JP3190570U - 保冷、保温用飲料容器 - Google Patents

保冷、保温用飲料容器 Download PDF

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JP3190570U
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JP2014000952U
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行彦 森田
太 藪内
法行 中川
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オルゴ株式会社
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Abstract

【課題】極めて簡単にかつスムーズに保冷、保温用として使用でき、しかも結露で手や載置台を濡らすこともなく、長時間に亘って保冷、保温ができる保冷、保温用飲料容器を提供する。
【解決手段】一重壁でキャップ2を備えたピッチャー1と、真空二重壁で口元に肩部材3を装着し、肩部材3の中央広口5よりピッチャー1胴部を挿入できるポット本体4と、この肩部材3の中央広口5に独自に装着の中栓蓋6とを有する。飲料水を入れたピッチャー1には、上端外側に向けて延びたドーナツ状の肩部7が一体的に形成され、肩部7の口元内周壁には、キャップ用雌ネジ8が刻設され、正面側には、肩部の口元と連通するピッチャー用注ぎ口10が前方突出され、左右両側には、対角線上に保持受具11,11が設けられる。
【選択図】図2

Description

本考案は、保冷飲料用、又は保温飲料用として多機能的に変化可能に使用できる保冷、保温用飲料容器に関するものである。
一般に、保冷飲料容器としては、蓋付きのピッチャ−(水差し)が存在し、保温飲料容器としては、真空二重壁の魔法瓶(ポット)等が別々に存在している。
これ等両者の繋がりは全くなく、それぞれ個別に扱われてきた。そして、夏場等は、この飲料水の入ったピッチャ−(水差し)を冷蔵庫のドアポケット内に収納して、十分冷ました後に、テーブル等に載置して飲料の供給にあたっていた。又、魔法瓶(ポット)は、特に冬場、熱い飲料水を魔法瓶(ポット)内に入れ長時間保温可能としていた。
しかしながら、このような上述のピッチャ−(水差し)では、冷たい飲料水がわずかな時間で温くなって、飲み心地悪く飲めなくなっていた。そこでこのピッチャ−(水差し)の本体を二重壁とし、この二重壁間に発泡材を充填し、保温効果を高めようとした構造のものが、実用新案登録第3163093号公報(特許文献1、図3参照)として存在する。
実用新案登録第3163093号公報(特許文献1、図3参照)
ところが、このようなピッチャ−(水差し)では、内容器10と外容器2との間にウレタンフォーム等の発泡材3を充填した断熱二重壁構造の容器本体1を備えており、容器本体1の開口部上縁の前方に注ぎ口14を設け、後方壁に把手5を設け、開口部に蓋体20を上方より差し込んでいるにすぎません。
そのために、このまま冷蔵庫に入れようとしても、嵩張り、しかも入っても容器本体内の飲料水を直接冷やすことができないために、一旦別の一重容器内に飲料水を入れて冷蔵庫等で冷やした後に、この別の一重容器内より断熱二重壁構造の容器本体内に入れ替えて利用することとなって、非常に手間がかかるという問題点があった。
又、この冷蔵庫内にこの容器本体が入って冷やそうとしても、取り出した際に、表面壁に結露が付着し、手や冷やした容器本体を載置するテーブル等を濡らしてしまうという問題点があった。更に、この容器本体では、口元の開口部が広く、保冷するにしても、又保温するにしても、急速に暖めやすく、又冷めやすく長時間の使用が難しいという問題点があった。
一重壁でキャップ2を備えたピッチャ−1と、真空二重壁で口元に肩部材3を装着し、肩部材3の中央広口5よりピッチャ−1胴部を挿入できるポット本体4と、この肩部材3の中央広口5に独自に装着の中栓蓋6とを有する保冷、保温用飲料容器Aであって、上記飲料水を入れたピッチャ−1には、上端外側に向けて延びたドーナツ状の肩部7が一体的に形成され、肩部7の口元内周壁には、キャップ用雌ネジ8が刻設され、正面側には、肩部の口元と連通するピッチャ−用注ぎ口10が前方突出され、左右両側には、対角線上に保持受具11,1が設けられる一方、ポット本体4の肩部材3は、ポット本体に螺着する本体用雌ネジ19を備えかつ上方に延びた環状の外周側壁3aと、この外周側壁の内側に間隔を隔てて延びた環状の内周側壁3bと、外周側壁3aと内周側壁3bとを結ぶ連結壁3cとからなり、外周側壁3の前方には、肩部材3の口元と連通する本体用注ぎ口20が突設され、左右側壁には、ピッチャ−1の保持受具11,11を固定保持する保持止具24,24が設けられている構成としている。
本考案は、従来の問題点を解決したものであって、極めて簡単にかつスムーズに保冷、保温用として使用でき、しかも結露で手や載置台を濡らすこともなく、長時間に亘って保冷、保温ができると共にピッチャ−は冷茶用、ポット本体は温茶用として同時に使用できて多機能的に利用することができる保冷、保温用飲料容器を提供するにある。
本考案実施例の使用状態を示す斜視図。 本考案実施例の分解斜視図。 本考案他実施例のピッチャ−をポット本体に挿入した状態を示す斜視図。 本考案他実施例のポット本体に中栓蓋をした状態を示す斜視図。 図3の前後方向の縦断面図。 図3の左右方向の縦断面図。 図6のア部分を示す拡大図。 本考案他実施例のポット本体上部の一部を示す拡大斜視図。 本考案他実施例のピッチャ−上部の一部を示す拡大斜視図。
保冷、保温用飲料容器Aは、有底筒状の一重壁でキャップ2を備えたピッチャ−1と、有底筒状の真空二重壁で口元に肩部材3を装着したポット本体4と、肩部材3の中央広口5に螺着する中栓蓋6とから構成されている。
ピッチャ−1は、合成樹脂材料にて図2に示すように、一重壁の有底筒状で、口元に肩部7を一体成形しており、冷蔵庫のドアポケットに入る大きさでしかも後述のポット本体4内にもスムーズに入る大きさのの胴径となっている。この肩部7は、内側を肩部の口元とし、口元を形成する内周壁内側にキャップ用雌ネジ8を刻設し、内周壁の上端に環状かつ外側に向けて延びたフランジ部9を突設している。このキャップ用雌ネジ8は、全周ネジであっても又部分ネジであってもどちらでもよい。
このピッチャ−1のフランジ部9は、正面側で前方に延び肩部の口元と連通するピッチャ−用注ぎ口10を設け、左右両側の対角線上に、後述のポット本体4の保持止具24を受け止める保持受具11,11をそれぞれ設けている。この各保持受具11は、図2に示すように、肩部のフランジ部9の左右両側よりそれぞれ外側に向けてほぼ水平に延びフランジ部9と一体成形している。
ピッチャ−1のキャップ2は、図2に示すように、円盤上の天板12と、この天板の内側で下方に延びた環状の周側壁13と、天板の上端に上方に突出した把手14とを合成樹脂材料にて一体的に形成している。
17は、キャップの天板12と環状の周側壁13との間に挟み込まれるキャップ用シールパッキンである。
このキャップ2の周側壁13の外側には、上述のキャップ用雌ネジ8を螺着するキャップ用雄ネジ15が刻設されており、前面には、ピッチャ−用注ぎ口10とピッチャ−1内とを連通するための連通口16が配設されている。このキャップ用雄ネジ15は、キャップ用雌ネジ8に合わせて全周ネジであっても又部分ネジであってもどちらでもよい。
飲料水を入れたピッチャ−1は、キャップ2を肩部7に螺着し、キャップの連通口16をピッチャ−用注ぎ口10と合わせることなく装着すれば、このまま冷蔵庫のドアポケットに納めて冷やすことができる。勿論、冷やしたピッチャ−1は、胴体表面に結露を発生させるが、把手14を持って後述のポット本体4内に納めれば、ピッチャ−の胴体表面を手で触ることもなく、又載置台へ置く必要もないので、手や載置台を濡らすこともない。
このピッチャ−1は、ポット本体4内に納められたとき、ピッチャ−のフランジ部9の外側下面が、図7に示すように、後述の肩部材3の天面3a1上に載せられる。更に、ピッチャ−のピッチャ−用注ぎ口10の下側面が、図5に示すように、肩部材の本体用注ぎ口20の上面に載せられる。このピッチャ−用注ぎ口10が本体用注ぎ口20上に載せられた状態では、ピッチャ−の各保持受具11の位置決めができて、後述の肩部材3の保持止具24にセットされる状態に存在することとなる。
このピッチャ−1内の冷たい飲料水を飲むには、キャップ2を回してキャップの連通口16を移動させ、ピッチャ−用注ぎ口10と合わせれば、ピッチャ−を傾けるだけで注ぐことができる。
ポット本体4は、ステンレス等の金属製材料にて、図5及び図6に示すように、有底筒状に形成された内筒4aと、この内筒と所定の間隔を隔てて囲んだ外筒4bとからなっており、この外筒4bを口元中央に向かって絞り込み、垂直の壁を設けた後に、内筒4aと共にそれぞれ上端を溶接接合して口元とし、この内筒4aと外筒4bとの間を真空引きしている。口元を形成する外筒4bの外周壁には、肩部材3を螺着する本体用雄ネジ18を刻設している。このポット本体4の口元には、肩部材3を装着している。
ポット本体4の肩部材3には、ポット本体の本体用雄ネジ18に螺着する本体用雌ネジ19を内側に備えた環状の外周側壁3aと、この外周側壁との間に隙間を設けて隔たり、かつポット本体の口元の内筒4a内側に配置される環状の内周側壁3bと、この内周側壁の上端と外周側壁とを繋ぐ連結壁3cとからなっている。この連結壁3cは、図7に示すように、外周側壁3aの上下高さのほぼ半分程の位置より内側の内周側壁3bの上端に延びている。
この外周側壁3aの連結壁3cよりも上方の内周壁面には、後述の中栓蓋6を螺着する中栓蓋用雌ネジ32が刻設されている。この中栓蓋用雌ネジ32は、全周ネジでも、部分ネジであってもよい。
内周側壁3bの内径は、ポット本体4の内筒4aの胴径とほぼ同じ大きさに形成されている。
従って、肩部材3の連結壁3cよりも上方の外周側壁3a内径は、内筒4aの胴径よりも大きく、この肩部材3の中央広口5となっている。外周側壁3aの天面3a1は、平坦となっている。肩部材3の外周側壁3aの正面側の前面には、図8に示すように、中央広口5と連通して前方へ延びた本体用注ぎ口20が設けられている。
又、肩部材の外周側壁3aの後面側には、大きく下方に延びた本体用把手21が一体的に形成されている。22は、本体用把手21の下側をポット本体4に連結固定する連結具である。
23は、本体用シールパッキンで、この本体用シールパッキンは、肩部材の内周側壁3bと外周側壁3aとの間で連結壁3cの下面とポット本体4の口元との間に張設されている。
肩部材の外周側壁3aの対角線上の左右両側には、図1及び図2に示すように、間隔を隔てて外周側壁に一体的に形成された二つの支え26,26がそれぞれ突出されている。この二つの支え26,26間には、それぞれ同一形状の保持止具24,24が配設されている。この各保持止具24は、上下回動自在のフック25と、このフックを二つの支え26,26間に自在に装着するピン27とからなっている。この各フック25は、二つの支え26,26間に支えられながら、このフックに設けた中央中空内にピッチャ−1の保持受具11を挿入して、肩部材の左右両側よりピッチャ−1を固定保持するようにしている。
肩部材の中央広口5に着脱自在に装着する中栓蓋6は、図2に示すように、深皿状の蓋本体28と、この蓋本体の上端を閉鎖する上蓋体29と、この蓋本体と上蓋体との間に装填された断熱材30と、蓋本体28上方外側に張設される中栓蓋用シールパッキン31とからなっている。ピッチャ−を収納しない場合のポット本体4内に飲料水特に暖かい飲み物等を入れたとき、ポット本体にこの中栓蓋6を螺着して通常のハンディポットとして利用することもできる。
このように飲料水を入れ、キャップ2をしたピッチャ−1が冷蔵庫のドアポケットに入れられて冷やされる。この冷やされたピッチャ−は、表面が結露されるので、ピッチャ−の胴体を持たず、把手14を持って、図1に示すように、ポット本体4の肩部材3の中央広口5よりポット本体内に挿入した後、肩部材3の保持止具24であるフック25を回動してピッチャ−の保持受具11をこのフック25内に納めて固定保持される。このときピッチャーのフランジ部9の外側下面が、肩部材3の外周側壁3aの天面3a1上に載り、ピッチャ−用注ぎ口10が、本体用注ぎ口20の上面に載せられて、ピッチャーの各保持受具11の位置決めができて、各保持受具11が肩部材3の各保持止具24にセットされる状態となる。
そして、図3に示すように、結露に触れることなく、持ち運びでき、しかも長時間保冷することができると共に冷たい飲料水を飲むことができ、このピッチャ−内の飲料水を飲んでる間、もう一つの飲料水の入ったピッチャ−を冷蔵庫のドアポケットで冷やしておけば、二つのピッチャ−を交代で飲むことができてより効果的である。又、ピッチャ−内には、冷茶を入れ、ポット本体内には、温茶を入れて中栓蓋6をすると手間をかけずに同時に保冷用、保温用として併用して使用できて多機能的に利用することができる。
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれら実施例構造のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、本発明にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
A…保冷、保温飲料容器
1…ピッチャ−
2…キャップ
3…肩部材
3a…外周側壁
3b…内周側壁
3c…連結壁
4…ポット本体
5…中央広口
6…中栓蓋
9…フランジ部
10…ピッチャ−用注ぎ口
11,11…保持受具
19…本体用雌ネジ
20…本体用注ぎ口
24,24…保持止具
25,25…フック

Claims (1)

  1. 一重壁でキャップ(2)を備えたピッチャ−(1)と、真空二重壁で口元に肩部材(3)を装着し、肩部材(3)の中央広口(5)よりピッチャ−(1)胴部を挿入できるポット本体(4)と、この肩部材(3)の中央広口(5)に独自に装着の中栓蓋(6)とを有する保冷、保温用飲料容器(A)であって、上記飲料水を入れたピッチャ−(1)には、上端外側に向けて延びたドーナツ状の肩部(7)が一体的に形成され、肩部(7)の口元内周壁には、キャップ用雌ネジ(8)が刻設され、正面側には、肩部(7)の口元と連通するピッチャ−用注ぎ口(10)が前方突出され、左右両側には、対角線上に保持受具(11),(11)が設けられる一方、ポット本体(4)の肩部材(3)は、ポット本体に螺着する本体用雌ネジ(19)を備えかつ上方に延びた環状の外周側壁(3a)と、この外周側壁の内側に間隔を隔てて延びた環状の内周側壁(3b)と、外周側壁(3a)と内周側壁(3b)とを結ぶ連結壁(3c)とからなり、外周側壁(3a)の前方には、肩部材(3)の口元と連通する本体用注ぎ口(20)が突設され、左右側壁には、ピッチャ−(1)の保持受具(11),(11)を固定保持する保持止具(24),(24)が設けられていることを特徴とした保冷、保温用飲料容器。
JP2014000952U 2014-02-26 保冷、保温用飲料容器 Expired - Lifetime JP3190570U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7414235B2 (ja) 2020-04-10 2024-01-16 株式会社雪花 飲料容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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