合孔17a,17b,17cは、山折り線14側を除いて中心に向けて延びるほぼ台形状で円弧状に配置された、首部101に係合して支持するための6枚の係合片18a,18b,18cをそれぞれ備えている。前記各係合孔17a,17b,17cと前記各係合片18a,18b,18cで下段係合部の係合部を構成する。これら各係合孔17a,17b,17cの係合片18a,18b,18cが存在しない部分に対応して、山折り線14に向けて延びる各一対のスリット19a,19a,19b,19b,19c,19cにより摘まみ片20a,20b,20cを形成している。
接続部後壁15には、各一対のスリット19a,19a,19b,19b,19c,19cから連続する各一対の切り用ミシン線21a,21a,21b,21b,21c,21cが山折り線16に達するように設けられている。そして、取手部3には、前記各一対の切り用ミシン線21a,21a,21b,21b,21c,21cから連続するようにスリット22a,22b,22cが設けられて、上部除去部23a,23b,23cを形成している。各摘まみ片20a,20b,20cと、これらに連接する各一対の切り用ミシン線21a,21a,21b,21b,21c,21cに挟まれた長方形状部分と、これら各長方形状部分に連接する前記各上部除去部23a,23b,23cが帯状に除去される部分である。
一方、下段係合部天壁9には各係合孔17a,17b,17cと上下に対応する位置(図3参照)に、飲料用ボトル100の頭部及び首部101が挿通して前記首部101に対応位置する首部挿通孔24a,24b,24cを設け、上段係合部5には前記各首部挿通孔24a,24b,24cと各長方形状の連通孔25a,25b,25cを介して連続する飲料用ボトル100の頭部を挿通するための頭部挿通孔26a,26b,26cを設けている。これら各頭部挿通孔26a,26b,26cには、その周縁から中心部に向けて突出して飲料用ボトル100の頭部の一部である蓋体102に係合する係合爪27a,27b,27cを3つずつ設けている。前記各頭部挿通孔26a,26b,26cと前記各係合爪27a,27b,27cによって上段係合部の係合部を構成する。
また、一対の取手部2,3には、運搬器具1を作成した時に、互いに対応位置するように把持用孔28,29を設けている。そして、把持用孔28,29の上端縁には、把持するときに上方に折り返して指との接触部分を増して握りやすくするための補助片28a,29aを設けている。
なお、下段係合部前壁11、接続部後壁15及び各取手部2,3の表出面には、広告宣伝文や運搬器具1の使用方法などの適宜な情報を表示したり、装飾や広告宣伝用の写真や絵柄を表示することができる。
次に、上述した運搬器具1に支持して運搬する飲料用ボトル100について説明する。図4、図5に示すように、飲料用ボトル100はガラス製で、従来公知のものである。この飲料用ボトル100の首部101の上は頭部となり、この頭部は、図示していない雄ネジに螺合する図示していない雌ネジを内周面に有する蓋体102を備えている。この蓋体102も頭部の一部を構成する。
本実施形態は以上のように構成したので、図2に示すように、山折り線12で二つ折りして、扁平状態にすることができるため、場所をとらずに保管できる。そして、この二つ折りした扁平状態にする際に、接続部前壁7が接続部後壁15の対応する部分に接着される。一方、使用にあたっては、前記扁平な保管状態から、図3に示すように、各山折り線10,12,14で山折りするとともに、谷折り線8で谷折りして、側部形状ロ字状の下段係合部を形成し、また、谷折り線6で谷折りして上段係合部5をほぼ水平に形成する。これによって、使用可能状態の運搬器具1となる。
続いて、運搬器具1に対して飲料用ボトル100を、その蓋体102が適宜な係合孔、例えば係合孔17bに対応位置するようにして、前記蓋体102及び首部101が前記係合孔17bから対応する首部挿通孔24bを挿通して、前記首部101の上部が下段係合部から突出するように、下段係合部底壁13及び下段係合部天壁9を順次上から押し込む。この押し込み動作にともなって、各係合片18bが上方に立ち上がり、それぞれの各先端部が首部101の下部と係合することで、前記首部101が下段係合部に係合支持される。
次いで、飲料用ボトル100の蓋体102に対して上段係合部5の頭部挿通孔26bを対応位置させて、上部係合部5を上から押し込み、蓋本102が前記頭部挿通孔26bを挿通し、前記蓋体102の下端面に各係合爪27bの先端を係合することで、前記蓋体102が上段係合部に係合支持される。このようにして、図4に示すように、前記飲料用ボトル100を運搬器具1に支持する。
以上の動作を繰り返すことによって、下段係合部の残りの係合孔17a,17cの各係合片18a,18c及び上段係合部5の残りの頭部挿通孔26a,26cの各係合爪27a,27cに、それぞれ新たな飲料用ボトル100の首部101及び蓋体102の下端面を係合支持し、3本の飲料用ボトル100を運搬器具1に支持することができる。
一方、この図4に示す支持状態から飲料用ボトル100を取り外すには、摘まみ片20aを摘まんで上方に引き上げ、一対の切り用ミシン線21a,21aを破断して、接続部後壁15の前記一対の切り用ミシン線21a,21aに挟まれた長方形状部分と、これら各長方形状部分に連接する上部除去部23aからなる帯状部分を除去して開口状態にする。このとき、飲料用ボトル100の蓋体102は前記除去された上部除去部23a部分に対応位置し、同首部101は前記除去された長方形状部分に対応位置しているので、図5に示すように、開口部分から前記蓋体102と首部101は露出する状態となる。したがって、飲料用ボトル100を開口部分方向に引き出すことで、各飲料用ボトル100を運搬器具1から容易に取り外すことができる。
続いて、本考案に係る他の実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。
図6及び図7に示すように、飲料用ボトル100(図4、図5参照)の運搬器具51は、両面をポリピロピレンで被覆加工された一枚のシート61を折り曲げて形成される。図6に示すように、このシート61は、一端部に一対の取手部62,63が山折り線64を介して連接され、各取手部62,63には、運搬器具51を作成した時に、互いに対応位置するように把持用孔65,66を設けている。そして、前記把持用孔65の上端縁には、把持するときに上方に折り返して指との接触部分を増して握りやすくするための補助片65aを設けている。また、前記各取手部62,63の各把持用孔65,66を挟んで山折り線64と反対側には、間隔を置いてそれぞれ谷折り線67,69及び山折り線68,70を設けている。そして、前記山折り線68より端部側の部分は糊代71を構成する。
一方の取手部63に山折り線72を境にして上段係合部73が連接され、この上段係合部73に谷折り線74を境にして接続部前壁75が連接されている。前記接続部前壁75に谷折り線76を境にして下段係合部天壁77が連接され、この下段係合部天壁77に切り用ミシン線78を境にして下段係合部前壁79が連接されている。前記下段係合部前壁79には、切り用ミシン線80を境にして下段係合部底壁81が連接され、この下段係合部底壁81に山折り線82を境にして接続部後壁83が連接されている。そして、この接続部後壁83に取手部62の糊代71が接着されるものである。なお、前記一対の切り用ミシン線78,80は、破断開始端79a側の端部がそれぞれ内側に向けて斜めに延びている。
図6に示すように、下段係合部底壁81には飲料用ボトル100の頭部及び首部101を挿通するための4つの係合孔84a,84b,84c,84dを設け、これら各係合孔84a,84b,84c,84dは、中心に向けて延びるほぼ台形状でリング状に配置された、首部101に係合して支持するための8枚の係合片85a,85b,85c,85dをそれぞれ備えている。前記各係合孔84a,84b,84c,84dと前記各係合片85a,85b,85c,85dによって下段係合部の係合部を構成する。これら各係合孔84a,84b,84c,84dに向けて、切り用ミシン線80から延びるスリット86a,86b,86c,86dが形成されている。
下段係合部天壁77には、各係合孔84a,84b,84c,84dと上下に対応する位置に、飲料用ボトル100の頭部及び首部101が挿通して前記首部101に対応位置する首部挿通孔87a,87b,87c,87dを設け、これら各首部挿通孔87a,87b,87c,87dに向けて、切り用ミシン線78から延びるスリット88a,88b,88c,88dが形成されている。
上段係合部73には前記各首部挿通孔87a,87b,87c,87dと対応する位置に飲料用ボトル100の蓋体102を備えた頭部を挿通するための頭部挿通孔89a,89b,89c,89dを設けている。これら各頭部挿通孔89a,89b,89c,89dには、その周縁から中心部に向けて突出して飲料用ボトル100の蓋体102に係合する係合爪90a,90b,90c,90dを4つずつ設けている。前記各頭部挿通孔89a,89b,89c,89dと前記各係合爪90a,90b,90c,90dによって上段係合部73の係合部を構成する。
なお、下段係合部前壁79、接続部後壁83、接続部前壁75及び各取手部62,63の表出面には、広告宣伝文や運搬器具51の使用方法などの適宜な情報を表示したり、装飾や広告宣伝用の写真や絵柄を表示することができる。
上述した運搬器具51に支持して運搬する飲料用ボトル100は、第1の実施形態の運搬器具1に支持する飲料用ボトル100と同一構成であるので、その説明は省略する。
本実施形態は以上のように構成したので、谷折り線74を山折りして二つ折りして、扁平状態にすることができるため、場所をとらずに保管できる。そして、この二つ折りした扁平状態にする際に、接続部前壁75と糊代71がそれぞれ接続部後壁83の対応する部分に接着される。一方、使用にあたっては、前記保管状態から、図7に示すように、山折り線64で山折りし、谷折り線67,69で谷折りし、山折り線68,70で山折りして、一対の取手部62,63を形成し、次いで、山折り線72で山折りして上段係合部73をほぼ水平に形成する。さらに、谷折り線74,76で谷折りし、切り用ミシン線78,80及び山折り線82で山折りして、側部形状ロ字状の下段係合部を形成する。
続いて、図8に示すように、飲料用ボトル100を、その蓋体102が適宜な係合孔、例えば係合孔84bに対応位置するようにして、蓋体102及び首部101が前記係合孔84bから対応する首部挿通孔87bを挿通して、前記首部101の上部が下段係合部から突出するように、下段係合部底壁81及び下段係合部天壁77を順次上から押し込む。この押し込み動作にともなって、各係合片85bが上方に立ち上がり、各先端部が首部101の下部と係合することで、前記首部101が下段係合部に係合支持される。
次いで、飲料用ボトル100の蓋体102に対して上段係合部の頭部挿通孔89bを対応位置させて、上段係合部73を上から押し込み、蓋体102が前記頭部挿通孔89bを挿通し、前記蓋体102の下端面に各係合爪90bの先端を係合することで、前記蓋体102が上段係合部73に係合支持される。このようにして、図8に示すように、前記飲料用ボトル100を運搬器具51に支持する。
以上の動作を繰り返すことによって、下段係合部の残りの係合孔84a,84c、84dの各係合片85a,85c,85d及び上段係合部73の残りの頭部挿通孔89a,89c,89dの各係合爪90a,90c,90dに、それぞれ新たな飲料用ボトル100の首部101及び蓋体102の下端面を係合支持し、4本の飲料用ボトル100を運搬器具51に支持することができる。
一方、この図8に示す支持状態から飲料用ボトル100を取り外すには、下段係合部前壁79の係合孔84d側端部である破断開始端79aを摘まんで引き上げ、一対の切り用ミシン線78,80を破断して、下段係合部前壁79を除去して開口状態にする。このとき、各スリット86a,86b,86c,86d,88a,88b,88c,88dは前記開口部分に対応位置しているので、頭部捜通孔89a,89b,89c,89dから飲料用ボトル100の蓋体102を設けた頭部を引き出した後、飲料用ボトル100を開口部分方向に引き出すことで、各飲料用ボトル100を運搬器具51から取り外すことができる。
また、運搬器具51形成後の保管時や飲料用ボトル100を保持した店頭陳列時に、谷折り線67,69で取手部62,63を折り曲げることによって、上下方向の占有面積を小さくできる。
なお、本考案は上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、支持する飲料用ボトル100の数は3個あるいは4個に限らず、したがって係合孔17a,17b,17c,84a,84b,84c,84dや首部挿通孔24a,24b,24c,87a,87b,87c,87dや頭部挿通孔26a,26b,26c,89a,89b,89c,89d及び係合爪27a,27b,27c,90a,90b,90c,90dの数も上述したものに限らない。また、補助片28a,29a,65aは設けなくてもよい。
さらに、切り用ミシン線21a,21b,21c,78,80は必ずしも設ける必要はなく、この場合は各係合爪27a,27b,27c,90a,90b,90c,90dを下方に押し下げ、各係合片18a,18b,18c,85a,85b,85c,85dを外側に押し開いて、蓋体102下面及び首部101との係合状態を解除して、飲料用ボトル100を運搬器具1,51から取り外すものである。一方、第2の実施形態において、各山折り線70,72を、切り用ミシン線78,80と同一構成の切り用ミシン線で構成し、蓋体102に対応する前面を開口可能にしてもよい。
1,51 運搬器具
2,3,62,63 取手部
4,10,12,14,16,64,68,70,72,82 山折り線
5,73 上段係合部
6,8,67,69,74,76 谷折り線
7,75 接続部前壁
9,77 下段係合部天壁
11,79 下段係合部前壁
13,81 下段係合部底壁
15,83 接続部後壁
17a,17b,17c,84a,84b,84c,84d 係合孔
18a,18b,18c,85a,85b,85c,85d 係合片
19a,19b,19c,22a,22b,22c,86a,86b,86c,86d,88a,88b,88c,88d スリット
20a,20b,20c 摘まみ片
21a,21b,21c,78,80 切り用ミシン線
23a,23b,23c 上部除去部
24a,24b,24c,87a,87b,87c,87d 首部挿通孔
25a,25b,25c 連通孔
26a,26b,26c,89a,89b,89c,89d 頭部挿通孔
27a,27b,27c,90a,90b,90c,90d 係合爪
28,29,65,66 把持用孔
28a,29a,65a 補助片
31,61 シート
71 糊代
100 飲料用ボトル
101 首部
102 蓋体

Claims (4)

  1. 飲料用ボトルの頭部及び首部が挿通可能で前記飲料用ボトルの首部の下部に係合して支持する係合部を複数有する下段係合部と、この下段係合部に上下方向に間隔をおいて設けられ、前記各係合部と上下に対応位置して飲料用ボトルの前記頭部に係合して支持する係合部を複数有する上段係合部と、この上段係合部から上方に延びる取手部とからなることを特徴とする飲料用ボトルの運搬器具。
  2. 前記下段係合部は、各係合部が係合孔とその周縁に円弧状あるいはリング状に配置された複数の係合片からなり、前記各係合部の上方にはそれぞれ各係合部と対向位置して飲料用ボトルの頭部及び首部が挿通する挿通孔を有する一方、上段係合部の各係合部は挿通孔とその周縁に設けた係合爪からなり、前記取手部は一対で形成されることを特徴とする請求項1に記載の飲料用ボトルの運搬器具。
  3. 前記下段係合部を破断して一面側を開口する切り用ミシン線を設けたことを特徴とする請求項2に記載の飲料用ボトルの運搬器具。
  4. 前記下段係合部と前記上段係合部と前記一対の取手部は一枚のシートに折り線を介して設けられ、前記折り線で折り曲げて形成されるものであり、前記下段係合部は、天壁と前壁と底壁とを備え、接続部前壁を介して前記上段係合部と接続され、接続部後壁を介して前記一対の取手部の一方と接続され、前記底壁には係合部を設け、前記天壁には挿通孔を設ける一方、前記上段係合部は前記一対の取手部の他方と接続され、前記一対の取手部にはそれぞれ把持用孔を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の飲料用ボトルの運搬器具。
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