JP6650139B2 - シャツ収納ケース - Google Patents

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Description

本発明は、シャツを収納するためのシャツ収納ケースに関する。
従来、大型バッグにシャツを収納する際にシャツの変形を防止することができるシャツ収納ケースが知られている(例えば、特許文献1参照。)。同文献に開示されるシャツ収納ケースは、折り畳み可能に形成された収納ケース本体と、使用時には収納ケースとともにシャツを収納可能な収納部を内部に形成するとともに、収納されたシャツの変形を防止しうる着脱可能に形成されたフレーム材を備えたことを特徴とする。
このようにして形成されたシャツ収納ケースによれば、取り付けられたフレーム材の剛性が、大型バッグに詰め込まれた他の物品が押す力に対して抵抗力となって働くため、押しつぶされることがない。そのため、収納するシャツの形状を、大型バッグ内の他の物品によって押しつぶされないように保護して収納することが可能となる。その結果、大型バッグ内に収納するシャツが、大型バッグ内の他の物品に押し潰されて形状変形してしまうことを防止することができる。
登録実用新案第3076946号公報
しかしながら、上記従来のシャツ収納ケースでは、改良の余地があった。例えば、シャツの形状を維持するためのフレーム材は、シャツの変形を防止するためだけに備えられるものであり、他の機能を有しないため、必ずしも形状の維持が必要ない場合には、不要な部品としてコスト増につながっていた。また、ケース内に収納できるのはシャツのみであり、シャツとともに使用される小物の収納については考慮されておらず、さらなる改良の余地があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シャツの変形を防止しつつ利便性を高めることの可能な、新規かつ改良されたシャツ収納ケースを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、シャツを収納するためのシャツ収納ケースであって、シャツが収納されるシャツ収納部と、小物を入れることができ、前記シャツ収納部の上部全面を覆う大きさの平板状であり、前記シャツ収納部に対して着脱自在な小物入れ部と、前記小物入れ部が前記シャツ収納部の上部全面を覆った状態で、前記シャツ収納部に対して閉塞部材(ファスナーなど)で閉じることができる蓋部と、を備えたことを特徴とする、シャツ収納ケースが提供される。
かかる構成によれば、小物入れ部がシャツ収納部の上部全面を覆うことによって、シャツ収納部に収納されるシャツの変形を防止することができる。特に、小物入れ部に小物が収納されていると、クッション性が高まりこの効果は大きい。また、小物入れ部がシャツ収納部に対して着脱自在であることによって、小物を入れた状態で小物入れ部のみを持ち運ぶことができる。荷物を少なくしたいときには、小物入れ部を装着しないこともでき、荷物を軽くすることができる。
本発明は以下のようなさまざまな応用が可能である。以下に説明する本発明の応用例は、適宜組み合わせることが可能である。
例えば、前記シャツ収納部は、高さ方向に変形可能であってもよい。本発明では、小物入れ部を備えたことによって、シャツ収納部に収納されるシャツの変形を防止できることから、シャツ収納部を硬質にしなくてもよく、シャツ収納部を軽くすることができる。また、シャツ収納部を高さ方向に変形できることで、大型バッグ内に入れたときでも必要最小限のスペースで済む。さらに、シャツ収納部にシャツを収納しないときには完全に折り畳んで小さくすることもできる。
前記小物入れ部は、前記シャツ収納部に対して、面テープにより着脱自在であってもよい。小物入れ部を面テープで着脱自在にすることによって、小物入れ部の取り付け位置を微調整できる。例えば、小物入れ部に荷物をぎっちり詰めたときであっても、少しずらして取り付けることにより、蓋部が締まらないといった不具合が起こりにくくなる。
また、前記小物入れ部は、小物を入れるポケットを平板状の両面に設けてもよい。シャツとともに収納する小物はある程度想定できることから(例えば、靴下、ハンカチ、下着、ネクタイ、ネクタイピン、カフスボタン、シャツをとめるクリップなど)、小物入れ部に小物を入れるポケットを両面に設け、複数に区分することにより、相互の干渉を防止することができる。また、平板状の小物入れ部の両面に小物を入れることにより、高さ方向に厚みを持たせ、シャツを保護するクッション性を高めることができる。
また、前記シャツ収納部、前記小物入れ部又は前記蓋部の少なくともいずれかに、取っ手を設けるようにしてもよい。シャツ収納ケースの持ち運びの利便性を高めることができる。特に、小物入れ部に取っ手を設ければ、シャツ収納ケースの取っ手になるとともに、小物入れ部のみを外して持ち運ぶときの取っ手としても機能させることができる。
さらに、前記シャツ収納部と一体に又は前記シャツ収納部と別体に、前記シャツ収納部に収納されるシャツの襟の変形を防止する襟保護部材を備えるようにしてもよい。このような襟保護部材を備えたことによって、小物入れ部によるシャツの変形防止と相まって、さらにシャツの襟の変形を効果的に防止することができる。
襟保護部材を備えるときには、前記シャツ収納部、前記小物入れ部又は前記蓋部の少なくともいずれかに、前記襟保護部材を収納できる襟保護部材収納部を設けるようにしてもよい。襟保護部材の紛失を防止することができる。なお、襟保護部材をシャツ収納ケースのどこかに連結することによって、襟保護部材の紛失を防止するようにしてもよい。
本発明のシャツ収納ケースによれば、シャツの変形を防止しつつ利便性を高めることが可能である。本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
第1の実施形態のシャツ収納ケース100を開いた状態を示す図である。 第1の実施形態のシャツ収納ケース100を閉じた状態を示す図である。 小物入れ部120の詳細を示す図であり、(a)は表面を示し、(b)は裏面を示す。 シャツ収納部110と小物入れ部120との関係を示す図である。 襟保護部材200を示す図であり、(a)は襟保護部材200を開いた状態を示し、(b)は襟保護部材200をシャツSに装着した状態を示す。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態にかかるシャツ収納ケース100について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態のシャツ収納ケース100を開いた状態を示す図である。
本実施形態にかかるシャツ収納ケース100は、図1に示したように、シャツSが折り畳まれた状態で収納されるシャツ収納部110と、シャツ収納部110に対して着脱自在な小物入れ部120と、シャツ収納部110に対してファスナーで閉じることができる蓋部130と、を備えたことを特徴とする。
以下、シャツ収納ケース100の構成要素について順に説明する。
(シャツ収納部110)
シャツ収納部110は、図1に示したように、シャツSが折り畳まれた状態で収納される部分である。シャツ収納部110は、一定の形態を有する底面と、折り畳まれたシャツSが収納できる高さでシャツSの四方を囲む側面とからなり、上面が開いた略直方体形状である。シャツ収納部110のサイズは、底面がA4サイズ程度(例えば、21cm×29.7cm程度)であり、側面の高さは10cm程度である。
シャツ収納部110の底面は、ナイロンやポリエステルなどの生地の間に、一定の形態を保持するための部材が挟み込まれて構成されている。シャツ収納部110の側面は、ナイロンやポリエステルなどの生地からなり、剛性を有しないことで、高さ方向に折り畳み可能である。ただし、シャツ収納部110の大きさや形状や材質などは上記例に限定されない。
また、シャツ収納部110の側面の外方には、シャツ収納ケース100を持って移動するための取っ手112が設けられている。取っ手112は、図1に示した一例では、帯状の薄い形状を採用した。シャツ収納ケース100を大型バッグなどに入れたときにじゃまにならない。また、シャツ収納ケース100はそれほど重いものを入れることはないので、このような取っ手112で十分である。また、シャツ収納部110の内部には、収納されたシャツSの移動を防止するためのシャツ抑え114が設けられている。
さらに、シャツ収納部110の側面の上辺には、後述する蓋部130を閉じるためのファスナーのレール(不図示)が形成されている。図2は、シャツ収納ケース100を閉じた状態を示す図である。後述する蓋部130にはファスナー132が形成されており、シャツ収納部110の側面の上辺に設けられたファスナーのレールによって、シャツ収納ケース100を閉じることができる。
次に、本実施形態に特徴的な構成要素である小物入れ部120について説明する。
(小物入れ部120)
本実施形態に特徴的な構成要素である小物入れ部120について、主に図2〜図4を参照しながら説明する。小物入れ部120は、内部にハンカチやネクタイやネクタイピンなどの小物を入れることができるものである。小物入れ部120は、図1に示したように、上記シャツ収納部110の上面全面をほぼ覆う大きさの平板状であり、A4サイズ程度(例えば、21cm×29.7cm程度)に構成することができる。小物入れ部120は、図1に示したように、上記シャツ収納部110に対して、面テープMで着脱可能である。
小物入れ部120のベースとなる生地は、ある程度柔軟に変形でき、適度な剛性を有するものであり、例えば、上記シャツ収納部110と同様の素材を採用することができる。ただし、小物入れ部120の材質については、以下の説明からも分かるように、ある程度硬質のものであってもよい。
図3は、小物入れ部120の詳細を示す図であり、図3(a)は表面を示し、図3(b)は裏面を示す。図3に示した一例では、小物入れ部120の表面には、図3(a)に示したように、上下に2つのポケット口が設けられ、収納部は2つである。小物入れ部120の裏面には、図3(b)に示したように、1つの収納部が設けられる。このように、小物入れ部120の両面に収納部が設けられている。それぞれの収納部にはポケット口にファスナーが設けられている。収納部のファスナーは、図3に示したように、小物を出し入れしやすいように、長辺側に設けられている。小物入れ部120の表面は、適度な粗さのメッシュ状である。
このような小物入れ部120を備えたことによって、シャツSの付属品であるハンカチやネクタイやネクタイピンなどを、シャツSと一緒に収納できて、利便性が高い。シャツの付属品は、ハンカチやネクタイやネクタイピンなどある程度決まったものであるため、収納部のサイズをそれに対応して適切なサイズにしておくことができる。例えば、1つの大きな収納部には、比較的大きな(長い)小物であるネクタイや下着などを入れることができる。また、2つの小さな収納部には、比較的小さな(短い)小物であるネクタイピンやカフスボタンやペンなどを入れることができる。なお、ネクタイピンやカフスボタンなどの金属を収容するポケットには、お互いの損傷を防止するために、ゴム素材を採用してもよい。
図4は、シャツ収納部110と小物入れ部120との関係を示す図である。小物入れ部120は、図4に示したように、シャツ収納部110に対して、面テープ150で着脱自在である。面テープ150を外すと、上述した図3のように、小物入れ部120のみを取り外して持ち運ぶことができる。なお、小物入れ部120は、通常のポーチなどと同様の各種部材・機能を設けてもよい。例えば、小物入れ部120に、取っ手などを設けてもよい。
小物入れ部120は、シャツ収納ケース100の蓋部130を閉じた状態(図2)では、シャツ収納部110の内部に収納されて、シャツ収納部110のほぼ上面全体を覆う。シャツ収納ケース100が大型バッグに収納された状態では、シャツ収納ケース100に外圧が掛かることがあるが、この際に、小物入れ部120がシャツ収納部110の上面全体を覆うことで、外力が分散される。このようにして、シャツ収納ケース100に収納されたシャツSの変形を効果的に防止することができる。小物入れ部120に小物が収納されているときには、その収納された小物も外力の分散に寄与することから、この効果は特に大きい。
なお、小物入れ部120の大きさは、シャツ収納部110の上面の大きさよりもわずかに大きくてもよく、又はわずかに小さくてもよい。小物入れ部120は、ある程度柔軟に変形できる。また、小物入れ部120は必ずしもシャツ収納部110の上面又は底面に対して平行に配置されなくてもよい。このため、小物入れ部120の大きさは、シャツ収納部110の上面の大きさよりもわずかに大きくてもよい。
また、小物入れ部120をシャツ収納部110に対して面テープMで取り付けたことで、以下のような効果もある。例えば1泊と2泊とでは必要なものの量が変わる。小物入れ部120が必要ないときには、小物入れ部120を取り外してもよい。荷物が少なくなり軽くなる。また、小物入れ部120の取り付け位置を微調整できるというメリットもある。小物入れ部120をシャツ収納部110に対して面テープMで取り付けるときに、少しずらすことができるので、ポケットに小物をぎっちり詰めたときでも、蓋130のファスナーが閉まらないということを防止できる。
以上、本実施形態に特徴的な構成要素である小物入れ部120について説明した。再び図1を参照しながら、シャツ収納ケース100の残りの構成要素について説明する。
(蓋部130)
蓋部130は、図1に示したように、シャツ収納部110と共通する一辺がシャツ収納部110と一体に構成されている。蓋部130は、一定程度の形状保持性あるいは剛性を有する。蓋部130の残りの辺は、閉塞部材であるファスナーによってシャツ収納部110に対して開閉自在に構成される。このように蓋部130は、シャツ収納ケース100の蓋として機能する。
なお、蓋部の構成はこれに限定されない。例えば、シャツ収納部110と蓋部130との閉塞は、ファスナーではなく、ホックやボタンや面テープなどを用いてもよい。また、鍵などでロックするようにしてもよい。また、蓋部130にも、上述した小物入れ部120と同様に、小物を入れる小物入れ部を設けるようにしてもよい。
以上、本実施形態のシャツ収納ケース100の構成について説明した。以下、シャツ収納ケース100の使用方法について説明する。
使用者はシャツと付属品である小物を収納するとする。図1に示したように、シャツ収納部110にシャツSを収納するとともに、図3に示したように、小物入れ部120に小物を収納する。そして、図4に示したように、シャツ収納部110と小物入れ部120とを面テープ150で結合する。最後に蓋130を閉じると、図2の状態になる。
使用者は、図2の状態のシャツ収納ケース100を、取っ手112を持って運ぶことができる。このままシャツ収納ケース100を単体で運んでもよく、シャツ収納ケース100を大型バッグ内に収納して運んでもよい。
シャツ収納ケース100を運んだ移動先では、上記の手順と逆の手順で、シャツ収納部110に収納されたシャツSや、小物入れ部120内の小物を取り出すことができる。このとき、シャツ収納部110に収納されたシャツSは、小物入れ部120のクッション効果によって、つぶれていないことが期待できる。そして、小物入れ部120は、シャツ収納ケース100から取り外すことができるので、図3に示した状態で、小物入れ部120内の小物だけを運ぶこともできる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、小物入れ部120がシャツ収納部110の上部全面を覆うことによって、シャツ収納部110に収納されるシャツSの変形を防止することができる。特に、小物入れ部120に小物が収納されていると、クッション性が高まりこの効果は大きい。また、小物入れ部120がシャツ収納部110に対して着脱自在であることによって、小物を入れた状態で小物入れ部120のみを持ち運ぶことができる。荷物を少なくしたいときには、小物入れ部120を装着しないこともでき、荷物を軽くすることができる。
また、シャツ収納部110が、高さ方向に変形可能であることによって、シャツ収納ケース100を大型バッグ内に入れたときでも必要最小限のスペースで済む。さらに、シャツ収納部110にシャツを収納しないときには完全に折り畳んで小さくすることもできる。
また、小物入れ部120が、シャツ収納部110に対して、面テープMにより着脱自在であることによって、小物入れ部120の取り付け位置を微調整できる。例えば、小物入れ部120に荷物をぎっちり詰めたときであっても、少しずらして取り付けることにより、蓋部130が締まらないといった不具合が起こりにくくなる。
また、小物入れ部120に小物を入れるポケットを両面に設け、複数に区分することにより、相互の干渉を防止することができる。また、平板状の小物入れ部120の両面に小物を入れることにより、高さ方向に厚みを持たせ、シャツSを保護するクッション性を高めることができる。
また、シャツ収納部110に取っ手112を設けたことで、シャツ収納ケース100の持ち運びの利便性を高めることができる。なお、小物入れ部120に取っ手を設ければ、シャツ収納ケース100の取っ手になるとともに、小物入れ部120のみを外して持ち運ぶときの取っ手としても機能させることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、主に図5を参照しながら説明する。上記第1の実施形態では、シャツSの変形を小物入れ部120によって防止していた。本実施形態では、さらに、シャツSの襟の変形を防止するための追加の構成を有することを特徴とする。本実施形態では、上記第1の実施形態と同様の点については説明を割愛し、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態にかかるシャツ収納ケースは、図5に示したように、上記第1の実施形態にかかるシャツ収納ケース100に、さらに、シャツ収納部110に収納されるシャツSの襟の変形を防止する襟保護部材200を備えたことを特徴とする。
襟保護部材200は、図5(a)に示したように、変形が可能であり一定の強度を有する部材、例えばプラスチック等で構成される板状部材である。襟保護部材200のサイズは、短辺はシャツSの襟の高さに対応するサイズ(例えば4.5cm程度)であり、長辺は襟の長さに対応するサイズ(例えば40cm程度)とすることができる。襟保護部材200の厚みは、強度と曲げやすさとを両立でき、収納に便利な厚み、例えば、0.5mm程度とすることができる。
そして、襟保護部材200の使用時には、図5(b)に示したように、シャツSの襟の内側に収納される。
襟保護部材200は、シャツ収納ケース100と一体でもよく、シャツ収納ケース100とは別体でもよい。襟保護部材200がシャツ収納ケース100と一体の場合、例えば、襟保護部材の一部がひも状の部材などでシャツ収納ケース100の一部に連結されていてもよい。このようにすれば、襟保護部材200の紛失を防止することができる。
また、襟保護部材200がシャツ収納ケース100と別体の場合、シャツ収納ケース100のどこか、すなわち、シャツ収納部110、小物入れ部120又は蓋部130の少なくともいずれかに、襟保護部材200を収納できる襟保護部材収納部(不図示)を設けるようにしてもよい。このようにしても、襟保護部材200の紛失を防止することができる。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果に加え、さらに、シャツ収納部110に収納されるシャツSの襟の変形を防止する襟保護部材200を備えたことによって、小物入れ部120によるシャツSの変形防止と相まって、さらにシャツSの襟の変形を効果的に防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、シャツ収納部110が高さ方向に変形可能である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。シャツ収納部はある程度硬質な材質で構成し、高さ方向には変形しないようにしてもよい。
また上記実施形態では、小物入れ部120をシャツ収納部110に対して、面テープMにより着脱自在とした一例について説明したが、本発明はこれに限定されない。面テープMに限らず、ファスナーやホックやボタンなどで両者を着脱自在にしてもよい。
また、小物入れ部120をシャツ収納部110に着脱自在に取り付けるための面テープは、複数箇所であってもよい。小物入れ部120の固定性が高まり、小物入れ部120によるシャツ収納部110内に収納されたシャツSの保護効果がさらに高まる。なお、このような面テープを蓋部130に設けてもよい。
また、上記実施形態では、小物入れ部120に、小物を入れるポケットを平板上の両面に設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。小物を入れるポケットを小物入れ部の平板状の片面にのみ設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、小物入れ部120と蓋部130とを備えた構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。小物入れ部120が蓋の役割を担うことによって、蓋部130は備えない構成としてもよい。
また、上記実施形態では、シャツ収納ケース100を運ぶための取っ手112を、シャツ収納部110に設けた一例について説明したが、本発明はこれに限定されない。このような取っ手を、シャツ収納部110の他の側面や底面や上面に設けたり、あるいは、小物入れ部120に設けたり、蓋部130に設けたりしてもよい。
また、シャツSの折りたたみ方を示したシートを設けたり、シャツSの折りたたみ方をシャツ収納ケース100の内部に示してもよい。また、折り畳まれたシャツSをとめるクリップのようなものを備えるようにしてもよい。
100 シャツ収納ケース
110 シャツ収納部
112 取っ手
114 シャツ抑え部
120 小物入れ部
130 蓋部
200 織保護部材
S シャツ
M 面テープ

Claims (7)

  1. シャツを収納するためのシャツ収納ケースであって、
    シャツが収納されるシャツ収納部と、
    小物を入れることができ、前記シャツ収納部の上部全面を覆う大きさの平板状であり、前記シャツ収納部に対して着脱自在な小物入れ部と、
    前記小物入れ部が前記シャツ収納部の上部全面を覆った状態で、前記シャツ収納部に対して閉塞部材で閉じることができる蓋部と、
    前記シャツ収納部の内部において、収納されるシャツの襟部以外の部分に設けられ、シャツの移動を防止するシャツ抑えと、
    を備え
    前記蓋部の一辺は、前記シャツ収納部の一辺と一体に構成されており、前記小物入れ部は、前記シャツ収納部の前記一辺に対して着脱自在であり、前記蓋部の開く方向と、前記小物入れ部の開く方向が、同じ方向であることを特徴とする、シャツ収納ケース。
  2. 前記シャツ収納部は、高さ方向に変形可能であることを特徴とする、請求項1に記載のシャツ収納ケース。
  3. 前記小物入れ部は、前記シャツ収納部の前記一辺に対して、面テープにより着脱自在であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシャツ収納ケース。
  4. 前記小物入れ部は、小物を入れるポケットを平板状の両面に設けたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の収納ケース。
  5. 前記シャツ収納部、前記小物入れ部又は前記蓋部の少なくともいずれかに、取っ手を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のシャツ収納ケース。
  6. さらに、前記シャツ収納部に収納されるシャツの襟の変形を防止する襟保護部材を備えたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のシャツ収納ケース。
  7. 前記シャツ収納部、前記小物入れ部又は前記蓋部の少なくともいずれかに、前記襟保護部材を収納できる襟保護部材収納部を設けたことを特徴とする、請求項6に記載のシャツ収納ケース。
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