JP3187253B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
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Description
有する記憶手段に記憶されているエレベータの運行状
況、停止可能階、速度、乗り心地などのエレベータ仕様
データを容易に変更可能なエレベータの制御装置に関す
る。
て中高層ビルだけでなく小規模ビル、個人住宅にも設置
されるようになっている。近年では設置台数も飛躍的に
増加し日本国内だけでも数10万台を超えるようになっ
てきている。
レベータはマイクロコンピュータを複数使用した構成と
なり、性能向上と共に小型化を進めている。マイクロコ
ンピュータはエレベータの操作処理、モータ制御、エレ
ベータかごの処理、エレベータ乗り場の処理、エレベー
タかご及び乗り場に設置する表示装置、エレベータの監
視装置など多様化する構成に合せて使用している。
フトウェアで対処可能な機能については仕様データと称
したデータの形で保存され、このデータを変更すること
でエレベータの機能を変更できるようになっている。こ
の仕様データは電気的に消去可能な記憶手段(一般にE
E−ROMと呼ぶ)に格納している。
一例を示すブロック図であり、これは一般例としてマイ
クロコンピュータ、周辺機器からなる主制御装置(主制
御部)9および補助制御装置例えば伝送制御装置(伝送
制御部)10と、リレー接点5、リレーコイル7で構成
されている。
ュータは、中央演算処理手段(CPU)1と周辺の不揮
発性の読みだし専用の記憶手段(EP−ROM)2、揮
発性の読み書き記憶手段(RAM)3、電気的に消去可
能な記憶手段(EE−ROM)4を備え、このEE−R
OM4には前述のように仕様データまたはプログラムが
格納されている。
号をCPU1が読み込めるように変換するディジタル入
力部6と、リレーコイル7を駆動させるディジタル出力
部8を備えている。
ー接点5とはフォトカプラで絶縁した後に電圧5V程度
の信号に変換している。ディジタル出力部8は逆に5V
程度の信号をフォトカプラで絶縁した後にリレーコイル
7に出力している。
制御するものであり、エレベータ側から受信したデータ
を主制御装置9のCPU1に伝えるための共通RAMで
ある伝送制御DP−RAM11と、データ通信を実行す
る伝送CPU12によって構成されている。
トRAMであり、2つのCPUで共通してデータを管理
できるRAMのことである。以上述べた従来のエレベー
タの制御装置において、EE−ROM4内の仕様データ
を変更する仕様データ変更方法として以下に述べる第1
の例と、第2の例がある。すなわち、第1の例は、軽微
なデータ変更ではエレベータ保守会社の保守員がエレベ
ータ機械室にて制御装置にマイクロコンピュータ用の保
守装置(コンソールと称す)を取付けて、エレベータの
制御装置と通信を実行し、データを変更することによっ
て実施する方法である。
場合にはエレベータ会社の保守員がエレベータ機械室に
設けてある制御装置の仕様データが格納されたEE−R
OM4を交換することによって実施する方法である。
データを大幅に変更するには、保守員がEE−ROM4
のIC(集積回路)を交換する必要があるため、以下の
ような問題点がある。すなわち、EE−ROM4のIC
の交換には基板上に実装されたICソケットから専用の
工具を用いてICを抜き、あらかじめ用意してあったデ
ータが書き込まれたICと交換することになる。この
時、基板のパターンを損傷させることがあり、エレベー
タが動作しなくなる問題があったり、ICのピンが曲が
ったり、折れる等の問題があった。さらに、ICの挿入
方向の誤りによりICを電気的に破損させてしまうこと
もあった。
応することができず、結果的にエレベータを数時間停止
させねばならないという問題があった。一方、半導体技
術の進歩により、ROMはフラッシュメモリと呼ばれる
電気的に一括消去可能な記憶装置に移行しつつある。こ
のフラッシュメモリはEE−ROMと比較的類似した特
性を持つが、高密度集積にすることができるICであ
る。この高密度集積の結果、ICのパッケージはDIP
型(デュアルインパッケージ)から表面実装型になって
おり、前述のようにICソケットを用いることが困難に
なってきている。
装が増加し低コストの装置が供給できるという利点があ
る反面、基板の故障時の対応が困難になるという欠点が
ある。これは具体的には、ICがはんだ付けされている
ため、仕様データを容易に新しい基板に移すことができ
ないからである。
乗せるシステムでは仕様データの扱いは充分注意する必
要がある。すなわち、仕様データの内容はエレベータの
運行状況、停止可能階、速度、乗り心地など重要な仕様
データが格納されているため、これらのデータが誤って
入力されるとエレベータがシステムダウンする可能性が
あるためである。
故障した場合、エレベータかご内に長時間乗客を閉じこ
めることも考えられ、その影響度は大きく、社会的な問
題に発展する。従って、エレベータは一般的なシステム
に対してより信頼性の高いシステム構成が要求されてい
た。
段の仕様データを変更可能なシステムにおいて、基板交
換時の問題を除去でき、また集積度の高い集積回路を使
用することができ、基板の小型化が可能なエレベータの
制御装置を提供することにある。
め、請求項1に対応する発明は、エレベータを駆動制御
するための主制御装置と、これとは独立で互いに通信可
能で、かご呼び等のエレベータの動作に必要な伝送制御
装置からなり、前記主制御装置には、第1記憶手段と、
中央処理手段を備え、前記第1記憶手段は電気的消去可
能な記憶手段でエレベータの仕様データが格納可能であ
り、前記中央処理手段は前記第1記憶手段に記憶されて
いる内容に基づきエレベータを制御するものであり、前
記伝送制御装置には、第2記憶手段と、転送手段を備
え、前記第2記憶手段は電気的消去可能な記憶手段でエ
レベータの仕様データが格納され、前記転送手段は前記
主制御装置の第1記憶手段が実装されている基板の交換
に基づき転送指令が与えられたとき前記第2記憶手段に
記憶されている仕様データを前記第1記憶手段に転送す
るものであるエレベータの制御装置である。
する発明は、エレベータを駆動制御するための主制御装
置と、これとは独立で互いに通信可能で、かご呼び等の
エレベータの動作に必要な伝送制御装置からなり、前記
主制御装置には、第1記憶手段と、中央処理手段を備
え、前記第1記憶手段は電気的消去可能な記憶手段でエ
レベータの仕様データが格納可能であり、前記中央処理
手段は前記第1記憶手段に記憶されている内容に基づき
エレベータを制御するものであり、前記伝送制御装置に
は、第2記憶手段と、記憶手段着脱手段と、転送手段を
備え、前記第2記憶手段は電気的消去可能な記憶手段で
エレベータの仕様データが格納され、前記記憶手段着脱
手段は前記伝送制御装置に有する部品載置基板に対して
前記第2記憶手段を着脱可能なものであり、前記転送手
段は前記主制御装置の第1記憶手段が実装されている基
板の交換に基づき転送指令が与えられたとき前記第2記
憶手段に記憶されている仕様データを前記第1記憶手段
に転送するものであるエレベータの制御装置である。
する発明は、エレベータを駆動制御するための主制御装
置と、これとは独立で互いに通信可能で、かご呼び等の
エレベータの動作に必要な伝送制御装置からなり、前記
主制御装置には、第1記憶手段と、中央処理手段を備
え、前記第1記憶手段は電気的消去可能な記憶手段でエ
レベータの仕様データが格納可能であり、前記中央処理
手段は前記第1記憶手段に記憶されている内容に基づき
エレベータを制御するものであり、前記伝送制御装置に
は、データベースと、転送手段を備え、前記データベー
スは電気的消去可能な記憶手段でエレベータの仕様デー
タが格納され、前記転送手段は前記主制御装置の第1記
憶手段が実装されている基板の交換に基づき転送指令が
与えられたとき前記データベースに記憶されている仕様
データを前記第1記憶手段に転送するものであるエレベ
ータの制御装置である。
する発明は、エレベータを駆動制御するための主制御装
置と、これとは独立で互いに通信可能で、かご呼び等の
エレベータの動作に必要な通信可能な伝送制御装置と、
データ監視装置からなり、前記主制御装置には、第1記
憶手段と、中央処理手段を備え、前記第1記憶手段は電
気的消去可能な記憶手段でエレベータの仕様データが格
納可能であり、前記中央処理手段は前記第1記憶手段に
記憶されている内容に基づきエレベータを制御するもの
であり、前記伝送制御装置には、第2記憶手段と、転送
手段を備え、前記第2記憶手段は電気的消去可能な記憶
手段でエレベータの仕様データが格納され、前記転送手
段は前記主制御装置の第1記憶手段が実装されている基
板の交換に基づき転送指令が与えられたとき前記第2記
憶手段に記憶されている仕様データを前記第1記憶手段
に転送するものであり、前記データ監視装置は前記第1
および第2記憶手段に記憶されている仕様データが同一
となるように監視変更するものであるエレベータの制御
装置である。
する発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載
のエレベータの制御装置において、転送手段による転送
動作は、主制御装置に有する記憶手段が初期状態または
前記主制御装置の中央処理手段からの仕様データ変更指
令が与えられたとき行なうエレベータの制御装置であ
る。
ば、電気的消去可能な記憶手段の仕様データを変更可能
なシステムにおいて、基板交換時の問題を除去できる。
請求項2に対応する発明によれば、記憶手段着脱手段を
有しているので、請求項1の作用に加えて基板の小型化
および低コスト化が可能になる。請求項4に対応する発
明によれば、データ監視装置を備えているので、請求項
1の作用に加えて、エレベータの仕様データを一元管理
することができる。
て説明する。本発明のエレベータの制御装置は、仕様デ
ータを複数の記憶手段に再構成可能な形で保存し、基板
交換等の事象発生時には補助制御装置から仕様データを
インストールできるように構成したものである。
ベータの制御装置の第1実施例のブロック図である。こ
れは主制御装置9と補助制御装置例えば伝送制御装置1
0からなり、主制御装置9と伝送制御装置10には、そ
れぞれコネクタ13が設けられ、両コネクタは互いに電
気的に接続可能で、かつ分離可能な構成となっている。
(中央処理装置)1と、CPU1を駆動するためのソフ
トウェアを格納するEP−ROM2と、データを保存す
るRAM3と、客先により異なるエレベータ仕様データ
を格納するEE−ROM4を備えている。
るものであり、受信したデータをCPU1に伝えるため
の共通RAMである伝送制御DP−RAM(ディアルポ
ートRAM、すなわち2つのCPUで共通してデータを
管理できるRAM)11と、データ通信を実行する伝送
CPU12と、前述のEE−ROM4と同様に電気的消
去可能な記憶装置からなる伝送データ保存部14を備え
ている。
のCPU1を含む複数のCPUが必要とする仕様データ
が格納されることになる。伝送データ保存部14の内容
は、図2に示すように、主制御部データとしては定格速
度、停止階床数、停止位置等が保存され、また伝送制御
部データとしては伝送ステーション数、有効アドレス、
リスナー/トーカ設定等が保存されている。
す。主制御装置9はエレベータ制御の主な機能を担当し
ており、大型の基板の形になる。この基板には拡張基板
を接続できるように複数のコネクタ13が取り付けられ
ている。伝送制御部10は小形の基板構成であり、伝送
データ保存部14は表面実装のICにて構成されてい
る。コネクタ13は例えば96ピン程度のピン数である
ことが多く、データバス、電源等の信号を結合してい
る。
装置の動作について、図4に示すフローチャートを用い
て説明する。図4は主制御装置9の基板を交換した場合
に、CPU1,伝送CPU12において実行される処理
を中心としたフローチャートを示している。
判定している。すなわち、一般に基板交換時にはEE−
ROM4の内容は初期状態になっているため仕様データ
としては無効になっているので、この判定を実行してい
る。
があったと判定した場合の処理である。すなわち、CP
U1は伝送CPU12に対し、伝送データ保存部14の
データ転送を要求する。この結果伝送CPU12はDP
−RAM11を介してCPU1に自己が保有するデータ
を転送する。
であるのかを判定している。ステップS4ではステップ
3の判定が有効の場合に主制御部9のEE−ROM4に
転送された仕様データを書き込むことを示している。
転処理を示している。ステップS6は仕様データが保守
員等の操作により変更されたかどうかを判定している。
があった場合にはステップS7にて変更内容を伝送デー
タ保存部14に転送し、常に仕様データを格納するEE
−ROM4と伝送データ保存部14が同一内容となるよ
うに更新されている。
が異常であると判断した場合であるが、自動的に処理で
きないので異常状態を報知することになる。EE−RO
M4へのデータ書き込み時間は約2秒程度で完了するの
で、基板交換による処理増加時間は、ほとんど影響のな
いものであり、ICを交換する作業に比べ相当時間の短
縮となる。
実施例によれば、主制御装置9の基板を交換する時にも
補助制御装置すなわち伝送制御装置10に格納された仕
様データを初期時にインストールすれば良く緊急のトラ
ブル発生時にも問題の無い形とすることができる。この
結果、信頼性の高いエレベータの制御装置が得られる。
例えば16ビットCPU1と128Kバイトのプログラ
ム容量と32KバイトのRAM3と64点程度の入出力
レジスタがあるとエレベータの制御が可能な構成とする
ことができる。
データ及びプログラムを合わせた256Kバイト程度で
あり、その内容が、図1のEEーROM4およびEP−
ROM2を設けずにこれに代えて設けるフラッシュメモ
リ4Aに格納する。
マイコンであり、高速のデータ通信を担当してエレベー
タの呼び応答処理を担当している。DP−RAM11は
2Kバイト程度の容量を有するデュアルポートのRAM
になっている。伝送データ保存部14はフラッシュメモ
リ4Aの仕様データ部と同一容量になっている。
示した構成と同一となっており、エレベータ制御に必要
な仕様データを格納している。ただし伝送制御装置10
以外にも電動機制御部、運転監視制御部、ドア制御部な
どのデータも格納しており、エレベータを駆動するすべ
てのデータが、このフラッシュメモリ4Aに集約されて
いる。このデータは伝送データ保存部14にも格納され
るので、少なくとも一方のデータにより、運転継続が可
能になるようになっている。
を実行するためのフローチャートは図4とほぼ同一であ
り、図4のS4の処理だけが次のように変わる点のみが
異なる。すなわち、フラッシュメモリ4Aは複数のバン
ク単位、たとえば64Kバイト、8Kバイト単位に一括
消去する形となっているので、ステップ4のデータ書き
込み形式は仕様データ部を一度、RAM3に保存した後
に仕様データを消去し、その後に書き込む形となる。
従来のような独立設置のEE−ROM4を使用し、かつ
主制御装置9と伝送制御装置10に配置させる必要がな
くなり、この結果、集積度の高いICを使用することが
できるので小型化を実施できる利点がある。また、フラ
ッシュメモリ4Aを使用しているので、基板の小型化、
低コスト化が行える。
制御部10を使用した例を示したが、本発明はこれ以外
に以下のように変形して実施できる。 (1)前述した実施例の伝送制御部10の代りに、モー
タ制御を実施する電動機制御部としてもよい。
PUによりエレベータモータを制御している。このため
仕様データがCPUの管理下に存在するが、その仕様デ
ータを主制御部9とインタフェースする構成とするので
実現可能である。ただし電動機制御部は主制御部9の一
部であり、伝送制御部10のように分離構成とすること
は好ましくない。従ってICソケット上の仕様データを
保存するメモリを置いた構成として、基板破損時等のケ
ースはICソケットより記憶装置を取り外す方式とすべ
きである。
隔監視装置と仕様データを共通化してもよい。この例を
図5を用いて説明する。
ンタフェース部15によりエレベータの主制御部9は伝
送路16を介して遠隔監視装置17と結合している。遠
隔監視装置17はエレベータの異常発生や予防保全のた
めにエレベータの状態を公衆回線18を介してエレベー
タ保守会社19とデータ通信を行っている装置であり、
最近のエレベータには、ほとんど全数に設置されてい
る。
部21を設け、仕様データを伝送路経由で送受信すれば
本発明が実施できる。また、保守会社19内に設置され
ているデータベース20に仕様データを保存しても同様
な効果がある。
管理できるので、従来エレベータ単位に保存されていた
仕様データを保守会社19にて把握でき、トラブル発生
時に処理が容易な構成となる。
ラムを変更する手段の一つであるEEーROM4の代り
に、メモリカードとメモリカード制御部からなるメモリ
カード装置とし、メモリカードにエレベータのプログラ
ムを格納する形としてもよい。
バスに接続できるメモリカードに仕様データを保存する
ものであり、メモリカードの特徴である取り外しが容易
な構成とすることができる。
ータ転送指令は図3のステップ1にて実行されるが実施
例ではフラッシュメモリ4Aの初期状態を検出したがC
PU1に対して転送指令をジャンパーピン等によりディ
ジタル入力部6に入力することで実現できる。また保守
装置等を使用してCPU1に転送指令を与える方法でも
良い。
手段の仕様データを変更可能なシステムにおいて、基板
交換時の問題を除去でき、また集積度の高い集積回路を
使用することができ、基板の小型化が可能なエレベータ
の制御装置を提供できる。
例を示すブロック図。
ためのフローチャート。
ロック図。
RAM、4…EEーROM、9…主制御部、10…伝送
制御部、11…DPーRAM、12…伝送CPU(伝送
中央処理装置)、13…コネクタ、14…伝送データ保
存部、15…遠隔データインターフェース部、16…伝
送路、17…遠隔監視装置、18…公衆回線、19…エ
レベータ保守会社、20…データベース。
Claims (5)
- 【請求項1】 エレベータを駆動制御するための主制御
装置と、これとは独立で互いに通信可能で、かご呼び等
のエレベータの動作に必要な伝送制御装置からなり、 前記主制御装置には、第1記憶手段と、中央処理手段を
備え、前記第1記憶手段は電気的消去可能な記憶手段で
エレベータの仕様データが格納可能であり、前記中央処
理手段は前記第1記憶手段に記憶されている内容に基づ
きエレベータを制御するものであり、 前記伝送制御装置には、第2記憶手段と、転送手段を備
え、前記第2記憶手段は電気的消去可能な記憶手段でエ
レベータの仕様データが格納され、前記転送手段は前記
主制御装置の第1記憶手段が実装されている基板の交換
に基づき転送指令が与えられたとき前記第2記憶手段に
記憶されている仕様データを前記第1記憶手段に転送す
るものであるエレベータの制御装置。 - 【請求項2】 エレベータを駆動制御するための主制御
装置と、これとは独立で互いに通信可能で、かご呼び等
のエレベータの動作に必要な伝送制御装置からなり、 前記主制御装置には、第1記憶手段と、中央処理手段を
備え、前記第1記憶手段は電気的消去可能な記憶手段で
エレベータの仕様データが格納可能であり、前記中央処
理手段は前記第1記憶手段に記憶されている内容に基づ
きエレベータを制御するものであり、 前記伝送制御装置には、第2記憶手段と、記憶手段着脱
手段と、転送手段を備え、前記第2記憶手段は電気的消
去可能な記憶手段でエレベータの仕様データが格納さ
れ、前記記憶手段着脱手段は前記伝送制御装置に有する
部品載置基板に対して前記第2記憶手段を着脱可能なも
のであり、前記転送手段は前記主制御装置の第1記憶手
段が実装されている基板の交換に基づき転送指令が与え
られたとき前記第2記憶手段に記憶されている仕様デー
タを前記第1記憶手段に転送するものであるエレベータ
の制御装置。 - 【請求項3】 エレベータを駆動制御するための主制御
装置と、これとは独立で互いに通信可能で、かご呼び等
のエレベータの動作に必要な伝送制御装置からなり、 前記主制御装置には、第1記憶手段と、中央処理手段を
備え、前記第1記憶手段は電気的消去可能な記憶手段で
エレベータの仕様データが格納可能であり、前記中央処
理手段は前記第1記憶手段に記憶されている内容に基づ
きエレベータを制御するものであり、 前記伝送制御装置には、データベースと、転送手段を備
え、前記データベースは電気的消去可能な記憶手段でエ
レベータの仕様データが格納され、前記転送手段は前記
主制御装置の第1記憶手段が実装されている基板の交換
に基づき転送指令が与えられたとき前記データベースに
記憶されている仕様データを前記第1記憶手段に転送す
るものであるエレベータの制御装置。 - 【請求項4】 エレベータを駆動制御するための主制御
装置と、これとは独立で互いに通信可能で、かご呼び等
のエレベータの動作に必要な通信可能な伝送制御装置
と、データ監視装置からなり、 前記主制御装置には、第1記憶手段と、中央処理手段を
備え、前記第1記憶手段は電気的消去可能な記憶手段で
エレベータの仕様データが格納可能であり、前記中央処
理手段は前記第1記憶手段に記憶されている内容に基づ
きエレベータを制御するものであり、 前記伝送制御装置には、第2記憶手段と、転送手段を備
え、前記第2記憶手段は電気的消去可能な記憶手段でエ
レベータの仕様データが格納され、前記転送手段は前記
主制御装置の第1記憶手段が実装されている基板の交換
に基づき転送指令が与えられたとき前記第2記憶手段に
記憶されている仕様データを前記第1記憶手段に転送す
るものであり、 前記データ監視装置は前記第1および第2記憶手段に記
憶されている仕様データが同一となるように監視変更す
るものであるエレベータの制御装置。 - 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載
のエレベータの制御装置において、転送手段による転送
動作は、主制御装置に有する記憶手段が初期状態または
前記主制御装置の中央処理手段からの仕様データ変更指
令が与えられたとき行なうエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20756694A JP3187253B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20756694A JP3187253B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | エレベータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0873148A JPH0873148A (ja) | 1996-03-19 |
JP3187253B2 true JP3187253B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=16541876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20756694A Expired - Lifetime JP3187253B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187253B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6801421B1 (en) | 1998-09-29 | 2004-10-05 | Abb Ab | Switchable flux control for high power static electromagnetic devices |
KR102384682B1 (ko) * | 2015-10-26 | 2022-04-07 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 및 전자 장치 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022795A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ遠隔監視システムおよびエレベータ遠隔監視端末装置 |
JP5834977B2 (ja) * | 2012-02-02 | 2015-12-24 | 三菱電機株式会社 | エレベーターのかご装置 |
WO2019073606A1 (ja) * | 2017-10-13 | 2019-04-18 | 三菱電機株式会社 | エレベーターのリニューアル方法 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20756694A patent/JP3187253B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6801421B1 (en) | 1998-09-29 | 2004-10-05 | Abb Ab | Switchable flux control for high power static electromagnetic devices |
KR102384682B1 (ko) * | 2015-10-26 | 2022-04-07 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 및 전자 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0873148A (ja) | 1996-03-19 |
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