JP3147824U - 湿布体の貼付器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手がよいとともに、湿布体をしわ無く確実に患部へ貼り付けることができ、実用性に優れるうえ、簡単な構造で製造できる湿布体の貼付器を提供する。【解決手段】表面側は湿布布地102が露出され、裏面側は貼付面104が形成されて該貼付面104が剥離フィルム106で保護された湿布体100を、剥離フィルム106を剥離して患部Pへ貼り付ける湿布体の貼付器であり、一面側18に側面視円弧状の凸面20を形成した支持基体12と、支持基体12の凸面20とは反対面側19に取り付けられた把手14と、該支持基体12の凸面20側に設けられ、湿布体12のしわ寄りの無い展開状態でその表面側103の面全体を係着して該湿布体100を着脱自在に仮保持する仮保持部16と、を備えたことを特徴とする湿布体の貼付器10から構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、冷又は温の湿布体を患部に貼り付けるのに利用される湿布体の貼付器に関する。
例えば、肩、腕、首、背中、腰、脚等身体の各部位の炎症、筋肉痛等による痛みを和らげるために、冷湿布又は温湿布等の湿布薬が利用されることがある。湿布体は、例えば、薬剤を布地に浸み込ませており、その一面側には湿布薬を患部へ貼り付けるための粘着面が形成されて該粘着面には保護するために剥離フィルムが貼り付けられている。湿布薬は自在に撓むことから、剥離フィルムを剥いだり、患部へ貼り付ける際には、しわが寄ったり、粘着面どうしがくっついたりして扱いにくく煩わしくなることが多い。一方、例えば特許文献1には湿布貼り器が提案されている。この特許文献1の湿布貼り器では、矩形枠状に枠組み構成され一辺の部分を回転自在に支持した円柱木材で構成した器具を2個用意し、剥離フィルムを剥いだ湿布薬を台においてその端部側に2つの器具を載せて夫々の回転自在な円柱木材を湿布薬の粘着部を介して接続し、一方の器具を手で持ってぶら下げると他方の器具が錘となって湿布薬がピンと張られ、その状態で患部に湿布薬を貼り付けるものであった。
特開2005−270609号公報
しかしながら、特許文献1の湿布貼り器では、枠状の器具の回転する円柱木材に湿布薬の粘着力を利用して貼り付けて、ぶら下がり状に保持させる構成であるから、ぶら下がり状態で全体的に不安定で、器具の重みで湿布薬が円柱木材から離脱して床に落下したり、ねじれて粘着面どうしが引っ付いたり、湿布薬が別の物に引っ付いたりして実際にはうまくいかないおそれがあった。さらに、患部に貼り付ける際に円柱木材の分だけ湿布体の貼付面と患部との間に隙間ができるので、湿布体の貼付面全体を患部へ確実に貼り付けることが困難で、湿布体が患部から容易に剥がれたり、しわが寄ったりしやすく、実用性に乏しかった。また、湿布薬の粘着力を利用して器具に取り付けるので、湿布薬の粘着力が低下しやすかった。さらに、湿布薬からフィルムを剥がして台の上に置く作業では、湿布薬の粘着面どうしが引っ付いたりしわが寄りやすく煩わしかった。
本考案は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、湿布体の貼り付け操作全体で使い勝手がよく、湿布体をしわ無く確実に患部へ貼り付けることができるうえ、簡単な構造で低コストで製造できる湿布体の貼付器を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案は、表面側は湿布布地102が露出され、裏面側は貼付面104が形成されて該貼付面104が剥離フィルム106で保護された湿布体100を、剥離フィルム106を剥離して患部Pへ貼り付ける湿布体の貼付器であり、一面側18に側面視円弧状の凸面20を形成した支持基体12と、支持基体12の凸面20とは反対面側19に取り付けられた把手14と、該支持基体12の凸面20側に設けられ、湿布体12のしわ寄りの無い展開状態でその表面側103の面全体を係着して該湿布体100を着脱自在に仮保持する仮保持部16と、を備えたことを特徴とする湿布体の貼付器10から構成される。
また、仮保持部16は、湿布体100の表面側103に係着する多数の微小フック28を面状に配列したフック面30を有することとしてもよい。
また、仮保持部16は多数の微小フック28を配列したフック面30付き可撓性シート34からなり、支持基体12は、把手14が連結された剛性ベース部材22と、該剛性ベース部材22の一面側に張設される弾性変形・弾性復元自在なクッション部材24であり、その表面側(18)に側面視円弧状の凸面20が形成されるとともに該凸面20に該可撓性シート34が張設されるクッション部材24と、を含むこととしてもよい。
また、剛性ベース部材22は、側面視円弧状に曲成された矩形状板部材からなることとしてもよい。
また、把手14は、側面視円弧状に曲成された矩形状板部材の円弧両端側を架設するように設けられたこととしてもよい。
本考案の湿布体の貼付器によれば、表面側は湿布布地が露出され、裏面側は貼付面が形成されて該貼付面が剥離フィルムで保護された湿布体を、剥離フィルムを剥離して患部へ貼り付ける湿布体の貼付器であり、一面側に側面視円弧状の凸面を形成した支持基体と、支持基体の凸面とは反対面側に取り付けられた把手と、該支持基体の凸面側に設けられ、湿布体のしわ寄りの無い展開状態でその表面側の面全体を係着して該湿布体を着脱自在に仮保持する仮保持部と、を備えたことから、仮支持部に湿布体をしわ寄りの無い展開状態を維持しながら仮保持させておくことにより、湿布体から剥離フィルムを剥離する操作や湿布体の貼付面を患部にあてがって湿布体を貼り付ける操作等の際に、湿布体が撓んで粘着面どうしがくっついたりしわが寄ったりするのを良好に防止でき、貼り付け操作全体をスムーズに行うことができ、使い勝手がよく、誰でも簡便に湿布体を患部にしわ無く確実に貼り付けることができる。さらに、仮保持部は湿布体の表面側に係着することにより、湿布体の貼付面全面が露出されかつ該貼付面全面を患部へ確実に密着させることができると同時に、仮保持部による保持は湿布体の貼付面の粘着力を一切利用しないので粘着力の低下を防止できる。また、可動部分がなく、かつ部品点数も比較的少なくて構造が簡単で低コストで製造できるとともに、保管、管理、持ち運び等も簡便に行える。
また、仮保持部は、湿布体の表面側に係着する多数の微小フックを面状に配列したフック面を有する構成とすることにより、簡単な構造であるとともに、例えば広げた状態の湿布体の表面側をフック面側に当てがって軽く押えつけるだけで簡単に係着できるとともに、湿布体の貼付面を患部に貼り付けた後には貼付面と患部との貼り付きにより容易に微小フックを該湿布体から離脱でき、貼り付け操作に応じてスムーズな湿布体の着脱操作を具現できる。さらに、湿布体を繰返し何度も仮保持させて貼付器を長期的に使用できる。
また、仮保持部は多数の微小フックを配列したフック面付き可撓性シートからなり、支持基体は、把手が連結された剛性ベース部材と、該剛性ベース部材の一面側に張設される弾性変形・弾性復元自在なクッション部材であり、その表面側に側面視円弧状の凸面が形成されるとともに該凸面に該可撓性シートが張設されるクッション部材と、を含む構成とすることにより、仮保持部に仮保持した湿布体を患部に貼り付ける際に、可撓性シート及びクッション部材により身体の凹凸等に応じて自在に変形することで仮保持部で仮保持した湿布体を患部に密着させながら貼り付けることができると同時に、剛性ベース部材によりクッション部材を有していても把手からの操作力を仮保持部側へ伝達できるので、湿布体の貼り付け操作の確実性をより向上できる。
また、剛性ベース部材は、側面視円弧状に曲成された矩形状板部材からなる構成とすることにより、簡単な構造で製造できるとともに、仮保持部に仮保持した湿布体を患部に貼り付ける際に、把手からの操作力を凸面側全体に確実に作用させて該湿布体を患部に密着させ、湿布体を患部にしわ無く確実に貼り付けることができる。
また、把手は、側面視円弧状に曲成された矩形状板部材の円弧両端側を架設するように設けられた構成とすることにより、支持基体の凸面側に設けられた仮保持部に仮保持した湿布体を患部に貼り付ける際に、把手を握った状態で凸面形状に対応した揺動状の押し当て操作を行ないやすく操作性がよい。さらに、把手からの貼り付け操作力を凸面全体に確実に作用させることができ、該湿布体を患部に密着させてしわ無く確実に貼り付けることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の湿布体の貼付器の実施の形態について説明する。本実施形態の湿布体の貼付器は、例えば、薬剤を担持した冷湿布や温湿布等の湿布体を肩や腰等の所定の患部に貼り付ける際に好適に利用できる湿布体貼り付け操作の補助具である。図1ないし図8は、本考案の湿布体の貼付器の一実施形態を示している。図1、図2、図3に示すように、本実施形態において、湿布体の貼付器10は、支持基体12と、該支持基体12に取り付けられた把手14と、湿布体100を着脱自在に仮保持する仮保持部16と、を備えている。湿布体の貼付器10は、一旦仮保持部16に湿布体100を仮保持させて患部へ貼り付けて、該仮保持部16から湿布体を離脱させて患部へ貼り付け操作される。
図1に示すように、本実施形態に係る湿布体の貼付器10を介して貼り付けられる湿布体100としては、例えば、縦横が14cm×10cm程度の縦長矩形状の布地102からなる湿布本体に冷却用または温熱用の薬剤等を担持されており、その表面側103は布地102が露出され、裏面側は粘着力により人体の所要の患部へ貼付可能とする粘着剤等からなる貼付面104が形成されている。貼付面104には剥離フィルム106が貼り付けられ、該貼付面104が保護されている。湿布体100を患部へ貼り付ける際には、剥離フィルム106を剥離して貼付面104を露出し粘着力により患部に貼り付けられる。
図1、図2、図3に示すように、支持基体12は、後述の把手14及び仮保持部16を一体的に組み付けてユニット化している。本実施形態では、支持基体12は、一面側18に側面視円弧状の凸面20を形成している。具体的には、支持基体12は、例えば、把手14が連結された剛性ベース部材22と、側面視円弧状の凸面20を形成したクッション部材24と、を有している。よって、本実施形態では、支持基体12は2層構造となっており、支持基体12の一面側18はクッション部材24の凸面20で形成され、支持基体12の反対面側19は剛性ベース部材22の裏面で形成されている。
剛性ベース部材22は、例えば、プラスチック等の硬質合成樹脂からなり、略16cm×10cm程度の大きさの縦長略矩形状で、長手方向に沿って側面視円弧状にあるいは弓形状に曲成された矩形状板部材からなる。そして、剛性ベース部材22の表面側(一面側)となる円弧凸面側にクッション部材24が張設されるとともに、裏面側となる円弧凹面側に把手14が一体的に取り付けられる。剛性ベース部材22を介して、把手14からの貼り付け操作力を仮保持部16側へ良好に伝達しうる。剛性ベース部材22の短辺縁部、すなわち側面視円弧形状の両端部側は略円柱状部23が形成されており、把手14の両端部が接続されている。円柱状部23は、例えば、断面円形状の杆部材を心材として剛性ベース部材の矩形状板部材の端部側を巻回状に曲成して構成されている。なお、剛性ベース部材22は、板部材に限らず例えば、平板部材や、フレーム枠材や、一面側が凸面で反対面側が平面となるような側面視変形半楕円形状となるブロック体等その他任意のものでもよい。また、円柱状部は設けなくてもよく、剛性ベース部材と把手とを一体成型で構成してもよい。
クッション部材24は、自在に弾性変形、弾性復元する弾力性部材であり、本実施形態では、例えば、ゴムまたは合成樹脂等からなるスポンジ体からなり、剛性ベース部材22と後述の仮保持部16との間に介設される。スポンジ体からなるクッション部材24は、例えば、剛性ベース部材22の略矩形状の外形輪郭形状と略同様の大きさの縦長矩形状で、かつ側面視円弧状となる湾曲板状に形成されている。クッション部材24は、その裏面側となる円弧凹面側を剛性ベース部材22の表面側の円弧凸面に密着させるように張設されて例えば接着剤等により固定されるとともに、クッション部材24の表面側の凸面側に仮保持部16が設けられている。クッション部材24は、通常は湿布体100を仮保持する仮保持部16を所定の凸面形状に保持しているが、該仮保持部16に仮保持した湿布体を患部に貼り付ける際に、患部の凹凸形状に対応して自在に弾性変形させながら、該湿布体を患部に密着させることができ、湿布体をしわ無く確実に貼り付けることが可能となる。なお、クッション部材24は、その表面側に凸面20が形成され、裏面側は剛性ベース部材の表面側の形態に応じて設けられる。
把手14は、湿布体の貼付器10の操作用持ち手であり、上述のように仮保持部16が設けられる支持基体12の凸面20側とは反対面側に取り付けられる。図1、図3に示すように、本実施形態では、把手14は、例えば、プラスチック等の硬質合成樹脂製で、ある程度の幅で帯状に一方に長く設けられ、かつ長手方向に側面視円弧状に或いは弓形状に曲成された帯板部材からなる。把手14は、剛性ベース部材22の側面視円弧状の曲成方向とは逆に凸となるように配置されて該剛性ベース部材22の円弧両端側を架設されており、長手両端部側を剛性ベース部材の円柱状部の中央位置に連結されて固定されている。把手14と剛性ベース部材22の裏面側との間には、端部側が狭く中央部側に向けて次第に広くなるような側面視略笹葉形状の空隙26が形成されており、把手14を持つ際に手を入れて確実に把持できるようになっている。さらに、剛性ベース部材22の曲成方向に向けて架設されているので、貼り付け操作の際に把手14からの力を凸面側に設けられる仮保持部全体に良好に伝達でき、確実に湿布体を貼り付けできる。なお、把手の形状は上記実施形態に限らず、例えばコ字状に形成したり、杆部材やノブ状に形成したり、その他任意に設定してもよい。
図1、図2、図4に示すように、仮保持部16は、クッション部材24の凸面20側すなわち支持基体12の凸面側に設けられ、湿布体100の表面側の面全体に係着して該湿布体100を着脱自在に仮保持する仮保持手段である。仮保持部16は、湿布体を仮保持させる表面側がクッション部材24の凸面20形状に対応した側面視円弧状の凸面となっている。仮保持部16に湿布体の表面側103を係着する際には、湿布体100を広げたしわ寄りのない展開状態で同凸面形状に密着状に配置させ、該展開状態を維持しながら仮保持する。
仮保持部16は、例えば1〜2mm程度の高さで立設された多数の微小フック28を面状に配列したフック面30を有しており、該微小フック28を湿布体100の表面側の露出している布地102に引っ掛け状又は咬み込み状に係着させて着脱自在に仮保持する。各微小フック28は、例えば、細糸状の合成樹脂製からなり、ループ形状の一部を切欠いたようなフック形状形成されている。なお、微小フックのフック切欠きの向きは所定列ごとに180度ずつ逆向きになっていてもよいし、全ての向きが同じでも良く、その他任意の配列でもよい。また、微小フックの形状は任意でもよい。さらに具体的には、仮保持部16は、例えば、布やナイロン等の合成繊維等からなる可撓性のシート材32の表面側に多数の微小フック28を面状に配列したフック面30付き可撓性シート34からなる。該フック面付き可撓性シート34は、裏面側をクッション部材24の凸面側に密着させて張設され例えば接着剤等により固定されている。このような微小フック28を配列したフック面30に向けて湿布体の表面側103を密着させて軽く押圧すると容易に係着できるとともに、逆に湿布体100を縁部側から引き剥がし状に引っ張ると容易にフック面30との係着を解除して該湿布体を離脱できる。これにより、湿布体100を患部に貼り付ける際には、図7に示すように仮保持部16に湿布体100を仮保持した状態で湿布体100の剥離フィルム106を剥離し、露出された湿布体の貼付面を患部に当てて支持基体12の凸面曲面に沿って揺動状に動かして順に押し付けていくと、貼付面104の粘着力により該湿布体が患部へ貼り付けられていくと同時に、該患部側への貼り付けに伴って湿布体は仮保持部16から離脱される。すなわち、湿布体の患部への貼り付けと湿布体の仮保持部により仮保持の解除とを同時に行いながら貼り付け操作する。なお、仮保持部16による湿布体100の仮保持力(湿布体の表面側との係着力)は、湿布体の貼付面による患部への貼付力よりも弱く設定されるとよい。また、仮保持部16による湿布体100の仮保持力(湿布体の表面側との係着力)は、湿布体の貼付面104に対する剥離フィルム106の貼付力よりも強く設定されていてもよい。
次に、図5ないし図8を参照しつつ本実施形態に係る湿布体の貼付器10の作用について説明する。図5に示すように、例えば、一方の片手で把手14を掴んだ状態で、他方の片手で湿布体を仮保持部に仮保持させる。この際、剥離フィルム106を貼り付けたままの湿布体100をしわ無く広げて、その表面側を仮保持部16側に向けて密着させる。そして剥離フィルム側から軽く押圧すると、仮保持部16の多数の微小フックが湿布体100の表面側の露出された布地102と係着して、該湿布体をしわ寄りの無い展開状態を維持しながら仮保持する。この際、湿布体にはまだ剥離フィルムが貼り付けられているので仮保持操作を行ないやすい。図6に示すように、湿布体100を仮保持部16に仮保持させた状態で剥離フィルム106を離脱する。この際も湿布体100は仮保持部に係着されており、しわ寄りの無い展開状態で保持されるので簡単に操作できる。図7に示すように、露出された湿布体の貼付面104を支持基体12の側面視円弧状の凸面20の円弧端部側から患部Pに当てがいながら、凸面20形状に併せて順次押し付けるように揺動状に動かして患部Pへ貼り付け操作する。湿布体の貼付面104が患部Pに当接して貼り付けられるのと同時に、仮保持部16による該湿布体100の表面側との係着を解除していく。最終的に、図8に示すように、湿布体の貼付面全体が患部に貼り付けられ、貼付器10は湿布体から完全に離脱される。さらにこの際、仮保持部16は可撓性シート34からなるとともに支持基体12にクッション部材24を設けているので、患部の凹凸形状に対応して密着させることができる。このようにして簡単な操作で、湿布体100を患部Pにしわ無く確実に貼り付けることができる。
以上説明した本考案の湿布体の貼付器は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本考案の湿布体の貼付器は、冷却用又は温熱用の湿布体を患部に貼り付ける際に好適に用いられる。
本考案の実施形態に係る湿布体の貼付器の側面図及び湿布体の側面図である。 図1の湿布体の貼付器の仮保持部側から見た概略斜視図である。 図1の湿布体の貼付器の把手部側から見た概略斜視図である。 図1の湿布体の貼付器の仮保持部の一部を拡大した説明図である。 図1の湿布体の貼付器に湿布体を仮保持させた状態の説明図である。 図5の状態から湿布体の剥離フィルムを剥離した状態の説明図である。 湿布体を患部に貼り付ける際の説明図である。 図7の湿布体の貼付器を患部に貼り付けた湿布体から離脱させた状態の説明図である。
符号の説明
10 湿布体の貼付器
12 支持基体
14 把手
16 仮保持部
20 凸面
22 剛性ベース部材
24 クッション部材
28 微小フック
30 フック面
34 フック付き可撓性シート
100 湿布体
102 布地
103 表面側
104 貼付面
106 剥離フィルム
P 患部

Claims (5)

  1. 表面側は湿布布地が露出され、裏面側は貼付面が形成されて該貼付面が剥離フィルムで保護された湿布体を、剥離フィルムを剥離して患部へ貼り付ける湿布体の貼付器であり、
    一面側に側面視円弧状の凸面を形成した支持基体と、
    支持基体の凸面とは反対面側に取り付けられた把手と、
    該支持基体の凸面側に設けられ、湿布体のしわ寄りの無い展開状態でその表面側の面全体を係着して該湿布体を着脱自在に仮保持する仮保持部と、を備えたことを特徴とする湿布体の貼付器。
  2. 仮保持部は、湿布体の表面側に係着する多数の微小フックを面状に配列したフック面を有する請求項2記載の湿布体の貼付器。
  3. 仮保持部は多数の微小フックを配列したフック面付き可撓性シートからなり、
    支持基体は、把手が連結された剛性ベース部材と、
    該剛性ベース部材の一面側に張設される弾性変形・弾性復元自在なクッション部材であり、その表面側に側面視円弧状の凸面が形成されるとともに該凸面に該可撓性シートが張設されるクッション部材と、を含む請求項2記載の湿布体の貼付器。
  4. 剛性ベース部材は、側面視円弧状に曲成された矩形状板部材からなる請求項3記載の湿布体の貼付器。
  5. 把手は、側面視円弧状に曲成された矩形状板部材の円弧両端側を架設するように設けられた請求項4記載の湿布体の貼付器。
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