JP3186578B2 - 電界放出素子及びその製造方法 - Google Patents

電界放出素子及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界放出素子及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属または半導体表面の印加電界を10
9 [V/m]程度にすると、トンネル効果により電子が
障壁を通過して、常温でも真空中に電子放出が行われる
ようになる。これを電界放出(Field Emission)と呼
び、このような原理で電子を放出するカソードを電界放
出カソード(Field Emission Cathode)(以下、FEC
という)と呼んでいる。
【0003】近年、半導体加工技術を駆使して、ミクロ
ンサイズの電界放出カソードからなる面放出型の電界放
出カソードを作製することが可能となっており、電界放
出カソードを基板上に多数個形成したものは、その各エ
ミッタから放出された電子を蛍光面に照射することによ
ってフラットな表示装置や各種の電子装置を構成する素
子として期待されている。
【0004】このような電界放出素子の製造方法の1つ
としてスピントの開発した回転斜め蒸着方法(米国特許
3789471号明細書)が知られている。スピント
(SPINDT)法を採用したFECの製造工程の一例を図1
0(a)(b)(c)に示す。まず、図10(a)に図
示するように、ガラス等の基板21上に、金属層からな
るストライプ状のカソード22、22、22・・・を蒸
着及びパターニングにより形成し、さらにカソード22
を覆うようにシリコンを熱酸化させて形成した絶縁層
(SiO2 層)23を蒸着し、次に、その上にニオブ等
の金属層からなるゲート層を蒸着等により形成する。
【0005】さらに、ゲート層上にフォトレジスト(図
示せず)を塗布した後、図10(b)に示すように、カ
ソード22とほぼ垂直に交差するようにゲート24、2
4をパターニングする。このパターニングを行った後に
エッチングを行い、ゲート24に開口部25、25、2
5・・・を形成する。この後、図示しないが、基板21
を回転させながら、基板面に対して斜め方向からアルミ
ニウムを回転蒸着させることにより剥離層の蒸着を行
う。すると、剥離層は開口部25の中には蒸着されずに
ゲート24の表面にのみ選択的に蒸着されるようにな
る。
【0006】さらに、この剥離層の上から、例えばモリ
ブデンを堆積させると、剥離層の上に堆積層が堆積さ
れ、開口部25の中に、エミッタがコーンの形状で堆積
する。この後、ゲート24上の剥離層及び堆積層をエッ
チングにより除去し、ゲート24の保護膜を形成するた
めの保護膜層26を蒸着し、図10(c)に示されてい
るように、パターニングを行い保護膜26aを形成する
とともに、ゲート24とカソード22の端子出しを行う
ことにより、カソード端子22a及びゲート端子24a
を形成する。この保護膜26aの上には、カソード基板
21と、このカソード基板21の上にアノード基板を離
隔して支持するとともに、両基板で形成される間隙が真
空状態に保たれるように封着するためのシールが配置さ
れることになる。
【0007】図11は保護膜26aが形成されたカソー
ド基板21及びアノード基板29の一部を拡大して断面
的に示す図である。この図において、カソード基板21
上にカソード22が形成されており、このカソード22
の上には抵抗層が形成されている。そして、この抵抗層
上にコーン状のエミッタ27が形成されている。さら
に、カソード22上に絶縁層23を介してゲ−ト24が
設けられており、ゲート22に設けられた丸い開口部2
5からコーン状のエミッタ27の先端部分が臨んでい
る。
【0008】このように形成された面放出型のFECに
おいて、ゲート24とカソード22との間に数十ボルト
の駆動電圧VGEを印加すると、エミッタ27から電子が
放出され、エミッタ27から放出された電子は、ゲート
24上に離隔して配置され、アノード電圧VA の印加さ
れたアノード29により捕集される。この場合、アノー
ド29上に蛍光体を設けておくと、アノード29に捕集
された電子により蛍光体が励起され発光させることがで
きる。
【0009】また、FEC素子は電子の走行が空間中で
あるため、その動作は真空の環境中で行われるように、
カソード基板21とアノード基板29はシール28によ
って封止されている。さらに、シール28は先程図10
(c)で説明した保護膜26aの上に配置される。これ
によって、シール28によるゲート24の酸化還元、マ
イグレーション等による断線を防止することができるよ
うになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、保護膜26
aは、図10(b)に示したように、絶縁層23上にゲ
ート24をパターニングした後に、その上から保護膜層
26を蒸着し、この保護膜層26をパターニングするこ
とによって作製されるので、保護膜26aのみを作製す
る工程が必要になる。さらに図10(c)に示されてい
るようにカソード端子22a、及びゲート端子24aは
それぞれ異なる層に形成されているので、端子出しを行
う場合は別工程のパターニングを行う必要がある。した
がって、保護膜26aを作製した後に、カソード端子2
2aとゲート端子24aをそれぞれ別工程のパターニン
グで形成することになり、製造工程が煩雑になるという
問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、電界放出カソード
基板と、該電界放出カソード基板と離隔されて封着され
ているアノード基板によって構成されている電界放出素
子において、前記電界放出カソード基板上の同一平面に
形成されたカソード電極及びゲート端子と、前記カソー
ド電極の上に絶縁層を介して形成されたゲートライン
と、前記絶縁層及びゲートラインに設けられた開口部
と、前記開口部内に形成され電子を放出するコーン状の
エミッタと、前記ゲート端子とゲートラインを接続する
コンタクトホールを備え、前記ゲート端子上に形成され
た前記絶縁層が前記アノード基板を封着する際のシール
の保護膜となるように電界放出素子を構成する。
【0012】また、電界放出カソード基板と、該電界放
出カソード基板と離隔されて封着されているアノード基
板によって構成されている電界放出素子の製造方法にお
いて、前記電界放出カソード基板上の同一平面に端部が
カソード端子を形成するカソード電極、及びゲート端子
を形成する工程、前記カソード電極、及びゲート端子
上に絶縁層を形成する工程前記絶縁層上にコンタクト
ホールを形成する工程、前記絶縁層の上にゲート電極を
形成し、エミッタを形成するための開口部を形成する工
前記絶縁層の上に剥離層を形成し、前記開口部の内
部にエミッタを形成する工程前記剥離層を剥離した後
に、絶縁層をパターニングすることによって前記カソー
ド端子と前記ゲート端子の端子出しを行うとともに、前
記ゲート端子上に形成された絶縁層が前記アノード基板
を封着する際の保護膜として形成する工程とから電界放
出素子を製造する。電界放出素子を製造する。さらに、
前記コンタクトホールは、電界放出エミッタの内部に形
成されている開口部よりも大きい径を有して形成する。
また、前記コンタクトホールに形成される導電膜が、斜
め蒸着により形成するようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。まず図1にしたがい、本発明の実施の形態の電界
放出素子の構成を説明し、さらに図2乃至図8で図1に
示す電界放出素子の製造工程を説明する。図1は本実施
形態の電界放出素子の一部を示す外観斜視図である。ガ
ラス等の基板1上に、金属層からなるカソード端子2
a、2a、2a・・・及びゲート端子3、3、3・・・
が同一平面上に形成され、さらにカソード端子2a、ゲ
ート端子3を覆うようにシリコンを熱酸化させて形成し
た絶縁層(SiO2 層)4が形成されている。また、カ
ソード端子2a、2a、2a・・・は絶縁層4の内部に
延長されカソード電極を形成している。
【0014】絶縁層4の上には前記カソード電極と直交
して交差するように、例えばニオブ等の金属層からなる
ゲートライン8、8、8・・・が形成されており、後述
するようにコンタクトホール5、5、5・・・によって
ゲートライン8、8、8・・・とゲート端子3、3・・
・が接続されている。また、ゲートライン8、8、8・
・・には、絶縁層4を貫通している開口部7、7、7・
・・が形成され、その内部、すなわち前記カソード電極
上にコーン状のエミッタ(図示せず)が形成されている
【0015】保護膜9はゲート端子3の上に形成された
絶縁層4を利用して作製されている。したがって、保護
膜9は絶縁層4と同時に作製することができるので、保
護膜9のみを作製する工程を省略することができる。さ
らにカソード端子2a及びゲート端子3aも基板1上の
同一の平面上に形成されているので、端子出しのパター
ニングも1回で済むようになる。
【0016】次に図2乃至図8にしたがい図1に示した
電界放出素子の製造工程を説明する。まず、図2の斜視
図及び図3の断面図に示されているように、基板1上に
カソードライン2、2、2・・・を形成し、このカソー
ドライン2、2、2に対して直交するようにゲート端子
3、3、3・・・を形成する。後述するように、このカ
ソードライン2、2、2・・・の端部がカソード端子2
a、2a、2aとなる。
【0017】次に、図4の外観斜視図及び図5の断面図
に示されているように、絶縁層4及びコンタクトホール
5、5、5・・・を形成する。すなわち、カソードライ
ン2、2、2・・・及びゲート端子3の上に絶縁層4を
形成して、その後パターニングによってゲート端子3上
にコンタクトホール5、5、5・・・を形成する。な
お、コンタクトホール5は、図示されているようにゲー
ト端子3毎に個別に形成しても良いし、全てのゲート端
子3にかかるように連続して形成してもよい。また、こ
のコンタクトホール5の径は、後述するエミッタが形成
される開口部の径に比較して大きくなる様に形成する。
【0018】このようにして絶縁層4及びコンタクトホ
ール5を形成した後、図6の外観斜視図及び図7(a)
の断面図に示されているように、例えばスパッタによっ
てゲート膜6を作製して、エミッタを形成するための開
口部7、7、7・・・を形成する。また、予め図4、図
5に示した状態で開口部7を形成しておき、回転斜め蒸
着によってゲート膜6を作製しても良い。この場合、コ
ンタクトホール5を開口部7より大きい寸法とすること
により、ゲート膜6は開口部7の内部に蒸着されず、コ
ンタクトホール5の内面及び側面に蒸着されることにな
る。
【0019】このゲート膜6がコンタクトホール5の側
面部にも蒸着されることによって、ゲート膜6とゲート
端子3が接続されることになる。しかし、コンタクトホ
ール5の側面部の傾斜角度が急な場合、図7(b)の一
部拡大図に示されているように開口部5の端部5a、5
aで接触不良を起す場合があり、これによってゲート膜
6とゲート端子3が導通不良を起す場合がある。
【0020】そこで、図8(a)の側面図に示されてい
るように、ゲート膜6の上からニオブ等を回転斜め蒸着
することによりゲート膜8aを形成する。つまり、ゲー
トライン8はゲート膜6とゲート膜8aによる2層構造
で構成されることになる。これにより、図8(b)に示
されているように、ゲート膜8aによってゲート端子3
との接続状態が良好になり、導通不良を防止することが
できるようになる。
【0021】この後、図示は省略するが、ゲート膜8a
の上に回転斜め蒸着により剥離層をカソード基板1の表
面上に形成し、さらにその上から、コーン層を堆積する
ことによって開口部7、7、7・・・の内部にエミッタ
コーンを形成する。この場合、ゲート膜8aを回転斜め
蒸着で形成することにより、開口部7の開口を小さくす
ることができる。したがってゲートライン8とこの図に
は示されていないエミッタの距離を短くすることがで
き、エミッタから電子が放出しやすくなり電界強度を大
きくすることができる。そして、剥離層とともに剥離層
上のコーン層を剥離した後に、絶縁層4をパターニング
することによってカソード端子2aとゲート端子3の端
子出しを行うとともに、絶縁層4の一部を利用した保護
膜9が形成され、図1に示したような電界放出素子が形
成される。そして例えば図9の一部断面図に示されてい
るように、アノード基板10を支持するシール11を保
護膜9上に形成することができるようになる。
【0022】図2乃至図8に示したように電界放出素子
を形成することにより、絶縁層4の一部を保護膜9とし
て利用することで、保護膜9のみを作製する工程を省略
することができ、さらに、カソード端子2aとゲート端
子3の端子出しを同時に行うことができるので、製造工
程が簡略化を図ることができる。
【0023】また、本発明は、例えば図9に示されてい
るように、ゲート端子3のみではなく電界放出素子にお
けるCOG(Chip On Glass )の配線等、その他の配線
の接続にも応用することができる。この場合、図示され
ているように、基板1上にゲート端子3と共に例えば接
続子12を形成し、さらにコンタクトホール5と共にコ
ンタクトホール5b、5cをパターニングして、図2乃
至図8で説明した製造工程を経ることで、絶縁層4a、
4b、端子8b、8cを形成することができる。このよ
うな電界放出素子を形成した場合、上記したようにゲー
ト端子8aの端子出しと共に、例えばコンタクトホール
5bを介してチップ13とFECの配線及びコンタクト
ホール5cを介して他の部品とチップ13との配線を行
うこともできるようになる。
【0024】さらに、本発明は上記実施の形態で説明し
た製造工程に限定されるものではない。例えば、まずエ
ミッタを形成するための開口部、及びこの開口部より径
の大きいコンタクトホールを同時にパターニングし、そ
の後、斜め蒸着によりコンタクトホールの内部のみに導
通層を形成する。そしてその上層に斜め蒸着で剥離層を
形成し、この剥離層の上から正蒸着でコーン層を堆積さ
せて開口部内にエミッタを形成することによっても、本
発明の電界放出素子を構成することが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、カソー
ド電極とゲート電極の間に形成される絶縁層の一部を保
護膜として用いることで、保護膜のみを作製する工程を
省略することができる。また、基板上にカソード端子と
ゲート端子を同一平面上に同時に形成しておくことによ
り、端子出しを1回のエッチングで行うことができるよ
うになる。また、各端子間は絶縁層によって隔離されて
いるので、リーク電流を防止することができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電界放出素子の外観斜視
図である。
【図2】本発明の実施の形態の電界放出素子の製造工程
を説明する斜視図である。
【図3】図2に示す電界放出素子を断面的に示す図であ
る。
【図4】図2に続く本実施の形態の電界放出素子の製造
工程を説明する斜視図である。
【図5】図4に示す電界放出素子を断面的に示す図であ
る。
【図6】図4に続く本実の施形態の電界放出素子の製造
工程を説明する斜視図である。
【図7】図6に示す電界放出素子を断面的に示す図であ
る。
【図8】図6に続く本実施の形態の電界放出素子の製造
工程を説明する斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態の電界放出素子を断面的に
示す図である。
【図10】従来の電界放出素子の製造工程を説明する斜
視図である。
【図11】従来の電界放出素子を断面的に示す図であ
る。
【符号の説明】 1 基板 2 カソード電極 2a カソード端子 3 ゲート端子 4 絶縁層 5 コンタクトホール 6、8a ゲート膜 7 開口部 8 ゲートライン 9 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新山 剛宏 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (72)発明者 渡辺 照男 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (72)発明者 片山 実 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 平7−230943(JP,A) 特開 平8−83579(JP,A) 特開 平7−201273(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 1/304 H01J 9/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界放出カソード基板と、該電界放出カ
    ソード基板と離隔されて封着されているアノード基板に
    よって構成されている電界放出素子において、 前記電界放出カソード基板上の同一平面に形成されたカ
    ソード電極及びゲート端子と、 前記カソード電極の上に絶縁層を介して形成されたゲー
    トラインと、 前記絶縁層及びゲートラインに設けられた開口部と、 前記開口部内に形成された電子を放出するコーン状のエ
    ミッタと、 前記ゲート端子とゲートラインを接続するコンタクトホ
    ールと、 を備え、前記ゲート端子上に形成された前記絶縁層が前
    記アノード基板を封着する際のシールの保護膜として構
    成されていることを特徴とする電界放出素子。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトホールは、前記開口部よ
    りも大きい径を有して形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の電界放出素子。
  3. 【請求項3】 電界放出カソード基板と、該電界放出カ
    ソード基板と離隔されて封着されているアノード基板に
    よって構成されている電界放出素子の製造方法におい
    て、 前記電界放出カソード基板上の同一平面に端部がカソー
    ド端子を形成するカソード電極、及びゲート端子を形成
    する工程、 前記カソード電極、及びゲート端子 の上に絶縁層を形成
    する工程前記 絶縁層上にコンタクトホールを形成する工程、 前記絶縁層の上にゲート電極膜を形成し、さらにエミッ
    タを形成するための開口部を形成する工程前記ゲート電極膜の上に剥離層を形成し、前記開口部の
    内部にエミッタを形成する工程前記剥離層を剥離した後に、絶縁層をパターニングする
    ことによって前記カソード端子と前記ゲート端子の端子
    出しを行うとともに、前記ゲート端子上に形成された絶
    縁層を前記アノード基板を封着する際の保護膜として形
    成する工程とからなる ことを特徴とする電界放出素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトホールは、電界放出エミ
    ッタの内部に形成されている開口部よりも大きい径を有
    して形成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    電界放出素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記コンタクトホールに形成される導電
    膜が、斜め蒸着により形成されていることを特徴とする
    請求項3又は4に記載の電界放出素子の製造方法。
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