JP3192298U - 包装用箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】飲料、化粧品等のボトル、チューブ等の高さ寸法が異なる複数の容器を美観よく収容するとともに、生産性に優れる包装用箱を提供する。
【解決手段】第1側部1と、第1側部に対向する第2側部とを少なくとも有して内部空間16を形成する側部と、側部のいずれかの上端から延設される蓋部12と、第1側部の下端から延設され、内部空間の上方に向けて立設される第1底部3aと、第2側部の下端から延設される保持片の一部を切り起こし、第1底部より上方に載置面8が位置する載置部6を形成する第2底部とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】第1側部1と、第1側部に対向する第2側部とを少なくとも有して内部空間16を形成する側部と、側部のいずれかの上端から延設される蓋部12と、第1側部の下端から延設され、内部空間の上方に向けて立設される第1底部3aと、第2側部の下端から延設される保持片の一部を切り起こし、第1底部より上方に載置面8が位置する載置部6を形成する第2底部とを備える。
【選択図】図3
Description
本考案は、飲料、化粧品等のボトル、チューブ等の高さ寸法が異なる複数の容器を収容する包装用箱に関するものである。
従来より、高さ寸法が異なるボトル、チューブ等の容器の複数個を一体に収容する包装用箱が公知である。
例えば、上げ底部を有する組立体を包装体に収容することで、包装体の高さ寸法よりも小さい容器を上げ底部にて底上げし、収容する容器の高さを調節することができる包装用箱が公知である(特許文献1参照)。
また、底上げ機能の棚部を有する容器ホルダを外装ケースに収容することで、包装体の高さ寸法よりも小さい容器を上げ底部にて底上げするとともに、容器ホルダの保持片によって、外装ケース内の中央に位置する容器の上下左右方向への移動を規制する包装用箱が公知である(特許文献2参照)。
しかしながら、上記文献では、包装用箱は、底上げ機能を有する内側部材と、これを収容する外側部材とから構成されることから、包装用箱の組み立て作業に際しては、まず、外側部材に対して内側部材を収容し、後に容器を収容する必要があり、当該組み立て作業が煩雑となる虞があった。また、これに付随して、製造コストの増大、廃棄の際のゴミの増大、生産上の管理、在庫の保管等においても問題視されるものであった。
そこで、本考案はこのような問題点を解決するものであって、飲料、化粧品等のボトル、チューブ等の高さ寸法が異なる複数の容器を美観よく収容するとともに、生産性に優れる包装用箱を提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本考案の請求項1に記載の包装用箱は、第1側部と、前記第1側部に対向する第2側部とを少なくとも有して内部空間を形成する側部と、前記側部のいずれかの上端から延設される蓋部と、前記第1側部の下端から延設され、前記内部空間の上方に向けて立設される第1底部と、前記第2側部の下端から延設される保持片の一部を切り起こし、前記第1底部より上方に載置面が位置する載置部を形成する第2底部とを備えることを特徴とするものである。
また、本考案の請求項2に記載の包装用箱は、請求項1に記載の包装用箱において、前記第1底部は、少なくとも前記第2側部に臨む傾斜片を備えるものである。
また、本考案の請求項3に記載の包装用箱は、請求項2に記載の包装用箱において、前記載置部は、前記傾斜片に沿うよう設けられる支持片と、前記支持片から屈曲して前記載置面となる載置片とを備えるものである。
また、本考案の請求項4に記載の包装用箱は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装用箱において、前記蓋部は、少なくとも前記載置部上に配置される容器を上方から押圧する押さえ片を備えるものである。
また、本考案の請求項5に記載の包装用箱は、請求項4に記載の包装用箱において、前記押さえ片は、前記容器と、前記第1底部上に配置される容器とを上方から押圧して容器の頭部高さを略同等とするものである。
また、本考案の請求項6に記載の包装用箱は、請求項4又は請求項5に記載の包装用箱において、前記保持片の残余部は、前記載置部上に容器を配置し、前記押さえ片にて上方から押圧した状態で、前記内部空間の下端部に当接する脚部を備えるものである。
また、本考案の請求項7に記載の包装用箱は、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の包装用箱において、前記支持片は、前記傾斜片に貼着する底部貼着部を備えるものである。
また、本考案の請求項8に記載の包装用箱は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の包装用箱において、前記第2底部は、前記第1底部における幅方向の略中央部に位置するものである。
本考案の包装用箱では、側部に一体となるよう形成される第1底部と、第1底部より上方に載置面が位置する載置部を備える第2底部によって、高さ寸法が異なるボトル、チューブ等の容器の複数個を一体に収容することができる。これにより、従来品と比較して、組み立て作業を簡易とすることができ、製造コストの削減、廃棄の際のゴミの削減、生産上の管理、在庫の保管等の生産性に優れた包装用箱とすることができる。
以下、本考案の実施の形態における包装用箱を図面に基づいて説明する。当該包装用箱において、蓋部が設けられる側を当該箱の上方とし、底部が設けられる側を当該箱の下方とする。また、展開図において、縦方向を上下とし、横方向を左右とする。
図1は、包装用箱を展開した状態の表面図である。図2は、包装用箱を組み立てた状態の底部を示す一部省略説明図である。図3は、包装用箱に容器を収容した状態の斜視図である。図4は、図3の正面図である。図5は、図4のA―A拡大断面図である。
本考案に係る包装用箱は、図1から図5に示すように、一枚のシート材、台紙等から組み立てられ、高さ寸法が異なるボトル、チューブ等の容器の複数個を一体に収容するとともに、高さ寸法の小さい容器を底上げして収容することができるものである。
包装用箱は、図1に示すように、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の一枚の合成樹脂製の透明シート材から形成されており、展開した状態において、側部を構成する2枚の第1側部1と第2側部2とを折線aを介して横方向に連接している。そして、第1側部1と第2側部2の両者端部相互を貼着することで、容器を収容する略楕円状の内部空間16を形成する。本実施例においては、例えば、第1側部1を表側板とし、第2側部2を裏側板としており、裏面となる第2側部2の右端に貼着部2aが設けられる。
また、包装用箱は、収容される容器が外部から視認可能となるよう少なくとも一部に透明シート材を採用することもできるし、合成樹脂製の不透明シート材、紙等を採用することもできる。更に、包装用箱の側部等に印刷を施し、装飾することができるのは勿論である。
第1側部1は、例えば、略長方形状に形成され、上端には包装用箱をフック等に係止可能とする係止孔1aが設けられる。また、第1側部1の下端には、折線bを介して第1底部が設けられる。
当該第1底部は、包装用箱の底部を構成し、内部空間16の上方に向けて立設されるものである。第1底部は、包装用箱が組み立てられた状態にて、少なくとも第2側部2に臨む傾斜片を備えるよう形成され、側部に固定するための貼着片が適宜箇所に設けられる。
具体的には、第1側部1の下端には、折線bを介して底部片3が設けられる。当該底部片3は、折線bを上底とする略台形状の第1傾斜片3aと、第1傾斜片3aの下底を折線cとし、折線cを介して線対称となる第2傾斜片3bとから形成される。これにより、図5に示すように、折線b、cを介して組み立てた際に、底部片3は、内部空間16の上方に向けて略逆V字状に立設される。すなわち、折線cを略逆V字状の頂部として、第1傾斜片3aが第1側部1に臨むとともに、第2傾斜片3bが第2側部2に臨むよう立設される。
また、第1傾斜片3aには、第1底部を立設した際に、第1傾斜片3aを第1側部1に貼着して固定するための貼着片4が設けられる。当該貼着片4は、第1傾斜片3aの斜辺を介してそれぞれ左右方向に設けられる。このとき、それぞれの斜辺は、折線d、eとされる。また、同様にして、第2傾斜片3bには、第2傾斜片3bの斜辺を介して貼着片4がそれぞれ左右方向に設けられ、当該斜辺は折線f、gとされる。
第2側部2は、第1側部1と同様にして、例えば、略長方形状に形成される。本実施例においては、第2側部2は包装用箱の裏面とされるため、第1側部1より小形となるよう形成されるが、これに限られるものではない。
第2側部2の下端には、折線hを介して第2底部が設けられる。当該第2底部は、包装用箱に収容される高さ寸法の小さい容器を底上げするものである。すなわち、第2底部は、高さ寸法の小さい容器の載置面が第1底部の上方に位置するように構成される。第2底部は、折線hを介して設けられる保持片5により構成され、載置面は、保持片5の一部を切り起こして形成される載置部6により構成される。
当該載置部6は、第2側部2から下方に延設され、載置片8を支持する支持片7と、容器の載置面となる載置片8とを縦方向に連接してなる。そして、載置部6は、包装用箱が組み立てられ、載置片8に容器が配置され、後述の押さえ片14にて上方から押圧された状態にて、支持片7が第1底部の第2傾斜片3bに沿うよう設けられ、支持片7から屈曲する載置片8が第1底部より上方に位置するよう設けられる。すなわち、載置部6は、図5に示すように、載置面を略水平状とした略「く」の字状となるよう構成される。また、支持片7のうち、第2傾斜片3bと重合する部分を第2傾斜片3bに貼着する底部貼着部9とすることもできる。
また、保持片5の残余部は、載置片8上に容器を配置し、上記押圧された状態で、第2側部2と第2傾斜片3b(又は底部貼着部9)とから形成される内部空間16の下方部に位置する楔状空間の下端部17に当接する脚部10を有してなる。当該脚部10が下端部17に当接することで、載置部6を補強的に支持することができ、第2底部を安定した状態とすることができる。
具体的には、図1に示すように、保持片5は、折線hを介して支持片7の一部となる底部貼着部9が設けられ、底部貼着部9の下端には、載置部6の切り起こし後に支持片7の一部となる部分片が設けられるとともに、当該部分片から左右方向に脚部10を形成し得るよう、略長方形状に形成される。
そして、保持片5には、載置部6を形成するべく、部分片の下端部から切断線i、jが所定間隔を有して上下方向に設けられるとともに、切断線i、jの間には、折線kが左右方向に設けられ、切断線i、jにおける下方端部の近傍には、折線lが左右方向に設けられる。これにより、底部貼着部9から折線kに至るまでの領域を支持片7とし、折線kから折線lに至るまでの領域を載置片8として、支持片7及び載置片8にて載置部6を構成する。
このとき、折線kの位置を折線cよりも下方に位置するよう設けることで、包装用箱を組み立てた際、第1底部の上方に載置面となる載置片8を位置させることができる。また、必要に応じて、折線hから折線kに至るまでの支持片7の適宜領域に線状の補強リブ11を設けることもできる。
本実施例においては、載置部6が第2側部2の略中央部に位置するよう第2底部となる保持片5が設けられる。また、底部貼着部9は、第2傾斜部3bに貼着されるため、略同等形状に形成される。
また、第2側部2の上端には、折線mを介して蓋部が設けられる。具体的には、折線mを介して蓋部片12が設けられ、蓋部片12の上端には折線nを介して差し込み片13が設けられる。また、差し込み片13の上端には、折線Oを介して押さえ片14が設けられる。
当該押さえ片14は、第1底部上に配置される容器と、載置部6上に配置される容器とを上方から押圧して容器の頭部高さを略同等とするものである。更に、蓋部片12には、切断線pを介して蓋部の開蓋作業を容易とするための引き上げ片15を適宜箇所に設けることが望ましい。
本実施例においては、容器を収容する内部空間16が略楕円形状に形成されるため、蓋部片12がこれに対応するよう略楕円形状に形成されるとともに、差し込み片13が湾曲する第2側部2に対応するように形成される。また、押さえ片14は、差し込み片13における幅方向の略中央部から左端部に向けて形成される。これにより、第2側部2の略中央部に位置し、載置部6上に配置される容器の頭部と、当該容器に隣接して第1底部上に配置される容器の頭部とを上方から押圧することができる。また、引き上げ片15は、折線m上に引き上げ部が位置するよう舌片状に形成される。
このようにして、展開図が形成される包装用箱は、次のようにして組み立てられる。以下の組み立て順序は一例であり、これに限られるものではないのは勿論である。
まず、折線bにしたがって第1底部となる底部片3を内側に折曲させる。また、折線cを頂部として略V字状となるよう、折線cにしたがって第2傾斜片3bを折曲させるとともに、折線dからgにしたがって貼着片4を外側に折曲させる。
次に、折線hにしたがって第2底部となる保持片5を内側に折曲させる。また、切断線i、jを介して保持片5から載置部6を切り起こし、折線kにしたがって載置片8を山折りするとともに、折線lにしたがって保持片5の残余部を谷折りする。
そして、折線aにしたがって第2側部2を折曲し、貼着部2aを第1側部1へと貼着するとともに、第1傾斜片3aの貼着片4を第1側部1に貼着し、第2傾斜片3bの貼着片4を第2側部2に貼着する。また、底部貼着部9を第2傾斜片3bに貼着する。
このようにして組み立てられる包装用箱は、図2に示すように、底部となる第1底部の上方に載置部6の載置片8が位置するよう第2底部が形成される。また、支持片7の一部となる底部貼着部9が第2傾斜片3bに貼着されるとともに、包装用箱が合成樹脂製のシート材から形成されることが相俟って、容器を配置しない状態においても、載置部6が第2側部2から内部空間16側へと略「く」の字状に浮き上がった状態となる。これにより、内部空間16を3つに区画するとともに、載置片8上に容器を配置させやすい状態となり、作業効率を向上させることができる。
そして、図3から図5に示すように、包装用箱の内部空間16に容器を収容するとともに、蓋部にて包装用箱を閉蓋する。本実施例においては、高さ寸法の大きいボトル容器B1と、高さ寸法の小さいボトル容器B2と、ボトル容器B1より高さ寸法の大きいチューブ容器Tとの3つの異なる高さ寸法を有する容器を収容する例について、以下に説明する。
まず、図3及び図4に示すように、第2底部の載置部6によって区画された右側の内部空間16の第1底部上にボトル容器B1を配置する。次に、略「く」の字状に浮き上がった状態の載置部6の載置片8上にボトル容器B2を配置する。そして、第2底部の載置部6によって区画された左側の内部空間16の第1底部上にチューブ容器Tを配置する。
そして、押さえ片14によってボトル容器B1、B2の頭部を上方から押圧するとともに、蓋部にて内部空間16を閉蓋する。このとき、内部空間16の高さ寸法は、高さ寸法が最も大きいチューブ容器Tと略同一となるよう設定される。
このとき、ボトル容器B1、チューブ容器Tにおいては、第1側部1と第2側部2によって形成される楔状の左右の内部空間16と、ボトル容器B2とによって、前後左右方向が支持され、当該方向への移動が規制された状態で収容される。また、ボトル容器B1においては、押さえ片14によって当該頭部が押圧されるため、押さえ片14と第1底部とによって、上下方向への移動も確実に規制された状態となる。一方、チューブ容器Tにおいては、蓋部と第1底部とによって、上下方向への移動が規制された状態となる。
また、ボトル容器B2においては、図3から図5に示すように、第1側部1と第2側部2とによって前後方向への移動が規制されるとともに、ボトル容器B1とチューブ容器Tとによって左右方向への移動が規制される。更に、押さえ片14によって当該頭部が押圧されるため、押さえ片14と第2底部の載置片8とによって、上下方向への移動も確実に規制された状態となる。このとき、第2底部の脚部10が第2側部2と第2傾斜片3b(又は底部貼着部9)とから形成される内部空間16の下端部17に当接することで、載置部6を補強的に支持することができ、第2底部を安定した状態とすることができる。
すなわち、第2底部は、図5に示すように、ボトル容器B2の上下方向への移動が規制された状態において、載置面となる載置片8が略水平状に配設されるとともに、脚部10が内部空間16の下端部17に当接した状態となるよう、設定されるのである。また、第1側部1と第2側部2との間の略中央部に第1底部の頂部が位置し、第1側部1側へ傾斜する支持片7の略中央部を当該頂部にて支持するため、第2底部をより安定した状態とすることができる。更に、脚部10を含む保持片5の残余部が第2側部2に沿うよう構成されるため、美観性にも優れたものとなる。
また、包装用箱全体としては、第1底部及び第2底部が内部空間16の下端から上方へと浮き上がった状態となるよう構成されるため、それぞれの容器が包装用箱の略中央部に寄せられるようにして配置することができ、緩衝性に優れたものとなる。また、第1底部、第2底部の載置部6に配置されるそれぞれの容器を押さえ片14にて上方から押圧し、容器の頭部高さを略同等とするため、両者の高さ寸法を合わせるようにして配置することができる。そして、これらの相乗効果により、収容される容器に統一感を持たせて、商品イメージを向上させたり、高級感を付与させたりすることが可能となり、美観性にも優れた包装用箱となる。
以上、説明した本考案に係る包装用箱によれば、側部に一体となるよう形成される第1底部にて、比較的高さ寸法の大きい容器を配置するとともに、同様にして、側部に一体となるよう形成され、第1底部の上方に載置面が位置するよう形成される第2底部にて、高さ寸法の小さい容器を配置して、複数の容器を収容することができる。これにより、従来品と比較して、組み立て作業を簡易とすることができ、製造コストの削減、管理、在庫の保管等の生産性に優れたものとなる。
また、上記実施例において、側部は、2枚の第1側部1と第2側部2とから構成されるものであったが、これに限られるものではない。例えば、4枚の第1側部から第4側部にて構成することもできるし、これに限られない。このとき、第1底部及び第2底部においては、対向するそれぞれの側部に設けられていればよい趣旨である。また、蓋部においては、いずれかの側部に設けられていればよい趣旨である。
更に、第1底部は、包装用箱が組み立てられた状態にて、略V字状に立設されるものであったが、これに限られるものではない。例えば、略三角形状、略台形状、その他形状等を採用することもできるし、これに限られない。すなわち、第1底部は、包装用箱が組み立てられた状態にて、少なくとも第2側部2に臨む傾斜片を備えるよう形成されていればよい趣旨である。これにより、支持片7を第1側部1側へと傾斜させることができる。
更に、押さえ片14は、ボトル容器B1、B2の頭部を上方から押圧するものであったが、これに限られるものではない。例えば、チューブ容器Tに替えて、ボトル容器B1を更に追加して収容する場合には、押さえ片14の形状を適宜変更させて、3本の容器頭部を押圧するよう形成することもできる。また、ボトル容器B1に替えて、チューブ容器Tを更に追加して収容する場合には、ボトル容器B2のみを押圧するよう形成することもできるし、これに限られない。すなわち、押さえ片14は、少なくとも載置部6上に配置される容器を上方から押圧するよう形成されていればよい趣旨である。
その他、形状、寸法、材質等を適宜変更して実施することが可能である。また、一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。
1 第1側部
2 第2側部
5 保持片
6 載置部
7 支持片
8 載置片
9 底部貼着部
10 脚部
14 押さえ片
16 内部空間
17 下端部
2 第2側部
5 保持片
6 載置部
7 支持片
8 載置片
9 底部貼着部
10 脚部
14 押さえ片
16 内部空間
17 下端部
Claims (8)
- 第1側部と、前記第1側部に対向する第2側部とを少なくとも有して内部空間を形成する側部と、
前記側部のいずれかの上端から延設される蓋部と、
前記第1側部の下端から延設され、前記内部空間の上方に向けて立設される第1底部と、
前記第2側部の下端から延設される保持片の一部を切り起こし、前記第1底部より上方に載置面が位置する載置部を形成する第2底部と、
を備えることを特徴とする包装用箱。 - 前記第1底部は、少なくとも前記第2側部に臨む傾斜片を備える請求項1に記載の包装用箱。
- 前記載置部は、前記傾斜片に沿うよう設けられる支持片と、前記支持片から屈曲して前記載置面となる載置片とを備える請求項2に記載の包装用箱。
- 前記蓋部は、少なくとも前記載置部上に配置される容器を上方から押圧する押さえ片を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装用箱。
- 前記押さえ片は、前記容器と、前記第1底部上に配置される容器とを上方から押圧して容器の頭部高さを略同等とする請求項4に記載の包装用箱。
- 前記保持片の残余部は、前記載置部上に容器を配置し、前記押さえ片にて上方から押圧した状態で、前記内部空間の下端部に当接する脚部を備える請求項4又は請求項5に記載の包装用箱。
- 前記支持片は、前記傾斜片に貼着する底部貼着部を備える請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の包装用箱。
- 前記第2底部は、前記第1底部における幅方向の略中央部に位置する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の包装用箱。
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JP3192298U true JP3192298U (ja) | 2014-08-07 |
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