JP3187988B2 - 出窓ユニットの取付方法 - Google Patents
出窓ユニットの取付方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅等の建物の窓開
口部に取り付けられる出窓ユニットの取付方法及び該方
法に用いられる出窓ユニット仮着金物に関する。
口部に取り付けられる出窓ユニットの取付方法及び該方
法に用いられる出窓ユニット仮着金物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の出窓ユニットは、予め工
場において生産された後、トラック等で建築現場に輸送
され、建築中の建物の窓開口部外側まわりに取り付けら
れて建物の出窓を構成する(例えば、実公昭60−17
496号公報参照)。
場において生産された後、トラック等で建築現場に輸送
され、建築中の建物の窓開口部外側まわりに取り付けら
れて建物の出窓を構成する(例えば、実公昭60−17
496号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
出窓ユニットの取付作業においては、クレーンで出窓ユ
ニットを吊り上げた姿勢のままで、窓開口部との取り合
い調整を行わなければならなかった。
出窓ユニットの取付作業においては、クレーンで出窓ユ
ニットを吊り上げた姿勢のままで、窓開口部との取り合
い調整を行わなければならなかった。
【0004】このため、レッカー車を長時間拘束するこ
となり、通行に不便を与えるという不都合があった。し
かし、何よりも宙吊り状態のままでの位置合わせは不安
定であり、加えて、出窓ユニットを上階に取り付ける場
合には、足場が建物の外になるため、危険でもあった。
となり、通行に不便を与えるという不都合があった。し
かし、何よりも宙吊り状態のままでの位置合わせは不安
定であり、加えて、出窓ユニットを上階に取り付ける場
合には、足場が建物の外になるため、危険でもあった。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、窓開口部に簡易に取り付けることができ、それ
故、取付作業の迅速化及び安全化を図ることができる出
窓ユニットの取付方法を提供することを目的としてい
る。
もので、窓開口部に簡易に取り付けることができ、それ
故、取付作業の迅速化及び安全化を図ることができる出
窓ユニットの取付方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【問題を解決する手段】上記問題を解決するために、請
求項1記載の出窓ユニットの取付方法は、出窓ユニット
に設けられた被係止金物を、上記窓開口部まわりに設け
られた係止金物に係止して仮着(仮固定)した後、ビス
等の固定具を用いて被係止金物と係止金物とを固定する
ことにより、上記出窓ユニットを上記窓開口まわりに本
固定することを特徴としている。
求項1記載の出窓ユニットの取付方法は、出窓ユニット
に設けられた被係止金物を、上記窓開口部まわりに設け
られた係止金物に係止して仮着(仮固定)した後、ビス
等の固定具を用いて被係止金物と係止金物とを固定する
ことにより、上記出窓ユニットを上記窓開口まわりに本
固定することを特徴としている。
【0007】
【0008】
【作用】上記構成において、出窓ユニットを仮着した時
点以降は、レッカー車による吊り上げを解いた状態で本
固定作業に入ることができる。それ故、上記構成によれ
ば、本固定が終了するまでレッカー車による吊り上げ状
態を解くことのできなかった従来の構成に比して、レッ
カー車の稼働時間を一段と短縮させることができ、その
分、通行に不便を与えることを回避することができる。
加えて、窓開口部との取付を出窓ユニットの仮着状態で
ビス等の固定具を用いて被係止金物と係止金物とを固定
することにより、安定的に行うことができるので、一段
と迅速にかつ安全に取付作業を行うことができる。ま
た、部品点数を少なくすることができる。
点以降は、レッカー車による吊り上げを解いた状態で本
固定作業に入ることができる。それ故、上記構成によれ
ば、本固定が終了するまでレッカー車による吊り上げ状
態を解くことのできなかった従来の構成に比して、レッ
カー車の稼働時間を一段と短縮させることができ、その
分、通行に不便を与えることを回避することができる。
加えて、窓開口部との取付を出窓ユニットの仮着状態で
ビス等の固定具を用いて被係止金物と係止金物とを固定
することにより、安定的に行うことができるので、一段
と迅速にかつ安全に取付作業を行うことができる。ま
た、部品点数を少なくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1は、この発明の一実施例に係る出窓
ユニットの取付前の状態を示す縦断面図、図2は、同出
窓ユニットの取付後の全体構成を示す縦断面図、また、
図3は図2のA−A線に沿う横断面図である。まず、こ
の例の出窓の全体構造について説明する。図1及び図2
において、符号1は建物の外まわりを構成する壁体を示
し、この壁体1の略中央部には窓開口部2が設けられ、
この窓開口部2にはこの例の出窓ユニット3が取り付け
られる。
いて説明する。図1は、この発明の一実施例に係る出窓
ユニットの取付前の状態を示す縦断面図、図2は、同出
窓ユニットの取付後の全体構成を示す縦断面図、また、
図3は図2のA−A線に沿う横断面図である。まず、こ
の例の出窓の全体構造について説明する。図1及び図2
において、符号1は建物の外まわりを構成する壁体を示
し、この壁体1の略中央部には窓開口部2が設けられ、
この窓開口部2にはこの例の出窓ユニット3が取り付け
られる。
【0010】上記壁体1は壁枠組の内外両面に、石膏ボ
ードや木片セメント板等の面材11,11が取り付けら
れて構成され、内部には断熱材12等も装填されてい
る。壁体1には、窓開口部2を設けるための開口が窓ま
ぐさ13と窓台14と方立て15,15とによって構成
されている。ここで、窓まぐさ13は、上部の壁体1を
支えるための枠材であり、窓台14は窓開口部2を支え
るための枠材である。
ードや木片セメント板等の面材11,11が取り付けら
れて構成され、内部には断熱材12等も装填されてい
る。壁体1には、窓開口部2を設けるための開口が窓ま
ぐさ13と窓台14と方立て15,15とによって構成
されている。ここで、窓まぐさ13は、上部の壁体1を
支えるための枠材であり、窓台14は窓開口部2を支え
るための枠材である。
【0011】上記窓開口部2は、窓まぐさ13、窓台1
4及び方立て15,15にそれぞれ当接され釘打ちされ
て固定される上枠21と下枠22と縦枠23,23とか
らなる窓枠に、いずれも断面L字形状の上額縁24a、
下額縁24b、及び縦額縁24c,24c等の仕上材が
取り付けられてなっている。
4及び方立て15,15にそれぞれ当接され釘打ちされ
て固定される上枠21と下枠22と縦枠23,23とか
らなる窓枠に、いずれも断面L字形状の上額縁24a、
下額縁24b、及び縦額縁24c,24c等の仕上材が
取り付けられてなっている。
【0012】また、上記出窓ユニット3は、押出し成形
により一体的に形成されるやや複雑な構造の出窓サッシ
4と、そのレール部に装着される障子5aと、障子5a
に並設される網戸5bとから概略構成されている。上記
出窓サッシ4は、屋根部4aと床壁部4bと側壁部4c
とから概略構成されている。上記屋根部4aの屋内側先
端部には、出窓ユニット3を窓まぐさ13にビス止めす
るための固定部41が設けられている。また、上記床壁
部4bの上面には、出窓ユニット3を窓台14にビス止
めするための固定金物42が設けられている。
により一体的に形成されるやや複雑な構造の出窓サッシ
4と、そのレール部に装着される障子5aと、障子5a
に並設される網戸5bとから概略構成されている。上記
出窓サッシ4は、屋根部4aと床壁部4bと側壁部4c
とから概略構成されている。上記屋根部4aの屋内側先
端部には、出窓ユニット3を窓まぐさ13にビス止めす
るための固定部41が設けられている。また、上記床壁
部4bの上面には、出窓ユニット3を窓台14にビス止
めするための固定金物42が設けられている。
【0013】次に、図4及び図5を主に参照して、この
例の出窓の構造の要部である出窓取付金物6R及び出窓
受け金物7Rについて説明する。上記出窓取付金物6R
及び出窓受け金物7Rは、出窓ユニット3を窓開口部2
に取付固定(仮着及び本固定)するための互いに対をな
す緊結金物であり、出窓取付金物6Rは出窓ユニット3
の右側(図3中上側)の側壁部4cに取付固定され、一
方、出窓受け金物7Rは窓開口部2の右側の縦枠23に
取付固定されて用いられる。
例の出窓の構造の要部である出窓取付金物6R及び出窓
受け金物7Rについて説明する。上記出窓取付金物6R
及び出窓受け金物7Rは、出窓ユニット3を窓開口部2
に取付固定(仮着及び本固定)するための互いに対をな
す緊結金物であり、出窓取付金物6Rは出窓ユニット3
の右側(図3中上側)の側壁部4cに取付固定され、一
方、出窓受け金物7Rは窓開口部2の右側の縦枠23に
取付固定されて用いられる。
【0014】出窓取付金物6Rは、出窓サッシ4の右側
の側壁部4cの先端に溶接されて固定される取付片61
Rと、出窓受け金物7Rに当接されボルト締めされて本
固定される被固定片62Rと、該被固定片62Rの上部
に設けられ、出窓受け金物7に掛止(仮着)される被掛
止具63Rとからなっている。上記取付片61Rと被固
定片62RとはL字形状に一体的に連結されてなり、被
固定片62Rの中央部には、締結ボルト8aが挿通され
る縦長のボルト挿通孔(以下、縦長挿通孔という)62
aが穿設されている。上記被掛止具63Rは、短尺の縦
材631と長尺の縦材632とを横材633で一体的に
連結した概略コ字形状の金属製の板部材からなり、短尺
の縦材631は長尺の縦材632側に向かってくの字形
状に折曲されて、狭隘間隙部を形成している。なお、被
掛止具63Rは、被固定片62Rの上端部に長尺の縦材
632の下部側が溶着されて固定されている。
の側壁部4cの先端に溶接されて固定される取付片61
Rと、出窓受け金物7Rに当接されボルト締めされて本
固定される被固定片62Rと、該被固定片62Rの上部
に設けられ、出窓受け金物7に掛止(仮着)される被掛
止具63Rとからなっている。上記取付片61Rと被固
定片62RとはL字形状に一体的に連結されてなり、被
固定片62Rの中央部には、締結ボルト8aが挿通され
る縦長のボルト挿通孔(以下、縦長挿通孔という)62
aが穿設されている。上記被掛止具63Rは、短尺の縦
材631と長尺の縦材632とを横材633で一体的に
連結した概略コ字形状の金属製の板部材からなり、短尺
の縦材631は長尺の縦材632側に向かってくの字形
状に折曲されて、狭隘間隙部を形成している。なお、被
掛止具63Rは、被固定片62Rの上端部に長尺の縦材
632の下部側が溶着されて固定されている。
【0015】一方、出窓受け金物7Rは、窓開口部2の
右側の縦枠23にビス8bで締結されて固定される取付
片71R(図3参照)と、出窓取付金物6Rの被掛止具
63Rをその上端部に掛止した後、出窓取付金物6Rを
締結ボルト8aで緊結して本固定する掛止固定片72R
とからなっている。上記取付片71Rと掛止固定片72
RとはL字形状に一体的に連結されてなり、掛止固定片
72Rの中央部には、締結ボルト8aが挿通される横長
のボルト挿通孔(以下、横長挿通孔という)72aが穿
設されている。
右側の縦枠23にビス8bで締結されて固定される取付
片71R(図3参照)と、出窓取付金物6Rの被掛止具
63Rをその上端部に掛止した後、出窓取付金物6Rを
締結ボルト8aで緊結して本固定する掛止固定片72R
とからなっている。上記取付片71Rと掛止固定片72
RとはL字形状に一体的に連結されてなり、掛止固定片
72Rの中央部には、締結ボルト8aが挿通される横長
のボルト挿通孔(以下、横長挿通孔という)72aが穿
設されている。
【0016】なお、出窓サッシ4の左側側壁部4c及び
窓開口部2の左側縦枠23にそれぞれ取り付けられる出
窓取付金物6L及び出窓受け金物7Lについては、上述
の出窓取付金物6R及び出窓受け金物7Rと対称形状か
つ同一構成であるので、対応各部については、RをLに
置き換えて示しその説明を省略する(図3参照)。
窓開口部2の左側縦枠23にそれぞれ取り付けられる出
窓取付金物6L及び出窓受け金物7Lについては、上述
の出窓取付金物6R及び出窓受け金物7Rと対称形状か
つ同一構成であるので、対応各部については、RをLに
置き換えて示しその説明を省略する(図3参照)。
【0017】次に、この実施例の作用について説明す
る。建築現場において、壁体1の開口には、窓開口部2
を構成する窓枠が形成され、縦枠23,23には、出窓
受け金物7R,7Lがビス8b,8bにより締結固定さ
れている(図3)。なお、額縁24a〜24cの主要部
はいまだ取り付けられていない。一方、出窓ユニット3
は、工場において出窓取付金物6R,6Lを付されて生
産された後、建築現場に輸送される。
る。建築現場において、壁体1の開口には、窓開口部2
を構成する窓枠が形成され、縦枠23,23には、出窓
受け金物7R,7Lがビス8b,8bにより締結固定さ
れている(図3)。なお、額縁24a〜24cの主要部
はいまだ取り付けられていない。一方、出窓ユニット3
は、工場において出窓取付金物6R,6Lを付されて生
産された後、建築現場に輸送される。
【0018】出窓ユニット3を建物の窓開口部2に取り
付けるには、レッカー車のクレーンで出窓ユニット3を
窓開口部2の高さまで吊り上げて、例えば、図1に示す
矢視方向から、窓開口部2に近づける。出窓ユニット3
が窓開口部2に充分近づくと、出窓取付金物6R,6L
と出窓受け金物7R,7Lとの位置を合わせ、出窓取付
金物6R,6Lの被掛止具63R,63Lを出窓受け金
物7R,7Lの掛止固定片72R,72L上端縁に掛止
する。
付けるには、レッカー車のクレーンで出窓ユニット3を
窓開口部2の高さまで吊り上げて、例えば、図1に示す
矢視方向から、窓開口部2に近づける。出窓ユニット3
が窓開口部2に充分近づくと、出窓取付金物6R,6L
と出窓受け金物7R,7Lとの位置を合わせ、出窓取付
金物6R,6Lの被掛止具63R,63Lを出窓受け金
物7R,7Lの掛止固定片72R,72L上端縁に掛止
する。
【0019】このとき、短尺の縦材631は、上述した
ように、長尺の縦材632側に向かってくの字形状に折
曲形成されているので、出窓ユニット3は窓開口部2側
に引き寄せられる。被掛止具63R,63Lが掛止固定
片72Rに掛止されることにより、出窓ユニット3は窓
開口部2に仮着されたことになり、この後は、クレーン
による吊り上げ状態を解くことができる。
ように、長尺の縦材632側に向かってくの字形状に折
曲形成されているので、出窓ユニット3は窓開口部2側
に引き寄せられる。被掛止具63R,63Lが掛止固定
片72Rに掛止されることにより、出窓ユニット3は窓
開口部2に仮着されたことになり、この後は、クレーン
による吊り上げ状態を解くことができる。
【0020】また、このような仮着状態においては、出
窓取付金物6R,6Lの被固定片62R,62Lに穿設
された縦長挿通孔62a,62aと出窓受け金物7R,
7Lの掛止固定片72R,72Lの横長挿通孔72a,
72aとは必ず交差しているので、締結ボルト8a,8
aを両長孔62a,72aに挿通し、締結ナット9を締
結ボルト8aにまずは緩く螺着して(図4)、窓開口部
2との取り合いの調整を行い、最適調整位置にて、締結
ボルト8aと締結ナット9との締結を強め、出窓取付金
物6R,6Lを出窓受け金物7R,7Lに最終的に本固
定する。この後、屋根部4aの先端部に設けられた固定
部41及び床壁部4bの上面に設けられた固定金物42
をビス8c,8dによりそれぞれ窓まぐさ13及び窓台
14に締結して本固定する。このようにして、出窓ユニ
ット3は、窓開口部2に完全確実に固定される。最後
に、額縁24a〜24cを取り付けて、各接合部を覆い
隠して化粧仕上げする。
窓取付金物6R,6Lの被固定片62R,62Lに穿設
された縦長挿通孔62a,62aと出窓受け金物7R,
7Lの掛止固定片72R,72Lの横長挿通孔72a,
72aとは必ず交差しているので、締結ボルト8a,8
aを両長孔62a,72aに挿通し、締結ナット9を締
結ボルト8aにまずは緩く螺着して(図4)、窓開口部
2との取り合いの調整を行い、最適調整位置にて、締結
ボルト8aと締結ナット9との締結を強め、出窓取付金
物6R,6Lを出窓受け金物7R,7Lに最終的に本固
定する。この後、屋根部4aの先端部に設けられた固定
部41及び床壁部4bの上面に設けられた固定金物42
をビス8c,8dによりそれぞれ窓まぐさ13及び窓台
14に締結して本固定する。このようにして、出窓ユニ
ット3は、窓開口部2に完全確実に固定される。最後
に、額縁24a〜24cを取り付けて、各接合部を覆い
隠して化粧仕上げする。
【0021】上記構成によれば、出窓ユニット3は出窓
取付金物6R,6Lの被掛止具63R,63Lにより窓
開口部2側に仮着された後に本締め工程に入るため、レ
ッカー車等の使用時間が短縮されると共に、作業が簡易
安全となる。また、取付金物6R,6Lと出窓受け金物
7R,7Lには互いに直交する方向に長い挿通孔62
a,72aが穿設されているため、両者の取付位置が多
少ずれていてもボルト8aの挿通には支障がなく、この
ため、容易に締結作業を行うことができる。
取付金物6R,6Lの被掛止具63R,63Lにより窓
開口部2側に仮着された後に本締め工程に入るため、レ
ッカー車等の使用時間が短縮されると共に、作業が簡易
安全となる。また、取付金物6R,6Lと出窓受け金物
7R,7Lには互いに直交する方向に長い挿通孔62
a,72aが穿設されているため、両者の取付位置が多
少ずれていてもボルト8aの挿通には支障がなく、この
ため、容易に締結作業を行うことができる。
【0022】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の説計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、被掛止具
をバネ材から形成し、出窓ユニットの仮着をより確実に
しても良い。また、固定具はビスやボルトに限らず、釘
やリベットを使用しても良い。また、溶接に代えて、ボ
ルトやリベットで固定するようにしても良い。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の説計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、被掛止具
をバネ材から形成し、出窓ユニットの仮着をより確実に
しても良い。また、固定具はビスやボルトに限らず、釘
やリベットを使用しても良い。また、溶接に代えて、ボ
ルトやリベットで固定するようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、出窓
ユニットを本固定する前に仮着するものなので、レッカ
ー車による吊り上げ状態を短時間で解くことができる。
それ故、通行に不便を与えることを最小限にとどめるこ
とができる。加えて、窓開口部との取り合い調整を出窓
ユニットの仮着状態で安定的に行うことができるので、
一段と迅速にかつ安全に取付作業を行うことができる。
ユニットを本固定する前に仮着するものなので、レッカ
ー車による吊り上げ状態を短時間で解くことができる。
それ故、通行に不便を与えることを最小限にとどめるこ
とができる。加えて、窓開口部との取り合い調整を出窓
ユニットの仮着状態で安定的に行うことができるので、
一段と迅速にかつ安全に取付作業を行うことができる。
【図1】この発明の一実施例に係る出窓ユニットの取付
前の状態を示す図である。
前の状態を示す図である。
【図2】同出窓ユニットの取付後の全体構成を示す縦断
面図である。
面図である。
【図3】同出窓ユニットの取付後の全体構成を示す横断
面図である。
面図である。
【図4】同実施例に適用される出窓取付金物と出窓受け
金物との構成を分解して示す分解斜視図である。
金物との構成を分解して示す分解斜視図である。
【図5】同出窓取付金物と出窓受け金物との緊結状態を
示す側断面図である。
示す側断面図である。
2 窓開口部 3 出窓ユニット 6R,6L 出窓取付金物(被掛止金物) 63R 被掛止具(狭義の被掛止金物) 7R,7L 出窓受け金物(掛止金物) 72R 掛止固定片(狭義の掛止金物) 8a 締結ボルト(ビス等の固定具) 8b ビス(ビス等の固定具)
Claims (1)
- 【請求項1】建物の窓開口部の外側まわりに取り付けら
れる出窓ユニットの取付方法であって、出窓ユニットに
設けられた被係止金物を、前記窓開口部まわりに設けら
れた係止金物に係止して仮着した後、ビス等の固定具を
用いて被係止金物と係止金物とを固定することにより、
前記出窓ユニットを前記窓開口まわりに本固定すること
を特徴とする出窓ユニットの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31327692A JP3187988B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 出窓ユニットの取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31327692A JP3187988B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 出窓ユニットの取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06158944A JPH06158944A (ja) | 1994-06-07 |
JP3187988B2 true JP3187988B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=18039265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31327692A Expired - Fee Related JP3187988B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 出窓ユニットの取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187988B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP31327692A patent/JP3187988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06158944A (ja) | 1994-06-07 |
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