JP3191059U - 房状果実の出荷・展示袋 - Google Patents

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宏司 矢澤
宏司 矢澤
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Abstract

【課題】ブドウのような房状果実を販売時点において見映え良い状態に容易かつ手軽に包装することができる出荷・展示袋を提供する。【解決手段】前面シート2及び後面シート3によって形成され、房状果実を収納できるように上辺部4及び一側辺部5を開口とした袋体とする。前面シート2と後面シート3の他側辺部7はその上辺部4側の一部を封止して閉塞側辺部8を形成し、閉塞側辺部の下方は封止しないで開放側辺部9を形成し、房状果実の出荷・展示袋11とする。この開放側辺部9における前面シート2及び後面シート3は、これを前後方向に張出した状態にして傾斜底面部14を形成し、袋体の深さが浅くなるようにしている。【選択図】図4

Description

本考案は、ぶどう等の房状果実を出荷し、販売時に展示するために使用する出荷・展示袋の改良に関する。
ぶどう等の房状果実は、そのままダンボール箱に詰めて出荷すると、輸送中に揺られ、互いにぶつかり合ったりして、果実の粒が柄から落ちることが多く、そうなると販売時の商品価値が低下してしまう。
そうしたことから、栽培時に使用した果実袋と共にぶどうを収穫し、これをそのままダンボール箱に詰めて出荷することが考えられた。しかし、こうした果実袋には栽培中に使用した農薬などが付着している可能性があり、そのまま出荷・展示袋として使用して消費者の手に渡ることは好ましくないと考えられる。
そこで、ぶどうを出荷専用の包装袋に入れ、この袋の開口を開いたままにして、外から収納されているぶどうを見ることができるようにしたぶどう房包装袋が提供されている。(特許文献1)
しかし、図9に示すように、上記包装袋30に詰める場合、房状果実20のぶどうは果柄22側の上部(肩部)23が太く、房の先端部21が細くなっているので、これをそのまま包装袋30に詰めると、房の先端部21が包装袋30の下方に入り込んでしまって、房の先端部までも含めた全体が外部から見えるような体裁の良い包装とすることが難しい。
こうしたことを避けるために、包装袋の房状果実の先端部21側の底部を側方に折り曲げたりして底を浅くするように手で調節しながら包んだりしているが、手間と熟練を必要とするし、また折り曲げ部が解けたりすることもあって、出荷・展示袋としては体裁も悪いということがあった。
意匠登録第1190309号
本考案は、上記の如き特性を有するブドウのような房状果実を販売時点において見映え良い状態に包装するために、容易かつ手軽に包装することができるような出荷・展示袋を提供しようとするものである。
本考案においては、前面シート及び後面シートによって形成され、房状果実を収納できるように上辺部及び一側辺部を開口とした袋体とするもので、上記前面シートと後面シートの他側辺部はその上辺部側の一部を封止して閉塞側辺部を形成し、この閉塞側辺部の下方は封止していない開放側辺部として房状果実の出荷・展示袋とする。この開放側辺部における前面シート及び後面シートは、これを前後方向に張出した状態にして袋体の深さを浅くする傾斜底面部を形成できるようにしている。
本考案によれば、出荷・展示袋の他側辺部の下方部に設けた開放側辺部の部分の前面シート及び後面シートを前後方向に張出すようにして傾斜底面部を形成し、上辺部の開口から房状果実の先端部の細くなっている部分をこの傾斜底面部の方向に位置させ、果柄を一側辺部の開口に位置するようにして袋内に入れると、上記房状果実の先端部が袋の底の方に入り込むことなく他側辺部側で持ち上げられる。そして、袋体の一側辺部の開口に果柄を位置させ、一側辺部を寄せ集めるようにして果柄の周りに容易に巻き付けることができる。こうすることによって房状果実の果柄側の太い上部から細くなっている先端部まで、等しく袋体の上辺部側の開口から良く見える状態に収納して包装することができるので、房状果実を確実に保持することができると共に、その展示効果を上げることができる。
本発明の実施例を示す正面図である。 図1に示すもののA−A線拡大断面図である。 図1に示すものを拡げた状態を示す斜視図である。 図3に示すものに傾斜底面部を形成した状態を示す斜視図である。 図4に示すものの傾斜底面部を上方に折り返した状態を示す斜視図である。 図5に示すものに房状果実を収納した状態を示す説明図である。 他の実施例の図5と同様の状態を示す斜視図である。 更に他の実施例の図5と同様の状態を示す斜視図である。 従来の包装袋に房状果実を収納した状態を示す説明図である。
紙、プラスチックラミネート紙、不織布、プラスチックシート、孔明きプラスチックシートその他の適宜材料で袋体1を形成する。この袋体1は、前面シート2及び後面シート3によって形成されており、その上辺部4と一側辺部5を開口6としている。
袋体1の他側辺部7の前面シート2及び後面シート3は、その上辺部4側の一部が封止されて閉塞側辺部8とされており、この閉塞側辺部8の下方は封止されていない開放側辺部9とされている。
上記閉塞側辺部8の長さは、通常、上記他側辺部7の長さの1/3〜2/3程度の長さに形成するとよい。図示するものでは、他側辺部7の前面シート2と後面シート3を接着剤10によって貼り合せて閉塞側辺部8を形成しているが、溶着やその他の適宜の方法で閉塞状態を形成することができる。
こうした出荷・展示袋11は、上記袋体1の他側辺部7の開放側辺部9の部分を、上記閉塞側辺部8の下端部13を基点とするようにして前面シート2と後面シート3を前後方向に張出すようにすると、傾斜底面部14が形成できるようになり、他側辺部7側の底部15を一側辺部5側の底部16よりも浅くすることができる。(図3,4)
図示するものでは上記傾斜底面部14がほぼ三角形状に突出するように形成されているが、先端が余り尖っていない台形状などに形成することもできる。
こうした出荷・展示袋11に、房状果実20の細くなった先端部21を上記他側辺部7側に向けて収納すると、浅くなっている底部15によって房状果実20の細くなった先端部21が下方から支持される。
また、房状果実20の果柄22側の太くなっている上部23は、底部が浅くなっていない一側辺部5側の底部16で支持されるようになる。
また、図5に示すように、上記傾斜底面部14を上記閉塞側辺部8の下端部13を基準にして、閉塞側辺部8に向けて上方に折り重ねるようにすると、他側辺部7側の底が浅くなった状態を更に確実に保持することができるようになるし、体裁も良くなる。
そして、袋体1の一側辺部5を果柄22の周りに巻き付けるようにすれば、房状果実が袋体内で動かないように確実に包装され、袋体1の上面部4の開口部12から房状果実20の太い上部23から細くなっている先端部21に至るまでその全体を外方から見ることができるので、販売時における展示効果を一層上げることができる。(図6)
また、図示する出荷・展示袋11においては、上辺部4の前面シート2の一部を折り畳み、この折り畳み部17の一側辺部5側に結束片18を挟み込み、その全長に亘って糊付けや溶着その他によって接着している。そして、上記結束片18に沿うように上記一側辺部5から切線19を設けて上記結束片16を使い易いようにしている。
上記結束片18は、針金などを使用して設けることができるが、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ乳酸樹脂その他の針金と同様に変形状態を保つことができ、かつ強い力を加えると元に戻すことができるようなものを使用すると、針金に比べて一層安全に使用することができる。
この結束片18は、上記したように袋体の一側辺部5を果柄22の周りに巻き付けた後に、その上からさらに巻回するようにして固定すれば、果柄22部分における固定状態を一層確実に維持することができる。
図7に示すものは、上記他側辺部7に設けた閉塞側辺部8を長くし、開放側辺部9を短くしたもので、これによって形成される傾斜底面部14の大きさが小さくなって、他側辺部7側の底部15の深さが上記のものよりも深くなるようにされているものである。これは、房状果実20の先端部21と上部23とでその太さがそれ程変化していないものの包装・展示に有効に使用することができる。
図8に示すものは、上記他側辺部7に設けた閉塞側辺部8を短くし、開放側辺部9長く形成したもので、これによって傾斜底面部14が大きくなり、他側辺部7側の底部15の深さが上記のものよりも浅くなるように形成されているものであって、房状果実20の先端部21と上部23の太さが大きく変化しているものの包装・展示に有効に使用することができる。
1 袋体
2 前面シート
3 後面シート
4 上辺部
5 一側辺部
6 開口
7 他側辺部
8 閉塞側辺部
9 開放側辺部
11 出荷・展示袋
13 閉塞側辺部の下端部
14 傾斜底面部
18 結束片
20 房状果実
21 房状果実の先端部
22 房状果実の果柄
23 房状果実の上部

Claims (5)

  1. 前面シート及び後面シートによって形成され、房状果実を収納できるように上辺部及び一側辺部を開口とした袋体であって、上記前面シートと後面シートの他側辺部はその上辺部側の一部を封止して閉塞側辺部を形成し、該閉塞側辺部の下方の前面シート及び後面シートは前後方向に張出して傾斜底面部を形成できるように封止されていない開放側辺部としたことを特徴とする房状果実の出荷・展示袋。
  2. 上記袋体の他側辺部の上辺部側に設けた閉塞側辺部の長さが上記他側辺部の長さの1/3〜2/3を占めている請求項1に記載の房状果実の出荷・展示袋。
  3. 上記閉塞側辺部は、袋体の他側辺部の上辺部側の前面シート2と後面シート3を接着又は溶着することによって形成されている請求項1または2に記載の房状果実の出荷・展示袋。
  4. 上記袋体の一側辺部の上辺部には、該一側辺部を果柄に巻き付けた状態で閉じることができる結束片を設けている請求項1〜3のいずれかに記載の房状果実の出荷・展示袋。
  5. 上記結束片が針金、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ乳酸樹脂のいずれかで形成されている請求項4に記載の房状果実の出荷・展示袋。
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