JP3192466U - 多段収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納する物品の種類が多く、その数量が多い場合には、その種類や数量に応じた必要な段数に調節して使用することができ、また収納する物品が一種類で、しかも数量が少ない場合には、収納部を一段にして使用することができる多段収納具を提供する。【解決手段】複数の収納体1を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせ、それぞれを係脱自在に係合する。収納体は、両側板2、前板3、後板4、および底板から構成され、上方を開放しており、両側板は、上辺2aを前下がりに傾斜させ、一直線状になるように重ね合わせるのが好ましい。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば店頭において、カタログ、パンフレット、商品等を展示したり、室内において、書籍、書類、小物等を収納しておくのに適した多段収納具に関するものである。
従来からこの種の多段収納具としては、カタログ、パンフレット、商品、書籍、書類、小物等(以下、収納する物品、または単に物品という)を収納しておくための複数段の収納部を設けたものが存在する。
このような多段収納具の一例としては、例えば支持板と上下二段の箱状収納部とを組立て成形し、前記各収納部は右側壁、前壁および左側壁を形成したものとしており、前記支持板の上端に設けた小孔に紐を通し、壁などに吊り下げておけるようにしている(特許文献1)。
さらに、多段収納具の他の例としては、複数のトレーを上下に配しており、これらのトレーの背面に亘って台紙を沿わせ、この台紙に形成したビス穴に、各トレーの背面に突設したビスを係合させて、上下のトレーを台紙に取り付けるようにし、台紙の上端に設けた小孔に紐を通し、壁などに吊り下げておけるようにしている(特許文献2)。
特開平9−309573号公報 特開2004−236880号公報
上記特許文献1、2に示された従来の多段収納具では、いずれも収納部(トレー)を上下二段に設けたものとしている。
したがって、このような従来の多段収納具では、収納する物品の種類が異なる場合も、同じ種類毎に複数を重ねたりして、それぞれを別の収納部に収納しておくことができる。しかしながら、収納する物品の種類が多い場合は二段では足りず、別の収納具を用意して、その収納具に収納しなければならず、その収納具の個数も多数におよぶ場合があり、吊り下げておく場所も多くいるという課題を有していた。
さらに、従来の多段収納具では、収納部を上下方向に並べていたので、収納場所も縦方向に広い場所を確保しなければならず、縦方向に広い場所を確保できない場合には、吊り下げておくことができないという課題を有していた。
また、従来の多段収納具では、上記したのとは逆に収納する物品が一種類で、しかも数量が少ない場合には、収納部は一段だけですみ、もう一段は邪魔になってしまい、またその段を空にしておくと、設置場所の無駄にもなり、体裁も良くないという課題を有していた。
そこで、この考案は、上記従来の多段収納具が有する課題を解決することを目的としており、収納する物品の種類が多く、その数量が多い場合には、その種類や数量に応じた必要な段数に調節して使用することができ、また収納する物品が一種類で、しかも数量が少ない場合には、収納部を一段にして使用することができる多段収納具を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案の多段収納具は、複数の収納体1を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせ、それぞれを係脱自在に係合してなるものとしている。
そして、この考案の多段収納具において、前記収納体1は、両側板2、前板3、後板4、および底板5から構成され、上方を開放しており、前記両側板2は、上辺2aを前下がりに傾斜させており、これら両側板2の上辺2aが一直線状になるようにしている。
さらに、この考案の多段収納具において、前記前板3は、両側壁部31および下壁部32を残して上辺3aから下方向に切込み33が形成されており、前記後板4は、上端部の中央に表面から裏面に貫通する小孔41を設けており、裏面の上端部の両端寄りに、外側方に向けた係合片42が形成されており、この係合片42を、前方に位置する収納体1の両側壁部31の側端上部に係合して、横方向に移動しないようにし、さらに前記後板4は、裏面の中間部の両端に寄りに、下方に向けた係合片43が形成されており、この係合片43を、前方に位置する収納体1の下壁部32の上端に係合して、縦方向に移動しないようにしている。
さらに、この考案の多段収納具において、前記係合片42は、横断面を略L字状としており、後板4との間に前記収納体1の両側壁部31の側端上部を挟み込むようにして係合している。
さらに、この考案の多段収納具において、前記係合片43は、縦断面を略L字状としており、後板4との間に前記収納体1の下壁部32の上端を挟み込むようにして係合している。
この考案の多段収納具は、以上に述べたように構成されており、収納する物品の種類が多く、その数量が多い場合には、その種類や数量に応じた必要な段数に調節することができるので、別の収納具を用意して、その収納具に収納する必要もなく、設置しておくのにも多くの場所を取らないものとなり、非常に使い易く便利なものとなる。
さらに、この考案の多段収納具は、多段にする場合にも、収納体を上下方向にずらしながら重ね合わせそれぞれを係合しているだけであるので、縦方向にそれほど広い場所でなくても、吊り下げるなどして、設置しておくことができ、設置場所を確保するのにも簡単なものとなる。
また、この考案の多段収納具は、収納する物品が一種類で、しかも数量が少ない場合には、一段にして使用することもでき、設置場所が無駄になることもなく、体裁も悪くなることがないものとなる。
この考案の多段収納具を三段にした場合の斜視図である。 この考案の多段収納具を三段にした場合の平面図である。 図1中のA−A線によるこの考案の多段収納具の断面図である。 この考案の多段収納具を構成する一段の収納ケースの正面図である。 この考案の多段収納具を構成する一段の収納ケースの側面図である。 図4中のB−B線によるこの考案の多段収納具を構成する一段の収納ケースの断面図である。 この考案の多段収納具を構成する一段の収納ケースを正面側から見た状態の斜視図である。 図7に示す収納ケースを背面側から見た状態の斜視図である。 図7に示す収納ケースを展開した状態の斜視図である。
以下、この考案の多段収納具を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この考案の多段収納具は、図1〜3に示したように、複数の収納体1を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせ、それぞれを係脱自在に係合してなるものとしている。前記収納体1は、少ない場合は2〜3個、多い場合は5〜6個を重ね合わせてなるものとしているが、その重ね合わせる個数は特に限定されるものではない。また、この考案の多段収納具は、場合によっては複数の収納体1を重ね合わせることなく単独で(一段にして)使用することもできる。
収納体1は、合成樹脂の成形品としており、両側板2、前板3、後板4、および底板5から構成され、上方を開放している。
両側板2は、上辺2aを前下がりに傾斜させており、複数の収納体1を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせたときに、これら両側板2の上辺2aが一直線状になるようにしている。このようにすると、収納体1内に物品を収納する場合に、物品が両側面方向において引っ掛かったりすることなく、スムーズに収納することができる。また、多段に重ね合わせた収納体1の両側板2の上辺2aが一直線状になることにより、側面方向からの外見もスッキリしたものとなる。なお、両側板2の幅長や、これら両側板2の上辺2aの傾斜角は、収納する物品の形状や大きさによって、適当に決めればよい。
前板3は、両側壁部31および下壁部32を残して上辺3aから下方向に四辺形状の切込み33が形成されており、収納体1内の物品を見やすくしたり、収納体1内から物品を取り出し易くしている。さらに、前板3の下壁部32には、多数の通孔34が形成されており、収納体1内の物品をさらに見やすくしている。
後板4は、上端部の中央に表面から裏面に貫通する小孔41を設けており、複数の収納体1を前後方向に多段に重ね合わせたときに、最後段になる収納体1の後板4の小孔41に紐を通したり、この小孔41に釘を打ちつけて、壁などに吊り下げておけるようにしている
さらに、後板4は、裏面の上端部の両端寄りに、外側方に向けた係合片42が形成されており、複数の収納体1を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせたときに、この係合片42を、前方に位置する収納体1の両側壁部31の側端上部に係合して、横方向に移動しないようにしている。なお、前記係合片42は、横断面を略L字状としており、後板4との間に前記収納体1の両側壁部31の側端上部を挟み込むようにして係合している。
また、後板4は、裏面の中間部の両端に寄りに、下方に向けた係合片43が形成されており、複数の収納体1を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせたときに、この係合片43を、前方に位置する収納体1の下壁部32の上端に係合して、縦方向に移動しないようにしている。なお、係合片43は、縦断面を略L字状としており、後板4との間に前記収納体1の下壁部32の上端を挟み込むようにして係合している。
なお、後板4は、小孔41や係合片42、43を形成した部分を外して、肉抜きの開口44を形成して、収納体1を軽量化したり、通気性を良くしたりすることができる。なお、図示したものは、後板4の下半部にのみ開口44を形成したものとしているが、後板4の上半部にも同様の開口44を形成したものとすることができる。
さらに、この考案の多段収納具を構成する前記収納体1は、図9に示したように、前板3の両側部に、両側板2の内側を形成する両側板部21aを形成し、後板4の両側部に、両側板2の外側を形成する両側板部21bを形成し、前板3の下端と底板5の前端とを弱め部22で繋いてヒンジ構造として、前記収納体1を展開した形状で成形すれば、合成樹脂の一体成形品とすることができる。
以上のように構成されたこの考案の多段収納具は、複数の収納体1を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせ、それぞれを係合するには、次にようにすればよい。
先ず、一つの収納体1の前方から、この収納体1の前板3に別の収納体1の後板4を上下方向にずらして重ねていき、一つの収納体1の前板3の下壁部32の上端に、別の収納体1の後板4の係合片43を挟み込むようにして係合すると共に、前記一つの収納体1の前板3の両側壁部31の上側端に、前記別の収納体1の後板4の係合片42を挟み込むようにして係合する。
さらに、前記別の収納体1の前方から、この収納体1の前板3にさらに別の収納体1の後板4を上下方向にずらして重ねていき、別の収納体1の前板3の下壁部32の上端に、さらに別の収納体1の後板4の係合片43を挟み込むようにして係合すると共に、前記別の収納体1の前板3の両側壁部31の上側端に、前記さらに別の収納体1の後板4の係合片42を挟み込むようにして係合する。
このようにして、複数の収納体1を次々に上下方向にずらして重ね合わせ、それぞれを係合していけば、この考案の多段収納具が構成されることになる。
また、この考案の多段収納具は、後板4の上端を手で掴むなどして、多段に重ね合わせた収納体1を前方から順に引き上げていけば、前後の収納体1どうしの係合を外すことができ、一個ずつバラバラにしておくことができる。
したがって、この考案の多段収納具は、収納する物品の種類が多く、その数量が多い場合には、収納体1をその種類や数量に応じた必要な段数に調節することができるので、別の収納具を用意して、その収納具に収納する必要もなく、設置しておくのにも多くの場所を取らないものとなり、非常に使い易く便利なものとなる。
さらに、この考案の多段収納具は、多段にする場合にも、収納体1を上下方向にずらしながら重ね合わせ、それぞれを係合しているだけであるので、縦方向にそれほど広い場所でなくても、吊り下げるなどして、設置しておくことができ、設置場所を確保するのにも簡単なものとなる。
また、この考案の多段収納具は、収納する物品が一種類で、しかも数量が少ない場合には、多段にすることなく一段にして使用することもでき、設置場所が無駄になることもなく、体裁も悪くなることがないものとなる。
1 収納体
2 側板
2a 上辺
3 前板
3a 上辺
4 後板
5 底板
31 側壁部
32 下壁部
33 切込み
41 小孔
42 係合片
43 係合片

Claims (5)

  1. 複数の収納体(1)を上下方向にずらしながら前後方向に多段に重ね合わせ、それぞれを係脱自在に係合してなることを特徴とする多段収納具。
  2. 前記収納体(1)は、両側板(2)、前板(3)、後板(4)、および底板(5)から構成され、上方を開放しており、前記両側板(2)は、上辺(2a)を前下がりに傾斜させており、これら両側板(2)の上辺(2a)が一直線状になるようにしていることを特徴とする請求項1記載の多段収納具。
  3. 前記前板(3)は、両側壁部(31)および下壁部(32)を残して上辺(3a)から下方向に切込み(33)が形成されており、前記後板(4)は、上端部の中央に表面から裏面に貫通する小孔(41)を設けており、裏面の上端部の両端寄りに、外側方に向けた係合片(42)が形成されており、この係合片(42)を、前方に位置する収納体(1)の両側壁部(31)の側端上部に係合して、横方向に移動しないようにし、さらに前記後板(4)は、裏面の中間部の両端に寄りに、下方に向けた係合片(43)が形成されており、この係合片(43)を、前方に位置する収納体(1)の下壁部(32)の上端に係合して、縦方向に移動しないようにしていることを特徴とする請求項2記載の多段収納具。
  4. 前記係合片(42)は、横断面を略L字状としており、後板(4)との間に前記収納体(1)の両側壁部(31)の側端上部を挟み込むようにして係合していることを特徴とする請求項3記載の多段収納具。
  5. 前記係合片(43)は、縦断面を略L字状としており、後板(4)との間に前記収納体1の下壁部(32)の上端を挟み込むようにして係合していることを特徴とする請求項3または4記載の多段収納具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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