JP3187993B2 - 免疫測定用反応装置 - Google Patents

免疫測定用反応装置

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JP3187993B2 JP32948392A JP32948392A JP3187993B2 JP 3187993 B2 JP3187993 B2 JP 3187993B2 JP 32948392 A JP32948392 A JP 32948392A JP 32948392 A JP32948392 A JP 32948392A JP 3187993 B2 JP3187993 B2 JP 3187993B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、免疫測定用反応装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、免疫測定用反応容器としては、例
えば、米国特許 4,303,616号に記載されているようなマ
イクロプレ−トが用いられている。マイクロプレートを
用いた免疫測定は、まず、ウエル底部に、測定しようと
する抗体に対応する抗原、抗原に対応する抗体を固相化
した後、測定しようとする抗体または抗原を含むサンプ
ルを添加して、抗原抗体反応を起こさせる。ついで、標
識抗原または標識抗体を添加し、B/F分離を行った
後、基質液を添加して、酵素基質反応を起こさせて、こ
のとき発生する酵素活性を測定することにより抗原また
は抗体を定量する。
【0003】酵素活性の測定は、一般に、発光基質また
は発色基質を用いて、酵素標識抗体と基質との酵素基質
反応を捉えることにより行なうことができる。化学的に
発光する発光基質を用いる場合には、ウエルの開放部の
上方に光受容器(例えば、フォトマルチプライヤー等)
を設置して、反応部からの化学発光の強度を測定する。
また、化学的に発色する発色基質を用いる場合には、免
疫反応を行ったサンプルの吸光度を測定して行なうこと
ができる。
【0004】また、免疫測定用反応容器としては、特開
昭第62−169054号公報および特開昭62−16
9055号公報には、内径が2mm以下の細管状の形状か
らなる反応容器を用い、内面に抗原又は抗体を固相化し
て、また、細管内に抗原又は抗体を固相化した粒子を入
れ、抗原又は抗体を含むサンプルを加え、抗原抗体反応
を起こさせることにより免疫測定を行なうことが記載さ
れている。
【0005】また、本出願人は、2枚の平板の間隙に、
毛管現象によってサンプルを吸引・保持できるサンプル
導入路および反応部が形成された、免疫学的な凝集反応
を利用して免疫測定を行う反応容器を提案している(特
開平4−208836号および特開平4−145947
号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
マイクロプレートでは、ウエルの底部に、被測定物質に
対応した抗体または抗原(以下、特異的反応物質と記
す)を固相化している。免疫反応が起こるためには、被
測定物質と特異的反応物質が互いに出会うことが必要で
ある。しかし、マイクロプレートでは、特異的反応物質
がウエル底部だけに固相化されているため、サンプルの
上方に浮遊している被測定物質は、特異的反応物質と結
合する可能性が低い。このため、インキュベーションの
時間を長くする必要がある。また、測定に必要なサンプ
ルや試薬も余分に消費する。
【0007】また、酵素活性を化学発光を測定して捉え
る場合に、化学発光の発光強度は弱いため、光検出器を
サンプルの液面にできる限り近づけて測定感度を向上さ
せる必要がある。しかし、マイクロプレートでは、構造
の都合上、光検出器をあまり液面すれすれに近づけるこ
とができず、高感度な測定を達成できない。
【0008】また、上述の細管状の免疫測定用反応容器
は、特異的反応物質を内面に固相化した場合に、内径が
比較的小さいので、被測定物質と特異的反応物質が出会
う機会が増大し、サンプルや試薬の使用量を低減できる
点では優れている。しかし、化学発光の発光強度を光検
出器によって測定する場合に、反応容器の内径が2mm以
下であり、発光が起きているサンプルの表面積に対して
光検出器の受光面が大きすぎる。このため、測定信号に
対してノイズを多く拾ってしまい、S/Nが著しく低下
して、高感度な免疫測定を行なうことができない。
【0009】さらに、上述の免疫学的な凝集反応を利用
した免疫測定に用いる免疫測定用反応容器では、凝集反
応により生じた粒子を沈殿させるのに必要な時間を短縮
させるために反応部の面積を狭くしている。しかし、反
応部の面積を狭くすることは、このような反応容器を化
学発光を利用した免疫測定に用いた場合には測定感度を
低くするため好ましくない。また、マイクロプレートや
細管状の反応容器は構造上洗浄が困難であり、洗浄に特
別な洗浄器が必要である。
【0010】以上、化学発光を測定して免疫測定を行う
場合について説明したが、従来の免疫測定において発色
反応を利用して免疫測定を行う場合にも同様の問題があ
る。本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、
比較的少ないサンプルおよび試薬を用いて、より高感度
でかつ効率よく免疫測定を行うことができる免疫測定用
反応装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、サンプル中の
被測定物質と特異的反応物質との反応を測定するための
免疫測定用反応装置であって、2枚の平板部を該平板部
の両縁部に配置された2つのスペーサー部を介して互い
に対面させて、毛管現象により前記サンプルおよび試薬
を吸引および保持し得る間隙が形成されてなる反応部
と、前記間隙内に保持された前記サンプルまたは試薬を
吸収する吸水性部材と、前記反応部および前記吸水性部
材を離間及び接触させるための移動手段とを具備するこ
とを特徴とする免疫測定用反応装置を提供する。
【0012】ここで、本発明の免疫測定用反応装置は、
吸水性部材は、反応部の間隙の開口端部に対して離間し
て配置されていると共に、移動手段が吸水性部材または
反応部のいずれか一方を平板部の主面に対して略平行に
移動させるものであってもよい。
【0013】また、移動手段が平板部の主面を含む平面
に対して略平行に任意の一点を中心として反応部を回動
させると共に、吸水性部材が反応部の回動方向に配置さ
れていてもよい。また、反応部に隣接して設けられたサ
ンプル槽を具備しても良い。
【0014】
【作用】本発明の免疫測定用反応装置によれば、2枚の
平板部および2つのスペーサー部によって、比較的薄く
かつ広い平板状の反応部が構成されている。これによ
り、反応部の内部で起きた化学発光および化学発色を光
透過性の平板部を介して測定できる。このため、光検出
器の受光面を平板部に比較的近くに配置できるので、少
量のサンプルでも十分な受光量または透過光量が得られ
る。また、光検出器の受光面と平板部の面積を適合させ
ることができるのでS/Nを高くできる。
【0015】また、間隙の厚さが極めて薄いので、間隙
の内面に特異的反応物質を固相化した場合にサンプル中
の被測定物質と特異的反応物質とが接触する機会が増大
し、免疫学的反応を短時間で行わせることができる。ま
た、サンプルや試薬を毛管現象により間隙内部に吸引お
よび保持しているので、サンプル等の供給を容易に行な
うことができる。
【0016】また、移動手段により反応部または吸水性
部材を移動させて、吸水性部材に間隙内に保持されたサ
ンプルや試薬を吸収させて、不要なサンプルや試薬が容
易に除去される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 実施例1 図1は、本発明の免疫反応測定用反応装置の一例を示す
説明図であり、図2は、図1中のAA’線における断面
図である。
【0018】図中11は、略平板状であって、両端部に
開口する間隙12が形成された反応部である。反応部1
1は、例えば、ガラス、ポリスチレン、塩化ビニルのよ
うな光透過性材料で構成されている。
【0019】ここで、反応部11の大きさおよび間隙1
2の幅は、サンプルや試薬が毛管現象によって間隙12
を効率よく移動するように設定される。反応部11の大
きさは、一片が10〜50mmの範囲内が好ましく、10
〜30mmの範囲内が特に好ましい。また、間隙12の幅
は、例えば、0.1〜0.5mmの範囲内が好ましい。
【0020】このような反応部11の片側の側縁部11
aには、略円筒状の摺動部13が側縁部11aに沿って
取り付けられている。摺動部13は、略中央に貫通孔1
4が、また、貫通孔14を囲包するようにサンプル槽1
5が、摺動部13の外周円と同心円状に形成されてい
る。
【0021】一方、台部21は、図3に示すように、反
応部11の水平断面の面積よりもやや大きい吸水性部材
収容部31が形成された台部本体32と、その片側の側
縁部32aに略円柱状の支持柱受け部33を有する。支
持柱受け部33の略中央には、支持柱22の端部が嵌合
される凹部34が形成されている。このような台部21
は、例えば、アクリル樹脂のような合成樹脂や、アルミ
ニウムのような金属からなる。
【0022】吸水性部材収容部31には、吸水性部材3
5が収容されてる。吸水性部材35は、例えば、ガラス
繊維、ナイロン、ポリプロピレンまたはポリフッ化ビニ
リデン(PVDF)製である。
【0023】凹部34には、支持柱22の端部が嵌合さ
れている。支持柱22の他端部は、丸みがつけられてい
る。支持柱22は、コイルバネ23を緩く貫挿した後、
摺動部13の貫通孔14に貫挿されている。コイルバネ
23は、何の外力も加わらない状態では、間隙12の下
側の開口端部11bと、吸水性部材35とが離間するよ
うになっている。このような構成からなる免疫測定用反
応装置10を用いて次のようにして免疫反応の測定を行
う。
【0024】まず、間隙12の内面に、図4に示すよう
に、抗体41を固相化する。抗体41の固相化は、物理
吸着等により行う。抗体41としては、例えば、α−フ
ェトプロテイン(AFP)、イムノグロブリンG(Ig
G)、フェリチン、B型肝炎表面抗原(HBs)等の測
定対象に対する抗体を用いることができる。一方、サン
プルは、サンプル槽15の内部に収容しておく。次に、
サンプル槽15からサンプルを適量取り出し、間隙12
に注入する。
【0025】この際、間隙12の下側の開口端部11b
は、コイルバネ23によって吸水性部材35から離間さ
れている。間隙12の上側の開口端部11aに、サンプ
ルを滴下することにより、毛管現象によって間隙12の
内部に拡散しかつ保持される。
【0026】このような状態で、インキュベーションを
行ない、サンプル中の被測定物質と抗体41とを反応さ
せて、被測定物質および抗体41を結合させる(一次抗
原抗体反応)。
【0027】次いで、反応容器部20を下方に押し下げ
てコイルバネ23を収縮させ、開口端部11bを吸水性
部材35に接触させる。これにより、間隙12内部に保
持されたサンプルが吸水性部材35に吸収されて除去さ
れる。
【0028】このようにしてサンプルを除去した後、反
応容器部20を押し下げる力から開放すると、コイルバ
ネ23の復元力により、反応容器部20は元の位置まで
戻される。この後、間隙12に緩衝液を供給し、再び、
反応容器部20を押し下げて、開口端部11bを吸水性
部材35に接触させる。これにより、間隙12に拡散し
ていた緩衝液が保持されたサンプルが吸水性部材35に
吸収されて除去される。この動作を数回(例えば、5〜
6回)繰り返すことにより、間隙12の内部を洗浄す
る。ここで、緩衝液としては、例えば、トリス緩衝液
(pH7.6)を使用できる。また、緩衝液に、例え
ば、Tween 20のような界面活性剤を約0.05%添加
してもよい。この際、開口端部11bと吸水性部材35
とを接触させたままで緩衝液を供給し続けて洗浄しても
よい。
【0029】このように洗浄を行った後、開口端部11
bと吸水性部材35とを離間させた状態で、酵素標識抗
体溶液を間隙12に供給し、インキュベーションを行な
い、抗体41と結合した被測定物質および酵素標識抗体
を反応させる(二次抗原抗体反応)。酵素標識抗体とし
ては、例えば、アルカリフォスファターゼ(ALP)標
識抗ヒトAFP抗体およびALP標識抗ヒトHBs抗体
を使用できる。ALPは、子牛由来、バクテリア由来の
ものを用いる。
【0030】反応終了後、再び、反応容器部20を下方
に押し下げてコイルバネ23を収縮させ、開口端部11
bを吸水性部材35に接触させる。これにより、間隙1
2内部に保持された酵素標識抗体溶液が吸水性部材35
に吸収されて除去される。
【0031】この後、反応容器部20を押し下げる力か
ら開放し、コイルバネ23の復元力により反応容器部2
0は元の位置まで戻す。次いで、緩衝液を用いて、上述
の洗浄操作を数回繰り返す。
【0032】洗浄終了後、再び、開口端部11bおよび
吸水性部材35の間を離間させた状態で、間隙12に化
学発光基質を加えて、インキュベーションを行なう。こ
れにより、酵素標識抗体上の酵素と、例えば、ジオキセ
タンのような化学発光基質とを反応させる。そして、酵
素と化学発光基質との反応による発光強度を測定する。
【0033】例えば、発光強度の測定は、まず、図5に
示すように、フォトマルチプライヤー51を、免疫測定
用反応装置10の反応部11の平面部52に対して、フ
ォトマルチプライヤー51の受光面53を向けて配置
し、平面部52からの発光を受光する。
【0034】次いで、図6に示すように、フォトマルチ
プライヤー51から得られる光電子パルスを、増幅器6
2で増幅した後、ディスクリミネーター63に通し、予
めセットされた基準電圧と比較し、あるレベルの範囲内
のパルスを出力させて、波高弁別する。そして、ディス
クリミネーター63による出力パルスを波形整形回路6
4に通して波形整形を行ない、カウンター65に導いて
フォトン・カウントを行なう。そして、例えば1秒当た
りのパルス数を計数し、測定値として表示またはプリン
トする。ここで、免疫測定用反応装置10を、光検出装
置60に着脱自在にして交換可能にする。このようにし
て測定された発光強度は、被測定物質の濃度に依存する
ため、サンプル中の被測定物質の濃度を発光強度から定
量的に求めることができる。
【0035】以上説明したように、免疫測定用反応装置
10は、略平板状の反応部11を有している。これによ
り、間隙12の内部で起きた化学発光を光透過性の反応
部11の平面部52を介して測定できる。このため、フ
ォトマルチプライヤー51の受光面53を反応部12の
比較的近くに配置できるので、少量のサンプルでも十分
な受光量または透過光量が得られる。また、受光面53
と平面部52の面積を適合させることができるのでS/
Nを高くできる。
【0036】また、間隙12の幅が極めて薄いので、間
隙12の内面に抗体41を固相化した場合にサンプル中
の被測定物質と抗体41とが接触する機会が増大し、免
疫学的反応を短時間で行わせることができる。
【0037】また、サンプルや試薬を、間隙12の上側
の開口端部12aに数滴滴下することにより、間隙12
の毛管現象により、間隙12の内部に吸引および拡散さ
れて保持されるので、サンプル等の供給が極めて容易で
ある。
【0038】さらに、コイルバネ23の作用により、反
応容器部20に対して下方に押し下げる力を加えたり、
開放させることにより、間隙12の下側の開口端部11
bを吸水性部材35と接触または離間させることができ
る。これにより、必要なときに開口端部11bと吸水性
部材35とを接触させて、間隙12の内部に保持されて
いる不要なサンプルや試薬を、吸水性部材35に吸収さ
せて容易に除去できる。このような結果、煩雑なサンプ
ルまたは試薬の供給及び除去を極めて簡便に行うことが
できる。
【0039】本実施例では、反応容器部20が吸水性部
材35に向かって下降させることにより両者が接触し、
反応容器部20が上昇することにより両者が離間する場
合について例示したが、これとは逆に反応容器部20に
向かって吸水性部材35が上昇することにより両者が接
触し、下降することによって両者が離間するように設計
することもできる。 実施例2 次に、免疫測定用反応装置を移動体に取り付けた場合に
ついて説明する。図7は、複数の免疫測定用反応装置を
取付けた移動体を示す説明図である。
【0040】図中81は、略円盤状の移動体である。移
動体81の主面上には、複数の支持部材82が円周上に
所定間隔をおいて固設されている。支持部材82は、図
8に示すように、移動体81に形成された凹部91の中
央に略垂直に設けられた支持棒92と、支持棒92が貫
挿され、かつ、凹部91に収容されたコイルバネ93
と、同じく支持棒92が貫挿され、かつ、凹部91の内
部にコイルバネ93を挟んで、支持棒92に沿って上下
動自在に挿入された略円筒状の昇降支持台94からな
る。支持部材91の数は、移動体81の主面上に配置し
得る最大密度になるように設定することが好ましい。
【0041】このような支持部材92に、図9に示すよ
うに、免疫測定用反応装置10が取り付けられている。
すなわち、台部21が、昇降支持台94を取付孔95に
嵌合すると共に、支持部材91に対応して設けられた位
置決めピン96aおよび96bの間に台部本体32の先
端部を配置することにより位置決めされている。さら
に、昇降支持体94の上には、反応部11が、その片側
の側縁部11aに沿って取り付けられた摺動部13の略
中央に形成された取付穴13aに、支持棒92を挿入す
ることにより載置されている。摺動部13の上端部に
は、半球状のサンプル槽15が形成されている。ここ
で、取付穴13aは、後述するように反応容器部20を
押し下げた際に支持棒92を収容できるだけの十分な内
部空間を有するように形成されている。このようにし
て、免疫測定用反応装置10は、平面部52を周面方向
に向けた状態で所定間隔をおいて取り付けられている。
【0042】このように、主面部に免疫測定用反応装置
10が取り付けられた移動体81は、回転軸83を中心
として、例えば、ステッピングモーターのような駆動手
段84により時計回りに回転する。そして、交換装置
(図示せず)、分注装置(図示せず)、洗浄装置(図示
せず)および測定装置85の各種操作手段が夫々配置さ
れている停止位置A〜Dに適宜間欠的に停止する。そし
て、停止位置A〜Dでは、対応する免疫測定反応装置1
00に対して各種操作が行われる。すなわち、停止位置
では、交換装置により、分析終了後の使用済みの台部2
1および反応容器部20を取り除き、新しい台部21お
よび反応容器部20を支持部材82に取り付ける。停止
位置Bでは、サンプルまたは試薬が分注される。停止位
置Bは、分注するサンプルおよび試薬の数や測定原理に
応じて、複数並びに所定の位置に設けることができる。
分注操作後所定の反応時間が経過した後、停止位置Cに
おいて、反応容器部20を、押下手段(図示せず)によ
りサンプル槽15の上端部を押さえながら、反応部11
の下端部が吸水性部材35に接触するまで下降させて、
B/F分離を行う。B/F分離終了後、図示しない停止
位置で、検出可能なトレーサーを標識した標識試薬が分
注され、同様のB/F分離が行われる。測定原理によっ
ては、例えば、サンドイッチ法のように、2回以上のB
/F分離を行う必要がある方法や、競合法のように1回
のB/F分離で足りる方法があるが、必要に応じて分注
装置および洗浄装置を必要な数だけ用意すれば足りる。
この後、免疫反応により反応部11の内壁に結合したト
レーサーを測定するために、トレーサーと反応して発色
または発光を生じる測光用試薬を分注する。トレーサー
として蛍光物質を使用した場合には、測光用試薬の分注
に代えて励起光を照射する。
【0043】停止位置Dでは、トレーサーと測光用試薬
トの反応による発色、発光または蛍光を受光器86によ
り受光して測定装置85により測定する。受光器86
は、移動体81の回転に同期して昇降するようになって
いる。すなわち、移動体81が停止したときに、受光器
86が下降し、受光面86aが平面部52に対して対向
するように停止して、発光等を受光する。この後、移動
体81が再び回転し始めると受光器86が上昇する。こ
の操作を繰り返すことにより、発光等の測定を連続的に
行うことができる。
【0044】この後、停止位置Aにおいて、前述のよう
に使用済みの台部21および反応容器部20を、適当な
把持手段により支持部材82から取り外し、所定の回収
箱に回収し、破棄する。
【0045】このように、免疫測定反応装置10を取付
けた移動体81によれば、交換操作、分注操作、洗浄操
作および測定操作を連続的に容易に行うことができる。
また、実施例1と同様に、コイルバネ93の作用によ
り、反応部11の下端部を吸水性部材35と接触または
離間させることにより、適宜、反応部11の内部に保持
された不要なサンプルや試薬を吸水性部材35に吸収さ
せて容易に除去できるので、煩雑なサンプルまたは試薬
の供給及び除去を極めて簡便に行うことができる。
【0046】本実施例では、支持棒92に沿って反応容
器部20が昇降する場合について例示したが、支持棒9
2を回転軸として、反応容器部20が移動体81の主面
に対して略平行に回動するように変更することもでき
る。この場合、支持棒92は単に回転軸として機能する
ので、上述のように昇降支持台94やそれを収容する凹
部91が不要になる。 実施例3 本発明の免疫測定用反応装置の他の実施例を説明する。
図10は、本発明の免疫測定用反応装置の変形例を示す
説明図である。
【0047】本実施例の免疫測定用反応装置100は、
反応容器部20の反応部11の上端部に、略ろうと状の
受け部101が設けれらている。受け部101が設けら
れている以外は、実施例1に示した免疫測定用反応装置
と同様の構成からなる。
【0048】このような構成からなる免疫測定用反応装
置100によれば、実施例1に比較して、サンプルまた
は試薬を反応部11の間隙12への供給をさらに容易に
することができる。 実施例4 本発明の免疫測定用反応装置の他の実施例を説明する。
図11は、本発明の免疫測定用反応装置の変形例を示す
説明図である。
【0049】本実施例の免疫測定用反応装置110は、
反応部11の2枚の平板部112a,112bの上端部
が、外側に向かって120〜150°の角度αをなして
傾斜して、断面略Y字状になっている以外は、実施例1
に示した免疫測定用反応装置10と同様の構成からな
る。このような構成からなる免疫測定用反応装置110
によれば、実施例1に比較して、サンプルまたは試薬を
反応部111の間隙12への供給をさらに容易にするこ
とができる。 実施例5 本発明の免疫測定用反応装置の他の実施例を説明する。
図12は、本発明の免疫測定用反応装置の変形例を示す
説明図である。
【0050】図中121は、反応部11の側縁部に反応
部固定具122a,122bが設けられてなる反応容器
部である。反応容器部121は、反応部収容部123の
内部に、反応部固定具122a,122bと反応部収容
部123の底面123aとの間にバネ124を挿入させ
た状態であって、反応部固定具122a,122bの上
端部が反応部収容部123の上端部に設けられた係止部
125a、125bにより、反応部11の下端部と底面
123aに配置された吸水性部材126との間が離間す
るように反応部固定具122a,122bが係止された
状態で収容されている。
【0051】このような構成からなる免疫測定用反応装
置120は、反応容器部121は、通常の状態では、バ
ネ124により、反応部11の下端部と吸水性部材12
6とは離間されている。この状態では、反応部11に供
給されたサンプルや試薬は、表面張力により間隙12に
拡散して保持される。保持されたサンプルや試薬を除去
する場合には、反応収容部121を押し下げて、下端部
と吸水性部材126とを接触させて、サンプル又は試薬
を吸水性部材126に吸収させて除去することができ
る。除去処理終了後、反応容器部121を押し下げる力
を開放することにより、バネ124の復元力により、再
び下端部と吸水性部材126との間を離間させることが
できる。このように、本実施例の免疫測定用反応装置1
20は、実施例1と同様の効果を発揮し得る。 実施例6 本発明の免疫測定用反応装置の他の実施例を説明する。
図13は、本発明の免疫測定用反応装置の変形例を示す
説明図である。
【0052】本実施例の免疫測定用反応装置130にお
いて、反応部11は、反応部11の側縁部の所定箇所に
設けられた回転軸131を中心として回転自在に反応部
支持部材132に取付けられている。回転軸131の一
端部は、反応部支持部材132から突出し、モータ13
3に連結されている。反応部支持部材132の底部に
は、吸水性部材134が配置されている。
【0053】ここで、反応部11への回転軸131の取
付けは、反応部11が回転する際に、ある状態では、反
応部11の下端部が吸水性部材134と離間し、ある状
態では、反応部11の下端部が吸水性部材134と接触
する(図中仮想線11’で示す)ように設定される。
【0054】このような構成からなる免疫測定用反応装
置130は、モータ133により反応部11を適宜回転
させることにより、反応部11の下端部を吸水性部材1
34と接触または離間させることにより、実施例1と同
様に、サンプルまたは試薬を反応部11の内部に保持さ
せたり除去したりすることができる。 実施例7 本発明の免疫測定用反応装置の他の実施例を説明する。
図14は、本発明の免疫測定用反応装置の変形例を示す
説明図である。
【0055】図中141は、回転軸142を中心とし
て、主面に対して略平行に回動自在な反応装置本体であ
る。反応装置本体141の先端部には反応部143が設
けられている。また、反応部143よりも回転軸142
側には、サンプル槽144が隣接して設けられている。
反応装置本体141の回動方向の前方であって反応部1
43の一端部143aに対応する位置には、吸水性部材
145を収容した吸水性部材収容部146が配置されて
いる。このような構成からなる免疫測定用反応装置14
0は、図15に示すように、回転軸142の周囲を巻回
して、かつ、その一端部が反応装置本体141の側縁部
に立添えされるように取り付けられたバネ151を有し
ている。バネ151の作用により、反応装置本体141
は、通常の状態では、反応部143の一端部143aと
吸水性部材145との間が離間する。反応部143の内
部に保持されたサンプル又は試薬を除去する際には、反
応装置本体141を回動させて、反応部143の一端部
143aと吸水性部材145とを接触させる(図中仮想
線141’)で示す。除去処理終了後は、反応装置本体
141に加えられた力を開放させると、バネ151の復
元力により、反応装置本体141は元の位置に戻る。
【0056】上述のように、免疫測定用反応装置140
は、反応測定部141を適宜回動させることにより、下
端部143aを吸水性部材145と接触または離間させ
ることにより、実施例1と同様に、サンプルまたは試薬
を反応部143の内部に保持させたり除去したりするこ
とができる。
【0057】このような免疫測定反応装置140の反応
部143の内部での化学発光の測定は、図16に示すよ
うに、反応部143の平板部161に対向するように、
受光面162が近接して位置するように受光器163を
配置して行うことができる。また、図17に示すよう
に、複数個の免疫測定用反応装置140は、回転軸16
4を中心として回動自在な略円盤状の移動体165の周
縁部上に所定の間隔で配置して、実施例2と同様に、一
連の免疫反応測定の各操作を連続的に行うようにするこ
ともできる。 実施例8 本発明の免疫測定用反応装置の反応部の他の実施例を説
明する。
【0058】図18は、本発明の免疫測定用反応装置に
おける反応部の変形例を示す説明図である。反応部17
1の片側の平面部172の任意の位置に、サンプル又は
試薬を供給するための開口部173が形成されている。
このような反応部171へは、図19に示すように、開
口部173にピぺッター174を用いて、サンプル又は
試薬を適量滴下することにより、サンプル又は試薬が表
面張力により間隙12に拡散して保持される。このよう
な反応部171は、実施例7のように、反応部143の
平板部161が水平になるように配置される場合に特に
適している。 実施例9 本発明の免疫測定用反応装置の他の実施例を説明する。
【0059】図20は、本発明の免疫測定用反応装置の
他の変形例を示す平面図である。図中181は、夫々が
中空円を等分に分割してなる扇形をした反応部である。
反応部181の内周部側には、夫々に対応するサンプル
槽182が隣接して夫々設けられている。サンプル槽1
82の内側には回転軸183が取り付けられている。一
方、反応部181の外周部側には、吸水性部材184が
反応部181に対して一つおきに配置されている。
【0060】このような構成からなる免疫測定用反応装
置180は、通常の状態では、反応部181の外周縁部
と吸水性部材184は離間しているが、バネまたはモー
ターによる一軸駆動装置を用いて移動させることによ
り、両者が接触して、反応部181の内部に保持された
サンプル又は試薬が吸水性部材184に吸収されて除去
される。除去処理終了後は、バネの復元力またはモータ
ーによる一軸駆動装置を駆動することにより、反応部1
81の外周縁部と吸水性部材184とが再び離間する。
このようにして、免疫測定用反応装置180は、任意に
反応部181の外周縁部と吸水性部材184とを接触又
は離間させることにより、サンプル又は試薬の除去を簡
単に行うことができる。 実施例10 本発明の免疫測定用反応装置の他の実施例を説明する。
図21は本発明の免疫測定用反応装置の変形例の要部を
示す説明図である。
【0061】図中191は、複数の反応部192をそれ
らの側縁部で互いに接続して連結させてなる反応容器部
である。反応容器部191の下端部に対応して、吸水性
部材193が所定の間隔を隔てて配置されている。この
ような反応容器部191および吸水性部材193を具備
する免疫測定用反応装置190は、反応容器部191を
図中の矢印方向に順次移動させることにより受光器(図
示しない)により順次化学発光の測定を連続的に行うこ
とができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の免疫測定
用反応装置は、間隙の下側の開口端部を吸水性部材と接
触または離間させることにより、必要なときに開口端部
と吸水性部材とを接触させて、間隙の内部に保持されて
いる不要なサンプルや試薬を吸水性部材に吸収させて容
易に除去できる。この結果、煩雑なサンプルまたは試薬
の供給及び除去を極めて簡便に行うことができる。ま
た、サンプル等の除去を吸水性部材により行うことがで
きるので、ポンプのような大型の装置を用いる必要がな
く、また反応容器部も小さいため、装置全体を比較的容
易に小型化できる。
【0063】また、略平板状の反応部を有し、この内部
の間隙の内部で起きた化学発光を測定できる。このた
め、受光器の受光面を反応部の比較的近くに配置できる
ので、少量のサンプルでも十分な受光量または透過光量
が得られる。また、間隙の幅が極めて薄いので間隙の内
面に抗体等を固相化した場合にサンプル中の被測定物質
と抗体等とが接触する機会が増大し、免疫学的反応を短
時間で行わせることができる。さらに、サンプルや試薬
を、間隙の上側の開口端部に数滴滴下することにより、
間隙の毛管現象により、間隙の内部に吸引および拡散さ
れて保持されるので、サンプル等の供給が極めて容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の免疫測定用反応装置の一例を示す説明
図。
【図2】図1中のAA’線における免疫測定用反応装置
を示す断面図。
【図3】同実施例の免疫測定用反応装置の台部を示す平
面図。
【図4】同実施例の免疫測定用反応装置の反応部の間隙
内壁面に抗体が固相化された状態を示す説明図。
【図5】同実施例の免疫測定用反応装置を用いた化学発
光の測定を示す説明図。
【図6】同実施例の免疫測定用反応装置を用いた免疫測
定に用いる光検出装置を示すブロック図。
【図7】本発明の免疫測定用反応装置を備えた移動体を
示す説明図。
【図8】同実施例の移動体に設けられた支持部材を示す
説明図。
【図9】同実施例の移動体に取り付けられた免疫測定用
反応装置を示す説明図。
【図10】本発明の免疫測定用反応装置の第1の変形例
を示す説明図。
【図11】本発明の免疫測定用反応装置の第2の変形例
を示す説明図。
【図12】本発明の免疫測定用反応装置の第3の変形例
を示す説明図。
【図13】本発明の免疫測定用反応装置の第4の変形例
を示す説明図。
【図14】本発明の免疫測定用反応装置の第5の変形例
を示す説明図。
【図15】同実施例の免疫測定用反応装置にバネが取り
付けられた状態を示す説明図。
【図16】同実施例の免疫測定用反応装置を用いた化学
発光の測定を示す説明図。
【図17】同実施例の免疫測定用反応装置を備えた移動
体を示す平面図。
【図18】本発明の免疫測定用反応装置の反応部の変形
例を示す平面図。
【図19】同実施例の反応部にサンプルまたは試薬を供
給する状態を示す説明図。
【図20】本発明の免疫測定用反応装置の第6の変形例
を示す平面図。
【図21】本発明の免疫測定用反応装置の第7の変形例
を示す平面図。
【符号の説明】
10…免疫測定用反応装置、11…反応部、12…間
隙、13…摺動部、14…貫通孔、15…サンプル槽、
20…反応容器部、21…台部、22…支持柱、23…
コイルバネ、31…吸水部材収容部、32…台部本体。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプル中の被測定物質と特異的反応物
    質との反応を測定するための免疫測定用反応装置であっ
    て、2枚の平板部を該平板部の両縁部に配置された2つ
    のスペーサー部を介して互いに対面させて、毛管現象に
    より前記サンプルおよび試薬を吸引および保持し得る間
    隙が形成されてなる反応部と、前記間隙内に保持された
    前記サンプルまたは試薬を吸収する吸水性部材と、前記
    反応部および前記吸水性部材を離間及び接触させるため
    の移動手段とを具備することを特徴とする免疫測定用反
    応装置。
  2. 【請求項2】 吸水性部材が反応部の間隙の開口端部に
    対して離間して配置されていると共に、移動手段が吸水
    性部材または反応部のいずれか一方を平板部の主面に対
    して略平行に移動させることを特徴とする請求項1記載
    の免疫測定用反応装置。
  3. 【請求項3】 移動手段が平板部の主面を含む平面に対
    して略平行に任意の一点を中心として反応部を回動させ
    ると共に、吸水性部材が反応部の回動方向に配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の免疫測定用反応装
    置。
  4. 【請求項4】 反応部に隣接して設けられたサンプル槽
    を具備することを特徴とする請求項1記載の免疫測定用
    反応装置。
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