JP3190366U - バックル - Google Patents

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横谷 晶明
晶明 横谷
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【課題】簡易な構造により、簡単に係合することを可能とし、操作性に優れたバックルを提供する。【解決手段】バックル1は、雄状係合体2と雌状係合体3とにより構成され、雄状係合体2の左側の基端部にはベルト2Aが掛着され、一方雌状係合体3の右側の基端部にはベルト3Aが掛着される。このため、雄状係合体2の基端部には、ベルト2Aを掛着するための掛着部4が備えられ、また雌状係合体3の基端部には、ベルト3Aを掛着するための掛着部5が備えられる。【選択図】図1

Description

本考案は、例えばカバン、デイバッグ、ショルダーバッグなどにおいて、ベルト同士の連結の際に利用されるバックルに関する。
カバン、デイバッグ、ショルダーバッグなどにおいて、ベルト同士の連結にバックルが用いられる。多くのバックルは、下記特許文献1に示すように連結を行う一方のベルトが掛着された雌状係合体と、同じく連結を行う他方のベルトが掛着された雄状係合体により構成され、雄状係合体を雌状係合体に対して係合することにより、両ベルトの結合を行い、結合の解除は雌状係合体に対する雄状係合体の係合を解除して行うようにしていた。
特開平10−211005号公報
ところで本願の考案者においては、上記バックルに代え、雌状係合体に対する雄状係合体の係合を簡単に行うことを可能とするため、雌状係合体と雄状係合体のそれぞれにマグネット部材を配設することとし、また雌状係合体に対する雄状係合体の係合解除を誰もが思いつかない機構のものを開発すべく試行錯誤を行っていたところ、操作性に優れた本考案に係るバックルを考案したところである。
すなわち、本考案は、簡易な構造により、簡単に係合することを可能とし、操作性に優れたバックルの提供を目的にしたものである。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1のバックルは、雌状係合体に挿入・係合され、雌状係合体に挿入される先端面、上下各面と左右各面をそれぞれ備えてなる全体角柱状の係合凸部を有してなる雄状係合体と、一面に上記雄状係合体の係合凸部を挿入するための全体略門形状の開口を備え、該開口部から挿入される係合凸部のうち、その上面と対向する上面部、左側面と対向する左側面部、右側面と対向する右側面部、さらに先端面と対向して衝合する奥行面部をそれぞれ備え、上面部、左側面部、右側面部、奥行面部により囲繞された空間を画成してなる全体方形状の函状体からなる雌状係合体と、からなるバックルにおいて、上記雄状係合体は、角柱状のからなる雄状係合体の係合凸部の先端部における左右各側面位置には、上下長手方向に沿って、雌状係合体の左右各側面部に向けて張り出すように外方に突出形成され、最先端部から後端部側へと拡開するテーパ面を備えてなる係合突条を備えることとし、さらに雌状係合体の開口部に挿入される係合凸部の先端面には吸着用のマグネット部材を配設することとし、一方、全体方形状の函状体からなる上記雌状係合体は、開口部から挿入される雄状係合体の係合凸部を、その左右位置から挟むようにして左側面部に左係合片を右側面部に右係合片を配置して形成し、左係合片と右係合片は、それぞれ雄状係合体の係合凸部が開口部から挿入される状態において、係合凸部の先端部の係合突条と衝合して外側に拡開し、さらに挿入される係合凸部の先端面が雌状係合体内の奥行面部と衝合する状態において、左右各側面部に向けて張り出すように外方に突出形成される係合突条のテーパ面を乗り越えて該係合突条と噛み合うようにし、開口部の内方へと突出形成され、係合突条に対応して上下方向に延設される係合爪が備えられ、雌状係合体の奥行面部には、挿入される係合凸部の先端面が雌状係合体内の奥行面部と衝合する状態において、係合凸部の先端面に配設される吸着用のマグネット部材に吸着され、係合凸部の先端面と雌状係合体の奥行面部との衝合状態を保持可能とする被吸着用のマグネット部材を配設することとして雄状係合体の雌状係合体に対する係合を行うこととし、雌状係合体に対する雄状係合体の係合の解除を、全体方形状の函状体からなる雌状係合体のうち、囲繞空間下方の下面側より雄状係合体を雌状係合体から離脱させるべく、雌状係合体の奥行面部に配設される被吸着用のマグネット部材から係合凸部の先端面に配設される吸着用のマグネット部材を離隔するように雄状係合体を下方にスライドさせ、左係合片と右係合片の各係合爪に対してそれぞれ係合し、噛み合い状態にある係合突条を対応する係合爪から離脱させて行うこととしたものである。
また請求項2に係るバックルは、雌状係合体と雄状係合体のそれぞれに、連結するベルトの掛着部が備えられるようにしたものである。
また請求項3に係るバックルは、雌状係合体と雄状係合体のそれぞれを、合成樹脂材により形成し、雌状係合体に配設される被吸着用のマグネット部材と、雄状係合体に配設される吸着用のマグネット部材は、それぞれ合成樹脂材に嵌め込み、あるいは内蔵させるようにして配設するようにしたものである。
本考案に係るバックルによれば、雄状係合体は、角柱状のからなる雄状係合体の係合凸部の先端部における左右各側面位置には、上下長手方向に沿って、雌状係合体の左右各側面部に向けて張り出すように外方に突出形成され、最先端部から後端部側へと拡開するテーパ面を備えてなる係合突条を備えることとし、さらに雌状係合体の開口部に挿入される係合凸部の先端面には吸着用のマグネット部材を配設することとし、一方、全体方形状の函状体からなる上記雌状係合体は、開口部から挿入される雄状係合体の係合凸部を、その左右位置から挟むようにして左側面部に左係合片を右側面部に右係合片を配置して形成し、左係合片と右係合片は、それぞれ雄状係合体の係合凸部が開口部から挿入される状態において、係合凸部の先端部の係合突条と衝合して外側に拡開し、さらに挿入される係合凸部の先端面が雌状係合体内の奥行面部と衝合する状態において、左右各側面部に向けて張り出すように外方に突出形成される係合突条のテーパ面を乗り越えて該係合突条と噛み合うようにし、開口部の内方へと突出形成され、係合突条に対応して上下方向に延設される係合爪が備えられ、雌状係合体の奥行面部には、挿入される係合凸部の先端面が雌状係合体内の奥行面部と衝合する状態において、係合凸部の先端面に配設される吸着用のマグネット部材に吸着され、係合凸部の先端面と雌状係合体の奥行面部との衝合状態を保持可能とする被吸着用のマグネット部材を配設することとして雄状係合体の雌状係合体に対する係合を行うことが可能となる。また、雌状係合体に対する雄状係合体の係合の解除は、全体方形状の函状体からなる雌状係合体のうち、囲繞空間下方の下面側より雄状係合体を雌状係合体から離脱させるべく、雌状係合体の奥行面部に配設される被吸着用のマグネット部材から係合凸部の先端面に配設される吸着用のマグネット部材を離隔するように雄状係合体を下方にスライドさせ、左係合片と右係合片の各係合爪に対してそれぞれ係合し、噛み合い状態にある係合突条を対応する係合爪から離脱させて行うことが可能となり、簡易な構造により、簡単に係合することを可能とし、操作性に優れたバックルの提供することが可能となる。
本考案の実施形態に係るバックルの雄状係合体と雌状係合体の係合状態を示す正面図である。 バックルの雄状係合体と雌状係合体の係合解除状態を示す正面図である。 (A)は雄状係合体の図2III方向より観た平面図、(B)は雄状係合体の図2BI−BI線に沿う断面図である。 (A)は雌状係合体の図2III方向より観た平面図、(B)は雌状係合体の図2BII−BII線に沿う断面図である。 図1のV−V線に沿い、雄状係合体と雌状係合体の係合状態を示す拡大断面図である。 雄状係合体を上方より観た拡大斜視図である。 雌状係合体を下方より観た拡大斜視図である。
以下、本考案の実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。実施形態に係るバックル1は、図2に示すように雄状係合体2と雌状係合体3とにより構成され、雄状係合体2の図中左側の基端部にはベルト2Aが掛着され、一方雌状係合体3の図中右側の基端部にはベルト3Aが掛着される。このため、雄状係合体2の基端部には、ベルト2Aを掛着するための掛着部4が備えられ、また雌状係合体3の基端部には、ベルト3Aを掛着するための掛着部5が備えられる。すなわち、バックル1は、ベルト2Aとベルト3A同士を、それぞれに対応して掛着される雄状係合体2と雌状係合体3とにより連結するためのものとされる。
バックル1は、雌状係合体3と雄状係合体2のそれぞれを、合成樹脂材により形成してなり、このうち、雄状係合体2は上方から観た状態において図6に示す立体形状をしてなる。また、雌状係合体3は下方から観た状態において図6に示す立体形状をしてなる。
雄状係合体2と雌状係合体3とは、図1に示すように先端部同士を矢印F方向に相互に突き合わせる状態で係合され、また係合を解除する場合は、図1に示す係合状態から雌状係合体3を矢印Aに示すように上方に、一方雄状係合体2を矢印Bに示すように下方にスライドさせ、雄状係合体2と雌状係合体3を相互に離隔させて行うように構成している。
先端部同士を矢印F方向に相互に突き合わせる状態で係合される雄状係合体2と雌状係合体3のうち、雄状係合体2は図6に示すようにベルト2Aを掛着するための掛着部4を備えた基端部に対し、先端を図中右側に突出してなる係合凸部6を備える。この係合凸部6は、先端面6A、上面6B、下面6C、左側面6D,右側面6Eのそれぞれ備えてなる全体角柱状の外形を有してなる。このうち下面6Cの部分には、左右に張り出す張出部7が備えられる。
一方、雌状係合体3は図7に示すようにベルト3Aを掛着するための掛着部5を備えた基端部に対し、先端を図中左側に開口してなる全体方形状の函状体からなる。すなわち、雌状係合体3は、図6に示すようにして形成される雄状係合体2の係合凸部6を、矢印F方向(図1,図6参照)に挿入して係合する全体略門形状の開口を一面に備えるものとされる。この雄状係合体2の係合凸部6を挿入する全体略門形状の開口を有してなる開口部8は、挿入される雄状係合体2の係合凸部6のうち、その上面6Bと対向する上面部8B、左側面6Dと対向する左側面部8D、右側面6Eと対向する右側面部8E、さらに先端面6Aと対向して衝合する奥行面部8Aをそれぞれ備え、上面部8B、左側面部8D、右側面部8E、奥行面部8Aにより囲繞された空間を画成してなり、この結果、雌状係合体3は、全体方形状の函状体を構成することとなる。なお、開口部8において下面側は開口される。
こうして全体方形状の函状体からなる雌状係合体3の開口部8に挿入・係合される上記雄状係合体2は、角柱状からなる係合凸部6の先端部における左右各側面位置(6D、6Eの先端隅部位置)に、上下長手方向に沿って、係合する雌状係合体の左右各側面部(左側面部8D、右側面部8E)に向けて張り出すように外方に突出形成され、最先端部から後端部側へと拡開するテーパ面9Aを備えてなる係合突条9を備えるようにしている(図5,図6参照)。
さらに雌状係合体3の開口部8に挿入される雄状係合体2の係合凸部6の先端面6A位置には、全体合成樹脂材により形成される雄状係合体2に嵌め込むようにして吸着用のマグネット部材10が配設される。
一方、全体方形状の函状体からなる上記雌状係合体3は、開口部8から挿入される雄状係合体2の係合凸部6を、その左右位置から挟むようにして左側面部8Dに左係合片11を、右側面部8Eに右係合片12を配置して形成してなる(図7参照)。左係合片11と右係合片12のそれぞれは、雌状係合体3の先端部側を基端として雌状係合体3に一体に支持され全体可撓性を有する。左係合片11と右係合片12のそれぞれは、雄状係合体2の係合凸部6が開口部8から矢印F方向(図7参照)に挿入される状態において、係合凸部6の先端部の係合突条9と衝合して外側に矢印θ方向に拡開可能とされる(図7参照)。
すなわち、左係合片11と右係合片12のそれぞれには、雌状係合体3の基端部側において上下方向に延設される係合爪13が備えられ(図7参照)、雄状係合体2の係合凸部6が開口部8から矢印F方向(図7参照)に挿入される状態において、各左係合片11、右係合片12の係合爪13が係合凸部6の先端部の係合突条9と衝合して外側に矢印θ方向に拡開可能とされる(図7参照)。このため、係合爪13は開口部8の内方へと突出形成され、挿入される雄状係合体2の係合凸部6の先端の係合突条9に対応して上下方向に延設されるようにして形成される。
こうして雌状係合体3に対して雄状係合体2係合凸部6が挿入され、先端面6Aが雌状係合体3の開口部8内の奥行面部8Aと衝合する位置まで係合凸部6が挿入されると、左係合片11と右係合片12の各係合爪13は、左右各側面部(左側面部8D、右側面部8E)に向けて張り出すように外方に突出形成される係合突条9のテーパ面9Aを乗り越え、該係合突条9と噛み合うこととなる(図1,図5参照)。
さらに雌状係合体3の開口部8内の奥行面部8A位置には、全体合成樹脂材により形成される雌状係合体3に嵌め込むようにして被吸着用のマグネット部材14が配設される。被吸着用のマグネット部材14は、開口部8内に雄状係合体2の係合凸部6が挿入され、先端面6Aが奥行面部8Aと衝合する状態において、係合凸部6の先端面6Aに配設される吸着用のマグネット部材10に吸着され、係合凸部6の先端面と雌状係合体3の奥行面部8Aとの衝合状態を保持可能とするようにしている。
こうして左係合片11と右係合片12の各係合爪13が対応する係合突条9と噛み合い、さらに被吸着用のマグネット部材14が吸着用のマグネット部材10に吸着することで、係合凸部6の先端面と雌状係合体3の奥行面部8Aとの衝合する雌状係合体3と雄状係合体2が係合されバックル1の係合状態を保持することが可能となる。ここで雄状係合体2の係合凸部6は、その下面6Cにおいて左右に張り出す張出部7が備えられ、この部分と函状体をなす雌状係合体3の下端位置が衝合し、雌状係合体3に対する雄状係合体2の係合・位置決めが確実に行われることとなる。
雌状係合体3に対する雄状係合体2の係合解除は、全体方形状の函状体からなる雌状係合体3のうち、囲繞空間下方の下面側(開口部8の下面側)より雄状係合体2を雌状係合体3から離脱して行うようにする。すなわち、雌状係合体3に対する雄状係合体2の係合解除は、図1に示す係合状態から雌状係合体3を矢印Aに示すように上方に、一方雄状係合体2を矢印Bに示すように下方にスライドさせ、雄状係合体2と雌状係合体3を相互に離隔して行うようにする。この際、雌状係合体3の奥行面部8Aに配設される被吸着用のマグネット部材14から係合凸部6の先端面6Aに配設される吸着用のマグネット部材10を離隔するように雄状係合体2を下方にスライドさせ、左係合片11と右係合片12の各係合爪13に対してそれぞれ係合し、噛み合い状態にある係合突条9を対応する係合爪13から離脱させて両係合体2,3の係合解除が行われることとなる。
上記実施形態に係るバックル1によれば、雄状係合体2は、角柱状のからなる雄状係合体2の係合凸部6の先端部における左右各側面位置には、上下長手方向に沿って、雌状係合体3の左右各側面部8D、8Eに向けて張り出すように外方に突出形成され、最先端部から後端部側へと拡開するテーパ面9Aを備えてなる係合突条9を備えることとし、さらに雌状係合体3の開口部8に挿入される係合凸部6の先端面6Aには吸着用のマグネット部材10を配設することとし、一方、全体方形状の函状体からなる上記雌状係合体3は、開口部8から挿入される雄状係合体2の係合凸部6を、その左右位置から挟むようにして左側面部8Dに左係合片11を、右側面部8Eに右係合片12を配置して形成し、左係合片11と右係合片12は、それぞれ雄状係合体2の係合凸部6が開口部8から挿入される状態において、係合凸部6の先端部の係合突条9と衝合して外側に拡開し、さらに挿入される係合凸部6の先端面が雌状係合体3内の奥行面部8Aと衝合する状態において、左右各側面部8D、8Eに向けて張り出すように外方に突出形成される係合突条9のテーパ面9Aを乗り越えて該係合突条9と噛み合うようにし、開口部8の内方へと突出形成され、係合突条9に対応して上下方向に延設される係合爪13が備えられ、雌状係合体3の奥行面部8Aには、挿入される係合凸部6の先端面6Aが雌状係合体3内の奥行面部8Aと衝合する状態において、係合凸部6の先端面6Aに配設される吸着用のマグネット部材10に吸着され、係合凸部6の先端面6Aと雌状係合体3の奥行面部8Aとの衝合状態を保持可能とする被吸着用のマグネット部材14を配設することとして雄状係合体2の雌状係合体3に対する係合を行うことが可能となる。また、雌状係合体3に対する雄状係合体2の係合の解除は、全体方形状の函状体からなる雌状係合体3のうち、囲繞空間下方の下面側より雄状係合体2を雌状係合体3から離脱させるべく、雌状係合体3の奥行面部8Aに配設される被吸着用のマグネット部材14から係合凸部6の先端面6Aに配設される吸着用のマグネット部材10を離隔するように雄状係合体2を下方にスライドさせ、左係合片11と右係合片12の各係合爪13に対してそれぞれ係合し、噛み合い状態にある係合突条9を対応する係合爪13から離脱させて行うことが可能となり、簡易な構造により、簡単に係合することを可能とし、操作性に優れたバックルの提供することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、吸着用のマグネット部材10を合成樹脂製の雄状係合体2に嵌め込むようにし、また被吸着用のマグネット部材14を同じく合成樹脂製の雌状係合体3に嵌め込むようにしているが、吸着用のマグネット部材10を合成樹脂製の雌状係合体2に内蔵したり、また被吸着用のマグネット部材14を合成樹脂製の雌状係合体3に内蔵させて配設することも可能とされる。
本考案は、カバン、デイバッグ、ショルダーバッグなどにおいて、ベルト同士の連結の際に利用することが期待できる。
1 バックル
2 雄状係合体
3 雌状係合体
2A,3A ベルト
4,5 掛着部
6 係合凸部
7 張出部
8 開口部
8A 奥行面部
8B 上面部
8D 左側面部
8E 右側面部
9 係合突条
9A テーパ面9A
10,14 マグネット部材
11 左係合片
12 右係合片
13 係合爪

Claims (3)

  1. 雌状係合体に挿入・係合され、雌状係合体に挿入される先端面、上下各面と左右各面をそれぞれ備えてなる全体角柱状の係合凸部を有してなる雄状係合体と、
    一面に上記雄状係合体の係合凸部を挿入するための全体略門形状の開口を備え、該開口部から挿入される係合凸部のうち、その上面と対向する上面部、左側面と対向する左側面部、右側面と対向する右側面部、さらに先端面と対向して衝合する奥行面部をそれぞれ備え、上面部、左側面部、右側面部、奥行面部により囲繞された空間を画成してなる全体方形状の函状体からなる雌状係合体と、
    からなるバックルにおいて、
    上記雄状係合体は、角柱状のからなる雄状係合体の係合凸部の先端部における左右各側面位置には、上下長手方向に沿って、雌状係合体の左右各側面部に向けて張り出すように外方に突出形成され、最先端部から後端部側へと拡開するテーパ面を備えてなる係合突条を備えることとし、さらに雌状係合体の開口部に挿入される係合凸部の先端面には吸着用のマグネット部材を配設することとし、
    一方、全体方形状の函状体からなる上記雌状係合体は、開口部から挿入される雄状係合体の係合凸部を、その左右位置から挟むようにして左側面部に左係合片を右側面部に右係合片を配置して形成し、左係合片と右係合片は、それぞれ雄状係合体の係合凸部が開口部から挿入される状態において、係合凸部の先端部の係合突条と衝合して外側に拡開し、さらに挿入される係合凸部の先端面が雌状係合体内の奥行面部と衝合する状態において、左右各側面部に向けて張り出すように外方に突出形成される係合突条のテーパ面を乗り越えて該係合突条と噛み合うようにし、開口部の内方へと突出形成され、係合突条に対応して上下方向に延設される係合爪が備えられ、雌状係合体の奥行面部には、挿入される係合凸部の先端面が雌状係合体内の奥行面部と衝合する状態において、係合凸部の先端面に配設される吸着用のマグネット部材に吸着され、係合凸部の先端面と雌状係合体の奥行面部との衝合状態を保持可能とする被吸着用のマグネット部材を配設することとして雄状係合体の雌状係合体に対する係合を行うこととし、
    雌状係合体に対する雄状係合体の係合の解除を、全体方形状の函状体からなる雌状係合体のうち、囲繞空間下方の下面側より雄状係合体を雌状係合体から離脱させるべく、雌状係合体の奥行面部に配設される被吸着用のマグネット部材から係合凸部の先端面に配設される吸着用のマグネット部材を離隔するように雄状係合体を下方にスライドさせ、左係合片と右係合片の各係合爪に対してそれぞれ係合し、噛み合い状態にある係合突条を対応する係合爪から離脱させて行うことを可能としたことを特徴としてなるバックル。
  2. 雌状係合体と雄状係合体のそれぞれには、連結するベルトの掛着部が備えられる請求項1に記載のバックル。
  3. 雌状係合体と雄状係合体のそれぞれは、合成樹脂材により形成し、雌状係合体に配設される被吸着用のマグネット部材と、雄状係合体に配設される吸着用のマグネット部材は、それぞれ合成樹脂材に嵌め込み、あるいは内蔵させるようにして配設するようにした請求項1に記載のバックル。
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