JP3191805B2 - 洗米炊飯装置における排水装置 - Google Patents
洗米炊飯装置における排水装置Info
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- JP3191805B2 JP3191805B2 JP28298199A JP28298199A JP3191805B2 JP 3191805 B2 JP3191805 B2 JP 3191805B2 JP 28298199 A JP28298199 A JP 28298199A JP 28298199 A JP28298199 A JP 28298199A JP 3191805 B2 JP3191805 B2 JP 3191805B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗米炊飯装置におい
て、米の洗浄時に生じた汚水を案内する排水装置に関す
る。
て、米の洗浄時に生じた汚水を案内する排水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗浄装置で洗浄した米を下方に設けた炊
飯装置で炊飯するが、この洗浄時に生じた汚水を排水ホ
−スで所定の場所に案内する。その後、洗浄を終えた米
と炊飯用の水を収容した炊飯装置が炊飯する構成の洗米
炊飯装置である。
飯装置で炊飯するが、この洗浄時に生じた汚水を排水ホ
−スで所定の場所に案内する。その後、洗浄を終えた米
と炊飯用の水を収容した炊飯装置が炊飯する構成の洗米
炊飯装置である。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】炊飯は通常20〜
30分間行なわれるが、この炊飯時に発生した高温の蒸
気は炊飯装置から上昇して排水ホ−スに当る。その為
に、排水ホ−スは蒸気の熱により変形等の支障を生じる
ことがある。
30分間行なわれるが、この炊飯時に発生した高温の蒸
気は炊飯装置から上昇して排水ホ−スに当る。その為
に、排水ホ−スは蒸気の熱により変形等の支障を生じる
ことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、排水ホ−ス
を保護する排水ホ−ス保護装置を提供するものであっ
て、つぎの技術的手段を講じた。
を保護する排水ホ−ス保護装置を提供するものであっ
て、つぎの技術的手段を講じた。
【0005】すなわち、米を洗浄する洗浄装置2と該洗
浄装置2から排出された米と炊飯用の水を受け入れて炊
飯する炊飯装置3とを備えた洗米炊飯装置において、該
洗浄装置2の下部に洗浄時に生じた汚水を受け入れて排
水可能なボックス16を設け、洗米炊飯装置の正面視に
おいて、炊飯装置3の横幅と重なる位置で且つ炊飯装置
3の上方に覆体4を前後方向に長い樋状に形成し、該覆
体の上側にボックス16から排出される汚水を排水側に
案内する排水ホ−ス1の案内始端部を設けてなる洗米炊
飯装置における排水装置とした。
浄装置2から排出された米と炊飯用の水を受け入れて炊
飯する炊飯装置3とを備えた洗米炊飯装置において、該
洗浄装置2の下部に洗浄時に生じた汚水を受け入れて排
水可能なボックス16を設け、洗米炊飯装置の正面視に
おいて、炊飯装置3の横幅と重なる位置で且つ炊飯装置
3の上方に覆体4を前後方向に長い樋状に形成し、該覆
体の上側にボックス16から排出される汚水を排水側に
案内する排水ホ−ス1の案内始端部を設けてなる洗米炊
飯装置における排水装置とした。
【0006】そして、米を洗浄する洗浄装置2と該洗浄
装置2から排出された米と炊飯用の水を受け入れて炊飯
する炊飯装置3とを備えた洗米炊飯装置において、該洗
浄装置2の下部に洗浄時に生じた汚水を受け入れて排水
可能なボックス16を設け、洗米炊飯装置の正面視にお
いて、炊飯装置3の横幅と重なる位置で且つ炊飯装置3
の引き出し方向とは反対側の方向に向けて長く形成した
覆体4をボックスの後側に設け、該覆体の上側にボック
ス16から排出される汚水を排水側に案内する排水ホ−
ス1の案内始端部を設けてなる洗米炊飯装置における排
水装置とした。
装置2から排出された米と炊飯用の水を受け入れて炊飯
する炊飯装置3とを備えた洗米炊飯装置において、該洗
浄装置2の下部に洗浄時に生じた汚水を受け入れて排水
可能なボックス16を設け、洗米炊飯装置の正面視にお
いて、炊飯装置3の横幅と重なる位置で且つ炊飯装置3
の引き出し方向とは反対側の方向に向けて長く形成した
覆体4をボックスの後側に設け、該覆体の上側にボック
ス16から排出される汚水を排水側に案内する排水ホ−
ス1の案内始端部を設けてなる洗米炊飯装置における排
水装置とした。
【0007】
【作用】米は洗浄装置2で洗浄され、この洗浄時に発生
した汚水は排水ホ−ス1により所定場所に案内される。
その後、洗浄作業を終えた米は炊飯用の水と共に下方の
炊飯装置3に収容され炊飯される。この炊飯作業により
発生した高温の蒸気は炊飯装置3から上昇する。一部の
蒸気がボックス16に向けて上昇すると、蒸気は覆い手
段に当たる。
した汚水は排水ホ−ス1により所定場所に案内される。
その後、洗浄作業を終えた米は炊飯用の水と共に下方の
炊飯装置3に収容され炊飯される。この炊飯作業により
発生した高温の蒸気は炊飯装置3から上昇する。一部の
蒸気がボックス16に向けて上昇すると、蒸気は覆い手
段に当たる。
【0008】
【効果】覆い手段は炊飯時に生じた高温の蒸気が排水ホ
−ス1の下面に直接当るのを防止することができるの
で、排水ホ−ス1の変形や焼け等を防止でき、排水ホ−
ス1の耐久性を向上する。また、炊飯装置3の横幅と重
なる位置で且つ炊飯装置3の上方に覆体4を前後方向に
長い樋状に形成しているので、洗米炊飯装置の横幅をコ
ンパクトに構成でき、厨房室内での利便性が向上する。
さらに、覆体4は炊飯装置3の引き出し方向と反対側の
方向に長く形成しているので、炊飯装置3の引き出し作
業や点検作業を円滑に行い得る。
−ス1の下面に直接当るのを防止することができるの
で、排水ホ−ス1の変形や焼け等を防止でき、排水ホ−
ス1の耐久性を向上する。また、炊飯装置3の横幅と重
なる位置で且つ炊飯装置3の上方に覆体4を前後方向に
長い樋状に形成しているので、洗米炊飯装置の横幅をコ
ンパクトに構成でき、厨房室内での利便性が向上する。
さらに、覆体4は炊飯装置3の引き出し方向と反対側の
方向に長く形成しているので、炊飯装置3の引き出し作
業や点検作業を円滑に行い得る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。まず、その構成について説明すると、洗米炊
飯装置5は上側から下側に向って貯留庫6、洗浄装置
2、ガス炊飯式の炊飯装置3をその順に有しており、貯
留庫6から供給された穀類(以下この実施例では米を使
用する)を洗浄装置2で洗浄し、その後洗米を炊飯装置
7で炊飯するものである。
説明する。まず、その構成について説明すると、洗米炊
飯装置5は上側から下側に向って貯留庫6、洗浄装置
2、ガス炊飯式の炊飯装置3をその順に有しており、貯
留庫6から供給された穀類(以下この実施例では米を使
用する)を洗浄装置2で洗浄し、その後洗米を炊飯装置
7で炊飯するものである。
【0010】該貯留庫5は図示していないがフロアパネ
ル7の上面に着脱自在に取り付けた箱形のボックス内に
米を貯留する貯留ホッパ−、この貯留ホッパ−内の残米
量を検出するセンサ、米を洗浄装置2のタンク8に定量
供給する定量供給ロ−ル等を備えている。
ル7の上面に着脱自在に取り付けた箱形のボックス内に
米を貯留する貯留ホッパ−、この貯留ホッパ−内の残米
量を検出するセンサ、米を洗浄装置2のタンク8に定量
供給する定量供給ロ−ル等を備えている。
【0011】洗浄装置2はタンク9、撹拌翼10等を備
えている。そして、該タンク9は下部を先細に形成し上
下両面を開放した中空状のタンクであって、上端部に設
けたフランジ部をねじ11で前記フロアパネル7の下面
に着脱自在に取り付けている。また、該タンク9は上部
に矩形の窓12を設けていると共にこの窓12を開閉す
る扉13を回動可能に設けている。14はタンク9の下
端部に着脱自在に取付けたジャケットであって、タンク
9と連通する通路を形成した小孔を多数有する網15を
内装している。なお、このジャケット14と一体にボッ
クス16を設け、このボックス内に網15を介して前記
通路と連通する水路17を開閉する2個の弁(一方を水
位弁、他方を排水弁としている)18a,18bを内装
している。また、タンク9の上端部にオ−バ−フロ−口
19を設け、該オ−バ−フロ−口19と前記ボックス1
6とをオ−バ−フロ−管20で連通可能に設けている。
えている。そして、該タンク9は下部を先細に形成し上
下両面を開放した中空状のタンクであって、上端部に設
けたフランジ部をねじ11で前記フロアパネル7の下面
に着脱自在に取り付けている。また、該タンク9は上部
に矩形の窓12を設けていると共にこの窓12を開閉す
る扉13を回動可能に設けている。14はタンク9の下
端部に着脱自在に取付けたジャケットであって、タンク
9と連通する通路を形成した小孔を多数有する網15を
内装している。なお、このジャケット14と一体にボッ
クス16を設け、このボックス内に網15を介して前記
通路と連通する水路17を開閉する2個の弁(一方を水
位弁、他方を排水弁としている)18a,18bを内装
している。また、タンク9の上端部にオ−バ−フロ−口
19を設け、該オ−バ−フロ−口19と前記ボックス1
6とをオ−バ−フロ−管20で連通可能に設けている。
【0012】21は前記タンク9のほぼ中心部で下端を
このタンク9の下部に位置し上端をフロアパネル7を貫
通している中空の回転軸であって、伝動機構(モ−タ、
ギヤ等、図示せず)により回転可能に設けている。そし
て、該回転軸21には下端に円錐形状の弁22を着脱自
在に取り付け正逆転モ−タ等の上下動機構により上下動
して前記網15で形成した通路の下端を開閉する弁軸2
3を内装している。また、該回転軸21の外面に撹拌翼
10を取り付けている。
このタンク9の下部に位置し上端をフロアパネル7を貫
通している中空の回転軸であって、伝動機構(モ−タ、
ギヤ等、図示せず)により回転可能に設けている。そし
て、該回転軸21には下端に円錐形状の弁22を着脱自
在に取り付け正逆転モ−タ等の上下動機構により上下動
して前記網15で形成した通路の下端を開閉する弁軸2
3を内装している。また、該回転軸21の外面に撹拌翼
10を取り付けている。
【0013】給水装置24は下部の外周面にねじ部25
を有し中間部にフランジ26を有する筒体27と底面に
小孔を多数有し筒体27のねじ部25に回動することに
より着脱自在に設けたシャワ−体28とを備えている。
そして、該筒体27の側壁に孔(実施例では直径約2m
m)29を貫通して設けているとともにフロアパネル7
に形成した孔からシャワ−体28がタンク内に位置する
ように挿入しフランジ26をフロアパネル8にねじ30
で着脱自在に取り付けている。なお、該給水装置24は
前記回転軸21を挾んでタンク9の側壁に接近させて設
けている。
を有し中間部にフランジ26を有する筒体27と底面に
小孔を多数有し筒体27のねじ部25に回動することに
より着脱自在に設けたシャワ−体28とを備えている。
そして、該筒体27の側壁に孔(実施例では直径約2m
m)29を貫通して設けているとともにフロアパネル7
に形成した孔からシャワ−体28がタンク内に位置する
ように挿入しフランジ26をフロアパネル8にねじ30
で着脱自在に取り付けている。なお、該給水装置24は
前記回転軸21を挾んでタンク9の側壁に接近させて設
けている。
【0014】水道等の給水源と連通可能に設けている本
給水管31はフロアパネル7を貫通して上方に位置し二
つに分岐している。そして、一方は分岐給水管32を介
して前記給水装置24の両筒体27に連通可能に設け、
他方は分岐給水管33を介して前記水路17に連通可能
に設けている。また、本給水管31との接続部近くにお
ける分岐給水管32,33には電磁弁(上給水WV)3
4,35を設け給水・給水停止切換え得る構成としてい
る。36はフロアパネル7に設けたタンク連通口であっ
て、定量供給ロ−ルは貯留した米をこのタンク連通口3
6を通ってタンク9に供給する。
給水管31はフロアパネル7を貫通して上方に位置し二
つに分岐している。そして、一方は分岐給水管32を介
して前記給水装置24の両筒体27に連通可能に設け、
他方は分岐給水管33を介して前記水路17に連通可能
に設けている。また、本給水管31との接続部近くにお
ける分岐給水管32,33には電磁弁(上給水WV)3
4,35を設け給水・給水停止切換え得る構成としてい
る。36はフロアパネル7に設けたタンク連通口であっ
て、定量供給ロ−ルは貯留した米をこのタンク連通口3
6を通ってタンク9に供給する。
【0015】排水ホ−ス1はゴムを主原料とする中空の
管であって、一端部を前記ボックス16の排水管37に
取付具38により着脱自在に取り付け他端を排水溝(図
示せず)にのぞませている。また、覆体4は正面視にお
いて平板の左右両端部を上方に折り曲げて起立面39を
形成すると共にこの起立面39に孔(円形、隋円形、角
形等何れの形状でもよく、1個又は複数個でもよい)4
0を設けた下板41と、正面視において平板の左右両端
部を上方に折り曲げて起立面42を形成すると共に左右
方向の外面幅を下板41の左右方向の内面幅よりも若干
小さくした上板43とを備えている。そして、該上板4
3は下板41の内側に位置し両底面間に間隙44を設け
て空気層を形成すると共に起立面42を下板41の起立
面39に一体に取り付けている。
管であって、一端部を前記ボックス16の排水管37に
取付具38により着脱自在に取り付け他端を排水溝(図
示せず)にのぞませている。また、覆体4は正面視にお
いて平板の左右両端部を上方に折り曲げて起立面39を
形成すると共にこの起立面39に孔(円形、隋円形、角
形等何れの形状でもよく、1個又は複数個でもよい)4
0を設けた下板41と、正面視において平板の左右両端
部を上方に折り曲げて起立面42を形成すると共に左右
方向の外面幅を下板41の左右方向の内面幅よりも若干
小さくした上板43とを備えている。そして、該上板4
3は下板41の内側に位置し両底面間に間隙44を設け
て空気層を形成すると共に起立面42を下板41の起立
面39に一体に取り付けている。
【0016】なお、両板41,43の先端を延ばし下方
に向けて弧状に折り曲げており、また下板41の起立面
39を前記ボックス16の左右両側壁にねじ45により
着脱自在に取り付けている。46は前記ジャケット14
よりも幅広に設け、そして正面視において前端部及び左
右両端部を上方に折り曲げてなるド−ナツ形状の結露受
皿であってジャケット14に着脱自在に取り付けてい
る。また、該結露受皿46の後端部は下方に折り曲げて
斜面を形成し前記下板41の底面上に位置している。
に向けて弧状に折り曲げており、また下板41の起立面
39を前記ボックス16の左右両側壁にねじ45により
着脱自在に取り付けている。46は前記ジャケット14
よりも幅広に設け、そして正面視において前端部及び左
右両端部を上方に折り曲げてなるド−ナツ形状の結露受
皿であってジャケット14に着脱自在に取り付けてい
る。また、該結露受皿46の後端部は下方に折り曲げて
斜面を形成し前記下板41の底面上に位置している。
【0017】水量センサ47は平面視小判形のフランジ
48の下面中央部に縦方向に軸芯を有する筒体49を一
体に設けると共に一側部を開放しこの筒体49を覆う水
受体50を一体に設けているセンサ本体51及びこの筒
体49の外周面を縦方向に移動可能に設けたフロ−ト5
2等を備えている。なお、該水受体50の下端はフロ−
ト52の上昇を所定位置で規制する位置に設けている。
また、該センサ本体51は樹脂(例えばシリコン等)を
素材としている。
48の下面中央部に縦方向に軸芯を有する筒体49を一
体に設けると共に一側部を開放しこの筒体49を覆う水
受体50を一体に設けているセンサ本体51及びこの筒
体49の外周面を縦方向に移動可能に設けたフロ−ト5
2等を備えている。なお、該水受体50の下端はフロ−
ト52の上昇を所定位置で規制する位置に設けている。
また、該センサ本体51は樹脂(例えばシリコン等)を
素材としている。
【0018】そして、該筒体49は前記筒体27に設け
た孔29から放出する水の放水範囲内で且つフロアパネ
ル7に形成した孔を通ってタンク内に位置し、フランジ
48をねじ53でフロアパネル7に着脱自在に取り付け
ている。また、筒体49の下端部に止メ輪54を設けフ
ロ−ト52の抜け止めを行なっている。55は前記フロ
−ト52が最上位又は最上位近くに移動すると「ON」
になるスイッチ56を有するリ−ド線であって前記筒体
49に内装している。なお、該リ−ド線55は中間部を
筒体49の上端部に設けたキャップ57で固定してい
る。
た孔29から放出する水の放水範囲内で且つフロアパネ
ル7に形成した孔を通ってタンク内に位置し、フランジ
48をねじ53でフロアパネル7に着脱自在に取り付け
ている。また、筒体49の下端部に止メ輪54を設けフ
ロ−ト52の抜け止めを行なっている。55は前記フロ
−ト52が最上位又は最上位近くに移動すると「ON」
になるスイッチ56を有するリ−ド線であって前記筒体
49に内装している。なお、該リ−ド線55は中間部を
筒体49の上端部に設けたキャップ57で固定してい
る。
【0019】フロ−ト52は発泡プロピロプレンを素材
とし円盤状に形成しており、平面視ド−ナツ形状の磁石
58を内装している。そして、フロ−ト52が所定位置
まで上側に移動すると、磁石58が前記スイッチ56を
「ON」にする構成である。
とし円盤状に形成しており、平面視ド−ナツ形状の磁石
58を内装している。そして、フロ−ト52が所定位置
まで上側に移動すると、磁石58が前記スイッチ56を
「ON」にする構成である。
【0020】なお、図示していないが、各駆動源(モ−
タ、ソレノイド等)、作動部等の動作はマイクロコンピ
ュ−タによって制御する構成している。つぎに、図11
のタイムチャ−トを併用してその作用について説明す
る。
タ、ソレノイド等)、作動部等の動作はマイクロコンピ
ュ−タによって制御する構成している。つぎに、図11
のタイムチャ−トを併用してその作用について説明す
る。
【0021】まず、米計量モ−タを駆動すると、この回
転動力を受けた定量供給ロ−ルは回転し貯米ホッパ−で
貯留している米をタンク連通口36を通ってタンク9に
供給し、その後所定回転数(パルスで取り込む)に達す
ると停止する。なお、この回転数は炊飯量に対応してお
り、作業者が設定した炊飯量に対応した回転数が自動選
択される(計量工程)。
転動力を受けた定量供給ロ−ルは回転し貯米ホッパ−で
貯留している米をタンク連通口36を通ってタンク9に
供給し、その後所定回転数(パルスで取り込む)に達す
ると停止する。なお、この回転数は炊飯量に対応してお
り、作業者が設定した炊飯量に対応した回転数が自動選
択される(計量工程)。
【0022】つづいて、洗米モ−タを駆動すると、伝動
機構を介して回転動力を受けた回転軸21及びこれと一
体に設けている撹拌翼10は何れも同方向に回転する。
また、電磁弁(上給水WV)34を複数回「開」・
「閉」作業を繰り返し、この作業の途中で所定時間電磁
弁35の「開」と水位弁18a及び排水弁18bを
「閉」にする。これにより、研米作業とゆすぎ作業を行
ない得る。この洗浄作業時に発生した汚濁水はジャケッ
ト14・ボックス16を通って排水ホ−ス1に入り所定
の排水場所に案内される。(洗米工程)。
機構を介して回転動力を受けた回転軸21及びこれと一
体に設けている撹拌翼10は何れも同方向に回転する。
また、電磁弁(上給水WV)34を複数回「開」・
「閉」作業を繰り返し、この作業の途中で所定時間電磁
弁35の「開」と水位弁18a及び排水弁18bを
「閉」にする。これにより、研米作業とゆすぎ作業を行
ない得る。この洗浄作業時に発生した汚濁水はジャケッ
ト14・ボックス16を通って排水ホ−ス1に入り所定
の排水場所に案内される。(洗米工程)。
【0023】洗米工程を終えると、まず、水位弁18
a、排水弁18bを「閉」にし、電磁弁35を「開」に
して図11に示す作業を行ない水加減・投下作業をつづ
いて行なう。つぎに、電磁弁34を「開」にすると、給
水源から本給水管31に送られてきた水は電磁弁34、
分岐給水管32等を通って両筒体27に入りシャワ−体
28の小孔からタンク9にシャワ−供給される。また、
この水の一部は孔29から水量センサ47に向けて飛び
出して直接筒体49やフロ−ト52に当たりまた水受体
50に当って筒体49にはね返る。その後、水は筒体4
9を流下してタンク内に落下するが、この時筒体49の
外周面やフロ−ト52の内周面に付着しているゴミや糠
等の異物を洗浄する。なお、前記シャワ−供給された水
はタンク9の内面に当り付着しているゴミや糠等の異物
を洗い落すことが出来る。また、水受体50は筒体49
を囲んでいるので筒体49へのはね返りを高め、水がフ
ロ−ト52に直接当ることによりフロ−ト52に付着し
ている異物を洗浄できる。そして、所定時間後、電磁弁
35が「開」になるので、水は分岐給水管33を通って
水路17及び網15を通ってタンク9に入り残米処理
(洗浄)作業を行なう。投下された米及び水は炊飯装置
3に回収され次の炊飯工程に進む。
a、排水弁18bを「閉」にし、電磁弁35を「開」に
して図11に示す作業を行ない水加減・投下作業をつづ
いて行なう。つぎに、電磁弁34を「開」にすると、給
水源から本給水管31に送られてきた水は電磁弁34、
分岐給水管32等を通って両筒体27に入りシャワ−体
28の小孔からタンク9にシャワ−供給される。また、
この水の一部は孔29から水量センサ47に向けて飛び
出して直接筒体49やフロ−ト52に当たりまた水受体
50に当って筒体49にはね返る。その後、水は筒体4
9を流下してタンク内に落下するが、この時筒体49の
外周面やフロ−ト52の内周面に付着しているゴミや糠
等の異物を洗浄する。なお、前記シャワ−供給された水
はタンク9の内面に当り付着しているゴミや糠等の異物
を洗い落すことが出来る。また、水受体50は筒体49
を囲んでいるので筒体49へのはね返りを高め、水がフ
ロ−ト52に直接当ることによりフロ−ト52に付着し
ている異物を洗浄できる。そして、所定時間後、電磁弁
35が「開」になるので、水は分岐給水管33を通って
水路17及び網15を通ってタンク9に入り残米処理
(洗浄)作業を行なう。投下された米及び水は炊飯装置
3に回収され次の炊飯工程に進む。
【0024】なお、図11のタイムチャ−トにおける
「ゆすぎ」及び「水加減」作業において、水は満水以上
になるとオ−バ−フロ−口19からオ−バ−フロ−管2
0を通ってボックス16に入り排水されるが、フロ−ト
52は水によって上側に移動し水受体50の下面で受止
される。すると、スイッチ56はフロ−ト52の磁石5
8によって「ON」になりリ−ド線55を介して満水で
ある信号を送る。その後、タンク9から排水され、ある
いは水加減によって所定量の水が排水されると、フロ−
ト52は自重で落下し止メ輪54で受止される。この場
合、スイッチ56は「OFF」になる。
「ゆすぎ」及び「水加減」作業において、水は満水以上
になるとオ−バ−フロ−口19からオ−バ−フロ−管2
0を通ってボックス16に入り排水されるが、フロ−ト
52は水によって上側に移動し水受体50の下面で受止
される。すると、スイッチ56はフロ−ト52の磁石5
8によって「ON」になりリ−ド線55を介して満水で
ある信号を送る。その後、タンク9から排水され、ある
いは水加減によって所定量の水が排水されると、フロ−
ト52は自重で落下し止メ輪54で受止される。この場
合、スイッチ56は「OFF」になる。
【0025】そして、炊飯作業を開始すると、所定時間
後に米とともに炊飯釜に収容された水は加熱されて沸騰
するが、この時生じた一部の蒸気は浮上し覆体4に当
る。これにより、下板41は蒸気の熱により高温になる
が、上板43との間に間隙44を設けて形成した空気層
が上板43及び排水ホ−ス1への高温の熱伝導を遮断す
るので、排水ホ−ス1の焼けを防止し得る。また、空気
は起立面39に設けた孔40を通って入出するので、間
隙44にある空気が滞留せず排水ホ−ス1への熱伝導の
阻止を一層高め得る。また、タンク9の外面に生じた結
露が落下しても、結露受皿46が受け止めて炊飯装置3
へ落下するのを防止し得るので、汚水がこの炊飯装置3
に侵入せず味の良いご飯に炊き上げることができる。そ
して、該結露は結露受皿46の後端から覆体4の下板上
に案内され、その後間隙44を通って炊飯装置3に落下
しない場所から排出される。
後に米とともに炊飯釜に収容された水は加熱されて沸騰
するが、この時生じた一部の蒸気は浮上し覆体4に当
る。これにより、下板41は蒸気の熱により高温になる
が、上板43との間に間隙44を設けて形成した空気層
が上板43及び排水ホ−ス1への高温の熱伝導を遮断す
るので、排水ホ−ス1の焼けを防止し得る。また、空気
は起立面39に設けた孔40を通って入出するので、間
隙44にある空気が滞留せず排水ホ−ス1への熱伝導の
阻止を一層高め得る。また、タンク9の外面に生じた結
露が落下しても、結露受皿46が受け止めて炊飯装置3
へ落下するのを防止し得るので、汚水がこの炊飯装置3
に侵入せず味の良いご飯に炊き上げることができる。そ
して、該結露は結露受皿46の後端から覆体4の下板上
に案内され、その後間隙44を通って炊飯装置3に落下
しない場所から排出される。
【0026】また、給水時には、孔29からの放水を利
用することにより、筒体49、フロ−ト52等を洗浄す
ることが出来るので、フロ−ト52の上下移動を円滑に
して水量検出を良好にし、作業中断(例えば洗米行程の
中断)を防止でき作業能率を高め得る。そして、水受体
50がフロ−ト52の移動規制をするので、止め具等を
必要とせず構成も簡単になる。
用することにより、筒体49、フロ−ト52等を洗浄す
ることが出来るので、フロ−ト52の上下移動を円滑に
して水量検出を良好にし、作業中断(例えば洗米行程の
中断)を防止でき作業能率を高め得る。そして、水受体
50がフロ−ト52の移動規制をするので、止め具等を
必要とせず構成も簡単になる。
【図1】 洗米炊飯装置の正面図。
【図2】 洗米炊飯装置の側面図。
【図3】 洗米炊飯装置の平面図。
【図4】 給水装置の平面図。
【図5】 給水装置の正面図。
【図6】 タンクの排水部の側面図。
【図7】 覆体の斜視図。
【図8】 フロアパネルに取り付けた水量センサの正
断面図。
断面図。
【図9】 図6のA−A断面図。
【図10】 図6のB−B断面図。
【図11】 タイムチャ−ト図。
1 排水ホ−ス 2 洗浄装置 3 炊飯装置 4 覆体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/14 - 27/18 A47J 27/00
Claims (2)
- 【請求項1】 米を洗浄する洗浄装置2と該洗浄装置2
から排出された米と炊飯用の水を受け入れて炊飯する炊
飯装置3とを備えた洗米炊飯装置において、該洗浄装置
2の下部に洗浄時に生じた汚水を受け入れて排水可能な
ボックス16を設け、洗米炊飯装置の正面視において、
炊飯装置3の横幅と重なる位置で且つ炊飯装置3の上方
に覆体4を前後方向に長い樋状に形成し、該覆体4の上
側にボックス16から排出される汚水を排水側に案内す
る排水ホ−ス1の案内始端部を設けてなる洗米炊飯装置
における排水装置。 - 【請求項2】 米を洗浄する洗浄装置2と該洗浄装置2
から排出された米と炊飯用の水を受け入れて炊飯する炊
飯装置3とを備えた洗米炊飯装置において、該洗浄装置
2の下部に洗浄時に生じた汚水を受け入れて排水可能な
ボックス16を設け、洗米炊飯装置の正面視において、
炊飯装置3の横幅と重なる位置で且つ炊飯装置3の引き
出し方向とは反対側の方向に向けて長く形成した覆体4
をボックス16の後側に設け、該覆体4の上側にボック
ス16から排出される汚水を排水側に案内する排水ホ−
ス1の案内始端部を設けてなる洗米炊飯装置における排
水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28298199A JP3191805B2 (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 洗米炊飯装置における排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28298199A JP3191805B2 (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 洗米炊飯装置における排水装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05131956A Division JP3104470B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 洗米炊飯装置における排水ホ−ス保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000083817A JP2000083817A (ja) | 2000-03-28 |
JP3191805B2 true JP3191805B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=17659662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28298199A Expired - Fee Related JP3191805B2 (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 洗米炊飯装置における排水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191805B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114545803A (zh) * | 2020-11-24 | 2022-05-27 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具及其烹饪控制方法、装置、计算机可读存储介质 |
-
1999
- 1999-10-04 JP JP28298199A patent/JP3191805B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000083817A (ja) | 2000-03-28 |
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