JP3191966B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP3191966B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ビューファインダ
(以下EVFと称する)を有するビデオカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにはファインダとしてEV
Fを用いたものがある。このEVFはレンズ部で結像さ
れ、固体撮像素子(CCD)で電気信号に変換された画
像を、小型のディスプレイ上に表示して見るものであ
る。この種のビデオカメラの概略構成を図3に示す。図
3において、カメラ本体1の側面にレンズ部2が設けら
れており、レンズ部2の後方にEVF3が取り付けられ
ている。またカメラ本体1の側面でレンズ部2及びEV
F3の下部にはバッテリ収納部4が設けられている。
【0003】上記のように構成されたビデオカメラにお
いて、レンズアングルを上向きにして撮像するような場
合、EVF3が固定であると画像を覗きにくくなる。こ
のためEVF3はカメラ本体1に対して回動可能となっ
ている。図4及び図5に従来のEVF3の回動機構を示
す。図4及び図5に示すように、EVF3はカメラ本体
1の側面に直角に取り付けられた回転軸5を介して回動
可能に取り付けられている。そしてEVF3の回動時に
前面端面がレンズ部2の背面及びバッテリ収納部4の上
面に干渉しないように、前面端面は回転軸5を中心とし
た半円筒状になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来のEVF3の回動機構によると、E
VF3の前面端面が半円筒状となっているため、その部
分のEVF3の内部及び外部にデッドスペースが生ず
る。またEVF3は回転軸5によりカメラ本体1に片持
ちで支持されており、回転途中で係止するクリック機構
や、EVF3とカメラ本体1を接続するケーブルの引き
回しのスペースを回転軸5に設ける必要があるため、回
転軸5をある程度大きくする必要がある。
【0005】またEVF3全体を回転軸5により片持ち
で支持するため、軸受部6もある程度の長さが必要とな
り、カメラ全体としての幅方向の長さも長くなり、カメ
ラ本体1とEVF3との間にもデッドスペースが生じ
る。さらにケーブルを回転軸5内に通すため、回動時に
ケーブルのねじれが発生し、破損するおそれもある。し
かもレンズ部2とEVF3との間に段差が生じ、外観上
も好ましくない。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、デッドスペースが生じることなく、またケーブ
ルの破損を防止することのできる外観のすぐれたEVF
の回動機構を有するビデオカメラを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のビデオ
カメラは、カメラ本体1と、カメラ本体1の前部に設け
られたレンズ部2と、レンズ部2の後方においてカメラ
本体1に回動可能に取り付けられたEVF3とを有する
ビデオカメラにおいて、一端がカメラ本体1の所定の位
置に回動可能に連結され、他端がEVF3のレンズ部2
の対向する端部の中心に回動可能に連結された連結部材
としてのアーム17と、EVF3の端部下端に固定され
レンズ部2の光軸に平行にカメラ本体1に設けられた案
内溝13に摺動自在に係合する案内軸18とを具備した
ことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載のビデオカメラは、カメラ
本体1とEVF3とを接続するケーブル19を連結部材
としてのアーム17に固定したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載のビデオカメラにおいては、カ
メラ本体1に一端が回動可能に連結されたアーム17の
他端と、カメラ本体1に設けられた案内溝13に摺動自
在に係合する案内軸18とを介して、スライダ・クラン
ク機構によりEVF3を容易に回動させることができ
る。このときカメラ本体1及びレンズ部2とEVF3と
の間の間隔は、EVF3がレンズ部2の光軸に対して直
角または平行の状態では非常に小さくなり、デッドスペ
ースがなくなる。またEVF3内のデッドスペースはア
ーム17及び案内溝13を収納する部分のみであり、僅
かである。
【0010】請求項2に記載のビデオカメラにおいて
は、カメラ本体1とEVF3とを電気的に接続するケー
ブル19がアーム17に固定されているので、ケーブル
19にたるみなどの余裕を持たせる必要がなく、ねじれ
などによる破損の発生を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のビデオカラメの一実施例を図
面を参照して説明する。
【0012】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。これらの図において、図3に示す従来例の部分に
対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は
適宜省略する。本実施例の特徴はEVF3をカメラ本体
1に対し、スライダ・クランク機構を用いて回動可能に
連結した点にある。
【0013】すなわち、カメラ本体1の側面でバッテリ
収納部4の上部には取付板11を介してレール12が取
り付けられている。レール12の両側面にはレンズ部2
の光軸方向に平行に案内溝13が形成されている。一方
EVF3のレンズ部2の背面に対向する端面及び下面に
は、それぞれ縦方向の溝14と図示しない横方向の溝が
形成されている。またカメラ本体1の側面には直角方向
に軸15が固定されており、軸15はレール12に形成
された案内溝13のレンズ部2側の一端に位置してい
る。
【0014】一方、EVF3の溝14内には縦方向の中
間の位置において、溝14内を貫通して軸15に平行に
軸16が固定されている。そして軸14、15にはアー
ム17の両端が回動可能に連結されている。またEVF
3の下端には溝14内に突出する1対の案内軸18が設
けられており、案内軸18の突出端はレール12に形成
された案内溝13に摺動自在に係合している。さらにア
ーム17には両端がそれぞれカメラ本体1及びEVF3
に接続されたケーブル19が固定されている。
【0015】次に本実施例の動作を説明する。図2に示
すようにEVF3を矢印Aで示す方向に回動させると、
アーム17は軸15を中心として回動し、同時に案内軸
18は案内溝13に沿って矢印Bで示す方向に移動す
る。このときケーブル19はアーム17に固定されてい
るのでケーブル19の引き回しのスペースが不要とな
り、ねじれなどによる破損の発生を防止することができ
る。またEVF3がレンズ部2の光軸に平行または直角
の位置にあるときは、EVF3の端面とレンズ部2の背
面または取付板11の上面との間隔は極めて小さい。ま
たEVF3の側面とカメラ本体1の側面との間の間隔も
極めて小さい。従って高さ方向及び幅方向にデッドスペ
ースが生じることはない。またEVF3内のデッドスペ
ースは溝14及びそれと直角方向の図示しない溝の部分
のみで僅かである。従ってEVF3内のスペースを有効
に利用できる。しかも外観に大きな段差がないのでカメ
ラ本体1とEVF3との一体感が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
ビデオカメラによれば、EVFをカメラ本体にスライダ
・クランク機構を用いて回動可能に取り付けたので、デ
ッドスペースを最小限にすることができ、ビデオカメラ
を小型化することができ、しかも外観を向上することが
できる。
【0017】また請求項2に記載のビデオカメラによれ
ば、カメラ本体とEVFを接続するケーブルを連結部材
に固定したので、ケーブルの変形破壊を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオカメラの一実施例の構成を示す
分解斜視図である。
【図2】図1の要部側面図である。
【図3】従来のビデオカメラの一例の概略構成を示す斜
視図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3の平面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 レンズ部 3 EVF(電子ビューファインダ) 13 案内溝 17 アーム(連結部材) 18 案内軸 19 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−231481(JP,A) 特開 平5−56315(JP,A) 特開 昭62−35329(JP,A) 実開 昭62−105664(JP,U) 実開 昭60−176431(JP,U) 実開 昭63−52352(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247 G03B 13/00 - 13/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体と、 前記カメラ本体の前部に設けられたレンズ部と、 前記レンズ部の後方において前記カメラ本体に回動可能
    に取り付けられた電子ビューファインダとを有するビデ
    オカメラにおいて、 一端が前記カメラ本体の所定の位置に回動可能に連結さ
    れ、他端が前記電子ビューファインダの前記レンズ部に
    対向する端部の中心に回動可能に連結された連結部材
    と、 前記電子ビューファインダの端部下端に固定され、前記
    レンズ部の光軸に平行に前記カメラ本体に設けられた案
    内溝に摺動自在に係合する案内軸とを具備したことを特
    徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラ本体と電子ビューファインダとを
    接続するケーブルを連結部材に固定したことを特徴とす
    る請求項1記載のビデオカメラ。
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JPS60116452A (ja) * 1983-11-30 1985-06-22 Canon Inc インクジェットヘッド
KR0113218Y1 (ko) * 1994-11-25 1998-04-13 이헌조 캠코더의 손잡이가 부착된 엘.씨.디
JP5029471B2 (ja) * 2008-04-09 2012-09-19 ソニー株式会社 撮像装置

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