JP3124684U - 湿布貼付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、構成が簡単であって、製造コストを抑えることができ、ひいてはお年寄りや体の不自由な方にも容易に湿布を貼ることが可能な湿布貼付具の提供。
【解決手段】棒状の貼付具本体1と、該貼付具本体1の一端部に設けられ、かつ湿布本体100から一部剥離されたフィルム101の端部を挟み込みながら固定するフィルム固定部2とを備えてなる。湿布本体100からフィルム101の一部を剥離して、その剥離したフィルム101をフィルム固定部2に固定したあと、そのまま露出した湿布本体100を背中等に貼り付けて、本器具Aを背中等に沿って上方に移動させれば、湿布を背中等に容易に貼ることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、湿布本体にフィルムが剥離可能に貼着されたシート状の湿布を人体に貼り付けるための湿布貼付具に関する。
従来、湿布は、湿布本体にフィルムが剥離可能に貼着され、使用に際しては湿布本体からフィルムを剥がした上で体の所定箇所に貼り付けるものであった。最近では、湿布も様々な形状のものや、フィルムを剥がしやすくしたものなど、種々工夫がなされている。
ところが、手の届きにくい箇所、例えば背中に湿布を貼り付ける場合、自己の手が背中になかなか届かないことから、家族などの他人の手を借りなければならなかった。特に一人暮らしのお年寄りや体の不自由な方にとって、湿布を背中に貼ることは非常に困難であった。
そこで、一人でも湿布を背中に簡単に貼り付けるために様々な湿布貼付具が考案されている。例えば、特開2001−187152号公報には、取手部と、この取手部の先端から延びる棒状部と、この棒状部の先端に形成された湿布取付部とを備え、上記湿布取付部に、一部の剥離シートが剥離された湿布を固定する湿布固定用部材が配設されたものが開示されている。
また、特開2003−70916号公報には、所要の間隔隙間を保持しながら同期回転する平行に配置された第1、第2ローラ体と、該ローラ体を回転自在に支承する支承部と、支承部に接続された操作杆と、を有すシート状湿布の貼付器が開示されている。一方のローラ体には、湿布本体から剥がした剥離フィルムの一部を係着離脱自在に係着する係着部が設けられ、他方のローラ体には、剥離フィルムを剥がされた湿布本体の粘着面を患部に対して押し付けるように案内する展着案内部が設けられる。体に押し付けて操作杆を引く動作を行なうだけで確実にかつ薬液効果を減殺させない湿布を貼付させる。
さらに、特開2005−74189号公報には、基端3に握り部4を有すると共に第1挾持板部を一体に有する本体と、本体の第1挾持板部に対して揺動開閉自在として基端側が本体に枢着されると共に引抜抵抗面を有する第2挾持板部とを具備し、さらに、第1挾持板部の先端を、閉状態の第2挾持板部の先端よりも先端方向へ延設すると共に第2挾持板部の外面の延長平面Eに交叉する方向に弯曲させて、湿布を身体患部へ押付ける際の押さえ部に形成するものが開示されている。
しかしながら、上述の湿布貼付具は、いずれも湿布本体を固定するものであって、構成が複雑なものばかりであった。このため製造コストが高くなる上に、お年寄りや体の不自由な方にとって容易に湿布を貼ることができないという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、構成が簡単であって、製造コストを抑えることができ、ひいてはお年寄りや体の不自由な方にも容易に湿布を貼ることが可能な湿布貼付具の提供を課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、湿布本体にフィルムが剥離可能に貼着されたシート状の湿布を人体に貼り付けるための湿布貼付具であって、棒状の貼付具本体と、該貼付具本体の一端部に設けられ、かつ湿布本体から一部剥離された前記フィルムの端部を挟み込みながら固定するフィルム固定部とを備えてなることを特徴とする。これによれば、湿布からフィルムの一部を剥離して、その剥離したフィルムをフィルム固定部に固定したあと、そのまま露出した湿布を背中等に貼り付けて、本器具を背中等に沿って上方に移動させれば、湿布を背中等に容易に貼ることができる。
また、前記フィルム固定部は、前記貼付具本体の長手方向に直交する方向に伸びる溝が形成された被差込部材と、該被差込部材の溝に沿って差し込むことが可能な棒状の差込部材とからなり、前記被差込部材と差込部材の間において湿布本体から一部剥離された前記フィルムの端部を挟み込みながら固定するものとなされているのが好ましい。
また、前記貼付具本体の他端部には、人体に貼り付けられた湿布の端部を引っ掛けるための引掛部材が設けられていてもよい。これによれば貼付具本体の引掛部を背中等に貼り付けられた湿布本体の端部に引っ掛けることにより、湿布を背中等から容易に剥がすことができる。
また、前記貼付具本体は、長さ方向に沿って伸縮可能に形成されていてもよい。これによれば、人に応じて長さを調節することができ、また不使用時は収縮させることにより収納に便利である。
本発明によれば、構成が簡単であって、製造コストを抑えることができ、ひいてはお年寄りや体の不自由な方にも容易に湿布を貼ることが可能となる。
次に本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る湿布貼付具(A)を示す斜視図である。
この湿布貼付具(A)は、棒状の貼付具本体(1)と、該貼付具本体(1)の一端部に設けられたフィルム固定部(2)と、前記貼付具本体(1)の他端部に設けられた引掛部(3)とを備えてなる。
なお、本実施形態で用いられる湿布は、病院や薬局で販売されている一般的なシート状の湿布である。すなわち、前記湿布は、縦の長さが約141mm、横の長さが100mmの長方形に形成された湿布本体(100)と、該湿布本体(100)とほぼ同大同形の透明のフィルム(101)とからなり、湿布本体(100)にフィルム(101)が剥離可能に貼着されている。
前記貼付具本体(1)は、長さ490mmおよび直径16mmのアルミニウム製の棒状に形成されたものである。この貼付具本体(1)の一端部にはフィルム固定部(2)を取り付けるための二股状の取付部(11)が形成されており、他端部付近は使用に際して手に持つための把持部(12)となされている。なお、貼付具本体(1)はアルミニウム製に限定されるものではなく、合成樹脂製や木製などのその他の材質であってもよい。
前記フィルム固定部(2)は、湿布本体(100)から一部剥離された前記フィルム(101)の端部を挟み込みながら固定するものであり、合成樹脂製の被差込部材(21)と差込部材(22)からなる。なお、フィルム固定部(2)は、製造の関係上、合成樹脂製が好ましいが、これに限定されるものではなく、アルミニウム製や木製などのその他の材質であってもよい。
前記被差込部材(21)は、図2に示すように、円筒状のパイプ材の側面が長さ方向に沿って開かれた開口部(21c)を有する構成であり、前記貼付具本体(1)の長さ方向に直交する方向に伸びる内径(t1)6mm、開口部径(t2)5mm、および長さ(n1)105mmの溝(21a)が形成されるとともに、該溝(21a)の両端部には斜め上方に伸びる鍔部(21b)が溝(21a)にそって形成されている。
一方、前記差込部材(22)は、該被差込部材(21)の溝(21a)に沿って差し込むことが可能な構成であり、長さ(n2)135mmおよび直径(t3)6mmの円筒状のパイプ材に形成されている。
このように差込部材(22)の直径(t3)が被差込部材(21)の開口部径(t2)よりも大きいため、差込部材(22)は被差込部材(21)の溝(21a)に押し込まれるようにして差し込まれ、差し込まれたあとは被差込部材(21)の弾性力により挟持される。
また、差込部材(22)の長さ(n2)が被差込部材(21)の長さ(n1)よりも30mm程長いため、差込部材(22)はその両端部を被差込部材(21)の両端部からはみ出た状態で差し込まれ、そのはみ出た一方の端部を摘みながら押し上げることにより被差込部材(21)の溝(21a)から容易に抜くことができる。
前記引掛部(3)は、所定角度に緩やかに屈曲した3本の熊手状に形成されている。これにより背中に貼り付けられた湿布本体(100)を剥がす場合、貼付具本体(1)の把持部(12)を把持しながら引掛部(3)を湿布本体(100)の端部に引掛けることにより、湿布を背中から容易に剥がすことができる。
而して、本湿布貼付具(A)を使用するに際しては、まず湿布本体(100)の端からフィルム(101)の一部を剥離しておく。
そして、その湿布本体(100)から一部剥離したフィルム(101)の端部を被差込部材(21)の開口部(21c)に合わせるとともに、該フィルム(101)の上方から差込部材(22)を被差込部材(21)の開口部(21c)に沿って当接させる。
そして、そのまま差込部材(22)を被差込部材(21)の溝(21a)に押し込むようにして差し込むと、図3に示すように、差込部材(22)が被差込部材(21)の弾性力により挟持され、被差込部材(21)と差込部材(22)の間に湿布のフィルム(101)の端部が挟み込まれるようにして固定される。
次に、図4に示すように、貼付具本体(1)の把持部(12)を自己の手で把持し、フィルム(101)の端部を固定した状態の湿布を背中の所定箇所に合わせたあと、図5(a)に示すように、湿布本体(100)の剥離された露出部分を貼り付ける。
そして、図5(b)に示すように、フィルム固定部(2)を背中に沿って上方に移動させれば、それに伴ってフィルム(101)が湿布本体(100)から剥離していき、その湿布本体(100)の剥離された露出部分が順次背中に張り付いていき、図5(c)に示すように、最終的には湿布本体(100)の全体が剥離されて背中に完全に貼り付けられる。
あとは、被差込部材(21)からはみ出た差込部材(22)の一方の端部を摘みながら押し上げることにより被差込部材(21)の溝(21a)から容易に抜くことができ、それに伴って差込部材(22)と被差込部材(21)の間に挟まれていたフィルム(101)も容易に取り外すことができる。
なお、本実施形態では、被差込部材(21)と差込部材(22)が分離独立した構成としたが、被差込部材(21)と差込部材の一部(例えば一端部)が連結された構成としてもよい。
また、貼付具本体(1)の他端部に引掛部(3)を設けるものとしたが、設けないものとしてもよい。
また、貼付具本体(1)は通常の棒状に形成したが、長さ方向に伸縮可能な構成に形成してもよい。
本考案は、湿布本体にフィルムが剥離可能に貼着されたシート状の湿布を人体に貼り付けるための湿布貼付具に適用可能である。
本実施形態に係る湿布貼付具の斜視図である。 湿布貼付具のフィルム固定部の側面図である。 湿布貼付具のフィルム固定部において湿布のフィルムの端部を固定した状態を示す側面図である。 湿布貼付具により湿布を背中に貼り付ける状態を示す斜視図である。 湿布が貼り付けられる過程を示す図である。
符号の説明
1・・・貼付具本体
2・・・フィルム固定部
3・・・引掛部
21・・・被差込部材
21a・・・溝
22・・・差込部材
100・・・湿布本体
101・・・フィルム

Claims (4)

  1. 湿布本体にフィルムが剥離可能に貼着されたシート状の湿布を人体に貼り付けるための湿布貼付具であって、
    棒状の貼付具本体と、該貼付具本体の一端部に設けられ、かつ湿布本体から一部剥離された前記フィルムの端部を挟み込みながら固定するフィルム固定部とを備えてなることを特徴とする湿布貼付具。
  2. 前記フィルム固定部は、前記貼付具本体の長手方向に直交する方向に伸びる溝が形成された被差込部材と、該被差込部材の溝に沿って差し込むことが可能な棒状の差込部材とからなり、前記被差込部材と差込部材の間において湿布本体から一部剥離された前記フィルムの端部を挟み込みながら固定するものとなされている請求項1に記載の湿布貼付具。
  3. 前記貼付具本体の他端部には、人体に貼り付けられた湿布の端部を引っ掛けるための引掛部材が設けられている請求項1または請求項2に記載の湿布貼付具。
  4. 前記貼付具本体は、長さ方向に沿って伸縮可能に形成されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の湿布貼付具。
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