JP3190718U - 充電装置 - Google Patents

充電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3190718U
JP3190718U JP2014001131U JP2014001131U JP3190718U JP 3190718 U JP3190718 U JP 3190718U JP 2014001131 U JP2014001131 U JP 2014001131U JP 2014001131 U JP2014001131 U JP 2014001131U JP 3190718 U JP3190718 U JP 3190718U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measure body
wire
fixed
sliding contact
body portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2014001131U
Other languages
English (en)
Inventor
健二 岩味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK filed Critical Chuo Hatsujo KK
Application granted granted Critical
Publication of JP3190718U publication Critical patent/JP3190718U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】充電ケーブルをワイヤーで支持可能な充電装置において、策体部が早期に摩耗損傷してしまうことを抑制する充電装置を提供する。
【解決手段】策体部3Dに固定された固定部7A、及びワイヤー5Aに対して滑り接触する摺接部7Bを有する連結材7を介して策体部3Dとワイヤー5Aと連結する。これにより、ワイヤー5Aと策体部3Dとが擦れ合うことを抑制できるので、策体部3Dが早期に摩耗損傷してしまうことを抑制できる。
【選択図】図3

Description

本考案は、電動車両用の充電装置に関する。なお、電動車両とは、走行用の電動モータを有する車両をいう。具体的には、例えば、駆動源として電動モータのみ有する電気自動車や電動モータと内燃機関とを有するプラグ・イン・ハイブリッド自動車等をいう。
例えば、特許文献1に記載の考案では、充電ケーブルのコイル部内にワイヤーを貫通させることにより、充電ケーブルをワイヤーで吊り下げ支持している。なお、コイル部は策体部が螺旋状に湾曲した部位である。
登録実用新案第3181572号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、ワイヤーと策体部とが直接的に接触して擦れ合うので、策体部が早期に摩耗損傷してしまうおそれがある。
本考案は、上記点に鑑み、充電ケーブルをワイヤーで支持可能な充電装置において、策体部が早期に摩耗損傷してしまうことを抑制することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、電動車両に接続されるコネクタ部(3B)、及び先端に当該コネクタ部(3B)を有する策体部(3D)を備える充電ケーブル(3)と、先端側が充電ケーブル(3)に固定されたワイヤー(5A)と、充電ケーブル(3)をワイヤー(5A)に対して変位可能な状態でワイヤー(5A)に連結する連結材であって、策体部(3D)に固定された固定部(7A)、及びワイヤー(5A)に対して滑り接触する摺接部(7B)を有する連結材(7)とを具備することを特徴とする。
これにより、本発明では、ワイヤー(5A)と策体部(3D)とが擦れ合うことを抑制できるので、策体部(3D)が早期に摩耗損傷してしまうことを抑制できる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本考案は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本考案の実施形態に係る充電装置1において、ワイヤー5Aを収納した状態を示す図である。 本考案の実施形態に係る充電装置1において、充電ケーブル3を引き延ばし た状態を示す図である。 (a)〜(c)は本考案の第1実施形態に係る連結材7の説明図である。 (a)及び(b)は本考案の第2実施形態に係る連結材7の説明図である。
以下に説明する「考案の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、実用新案登録請求の範囲に記載された考案特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
そして、本実施形態は本願考案を電動車両用の充電装置に適用したものである。なお、電動車両とは、走行用の電動モータを有する車両をいう。具体的には、例えば、駆動源として電動モータのみ有する電気自動車や電動モータと内燃機関とを有するプラグ・イン・ハイブリッド自動車等をいう。
なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものであって、本考案は、各図に付された方向に限定されるものではない。少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。以下、本考案の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.充電装置
本実施形態に係る充電装置1は、図1に示すように、充電ケーブル3及び巻取リール5等を有して構成されている。
充電ケーブル3は、電源側に接続されるプラグ部3A、電動車両に接続されるコネクタ部3B、利用者により把持される把持部3C、及び可撓性を有するワイヤー状の策体部3D等を備えている。
コネクタ部3Bは、策体部3Dの長手方向先端(一端)側に設けられている。把持部3Cは、コネクタ部3Bと一体化され、かつ、先端側、つまりコネクタ部3B側が後端側に対して湾曲した略「へ」の字状となっている。プラグ部3Aは、策体部3Dの長手方向後端(他端)側に設けられている。
策体部3Dの長手方向後端側であって、プラグ部3Aとの間には、充電制御ボックス3Eが設けられている。充電制御ボックス3Eには、充電側電源と電動車両とを接続する電気回路が設けられている。なお、本実施形態では、策体部3Dのうち把持部3Cと充電制御ボックス3Eとの間には、螺旋状に湾曲したコイル部3Fが設けられている。
巻取リール5は、可撓性を有する紐状のワイヤー5A、及びワイヤー5Aを収納可能な巻取部5B等を有している。ワイヤー5Aの先端側は、充電ケーブル3(本実施形態では、把持部3C近傍の策体部3D)に固定されている。
ワイヤー5Aは、図2に示すように、複数の連結材7を介して策体部3Dに連結されている。連結材7は、図3(a)に示すように、固定部7A及び摺接部7B等を有している。固定部7Aは、連結材7を策体部3Dに対して不動として固定するための部位である。
本実施形態に係る固定部7Aは、図3(b)に示すように、可撓性を有する帯状のバンド部7C、及びバンド部7Cが挿入されるロック部7D等を備える、いわゆる「結束バンド」と同一の構成である。
そして、バンド部7Cが策体部3Dの外周面に巻き付けられた状態で、その状態がロック部7Dにて保持されることにより、連結材7が策体部3Dに対して不動として固定される。なお、本実施形態に係るロック部7Dは、結束バンドと同様に、一旦、バンド部7Cが差し込まれると、当該バンド部7Cを容易に抜き出すことはできない構成となっている。
摺接部7Bは、ワイヤー5Aに対して滑り接触(以下、摺接ともいう。)可能にワイヤー5Aと連結する。これにより、連結材7は、充電ケーブル3をワイヤー5Aに対して変位可能な状態でワイヤー5Aに連結する。
本実施形態に係る摺接部7Bは、図3(a)に示すように、ワイヤー5Aが挿入可能な環状の挿通リング7Eにて構成されている。ワイヤー5Aは、挿通リング7Eの内周面に摺接する。
そして、図3(c)に示すように、挿通方向D1は、策体方向D2に対して交差している。挿通方向D1とは、挿通リング7Eの内縁を含む仮想面と直交する方向をいう。策体方向D2とは、策体部3Dのうちバンド部7Cが巻き付けられた部位における策体部3Dの接線方向をいう。
なお、本実施形態では、バンド部7Cの厚み方向と挿通リング7Eの挿通方向D1とが一致している。このため、バンド部7Cが策体部3Dに巻き付けられると、図3(c)に示すように、挿通方向D1が策体方向D2に対して直交する。
図1に示す巻取部5Bは、ワイヤー5Aを巻き取るとともに、その巻き取られたワイヤー5Aを引き出すことが可能である。すなわち、巻取部5B内には、ワイヤー5Aを巻き取る巻取ドラム(図示せず。)、及び巻取ばね(図示せず。)が収納されている。巻取ドラムは、円筒状の部材であって、外周部にワイヤー5Aが巻き付けられる。
巻取ばねは、巻取ドラム内に収納され、かつ、ワイヤー5Aを巻き取る向きに巻取ドラムを回転させる弾性力を巻取ドラムに作用させる。そして、巻き取られたワイヤー5Aが引き出されると、巻取ばねが弾性変形する。このため、引き出されたワイヤー5Aは、巻取ばねの弾性力により巻取ドラム、つまり巻取部5B内に巻き取られて収納される。
巻取部5Bは、コネクタ部3Bを着脱自在に保持する保持部5Cを有している。保持部5Cは、巻取本体部5Eの上部から上方側に突出した突起状の部位である。なお、巻取本体部5Eとは、巻取ドラム及び巻取ばねを収納するケーシング等をいう。
巻取リール5は、巻取部5Bを取付対象体に対して揺動可能とするヒンジ部11を有している。ヒンジ部11は、ステー部11A及び蝶番部11Bを有している。ステー部11Aは、巻取部5Bから取付対象体側に延出した部位である。蝶番部11Bは、ステー部11Aの延出方向先端と取付対象体とを揺動可能に連結する。
2.本実施形態に係る充電装置の特徴
本実施形態では、策体部3Dとワイヤー5Aと連結材7を介して連結されているので、ワイヤー5Aと策体部3Dとが擦れ合うことを抑制できる。したがって、策体部3Dが早期に摩耗損傷してしまうことを抑制できる。
本実施形態では、挿通方向D1が策体方向D2に対して交差しているので、(a)策体部3Dが螺旋状に巻かれて収納された状態から充電ケーブル3を引き出す場合、及び(b)策体部3Dを螺旋状に巻ながら収納する場合等において、摺接部7Bとワイヤー5Aとが擦れ合う際に大きな摩擦抵抗が発生することを抑制できる。
(第2実施形態)
本実施形態は、摺接部7Bを固定部7Aに対して回転可能とするとともに、固定部7Aを策体部3Dに対して着脱自在に固定可能とした連結材7を用いたものである。
図4(a)及び図4(b)に示すように、本実施形態に係る連結材7では、摺接部7Bは回転連結部7Fを介して固定部7Aに回転可能に連結されている。そして、固定部7Aには策体部3Dを挟持可能な挟持機構7Gが設けられている。
挟持機構7Gは、固定フック部7H、固定フック部7Hに対して変位可能な可動フック部7J、及び可動フック部7Jを固定フック部7H側に押し付けるばね(図示せず。)等を有して構成されている。
このため、固定部7Aを策体部3Dに固定するときには、先ず、上記ばねを弾性変形させて、図4(a)に示すように、可動フック部7Jを固定フック部7Hから離間させる。次に、策体部3Dを可動フック部7Jと固定フック部7Hとの間に挟み込んだ状態で、上記ばねを復元させる。
これにより、上記ばねの弾性力により、可動フック部7Jと固定フック部7Hとにより策体部3Dが挟み込まれて固定部7Aが策体部3Dに固定された状態となる。
以上のように、本実施形態に係る摺接部7Bは固定部7Aに対して回転可能であるので、摺接部7Bは、恰も風見鶏のように、摺接部7Bとワイヤー5Aとの摩擦抵抗が小さくなる向きに自動的に回転でき得る。したがって、摺接部7Bとワイヤー5Aとの間で大きな摩擦抵抗が発生することを抑制できる。
さらに、本実施形態では、固定部7Aは、策体部3Dに対して着脱自在に固定されているので、利用者は、連結材7の固定位置を任意に選択することができるとともに、連結材7が破損した場合に、その破損した連結材7を容易に交換できる。
(その他の実施形態)
第1実施形態に係る摺接部7Bは環状の挿通リング7Eにて構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、一部が開放された環状(C字状)の挿通リング7E、若しくは螺旋状の挿通リング7E、又は環状の挿通リング7Eの一部を開放した状態と当該開放した箇所を閉じた状態とで切替自在な挿通リング7Eにて摺接部7Bを構成してもよい。そして、上記の構成であると、連結材7をワイヤー5Aの組み付ける際の作業性を向上させることができる。
第2実施形態では、挟持機構7Gにて固定部7Aを策体部3Dに対して着脱自在としたが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、策体部3Dにコイル部3Fが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、コイル部3Fが設けられていない充電ケーブル3にも適用できる。
上述の実施形態に係るワイヤー5Aは金属製であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、樹脂製のワイヤー5A又は樹脂製の被覆が施されたワイヤー5A等であってもよい。
上述の実施形態では、挟持機構7Gにて固定部7Aを策体部3Dに対して着脱自在としたが、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、ロック部7Dによるバンド部7Cの拘束を、利用者が容易に解放可能な構成してもよい。
上述の実施形態に係る連結材7は固定部7Aと摺接部7Bとが一体化されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、固定部7Aと摺接部7Bとが別体であって、かつ、固定部7Aと摺接部7Bとが連結及び切り離し可能な構成となっていてもよい。
そして、上記の構成であると、連結材7を充電ケーブル3及びワイヤー5Aの組み付ける際の作業性を向上させることができるとともに、固定部7A及び摺接部7Bのうちいずれか一方のみが損傷した場合であっても、その損傷した部品を容易に交換等することができる。
また、本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 充電装置 3… 充電ケーブル 3A… プラグ部
3B… コネクタ部 3C… 把持部 3D… 策体部 3E… 充電制御ボックス
3F… コイル部 5… 巻取リール 5A… ワイヤー 5B… 巻取部
5C… 保持部 5E… 巻取本体部 7… 連結材 7A… 固定部
7C… バンド部 7D… ロック部 7B… 摺接部 7E… 挿通リング
7F… 回転連結部 7G… 挟持機構 7H… 固定フック部
7J… 可動フック部 11… ヒンジ部 11A… ステー部 11B… 蝶番部
D1… 挿通方向 D2… 策体方向

Claims (4)

  1. 電動車両に接続されるコネクタ部、及び先端に当該コネクタ部を有する策体部を備える充電ケーブルと、
    先端側が前記充電ケーブルに固定されたワイヤーと、
    前記充電ケーブルを前記ワイヤーに対して変位可能な状態で前記ワイヤーに連結する連結材であって、前記策体部に固定された固定部、及び前記ワイヤーに対して滑り接触する摺接部を有する連結材と
    を具備することを特徴とする充電装置。
  2. 前記固定部は、前記策体部の外周面に巻き付けられた帯状のバンドを有して構成され、
    前記摺接部は、前記ワイヤーが挿入可能な環状又C字状の挿通リングにて構成されており、
    前記策体部のうち前記バンドが巻き付けられた部位における前記策体部の接線方向を策体方向とし、前記挿通リングの内縁を含む仮想面と直交する方向を挿通方向としたとき、
    前記挿通方向は、前記策体方向に対して交差した方向であることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記摺接部は、前記固定部に対して回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  4. 前記固定部は、前記策体部に対して着脱自在に固定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の充電装置。
JP2014001131U 2014-03-05 充電装置 Expired - Lifetime JP3190718U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3190718U true JP3190718U (ja) 2014-05-22

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017040286A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 中央発條株式会社 結束体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017040286A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 中央発條株式会社 結束体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2811610A1 (en) Charging-cable storage device
JP5877108B2 (ja) ケーブル収容装置
WO2014084039A1 (ja) 充電装置
US20150014128A1 (en) Charging-cable storage device
KR20180001337U (ko) 전기자동차 충전기용 자동 릴 장치
JP5462651B2 (ja) 車庫
JP2015177676A (ja) 電動モータ
JP2012055076A5 (ja)
JP5467654B2 (ja) 車両用充電装置
EP2811603A1 (en) Cable housing device
JP2010172126A (ja) 車両用充電ケーブル
JP3190718U (ja) 充電装置
JP5609698B2 (ja) 充電装置および充電設備
JP5812288B2 (ja) 車両用充電スタンド
CN208912659U (zh) 一种管道可自由收缩的新型清洗机
JP6305189B2 (ja) 電気自動車充放電装置
WO2012147146A1 (ja) ケーブル格納装置、電源装置および車両
CN101662136A (zh) 绕线器
JP2014110655A (ja) クランプ
JP5792233B2 (ja) 電線作業用クリップ、電線作業用工具
JP2010246317A (ja) 電気自動車の充電コード収納構造
JP2013179756A (ja) 充電ケーブル装置
CN202603936U (zh) 一种具有收放线功能的电吹风
CN201498960U (zh) 绕线器
JP2018038123A (ja) ワイヤハーネスの余長吸収構造