JP3186603U - 保冷風呂敷 - Google Patents

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Abstract

【課題】被包装物の大きさを問わずに、高齢者や子供でも簡単かつ容易に包装することができ、当該包装形態を確実に保持できる保冷性、携帯性に優れた保冷風呂敷を提供する。
【解決手段】保冷風呂敷1は、樹脂または布シート11を有し、裏面にアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルムを有し、両者の間に所定厚さの発泡樹脂シートを備えた風呂敷本体3と、伸縮性を有する帯状テープで形成され基端部が上記風呂敷本体表面の角隅部近傍に取り付けられ先端部が上記角隅部とその対角に位置する反対側の角隅部とのなす対角線上にあって上記角隅部から外方に延長配置され先端部裏面に面ファスナー9を有する第1結束テープ5と、基端部が上記角隅部近傍に取り付けられ先端部が少なくとも上記対角線上で風呂敷本体の中央部近傍に延長配置され表面全体に面ファスナー9を有する第2結束テープ7とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、弁当や生鮮食料品等を包むのに好適な保冷性を有し、持ち運びに便利な携帯性を有する保冷風呂敷に係り、特に、高齢者や子供でも簡単かつ容易に使用できるようにしたものに関する。
風呂敷は被包装物の形状や大きさに拘らず、種々の被包装物を包装することができ、未使用時にはコンパクトに折り畳んで携帯することができる重宝さが受けて古くから使用されている。
また、近年、上記風呂敷の有する重宝さが見直されて下記の特許文献1に示すような新しいタイプの風呂敷も登場してきている。
下記の特許文献1に開示されている風呂敷は、樹脂または布シートを有し、裏面にアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルムを有し、両者の間に所定厚さの発泡樹脂シートを備えた風呂敷本体と、上記風呂敷本体の表面の角隅部に取り付けられる掛止め用ボタンと、上記掛止め用ボタンの取付け位置から繰り出される輪形をしたゴム紐と、を具備し、上記ゴム紐を上記掛止め用ボタンの取付け位置から当該角隅部の先端に向けて所定角度の二方向に繰り出し、当該角隅部を形成する交差する二辺の近傍で上記風呂敷本体に係止することによって構成されている。
実用新案登録第3164631号公報
しかしながら、上記輪形のゴム紐を掛止め用ボタンに掛けてその包装形態を保持する風呂敷では、大きな被包装物を包装する場合、ゴム紐を強く伸張させ掛止め用ボタンに掛ける必要があり、高齢者や子供にとっては難しい作業で使用上の支障になっていた。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、被包装物の大きさを問わずに、高齢者や子供でも簡単かつ容易に包装することができ、当該包装形態を確実に保持できる保冷性、携帯性に優れた保冷風呂敷を提供することにある。
上記目的を達成するべく本考案の請求項1による保冷風呂敷は、表面に樹脂または布シートを有し、裏面にアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルムを有し、両者の間に所定厚さの発泡樹脂シートを備えた風呂敷本体と、テープで形成され基端部が上記風呂敷本体表面又は裏面の角隅部近傍に取り付けられ先端部が上記角隅部とその対角に位置する反対側の角隅部とのなす対角線上にあって上記角隅部から外方に延長配置され少なくとも先端部裏面に面ファスナーを有する第1結束テープと、少なくとも基端部が上記角隅部近傍に取り付けられ先端部が上記対角線上で風呂敷本体の中央部近傍に延長配置され表面に被着用面ファスナーを有する第2結束テープとを具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2による保冷風呂敷は、請求項1記載の保冷風呂敷において、上記第1結束テープは伸縮性を有するテープであることを特徴とするものである。
また、請求項3による保冷風呂敷は、請求項1または2記載の保冷風呂敷において、上記風呂敷本体の裏面における上記第1結束テープが取り付けられている角隅部と対角をなす反対側の角隅部には、保冷剤を収容するポケット状または袋状の保冷剤収容部が設けられていることを特徴とするものである。
そして上記手段によって次のような作用が得られる。まず、風呂敷本体における上記角隅部の取付け位置から第1結束テープを繰り出し、当該角隅部で風呂敷本体に係止するようにしたことにより、当該第1結束テープは、被包装物をくるんだ状態の風呂敷本体の前面を通って第1の折返し端に到達する。また、上記風呂敷本体の後面を通って上記第1結束テープの先端部は、上記第2結束テープに圧着される。
従って、被包装物をくるんだ状態の風呂敷本体において左右方向に位置する2つの角隅部は、それぞれ左右方向に位置する第3の折返し端と第4の折返し端とによって上記風呂敷本体の前面側に折り返された後、上記間隔を保って上記風呂敷本体の前面を通る第1結束テープによって、それぞれの角隅部が確実に保持されるため保冷風呂敷の包装形態が安定して高い密封性が得られるようになる。
また、裏面に設けたアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルムと、中間に設けた所定厚さの発泡樹脂シートとを積層したことにより、所望の保冷効果が発揮される。
また、帯状のテープで形成され基端部が上記風呂敷本体表面の角隅部近傍に取り付けられ先端部が上記角隅部とその対角に位置する反対側の角隅部とのなす対角線上にあって上記角隅部から外方に延長配置され先端部裏面に面ファスナーを有する第1結束テープと、少なくとも基端部が上記角隅部近傍に取り付けられ先端部が上記対角線上で風呂敷本体の中央部近傍に延長配置され、少なくとも一部の表面に被着用面ファスナーを有する第2結束テープとを備えたことにより、第2結束テープに対する第1結束テープの圧着位置を任意に設定することができ、第1結束テープの圧着位置を調整することで種々の形状、大きさの被包装物に対応できるようになり、当該被包装物を確実に保持できるようになる。
本考案によると、被包装物の大きさを問わずに、高齢者や子供でも簡単かつ容易に包装することができ、当該包装形態を確実に保持できる保冷性、携帯性に優れた保冷風呂敷を提供することができる。
また、第1結束テープを伸縮性を有するテープとした場合は、上記角隅部から繰り出されている第1結束テープの先端部を持って下方に向けて引っ張って第1結束テープの先端部裏面の面ファスナーを第2結束テープの被着用面ファスナーの任意の位置に押しつけるので、第1結束テープが伸張した状態で第2結束テープに圧着され、それぞれの角隅部が確実に保持されるため保冷風呂敷の包装形態が安定して高い密封性が得られるようになる。
また、上記掛止め用ボタンが取り付けられている角隅部と対角をなす反対側の角隅部の裏面に保冷剤収容部を設けた場合には、該保冷剤収容部に保冷剤を収容することで保冷風呂敷の保冷性を向上させることができる。
本考案の実施の形態を示す図で、被包装物を包装した状態の保冷風呂敷を示す斜視図である。 本考案の実施の形態を示す図で、展開した状態の保冷風呂敷を示す裏面側からの斜視図である。 本考案の実施の形態を示す図で、折り畳んだ状態の保冷風呂敷を示す斜視図である。 本考案の実施の形態を示す図で、展開した状態の保冷風呂敷を示す表面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、展開した状態の保冷風呂敷を示す裏面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、図4中のA−A線における拡大断面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、被包装物を包装する過程を段階的に示す斜視図である。 本考案の実施の形態を示す図で、被包装物を包装した状態の保冷風呂敷を示す断面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、他の被包装物を包装した状態の保冷風呂敷を示す斜視図である。 本考案の実施の形態を示す図で、他の被包装物を包装した状態の保冷風呂敷を示す断面図である。
以下、図1〜図10に示す実施の形態を例にとって本考案を実施するための形態を説明する。
本考案の保冷風呂敷1は、弁当や生鮮食料品等、保冷性が必要とされる被包装物Aを包むのに好適な保冷風呂敷である。そして、この保冷風呂敷1は、被包装物Aを実際にくるむ風呂敷本体3と、該風呂敷本体3表面の角隅部31に取り付けられ該取付け位置から繰り出される第1結束テープ5と、上記第1結束テープ5の先端部を圧着する第2結束テープ7と、を具備することによって基本的に構成されている。
このうち、風呂敷本体3は、表面に樹脂または布シート11を有し、裏面にアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルム13を有している。また、上記撥水樹脂シート11とラミネートフィルム13との間には所定厚さの発泡樹脂シート15が配設されており、更に、本実施の形態ではこれらの周囲に縁17を宛てがい、図6に示すように一例として縁17の表面側の端部を内側に折り返した状態で糸19によって縁かがりする縫製加工によって風呂敷本体3が成形されている。尚、この成形は縫製加工に限られず、接着等により行っても良い。
上記樹脂または布シート11としては、軽撥水効果を有するナイロンフィルムが一例として使用でき、上記縁17の材料としてポリエステル生地が一例として使用できる。尚、ナイロンフィルム以外のポリエステル生地等を使用することもできるし、綿や絹等の布を使用しても良い。
また、上記発泡樹脂シート15としては、厚さtが2mm〜4mmに設定されている発泡ポリエチレンシートが一例として適用可能である。
そして、このようにして成形される風呂敷本体3は、一例として4つの辺35、36、37、38の長さが約43.5cmの正方形状に形成されており、上述した第1結束テープ5が取り付けられる角隅部31と、その対角に位置する反対側の角隅部32と、これらの角隅部31、32と直交するそれぞれ対角に位置する2つの角隅部33、34との計4つの角隅部31、32、33、34を有している。
上記第1結束テープ5としては、ゴムベルト等の伸縮性を有する帯状テープが一例として適用できる。第1結束テープ5は、基端部が上記風呂敷本体3表面の角隅部31近傍に一例として縫着により取り付けられている。第1結束テープ5の取付け位置Oは、風呂敷本体3の角隅部31の両縁部からそれぞれ距離が風呂敷本体3の大きさにもよるが一例として約3cm離れた位置に設定されている。尚、第1結束テープ5は、風呂敷本体3の裏面に取付けられていても良い。
また、上記第1結束テープ5の先端部裏面に一例としてフック状に起毛された面ファスナー9が設けられている。面ファスナー9の長さは約4.5cmで幅は約1.6cmに設定されている。
第1結束テープ5は、先端部は上記角隅部31とその対角に位置する反対側の角隅部32とのなす対角線D上にあって上記角隅部31から外方に延長配置されている。
また、上記第1結束テープ5の長さは一例として約17cmで約24cmまで伸張でき、幅は約2cmに設定されている。
第2結束テープ7としては、フラットベルト等の伸縮性のない帯状テープが一例として適用できる。第2結束テープ7は、表面全体に一例としてループ状に密集して起毛された被着用面ファスナー10が設けられている。尚、被着用面ファスナー10は表面全体に設けるほか、複数箇所に部分的に設けることも可能である。
尚、上記第1結束テープ5としては、フラットベルト等の伸縮性を有しない帯状テープとすることも可能である。
第2結束テープ7は、基端部が上記角隅部31近傍に取り付けられ先端部が少なくとも上記対角線D上で風呂敷本体3の中央部近傍に延長配置され、一例として縫着により取り付けられている。第2結束テープ5の取付け位置Oは、基端部が該第1結束テープ5の取付け位置Oよりも約4cm内側に取り付けられ、先端部が風呂敷本体3のほぼ中央部に取り付けられている。上記第2結束テープ7の長さは一例として約21cmで、幅は約2cmに設定されている。また、被着用面ファスナー10の長さは約21cmで幅は約1.3cmに設定されている。
尚、第2結束テープ5の取り付け範囲は上記の例に限られるものではなく、例えば全体に取り付けられていても良い。
また、本実施の形態では上記風呂敷本体3の裏面における上記角隅部31と対角をなす反対側の角隅部32には、保冷剤Cを収容する一例としてポケット状の保冷剤収容部21
が設けられている。
保冷剤収容部21の材質としては、保冷剤Cからの冷気が被包装物Aに効率良く作用するように多数の通気孔23が形成されたメッシュ素材が一例として適用できる。
また、保冷剤収容部21の形状及び大きさは、上記保冷剤Cを収容できる種々の形状及び大きさのものが適用できるが、本実施の形態では、当該角隅部32の形状及び大きさに対応した裏面視三角形状の保冷剤収容部21を採用している。尚、当該保冷剤収容部21の風呂敷本体3に対する取り付けは、上述した縁17と糸19を使用した縁かがりによって共縫いされることにより実行されている。
次に、このようにして構成される本考案の保冷風呂敷1を使用してサイズの大きな被包装物Aを包装する場合の手順を図7に基づいて説明する。
まず、図7(a)に示すように裏面のラミネートフィルム13を上にして、保冷風呂敷1をテーブル等の上に敷き、ラミネートフィルム13の一例として中央に被包装物Aを置く。また、保冷剤収容部21には予め保冷剤Cを収容しておく。
次に、図7(b)に示すように上記保冷剤収容部21が設けられている下方の角隅部32を第1の折返し端41で前面側に折り返して被包装物Aの下端部を包むように被包装物Aの前面に被せる。
尚、この状態では、被包装物Aの前面に上記保冷剤Cが収容された保冷剤収容部21が位置しており、保冷剤Cの冷気が保冷剤収容部21の通気孔23を通って、直接被包装物Aに作用するようになっている。
続いて、図7(c)に示すように左側の角隅部33を第3の折返し端43で前面側に折り返し、右側の角隅部34を第4の折返し端44で前面側に折り返して被包装物Aの左右の側端部を包むように先に折り返した上記角隅部32の前面に被せる。
最後に、図7(d)に示すように第1結束テープ5が設けられている上方の角隅部31を第2の折返し端42で前面側に折り返して被包装物Aの上端部を包むように先に折り返した上記角隅部33と角隅部34の前面に被せる。
そして、上記角隅部31から繰り出されている第1結束テープ5の先端部8を持って下方に向けて引っ張り、上記第1の折返し端41で前面から後面へと巻回し、そのまま上方へ向けて引っ張って第1結束テープ5の先端部8裏面の面ファスナー9を第2結束テープ7の被着用面ファスナー10の任意の位置に押しつければ第1結束テープ5が伸張した状態で第2結束テープ7に圧着され、保冷風呂敷1による被包装物Aの包装が完了する。
被包装物Aをくるんだ状態の風呂敷本体3において左右方向に位置する2つの角隅部33、34は、それぞれ左右方向に位置する第3の折返し端43と第4の折返し端44とによって上記風呂敷本体3の前面側に折り返された後、上記間隔を保って上記風呂敷本体の前面を通る第1結束テープ5によって、それぞれの角隅部が確実に保持されるため保冷風呂敷の包装形態が安定して高い密封性が得られるようになる。
尚、上記第1結束テープ5をフラットベルト等の伸縮性を有しない帯状テープとした場合には、第1結束テープ5が伸縮することによるより強力な密着機能には及ばないが、被包装物の大きさを問わずに、高齢者や子供でも簡単かつ容易に包装することができ、当該包装形態を確実に保持できる保冷性、携帯性に優れた保冷風呂敷を提供することが可能である。
また、裏面に設けたアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルム13と、中間に設けた所定厚さの発泡樹脂シート15とを積層したことにより、所望の保冷効果が発揮される。
また、本実施の形態の保冷風呂敷1は、図9、図10に示すようにサイズの小さな被包装物Aを包装する場合にも使用できる。この場合には、風呂敷本体3の各角隅部31、32、33、34がそれぞれオーバーラップした状態で被包装物Aをくるむようになるから、第2結束テープ7に対する第1結束テープ5の先端部8の圧着位置も第2結束テープ7の基端部寄りとなり、具体的には被包装物Aの背面側や上面側になる。
この他、本考案の保冷風呂敷1を使用しない場合には、例えば図3に示すように4枚に折り畳んだり、ロール状に丸めて仕舞っておいたり、買い物カゴやバッグ等に収容して携帯することも可能である。
そして、このような本実施の形態によれば、風呂敷本体3の角隅部31の取付け位置Oから繰り出された第1結束テープ5の先端部8を単に引張って、前面から後面、さらに前面へと巻回して第2結束テープ7に圧着するだけの操作で被包装物Aを確実に包装して保持することが可能になる。
また、被包装物の大きさが変化しても、第2結束テープ7に対する第1結束テープ5の圧着位置を第2結束テープ7の長さの範囲内で任意の位置とすることができるので、第1結束テープの圧着位置を調整することで種々の形状、大きさの被包装物に対して容易に対応でき、大きいサイズのものから小さいサイズのものまで被包装物を確実に保持できるようになる。
したがって、第1結束テープ5を強く引っ張ることは困難な高齢者や子供でも楽に操作することができ、簡単かつ容易に包装することができるものである。
また、撥水樹脂シート11として採用したナイロン生地によれば、印刷が可能でデザイン性が向上するし、軽撥水効果も得られる。また、裏面に設けたアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルム13と、中間に設けた所定厚さの発泡樹脂シート15とによれば、所望の保冷効果が発揮される。
更に、上記角隅部32に設けた保冷剤収容部21と該保冷剤収容部21に収容される保冷剤Cとの作用によって被包装物を直接冷却できるで、一層の保冷効果が得られるものである。
尚、本考案の保冷風呂敷1は、上記の実施の形態のものに限定されず、その考案の要旨内での設計変更が可能である。例えば、風呂敷本体3の形状は表面視正方形状に限らず、表面視長方形状、表面視菱形形状、表面視円形状等、他の種々の形状が採用可能である。また、風呂敷本体3の大きさも上記実施の形態のものに限らず、種々の大きさのものが採用可能である。
また、本考案の保冷風呂敷1の高い密封性により必要な保冷力が発揮される時には、被包装物Aの種類等によっては、上記保冷剤収容部21を省略し他の部位に保冷剤Cを使用することも可能であり、また、保冷剤収容部21は備えていても他の部位に保冷剤Cを使用し、または保冷剤Cを省略することも可能である。
また、第1結束テープの面ファスナーや第2結束テープの被着用面ファスナーは、上記実施の形態で述べた第1結束テープ側をフックテープとし、第2結束テープ側をループテープとした実施形態に限らず、両者を逆の配置としたり、複合型の面ファスナーとしたりマッシュルーム型や鋸歯型のフックを用いたものとしたり種々の構造のものが採用可能である。
また、第1結束テープ及び第2結束テープの幅や長さは、上記実施の形態で述べた数値の範囲に限らず、保冷風呂敷1の形状や大きさ等に合わせて適宜調整することが可能である。
また、保冷剤収容部21は、上記実施の形態で述べたポケット状の他、袋状のもので
もよいし、面テープ等を使用した圧着式のもの等、種々の構造のものが採用可能である

また、保冷剤としては蓄冷剤、氷やドライアイスのような冷却剤を使用しても良い。
この他、本考案の保冷風呂敷1は、保冷を必要とする弁当や生鮮食料品等の被包装物Aを主な対象とするものであるが、このような被包装物Aに限らず加熱調理された食品等の被包装物Aにも拡大することが可能である。この場合にはこれらの被包装物Aが冷めないように保温する目的で本考案の保冷風呂敷1が採用されることになり、保冷剤Cの使用を省略するか、保冷剤Cに代えて保温剤、蓄熱剤を使用することになる。
本考案の保冷風呂敷は、買いものや通勤、通学あるいはレジャー等の移動中に保冷が必要な被包装物を包装して持ち運びたい場合に利用でき、特に高齢者や子供でも簡単かつ容易に被包装物を包装して保冷性を高めたい場合に利用可能性を有する。
1 保冷風呂敷
3 風呂敷本体
5 第1結束テープ
7 第2結束テープ
8 先端部
9 面ファスナー
10被着用面ファスナー
11 撥水樹脂シート
13 ラミネートフィルム
15 発泡樹脂シート
17 縁
19 糸
21 保冷剤収容部
23 通気孔
31 角隅部
32 角隅部
33 角隅部
34 角隅部
35 辺
36 辺
37 辺
38 辺
41 第1の折返し端
42 第2の折返し端
43 第3の折返し端
44 第4の折返し端
A 被包装物
O 取付け位置
t 厚さ
L (風呂敷本体の一辺の)長さ
D 対角線
C 保冷剤

Claims (3)

  1. 表面に樹脂または布シートを有し、裏面にアルミ蒸着またはアルミ箔を使用したラミネートフィルムを有し、両者の間に所定厚さの発泡樹脂シートを備えた風呂敷本体と、テープで形成され基端部が上記風呂敷本体表面又は裏面の角隅部近傍に取り付けられ先端部が上記角隅部とその対角に位置する反対側の角隅部とのなす対角線上にあって上記角隅部から外方に延長配置され少なくとも先端部裏面に面ファスナーを有する第1結束テープと、少なくとも基端部が上記角隅部近傍に取り付けられ先端部が上記対角線上で風呂敷本体の中央部近傍に延長配置され表面に被着用面ファスナーを有する第2結束テープとを具備したことを特徴とする保冷風呂敷。
  2. 上記第1結束テープは伸縮性を有するテープであることを特徴とする請求項1記載の保冷風呂敷。
  3. 上記風呂敷本体の裏面における上記第1結束テープが取り付けられている角隅部と対角をなす反対側の角隅部には、保冷剤を収容するポケット状または袋状の保冷剤収容部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の保冷風呂敷。
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