JP3186931U - 飲料用缶の持ち手 - Google Patents

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直樹 田中
学 加賀谷
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Abstract

【課題】市販されている飲料用缶に取り付け又は取り外しが可能であり、飲料用缶のプルタブの開栓を補助することもできる飲料用缶の持ち手を提供する。
【解決手段】飲料用缶6の上面リム部に係合される上部係合部2と、飲料用缶6の下面下縁部に嵌着される下部嵌着部3と、上記上部係合部と下部嵌着部との間を接続して持ち手形状に成形された持ち手部とを有する飲料用缶の持ち手1であって、上記上部係合部には、上記持ち手部による飲料用缶の外周面に沿った回動操作によって、飲料用缶の上面とプルタブとの間隙に挿入され、プルタブを押し上げる開栓補助部5が連設された構成である。
【選択図】図1

Description

本考案は、飲料用缶に取り付け又は取り外しすることができる飲料用缶の持ち手に関する。
従来より、市販されている飲料用缶に持ち手を設け、マグカップやジョッキの如く使用したいという要望があり、以下に示すとおり、種々の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術は、『飲料用缶容器の上下両端の周縁に沿って周回可能な嵌入溝を有し、この上部嵌入溝の壁部下端に、缶容器の頂部周縁をカッティングすべきカッター刃を形成させてなる飲料用缶容器のカッター刃付き把手』である。
特許文献2に記載の技術は、『縦状に用いる取っ手本体の上部端に、飲料等の缶上部縁に幅広にかみ合う為の下向き凹部を形成し、一方の下部端に、飲料缶等の下部円形縁に幅広にかみ合う上向き凹部を形成した、取り外し自在の飲料缶等に用いる簡易取っ手』である。
特許文献3に記載の技術は、『缶の蓋面を切り抜く缶切り刃を有し、上記缶のリム部に係合される缶切り部と、上記缶切り部に連接して把手形状に折り曲げられる把持部と、上記把持部に連接して上記缶の下縁部に嵌着される嵌着部と、を具備する缶用の把手』である。
特許文献1〜3に記載の技術は、開缶するためのカッター刃や缶切り刃の有無等の相違はあるが、いずれも飲料用缶の上部及び下部に取り付け可能な持ち手に関するものである。
一方で、飲料用缶のプルタブは、爪を伸ばした者やつけ爪をした者の他、力の弱い子供や老人等にとって、開栓し難いという問題があった。
実開昭58−169039 特開平9−216634 特開平11−1239
そこで、本考案の課題は、市販されている飲料用缶に取り付け又は取り外しが可能であり、飲料用缶のプルタブの開栓を補助することもできる飲料用缶の持ち手を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は、下記構成を有する。
1.飲料用缶の上面リム部に係合される上部係合部と、
飲料用缶の下面下縁部に嵌着される下部嵌着部と、
上記上部係合部と下部嵌着部との間を接続して持ち手形状に成形された持ち手部とを有する飲料用缶の持ち手であって、
上記上部係合部には、上記持ち手部による飲料用缶の外周面に沿った回動操作によって、飲料用缶の上面とプルタブとの間隙に挿入され、プルタブを押し上げる開栓補助部が連
設された構成であることを特徴とする飲料用缶の持ち手。
2.開栓補助部が、肉薄の周縁部を有し、該周縁部から次第に肉厚となる斜面部を有する構成であることを特徴とする前記1に記載の飲料用缶の持ち手。
3.下部嵌着部が、平面板と、該平面板の上面に設けられ飲料用缶の下面窪部に嵌入される少なくとも1つの凸部と、該平面板の一部を突出させて設けられた解除片と、を有する構成であることを特徴とする前記1又は2に記載の飲料用缶の持ち手。
4.下部嵌着部が、飲料用缶の下面下縁部に嵌着される溝部と、該溝部に連設された解除片と、を有する薄板片から構成されることを特徴とする前記1又は2に記載の飲料用缶の持ち手。
5.持ち手部が、目印を取り付け可能な被取付部を有する構成であることを特徴とする前記1〜4のいずれかに記載の飲料用缶の持ち手。
前記1に示す考案によれば、上部係合部を飲料用缶の上面リム部に係合し、下部嵌着部を飲料用缶の下面下縁部に嵌着することで、持ち手を市販の飲料用缶に取り付けることができると共に、この取り付けた持ち手を、飲料用缶の外周面に沿って回動操作することによって、開栓補助部が、プルタブと缶の上面に挿入され、このプルタブを押し上げることができ、プルタブの開栓を補助することができる。
前記2に示す考案によれば、肉薄の周縁部をプルタブと缶の上面との間隙に挿入させ、持ち手を更に回動操作することによって、周縁部から次第に肉厚となる斜面部が、徐々にプルタブを押し上げるので、プルタブの開栓補助がより容易にできる。
前記3に示す考案によれば、平面板を設けることによって、飲料用缶をテーブル等に安定して置くことができ、少なくとも1つの凸部を設けることによって、この凸部が飲料用缶の下面窪部に嵌入されるので、飲料用缶から持ち手が離脱することを防止することができ、解除片を設けることによって、飲料用缶から持ち手を容易に取り外すことができる。
前記4に示す考案によれば、溝部が下面下縁部に嵌着されるので、飲料用缶から持ち手が離脱することを防止することができ、解除片を設けることによって、飲料用缶から持ち手を容易に外すことができ、これらが薄板片から構成されることによって、下面下縁部と溝部との嵌着箇所の厚みを最小限に止めることができ、飲料用缶をテーブル等に安定して置くことができる。
前記5に示す考案によれば、被取付部に名札やストラップ等の目印を取り付けることで、複数人が同じ場所で同じ飲料を飲んでいるとしても、自分の飲料を目印によって識別することができる。
本考案に係る飲料用缶の持ち手の一実施例を表す六面図 上部係合部の一実施例を表す部分断面図 下部嵌着部の一実施例を表す部分断面図 下部嵌着部の他の実施例を表す部分断面図 被取付部の一実施例を表す部分正面図 考案に係る飲料用缶の持ち手の他の実施例を表す正面図 開栓補助部がプルタブを押し上げる構造を説明する図
添付の図面に従って、本考案に係る飲料用缶の持ち手(以下、単に「持ち手」ともいう。)を詳細に説明する。
図1は、本考案に係る持ち手1の一実施例を表す六面図であって、背面図は正面図と対称に表れるため省略する。また、飲料用缶6については、破線で表し、かつ透明として表す。なお、本実施例では、持ち手1の形状は左右対称に構成されている。
持ち手1は、ビールやジュースなどが収容されて市販されている飲料用缶に取り付けられるものであり、例えば、容量が350ml又は500mlの飲料用缶を対象にしている。
一般的に、飲料用缶6は、ビールやジュースなどの飲料を内容物とした円筒状のアルミ缶又はスチール缶であり、上面61には、周縁に沿って環状に形成され側面の肉厚よりやや厚く僅かに出っ張った形状を呈する上面リム部62、指を掛けて引き上げることで開栓することができるプルタブ63及び内容物であるビール等の飲料が抽出される開口部64が設けられており、下面(底面)には、周縁に沿って環状に形成され下方に向かって突出した下面下縁部65、及び、クレーター状に窪んだ下面窪部66がある。
図1に表わされるように、持ち手1は、少なくとも、上部係合部2、下部嵌着部3、持ち手部4及び開栓補助部5から構成される。
上部係合部2は、飲料用缶6の上面リム部62に係合される部分である。前述のとおり、飲料用缶6の上面リム部62は、周縁に沿って環状に形成され側面の肉厚よりやや厚く僅かに出っ張った形状に成形されているのが一般的であり、上部係合部2は、この一部に係合される形状であればよく、その形状に限定はない。
図1又は図2に表わされるように、上部係合部2は、コ字形状に形成することができる。この場合、上部係合部2は、飲料用缶6の上面リム部62の一部のうち、頂部、内側面部及び外側面部の三方に当接して係合される。この構成を採用することで、上部係合部2が、飲料用缶6の内側にも外側にも外れることがない。
下部嵌着部3は、飲料用缶6の下面下縁部65に係合される部分である。前述のとおり、飲料用缶6の下面下縁部65は、周縁に沿って環状に形成され下方に向かって突出しているのが一般的であり、下部嵌着部3は、この一部に嵌着され、上部係合部2と共に飲料用缶6に上下から挟着される構成である。
下部嵌着部3の形状について例示する。
図1又は図3に表わされるように、下部嵌着部3は、平面板31と、平面板31の上面に設けられ飲料用缶6の下面窪部66に嵌入される少なくとも1つの凸部32と、平面板31の一部を突出させて設けられた解除片33を有する構成とすることができる。
平面板31は、飲料用缶6の下面下縁部65の下端に当接して取り付けられ、飲料用缶6をテーブル等に置く際には、コースターのように下に敷かれる格好になり、飲料用缶6を安定して置くことができる。平面板31の形状に限定はなく、図1に表わされるように、下面下縁部65の形状に合わせて円形とすることができるし、多角形やハート形等公知公用の形状を特別の制限なく採用することができる。
凸部32は、平面板31の上面に設けられ、図3に表わされるように、飲料用缶6の下面窪部66に嵌入されることで下面下縁部65と嵌着され、飲料用缶6から持ち手1が離脱することを防止するためのものである。図1又は図3では、凸部32が2つ設けられて
いるが、少なくとも1つ設けられればよい。また、凸部32の形状に限定はなく、図1又は図3に表わされるような円弧状の凸形状の他、環状の凸形状を採用することもできる。
上述のように、下部嵌着部3は、平面板31が、飲料用缶6の下面下縁部65の下端に当接され、凸部32が、飲料用缶の下面窪部66に位置する下面下縁部65の内側面に当接されることで、下面下縁部65に嵌着される構成である。
解除片33は、平面板31の一部を突出させて設けられ、持ち手部4と相対向する側に設けられることが好ましい。持ち手1が飲料用缶6に取り付けられた状態において、この解除片33を、下方に操作することによって、凸部32が、飲料用缶6の下面窪部66から外れ、下面下縁部65との嵌着が解除されるので、飲料用缶6から持ち手1を容易に取り外すことができる。
また、図4に表わされるように、下部嵌着部3は、薄板状に形成され、飲料用缶の下面下縁部に嵌着される溝部34と、該溝部に連設された解除片35を有する構成とすることができる。
溝部34は、下面下縁部65に沿うような凹形状に成形され、この下面下縁部65に嵌着され、飲料用缶6から持ち手1が離脱することを防止するためのものである。この場合、溝部34が嵌着された下面下縁部65の箇所だけ、溝部34の厚み分が足されるので、飲料用缶6をテーブル等に置く際には傾くことになる。従って、この傾きを最小限に止めるために、溝部34は薄板状に形成されることが好ましい。
解除片35は、溝部34に連設され、持ち手部4と相対向する側に設けられることが好ましい。持ち手1が飲料用缶6に取り付けられた状態において、この解除片35を、下方に操作することによって、溝部34が、飲料用缶6の下面下縁部65から外れ、飲料用缶6から持ち手1を容易に取り外すことができる。
持ち手部4は、上部係合部2と下部嵌着部3との間を接続し、飲料用コップ等における持ち手形状に成形された部分である。持ち手部4の形状に限定はなく、飲料用コップ等の分野における公知公用の持ち手形状を特別の制限なく採用することができる。
持ち手部4には、名札やストラップ等のアクセサリーを目印として取り付け可能な被取付部41を設けることが好ましい。被取付部41に名札やストラップ等の目印を取り付けることで、バーベキューやホームパーティーなど複数人が同じ場所で同じ飲料を飲むような状況であっても、自分の飲料を目印によって識別することができる。
被取付部41は、例えば、図5(a)に表わされるように、持ち手4の一部に係止孔を穿孔することによって設けることができる。また、図5(b)に表わされるように、持ち手4の一部を突出させ、この突出させた部分に係止孔を穿孔することによって設けることもできる。
被取付部41は、図1に示されるように、複数個が設けられてもよい。
また、複数人が同じ場所で同じ飲料を飲むような状況において、自らが飲んでいる飲料を認識する別の手段として、多数のカラーバリエーションで持ち手1を形成し、各々が異なる色彩の持ち手1を使用することを挙げることもできる。
持ち手部4には、持ち手部4を握った手又は指の一部が接する当接部42を設けることが好ましい。当接部42は、図1に表わされるように、持ち手部4のうち上部係合部2近傍に設けられ、飲料用缶6を持ち上げた際に、手又は指の一部が当接部42を上方に押し
上げる方向で接するので、持ち手部4を強く握らなくても持ち上げることができる。
持ち手部4には、図6に表わされるように、上部係合部2から下部嵌着部までの高さを延長するために延長部43を設けることができる。飲料用缶は、内容量によって高さが異なるため、例えば、ロング缶と呼ばれる500ml缶に持ち手1を取り付けるためには、350ml缶に取り付け可能な持ち手1よりも、上部係合部2から下部嵌着部までの高さを延長する必要がある。そこで、図6に表わされるように、上部係合部2と持ち手部4との間に延長部43を設ける手段を採用することができる。また、上部係合部2から下部嵌着部までの高さを延長する手段として、単に持ち手部4の長さを延長してもよい。
開栓補助部5は、飲料用缶6の上面61とプルタブ63との間隙に挿入され、プルタブ63を押し上げることで、指先が入る程度に間隙を拡開させ、開栓を補助するためのものである。なお、プルタブの構造改良等を伴えば、プルタブ63を完全に開栓することが可能になり得る。
図1又は図2に表わされるように、開栓補助部5は、上部係合部2に連設され、周縁部51の少なくとも一部が肉薄に形成され、この肉薄の周縁部51から次第に肉厚となる斜面部52を有する。開栓補助部5の形状に限定はないが、例えば、図1又は図2に表わされるように、周縁部51を肉薄とした舌形状に形成し、この舌形状の根本に位置する箇所を頂部53として、周縁部51から頂部53を接続する斜面部52を形成することができる。
なお、本実施例のように、開栓補助部5を左右線対称な形状とすることによって、左回り及び右回りのいずれの回動操作による場合であっても開栓補助できるが、本考案はこれに限定されず、一方向的な斜面構成等にしてもよいことは勿論である。
頂部53の位置について、肉薄の周縁部51からの高さ位置は、開栓補助部5によってプルタブ63を押し上げ、拡開させる間隙の長さ(高さ)と略等しい。そこで、頂部53は、肉薄の周縁部51に対して、5mm〜20mmの高さ位置に形成されることが好ましく、8mm〜12mmの高さ位置に形成されることがより好ましい。前述のとおり、開栓補助部5は、プルタブ63を指先が入る程度に押し上げるためのものであり、指先が入るのに必要な長さ(高さ)を拡開させるためである。
次に、開栓補助部5による開栓操作について、図7に従って詳述する。図7は、左側に平面図を、右側に部分端面図をそれぞれ対応した状態で表わす。また、部分端面図は、開栓補助部5とプルタブ63の状態のみを説明するため、持ち手1及び飲料用缶6の上側のみを表わし、ハッチングを省略し、プルタブ63については、プルタブ63に設けられた指掛け孔などによって端面では表れない箇所も、端面に表れるものとして描かれている。
図7(a)は、開栓補助部5による開栓操作前の状態が表された図であり、飲料用缶6に持ち手1が取り付けられているが、開栓補助部5は、プルタブ63は押し上げられておらず、開口部64も開口されていない。
図7(b)は、開栓補助部5によってプルタブ63を押し上げている過程の状態が表わされた図である。持ち手1を飲料用缶6の外周に沿って回動させることで、肉薄の周縁部51が、飲料用缶6の上面61とプルタブ63との間隙に挿入され、持ち手1を更に回動させることで、斜面部52がプルタブ63を徐々に押し上げていく。
図7(c)は、開栓補助部5によってプルタブ63が押し上げられた状態が表わされた図である。持ち手1を回動させ、開栓補助部5の頂部53が、プルタブ63に接した状態であり、この状態でプルタブ63は、上面61との間隙に指先が入る程度に押し上げられ
ている。その後、開栓補助部5をプルタブ63から離間させた位置に回動させ、すでに所定の高さまで押し上げられたプルタブ63を、指先で更に押し上げることで、飲料用缶6の開口部64は完全に開栓される。
このように、持ち手1の回動操作による開栓は、プルタブ63を上面61との間隙に指先が入る程度に押し上げるものであって、この回動操作のみでは完全に開栓することはできない。しかし、爪を伸ばした者やつけ爪をした者の他、力の弱い子供や老人等にとって、上面61とプルタブ63の間隙に指先を入れ、プルタブ63を押し上げることで密閉されている開口部64を開栓する作業が困難なのであって、その後、プルタブ63を更に押し上げることで完全に開栓する作業は比較的容易である。従って、持ち手1による開栓補助は、十分に有意なものといえる。
持ち手1は、上記した開栓補助部5の回動操作による開栓補助の他、次のような使用方法によって飲料用缶6のプルタブ63を開栓することができる。
即ち、持ち手1に設けられた下部嵌着部3の解除片33・35又は開栓補助部5の周縁部51を、飲料用缶6の上面61とプルタブ63の間隙に挿入し、梃子の要領でプルタブ63を押し上げることができる(図示しない。)。この使用方法によって、全く開栓していないプルタブ63を押し上げることもできるし、上記した開栓補助部5の回動操作によってある程度開栓されたプルタブ63を更に押し上げることもできる。
このように、持ち手1は、下部嵌着部3の解除片33・35又は開栓補助部5の周縁部51を使用することで、指先や爪を使わずにプルタブ63を押し上げることができるので、特に、爪を伸ばした者やつけ爪をした者の他、力の弱い子供や老人等にとって便宜である。
持ち手1は、可撓性を有する材料で一体に形成されることが好ましい。
持ち手1を飲料用缶6に取り付けるには、上部係合部2を上面リム部62に係合させた後、下部嵌着部3を下面下縁部65に嵌着させるが、その際に、例えば持ち手部4にある程度の撓みがあった方が、取り付けが円滑である。持ち手1を飲料用缶6から取り外す際にも同様である。
また、一体に成形することで、強度を確保しながら可撓性を持たすことができ、製造コストを抑えることもできる。
1 飲料用缶の持ち手
2 上部係合部
3 下部嵌着部
31 平面板
32 凸部
33 解除片
34 溝部
35 解除片
4 持ち手部
41 被取付部
42 当接部
43 延長部
5 開栓補助部
51 周縁部
52 傾斜部
53 頂部
6 飲料用缶
61 上面
62 上面リム部
63 プルタブ
64 開口部
65 下面下縁部
66 下面窪部

Claims (5)

  1. 飲料用缶の上面リム部に係合される上部係合部と、
    飲料用缶の下面下縁部に嵌着される下部嵌着部と、
    上記上部係合部と下部嵌着部との間を接続して持ち手形状に成形された持ち手部とを有する飲料用缶の持ち手であって、
    上記上部係合部には、上記持ち手部による飲料用缶の外周面に沿った回動操作によって、飲料用缶の上面とプルタブとの間隙に挿入され、プルタブを押し上げる開栓補助部が連設された構成であることを特徴とする飲料用缶の持ち手。
  2. 開栓補助部が、肉薄の周縁部を有し、該周縁部から次第に肉厚となる斜面部を有する構成であることを特徴とする請求項1に記載の飲料用缶の持ち手。
  3. 下部嵌着部が、平面板と、該平面板の上面に設けられ飲料用缶の下面窪部に嵌入される少なくとも1つの凸部と、該平面板の一部を突出させて設けられた解除片と、を有する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料用缶の持ち手。
  4. 下部嵌着部が、飲料用缶の下面下縁部に嵌着される溝部と、該溝部に連設された解除片と、を有する薄板片から構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料用缶の持ち手。
  5. 持ち手部が、目印を取り付け可能な被取付部を有する構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の飲料用缶の持ち手。
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