JP3190851B2 - 公衆回線における通信データのチェック方法 - Google Patents

公衆回線における通信データのチェック方法

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浩一 斉間
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甲府日本電気株式会社
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線における
通信データのチェック方法に関し、特に無手順で受信し
たデータの正常性をチェックする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信では、受信したデータが正し
いかどうかのチェックをする必要がある。
【0003】従来は、1バイト単位でパリティビット等
によってチェックするか、またたとえば特開昭59−0
02459号公報(データ通信方式)に示されるよう
に、計算機が本来有するメモリチェック機能を用いてデ
ータチェックおよびデータ修正を行う様にハードウエア
で行っていた。
【0004】図5は、一実施例を示すデータ通信システ
ムの構成を示すものである。
【0005】図5の通信システムにおいて、例えば通信
局11内のメモリ14のデータを通信局12内のメモリ
17に伝送する場合は、送信側通信局11において送信
すべきデータにチェック用情報を付加しこれらの情報を
あわせてオンライン管理部15によって通信局12に伝
送する。受信側の通信局12においては、オンライン管
理部16の働きにより受信されたデータおよびチェック
用情報が共にメモリ17内の対応領域に格納される。そ
して受信側の通信局12においてメモリ17に格納され
たデータをアクセスする際に該チェック用情報を用いて
ハードウエアにより自動的にエラーチェックおよび自動
修正が行われる。
【0006】この場合、受信したデータに誤りがない
か、あるいは自動修正が行われた場合には、送信側通信
局11に対して肯定応答を返送し、修正不可能の場合は
否定応答を送信してデータなどの再送を要求する。従っ
て自動修正可能な回線上のエラーなどによってリトライ
を行う必要がなくなるので伝送効率が向上する。
【0007】しかし、上記の手段では自局と相手局のモ
デム間で何かのノイズ等によるデータが化けてしまうこ
とには対応できずソフトウエアでのリトライが必要にな
る。
【0008】例えば、通信ソフトウエアがパソコン通信
サービスから無手順方式で送信されて来るデータをトリ
ガとしてパソコン通信サービスへコマンドを送るオート
パイロット機能では、図6に示すように、まず、パソコ
ン通信サービスよりコマンドデータのデータ無手順受信
(S10)を行う。通信ソフトウエアは、無手順で受信
したデータをあらかじめ用意してあるチェック用データ
と比較することでチェックし(S11)、正常データで
あるならば(S12)、手順有通信(X−MODEM
等)によるデータの転送等の次処理を行い(S13)、
正常データでないならば(S12)、リトライのために
パソコン通信サービスへコマンドデータの再送要求を行
い(S14)、データ無手順受信(S10)へ処理を戻
す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の公衆回
線における通信データのチェック方式は、オートパイロ
ット機能にみられるように、パソコン通信サービスより
公衆回線通信の無手順で受信したデータが公衆回線上で
化けた場合、その無手順受信したデータとあらかじめ用
意してあるチェック用データとのチェックでエラーとな
るため、再送要求でリトライが行われ、その結果通信効
率が悪化するとともに、通信時間増加の伴う公衆回線通
信費用の増加を招くという欠点があった。
【0010】本発明の目的は、受信したデータとチェッ
ク用データをビット単位で比較し、データが違っていて
もビットの正誤の割合でデータチェックの正誤を決定す
ることによりリトライおよび中止の頻度を削減を図る
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明の公衆回線に
おける通信データのチェック方法は、無手順で受信した
データの正常性をチェックする場合の公衆回線における
通信データのチェック方法において、前記無手順で受信
したデータのデータチェックの結果が正常データでない
と判断されたならばそれまでに受信したデータのうち正
常でないデータの個数が予め定められた値(便宜上Xと
する)より大きくなったときはリトライ等の異常系処理
を行い、それまでに受信したデータのうち正常でないデ
ータの個数が前記Xの値より小さかったときは前記無手
順で受信したデータと予め具備されたチェックデータを
ビット単位で比較しビット単位での該比較の結果不一致
の割合が予め定められた割合(便宜上Yとする)以上に
なったときには異常系処理を行い、該比較の結果不一致
データの割合が前記Yの値より小さかったならば正常系
処理を進めることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】また、第の発明は、第の発明における
前記チェックデータは予め備えられた入出力装置から設
定できることを特徴とする。
【0015】さらに、第の発明は、第の発明におけ
る前記X及び前記Yの値は予め備えられた入出力装置か
ら設定できることを特徴とする。
【0016】[作用]無手順受信したデータの妥当性を
外部記憶装置が有するチェック用データを参照しデータ
不一致の場合ビット単位で比較を行い一致の割合が一定
以上ならば正常動作とする。このため、通信作業の効率
化また公衆回線通信費の削減が図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の公衆回線における通信デ
ータのチェック方式の一実施例のシステム構成図であ
る。1は本発明を実現するパソコン端末、2は受信デー
タを格納するメインメモリ、3はチェックデータが格納
される外部記憶装置、4は処理を行う制御装置、5は公
衆回線で通信を行うモデム、6は公衆回線、7はパソコ
ン通信サービスである。
【0019】図2は、パソコン通信サービスより無手順
で受信したデータをチェックするために予めシステムに
用意されたチェックデータ8の例である。本データは外
部記憶装置3に格納されており、必要があればチェック
データ内容をキーボードなどから変更できる。
【0020】図3は、パソコン通信サービスより無手順
で受信した受信データ9の例である。本データは受信後
メインメモリ2に格納される。
【0021】次に、本発明の実施例の動作について、図
4を参照にして詳細に説明する。なお図4は、動作を示
すフローチャートである。
【0022】パソコン通信サービス7より公衆回線6を
経由しモデム5により受信(S1)された受信データ9
は制御装置4へ送られメインメモリ上に格納される。制
御装置4は受信したデータ9と外部記憶装置4に格納さ
れるチェックデータ8とデータチェック(S2)を行
う。
【0023】データチェックの結果が正常データと判断
(S3)されたならば、チェック終了の判断(S7)で
チェック終了ならば次処理(S8)へ移り、チェック終
了でないならば次のデータチェック(S9)移る。
【0024】データチェックの結果が正常データでない
と判断(S3)されたならば、まず前にチェックしたデ
ータにおける不一致データが、公衆回線5の回線状態に
より設定され外部記憶装置3に記録されている個数の値
(便宜上Xとする)より大きくなった(S4)ときは中
止またはリトライ等の異常系処理(S6)を行う。ま
た、前にチェックしたデータにおける不一致データが、
上記Xの値より小さかった(S4)ときは、現在のチェ
ックデータ8と受信データ9をビット単位で比較(S
5)を行い、比較の結果不一致の割合が公衆回線5の回
線状態により設定され外部記憶装置3に記録されている
割合(便宜上Yとする)以上になったときには異常系処
理(S6)を行い、比較の結果不一致データの割合が上
記Yの値より小さかったならば正常系としてチェック終
了(S7)処理へ移る。
【0025】尚、本システムを設置する場所により公衆
回線の状態が違うため、データが化けてしまう頻度がま
ちまちである。
【0026】従って、設置場所の公衆回線の状態により
上記Xの値及びYの値をキーボード等から入力し外部記
憶装置3に記憶出来るようにする。このことにより設置
場所に合わせたデータのチェックが行えるようになる。
【0027】上述の実施例から分かるように、本発明
は、無手順で受信した受信データが異常であっても、あ
る程度のデータ化けならばエラーとせず正常動作として
処理を進めることで現実的な対応を行い、通信作業の効
率をあげると共に、通信時間短縮に伴う公衆回線通信費
の無駄遣いを削減することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明は、パソコン通信
サービスより公衆回線通信の無手順で受信したデータが
公衆回線上で化けた場合、ある程度のデータ化けならば
エラーとせず正常動作として処理を進めることで通信作
業の効率をあげると共に、通信時間短縮に伴う公衆回線
通信費の無駄遣いを削減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明で用いるチェックデータの一例を示す図
である。
【図3】本発明における受信データの一例を示す図であ
る。
【図4】本発明における制御装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】従来の実施例を示す構成図である。
【図6】従来のオートパイロット機能を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 パソコン端末 2 メインメモリ 3 外部記憶装置 4 制御装置 5 モデム 6 公衆回線 7 パソコン通信サービス 8 チェックデータ 9 受信データ 11,12 通信局 13 通信回線 14 メモリ 15 オンライン管理部 16 オンライン管理部 17 メモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−156018(JP,A) 特開 昭60−96938(JP,A) 特開 平9−23214(JP,A) 特開 平8−316901(JP,A) 特開 昭54−142906(JP,A) 特公 昭51−5734(JP,B1) 特公 昭50−13044(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無手順で受信したデータの正常性をチェ
    ックする場合の公衆回線における通信データのチェック
    方法において、前記無手順で受信したデータのデータチ
    ェックの結果が正常データでないと判断されたならばそ
    れまでに受信したデータのうち正常でないデータの個数
    が予め定められた値(便宜上Xとする)より大きくなっ
    たときはリトライ等の異常系処理を行い、それまでに受
    信したデータのうち正常でないデータの個数が前記Xの
    値より小さかったときは前記無手順で受信したデータと
    予め具備されたチェックデータをビット単位で比較しビ
    ット単位での該比較の結果不一致の割合が予め定められ
    た割合(便宜上Yとする)以上になったときには異常系
    処理を行い、該比較の結果不一致データの割合が前記Y
    の値より小さかったならば正常系処理を進めることを特
    徴とする公衆回線における通信データのチェック方法
  2. 【請求項2】 前記チェックデータは予め備えられた入
    出力装置から設定できることを特徴とする請求項記載
    の公衆回線における通信データのチェック方法
  3. 【請求項3】 前記X及び前記Yの値は予め備えられた
    入出力装置から設定できることを特徴とする請求項
    載の公衆回線における通信データのチェック方法。
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