JP3187340B2 - 定着装置、およびこの定着装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置、およびこの定着装置を備えた画像形成装置

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JP3187340B2
JP3187340B2 JP10594397A JP10594397A JP3187340B2 JP 3187340 B2 JP3187340 B2 JP 3187340B2 JP 10594397 A JP10594397 A JP 10594397A JP 10594397 A JP10594397 A JP 10594397A JP 3187340 B2 JP3187340 B2 JP 3187340B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被転写媒体上に
転写したトナーを加熱溶融して定着させる定着装置、お
よびこの定着装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの定着装置は、トナー像が転
写された被転写媒体を挟持搬送しつつ加熱する一対のロ
ーラ、即ち加熱ローラおよび加圧ローラを有している。
加熱ローラ内にはヒータランプが設けられ、加圧ローラ
は加熱ローラに所定の圧力で圧接されている。そして、
複写機の電源が投入されると同時にヒータランプがオン
されて加熱ローラが昇温され、加熱ローラの表面温度が
所定温度に達したときにウォームアップ終了が判断され
て複写動作が可能となる。
【0003】このように、電源が投入されてから所定の
ウォームアップ時間を経て複写可能となった直後におい
ては、複写機の設置環境などにより、加熱ローラに転接
された加圧ローラが十分に加熱されていない場合があ
る。また、このような場合には、通紙される被転写媒体
が冷えているため、被転写媒体や加圧ローラに奪われる
熱が多くなり、いわゆるアンダーシュート現象により、
被転写媒体上に保持されたトナーが十分に加熱されずに
定着不良を生じ易くなる。
【0004】このようなウォームアップ終了直後のアン
ダーシュートによる定着不良を防止する方法として、複
写動作開始と同時にヒータランプを強制的にオンさせ
て、トナーを十分に溶融させるための熱量を補う方法が
提案されている。この方法では、ヒータランプを強制的
にオンさせた後、所定時間経過したとき、或いは所定枚
数通紙したときにヒータをオフさせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにヒータランプの加熱時間や通紙枚数を見てヒータ
ランプをオフさせるような制御では、ウォームアップが
終了されてから複写が開始されるまでの時間(ヒータを
強制的にオンさせるまでの時間)や被転写媒体のサイズ
によって、加熱ローラを過剰に加熱してしまう場合があ
る。つまり、ウォームアップが終了されてから暫くして
複写動作を開始するような場合には、加圧ローラもある
程度加熱されている状態でヒータを強制的にオンするこ
とになり、同じように加熱時間や通紙枚数によりヒータ
をオフすると、加熱ローラが過剰に加熱されてしまう。
【0006】このように、加熱ローラが過剰に加熱され
てしまうと、高温オフセットなどの画像不良や部品不
良、即ち定着器部品が異常温度により溶けてしまうとい
ったメルトダウン等の不具合を生じる問題がある。
【0007】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、ウォームアップ終了直後のアンダーシ
ュート現象による画像不良を低減できる定着装置、およ
びこの定着装置を備えた画像形成装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の定着装置は、互いに転動自在に転接され
た第1および第2ローラと、上記第1ローラを加熱する
加熱手段と、上記第1ローラの軸方向中央近くの第1の
表面温度を検知する第1検知手段と、上記第1ローラの
軸方向端部近くの第2の表面温度を検知する第2検知手
段と、上記第1検知手段によって検知される上記第1の
表面温度が第1制御温度になるように上記加熱手段を制
御する第1の制御手段と、上記第2検知手段によって検
知される上記第2の表面温度を上記第1制御温度より低
第2制御温度と比較し、上記第2の表面温度が上記第
2制御温度より低い場合に、上記第1の制御手段による
制御に優先して上記加熱手段によって上記第1ローラを
強制的に加熱させる第2の制御手段と、を備えている。
【0009】また、この発明の定着装置は、互いに転動
自在に転接された第1および第2ローラと、上記第1ロ
ーラを加熱する加熱手段と、上記第1ローラの軸方向中
央近くの第1の表面温度を検知する第1検知手段と、上
記第1ローラの軸方向端部近くの第2の表面温度を検知
する第2検知手段と、上記第1検知手段によって検知さ
れる上記第1の表面温度が第1制御温度になるように上
記加熱手段を制御する第1の制御手段と、上記第2検知
手段によって検知される上記第2の表面温度を上記第1
制御温度より低い第2制御温度と比較し、上記第2の表
面温度が上記第2制御温度より低い場合に、上記第1の
制御手段による制御に優先して上記加熱手段によって上
記第1ローラを強制的に加熱させ、上記第2の表面温度
が上記第2制御温度より高く且つ上記第1制御温度より
い第3制御温度になったときに上記加熱手段による加
熱を中止させる第2の制御手段と、を備えている。
【0010】また、この発明の定着装置は、互いに転動
自在に転接された第1および第2ローラと、上記第1ロ
ーラ内部に設けられ、該第1ローラと略同軸に延びたヒ
ータと、上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配
置され、上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第
1検知手段と、上記第1ローラの軸方向端部に近い表面
上に配置され、上記第1ローラの第2の表面温度を検知
する第2検知手段と、上記第1および第2ローラ間に供
給される被転写媒体の軸方向の幅を検知する幅検知手段
と、上記第1検知手段によって検知される上記第1の表
面温度が第1制御温度になるように上記ヒータをオン/
オフ制御する第1の制御手段と、上記幅検知手段にて検
知された被転写媒体の幅が所定幅より大きいことを条件
に、上記第2検知手段を介して上記第2の表面温度を検
知し、この第2の表面温度を上記第1制御温度より低い
第2制御温度と比較し、上記第2の表面温度が上記第2
制御温度より低い場合に、上記第1の制御手段による制
御に優先して、上記ヒータを強制的にオンさせ、上記第
2の表面温度が上記第2制御温度より高く且つ上記第1
制御温度より低い第3制御温度になったときに上記ヒー
タをオフさせる第2の制御手段と、を備えている。
【0011】また、上記発明によると、上記第1制御温
度は200℃であり、上記第2制御温度は180℃であ
り、上記第3制御温度は190℃であることを特徴とす
る。
【0012】また、この発明の定着装置は、互いに転動
自在に転接された第1および第2ローラと、上記第1ロ
ーラ内部に設けられ、該第1ローラと略同軸に延びたヒ
ータと、上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配
置され、上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第
1検知手段と、上記第1ローラの軸方向端部に近い表面
上に配置され、上記第1ローラの第2の表面温度を検知
する第2検知手段と、上記第1および第2ローラ間に供
給される被転写媒体の軸方向の幅を検知する幅検知手段
と、上記第1検知手段によって検知される上記第1の表
面温度が第1制御温度になるように上記ヒータをオン/
オフ制御する第1の制御手段と、上記幅検知手段にて検
知された被転写媒体の幅が所定幅より大きいことを条件
に、上記第1検知手段を介して上記第1の表面温度を検
知するとともに上記第2検知手段を介して上記第2の表
面温度を検知し、検知した第2の表面温度が第1制御温
度より20℃以上低い場合に、上記第1の制御手段によ
る制御に優先して、上記ヒータを強制的にオンさせ、該
第2の表面温度が第1表面温度より10℃低い温度を超
えたときに上記ヒータをオフさせる第2の制御手段と、
を備えている。
【0013】また、この発明の画像形成装置は、像担持
体上に熱溶融性の現像剤による像を形成する画像形成手
段と、上記像担持体上に形成された現像剤像と同期して
被転写媒体を搬送する搬送手段と、上記搬送手段にて搬
送された被転写媒体上に上記現像剤像を転写させる転写
手段と、上記転写手段にて上記現像剤像が転写された被
転写媒体を加熱することにより該現像剤像を溶融して上
記被転写媒体上に定着させる定着装置と、を備え、上記
定着装置は、互いに転動自在に転接された第1および第
2ローラと、上記第1ローラを加熱する加熱手段と、上
記第1ローラの軸方向中央近くの第1の表面温度を検知
する第1検知手段と、上記第1ローラの軸方向端部近く
第2の表面温度を検知する第2検知手段と、上記第1
検知手段によって検知される上記第1の表面温度が第1
制御温度になるように上記加熱手段を制御する第1の制
御手段と、上記第2検知手段によって検知される上記第
2の表面温度を上記第1制御温度より低い第2制御温度
と比較し、上記第2の表面温度が上記第2制御温度より
低い場合に、上記第1の制御手段による制御に優先して
上記加熱手段によって上記第1ローラを強制的に加熱さ
せる第2の制御手段と、を備えている。
【0014】また、この発明の画像形成装置は、像担持
体上に熱溶融性の現像剤による像を形成する画像形成手
段と、上記像担持体上に形成された現像剤像へ被転写媒
体を供給する供給手段と、上記供給手段にて供給された
被転写媒体上に上記現像剤像を転写させる転写手段と、
上記転写手段にて上記現像剤像が転写された被転写媒体
を加熱することにより該現像剤像を溶融して上記被転写
媒体上に定着させる定着装置と、を備え、上記定着装置
は、互いに転動自在に転接された第1および第2ローラ
と、上記第1ローラを加熱する加熱手段と、上記第1ロ
ーラの軸方向中央近くの第1の表面温度を検知する第1
検知手段と、上記第1ローラの軸方向端部近くの第2の
表面温度を検知する第2検知手段と、上記第1検知手段
によって検知される上記第1の表面温度が第1制御温度
になるように上記加熱手段を制御する第1の制御手段
と、上記第2検知手段によって検知される上記第2の表
面温度を上記第1制御温度より低い第2制御温度と比較
し、上記第2の表面温度が上記第2制御温度より低い場
合に、上記第1の制御手段による制御に優先して上記加
熱手段によって上記第1ローラを強制的に加熱させ、上
記第2の表面温度が上記第2制御温度より高く且つ上記
第1制御温度より低い第3制御温度になったときに上記
加熱手段による加熱を中止させる第2の制御手段と、を
備えている。
【0015】また、この発明の画像形成装置は、像担持
体上に熱溶融性の現像剤による像を形成する画像形成手
段と、上記像担持体上に形成された現像剤像へ被転写媒
体を供給する供給手段と、上記供給手段にて供給される
被転写媒体の供給方向を横切る幅を検知する幅検知手段
と、上記供給手段にて供給された被転写媒体上に上記現
像剤像を転写させる転写手段と、上記転写手段にて上記
現像剤像が転写された被転写媒体を加熱することにより
該現像剤像を溶融して上記被転写媒体上に定着させる定
着装置と、を備え、上記定着装置は、互いに転動自在に
転接された第1および第2ローラと、上記第1ローラ内
部に設けられ、該第1ローラと略同軸に延びたヒータ
と、上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配置さ
れ、上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第1検
知手段と、上記第1ローラの軸方向端部に近い表面上に
配置され、上記第1ローラの第2の表面温度を検知する
第2検知手段と、上記第1検知手段によって検知される
上記第1の表面温度が第1制御温度になるように上記ヒ
ータをオン/オフ制御する第1の制御手段と、上記幅検
知手段にて検知された被転写媒体の幅が所定幅より大き
いことを条件に、上記第2検知手段を介して上記第2の
表面温度を検知し、この第2の表面温度を上記第1制御
温度より低い第2制御温度と比較し、上記第2の表面温
度が上記第2制御温度より低い場合に、上記第1の制御
手段による制御に優先して、上記ヒータを強制的にオン
させ、上記第2の表面温度が上記第2制御温度より高
且つ上記第1制御温度より低い第3制御温度になったと
きに上記ヒータをオフさせる第2の制御手段と、を備え
ている。
【0016】また、上記発明によると、上記第1制御温
度は200℃であり、上記第2制御温度は180℃であ
り、上記第3制御温度は190℃であることを特徴とす
る。
【0017】更に、この発明の画像形成装置は、像担持
体上に熱溶融性の現像剤による像を形成する画像形成手
段と、上記像担持体上に形成された現像剤像へ被転写媒
体を供給する供給手段と、上記供給手段にて供給される
被転写媒体の供給方向を横切る幅を検知する幅検知手段
と、上記供給手段にて供給された被転写媒体上に上記現
像剤像を転写させる転写手段と、上記転写手段にて上記
現像剤像が転写された被転写媒体を加熱することにより
該現像剤像を溶融して上記被転写媒体上に定着させる定
着装置と、を備え、上記定着装置は、互いに転動自在に
転接された第1および第2ローラと、上記第1ローラ内
部に設けられ、該第1ローラと略同軸に延びたヒータ
と、上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配置さ
れ、上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第1検
知手段と、上記第1ローラの軸方向端部に近い表面上に
配置され、上記第1ローラの第2の表面温度を検知する
第2検知手段と、上記第1検知手段によって検知される
上記第1の表面温度が第1制御温度になるように上記ヒ
ータをオン/オフ制御する第1の制御手段と、上記幅検
知手段にて検知された被転写媒体の幅が所定幅より大き
いことを条件に、上記第1検知手段を介して上記第1の
表面温度を検知するとともに上記第2検知手段を介して
上記第2の表面温度を検知し、検知した第2の表面温度
が第1制御温度より20℃以上低い場合に、上記第1の
制御手段による制御に優先して、上記ヒータを強制的に
オンさせ、該第2の表面温度が第1表面温度より10℃
低い温度を超えたときに上記ヒータをオフさせる第2の
制御手段と、を備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、こ
の発明の実施の形態に係る画像形成装置として、例えば
4連方式のフルカラー複写機1(以下、単に複写機1と
称する)を概略的に示してある。複写機1は、マゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックの4色の可視像をそれ
ぞれ形成するための電子写真方式の4組の画像形成部1
0M、10C、10Y、10K(画像形成手段)を備え
ている。これらの画像形成部10M、10C、10Y、
10Kは、略水平方向に並設され、互いに所定距離離間
して配設されている。
【0019】各画像形成部10M、10C、10Y、1
0Kの下方には、各画像形成部を介して被転写媒体とし
ての記録用紙Pを搬送するための搬送機構20(搬送手
段)が延設されている。搬送機構20は、横方向に離間
して配置された駆動ローラ22および従動ローラ24、
および各ローラ22、24に巻回されて張設され所定方
向に無端走行される搬送ベルト21を有している。従動
ローラ4は、図示しないバネ等により駆動ローラ22か
ら離れる方向(図中矢印a方向)に付勢されており、両
者の間に巻回された搬送ベルト21には所定のテンショ
ンが与えられている。そして、各画像形成部10M、1
0C、10Y、10Kの感光体ドラム(後述する)が搬
送ベルト21にそれぞれ転接されて配置されている。
【0020】搬送機構20の図中右側端部には、搬送ベ
ルト21を介して従動ローラ24の上方に転接した吸着
ローラ25が設けられている。吸着ローラ25には、吸
着バイアス電源25aが接続され、接地された従動ロー
ラ24との間に所定の吸着バイアス電圧が与えられるよ
うになっている。
【0021】また、搬送機構20の図中左側端部には、
搬送ベルト21を介して駆動ローラ22に転接されたベ
ルトクリーナ27が設けられている。ベルトクリーナ2
7は、搬送ベルト21上に不所望に残留した残留トナー
を清掃する。更に、ベルトクリーナ27より下流側の搬
送路上には、後述するこの発明の定着装置30が配設さ
れている。
【0022】以下、各画像形成部10M、10C、10
Y、10Kの構成について説明する。尚、各画像形成部
は、略同一の構成を有しているため、ここでは記録用紙
Pの搬送方向上流側に配設されたマゼンタ用の画像形成
部10Mについて代表して説明する。
【0023】すなわち、画像形成部10Mはその略中央
位置に像担持体としての感光体ドラム1Mを備えてい
る。感光体ドラム1Mは、搬送ベルト21に転接されて
配置され、搬送ベルト21の走行速度と同じ周速度で回
転される。感光体ドラム1Mの周囲には、感光体ドラム
1Mの表面を所定の電位に帯電させる帯電装置2M、帯
電された表面を露光して静電潜像を形成する露光装置3
M、静電潜像に熱溶融性のトナー(現像剤)を供給して
静電潜像を現像する現像装置4M、現像したトナー像を
図示しない給紙機構を介して給紙される記録用紙P上に
転写させる転写ローラ6M(転写手段)、および転写さ
れずに感光体ドラム1Mの表面に残留した残留トナーを
除去するクリーナ7Mが順に配設されている。
【0024】以下、マゼンタ用の画像形成部10Mの動
作について説明する。まず、動作に先立って、帯電装置
2Mを介して感光体ドラム1Mの表面が所定の電位に帯
電される。感光体ドラム1Mの表面は、有機系光導電体
によって形成されている。この光導電体は、通常は高抵
抗であるが、光が照射されると、光照射部の比抵抗が変
化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体ドラ
ム1Mの表面に、図示しない制御部から送られてくるマ
ゼンタ用の画像データに従って、露光装置3Mを介して
露光光を出力する。露光光は、感光体ドラム1Mの表面
に照射され、それにより、マゼンタ印字パターンの静電
潜像が感光体ドラム1Mの表面に形成される。
【0025】静電潜像とは、帯電によって感光体ドラム
1Mの表面に形成される像であり、露光装置3Mからの
光照射によって、光導電体の被照射部分の比抵抗が低下
し、感光体ドラム1Mの表面の帯電した電荷が流れ、一
方、露光装置3Mからの光照射がなされなかった部分の
電荷が残留することによって形成される、いわゆるネガ
潜像である。
【0026】このようにして帯電された感光体ドラム1
M上の露光位置に、露光装置3Mを介して出力される露
光光が結像されて形成された静電潜像は、感光体ドラム
1Mの回転に従って所定の現像位置まで回転される。そ
して、この現像位置で、感光体ドラム1M上の静電潜像
は、現像装置4Mによって可視像としてトナー像化され
る。
【0027】現像装置4Mは、図示しない現像器駆動モ
ータにより所定の周速度で回転駆動される現像スリーブ
(図示せず)を有している。現像スリーブは、感光体ド
ラム1Mに転接された状態で配置されている。
【0028】現像装置4M内には、マゼンタ染料を含む
樹脂によって形成されたマゼンタトナーが収容されてい
る。マゼンタトナーは、現像装置4Mの内部で攪拌され
ることで摩擦帯電し、感光体ドラム1M上に帯電した帯
電荷と同極性の電荷を有している。感光体ドラム1Mの
表面が現像装置4Mの現像スリーブを通過していくこと
により、感光体ドラム1M表面上の除電された潜像部に
のみマゼンタトナーが静電的に付着し、潜像がマゼンタ
トナーによって現像される。マゼンタのトナー像が形成
された感光体ドラム1Mは、引続き所定の周速度で回転
され、トナー像が転写位置へ回転される。
【0029】一方、図示しない給紙機構を介して給紙さ
れる記録用紙Pは、搬送ベルト21と吸着ローラ25と
の間を通って転写位置へ搬送される。このとき、吸着バ
イアス電源25aを介して吸着ローラ25に所定の吸着
バイアス電圧が印加され、吸着ローラ25と従動ローラ
24との間に所定の電界が形成される。この電界によ
り、記録用紙Pが搬送ベルト21に吸着され、搬送ベル
ト21の走行に従って吸着された記録用紙Pが各画像形
成部に対応した複数の転写位置を通して搬送される。
【0030】感光体ドラム1M上のトナー像が転写位置
へ回転されるとともに記録用紙Pが転写位置へ搬送され
ると、転写ローラ6Mを介して所定の転写バイアス電圧
が印加され、記録用紙P上にトナー像が転写される。
【0031】以上のように、記録用紙P上にトナー像が
転写された後、感光体ドラム1Mは、そのまま所定の周
速度にて回転駆動され、クリーナ7Mによって残留トナ
ーや紙粉がクリーニングされる。その後、必要に応じて
再び帯電装置2Mからの一連のプロセスに入る。
【0032】転写位置において記録用紙Pと接した感光
体ドラム1M上のマゼンタトナー像は、転写ローラ6M
によって、感光体ドラム1Mから離脱して記録用紙P上
に転写され、この結果、マゼンタ印字信号に基づく印字
パターンのマゼンタトナー像が記録用紙P上に形成され
る。
【0033】転写ローラ6Mは、搬送ベルト21の内側
に設けられ、搬送ベルト21を介して感光体ドラム1M
に転接しており、感光体ドラム1Mに静電的に付着して
いるマゼンタトナーの電位と逆極性を有する電界を搬送
ベルト21の裏側から記録用紙Pに供給する。この電界
は、搬送ベルト21および記録用紙Pを通して感光体ド
ラム1M上のマゼンタトナー像に作用し、その結果、感
光体ドラム1Mから記録用紙Pへトナー像が転写され
る。
【0034】こうして、マゼンタ画像形成部10Mにて
マゼンタトナー像の転写された記録用紙Pは、搬送ベル
ト21により、シアン画像形成部10C、イエロー画像
形成部10Y、さらにブラック画像形成部10Kを通し
て順次搬送され、各色のトナー像が重ねられて転写され
る。
【0035】なお、シアン画像形成部10C、イエロー
画像形成部10Y、ブラック画像形成部10Kは、上述
したマゼンタ画像形成部10Mと略同様に構成されてお
り、同一の部分にはマゼンタ(M)の代わりに、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)を付した同一
参照符号を付すことにより、その詳細な説明を省略す
る。
【0036】マゼンダ転写位置、シアン転写位置、イエ
ロー転写位置、ブラック転写位置を順次通過して、全て
のトナー像が重ねて転写された記録用紙Pは、定着装置
30へと送り込まれる。そして、電荷力によって記録用
紙P上に載っているだけのトナー像がここで加熱され、
色重ねしたトナー像が溶融され、記録用紙Pへ永久定着
される。カラー画像の定着が完了した記録用紙Pは、図
示しない排出部へ向けて搬出され、一連のカラー画像形
成動作が終了される。
【0037】次に、図2および図3を用いて、定着装置
30の構成について説明する。定着装置30は、トナー
像tを保持した記録用紙Pを挟持搬送する互いに転接さ
れた一対のローラ、即ち加熱ローラ31(第1ロー
ラ)、および加圧ローラ32(第2ローラ)を有してい
る。加熱ローラ31は、図示しない駆動モータによって
所定速度で回転され、加熱ローラ31に転接された加圧
ローラ32が加熱ローラ31に従動される。
【0038】加熱ローラ31は、直径40mm、厚さ
1.5mmのアルミニウムの芯金31aに、厚さ20μ
mのテフロン(商品名)(デュポン(株)製)コート3
1bを形成して成り、軸方向に約320mmの幅を有し
ている。芯金31a内には、同軸に延びたハロゲンラン
プ等のヒータ33(900W)(加熱手段)が配設され
ている。また、加熱ローラ31の外周面上には、加熱ロ
ーラ31の表面温度を計測するための複数の温度センサ
34が配設されている。本実施の形態では、記録用紙P
のサイズによらず記録用紙Pが常に通過される位置とし
て加熱ローラ31の略中央位置に第1のセンサ34a
(第1検知手段)を配置し、最大サイズ(A3)の記録
用紙Pの端部に対向する位置、即ち加熱ローラ31の端
部近傍に第2のセンサ34b(第2検知手段)を配置し
た(図3参照)。尚、センサの配置位置および個数は、
これに限らず、更に多くのセンサを配置しても良い。
【0039】一方、加熱ローラ31に転接された加圧ロ
ーラ32は、直径25mmのステンレスローラ32a上
に厚さ5mmのゴムチューブ32bを被覆し、更に表面
層としてPFA層を設けて成り、軸方向に約316mm
の幅を有している。加圧ローラ32は、加熱ローラ31
に対して定着荷重400Nで圧接され、両者の間のニッ
プ幅が6.0mm以上となるように圧力が設定されてい
る。
【0040】図3に示すように、加熱ローラ31内に配
置されたヒータ33には、加熱ローラ31の表面温度を
適切な温度に制御するための制御部40(第1および第
2の制御手段)が接続されている。また、制御部40に
は、加熱ローラ31の表面に配設された第1および第2
のセンサ34a、34bが接続されている。更に、制御
部40には、定着装置30へ送り込まれる記録用紙Pの
幅、即ち各ローラの軸方向の幅を検知する用紙センサ4
2(幅検知手段)が接続されている。
【0041】しかして、加熱ローラ31の表面温度は、
第1および第2のセンサ34a、34bによる計測結果
に基づいてヒータ33をオン/オフ制御することによ
り、所定温度に制御される。尚、本実施の形態では、加
熱ローラ31の表面温度を約200℃に制御している。
【0042】上記のように構成された定着装置30は、
以下のように動作される。各画像形成部10M、10
C、10Y、10Kを介して各色のトナー像tが転写さ
れた記録用紙Pは、搬送ガイド35を介して、加熱ロー
ラ31と加圧ローラ32との間のニップへ送り込まれ
る。ニップを通過される記録用紙Pは、十分に加熱され
たローラ31、32によって加熱されるとともに加圧さ
れ、重ね合わされた各色のトナー像が記録用紙P上に融
着される。そして、トナー像が融着された記録用紙P
は、一対の搬送ガイド36a、36bを介して搬送さ
れ、一対の排出ローラ37a、37bによって複写機1
の外部へ排出される。
【0043】ところで、加熱ローラ31内に設けられた
ヒータ33は、複写機1の電源投入と同時にオンされる
が、加熱ローラ31の表面温度がトナーを溶融させるの
に十分な温度に加熱されるまでウォームアップのために
所定の時間を要する。本実施の形態においては、図4に
示すように、ヒータ33をオンした後、加熱ローラ31
の表面温度を第1のセンサ34aで監視し、加熱ローラ
31の略中央位置の表面温度が200℃になるようにヒ
ータ33をオン/オフし、中央位置の表面温度が200
℃に達したときにウォームアップ終了を判断し、複写動
作が可能となる。
【0044】このようにウォームアップが終了された時
点で複写動作が可能となるが、ウォームアップが終了さ
れた直後では、加熱ローラ31の端部付近は、十分に加
熱されておらず、ウォームアップが終了されたスタンバ
イ状態での時間経過とともに徐々に昇温される。また、
加熱ローラ31に転接された加圧ローラ32もウォーム
アップ終了直後では十分に加熱されておらず、スタンバ
イ状態での時間経過とともに徐々に昇温される。そし
て、加熱ローラ31の端部付近の温度および加圧ローラ
32の表面温度は、それぞれある時点で熱平衡状態とな
る。
【0045】つまり、加熱ローラ31の両端部付近の温
度は、図5に実線で示すようにウォームアップ終了直後
では比較的低く、ウォームアップが終了してからスタン
バイ状態での時間経過に応じて図5に破線で示すように
徐々に高くなる。従って、加熱ローラ31の端部付近を
通過することのないサイズの用紙、例えばA4−Rの記
録用紙を通紙する場合には、ウォームアップ終了直後で
あっても定着温度不足による画像不良を生じることは考
えられないが、加熱ローラ31の端部付近を通過するサ
イズの用紙、即ちA3サイズの記録用紙を通紙する場合
には、ウォームアップ終了直後の加熱ローラ31端部付
近の温度不足により画像不良を生じることが考えられ
る。
【0046】また、ウォームアップ終了後のスタンバイ
状態において、記録用紙Pが定着装置30を通過される
と、加熱ローラ31の熱が記録用紙Pや加圧ローラ32
によって奪われて、図6に示すようなアンダーシュート
現象が起きることが知られている。特に、加熱ローラ3
1の端部付近が十分に加熱されていないウォームアップ
終了直後の状態で、A3サイズの記録用紙を連続して通
紙すると、加熱ローラ31の端部付近の熱不足に加えて
上記アンダーシュート現象を生じ、記録用紙の端部付近
の定着温度が不足され、定着不良による画像不良を生じ
る。
【0047】このため、本実施の形態においては、加熱
ローラ31の端部付近に配設した第2のセンサ34bに
よってローラ端部付近の表面温度を監視し、ウォームア
ップ終了直後のヒータ33の温度制御に反映させてい
る。
【0048】以下、本発明の定着装置30の制御部40
によるヒータ33の制御動作の第1の実施の形態につい
て、図7乃至図9を用いて説明する。尚、図7および図
8は、第1および第2のセンサ34a、34bによるヒ
ータ33の制御条件を示す表であり、図9は、制御部4
0の制御動作を説明するためのフローチャートを示す。
【0049】まず、複写機1の電源投入と同時にヒータ
33がオンされ(ステップ1)、第1のセンサ34aに
よって加熱ローラ31の略中央位置の表面温度t1(第
1の表面温度)が監視される。そして、加熱ローラ31
の表面温度t1が200℃に保持されるようにヒータ3
3がオン/オフ制御され、装置がウォームアップされる
(ステップ2)。
【0050】ウォームアップが終了されると、コピース
タート信号が出力されたか否かが判断され(ステップ
3)、コピースタート信号が出力された時点で第2のセ
ンサ34bを介して加熱ローラ31の端部付近の表面温
度t2(第2の表面温度)が検知される(ステップ
4)。
【0051】そして、温度t2が180℃以下であるか
否かが判断され(ステップ5)、第2のセンサ34bに
よる検知温度t2が180℃以下である場合に、第1の
センサ34aによる制御に関係なく、ヒータ33が強制
的にオンされる(ステップ6)。その後、第2のセンサ
34bを介して、t2が190℃を超えたか否かが判断
され(ステップ7)、t2が190℃を超えた時点で第
1のセンサ34aによる制御に切換えられ、加熱ローラ
31の略中央位置の温度が200℃になるようにヒータ
33が制御される(ステップ8)。
【0052】以上のように、コピースタート時の加熱ロ
ーラ31の端部付近の表面温度t2を検知して、ウォー
ムアップ終了直後など加熱ローラ31の端部が十分に加
熱されていないときだけヒータ33を強制的にオンさせ
ることにより、特に、加熱ローラ31の端部付近におけ
るアンダーシュートによる画像不良を低減できた。
【0053】つまり、図10に示すように、上述した第
1の実施の形態の制御によると、従来の制御と比較し
て、特に、コピースタート直後のアンダーシュート現象
を低減できた。尚、ここでいう従来の制御とは、ウォー
ムアップ終了からコピースタートまでの時間に応じてヒ
ータのオン時間を決めるような制御であり、具体的に
は、コピースタートまでの時間が5分以内のときにはヒ
ータを約45秒オンさせ、5〜10分のときにはヒータ
を約30秒オンさせるようにした。
【0054】また、図11に示すように、コピースター
ト直後のアンダーシュート現象による加熱ローラの表面
温度の低下は、ウォームアップが終了してからコピー動
作が開始されるまでの時間に応じて変化される。図11
からも明らかなように、本実施の形態の制御によると、
全てのタイミングにおいて、従来よりアンダーシュート
による温度低下が改善されていることがわかる。
【0055】更に、本実施の形態の制御によると、上述
した従来の制御と比較して、ヒータ33をより効率的に
加熱制御できる。つまり、本実施の形態の制御では、加
熱ローラ31の端部付近の表面温度の変化に応じてヒー
タ33を強制的にオン/オフ制御するため、ウォームア
ップ終了からコピースタートまでの時間が比較的短いと
きには比較的長い時間ヒータをオンし、コピースタート
までの時間が比較的長いときには短い時間だけオンする
ような制御がなされる。この結果、図12に示すよう
に、コピースタートまでの時間に応じてヒータオン時間
が適切に設定され、エネルギー効率が改善される。
【0056】次に、定着装置30に通紙される記録用紙
Pのサイズを検出して、上述したヒータの強制動作を選
択的に実行する第2の実施の形態の制御動作について説
明する。つまり、ウォームアップ終了直後のアンダーシ
ュート現象は、主に加熱ローラ31の端部付近に生じる
ため、加熱ローラの端部付近を通過することのないサイ
ズの記録用紙(例えば、A4−R)であればコピースタ
ート時にヒータを強制的にオンさせなくてもアンダーシ
ュート現象による画像不良を生じることはない(図13
参照)。従って、本実施の形態では、アンダーシュート
現象の影響を受けることのないサイズ(例えば、A4−
R以下のサイズ)の記録用紙が通紙されているときに
は、加熱ローラ31の表面温度に関係なく、ヒータを強
制的にオンさせない制御とした。
【0057】図14に示すように、複写機1の電源投入
と同時にヒータ33がオンされ(ステップ1)、第1の
センサ34aによって加熱ローラ31の略中央位置の表
面温度t1が監視される。そして、加熱ローラ31の表
面温度t1が200℃に保持されるようにヒータ33が
オン/オフ制御され、装置がウォームアップされる(ス
テップ2)。
【0058】ウォームアップが終了されると、コピース
タート信号が出力されたか否かが判断され(ステップ
3)、コピースタート信号が出力されたことを条件に、
用紙センサ42を介して、通紙された記録用紙Pのサイ
ズがA4−R以下であるか否かが判断される(ステップ
4)。この結果、A4−Rより大きいサイズの記録用紙
Pが通紙されていることが判断されると、第2のセンサ
34bを介して加熱ローラ31の端部付近の表面温度t
2が検知される(ステップ5)。
【0059】そして、温度t2が180℃以下であるか
否かが判断され(ステップ6)、第2のセンサ34bに
よる検知温度t2が180℃以下である場合に、第1の
センサ34aによる制御に関係なく、ヒータ33が強制
的にオンされる(ステップ7)。その後、第2のセンサ
34bを介して、t2が190℃を超えたか否かが判断
され(ステップ8)、t2が190℃を超えた時点で第
1のセンサ34aによる制御に切換えられ、加熱ローラ
31の略中央位置の温度が200℃になるようにヒータ
33が制御される(ステップ9)。
【0060】一方、ステップ4の判断の結果、A4−R
以下の記録用紙Pが通紙されていることが判断される
と、ヒータ33を強制的にオンさせることなく、加熱ロ
ーラ31の略中央位置の温度が200℃になるようにヒ
ータ33が制御される(ステップ9)。
【0061】以上のように、定着装置30に通紙される
記録用紙PのサイズがA4−Rより大きいときだけヒー
タ33を強制的にオンさせることにより、エネルギー効
率をより高めることができ、更なる省エネルギー化を達
成できる。
【0062】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した各実施の形態では、加熱ロ
ーラ31の略中央位置に配設した第1のセンサ34aに
よって加熱ローラ31の表面温度を200℃に制御した
状態で、加熱ローラ31の端部付近に配設した第2のセ
ンサ34bによって端部付近の表面温度を監視し、端部
の温度が低いときにヒータ33を強制的にオンさせた
が、第1および第2のセンサ34a、34bにより検知
される温度の差を監視して、ヒータ33をオン/オフ制
御しても良い。
【0063】以下、第1のセンサ34aによる検知温度
t1と、第2のセンサ34bによる検知温度t2と、を
比較してヒータ33をオン/オフ制御する第3の実施の
形態の制御動作について、図15乃至図17を用いて説
明する。尚、図15および図16は、第1および第2の
センサ34a、34bによるヒータ33の制御条件を示
す表であり、図17は、制御動作を説明するためのフロ
ーチャートを示す。
【0064】まず、複写機1の電源投入と同時にヒータ
33がオンされ(ステップ1)、第1のセンサ34aに
よって加熱ローラ31の略中央位置の表面温度t1が監
視される。そして、加熱ローラ31の表面温度t1が2
00℃に保持されるようにヒータ33がオン/オフ制御
され、装置がウォームアップされる(ステップ2)。
【0065】ウォームアップが終了されると、コピース
タート信号が出力されたか否かが判断され(ステップ
3)、コピースタート信号が出力されたときに通紙され
た記録用紙PのサイズがA4−R以下であるか否かが判
断される(ステップ4)。この結果、A4−Rより大き
いサイズの記録用紙Pが通紙されていることが判断され
ると、第1のセンサ34aを介して加熱ローラ31の略
中央位置の表面温度t1が検知されるとともに、第2の
センサ34bを介して加熱ローラ31の端部付近の表面
温度t2が検知される(ステップ5)。
【0066】そして、温度t2がt1より20℃以上低
いか否かが判断され(ステップ6)、第2のセンサ34
bによる検知温度t2がt1−20℃以下である場合
に、第1のセンサ34aによる制御に関係なく、ヒータ
33が強制的にオンされる(ステップ7)。その後、第
2のセンサ34bによる検知温度t2がt1−10℃を
超えたか否かが判断され(ステップ8)、t2がt1−
10℃を超えた時点で第1のセンサ34aによる制御に
切換えられ、加熱ローラ31の略中央位置の温度が20
0℃になるようにヒータ33が制御される(ステップ
9)。
【0067】一方、ステップ4の判断の結果、A4−R
以下の記録用紙Pが通紙されていることが判断される
と、ヒータ33を強制的にオンさせることなく、加熱ロ
ーラ31の略中央位置の温度が200℃になるようにヒ
ータ33が制御される(ステップ9)。
【0068】以上のように、第1および第2のセンサ3
4a、34bにより検知した温度を比較してヒータ33
をオン/オフさせた場合であっても、上述した各実施の
形態と同様の効果を奏することができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の定着装
置、およびこの定着装置を備えた画像形成装置は、上記
のような構成および作用を有しているので、ウォームア
ップ終了直後のアンダーシュート現象による画像不良を
低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置としてのフルカラー複
写機を示す概略図。
【図2】図1の複写機に組込まれた定着装置を概略的に
示す断面図。
【図3】図2の定着装置を示す側面図。
【図4】図2の定着装置のヒータをオンした後の加熱ロ
ーラおよび加圧ローラの温度変化を示すグラフ。
【図5】加熱ローラの中央付近と端部付近の表面温度の
違いを示すグラフ。
【図6】A3サイズの記録用紙を連続して通紙したとき
のコピー開始直後のアンダーシュート現象を説明するた
めの図。
【図7】この発明の第1の実施の形態における制御条件
を示す図。
【図8】この発明の第1の実施の形態における制御条件
を示す図。
【図9】図7および図8の制御条件に基づく制御動作を
説明するためのフローチャート。
【図10】この発明の制御によりアンダーシュート現象
が低減された状態を示すグラフ。
【図11】ウォームアップ終了からコピースタートまで
の所要時間に対するアンダーシュートによる温度低下の
度合いを示すグラフ。
【図12】コピースタートまでの所用時間に対するヒー
タオン時間を従来の制御と比較して示したグラフ。
【図13】A3サイズの記録用紙を通紙した場合のアン
ダーシュートの度合いと、A4−Rサイズの記録用紙を
通紙した場合のアンダーシュートの度合いと、を比較し
て示すグラフ。
【図14】この発明の第2の実施の形態に係る制御動作
を説明するためのフローチャート。
【図15】この発明の第3の実施の形態における制御条
件を示す図。
【図16】この発明の第3の実施の形態における制御条
件を示す図。
【図17】図15および図16の制御条件に基づく制御
動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…複写機、 10…画像形成部、 20…搬送機構、 30…定着装置、 31…加熱ローラ、 32…加圧ローラ、 33…ヒータ、 34a…第1のセンサ、 34b…第2のセンサ、 40…制御部、 42…用紙センサ、 P…記録用紙、 t1…加熱ローラ中央付近の表面温度、 t2…加熱ローラ端部付近の表面温度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−338789(JP,A) 特開 昭57−211180(JP,A) 特開 平5−119667(JP,A) 特開 昭64−84271(JP,A) 特開 平8−123230(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに転動自在に転接された第1および
    第2ローラと、 上記第1ローラを加熱する加熱手段と、 上記第1ローラの軸方向中央近くの第1の表面温度を検
    知する第1検知手段と、 上記第1ローラの軸方向端部近くの第2の表面温度を検
    知する第2検知手段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記加熱手段を制御する
    第1の制御手段と、 上記第2検知手段によって検知される上記第2の表面温
    度を上記第1制御温度より低い第2制御温度と比較し、
    上記第2の表面温度が上記第2制御温度より低い場合
    に、上記第1の制御手段による制御に優先して上記加熱
    手段によって上記第1ローラを強制的に加熱させる第2
    の制御手段と、 を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 互いに転動自在に転接された第1および
    第2ローラと、 上記第1ローラを加熱する加熱手段と、 上記第1ローラの軸方向中央近くの第1の表面温度を検
    知する第1検知手段と、 上記第1ローラの軸方向端部近くの第2の表面温度を検
    知する第2検知手段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記加熱手段を制御する
    第1の制御手段と、 上記第2検知手段によって検知される上記第2の表面温
    度を上記第1制御温度より低い第2制御温度と比較し、
    上記第2の表面温度が上記第2制御温度より低い場合
    に、上記第1の制御手段による制御に優先して上記加熱
    手段によって上記第1ローラを強制的に加熱させ、上記
    第2の表面温度が上記第2制御温度より高く且つ上記第
    1制御温度より低い第3制御温度になったときに上記加
    熱手段による加熱を中止させる第2の制御手段と、 を備えていることを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 互いに転動自在に転接された第1および
    第2ローラと、 上記第1ローラ内部に設けられ、該第1ローラと略同軸
    に延びたヒータと、 上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第1検知手
    段と、 上記第1ローラの軸方向端部に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第2の表面温度を検知する第2検知手
    段と、 上記第1および第2ローラ間に供給される被転写媒体の
    軸方向の幅を検知する幅検知手段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記ヒータをオン/オフ
    制御する第1の制御手段と、 上記幅検知手段にて検知された被転写媒体の幅が所定幅
    より大きいことを条件に、上記第2検知手段を介して上
    記第2の表面温度を検知し、この第2の表面温度を上記
    第1制御温度より低い第2制御温度と比較し、上記第2
    の表面温度が上記第2制御温度より低い場合に、上記第
    1の制御手段による制御に優先して、上記ヒータを強制
    的にオンさせ、上記第2の表面温度が上記第2制御温度
    より高く且つ上記第1制御温度より低い第3制御温度に
    なったときに上記ヒータをオフさせる第2の制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 上記第1制御温度は200℃であり、上
    記第2制御温度は180℃であり、上記第3制御温度は
    190℃であることを特徴とする請求項3記載の定着装
    置。
  5. 【請求項5】 互いに転動自在に転接された第1および
    第2ローラと、 上記第1ローラ内部に設けられ、該第1ローラと略同軸
    に延びたヒータと、 上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第1検知手
    段と、 上記第1ローラの軸方向端部に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第2の表面温度を検知する第2検知手
    段と、 上記第1および第2ローラ間に供給される被転写媒体の
    軸方向の幅を検知する幅検知手段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記ヒータをオン/オフ
    制御する第1の制御手段と、 上記幅検知手段にて検知された被転写媒体の幅が所定幅
    より大きいことを条件に、上記第1検知手段を介して上
    記第1の表面温度を検知するとともに上記第2検知手段
    を介して上記第2の表面温度を検知し、検知した第2の
    表面温度が第1制御温度より20℃以上低い場合に、上
    記第1の制御手段による制御に優先して、上記ヒータを
    強制的にオンさせ、該第2の表面温度が第1表面温度よ
    り10℃低い温度を超えたときに上記ヒータをオフさせ
    る第2の制御手段と、 を備えていることを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】 像担持体上に熱溶融性の現像剤による像
    を形成する画像形成手段と、 上記像担持体上に形成された現像剤像と同期して被転写
    媒体を搬送する搬送手段と、 上記搬送手段にて搬送された被転写媒体上に上記現像剤
    像を転写させる転写手段と、 上記転写手段にて上記現像剤像が転写された被転写媒体
    を加熱することにより該現像剤像を溶融して上記被転写
    媒体上に定着させる定着装置と、を備え、 上記定着装置は、 互いに転動自在に転接された第1および第2ローラと、 上記第1ローラを加熱する加熱手段と、 上記第1ローラの軸方向中央近くの第1の表面温度を検
    知する第1検知手段と、 上記第1ローラの軸方向端部近くの第2の表面温度を検
    知する第2検知手段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記加熱手段を制御する
    第1の制御手段と、 上記第2検知手段によって検知される上記第2の表面温
    度を上記第1制御温度より低い第2制御温度と比較し、
    上記第2の表面温度が上記第2制御温度より低い場合
    に、上記第1の制御手段による制御に優先して上記加熱
    手段によって上記第1ローラを強制的に加熱させる第2
    の制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体上に熱溶融性の現像剤による像
    を形成する画像形成手段と、 上記像担持体上に形成された現像剤像へ被転写媒体を供
    給する供給手段と、 上記供給手段にて供給された被転写媒体上に上記現像剤
    像を転写させる転写手段と、 上記転写手段にて上記現像剤像が転写された被転写媒体
    を加熱することにより該現像剤像を溶融して上記被転写
    媒体上に定着させる定着装置と、を備え、 上記定着装置は、 互いに転動自在に転接された第1および第2ローラと、 上記第1ローラを加熱する加熱手段と、 上記第1ローラの軸方向中央近くの第1の表面温度を検
    知する第1検知手段と、 上記第1ローラの軸方向端部近くの第2の表面温度を検
    知する第2検知手段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記加熱手段を制御する
    第1の制御手段と、 上記第2検知手段によって検知される上記第2の表面温
    度を上記第1制御温度より低い第2制御温度と比較し、
    上記第2の表面温度が上記第2制御温度より低い場合
    に、上記第1の制御手段による制御に優先して上記加熱
    手段によって上記第1ローラを強制的に加熱させ、上記
    第2の表面温度が上記第2制御温度より高く且つ上記第
    1制御温度より低い第3制御温度になったときに上記加
    熱手段による加熱を中止させる第2の制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 像担持体上に熱溶融性の現像剤による像
    を形成する画像形成手段と、 上記像担持体上に形成された現像剤像へ被転写媒体を供
    給する供給手段と、 上記供給手段にて供給される被転写媒体の供給方向を横
    切る幅を検知する幅検知手段と、 上記供給手段にて供給された被転写媒体上に上記現像剤
    像を転写させる転写手段と、 上記転写手段にて上記現像剤像が転写された被転写媒体
    を加熱することにより該現像剤像を溶融して上記被転写
    媒体上に定着させる定着装置と、を備え、 上記定着装置は、 互いに転動自在に転接された第1および第2ローラと、 上記第1ローラ内部に設けられ、該第1ローラと略同軸
    に延びたヒータと、 上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第1検知手
    段と、 上記第1ローラの軸方向端部に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第2の表面温度を検知する第2検知手
    段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記ヒータをオン/オフ
    制御する第1の制御手段と、 上記幅検知手段にて検知された被転写媒体の幅が所定幅
    より大きいことを条件に、上記第2検知手段を介して上
    記第2の表面温度を検知し、この第2の表面温度を上記
    第1制御温度より低い第2制御温度と比較し、上記第2
    の表面温度が上記第2制御温度より低い場合に、上記第
    1の制御手段による制御に優先して、上記ヒータを強制
    的にオンさせ、上記第2の表面温度が上記第2制御温度
    より高く且つ上記第1制御温度より低い第3制御温度に
    なったときに上記ヒータをオフさせる第2の制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記第1制御温度は200℃であり、上
    記第2制御温度は180℃であり、上記第3制御温度は
    190℃であることを特徴とする請求項8記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 像担持体上に熱溶融性の現像剤による
    像を形成する画像形成手段と、 上記像担持体上に形成された現像剤像へ被転写媒体を供
    給する供給手段と、 上記供給手段にて供給される被転写媒体の供給方向を横
    切る幅を検知する幅検知手段と、 上記供給手段にて供給された被転写媒体上に上記現像剤
    像を転写させる転写手段と、 上記転写手段にて上記現像剤像が転写された被転写媒体
    を加熱することにより該現像剤像を溶融して上記被転写
    媒体上に定着させる定着装置と、を備え、 上記定着装置は、 互いに転動自在に転接された第1および第2ローラと、 上記第1ローラ内部に設けられ、該第1ローラと略同軸
    に延びたヒータと、 上記第1ローラの軸方向中央に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第1の表面温度を検知する第1検知手
    段と、 上記第1ローラの軸方向端部に近い表面上に配置され、
    上記第1ローラの第2の表面温度を検知する第2検知手
    段と、 上記第1検知手段によって検知される上記第1の表面温
    度が第1制御温度になるように上記ヒータをオン/オフ
    制御する第1の制御手段と、 上記幅検知手段にて検知された被転写媒体の幅が所定幅
    より大きいことを条件に、上記第1検知手段を介して上
    記第1の表面温度を検知するとともに上記第2検知手段
    を介して上記第2の表面温度を検知し、検知した第2の
    表面温度が第1制御温度より20℃以上低い場合に、上
    記第1の制御手段による制御に優先して、上記ヒータを
    強制的にオンさせ、該第2の表面温度が第1表面温度よ
    り10℃低い温度を超えたときに上記ヒータをオフさせ
    る第2の制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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