JP3189995U - 積層型アンテナ素子 - Google Patents

積層型アンテナ素子 Download PDF

Info

Publication number
JP3189995U
JP3189995U JP2014000403U JP2014000403U JP3189995U JP 3189995 U JP3189995 U JP 3189995U JP 2014000403 U JP2014000403 U JP 2014000403U JP 2014000403 U JP2014000403 U JP 2014000403U JP 3189995 U JP3189995 U JP 3189995U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis direction
pad electrodes
antenna element
sheet
ceramic sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014000403U
Other languages
English (en)
Inventor
横山 智哉
智哉 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3189995U publication Critical patent/JP3189995U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

【構成】積層体12は、磁性体層12aとその両主面に形成される非磁性体層12b,12cとを含む。線状導体16,16,…,18,18,…は、積層体12の長手方向を巻回軸とするインダクタの一部をなして、磁性体層12aの両主面に形成される。パッド電極14a,14a,…は積層体12の上面に形成され、パッド電極14b,14b,…はパッド電極14a,14a,…に対して対称形となるように積層体12の下面に形成される。インダクタの互いに異なる2点はそれぞれ、異なる2つのパッド電極14a,14aに電気的に接続される。【効果】残留応力に起因する集合基板の反りが抑制され、ブレイクによって得られる積層型アンテナ素子の薄型化が可能となる。【選択図】図1

Description

この考案は、積層型アンテナ素子に関し、特に、磁性体層を含む積層体と、積層体に設けられるコイル状導体パターンとを備える、積層型アンテナ素子に関する。
この種の積層型アンテナ素子の一例が、特許文献1および特許文献2に開示されている。特許文献1によれば、焼結フェライト基板の少なくとも片面に、粘着フィルムが設けられる。また、積層体に屈曲性を付与するために、基板に割れが入れられる。ここで、割れが入ると透磁率が低下するが、割れの状態により透磁率が変化する。このため、溝は規則性を持たせて基板に形成され、この溝の部分に割れが入れられる。これによって、屈曲性を付与しつつ、割れが入った後の磁気特性を安定させることができる。
また、特許文献2によれば、セラミック基板を積層体の個片に分割するべく、分割溝がセラミック基板に形成される。具体的には、分割溝は、所望の圧力でセラミック基板の他方主面に押し当てられたスクライブ刃を移動させることで形成される。続いて、保護シートを介してセラミック基板の一方主面に押し当てられたローラが、セラミック基板に沿って移動される。これによって、セラミック基板が変形して分割溝が開き、セラミック基板が分割溝に沿って分割される。
特開2009−111197号公報(段落0052参照) 特開2009−231331号公報(段落0033,0040参照)
しかし、焼成前の段階で基板に溝を形成すると、基板をなす一方主面および他方主面の非対称性に起因して焼成時に反りが発生する。この反りは、基板をブレイク(個辺化)して得られる各素子の平坦性(コプナリティ)を損ない、薄型化を妨げる要因となり得る。
それゆえに、この考案の主たる目的は、厚みを薄くすることができる、積層型アンテナ素子を提供することである。
この考案の積層型アンテナ素子は、磁性体層を含む積層体と、積層体に設けられるコイル状導体パターンと、積層体の一方主面に形成された複数の第1パッド電極と、複数の第1パッド電極に対して対称形となるように積層体の他方主面に形成された複数の第2パッド電極と、を備え、積層体は積層体の積層方向から見た形状が矩形状であり、コイル状導体パターンの一端および他端がそれぞれ複数の第1パッド電極のうちの2つに電気的に接続されており、複数の第2パッド電極はいずれも電気的に開放されている。
好ましくは、複数の第1パッド電極は積層体の長手方向に沿って2列に形成される。
好ましくは、複数の第1パッド電極が3つ以上設けられていて、複数の第1パッド電極のうちコイル状導体パターンに接続されていないパッド電極は電気的に開放されている。
好ましくは、積層体は、磁性体層の両主面に形成される非磁性体層を含む。
この考案によれば、複数の積層型アンテナ素子にブレイクする前段階の集合基板には、第1パッド電極および第2パッド電極の各々を形成する材料と磁性体層を形成する材料との間の熱膨張係数の相違に起因する残留応力が発生する。ただし、積層体の両主面に形成された第1パッド電極および第2パッド電極は対称形をなす。したがって、残留応力に起因する集合基板の反りが抑制され、ブレイクによって得られる積層型アンテナ素子の薄型化が可能となる。また、残留応力が発生していることから、ブレイクラインは、第1パッド電極および第2パッド電極を避けるように積層体の厚み方向に走る。これによって、ブレイク不良が低減される。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例の積層型アンテナ素子を分解した状態を示す分解図である。 (A)は積層型アンテナ素子を形成するセラミックシートSH1の一例を示す平面図であり、(B)は積層型アンテナ素子を形成するセラミックシートSH3の一例を示す平面図である。 (A)はセラミックシートSH1の下面に形成されるパッド電極の一例を示す図解図であり、(B)は積層型アンテナ素子を形成するセラミックシートSH4の一例を示す平面図である。 この実施例の積層型アンテナ素子の外観を示す斜視図である。 図4に示す積層型アンテナ素子のA−A´断面図である。 (A)はセラミックシートSH1の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)はセラミックシートSH1の製造工程の他の一部を示す工程図である。 (A)はセラミックシートSH1の製造工程のその他の一部を示す工程図であり、(B)はセラミックシートSH1の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図である。 (A)はセラミックシートSH2の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)はセラミックシートSH2の製造工程の他の一部を示す工程図であり、(C)はセラミックシートSH2の製造工程のその他の一部を示す工程図である。 (A)はセラミックシートSH3の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)はセラミックシートSH3の製造工程の他の一部を示す工程図である。 (A)はセラミックシートSH3の製造工程のその他の一部を示す工程図であり、(B)はセラミックシートSH3の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図である。 (A)はセラミックシートSH4の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)はセラミックシートSH4の製造工程の他の一部を示す工程図である。 パッド電極が印刷されたキャリアフィルムの一例を示す平面図である。 (A)は積層型アンテナ素子の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)は積層型アンテナ素子の製造工程の他の一部を示す工程図であり、(C)は積層型アンテナ素子の製造工程のその他の一部を示す工程図である。 (A)は積層型アンテナ素子の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図であり、(B)は積層型アンテナ素子の製造工程の他の一部を示す工程図であり、(C)は積層型アンテナ素子の製造工程のその他の一部を示す工程図であり、(D)は積層型アンテナ素子の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例におけるセラミックシートSH1の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例におけるセラミックシートSH1の製造工程の他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例におけるセラミックシートSH1の製造工程のその他の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例におけるセラミックシートSH1の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例におけるセラミックシートSH2の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例におけるセラミックシートSH2の製造工程の他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例におけるセラミックシートSH2の製造工程のその他の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例におけるセラミックシートSH2の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例におけるセラミックシートSH3の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例におけるセラミックシートSH3の製造工程の他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例におけるセラミックシートSH3の製造工程のその他の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例におけるセラミックシートSH3の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例におけるセラミックシートSH4の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例におけるセラミックシートSH4の製造工程の他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例における積層型アンテナ素子の製造工程の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例における積層型アンテナ素子の製造工程の他の一部を示す工程図であり、(C)は他の実施例における積層型アンテナ素子の製造工程のその他の一部を示す工程図である。 (A)は他の実施例における積層型アンテナ素子の製造工程のさらにその他の一部を示す工程図であり、(B)は他の実施例における積層型アンテナ素子の製造工程の他の一部を示す工程図であり、(C)は他の実施例における積層型アンテナ素子の製造工程のその他の一部を示す工程図である。
図1を参照して、この実施例の積層型アンテナ素子10は、13.56MHz帯における無線通信用のアンテナ素子として利用され、各々の主面が長方形をなして積層されたセラミックシートSH1〜SH4を含む。セラミックシートSH1〜SH4の各々の主面のサイズは互いに一致し、セラミックシートSH1およびSH4は非磁性体を有する一方、セラミックシートSH2〜SH3は磁性体を有する。
この結果、積層体12は直方体をなす。また、セラミックシートSH2〜SH3によって磁性層12aが形成され、セラミックシートSH1によって非磁性層12bが形成され、そしてセラミックシートSH4によって非磁性層12cがそれぞれ形成される。つまり、積層型アンテナ素子10をなす積層体12は、磁性体層12aが非磁性体層12bおよび12cによって挟持された積層構造を有する。積層体12の主面(=上面または下面)をなす長方形の長辺および短辺はそれぞれX軸およびY軸に沿って延び、積層体12の厚みはZ軸に沿って増大する。
図2(A)〜図2(B)に示すように、セラミックシートSH1の上面には5つの線状導体16,16,…が形成され、セラミックシートSH3の上面には6つの線状導体18,18,…が形成される。また、図3(A)〜図3(B)に示すように、セラミックシートSH1の下面には12個のパッド電極14a,14a,…が形成され、セラミックシートSH4の上面には12個のパッド電極14b,14b,…が形成される。なお、セラミックシートSH2の上面には線状導体が存在せず、磁性体が上面の全体にわたって現われる。
図2(A)を参照して、線状導体16は、Y軸に対して斜め方向に延びる姿勢で、X軸方向に距離D1を隔てて並ぶ。線状導体16の長さ方向両端は、セラミックシートSH1の上面のY軸方向両端よりも内側に留まる。また、X軸方向両側の2つの線状導体16,16は、セラミックシートSH1の上面のX軸方向両端よりも内側に配置される。
図2(B)を参照して、線状導体18は、Y軸に沿って延びる姿勢で、X軸方向に距離D1を隔てて並ぶ。線状導体18の長さ方向両端も、セラミックシートSH3の上面のY軸方向両端よりも内側に留まる。X軸方向両側の2つの線状導体18,18もまた、セラミックシートSH3の上面のX軸方向両端よりも内側に配置される。
線状導体16の一方端から他方端までのX軸方向における距離は、“D1”に相当する。また、線状導体16の一方端の位置はZ軸方向から眺めて線状導体18の一方端と重なる位置に調整され、線状導体16の他方端の位置はZ軸方向から眺めて線状導体18の他方端と重なる位置に調整される。さらに、線状導体18の数は、線状導体20の数よりも1つ少ない。
したがって、Z軸方向から眺めると、線状導体16および18はX軸方向に交互に並ぶ。また、線状導体16の一方端は線状導体18の一方端と重なり、線状導体16の他方端は線状導体18の他方端と重なる。
図3(A)を参照して、12個のパッド電極14a,14a,…の各々の主面は矩形をなし、かつ主面のサイズは互いに一致する。このうち、6個のパッド電極14a,14a,…はY軸方向における正側端部よりもやや内側をX軸に沿って均等な間隔で延び、残りの6個のパッド電極14a,14a,…はY軸方向における負側端部よりもやや内側をX軸に沿って均等な間隔で延びる。
また、X軸方向において最も負側に存在するパッド電極14aからセラミックシートSH1のX軸方向における負側端部までの距離は、X軸方向において最も正側に存在するパッド電極14aからセラミックシートSH1のX軸方向における正側端部までの距離と一致する。さらに、Y軸方向において最も負側に存在するパッド電極14aからセラミックシートSH1のY軸方向における負側端部までの距離は、Y軸方向において最も正側に存在するパッド電極14aからセラミックシートSH1のY軸方向における正側端部までの距離と一致する。
したがって、セラミックシートSH1の主面のY軸方向における中央をX軸に沿って延びる直線を基準としたとき、この直線よりもY軸方向における負側の6個のパッド電極14a,14a,…は、この直線よりもY軸方向における正側の6個のパッド電極14a,14a,…に対して線対称に形成される。
また、セラミックシートSH1の主面のX軸方向における中央をY軸に沿って延びる直線を基準としたとき、この直線よりもX軸方向における負側の6個のパッド電極14a,14a,…は、この直線よりもX軸方向における正側の6個のパッド電極14a,14a,…に対して線対称に形成される。
図3(B)を参照して、12個のパッド電極14b,14b,…の各々の主面は矩形をなし、かつ主面のサイズは互いに一致する。このうち、6個のパッド電極14b,14b,…はY軸方向における正側端部よりもやや内側をX軸に沿って均等な間隔で延び、残りの6個のパッド電極14b,14b,…はY軸方向における負側端部よりもやや内側をX軸に沿って均等な間隔で延びる。
また、X軸方向において最も負側に存在するパッド電極14bからセラミックシートSH4のX軸方向における負側端部までの距離は、X軸方向において最も正側に存在するパッド電極14bからセラミックシートSH4のX軸方向における正側端部までの距離と一致する。さらに、Y軸方向において最も負側に存在するパッド電極14bからセラミックシートSH4のY軸方向における負側端部までの距離は、Y軸方向において最も正側に存在するパッド電極14bからセラミックシートSH4のY軸方向における正側端部までの距離と一致する。
したがって、セラミックシートSH4の主面のY軸方向における中央をX軸に沿って延びる直線を基準としたとき、この直線よりもY軸方向における負側の6個のパッド電極14b,14b,…は、この直線よりもY軸方向における正側の6個のパッド電極14b,14b,…に対して線対称に形成される。
また、セラミックシートSH4の主面のX軸方向における中央をY軸に沿って延びる直線を基準としたとき、この直線よりもX軸方向における負側の6個のパッド電極14b,14b,…は、この直線よりもX軸方向における正側の6個のパッド電極14b,14b,…に対して線対称に形成される。
パッド電極14bの主面のサイズはパッド電極14aの主面のサイズとも一致し、セラミックシートSH4の主面におけるパッド電極14b,14b,…の配置態様はセラミックシートSH1の主面におけるパッド電極14a,14a,…の配置態様と一致する。したがって、パッド電極14b,14b,…は、パッド電極14a,14a,に対して鏡像対称形に形成される。また、Z軸方向から眺めたとき、各々の線状導体18の両端は、Y軸に沿って並ぶ2つのパッド電極14a,14aと重なり、さらにY軸に沿って並ぶ2つのパッド電極14b,14bとも重なる。
図1に戻って、ビアホール導体20a,20a…は、線状導体16,16,…の一方端(Y軸方向における正側端部)の位置で、磁性体層12aをZ軸方向に貫通する。また、ビアホール導体20b,20b…は、線状導体16,16,…の他方端(Y軸方向における負側端部)の位置で、磁性体層12aをZ軸方向に貫通する。
線状導体16,16,…は図2(A)に示す要領で形成され、線状導体18,18,…は図2(B)に示す要領で形成されるため、ビアホール導体20a,20a,…は、セラミックシートSH3の上面においてX軸方向の負側から始まる5つの線状導体18,18,…の一方端(Y軸方向における正側端部)と接続される。また、ビアホール導体20b,20b,…は、セラミックシートSH3の上面においてX軸方向の正側から始まる5つの線状導体18,18,…の他方端(Y軸方向における負側端部)と接続される。
この結果、線状導体16,16,…および線状導体18,18,…は螺旋状に接続され、これによってX軸を巻回軸とするコイル導体(巻回体)が形成される。コイル導体の内側には磁性体が存在するため、コイル導体はインダクタとして機能する。
また、ビアホール導体22aは、X軸方向において最も正側に存在する線状導体18の一方端の位置で、磁性体層12aおよび非磁性体層12bをZ軸方向に貫通する。同様に、ビアホール導体22bは、X軸方向において最も負側に存在する線状導体18の他方端の位置で、磁性体層12aおよび非磁性体層12bをZ軸方向に貫通する。
ビアホール導体22aは、X軸方向における最も正側でかつY軸方向における正側に存在するパッド電極14aと接続される。また、ビアホール導体22bは、X軸方向における最も負側でかつY軸方向における負側に存在するパッド電極14aと接続される。これによって、インダクタの異なる2点が2つのパッド電極14a,14aとそれぞれ接続される。
こうして作製された積層体12つまり積層型アンテナ素子10は、図4に示す外観を有する。また、この積層型アンテナ素子10のA−A´断面は図5に示す構造を有する。
なお、セラミックシートSH1およびSH4は非磁性(比透磁率:1)のフェライトを材料とし、熱膨張係数は“8.5”〜“9.0”の範囲の値を示す。また、セラミックシートSH2〜SH3は磁性(比透磁率:100〜120)のフェライトを材料とし、熱膨張係数は“9.0”〜“10.0”の範囲の値を示す。さらに、パッド電極14aおよび14b,線状導体16および18,ビアホール導体20a〜20b,22a〜22bは、銀を材料とし、熱膨張係数は“20”を示す。
セラミックシートSH1は、図6(A)〜図6(B)および図7(A)〜図7(B)に示す要領で作製される。まず、非磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS1として用意される(図6(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。この破線によって定義される複数の矩形の各々を“分割ユニット”と定義する。
次に、複数の貫通孔HL1,HL1,…が破線の交点近傍に対応してマザーシートBS1に形成され(図6(B)参照)、導電ペーストPS1が貫通孔HL1に充填される(図7(A)参照)。充填された導電ペーストPS1は、ビアホール導体22aまたは22bをなす。導電ペーストPS1の充填が完了すると、線状導体16,16,…に相当する導体パターンがマザーシートBS1の上面に印刷される(図7(B)参照)。
セラミックシートSH2は、図8(A)〜図8(C)に示す要領で作製される。まず、磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS2として用意される(図8(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。次に、複数の貫通孔HL2,HL2,…がX軸方向に延びる破線に沿ってマザーシートBS2に形成され(図8(B)参照)、ビアホール導体20a,20b,22aまたは22bをなす導電ペーストPS2が貫通孔HL2に充填される(図8(C)参照)。
セラミックシートSH3は、図9(A)〜図9(B)および図10(A)〜図10(B)に示す要領で作製される。まず、磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS3として用意される(図9(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。
次に、複数の貫通孔HL3,HL3,…がX軸方向に延びる破線に沿ってマザーシートBS3に形成され(図9(B)参照)、導電ペーストPS3が貫通孔HL3に充填される(図10(A)参照)。充填された導電ペーストPS3は、ビアホール導体20a,20b,22aまたは22bをなす。導電ペーストPS3の充填が完了すると、線状導体18,18,…に相当する導体パターンがマザーシートBS3の上面に印刷される(図10(B)参照)。
セラミックシートSH4は、図11(A)〜図11(B)に示す要領で作製される。まず、非磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS4として用意される(図11(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。次に、パッド電極14b,14b,…に相当する導体パターンが、マザーシートBS4の上面に印刷される(図11(B)参照)。
パッド電極14a,14a,…に相当する導体パターンは、図12に示す要領でキャリアフィルム24に印刷される。キャリアフィルム24の主面のサイズは、マザーシートBS1〜BS4の主面のサイズと一致する。また、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は、マザーシートBS1〜BS4に描かれた複数の破線にそれぞれ対応する。
上述の要領で作成されたマザーシートBS1〜BS4は、この順序で積層されかつ圧着される(図13(A)参照)。このとき、各シートの積層位置は、各シートに割り当てられた破線がZ軸方向から眺めて重なるように調整される。続いて、図12に示すキャリアフィルム24が用意され(図13(B)参照)、キャリアフィルム24に形成された導体パターンがマザーシートBS1の下面に転写される(図13(C)参照)。
導体パターンの転写が完了すると、キャリアフィルム24が剥離され(図14(A)参照)、生の集合基板が作製される。作製された集合基板の厚みは、0.4mm以下に抑えられる。作製された集合基板は焼成され(図14(B)参照)、その後に1次スクライビングおよび2次スクライビングを施される(図14(C)〜図14(D)参照)。
1次スクライビングではX軸方向に延びる破線に沿ってスクライバ26の刃が当てられ、2次スクライビングではY軸方向に延びる破線に沿ってスクライバ26の刃が当てられる。また、1次スクライビングおよび2次スクライビングのいずれにおいても、溝は集合基板の上面に形成される。ただし、1次スクライビングによって形成された溝は非磁性体層12bにまで達する一方、2次スクライビングによって形成された溝は磁性体層12aに達するに留まる。これはスクライバ26の刃を当てる際の刃圧を調整することにより、意図的に深さを調整して生じさせた先行クラックによる溝である。スクライビングが完了すると、集合基板は分割ユニット毎にブレイクされ、これによって複数の積層型アンテナ素子10,10,…が得られる。
以上の説明から分かるように、積層体12は、磁性体層12aとその両主面に形成される非磁性体層12b,12cとを含む。線状導体16,16,…,18,18,…は、積層体12の長手方向を巻回軸とするインダクタの一部をなして、磁性体層12aの両主面に形成される。パッド電極14a,14a,…は積層体12の上面に形成され、パッド電極14b,14b,…はパッド電極14a,14a,…に対して対称形となるように積層体12の下面に形成される。インダクタの互いに異なる2点はそれぞれ、異なる2つのパッド電極14a,14aに電気的に接続される。
また、積層型アンテナ素子10は、非磁性のマザーシートBS1およびBS4で磁性のマザーシートBS2およびBS3を挟み込む構造を有する集合基板を分割ユニット毎にブレイクすることで製造される。集合基板は、以下の要領で作製される。
まず、Z軸方向に延びる貫通孔HL1,HL1,…がマザーシートBS1に形成され(図6(B)参照)、線状導体16,16,…に相当する導体パターンがマザーシートBS1の上面に形成される(図7(B)参照)。また、Z軸方向に延びる貫通孔HL2,HL2,…がマザーシートBS2に形成され(図8(B)参照)、Z軸方向に延びる貫通孔HL3,HL3,…がマザーシートBS3に形成され(図8(B)参照)、そして線状導体18,18,…に相当する導体パターンがマザーシートBS3の上面に形成される(図10(B)参照)。
さらに、複数のパッド電極14a,14a,…が印刷されたキャリアフィルム24がマザーシートBS1の下面に用意され、各分割ユニットを形成する2つのパッド電極14a,14aが、対応する2つの貫通孔HL1,HL1を介して線状導体16,16の2点にそれぞれ接続される(図13(C)参照)。なお、パッド電極14b,14b,…は、パッド電極14a,14a,…に対して対称形となるように、マザーシートBS4の上面に形成される(図11(B)参照)。インダクタは、貫通孔HL2,HL3を介して線状導体16および18を分割ユニット毎に螺旋状に接続することで形成される(図13(A)参照)。
こうして作製された集合基板は、焼成の後に1次スクライビングおよび2次スクライビングを施され(図14(B)〜図14(D)参照)、これらのスクライビングによって形成された溝に沿ってブレイクされる。
焼成後の集合基板には、パッド電極14a,14bおよびビアホール導体16,18を形成する材料と磁性体層12aまたは非磁性体層12b,12cを形成する材料との間の熱膨張係数の相違に起因する残留応力が発生する。ただし、この実施例では、積層体12の両主面に形成されたパッド電極14aおよび14bが鏡像対称形をなす。したがって、残留応力に起因する集合基板の反りが抑制され、ブレイクによって得られる積層型アンテナ素子10の薄型化が可能となる。
なお、薄型化は、NFC(Near Field Communication)用のセキュアICとともに積層型アンテナ素子10をSIMカード或いはマイクロSIMカードに内蔵する場合に好適である。
また、残留応力が発生していることから、ブレイクラインは、パッド電極14aおよび14bを避けるように積層体12の厚み方向に走る。これによって、ブレイク不良が低減される。
さらに、焼成前の段階では溝は存在しないため、磁性体層は露出しておらず、磁性体層へのめっきの析出を回避することができる。また、積層型アンテナ素子10をプリント基板に実装する際にダミーのパッド電極14a(インダクタと接続されていないパッド電極14a)をはんだ付けに利用することで、積層型アンテナ素子10とプリント基板との接触点数が増大する。これによって、積層型アンテナ素子10の落下強度やまげ強度を高めることができる。
続いて、他の実施例における積層型アンテナ素子10の製造方法を説明する。セラミックシートSH1は、図15(A)〜図15(B)および図16(A)〜図16(B)に示す要領で作製される。まず、非磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS1´として用意される(図15(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。
次に、複数の貫通孔HL1´,HL1´,…が破線の交点近傍に対応してマザーシートBS1´に形成され(図15(B)参照)、導電ペーストPS1´が貫通孔HL1´に充填される(図16(A)参照)。充填された導電ペーストPS1は、ビアホール導体22aまたは22bをなす。導電ペーストPS1の充填が完了すると、パッド電極14a,14a,…に相当する導体パターンがマザーシートBS1´の下面に印刷される(図16(B)参照)。
セラミックシートSH2は、図17(A)〜図17(B)および図18(A)〜図18(B)に示す要領で作製される。まず、磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS2´として用意される(図17(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。次に、複数の貫通孔HL2´,HL2´,…がX軸方向に延びる破線に沿ってマザーシートBS2´に形成され(図17(B)参照)、ビアホール導体20a,20b,22aまたは22bをなす導電ペーストPS2´が貫通孔HL2´に充填される(図18(A)参照)。導電ペーストPS1´の充填が完了すると、線状導体16,16,…に相当する導体パターンがマザーシートBS2´の下面に印刷される(図7(B)参照)。
セラミックシートSH3は、図19(A)〜図19(B)および図20(A)〜図20(B)に示す要領で作製される。まず、磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS3´として用意される(図19(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。
次に、複数の貫通孔HL3´,HL3´,…がX軸方向に延びる破線に沿ってマザーシートBS3´に形成され(図19(B)参照)、導電ペーストPS3´が貫通孔HL3´に充填される(図20(A)参照)。充填された導電ペーストPS3´は、ビアホール導体20a,20b,22aまたは22bをなす。導電ペーストPS3´の充填が完了すると、線状導体18,18,…に相当する導体パターンがマザーシートBS3´の上面に印刷される(図20(B)参照)。
セラミックシートSH4は、図21(A)〜図21(B)に示す要領で作製される。まず、非磁性のフェライト材料からなるセラミックグリーンシートがマザーシートBS4´として用意される(図21(A)参照)。ここで、X軸方向およびY軸方向に延びる複数の破線は切り出し位置を示す。次に、パッド電極14b,14b,…に相当する導体パターンが、マザーシートBS4´の上面に印刷される(図21(B)参照)。
マザーシートBS1´およびBS2´は、マザーシートBS2´の下面がマザーシートBS1´の上面と対向する姿勢で積層されかつ圧着される(図22(A)参照)。このとき、各シートの積層位置は、各シートに割り当てられた破線がZ軸方向から眺めて重なるように調整される。
同様に、マザーシートBS3´およびBS4´は、マザーシートBS3´の上面がマザーシートBS4´の下面と対向する姿勢で積層されかつ圧着される(図22(B)参照)。このときも、各シートの積層位置は、各シートに割り当てられた破線がZ軸方向から眺めて重なるように調整される。
続いて、マザーシートBS1´およびBS2´に基づく積層体の上下方向が反転され、マザーシートBS3´およびBS4´に基づく積層体が追加的に積層されかつ圧着される(図22(C)参照)。このとき、マザーシートBS3´の下面はマザーシートBS2´の上面と対向し、各シートに割り当てられた破線がZ軸方向から眺めて重なるように積層位置が調整される。こうして、厚みが0.4mm以下に抑えられた生の集合基板が作製される。作製された集合基板は焼成され(図23(A)参照)、その後に1次スクライビングおよび2次スクライビングを施される(図23(B)〜図23(C)参照)。
1次スクライビングではX軸方向に延びる破線に沿ってスクライバ26の刃が当てられ、2次スクライビングではY軸方向に延びる破線に沿ってスクライバ26の刃が当てられる。また、1次スクライビングおよび2次スクライビングのいずれにおいても、溝は集合基板の上面に形成される。ただし、1次スクライビングによって形成された溝は非磁性体層12bにまで達する一方、2次スクライビングによって形成された溝は磁性体層12aに達するに留まる。スクライビングが完了すると、集合基板は分割ユニット毎にブレイクされ、これによって複数の積層型アンテナ素子10,10,…が得られる。
この実施例においても、焼成後の集合基板には、パッド電極14a,14bおよびビアホール導体16,18を形成する材料と磁性体層12aまたは非磁性体層12b,12cを形成する材料との間の熱膨張係数の相違に起因する残留応力が発生する。ただし、積層体12の両主面に形成されたパッド電極14aおよび14bは鏡像対称形をなすため、残留応力に起因する集合基板の反りが抑制され、ブレイクによって得られる積層型アンテナ素子10の薄型化が可能となる。
なお、上述の実施例では、線状導体16はY軸に対して斜め方向に延びる一方、線状導体18はY軸方向に延びる。しかし、線状導体16および18がビアホール導体20aおよび20bによってコイル状に接続される限り、線状導体16および18の延在方向はこの実施例と異なってもよい。
また、上述の実施例では、線状導体18,18,…に相当する導体パターンをマザーシートBS3またはBS3´の上面に印刷するようにしている。しかし、線状導体18に相当する導電パターンは、マザーシートBS4またはBS4´の下面に印刷するようにしてもよい。
さらに、この実施例では、セラミックシートSH2およびSH3を積層して磁性体層12aを形成するようにしている。しかし、磁性体層セラミックシートSH2に相当する複数のセラミックシートとセラミックシートSH3とを積層して磁性体層12aを形成するようにしてもよい。
10 …積層型アンテナ素子
SH1〜SH4 …セラミックシート
12 …積層体
12a …磁性体層
12b,12c …非磁性体層
16,18 …線状導体
20a,20b,22a,22b …ビアホール導体
14a,14b …パッド電極

Claims (4)

  1. 磁性体層を含む積層体と、
    前記積層体に設けられるコイル状導体パターンと、
    前記積層体の一方主面に形成された複数の第1パッド電極と、
    前記複数の第1パッド電極に対して対称形となるように前記積層体の他方主面に形成された複数の第2パッド電極と、
    を備え、
    前記積層体は前記積層体の積層方向から見た形状が矩形状であり、
    前記コイル状導体パターンの一端および他端がそれぞれ前記複数の第1パッド電極のうちの2つに電気的に接続されており、前記複数の第2パッド電極はいずれも電気的に開放されている、積層型アンテナ素子。
  2. 前記複数の第1パッド電極は前記積層体の長手方向に沿って2列に形成される、請求項1記載の積層型アンテナ素子。
  3. 前記複数の第1パッド電極が3つ以上設けられていて、前記複数の第1パッド電極のうち前記コイル状導体パターンに接続されていないパッド電極は電気的に開放されている、請求項1または2記載の積層型アンテナ素子。
  4. 前記積層体は、前記磁性体層の両主面に形成される非磁性体層を含む、請求項1ないし3のいずれかに記載の積層型アンテナ素子。
JP2014000403U 2013-03-18 2014-01-28 積層型アンテナ素子 Expired - Fee Related JP3189995U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054613 2013-03-18
JP2013054613 2013-03-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3189995U true JP3189995U (ja) 2014-04-10

Family

ID=78225395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014000403U Expired - Fee Related JP3189995U (ja) 2013-03-18 2014-01-28 積層型アンテナ素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3189995U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231240A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 ▲啓▼碁科技股▲ふん▼有限公司 アンテナ構造とモバイル機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231240A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 ▲啓▼碁科技股▲ふん▼有限公司 アンテナ構造とモバイル機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5585740B1 (ja) 積層型インダクタ素子および通信装置
JP5196038B2 (ja) コイル内蔵基板
JP3686908B2 (ja) 積層型コイル部品及びその製造方法
JP5921074B2 (ja) 積層基板の製造方法
JP5482554B2 (ja) 積層型コイル
JPWO2012137386A1 (ja) 積層型インダクタ素子およびその製造方法
US9406438B2 (en) Stack-type inductor element and method of manufacturing the same
JP2015026760A (ja) 積層コイル
US11508513B2 (en) Coil-embedded ceramic substrate
WO2012144103A1 (ja) 積層型インダクタ素子及び製造方法
WO2018212273A1 (ja) 積層型電子部品
JP3189995U (ja) 積層型アンテナ素子
JP5867762B2 (ja) インダクタ素子
WO2014147881A1 (ja) 積層型インダクタ素子およびその製造方法
JP2009099699A (ja) 電子部品の製造方法
JP5674077B2 (ja) インダクタ素子
JP6090458B2 (ja) 積層電子部品の製造方法
JP6132027B2 (ja) 積層型インダクタ素子の製造方法、および積層型インダクタ素子
JP2013115068A (ja) 電子部品及びその製造方法
JP2009099698A (ja) 積層型コイル部品
WO2018047486A1 (ja) 積層トロイダルコイルおよびその製造方法
JP6119843B2 (ja) 積層型インダクタ素子の製造方法、積層型インダクタ素子、及び積層体
JP2018060904A (ja) コイル内蔵基板およびモジュール

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3189995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees