JP3185979B2 - 発芽玄米 - Google Patents

発芽玄米

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  • Cereal-Derived Products (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発芽玄米関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】発芽玄米は、玄米特有の食
べづらさを克服し、かつ白米の約4倍の食物繊維を有す
るために便秘に抜群の効果があると共に、発芽によるア
ミノ酸やビタミンB群が多くなってすばらしい栄養食品
になって健康に対する、すなわち健康増進をはかり、特
に各種病気の食事療法にも取り入れられている。
【0003】また、発芽することにより栄養分が活性化
されて糖化ホルモンが出、胚乳のデンプンが分解される
ので、甘みや香ばしさが増すことも知られている。
【0004】しかしながら、白米に適量の発芽玄米を入
れ、そして共に炊飯すると、たきあがった白米と発芽玄
米との軟化度合が大きく異なるので、食べたときに違和
感があって食べづらい問題が起生する。
【0005】なお、上記の問題は、発芽玄米を軟らかく
するように炊飯時間をかまど焚きなどにより長くするこ
とにより或る程度解消することができる。
【0006】しかしながら、一般家庭の炊飯器では、上
記のような炊飯時間を長くすることができない。
【0007】また、電気発芽器などにより作った発芽玄
米は、芽を出した生きている玄米のため、作り置くと発
芽が進み、発根にともない栄養価は著しく減退する。
【0008】さらに、冷蔵庫で保存しても発芽玄米が発
酵して発芽が続行し、栄養価は減退すると共に、かびが
発生して廃棄しなければならない。このため、普及しな
い問題があった。
【0009】そこで、この発明の課題は、白米と発芽玄
米とを共に炊飯しても発芽玄米独特な違和感がないよう
にすると共に、発芽玄米の保存が可能になるようにした
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、炊飯或いは蒸した発芽玄米を一定量
の小塊状に分け、この分けた小塊状の塊状体のその表面
に氷膜を形成すると同時に塊状体が氷塊状になるように
冷凍した発芽玄米を採用する。
【0011】また、炊飯或いは蒸した発芽玄米を板状に
して設けた板状体と、この板状体に設けた塊状小分け用
のスリットとからなり、上記の板状体を小分けした塊状
体のその表面に氷膜を形成すると同時に塊状体が氷塊状
になるように冷凍した発芽玄米を採用する。
【0012】さらに、炊飯或いは蒸した発芽玄米を棒状
にして設けた棒状体と、この棒状体に設けた塊状小分け
用のスリットからなり、上記の棒状体を小分けした塊状
体のその表面に氷膜を形成すると同時に塊状体が氷塊状
になるように冷凍した発芽玄米を採用する。
【0013】また、氷膜が、トルマリン鉱石水により形
成されたこともある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0015】<第1の実施形態> 図1に示すAは発芽玄米である。上記の発芽玄米Aは、
周知の方法、例えば電気発芽器などを用いて発芽させ
る。
【0016】上記の所望量の発芽玄米Aを水と共に炊飯
器(図示省略)に入れて炊飯したのち、焚き上がった炊
飯発芽玄米A′を一定量の小塊状にして多くの(図2に
示すような)塊状体Bを作る。なお、炊飯にかえて蒸す
こともある。
【0017】上記塊状体Bを作る方法としては、例えば
製氷皿のような凹凸状の皿(図示省略)に炊飯発芽米
A′を投入し、かつ上面をヘラや板状体などで加圧しな
がら平らにする。
【0018】然るのち、加圧した炊飯或いは蒸した発芽
玄米の上部から水を加え、塊状体Bのその全体が氷状態
になるように表面に氷膜Sを形成すると同時に塊状体B
が氷塊状態になるように(図3に示す)冷凍する。
【0019】<第2の実施形態> 図4に示すように、炊き上がった炊飯或いは蒸した発芽
玄米A′を所定の厚みと寸法の板状に形成して板状体C
にする。
【0020】この板状体Cにする方法としては、第1の
実施形態と同様に皿状に器体に炊飯或いは蒸した発芽米
A′を投入し、ヘラや加圧板などで加圧しながら平らに
する。
【0021】次いで並列状(横列のみ或いは横列と縦列
とを組み合わせたもの)のスリット刃(図示省略)で板
状体Cに分割用のスリット1を入れておく。
【0022】このスリット1は、板厚の半分程度などの
深さを適宜決定すればよい。すると、板状体Cからスリ
ット1により塊状体Bを(図4鎖線で示すように)分割
することができる。勿論、板状体Cは保存のため冷凍す
る。
【0023】その際、板状体Cの表面に図5に示すよう
に氷膜Sを形成する。この氷膜Sの形成は、上部より水
を加えて第1の実施形態と同様の方法などで形成する。
【0024】<第3の実施形態> 図6に示すように第2の実施形態と同様の手順をへてス
リット1付の棒状体Dを得る。
【0025】すると、棒状体Dからスリット1により塊
状体Bを分割することができる。勿論、棒状体Dは、第
2の実施形態と同様に表面に図5に示すような氷膜Sを
形成するように冷凍し、保存する。
【0026】上記のように冷凍保存した(炊飯ずみ或い
は蒸した発芽玄米A′の)塊状体Bや板状体C、棒状体
Dから分割した塊状体Bを、白米の炊飯に際し、白米に
対し所望の比率になるように所望数入れ、そして白米と
共に炊飯する。
【0027】すると、炊飯ずみ或いは蒸した発芽玄米
A′が二度焚きになるので、白米と炊飯ずみ或いは蒸し
た発芽玄米A′とが同程度の軟化状態になって食べたと
きに違和感がない。
【0028】なお、冷凍塊状体、板状体、棒状体は、保
冷ケースや断熱ケースに入れて輸送、販売すればよい。
【0029】<第4の実施形態> この発明の第4の実施形態では、上記第1、第2及び第
3実施形態の塊状体B、板状体C、棒状体Dに設けた氷
膜Sには、トルマリン鉱石水(マイナスイオン水)が用
いられている。
【0030】上記のトルマリン鉱石水は、器体にトルマ
リン鉱石を入れ、そして器体に水を注入して、この水を
熱湯にすることによりトルマリン鉱石水が得られる。
【0031】
【発明の効果】この発明の発芽玄米によると、炊飯ずみ
或いは蒸した発芽玄米を白米と共に炊飯して二度焚きす
るので、白米と発芽玄米との軟化度合が同等になる。
【0032】このため、食べた際の発芽玄米の違和感が
なくなって食べやすくなると共に、発芽玄米の著しい普
及に貢献することができる。
【0033】また、炊飯ずみ或いは蒸した発芽玄米を塊
状体に分けて冷凍するので、発芽の続行がなく長期間の
保存が可能になると共に、発芽玄米の特有な効果を損う
ことがなく、かつ白米に対する混入比率を塊状体の数の
増減により自由にかえることもできる。
【0034】さらに、スリットを有する板状体や棒状体
により上述のような同様の効果がある。
【0035】特に白米に炊飯ずみ或いは蒸した発芽玄米
を混入して炊飯する場合の水加減は、通常の白米を炊飯
するときの水加減でよい。その理由は、炊飯ずみ或いは
蒸した発芽玄米を用いるからである。
【0036】このため、従来のような白米に発芽玄米を
混ぜて炊飯する場合のような水加減の困難がなく、最適
な焚き上がりになり、発芽玄米の普及にすぐれた効果が
ある。
【0037】また、塊状体、板状体、棒状体の表面に氷
膜を設けて冷凍(凍結)するので、冷凍によるかたまっ
た表層側の発芽玄米の分離がない。
【0038】このため、定量維持をはかると共に、分離
のための見苦しい問題や、袋詰めなどの作業性にすぐれ
た効果を有し、特に発芽玄米と酸化の進行を抑え、かつ
体の老廃物などの清浄化役立つトルマリン鉱石水によ
り氷膜を設けてあるので、一層健康増進や各種病気の療
法にも効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いる発芽玄米の正面図
【図2】この発明に係る第1の実施形態の斜視図
【図3】冷凍した塊状体の一部切欠正面図
【図4】第2の実施形態の斜視図
【図5】冷凍した板状体の一部切欠正面図
【図6】第3の実施形態の斜視図
【符号の説明】
A 発芽玄米 A′ 炊飯或いは蒸した発芽玄米 B 塊状体 C 板状体 D 棒状体 S 氷膜 1 スリット a 玄米

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯或いは蒸した発芽玄米を一定量の小
    塊状に分け、この分けた小塊状の塊状体のその表面に氷
    膜を形成すると同時に塊状体が氷塊状になるように冷凍
    したことを特徴とする発芽玄米。
  2. 【請求項2】 炊飯或いは蒸した発芽玄米を板状にして
    設けた板状体と、この板状体に設けた塊状小分け用のス
    リットとからなり、上記の板状体を小分けした塊状体の
    その表面に氷膜を形成すると同時に塊状体が氷塊状にな
    るように冷凍したことを特徴とする発芽玄米。
  3. 【請求項3】 炊飯或いは蒸した発芽玄米を棒状にして
    設けた棒状体と、この棒状体に設けた塊状小分け用のス
    リットからなり、上記の棒状体を小分けした塊状体のそ
    の表面に氷膜を形成すると同時に塊状体が氷塊状になる
    ように冷凍したことを特徴とする発芽玄米。
  4. 【請求項4】 上記の氷膜が、トルマリン鉱石水により
    形成されていることを特徴とする請求項1、2、3に記
    載の発芽玄米。
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