JP3186878B2 - ゾル溶液の塗工方法 - Google Patents

ゾル溶液の塗工方法

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JP3186878B2 JP02753893A JP2753893A JP3186878B2 JP 3186878 B2 JP3186878 B2 JP 3186878B2 JP 02753893 A JP02753893 A JP 02753893A JP 2753893 A JP2753893 A JP 2753893A JP 3186878 B2 JP3186878 B2 JP 3186878B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゾル溶液の塗工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アルミナゾルを主とする塗工液を、基材
上に塗布した後で溶媒を除去し、アルミナ多孔質からな
る塗工層を形成することが知られている(特開平2−2
76670号公報等参照)。
【0003】ゾル溶液の塗工において発生する欠陥とし
ては、乾燥時ひび割れ、塗工厚みむら等が挙げられ
る。塗工液を基材上に塗工した後に乾燥するにあたり、
通常は乾燥用の空気が塗工品の上に吹き付けられるが、
この際、温風の風圧や基材の傾斜により塗工液が移動し
塗工むらとなったり、基材と塗工液のなじみが悪い場合
は微細な異物付着等によっても塗工液をはじきやすく塗
工面の欠陥となる。また乾燥時の塗工液中のバインダー
成分の分離に起因して、微細なクラックやチェッキング
が発生する。
【0004】これらの塗工欠陥を抑制する方法として、
塗工液中のバインダー量を増加する方法、塗工液の濃度
を上げる方法、乾燥条件をゆるやかにして乾燥速度を遅
くする方法などがある。しかしながら、バインダー量を
増加する場合は塗工層の性能が低下するおそれがある、
塗工液の濃度を上げる場合は塗工が困難となる、乾燥速
度を遅くする場合は生産性が低下するなどの点で不十分
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ゾル
溶液の塗工工程において発生する欠陥を防止し、製品の
品質を向上し、乾燥温度、乾燥風速を増加できるので乾
燥負荷を増加でき、結果として乾燥速度向上、塗工厚み
増加が可能とるゾル溶液の塗工方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、解膠剤で安定
化した親液ゾルからなる塗工液を基材に塗布し、溶媒を
除去して塗工層を形成する方法において、溶媒の除去の
前に親液ゾルの解膠剤を除去することにより塗工液をゲ
ル化させるゾル溶液の塗工方法である。
【0007】本発明において、親液ゾルとは溶媒中にコ
ロイド粒子が分散してなるゾルであって、この粒子表面
に解膠剤が吸着されて安定化している。本発明では、こ
の解膠剤を除去することによりコロイド溶液を不安定に
しゲル化させて塗工層を形成する。ここで解膠剤の除去
とは、解膠剤として作用していた物質を系外に取り除く
ことだけではなく、系内にあってもコロイド粒子の解膠
剤として働かなくすることも含む。
【0008】解膠剤を除去する方法としては、解膠剤に
応じて、種々の方法を採用できる。解膠剤としては、代
表的には酸解膠剤(アニオン)とアルカリ解膠剤(カチ
オン)の2種がある。本発明においてゲル化の方法とし
ては、酸とアルカリとの中和により解膠剤を除去する方
法が好ましく採用される。酢酸のような解膠剤をアルコ
ールとのエステル化で除去する方法や、ヒドロゾルから
水蒸気蒸留で溶媒はそのままで解膠剤だけ除去する方法
なども採用できるが、操作および設備の簡便さの点で、
中和による方法がより好ましい。
【0009】酸とアルカリとの中和によるゲル化の方法
として、解膠剤が酸解膠剤の場合は、塗工後のゾル溶液
にアンモニアまたはアミン等のアルカリ性のガスを反応
させることにより、塗工後に塗工液の酸解膠剤を中和し
pHを上昇させて塗工液をゲル化できる。同様に、解膠
剤がアルカリ解膠剤の場合は、塗工後のゾル溶液に塩
酸、酢酸または硝酸等の酸性のガスを吹き付けることに
より、塗工後に塗工液のアルカリ解膠剤を中和しpHを
下降させて塗工液をゲル化できる。
【0010】他に、酸とアルカリとの中和によるゲル化
の方法として、塗工液の解膠剤が酸解膠剤の場合は、積
塗工の際のすでに塗工した塗工層または基材にアル
カリ溶液を含浸させた後、この上に塗工することによ
り、塗工後に塗工液をゲル化できる。同様に、塗工液の
解膠剤がアルカリ解膠剤の場合に、積層塗工の際のすで
に塗工した塗工層または基材に酸性溶液を含浸させた
後、この上に塗工することにより、塗工後に塗工液をゲ
化できる。
【0011】さらに、乾燥時にアンモニアを発生するよ
うに調製されたアンモニウム塩とアルカリの混合溶液
を、積層塗工の際のすでに塗工した塗工層または基材に
含浸させた後、この上に塗工することにより、塗工後に
塗工液をゲル化できる。
【0012】本発明においては、このようにして塗工層
をゲル化した後で、溶媒を除去する。溶媒除去は完全に
ゲル化した後で開始する必要はなく、溶媒の除去が完了
する前に解膠剤の除去工程があればよい。溶媒の除去の
は特に限定されず種々の方法を採用できる。具体的
には、熱風を吹き付ける方法が最も簡便で効率が高いの
で好ましい。
【0013】本発明で使用するゾルとしては、アルミナ
ゾルが好適に使用できる。解膠剤としては、酸が好まし
く、酢酸または塩酸等が使用できる。特に酢酸が好適で
ある。この場合は、塗工層をアンモニア雰囲気にさらす
ことによりゲル化させる方法が好ましい。具体的には、
塗膜にノズルからアンモニアを含む気体を吹き付けた
り、アンモニア雰囲気中に一定時間保持するのが好まし
い。
【0014】塗工液は乾燥後の塗工層の機械的強度を向
上させるためにバインダー成分を含有することが好まし
い。バインダーとしては、でんぷんおよびその変性物、
ポリビニルアルコールおよびその変性物、SBRラテッ
クス、NBRラテックス、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン等の有機物を使用できる。
【0015】バインダーの使用量は、ゾル成分の5〜5
0重量%程度を採用するのが好ましい。バインダーの使
用量が、5重量%未満の場合は、塗工層の強度が不十分
になるおそれがあり、逆に50重量%を超える場合は、
塗工層の特性を劣化させるおそれがあるのでそれぞれ好
ましくない。
【0016】塗工液における総固形分濃度は、目的とす
る塗工層に応じて種々の濃度を採用できるが、3〜20
重量%程度を採用するのが好ましい。総固形分濃度が3
重量%未満の場合は、本発明の方法を採用しても溶媒の
除去が困難になるおそれがあるので好ましくない。総固
形分濃度が20重量%を超える場合は、塗工液の濃度が
増大し塗工が困難になるおそれがあるので好ましくな
い。
【0017】
【作用】本発明において、親液ゾルとは溶媒中にコロイ
ド粒子が分散してなるゾルであって、この粒子表面に解
膠剤が吸着されて安定化している。溶媒の除去にしたが
ってゲル化が起こる場合は、その際に塗工液中の成分が
移動しやすく、バインダー成分を含む場合にはこれが分
離して、乾燥前および乾燥中に欠陥が発生しやすい。本
発明の方法では、溶媒の移動を伴わずにゲル化できるの
で、上述の欠陥の発生を防止し、製品の品質を向上する
ことが可能となる。
【0018】
【実施例】実施例1 酢酸を解膠剤としてpH4まで添加した酸化アルミニウ
ムのゾルに、バインダーであるポリビニルアルコールを
10部混合し、全体として固形分15重量%の水溶液と
して塗工液を得、この塗工液を、ポリエステルのシート
上に均一にかつ乾燥後の厚さが30μmになるように塗
工した(以下、塗工条件1という)。この塗工液の粘度
は、pH=4のとき20センチポイズであり、水酸化ナ
トリウムを添加してpH=5にすると50センチポイズ
に増粘し、さらに水酸化ナトリウムを添加してpH=6
にすると完全にゲル化した。
【0019】工後のシート上にアンモニアガスを吹き
付けた後、150℃の熱風を3分間吹き付けて乾燥し
た。アンモニアガスの吹き付けにあたっては爆発限界を
下回る8vol%とし、均一に吹き付けできるようにス
リット式のノズルを用い、そのスリットのギャップは事
前に調整した。アンモニアガスを吹き付け塗工液のpH
が5となった後で乾燥すると、幅5mm程度の粗大なひ
び割れの発生が防止できた。さらに塗工液のpHが6と
なった後で乾燥すると、1mm程度の円形の塗工欠陥お
よび1mm未満の微細なクラックの発生を防止できた。
【0020】実施例2 酢酸を解膠剤とした前述の条件(塗工条件1)でゾルを
塗工するにあたり、すでに塗工した層に水酸化ナトリウ
ムの1%水溶液を10g/m2含浸させた後、この上に
積層塗工した。この結果、塗工後に塗工液のpH6と
なることにより、塗工液をゲル化させることができ、実
施例1と同様の効果が得られた
【0021】実施例3 酢酸を解膠剤とした前述の条件(塗工条件1)でゾルを
塗工するにあたり、すでに塗工した層に、乾燥時にアン
モニアを発生するように調整された、塩化アンモニウム
1%と水酸化ストロンチウム1%を含む混合水溶液を1
0g/m2含浸させた後、この上に積層塗工した。この
結果、乾燥前塗工液のpHは5であるが、塗工後に塗
工液をある程度ゲル化させ、さらに乾燥中に塗工液が加
熱されて塩化アンモニウムが分解しアンモニアガスを発
生することにより、ゲル化をさらに進行させることがで
き、実施例1と同様の効果が得られた。本実施例は実施
例2で塗工性がゲル化によって低下する場合により有
効な手段となる。
【0022】比較例 実施例1の塗工液を、前述のゲル化による方法(すなわ
ち、塗工後のシート上にアンモニアガスを吹き付ける方
法)を使用せずに、ポリエステルのシート上に均一に3
0μmの厚さに塗工し、150℃の熱風を吹き付け
燥した。乾燥時間を3分間未満とすると、塗工液が乾燥
する間に塗工面に幅5mm程度の粗大なひび割れが発生
した。この塗工欠陥は乾燥時間くすれば、次第に減
少する傾向にあり、乾燥時間を4分間とすれば発生しな
くなった。しかし、1mm程度の円形の塗工欠陥が10
0cm2あたり約3箇所、1mm未満の微細なクラック
が100cm2あたり約10箇所、塗工面全体にわた
発生した。乾燥時間をさらに長くし10分間とすると
1mm未満の微細なクラックは100cm2あたり約1
箇所に減少したものの1mm程度の円形の塗工欠陥は低
減しなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法により、塗工工程で発生す
る欠陥を防止し、製品の品質を向上し、乾燥温度、乾燥
風速を増加できるので乾燥負荷を増加でき、結果として
乾燥速度向上、塗工厚み増加が可能となる等の優れた効
果を有し、特に品質を向上しつつ生産量を増加できる。
したがって、大幅な生産性向上の効果を生ずる。
【0024】さらに、バインダーのマイグレーション防
止による乾燥速度の向上や、塗工液の移動抑制によって
乾燥風量を増加でき乾燥負荷の増加を可能とし、バイン
ダーの偏析防止によってインクの吸収速度向上できる
等の効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−31576(JP,A) 特開 平1−249171(JP,A) 特開 昭61−125471(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 1/00 - 7/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】解膠剤で安定化した親液ゾルからなる塗工
    液を基材に塗布し、溶媒を除去して塗工層を形成する方
    法において、溶媒の除去の前に親液ゾルの解膠剤を除去
    することにより塗工液をゲル化させるゾル溶液の塗工方
    法。
  2. 【請求項2】親液ゾルの解膠剤が酸であり、この酸解膠
    剤にアルカリを反応させて除去する請求項1記載のゾル
    溶液の塗工方法。
  3. 【請求項3】基材上に複数の塗工層を形成する方法で、
    当該塗工層の下層に、解膠剤と反応してこれを除去する
    成分を含浸させておく請求項1または2記載のゾル溶液
    の塗工方法。
  4. 【請求項4】親液ゾルがアルミナゾルである請求項1
    2または3記載のゾル溶液の塗工方法。
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