JP3189396U - バックル - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱容易であって、ベルトをバックル本体に確実に固定することが可能なバックルを提供する。【解決手段】ベルト本体11の長さ方向一端部に固定され、複数の係止孔を有する他端部を固定しうるバックル10であって、ベルト本体11の一端部に幅方向に沿って固定される固定軸部15と、上記固定軸部の両端部からベルト本体11の長さ方向に沿って延設された一対のベルト本体挿通部17とを有し、上記ベルト本体固定軸部には上記係止孔に係合する係合凸部18が設けられると共に、上記挿通部は、夫々、上記固定軸部から離間して上方及び下方へ突出する押え片22,23を有する。【選択図】図1

Description

本考案はバックルの改良に関する。
従来より、例えば、全体ロの字状又はリング状の格子部からなるバックルであって、ベルトの端部が該バックル本体に設けられた軸部に固定されており、使用時には他端部を格子部に通し、ベルトに設けられた孔部にバックルに設けられた係止突起部を係止させてバックル本体に固定するように構成されたバックルが知られている。
また、従来より、S字形状を有するバックルであって該バックルを90°回転することによりベルトの容易な着脱を可能としたバックルが特許文献1により既に提案されている。
しかしながら、前述の全体ロの字状等に形成されたバックルにあっては、装着時にはベルトの他端部をロの字状の格子部の中を通して係止具に係止させることが必要であると共に、取り外し時にはベルトの他端部をロの字状の格子部から抜き出して係止具との係止を解除することが必要であり、装着時及び取り外しが煩雑であった。
また、前述の特許文献1においては、バックル本体がS字形状で形成されていることから、バックルを装着した場合には、バックル本体の両端部において上方及び下方に開口部が形成されることから、ベルト他端部をバックル本体へ挿通させやすい。
しかしながら、一般のベルトとは異なり、ベルトに設けられた孔部を係止突起部に係止させることにより係合固定するようには構成されていないことから、確実にベルトをバックルに固定することは困難であった。
特許第5283099号公報
そこで、本願考案の課題は、このような従来の要請に基づくものであって、着脱容易であって、ベルトをバックル本体に確実に固定することが可能なバックルを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のバックルにあっては、ベルト本体の長さ方向一端部に固定され、複数の係止孔を有する他端部を固定しうるバックルであって、ベルト本体の一端部に幅方向に沿って固定される固定軸部と、上記固定軸部の両端部からベルト本体の長さ方向に沿って延設された一対のベルト本体挿通部とを有し、上記ベルト本体固定軸部には上記係止孔に係合する係合凸部が設けられると共に、上記挿通部は、夫々、上記固定軸部から離間して上方及び下方へ突出する押え片を有することを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、ベルト本体の他端部を固定軸部から離間して上方及び下方へ突出する押え片と固定軸部との間には上方及び下方へ開口する空隙部が形成される。ベルトをバックルに挿通させる場合にはこの空隙部内にベルトをやや捻らせて上方及び下方から挿入することによりバックルに挿通させることができると共に、バックルの固定軸部の係合凸部とベルト本体の他端部の係止孔とで係合させることによりベルトをバックルに固定できる。
請求項2に記載のバックルにあっては、請求項1のバックルの全体形状が側面略逆S字状に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のバックルにあっては、請求項1のバックルの上記一対のベルト本体挿通部は逆L字状に形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のバックルにあっては、請求項1のバックルの上記一対の押え片の先端部には外方に向かって傾斜する傾斜端部が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載のバックルにあっては、請求項1から4のバックルのいずれか1項に記載のバックルが棒状体を折曲して形成されていることを特徴とする。
請求項1〜5に記載のバックルにあっては、ベルト本体の他端部を固定軸部から離間して上方及び下方へ突出する押え片の間に形成される空隙部に、ベルト本体を上方および下方から連続して挿入させてバックルに装着することができるため、従来のように、ロ字状又はリング状の格子部内にベルト本体の他端部を挿通させる必要がないことから、容易にベルト本体をバックル本体へ挿通させることができる。
また、同時に、挿通させたベルト本体にあっては、バックルの固定軸部の係合凸部とベルト本体の他端部の係止孔とで係合させることによりベルト本体をバックルに固定できるため、確実にベルト本体をバックルに係止固定することができる。
さらに、ベルト本体をバックルから取り外す際も、ベルト本体の係止孔を係止凸部から抜き出し、押え片の間に形成される空隙部から、ベルト本体を上方および下方から連続して上方及び下方に抜き出すことにより、バックルから取り外すことができるため、従来に比して容易にベルト本体をバックル本体から抜き出すことができる。
請求項4に記載のバックルにあっては、上記効果に加えて、着脱時にベルト他端部が押え片先端部へ引っ掛かることが軽減されスムーズに着脱できる。また、押え片先端部の90°角部が落としてあるので装着後も、指や手、他の物への引っ掛かりを防止することができる。
請求項5に記載のバックルにあっては、請求項1から4のいずれか1項に記載のバックルの棒状体を折曲して形成されている。従って、全体構造が簡単な構造となり製造コストが安価となる。
図1は、本考案のバックルに係る一実施形態を示し、バックルにベルト本体一端部が固定されている状態を示す表面平面図である。 図2は、本考案のバックルに係る一実施形態である図1のバックルの裏側平面図である。 図3は、本考案のバックルに係る一実施形態である図1のバックルにおいて、ベルト本体他端部をバックルに挿通させ、バックルの係合凸部とベルト本体他端部の係止孔とで係合させた状態を示す表面平面図である。 図4は、本考案のバックルに係る一実施形態である図3に示すバックルの下方側面図である。 図5は、本考案のバックルに係る一実施形態を示し、図3に示すバックルの左側側面図である。
以下、本考案を実施の形態に基づき、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案のバックルは、以下の実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
図1から図4は、本実施の形態に係るバックル10がベルト本体11に装着された場合の一実施の形態を示す。
本実施の形態に係るバックル10は、ベルト本体11の長さ方向一端部12に固定され、複数の係止孔13を有する他端部14を固定しうるように構成されている。
バックル10は、ベルト本体11の一端部12に幅方向に沿って固定される固定軸部15と、上記固定軸部15の両端部16からベルト本体11の長さ方向に沿って延設された一対のベルト本体挿通部17とを有し、上記ベルト本体11の固定軸部15には上記係止孔13に係合する係合凸部18が設けられている。
ベルト本体11の長さ方向一端部12には係合凸部18に対応する部分に係合凸部孔部19が設けられており、係合凸部18と係合凸部孔部19を嵌合させた上、ベルト本体11の長さ方向一端部12を固定軸部15を介して折り返すようにして重なった部分が縫合部20により固定され、さらにリベット21で固定されている。
上記ベルト本体挿通部17、17は、夫々、上記固定軸部15から離間して上方及び下方へ突出する一対の押え片22、23を有している。
本実施の形態にあっては、バックル10は1本の棒状体を折曲して形成され、全体形状は側面略逆S字状に形成されており、上記一対のベルト本体挿通部17、17は逆L字状に形成されている。これらの構成により当該バックル10には空隙部24、25が形成されている。また、図5に示すように上記一対の押え片22、23の先端部26には外方に向かって傾斜する傾斜端部27が設けられている。
以下、本実施の形態に係るバックル10の作用について説明する。
本実施の形態に係るバックル10は、以上のような構成を有することから、使用者は、ベルト装着時には、ベルト本体11の他端部14を手で保持しつつ、ベルト本体11を、バックル10の前部側、即ち、先ず、押え片22により形成される空隙部24へ下方から挿入させて配置し、さらに、後部側の空隙部25へ上方から挿入させて配置すると共に、空隙部24及び空隙部25の間に配置されたベルト本体11の複数の係止孔13の内、適当な係止孔13に係合凸部18を係止させることにより、ベルト本体11をバックル10に固定することができる。
また、ベルト本体11をバックル10から外す場合には、上記とは逆に、まず、ベルト本体11の他端部14を手で保持しつつ、係止孔13を係合凸部18から外し、ベルト本体11を空隙部24から下方へ抜き出すと共に空隙部25から上方へ抜き出す。
本実施の形態にあっては、ベルト本体挿通部17が逆L字状に形成されていることによりベルト着脱時のベルト本体11の空隙部24、25への挿入及び抜き出し動作の際に、ベルト本体11は押え片22、23がガイドすることから、バックル10への引っ掛かりを抑制し、着脱が容易となる。
押え片22、23の先端部26には傾斜端部27が設けられているので、ベルト着脱時および装着時において、ベルト着脱時のベルト本体11のバックル10への引っ掛かりや装着状態での指や手、他の物への引っ掛かりを抑制できる。
また、バックル10が棒状体を折曲して形成されていることから、部品点数を減らし製造コストを削減することができる。
上記実施の形態においては、側面略逆S字状でベルト本体挿通部17がL字状に形成されたバックル10を例に説明したが、これに限定されるものではなく例えばベルト本体挿通部17が湾曲していても良いし他の形状も適宜選択される。
上記実施の形態においては、棒状体を折曲して形成されたバックル10を例に説明したが、これに限定されるものではなく例えば板状であっても良いし、複数の構成部材を組み合わせて形成しても良い。
上記実施の形態においては、ベルト本体挿通部17の押え片22、23の先端部26が外方に向って傾斜する傾斜端部27である例を説明したが、傾斜がなくても良いし、傾斜の角度や形状も適宜選択される。
上記実施の形態においては、ベルト本体11の全体形状は細長長方形状を例に説明したが、これに限定されるものではなく用に適する範囲で全体形状やベルト本体の長さ方向一端部12およびベルト本体の他端部14の形状は適宜選択される。色やデザインについても同様である。
本考案に係るバックルは、これまでにない着脱容易で且つ係止部により係止可能なバックルを提供するものであり産業上の利用可能性を有している。
10・・・バックル
11・・・ベルト本体
12・・・一端部
13・・・係止孔
14・・・ベルト本体の他端部
15・・・固定軸部
16・・・両端部
17・・・ベルト本体挿通部
18・・・係合凸部
19・・・係合凸部孔部
20・・・縫合部
21・・・リベット
22、23・・・押え片
24、25・・・空隙部
26・・・先端部
27・・・傾斜端部

Claims (5)

  1. ベルト本体の長さ方向一端部に固定され、複数の係止孔を有する他端部を固定しうるバックルであって、
    ベルト本体の一端部に幅方向に沿って固定される固定軸部と、上記固定軸部の両端部からベルト本体の長さ方向に沿って延設された一対のベルト本体挿通部とを有し、
    上記ベルト本体固定軸部には上記係止孔に係合する係合凸部が設けられると共に、上記挿通部は、夫々、上記固定軸部から離間して上方及び下方へ突出する押え片を有することを特徴とするバックル。
  2. 側面略逆S字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のバックル。
  3. 上記一対のベルト本体挿通部は逆L字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のバックル。
  4. 上記一対の押え片の先端部には外方に向かって傾斜する傾斜端部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のバックル。
  5. 棒状体を折曲して形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のバックル。
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