JP3189374B2 - 気体溶解装置 - Google Patents

気体溶解装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水回路内に気体を溶解
させる気体溶解装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の気体溶解装置は、図4および図5
のようになっていた。すなわち、浴槽1からの湯をポン
プ2で吸入側管路3を介して吸引すると共に、吐出側管
路4、2方弁5、高圧噴流ノズル6を介して浴槽1に噴
出する。このとき回路内への気体吸入は吸入側管路3に
設けられたジェット通路7により行なわれる。即ち、ポ
ンプ2からの吐出圧は分岐管路8を介してシャトルバル
ブ9に作用する。作用圧が一定圧以上に達すると逆止弁
10が開成され外部から空気が吸引される。吸引された
空気は空気通路11を介してジェット通路7に吸引され
る。吸引された空気は吐出側管路4の下流に設けられた
気液混合器12より混合され高圧噴流ノズル6から浴槽
1に噴出される(例えば特公平3−14464号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では空気を溶解するために高圧の吐出圧を有する
ポンプが必要であった。また気体と液体の混合がポンプ
から離れた位置で行われるため、混合溶解性能が十分で
はなかった。本発明は上記課題を解決するもので、液体
中への気体の溶解を、低圧の吐出圧ポンプで可能とする
とともに、気体と液体の混合溶解性能向上させることを
目的とした
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、ポンプと、前記ポンプの吐出側と吸引側を
接続する循環回路と、前記循環回路に設けられたエジェ
クタと、前記エジェクタの吸引部に接続された水槽およ
び気体供給手段と、前記循環回路から前記水槽に配管さ
れた送り管とを備え、前記循環回路に流速を低下させて
循環水と気体供給手段から供給された気体との接触時間
を長くする並列配管で構成された気液混合手段を設けた
ものである。
【0006】また本発明は上記目的を達成するため、気
液混合手段を、循環回路のポンプ吐出側に設けたもので
ある。
【0007】
【作用】本発明は、上記した構成によって、低圧のポン
プから吐出した水をエジェクタに流すことにより、エジ
ェクタの吸引加圧作用で、水槽の水を吸引すると共に、
空気供給手段から気体を吸引することにより、循環回路
内の圧力を高圧にするとともに高圧水の中に気体を溶解
することが可能となるものである。
【0008】また本発明は、循環水と気体との接触時間
を長くすることにより気体の液体への溶解性能を向上す
ることができる。
【0009】また本発明は、回路中で圧力の高い位置で
気液混合することができ、溶解性能を更に向上すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、第一の発明における一実施例を添付図
面にもとづいて説明する。図1において、13は循環ポ
ンプであり、循環ポンプ13の吐出側14と吸引側15
は循環回路16が配管されている。循環回路16にはエ
ジェクタ17が設けられており、このエジェクタ17の
吸引部18には水槽19が吸引管20により接続されて
いる。また吸引部18には開閉弁21と気体供給管22
からなる気体供給手段23が接続されている。循環回路
16の一端からは絞り弁24を介して送り管25が水槽
19へ配管されている。
【0011】次に、図2〜図3により説明する。26は
スパイラル状のパイプからなる気液混合手段であり、2
7は並列配管された気液混合手段である。これらは、い
ずれも循環回路16の循環ポンプ13の吐出側に配設さ
れている。他の構成は図1と同様であり説明は省略す
る。
【0012】次に、上記構成における動作を図1により
説明する。図1において循環ポンプ13を運転すると、
循環ポンプ13から吐出された水は循環回路16を流れ
る。この状態で絞り弁24を絞って行くと循環ポンプ1
3は、高揚程状態で運転することになる。その結果エジ
ェクタ17の入口側圧力と出口側圧力の、差圧が大きく
なりエジェクタ17の吸引部18の圧力は負圧となる。
この状態になると、水槽19の水は吸引管20を介しエ
ジェクタ17の吸引部18から循環回路16に吸引され
る。その結果循環回路内の圧力は循環ポンプ13の締切
り圧に比べ更に昇圧される。このとき開閉弁21を開成
するとエジェクタの吸引作用により、空気が循環回路内
に吸引される。その結果、循環回路16内は高圧水と空
気が混合された状態となり、空気は高圧水中に溶解され
ることになる。この状態においては、送り管25を介し
て絞り弁24から水槽19への少量の水が送られる。循
環回路16を流れる循環流量と送り管25を流れる流量
の比は約5対1〜12対1である。
【0013】そして、図2においては、循環回路16に
スパイラル状の配管を設けることにより、水と空気の接
触時間が長くなり溶解性能が向上する。他の動作は図1
と同様であり説明は省略する。本実施例ではスパイラル
状の配管であるため、配管スペースが少ない効果を有す
る。図3は循環回路16に並列配管の気液混合手段27
を設けたものである。これにより、気液混合手段27の
配管一本当たりの循環流量が少なくなり、流速が遅くな
る結果、水と空気の接触時間が長くなり溶解性能が向上
する。他の動作は図1と同様であり説明は省略する。本
実施例では、並列配管であるため配管抵抗を少なくする
ことができる。
【0014】一方、上記スパイラル状の気液混合手段2
6、並列配管の気液混合手段27はいずれも、循環ポン
プ13の吐出側に設けられている。その結果、気液混合
は、回路内で最も圧力の高い循環ポンプ13の吐出側で
行われる。他の動作は図1と同様であり説明は省略す
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように発明の気体溶解装置
は、ポンプと、前記ポンプの吐出側と吸引側を接続する
循環回路と、前記循環回路に設けられたエジェクタと、
前記エジェクタの吸引部に接続された水槽および気体供
給手段と、前記循環回路から前記水槽に配管された送り
管とで構成することにより、締切り圧力の小さい低揚程
ポンプと、エジェクタにより高圧を発生させ、液体中に
気体を溶解することが低コストでできる。また、送り管
を流れる流量に比べ循環回路を流れる流量が多いため、
液体と気体が循環回路内で混合する時間が長くなり、溶
解性能が良い。またこの気体溶解装置は、循環回路に、
循環水と気体供給手段から供給された気体との接触時間
を長くする並列配管で構成された気液混合手段を設けた
ことにより、配管抵抗を小さくして液体への気体溶解性
能を向上することができる。 そして気体溶解装置は、気
液混合手段を、循環回路のポンプ吐出側に設けることに
より、循環回路中で最も圧力の高い所で液体中に気体を
溶解することができ、溶解性能を更に向上することがで
きる。
【0016】またこの気体溶解装置は、循環回路に、循
環水と気体供給手段から供給された気体との接触時間を
長くする気液混合手段を設けたことにより、液体への気
体溶解性能を向上することができる。
【0017】更に請求項2記載の気体溶解装置は、気液
混合手段を、循環回路のポンプ吐出側に設けることによ
り、循環回路中で最も圧力の高い所で液体中に気体を溶
解することができ、溶解性能を更に向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における気体溶解装置のシス
テム構成図
【図2】同実施例における気体溶解装置のシステム構成
【図3】同他の実施例における気体溶解装置のシステム
構成図
【図4】従来の気体溶解装置を示すシステム構成図
【図5】同装置の高圧噴流ノズルを示す構成図
【符号の説明】
13 ポンプ 14 吐出側 15 吸引側 16 循環回路 17 エジェクタ 18 吸引部 19 水槽 23 気体供給手段 25 送り管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−108449(JP,A) 特開 平1−230358(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプと、前記ポンプの吐出側と吸引側
    を接続する循環回路と、前記循環回路に設けられたエジ
    ェクタと、前記エジェクタの吸引部に接続された水槽お
    よび気体供給手段と、前記循環回路から前記水槽に配管
    された送り管とを備え、前記循環回路に流速を低下させ
    て循環水と気体供給手段から供給された気体との接触時
    間を長くする並列配管で構成された気液混合手段を設け
    た気体溶解装置。
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