JP3191217B2 - Ocr認識システム - Google Patents

Ocr認識システム

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JP3191217B2
JP3191217B2 JP24411390A JP24411390A JP3191217B2 JP 3191217 B2 JP3191217 B2 JP 3191217B2 JP 24411390 A JP24411390 A JP 24411390A JP 24411390 A JP24411390 A JP 24411390A JP 3191217 B2 JP3191217 B2 JP 3191217B2
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JP
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data
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recognition
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泰良 大山
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、OCR認識システムに係り、特にOCRの認識結
果の補正を行って正確性を向上させるOCR認識システム
に関する。
〔従来の技術〕
従来のOCRシステムにおいては、一般に特開昭58−144
979号公報に記載されているように、OCR認識の認識辞書
の強化を図ることにより、認識率の向上を図っている。
しかし、認識率、認識精度については限界があり、オペ
レータによる確認および補正の負担は残る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、OCR認識の認識辞書の強化を図るも
のであるが、いずれにしても認識率、認識精度についは
限界があり、認識不可の場合の補正の容易性、および認
識結果の確認(誤読の有無)の容易性については配慮が
されていない。
本発明は、重要項目の認識結果確認の正確性を向上さ
せるとともに、何段階もの確認、検証処理を行う場合に
おける確認及び補正の省力化を行うことができるOCR認
識システムを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、OCR認識したあるAとい
う項目に対して、Aのイメージデータを表示し、そのイ
メージデータから手入力でコードデータを入力し、OCR
認識結果と手入力コードデータの比較処理を行う。比較
した結果、一致していればOCR処理と確認処理が正常終
了したものとして、以降の検証等ではAの表示を省略し
て確認の省力化を図る。
また不一致の場合は手入力データを優先入力し、以降
の検証等でイメージデータとの目視確認を行うよう、表
示させる。これにより、確認と補正の正確化を図る。
〔作用〕
比較処理で一致したものは、以降目視確認が不要にな
り、確認の省力化が図れる。
また、不一致のものは手入力データでOCR結果を置き
かえるため、補正の正確化を図ることがてきる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第1
図は本発明の一実施例のシステム構成を示している。第
1図において、1は原帳票、2はOCR認識装置、3は制
御装置、4はイメージデータおよびOCR結果の表示を行
い、確認または補正を行う端末である。本発明における
重要項目の手入力は端末4において行われる。また、端
末5は端末4から入力された手入力データとOCR認識装
置2による認識結果が不一致となった場合に、端末4の
オペレータ以外の第三者(例えば、上席者)による再確
認を受けるために、当該帳票データを表示する検証用端
末である。前記OCR認識装置2,制御装置3,端末4が入力
側端末を構成する。
第2図は第1図に示す原帳票1の例として、銀行の振
込依頼票を示したものである。第2図において各記入項
目は、OCR認識項目として、OCR認識装置2により、OCR
コード化される。なお、第2図において、口座番号と金
額については、特にOCR認識の重要項目とされ、これら
の項目の帳票上の位置が、帳票フォーマット情報とし
て、あらかじめOCR認識装置2と制御装置3にシステム
登録されている。
第3図は、原帳票1の端末4における表示フォーマッ
トの一例を示し、第2図に示す振込依頼票の表示例であ
る。振込依頼票の各項目は、OCR認識装置2によってOCR
認識されるとともに、各項目毎にイメージ切出し処理を
受け、端末4においては再配置された状態で表示され
る。すなわち、端末4においては、図示するように、各
項目の確認・補正を容易にするため、項目の上段に切出
されたイメージデータを、また下段にはOCR認識結果を
それぞれ並列表示している。
なお、第3図においては、住所の項目をOCR認識装置
2の認識対象から外している。
また、端末4においては、前記重要項目である口座番
号、および金額について、OCR認識結果を表示せず、オ
ペレータがイメージデータを目視して手入力するものと
する。
第4図は、第1図に示す実施例において行われる処理
を示すフローチャートである。第4図に示すように、OC
R認識装置2に入力された振込依頼票の画像は、イメー
ジデータの切出し、およびOCR認識処理された後、(イ
メージデータ)+(コードデータ)の形で制御装置3に
送られる(ステップS1)。制御装置3では、受信したデ
ータを端末4に表示させるために編集した後(ステップ
S2)、端末4に送信するとともに、口座番号および金額
のOCR認識結果を記憶しておく(ステップS3)。端末4
では、切出された各項目のイメージデータとOCR認識コ
ードデータを並列表示し、オペレーダの確認および補正
を受ける(ステップS4)。重要項目である口座番号と金
額についてはイメージデータのみを表示し、(OCR認識
結果は表示しない)、オペレータが目視してイメージデ
ータの下段エリアにデータを手入力する(ステップS
5)。
重要項目の入力、その他の項目の確認および補正が終
り、オペレータが終了キーを押下すると、当該帳票デー
タは制御装置3に送信される。制御装置3では、重要項
目についてOCR認識結果と手入力データとの比較処理を
行い、一致した場合はOCR認識が正常に行われたものと
し、当該帳票データの確認処理を終了する(ステップS
6,S7)。一方、不一致となった場合、制御装置3はOCR
認識結果を手入力データで置き替えるとともに、当該帳
票データを検証要データと判断し、検証用の端末5に送
信する(ステップS8)。端末5では、当該帳票データの
表示を行い、手入力を行ったオペレータとは別の人の再
確認を受ける(ステップS9)。この場合、手入力データ
を表示させるとともに不一致結果も表示する。不一致結
果は文字色を変えること、またはマークを表示すること
により検証者にわかるようにし、これにより検証者は目
視確認を行う。
OCR認識結果の確認および検証方法として、まず第一
次オペレータによってOCR認識結果の目視確認を行った
後、別の第二次オペレータまたは検証者によって、再度
目視確認を行う方法がある。上記実施例は、このうちの
第一次オペレータによる目視確認を手入力処理に置きか
え、システムによってOCR認識結果の認識および検証を
行うものである。従って、目視確認のみの場合と比較し
て、確認の正確化が図れるとともに、OCR認識が正常に
行われた場合は、第二次オペレータの目視による検証確
認が不要となるので省力化が図れる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、OCR認識結果と手入力データが一致
すれば、以降の再確認が不要となり、確認の省力化、容
易化が図れる。
また、不一致の場合は手入力データを優先させると共
に、以降の処理で目視再確認を行わせるので、補正の正
確化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるシステム構成を示すブ
ロック図、第2図は第1図に示す原帳票の一例である銀
行の振込依頼票を示す説明図、第3図は第1図に示す端
末4の表示画面に原帳票上のOCR認識項目のイメージデ
ータとOCR認識結果を表示した場合の一例を示す説明
図、第4図は第1図に示す実施例において実行される処
理の一例を示すフローチャートである。 1……原帳票、2……OCR認識装置、3……制御装置、
4……端末、5……検証用端末。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−274478(JP,A) 特開 昭62−2352(JP,A) 特開 昭61−54563(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票に記載された文字の光学的読み取りを
    行う入力側端末と、該入力側端末で認識した認識データ
    を検証する検証側端末とを備えるOCR認識システムにお
    いて、 前記入力側端末は、帳票に記載された文字の光学的読み
    取り及び認識を行うOCR認識装置と、該OCR認識装置によ
    り読み取ったイメージデータに対応したデータ入力が行
    われる端末装置と、前記OCR認識装置により認識した認
    識データと前記端末装置から入力した入力データとを比
    較する制御装置とを備え、前記OCR認識装置により帳票
    の記載内容から予め決められたエリアのイメージデータ
    の切り出し及び認識を行い、前記端末装置により帳票の
    イメージデータに対応したデータ入力を行わせ、前記制
    御装置により入力された入力データと認識データとの比
    較を行うと共にその比較結果が不一致の場合、前記制御
    装置は、前記検証側端末に前記入力データ及び帳票のイ
    メージデータを転送し、 前記検証側端末は、前記入力側端末から転送された入力
    データと帳票のイメージデータとを表示し、この入力デ
    ータの検証確認がされるようにすることを特徴とするOC
    R認識システム。
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