JP2014217709A - カーテン用アジャスターフックおよびカーテン用アジャスターフックを備えたカーテンセット - Google Patents

カーテン用アジャスターフックおよびカーテン用アジャスターフックを備えたカーテンセット Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な操作で表地カーテンと裏地カーテンを装着できるカーテン用アジャスターフックを提供する。
【解決手段】 可撓性材料で構成されたカーテンフック本体10と、カーテンフック本体10の底部の一方の側面からU字状に曲げられて設けられた表地カーテン差込部11と、カーテンフック本体10に設けられたラチェット部12と、ラチェット部12に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用ボックスと前記ラチェット係合ボックス上に設けられたフックとからなるランナー掛け用のフック部13と、からなるカーテン用アジャスターフックは、カーテンフック本体10の底部の他方の側面に裏地カーテン係止用の第2の差込部14が固定して設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーテン用アジャスターフックに関する。より詳しく述べると、表地カーテンと裏地カーテンの両方を係留するカーテンフックに関する。本発明は、当該カーテン用アジャスターフックと表地カーテンと、裏地カーテンとからなるカーテンに関する。
従来の遮光性を持たない通常のカーテンに遮光性等の機能を持たせるため、裏地として遮光性等の機能性裏地カーテンを表側のカーテンの裏側に取り付ける方法がとられている。
例えば、特許文献1には、図7に示すようなフック部101、表地カーテン差込部102及び裏地カーテン差込部103を有するカーテンフックを介してカーテンレールに吊り下げられる表地カーテンに、裏地カーテンを取り付けて二重カーテンを構成する方法として、表地カーテンに装着されているカーテンフックに裏地カーテンを引っ掛け、そのカーテンフックを介して表地カーテンと裏地カーテンを接合一体化している。
一般に、カーテンのランナーに対する吊り方は、図8に示す通り、A吊りとB吊りの2通りである。A吊りは、カーテン上縁の高さをランナー下端の高さと略一致させる吊り方であり、B吊りはカーテン上縁の高さをランナー下端の高さよりも取付片の上下幅の略半分だけ高くする吊り方であり、その際のカーテンフックの位置を各々Aフック、Bフックと呼んでいる。
このようなカーテンを吊る際に、カーテンフックには、カーテンの吊り高さを多段階に調整するアジャスターフックと称されるものがある。アジャスターフックは、本体と、別体のアジャスターとからなる。アジャスターは、上部にカーテンランナーのリングに係止させる逆U字形のフックを、下部に左右の上向き爪を備える枠部を有する。本体は、U字形であり、一側は外嵌するアジャスターをラチェット式に下方にのみ自由に移動させることのできる多段階の下向き爪が設けられた係合片に、他側はカーテンに挿入される取り付け片にそれぞれ形成される。
アジャスターの枠部を本体の係合部に上から外嵌して下方に押し下げるとき、アジャスターの上向き爪は、本体の下向き爪の先端を越えた瞬間を除き、常に弾性変形して本体の下向き爪の表面を滑るが、本体の各段階の下向き爪の先端を越えた瞬間、弾性的に反発し、先端が本体の下向き爪の先端と当接する。このとき、アジャスターを放すと、アジャスターは上向き爪が当接する下向き爪の段位置に安定停止する。このように、アジャスーフックは、ランナーに対するカーテンの吊り高さを多段階に調整することができる(例えば、特許文献2参照)。
特公昭62−2801号公報 特開2002−209721号公報
特許文献1に記載のフックの場合、カーテンのランナーへの吊り方が制限されてしまいまた、特許文献2に記載のアジャスターフックを適用して表地カーテンに新たに裏地カーテンを適用する場合、フック本体と差込の間に裏地カーテンの中央テープ内に挿入した後、カーテンフックを反転させて表地カーテンを差込に差し込む必要があり、複雑な操作が必要であった。
したがって、本発明の課題は、簡単な操作で表地カーテンと裏地カーテンを装着できるカーテン用アジャスターフックを提供することである。
本発明の他の課題は、簡単な操作で裏地カーテンを着脱できるカーテン用アジャスターフックを備えた各種機能を有するカーテンセットを提供することである。
本発明の他の課題は、次の各項目に関する。
1 可撓性材料で構成されたカーテンフック本体と、
前記カーテンフック本体の底部の一方の側面からU字状に曲げられて設けられた表地カーテン差込部と、
前記カーテンフック本体に設けられたラチェット部と、
前記ラチェット部に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用の爪部を有するボックスと前記ラチェット係合ボックス上に設けられたフックとからなるランナー掛け用のフック部と、
からなるカーテン用アジャスターフックにおいて、
前記カーテンフック本体の底部の他方の側面に裏地カーテン係止用の第2の差込部が固定して設けられていることを特徴とするカーテン用アジャスターフック。
2 前記本体のラチェット部が設けられた側面の底部側に、前記ランナー掛け用のフックの取り外し機構が設けられていることを特徴とする1に記載のカーテン用アジャスターフック。
3 前記ランナー掛け用のフックの取り外し機構が前記ラチェット部と前記カーテンフックの底部との間に設けられた少なくとも前記ラチェット係合用ボックスの高さ以上の長さを有する溝部であり、前記ランナー掛け用のフック部を前記溝部に位置した際に前記裏地カーテンの差込部側に前記フック部を引っ張ることにより前記フック部を外せるように構成したことを特徴とする請求項2に記載のカーテン用アジャスターフック。
4 可撓性材料で構成されたカーテンフック本体と、
前記カーテンフック本体の底部の一方の側面からU字状に曲げられて設けられた表地カーテン差込部と、
前記カーテンフック本体に設けられたラチェット部と、
前記ラチェット部に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用の爪部を有するラチェット係合用ボックスと前記ラチェット係合ボックス上に設けられたフックとからなるランナー掛け用のフック部と、
からなるカーテン用アジャスターフックにおいて、
前記フック部と対向するように前記ラチェット部に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用の爪部を有するラチェット係合用ボックスと前記ラチェット係合ボックス上に設けられたフックとからなる裏地カーテン差込用のフック部が設けられていることを特徴とするカーテン用アジャスターフック。
5 表地カーテンと、裏地カーテンと前記表地カーテンと前記裏地カーテンの頂部に所定間隔で取り付けられた1から4に記載のカーテン用アジャスターフックにより前記表地カーテンと裏地カーテンとが一体化されていることを特徴とするカーテンセット。
6 前記裏地カーテンが、遮光性カーテン、遮音性カーテン、微粒子吸着用カーテンからなる群から選択された少なくとも1種の機能を有する機能性カーテンであることを特徴とする5に記載のカーテンセット。
7 前記裏地カーテンが使い捨てカーテンであることを特徴とする4から6のいずれか1項に記載のカーテンセット。
本発明の第1実施形態に係るカーテン用アジャスターフックは、表地カーテンの吊り位置を自在に調整することが可能であるとともに、カーテン用アジャスターフックにランナーおよび表面フックを係止したまま、裏地カーテンを着脱することができる。そのため、裏地カーテンを取り外して取り替えることやカーテンを表地カーテンランナーから取り外すことなく容易に裏地カーテンを装着することが可能となる。
このカーテン用アジャスターフックの好ましい実施形態において、前記ランナー掛け用のフックの取り外し機構が前記ラチェット部と前記カーテンフックの底部との間に設けられた少なくとも前記ラチェット係合用ボックスの高さ以上の長さを有する溝部であり、前記ランナー掛け用のフック部を前記溝部に位置した際に前記裏地カーテンの差込部側に前記フック部を引っ張ることにより前記フック部を外せるように構成したので、上記効果に加えてフック部を自在に着脱可能となる。しかも、フック部として既存のカーテンフックを用いることができるので、新たに特別なフック部を作製しなくてすむ。
本発明の第2実施形態に係るカーテン用アジャスターフックは、第1実施形態に係るカーテン用アジャスターフックと同様に表地カーテンの吊り位置を自在に調整することが可能であるとともに、カーテン用アジャスターフックにランナーおよび表面フックを係止したまま、裏地カーテンを着脱することができる。そのため、裏地カーテンを取り外して取り替えることやカーテンを表地カーテンランナーから取り外すことなく容易に裏地カーテンを装着することが可能となる。また、裏地カーテンの吊り位置も必要に応じて調整可能である。
本発明の第3実施形態において、第1実施形態または第2実施形態のカーテン用アジャスターフックを所定間隔で表地カーテンと裏地カーテンを一体化させたカーテンセットが提供される。このカーテンセットは、第1実施形態または第2実施形態と同様に裏地カーテンを、カーテンランナーから取り外すことなく容易に着脱できるとともに、多種多様の機能を有する裏地カーテンを季節、状態に応じて表地カーテンを外すことなく取り替えることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るカーテン用アジャスターフックの斜視図である。 図1のカーテン用アジャスターフックの側面図である。 図1のカーテン用アジャスターフックに使用するフック部の一例を示す図面である。 図1のカーテン用アジャスターフックのフック部を移動している様子を示す図面である。 本発明の第2実施形態に係るカーテン用アジャスターフックの斜視図である。 本発明のカーテンセットをカーテンランナーに取り付けた様子を示す図面である。 従来の表地カーテンと裏地カーテンの両方を止めるカーテンフックを示す図面である。 従来のカーテン用アジャスターフックの一例を示す図面である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1から図4に基づいて本発明の第1実施形態に係るカーテン用アジャスターフック(以下、第1のカーテンフックと略称する)について説明する。
第1のカーテンフックは、表地カーテンと裏地カーテンの両方を一体化して係止するためのカーテンフックであって、表地カーテンの吊り位置をA吊り及びB吊りのいずれかに調整するためのアジャスター機能を備えている。
図1および図2に示す通り、第1のカーテンフックは、可撓性材料で構成されたカーテンフック本体10と、カーテンフック本体10の底部の一方の側面からU字状に曲げられて設けられた表地カーテン差込部11と、カーテンフック本体10に設けられたラチェット部12と、カーテンフック本体10の底部の他方の側面に固定して設けられた裏地カーテン係止用の第2の差込部14とから主として構成され、前記ラチェット部にランナー掛け用のフック部13が挿入・固定できるように構成されている。
第1のカーテンフックに用いられる部材(カーテンフック本体10、差込部11、裏地カーテン係止用の第2の差込部14)は、当該技術分野に周知の可撓性材料、一般には熱可塑性プラスチック、例えばポリアセタール樹脂から構成されている。表地カーテン差込部11と、カーテンフック本体10に設けられたラチェット部12と、カーテンフック本体10の底部の他方の側面に固定して設けられた裏地カーテン係止用の第2の差込部14とから主として構成され、前記ラチェット部にランナー掛け用のフック部13が挿入・固定されている。
表地カーテン差込部11は、表地カーテンを差し込んで固定するための部材であり、カーテンフック本体10側に凸部を、表地カーテン差込部11に凹部を設けて表地カーテンの抜けを防止する構成にすることもできる。
裏地カーテン係止用の第2の差込部14は、裏地カーテンを差し込んで固定するための部材であり、表地カーテン差込部11とは逆に裏地カーテン係止用の第2の差込部14側に凸部を、カーテンフック本体10側に凹部を設けて裏地カーテンの抜けを防止することが好ましい。
ランナー掛け用のフック部13(以下、第1のフック部13という)は、カーテン(表地カーテン・裏地カーテン)を差し込んで固定した第1のカーテンフックをカーテンランナーに係止するためのフックであり、カーテンフック本体10と同様に該技術分野に周知の可撓性材料、一般には熱可塑性プラスチック、例えばポリアセタール樹脂から構成されている。また、図3に示す通り、第1のフック部13は、ラチェット部12に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用の爪部13a’を有するボックス13aとラチェット係合ボックス13a上に設けられたフック13bとから構成されている。なお、第1のカーテンフックは、カーテンレールに取り付けられたランナーに加えてポールにカーテンを吊るす際に用いられるポールのランナーに取り付けることも可能である。
第1のフック部13におけるボックス13aは、カーテンフック本体10のラチェット部に挿入するために裏地側には図示しない切れ込みを有しており、ボックス13aの弾性力によりカーテンフック本体10のラチェット部12内下方方向に滑動する。その際に、周知の通りラチェット部12のラチェットと爪部13a’が段階的に係止される構成を有している。
なお、図1から図4に示す第1のカーテンフックにおいては、カーテンフック本体10の側面にラチェット部12を設けたが、ラチェット部12をカーテンフック本体10の前面(カーテン差込部11と逆方向)に設けることも本発明の範囲内である。
本発明の特定の実施形態においては、カーテンフック本体10のラチェット部12の下方からカーテンフックの底部に亘ってボックス13aの高さ以上の溝部15を設けることが好ましい。
このように構成することにより、図4に示す通り第1のフック部13を溝部に位置するように矢印Aに示す通り垂直方向に力を加えた後、矢印Bに示す通り外側(裏地カーテンの差込部側方向)に第1のフック部13を引っ張ることにより第1のフック部を取り外すことが可能となる。
そのため、カーテンフック本体10の頂部から溝部15までのA吊り用・B吊り用の両方の吊りに対応するのに十分な長さのラチェット部12をカーテンフック本体10に形成することができ、なおかつ第1のフック部13の取り外しが可能となる。
このような構成にすることにより、第1のフック部13は、既存のフック部を使用することが可能となる。そのため、新たに型を起こして特別なフック部を作製しなくてすむ。
このように構成した第1のカーテンフックを所定間隔で表地カーテンと裏面カーテンに取り付けて一体化してカーテンランナーに取り付けることができ、また一体化したカーテンは、A吊り、B吊りにも対応してカーテンの吊り位置を調整することが可能である。したがって、従来技術のように複雑な作業なしで表地カーテンと裏地カーテンを装着しカーテンランナーに取り付け可能であり、しかも表地カーテンを吊るした状態で、裏地カーテンを取り外し・取り付け可能となる。
(第2実施形態)
次に、図5に基づいて本発明の第2実施形態に係るカーテン用アジャスターフック(以下、第2のカーテンフックと略称する)について説明する。
なお、図5に示す第2のカーテンフックは、図1から図4に示す第1のカーテンフックにおいて、カーテンフック本体10の底部の他方の側面に固定して設けられた裏地カーテン係止用の第2の差込部14に代えて、裏地カーテン差込用の第2のフック部14’を用いた点、カーテンフック本体10の溝部15で切れているラチェット部12に代えてカーテンフック本体の頂部から底部に亘って設けられたラチェット部12’を有する点以外は同様の構成を有しているので、同一部材には同一符号を附してその詳細な説明は省略する。
すなわち、図5に示す通り、第2のカーテンフックは、カーテンランナー係止用のフックである第1のフック部13に加えて、裏地カーテン差込用の第2のフック部14’をカーテンフック本体の頂部から底部に亘って設けられたラチェット部12’に差し込んで各々位置調整可能に固定する構成を有している。
第2のフック部14’は、フックが第1のフック部13と対向する位置に取り付けられている点を除いて第1のフック部13と同様の構成を有している。すなわち、第1のフック部12における爪部13a’とフック13bがボックス13aの上側に設けられている。
このように構成することによって、まず、第2のフック部14’をカーテンフック本体10のラチェット部12’に差し込んでカーテンフック本体10の底部側に固定し、次いで第1のフック部13をカーテンフック本体10のラチェット部12’に差し込んでカーテンフック本体10の頂部側に固定する。
このようにカーテンフック本体10に第1のフック部13と第2のフック部14’を固定した状態で、カーテン差込部11に表地カーテンを差し込んで、第2のフック部14’に裏地カーテンを差し込んで、カーテンランナーに第1のフック部13を係止する。
したがって、第2のカーテンフックも第1のカーテンフックと同様に、表地カーテンと裏地カーテンを一体化でき、A吊り、B吊りにも対応してカーテンの吊り位置を調整することが可能であり、従来技術のように複雑な作業なしで表地カーテンと裏地カーテンを装着しカーテンランナーに取り付け可能であり、しかも表地カーテンを吊るした状態で、裏地カーテンを取り外し・取り付け可能となる。しかも、第2のカーテンフックは、カーテンフック本体10と第1のフック部13を既存の製品を使えるので第2のフック部14’を新たに作製するだけですむ。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態を図6に基づいて説明する。本発明の第3実施形態は、表地カーテンC1と裏地カーテンC2を複数の第1または第2カーテンフックの差込部11、第2の差込部14(または第2カーテンフックにおいては第2のフック部14’)に各々所定間隔で差し込んで一体化したカーテンセットである。
このように構成されたカーテンセットにおいて、各々所定間隔で配置された複数の第1または第2カーテンフックの第1のフック部13をカーテンランナーRに係止することにより表地カーテンC1と裏地カーテンC2の両方が係止されたカーテンを提供することが可能である。
本発明のカーテンセットにおいて適用可能な裏地カーテンとは、遮光性、遮音性、花粉等の粒子付着性等の種々の機能性を有するカーテンであることができる。このような裏地カーテンは、例えば洗濯時や他の機能性カーテンと交換時に第2の差込部14(または第2カーテンフックにおいては第2のフック部14’)から表地カーテンを取り外さない状態で直接取り外しが可能であり、またカーテンランナーRから第1または第2のカーテンフックを外すことなしに裏地カーテンを容易に係止可能である。
そのため、裏地カーテンを洗濯して再度取り付ける以外に種々の用途に適用可能である。例えば、従来需要がなかった使い捨てカーテン(紙製・プラスチック製の織布、不織布)に機能性を付与した裏地カーテンを状況に応じて交換可能に提供することができる。
以上説明した本発明の第1実施形態に係るカーテン用アジャスターフックは、表地カーテンと裏地カーテンを容易に一体化でき、表地カーテンの吊り位置を自在に調整することが可能であるとともに、カーテンフックに表地カーテンおよびカーテンランナーを係止したまま、裏地カーテンを着脱することができる。そのため、裏地カーテンを取り外して取り替えることやカーテンを表地カーテンランナーから取り外すことなく容易に裏地カーテンを装着することが可能となる。
前記ランナー掛け用のフックの取り外し機構が前記ラチェット部と前記カーテンフックの底部との間に設けられた少なくとも前記ラチェット係合用ボックスの高さ以上の長さを有する溝部であり、前記ランナー掛け用のフック部を前記溝部に位置した際に前記裏地カーテンの差込部側に前記フック部を引っ張ることにより前記フック部を外せるように構成すると、上記効果に加えてフック部を自在に着脱可能となる。しかも、フック部として既存のカーテンフックを用いることができるので、新たに特別なフック部を作製しなくてすむ。
本発明の第2実施形態に係るカーテン用アジャスターフックは、第1実施形態と同様に表地カーテンと裏地カーテンを容易に一体化でき、表地カーテンの吊り位置を自在に調整することが可能であるとともに、カーテンフックに係止したまま、裏地カーテンを着脱することができる。そのため、裏地カーテンを取り外して取り替えることやカーテンを表地カーテンおよびカーテンランナーから取り外すことなく容易に裏地カーテンを装着することが可能となる。また、裏地カーテンの吊り位置も必要に応じて調整可能である。
本発明の第3実施形態に係るカーテンセットは、第1実施形態または第2実施形態と同様な効果を奏するとともに、多種多様の機能を有する裏地カーテンを季節、状態に応じて表地カーテンを外すことなく取り替えることが可能となる。
10 カーテンフック本体
11 カーテン差込部
12 ラチェット部
13 第1のフック部
13a ボックス
13a’ 爪部
14 第2の差込部
14’ 第2のフック部
15 溝部

Claims (7)

  1. 可撓性材料で構成されたカーテンフック本体と、
    前記カーテンフック本体の底部の一方の側面からU字状に曲げられて設けられた表地カーテン差込部と、
    前記カーテンフック本体に設けられたラチェット部と、
    前記ラチェット部に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用の爪部を有するラチェット係合用ボックスと前記ラチェット係合ボックス上に設けられたフックとからなるランナー掛け用のフック部と、
    からなるカーテン用アジャスターフックにおいて、
    前記カーテンフック本体の底部の他方の側面に裏地カーテン係止用の第2の差込部が固定して設けられていることを特徴とするカーテン用アジャスターフック。
  2. 前記本体のラチェット部が設けられた側面の底部側に、前記ランナー掛け用のフックの取り外し機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカーテン用アジャスターフック。
  3. 前記ランナー掛け用のフックの取り外し機構が前記ラチェット部と前記カーテンフックの底部との間に設けられた少なくとも前記ラチェット係合用ボックスの高さ以上の長さを有する溝部であり、前記ランナー掛け用のフック部を前記溝部に位置した際に前記裏地カーテンの差込部側に前記フック部を引っ張ることにより前記フック部を外せるように構成したことを特徴とする請求項2に記載のカーテン用アジャスターフック。
  4. 可撓性材料で構成されたカーテンフック本体と、
    前記カーテンフック本体の底部の一方の側面からU字状に曲げられて設けられた表地カーテン差込部と、
    前記カーテンフック本体に設けられたラチェット部と、
    前記ラチェット部に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用の爪部を有するラチェット係合用ボックスと前記ラチェット係合ボックス上に設けられたフックとからなるランナー掛け用のフック部と、
    からなるカーテン用アジャスターフックにおいて、
    前記フック部と対向するように前記ラチェット部に滑動・固定可能に係止される可撓性材料で構成され、ラチェット係合用の爪部を有するラチェット係合用ボックスと前記ラチェット係合ボックス上に設けられたフックとからなる裏地カーテン差込用の第2のフック部が設けられていることを特徴とするカーテン用アジャスターフック。
  5. 表地カーテンと、裏地カーテンと前記表地カーテンと前記裏地カーテンの頂部に所定間隔で取り付けられた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のカーテン用アジャスターフックにより前記表地カーテンと裏地カーテンとが一体化されていることを特徴とするカーテンセット。
  6. 前記裏地カーテンが、遮光性カーテン、遮音性カーテン、微粒子吸着用カーテンからなる群から選択された少なくとも1種の機能を有する機能性カーテンであることを特徴とする請求項5に記載のカーテンセット。
  7. 前記裏地カーテンが使い捨てカーテンであることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のカーテンセット。
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