JP3190860U - 締め付け紐入り挟み込みテープ - Google Patents

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【課題】着脱が容易で、適度の腰回りの締め付けを発揮する伸縮性と、運動などの激しい動きに対してずれ落ちを防ぐ締め付け調整可能な締め付け紐を有し、熟練を要せずに効率良く衣類への装着が可能で、かつ装着後の見栄えも優れた締め付け紐入り挟み込みテープを提供する。【解決手段】テープ本体部2および二重構造部の挟み部表部材3a、挟み部裏部材3bは、天然繊維や合成繊維からなる糸状を使用した織物または経編からなり、その織編組織内にポリウレタンやポリエーテルエステル系エラストマー、あるいはシリコンゴムなどの弾性糸が長さ方向に挿入されて、衣類のウエストバンドとして着脱が可能で、着用時には適度の締め付けが得られ、かつ適度の伸縮性を有している。テープ本体部2の幅方向の中央部は締め付け紐5を挿入するための二重織(袋織)された空洞部4が長さ方向に延びている。【選択図】図1

Description

本考案は、ウエスト部の締め付紐入りテープに関するもので、さらに詳しくは、トレーニングパンツ、トランクス、パジャマなどのウエスト部の伸縮テープに締め付け程度を自由に調整可能な締め付け紐が挿入されたテープに関するものである。
従来、パンツなどの衣類のウエスト部は、本体生地を折り曲げて袋状に縫製したゴム紐挿入部分を設けてゴム紐を挿通する手段、あるいは弾性糸などが織編された伸縮性のテープを衣類のウエスト部に縫い付ける手段により、着脱可能で、かつウエストへの締め付けを可能にしている。
しかし、トレーニングパンツやトランクス等のように激しい動きを受ける場合にはずり落ち易いことから、参考文献1では、第1のゴムを腰回りの一部に配設し、その両端左右に第2のゴムを設けて、その自由端を相互に結び締め付け力を調整可能にする技術が提案され、運動中などで着衣がずり落ちるようなことが防げる。
また、参考文献2では、ウエストゴム部に隣接する領域に、ループ用部材を縫い付けてループを形成し、そのループ内に締め付け用の腰紐を設けた技術が提案されており、腰紐の結束により確実にずり落ちを防ぐことが出来る。
上述したように、締め付け力を調整する方法について種々の方法が提案されているが、いずれも伸縮ゴムの配設や、締め付け紐を挿入する空洞を縫製加工によりいちいち設けねばならず、非常に面倒であると同時に見栄え良く仕上げるためには熟練を要す問題がある。
また、紐の挿入空洞を設けられた後に、締め付け紐をいちいち挿入せねばならず、縫製加工も含め生産効率が非常に悪いために製造コストが高くなるのが問題点である。
特開2001−226801号公報 特開2007−119959号公報
本考案は、上述した問題点を鑑みて解決しようとする課題は、着脱容易で、適度の腰回りの締め付けを発揮する伸縮性と、運動などの激しい動きに対してずれ落ちを防ぐ締め付け調整可能な紐を有し、熟練を要せずに効率良く衣類への装着が可能で、かつ装着後の見栄えも優れたウエスト用テープを提供することにある。
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本考案は、長さ方向に延びる帯状布帛において、幅方向端部にはY型の二重構造と、長さ方向には締め付け紐挿入用の空洞構造を合わせ持つことを特徴とする締め付け紐入り挟み込みテープである。
また、本考案は、前記帯状布帛は弾性糸を含む織物または編物からなり、弾性糸が長さ方向に挿入されている技術手段を採用することが出来る。
更にまた、本考案は、長さ方向に設けた締め付け紐挿入用の空洞は袋組織から成る表裏二層で構成されている技術手段を採用することが出来る。
更にまた、前記袋組織による表裏二層の一方の層は緯糸のみで形成され任意の箇所におけるよこ糸間を締め付け紐の引き出し口とすることが出来る。
更にまた、前記袋組織が経編により形成され、表裏二層の少なくとも一方の層の長さ方向において、所定の位置、または所定の間隔に締め付け紐の引き出し口を設けることが出来る。
更にまた、長さ方向に設けた締め付け紐挿入用の空洞(袋組織)に締め付け紐もしくは、帯状体、導通糸、樹脂、布帛の中から選ばれた紐状体が内蔵することが出来る。
本考案にあっては、長さ方向に延びる帯状テープにおいて、幅方向端部にはY型の二重構造と、長さ方向には締め付け紐挿入用の空洞構造を合わせ持つ締め付け紐入り挟み込みテープであるので、トレーニングパンツやトランクスなどのウエストバンドテープとして用いることにより、着脱可能な適度の締め付けを有すると同時に、締め付け紐によって激しい動きによるずり落ちを防ぐことが出来る。
また、帯状テープの幅方向端部にY型の二重構造を設けているので、ウエストバンドテープとして衣類本体に装着する際に、本体装着部を二重構造の表部材と裏部材の間に挿入して縫い合わるだけよいので、従来のように熟練を要する縫製技術でなくても容易に装着でき、テープ全幅がウエスト部に出現するので見栄えが良く高級感を醸し出す。
さらに、織編工程時に締め付け紐、または導通糸を空洞(袋組織)に挿入させておくことにより、面倒な紐挿入作業を必要とせず、効率良く最終製品を製造することが出来る。
本考案の締め付け紐入り挟み込みテープを説明するための斜視図である。 本考案の締め付け紐入り挟み込みテープの別の例を説明するための斜視図である。 本考案の締め付け紐入り挟み込みテープを衣類本体に装着する例を説明するための断面図である。 本考案の締め付け紐入り挟み込みテープをトランクスに装着した例を示す正面図である。
本考案実施形態を図1から図4に基づいて説明する。図1中、符号1は本考案の締め付け紐入り挟み込みテープで、符号2はテープ本体部であって、その幅方向端部に挟み部表部材3a、挟み部裏部材3bの二重構造に分かれ、断面がY字構造を成している。
テープ本体部2および二重構造部の挟み部表部材3a、挟み部裏部材3bは、天然繊維や合成繊維からなる糸状を使用した織物または経編からなり、その織編組織内にポリウレタンやポリエーテルエステル系エラストマー、あるいはシリコンゴムなどの弾性糸が長さ方向に挿入されて、衣類のウエストバンドとして着脱が可能で、着用時には適度の締め付けが得られ、かつ適度の伸縮性を有している。
図1は織物による本考案の締め付け紐入り挟み込みテープの一実施例を示しており、テープ本体部2の幅方向の中央部は締め付け紐5を挿入するための二重織(袋織)された空洞部4が長さ方向に延びている。
空洞部4を成している二重織の表裏組織共にたて糸とよこ糸で構成されていても良いが、表裏どちらか一方をよこ糸6だけで構成させておけば、空洞部4内に挿入した締め付け紐5をよこ糸のみの側から任意の位置でよこ糸間から引き出せるので、あとから締め付け紐5の引き出し口を設ける必要がなく、好ましい態様である。
締め付け紐5は、後から挿通させても構わないが、手間が掛かるので製織段階において締め付け紐5または代替え用の導通糸を空洞4内にたて糸として挿入させておけば、後から挿入する手間が省け好ましい。
締め付け紐5は着用時の結束に必要とする長さが必要であるが、伸縮性を有する締め付け紐入り挟み込みテープ1としておけば、伸長された状態で締め付け紐5または導通糸が一緒に製織され、機卸後には締め付け紐入り挟み込みテープ1が30〜50%収縮すると、締め付け紐5または導通糸は空洞部4内で弛んだ状態となり、収縮した長さ分を空洞部4外に引き出すことが出来、結束部とすることが出来る。
結束部の長さをより長くする必要がある場合は、締め付け紐入り挟み込みテープ1の切断長を締め付け紐5の長さを優先させて長目にし、締め付け紐入り挟み込みテープ1を正規の長さになるよう切り捨てることも出来、より好ましくは導通糸を挿入しておいて、導通糸の端と正規長さの締め付け紐5の端を結合して引き抜きながら交換すれば前記の様な無駄な切り捨てを無くすことが出来る。
テープ本体部2の幅方向端部には挟み部表部材3aと挟み裏部材3bとに分かれてY型の二重構造を成し、それぞれテープ本体部2と同様に弾性糸が挿入されて伸縮性を有している。
図2は、経編のダブルラッセルによる本考案の締め付け紐入り挟み込みテープ1の一実施例を示し、テープ本体部2は織物の場合と同様に空洞部4がダブルラッセルの表側針列と裏側針列が別々に編成された二重袋編みにより形成され、その二重袋編の表裏どちらかに締め付け紐5の紐通し穴8が設けられている。
紐通し穴8は、衣類一着分に必要な締め付け紐入り挟み込みテープ1の両端近く、または中央部近くの位置に設ける必要性から、衣類のサイズ別に紐通し穴8の位置を変えたもの準備する必要があるが、一定の間隔位置で紐通し穴8を設けておいて、衣類サイズに合った位置の紐通し穴8を選ぶ方式であっても良い。
また、テープ本体部2の幅方向端部には織物の場合と同様に挟み部表部材3aと挟み裏部材3bが設けられて、Y型の二重構造を成し、それぞれテープ本体部2と同様に弾性糸が挿入されて伸縮性を有している。
図3は本考案の締め付け紐入り挟み込みテープ1を衣類本体7に装着する方法について説明するための図で、衣類本体7の装着端部をテープ本体部2の幅方向端部の設けた挟み部表部材3aと挟み裏部材3bの間で、挟み部表部材3aと挟み裏部材3bの付け根に合わせて挟み込み、縫製位置9で一体化縫製すればよく、非常に簡単、且つ正確に装着が可能となる。
図4は本考案の締め付け紐入り挟み込みテープ1をトランクスに装着した例を示したもので、締め付け紐入り挟み込みテープ1自体が伸縮性を有しているので、締め付け紐で締め付けても皺が一か所に集中するような現象起こらず、締め付け紐入り挟み込みテープ1が直接肌に触れても不快感がなく、また、見た目においてもすっきりしており、特にテープ本体部の印字や字柄などが乱れることなく鮮明に表現できる。
1 :本考案の締め付け紐入り挟み込みテープ
2 :テープ本体部
3a:挟み部表部材
3b:挟み部裏部材
4 :空洞部
5 :締め付け紐
6 :よこ糸
7 :衣類本体
8 :紐通し穴
9 :縫製位置

Claims (6)

  1. 長さ方向に延びる帯状布帛において、幅方向端部にはY型の二重構造と、
    長さ方向には締め付け紐挿入用の空洞構造を合わせ持つことを特徴とする締め付け
    紐入り挟み込みテープ。
  2. 前記帯状布帛は弾性糸を含む織物または編物からなり、弾性糸が長さ方向に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の締め付け紐入り挟み込みテープ。
  3. 長さ方向に設けた締め付け紐挿入用の空洞は、袋組織から成る表裏二層で構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の締め付け紐入り挟み込みテープ。
  4. 前記袋組織が織物組織であって、表裏二層の一方の層はよこ糸のみで形成され、任意の箇所におけるよこ糸間を締め付け紐の引き出し口とすることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の締め付け紐入り挟み込みテープ。
  5. 前記袋組織が経編により形成され、表裏二層の少なくとも一方の層の長さ方向において、所定の位置、または所定の間隔に締め付け紐の引き出し口を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の締め付け紐入り挟み込みテープ。
  6. 長さ方向に設けた締め付け紐挿入用の空洞(袋組織)に締め付け紐、もしくは
    帯状帯、導通糸、樹脂、布帛の中から選ばれた紐状体が内蔵されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の締め付け紐入り挟み込みテープ。
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