JP3185700U - 仮止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】片方の手及び腕へ一人で包帯を巻くとき、巻き始め端部を固定する場合において、包帯を汚れにくくする仮止め具を提供する。
【解決手段】仮止め具10を包帯と別体に設ける。仮止め具10は一方の面に係合層12を有し、他方の面に生体粘着剤層13を有する。生体粘着剤層13を手首へ貼り付け、係合層12へ包帯の巻き始め端部を係合すると、巻き始め端部が固定されるため、その後、片手で包帯を手首へ巻きつけることができる。巻き始め端部は係合層12と機械的に係脱するので、巻き始め端部が粘着剤で汚れることがない。
【選択図】図1

Description

この考案は、片方の手及び腕に他方の手で包帯を巻きつけるときなどにおいて、包帯の巻き始め端部を固定するために使用する仮止め具に関する。
自分で一方の手や腕に包帯を巻く場合、一方の手や腕に包帯の巻き始め端部を置き、この巻き始め端部を押さえながら、他方の手で包帯のロールを持って巻き付ける。このとき、包帯が巻きつけられる側である一方の手を巻き始め端部の固定に使用できないので、自分の顎などを使って巻き始め端部を固定しなければならず、巻き付けが極めて困難である。
このような困難を解消するため、包帯の巻き始め端部を固定する仮止め具が公知である。このような仮止め具として、両面接着テープ状のものがあり、片面を粘着層で予め包帯の巻き始め端部に貼り付けておき、他方の面を手及び腕へ貼り付けて仮止めすることにより、巻き始め端部を手で押さえずに包帯を巻けるようにしてある(特許文献1参照)。
さらに、仮止め具の皮膚へ貼り付ける側をゲル層として、皮膚のかぶれ等を回避できるようにしたものもある(特許文献2参照)。
特開2002−01101号公報 実開平3−122820号公報
ところで、上記のような仮止め具を予め包帯の巻き始め端部へ貼り付けておくものでは、包帯の製造において包帯側へ特別な工程を付加することになり、コストアップを招く。また、包帯が仮止め具付の特殊仕様になり、市販されている種々な包帯全てに適用できず、汎用性がない。
さらに、仮止め具を包帯の巻き始め端部へ粘着すると、包帯を外して仮止め具を取り除いたとき巻き始め端部が粘着剤で汚れやすくなり、包帯の繰り返し使用できる回数が少なくなる。
そこで本考案は、このような課題を解決する仮止め具の提供を目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載された考案は、包帯の巻き始め端部(31)を皮膚へ仮止めするための仮止め具(10)において、仮止め具(10)は包帯(30)と別体に設けられ、
仮止め具(10)の一面は、包帯(30)の巻き始め端部(31)へ着脱自在に係合する係合突部(15)が設けられた係合層(12)とされ、
他面は皮膚へ貼り付けられる生体粘着剤層(13)とされていることを特徴とする。
請求項2に記載された考案は、上記請求項1において、前記係合層(12)が面ファスナーで構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載された考案は、上記請求項1において、前記生体粘着剤層(13)がゲル粘着剤を含むことを特徴とする。
請求項1に記載した考案によれば、仮止め具(10)を用いると、包帯(30)の巻き始め端部(31)が係合層(12)と係合して固定されるので、以後、巻き始め端部(31)を顎などで固定することなく包帯(30)を巻きつけることができる。
このため、一人で包帯(30)を巻く場合において特に困難であった手首(20)への巻きつけが容易になった。
この場合には、仮止め具(10)は比較的小さなものにして、包帯(30)と別体になっているから、包帯(30)を巻く前に仮止め具(10)だけを手首(20)の適宜場所へ貼り付けることができる。しかも、包帯(30)を持たずに、他方の手で仮止め具(10)を持って一方の手及び腕における任意の位置へ包帯(30)に拘束されずに自由に貼り付けることができる。
しかも、仮止め具(10)が包帯(30)と別体であるため、包帯(30)の製造工数を増加することはなく、そのうえ、ほとんど全ての市販されている包帯(30)に対して使用でき、汎用性が増す。
また、仮止め具(10)は係合層(12)が包帯(30)の巻き始め端部(31)へ着脱自在に係合する。したがって、着脱は機械的に係脱するだけである。このように、巻き始め端部(31)を仮止め具(10)に対して着脱するに際して機械的に係脱すると、粘着するときのような糊残りを生じることなく分離できるので、包帯(30)を何回も繰り返して使用することが可能になる。
請求項2に記載された考案によれば、係合層(12)を面ファスナーで構成することにより、公知の面ファスナーを利用して係合層(12)を容易に形成できる。
請求項3に記載された考案によれば、生体粘着剤層(13)がゲル粘着剤を含むので、皮膚に悪影響をより生じさせにくくして、仮止め具(10)をより長時間貼り付けたまま使用することができる。
本願に係る仮止め具の斜視図(一部を破断して示す) 使用状態を示す図(巻き始め端部の固定前状態) 使用状態を示す図(巻き始め端部の固定後状態)
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。図1は本願に係る仮止め具10の斜視図であり、一部を破断して示している。
この仮止め具10は、基材層11と、その一方の面に設けられた係合層12と、基材層11の他方の面に設けられた生体粘着剤層13を有する。係合層12は接着層14を介して基材層11に接着されている。生体粘着剤層13は、未使用時には剥離紙16で覆われている。なお以下の説明において、便宜的に仮止め具10の両面のうち、係合層12側を表面側、生体粘着剤層13側を裏面側ということにする。
この仮止め具10は、図2に示すように、手首20等における包帯30の巻き始め部分近傍へ予め貼り付けられ、包帯30の巻き始め端部31を係合するものである。仮止め具10の大きさは、大小に種々可能であるが、例えば、包帯30の幅(長手方向と直交方向における寸法)と同程度とする。勿論これよりも小さくすることができる。また、小さなものを複数用いるようにしてもよい。仮止め具10の形状も、長方形や正方形さらには円形等種々な形状が可能である。
基材層11は、表裏に係合層12と生体粘着剤層13を形成するためのものであり、ある程度の柔軟性がある適宜のプラスチックフィルムで構成される。
係合層12は、複数の係合突部15が立設され、包帯30へ機械的に係合するようになっているものであり、公知の面ファスナーの雄側を利用できる。ここで機械的とは、接着力や粘着力と異なる機械的な力による結合形式を意味する。係合突部15の個数は任意であり、要求される係合時の固定力に応じて調整される。
係合突部15の形状は、釣り針のような先端が略J字状等の鈎状に折り返された起毛状の突起やキノコ状の拡大頭部を有する突起など、面ファスナーとして機能する公知の形状を種々利用できる。
また、市販されている面ファスナーを用いず、特別に適当なプラスチック材料を用いて、突起状の係合突部15と基部を一体に成形したものでもよい(これを特別な成形品ということにする)。この場合、基材層11に係合突部15と一体に形成することもできる。
接着層14は、係合層12と基材層11を接着するものであり、公知の接着剤を適宜用いることができる。なお、係合層12を面ファスナーとせず、基材層11と一体の特別な成形品とした場合には省略される。
生体粘着剤層13は、仮止め具10を手首20等へ貼り付けるためのものであり、好ましくは、皮膚に対してかぶれ等が生じにくいように配慮された公知の生体粘着剤が使用される。また、長時間の貼り付けでも皮膚に悪影響の出にくいゲル粘着剤が特に好ましい。
ゲル粘着剤を使用すると、皮膚の弱い部分にも貼り付けでき、しかもより長時間の貼り付けが可能になる。このようゲル粘着剤として、公知のものを適宜使用でき、例えば、テクノゲルシートAG(商品名:積水化成品工業株式会社製造)がある。
包帯30は、帯状の長いものであり、その長手方向の一端を巻き始め端部31とし、他端側を巻き終わり端部32とする。通常は巻き終わり端部32を内側にして巻いたロール部33になっている。但し、巻き終わり端部32はロール部33を構成する部分の全長における端部に限らず、手首20等へ巻き付ける長さがロール部33を構成する部分の一部であり、ロール部33をカットして用いる場合は、カットされた端部となる。
包帯30の素材は、綿糸や弾性糸等の織物や編み物などであり、伸縮性のないものもしくは伸縮性に富むものなど、市販されている種々のものが使用される。また、不織布等も使用可能であるが、要は面ファスナーの雌側部材として係合層12が係合できるものであればよい。
次に、一方の手首20に対して他方の手で包帯30を自分一人で巻く場合における仮止め具10の使用方法を説明する。両方の手及び腕のうち、包帯30が巻き付けられる側を一方、包帯30を持って巻きつける側を他方という。
図2に示すように、まず、仮止め具10を他方の手及び腕に持ち、仮止め具10の裏面における剥離紙16を剥がして生体粘着剤層13を一方の手及び腕の手首20における包帯30の巻き始め部分近傍に貼り付ける。
これにより、仮止め具10は、手首20における希望の位置へ貼り付けることができ、このとき手首20と反対側となる仮止め具10の表側に係合層12が位置している。
そこで、他方の手で包帯30の巻き始め端部31を係合層12の上に重ねて押し付ける。これにより、巻き始め端部31は繊維部分に係合層12の係合突部15が係合して仮止め具10へ固定され、以後、巻き始め端部31は手を離しても仮止め具10を介して手首20の上に固定される。
そこで、図3に示すように、包帯30のロール部33を他方の手に持って、一方の手首20の回りへ所定回数巻き付け、必要によりカットして、その巻き終わり端部32を巻き付けた包帯30の上へ重ね、図示しないサージカルテープや公知のフック等にて固定する。
このように、仮止め具10を用いると、包帯30の巻き始め端部31が係合層12と係合して固定されるので、以後、巻き始め端部31を顎などで固定することなく他方の手に包帯30を持って巻きつけることができる。
このため、一人で包帯30を巻く場合において特に困難であった手首20への巻きつけが容易になった。
このとき、仮止め具10は比較的小さなものであり、包帯30と別体になっているから、包帯30を巻く前に仮止め具10だけを手首20の適宜場所へ貼り付けることができる。しかも、包帯30を持たずに、他方の手で仮止め具10を持って一方の手首20における任意の位置へ包帯30に拘束されずに自由に貼り付けることができる。
しかも、仮止め具10が包帯30と別体であるため、包帯30の製造工数を増加することはなく、そのうえ、ほとんど全ての市販されている包帯30に対して使用できる。
また、仮止め具10は係合層12が包帯30の巻き始め端部31へ着脱自在に係合する。したがって、着脱は機械的に係脱するだけである。このように、巻き始め端部31を仮止め具10に対して着脱するに際して機械的に係脱すると、粘着するときのような糊残りを生じることなく分離できるので、包帯30を何回も繰り返して使用することが可能になる。
一方、従来例のように、予め包帯の巻き始め端部側へ仮止め具を粘着一体化しておけば、仮止め具を包帯から剥がすとき、包帯の巻き始め端部側に粘着剤の一部が付着する糊残りが生じ、これが原因で包帯が汚れることになる。このため、包帯を洗濯をして繰り返し使用する場合には使用回数を少なくしてしまった。
そのうえ、係合層12を面ファスナーで構成すれば、公知の面ファスナーを利用して係合層12を容易に形成できる。
また、生体粘着剤層13をゲル粘着剤とすれば、皮膚に悪影響を生じさせることなく、仮止め具10をより長時間貼り付けたまま使用することができる。
なお、仮止め具10を取り付ける対象は、手首20に限らない。一人で包帯30を巻く場合において特に困難である、上腕部などの腕21もしくは手の平22や指23等へ巻きつけることができる。このとき、仮止め具10をより小さなものにすれば、指23のような特に狭い場所に対しても容易に貼り付けできる。
また、自己の手及び腕に限らず他の部位に対しても使用可能である。例えば、足など他の人体各部でもよい。この場合でも、巻き始め端部31の固定を容易にし、巻き始め端部31を手で押さえる必要がなく、包帯30の巻きつけを容易にすることに変わりはない。また、他人に対する包帯30の巻きつけでも同様である。
10:仮止め具、11:基材層、12:係合層、13:生体粘着剤層、15:係合突部、20:手首、30:包帯、31:巻き始め端部

Claims (3)

  1. 包帯の巻き始め端部(31)を皮膚へ仮止めするための仮止め具(10)において、仮止め具(10)は包帯(30)と別体に設けられ、
    仮止め具(10)の一面は、包帯(30)の巻き始め端部(31)へ着脱自在に係合する係合突部(15)が設けられた係合層(12)とされ、
    他面は皮膚へ貼り付けられる生体粘着剤層(13)とされていることを特徴とする仮止め具。
  2. 前記係合層(12)が面ファスナーで構成されていることを特徴とする請求項1に記載した仮止め具。
  3. 前記生体粘着剤層(13)がゲル粘着剤を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載した仮止め具。
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