JP3184425B2 - 無線切替制御方法及び装置 - Google Patents

無線切替制御方法及び装置

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JP3184425B2
JP3184425B2 JP14146195A JP14146195A JP3184425B2 JP 3184425 B2 JP3184425 B2 JP 3184425B2 JP 14146195 A JP14146195 A JP 14146195A JP 14146195 A JP14146195 A JP 14146195A JP 3184425 B2 JP3184425 B2 JP 3184425B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、10GHz 以上の
マイクロ波帯を使用する N+1 セット予備方式の無線装
置を切り替える際に使用する無線切替制御方法及び装置
に関するものである。
【0002】従来より、短距離用の無線装置としてマイ
クロ波帯を使用した装置が用いられている。特に、10GH
z 以上の周波数領域では降雨による電波の減衰量が大き
く、且つ周波数及び偏波面による減衰量の差が小さいの
で、降雨時には上り/ 下り方向の無線システムが同じ様
な受信電界強度の低下を起こす。
【0003】この為、セット予備方式のシステムでは降
雨時に予備システムに切り替えても救済できない状態に
あるにも係わらず切替を実行するので、保守作業上、機
器故障による切替か、降雨による切替かを切り分けるこ
とが難しく、混乱を来していた。
【0004】そこで、降雨状態を検出した時は機器故障
を検出しても切替動作を行わない様にすることが必要で
ある。
【0005】
【従来の技術】図10は従来例のセット予備方式の要部説
明図で、(a) は要部システム構成図、(b) は(a) 中の送
信装置(TX)の要部構成図、(c) は(a) 中の受信装置(RX)
の要部構成図である。また、図11は図10(a)の要部切替
制御説明図で、(a) はフローチャート図、(b) はタイム
チャート図である。
【0006】なお、図11(a) 中の ALMn などの「n 」は
回線番号を示す。以下、図10,図11を説明する。先ず、
図10(b) 示す送信装置の信号変換部51は、図示しない端
局装置からバイポーラ形式の1系列のディジタル信号が
入力すると、ユニポーラ形式のディジタル信号(以下、
主信号と云う)に変換して、多重化・パリティ付加部52
に送出する。
【0007】多重化・パリティ付加部52は1系列の主信
号を複数系列の主信号に変換した後、速度変換してフレ
ーム同期信号、切替トリガ、アラームやパリティビット
などの補助信号を主信号のタイムスロットに挿入して変
調部53に送出する。
【0008】変調部53は、多重化・パリティ付加部52の
出力と内蔵する局部発振器531 が送出する中間周波数帯
の発振出力を用いて変調波を生成した後、図示しないフ
イルタ、周波数変換部54、マイクロ波電力増幅部55を介
して所定送信周波数で所定電力の送信信号を対向局に送
出する。
【0009】また、図10(c) に示す受信装置のマイクロ
波増幅部61はマイクロ波帯の受信信号を増幅した後、周
波数変換部62に送出する。周波数変換部62は、受信局部
発振器621 の出力を用いて受信信号の周波数をマイクロ
波帯から中間周波帯に周波数変換して自動利得制御(AG
C) 付き中間周波増幅部63に送出するので、受信信号は
ここで所定出力レベルまで増幅されて復調部64に加えら
れる。
【0010】復調部64は変調波を復調して復調信号を取
り出し、ディジタル化して補助信号が挿入された主信号
をフレーム同期部65に送出する。フレーム同期部65は主
信号中のフレーム同期信号を検出して切替トリガやアラ
ームなどを抽出した後、主信号を分離・パリティ計数部
66に送出する。
【0011】分離・パリティ計数部66は複数系列の主信
号の速度と系列数を元に戻すと共に、パリティビットを
用いた主信号のエラーチェックを行った後、信号変換部
67でバイポーラ形式のディジタル信号に変換して図示し
ない端局装置に出力する。
【0012】次に、図10(a) のA 局送信側の予備送信装
置TX0,現用送信装置TX1 とB 局受信側の予備受信装置RX
0,現用受信装置RX1 は上記で説明した様な構成をしてい
るとする。
【0013】さて、A 局送信側は入力したディジタル信
号をハイブリッド Ha 分配した後、それぞれ対応する送
信装置で送信信号を生成して送信スイッチTSW に加え
る。送信スイッチTSW は制御部CONTa からの送信スイッ
チ駆動信号TSW DRV で現用送信装置を選択しているの
で、現用送信装置TX1 の送信信号がB 局受信側に送られ
ている。
【0014】一方、B 局受信側は予備受信装置及び現用
受信装置が共に正常動作時であれば、この装置が送出す
るアラームALM 0 とALM 1 は"L" 状態、故障時は"H" 状
態になる。 (1) 予備/ 現用受信装置が共に、正常動作の場合( 図11
(b) の左端参照) 図10(a) のハイブリッド Hb は受信信号を分配し、予備
受信装置RX0,現用受信装置RX1 に加えるので、それぞれ
の受信装置は上記の様な処理をしてディジタル信号を取
り出して受信スイッチRSW に加える。受信スイッチRSW
は制御部CONTbからの受信スイッチ駆動信号RSW DRV で
現用受信装置側を選択しているので、現用受信装置RX1
からのディジタル信号が出力する。 (2) 現用受信装置に機器故障が発生した場合( 図11(b)
の「機器故障時」参照) B 局受信側の制御装置CONTb は、現用受信装置RX1 から
のアラームALM 1 が故障発生を示す"H" レベルになった
ことを検出すると、予備受信装置RX0 が正常で且つ使用
中でないことを確認の上、逆回線を通じて切替トリガを
A 局側に送出する。( 図11(a)-S1〜S2参照) 。
【0015】そこで、A 局送信側の制御装置CONTa は送
信スイッチTSW が予備送信装置TX0を選択する様に駆動
し、B 局受信側の制御装置CONTb は送信スイッチTSW の
駆動を確認した後、受信スイッチRSW が予備受信装置を
選択する様に駆動し、受信スイッチRSW の駆動を確認し
て回線切替が完了する。( 図11(a)-S3〜S7参照) なお、予備装置が使用中であれば切替中止となり、保守
作業により機器故障が復旧すれば切戻を行う。
【0016】(3)A 局とB 局の間に降雨発生の場合( 図1
1(a),(b) の「降雨時」参照) 上記の様に10GHz 以上の周波数領域では降雨による電波
の減衰量が大きい為、受信電界強度が低下し、B 局の現
用受信装置の品質が劣化するが、この状態を検出したB
局の現用受信装置はアラームALM 1 を制御装置CONTb
送出する。
【0017】そこで、制御装置CONTb は逆回線を用いて
このアラームをA 局の制御装置CONT a に送出するので、
A 局送信側の現用送信装置及びB 局現用受信側の受信装
置が予備装置に自動的に切り替わる。
【0018】ここで、実際の切替の際には送信スイッチ
TSW や受信スイッチRSW の動作の応答を確認するが、図
11(b) では簡単化の為に省略しており、切替についても
同様の目的でA 局からB 局方向のみについて示してあ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、降雨によ
って送信装置と受信装置が切り替わるが、装置の切替が
機器故障によるものか、降雨による受信電界強度の低下
によるものかの判別がつかないと云う課題がある。
【0020】なお、切替原因の判別がつかない為、保守
作業を行う上で情報が混乱したり、現用系に切り戻す作
業が必要となる。本発明は降雨状態を検出した時は機器
故障を検出しても切替動作を行わない様にすることを目
的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、上り方
向/下り方向にそれぞれ設けられたN+1セット予備方
式(Nは正の整数)の無線システムであって、現用シス
テムの受信側で機器故障が発生したことを検出した時、
該受信側から送出した切替トリガを用いて故障発生現用
システムを予備システムに切り替える無線切替制御方法
において、故障発生現用システムの受信側及び反対方向
で同一無線区間の受信側でほぼ同時に降雨状態を検出し
た時、両方の降雨検出結果を利用して該切替トリガをマ
スクし、予備システムへの切替を阻止する様にした。
【0022】第2の本発明は、上記降雨状態の検出は、
切替トリガを送出すべき受信電界強度よりも高く、標準
受信電界強度よりも低い基準受信電界強度を設定する。
そして、受信電界強度が該基準電界強度以下になったこ
とを検出した時、降雨状態検出とする様にした。
【0023】第3の本発明は、降雨状態の検出は、切替
トリガを送出すべき受信電界強度に対応する誤り率より
も良好で、標準受信電界強度に対応する誤り率よりも悪
化した基準誤り率を設定する。そして、誤り率が基準誤
り率よりも劣化したことを検出した時、降雨状態検出と
する様にした。
【0024】第4の本発明は、上り方向及び下り方向に
それぞれ設けられたN+1セット予備方式の無線システ
ムであって、現用システムの受信側に設けた機器故障検
出手段が機器故障を検出した時、該受信側から送出した
切替トリガを用いて故障発生現用システムを予備システ
ムに切り替える無線切替制御装置において、降雨状態を
検出した時に降雨検出結果を送出する降雨検出手段とト
リガ制御手段を、現用システムと予備システムのうち、
少なくとも何れか一方のシステムの上り方向及び下り方
向の受信側に設ける。
【0025】そして、故障発生現用システムの受信側及
び反対方向で同一無線区間の受信側に設けた降雨検出手
段が、ほぼ同時に降雨状態を検出した時、トリガ制御手
段は両方向の降雨検出結果が印加している間、入力する
切替トリガをマスクし、予備システムへの切替を阻止す
る構成にした。
【0026】第5の本発明は、上記降雨検出手段が予め
設定した基準電圧が印加した比較器を設ける。そして、
中間周波増幅器用利得制御電圧が基準電圧より低下した
ことを比較器が検出した時に降雨検出結果を送出する構
成にした。
【0027】第6の本発明は、上記降雨検出手段が、上
記利得制御電圧をディジタル化した利得制御電圧データ
に変換するアナログ/ディジタル変換回路と、所定周期
毎に利得制御電圧データが書き込まれ、前回書き込まれ
た利得制御電圧データが読み出される記憶回路と、前回
の利得制御電圧データから現在の利得制御電圧データを
引算して得られた引算結果と印加している比較基準値と
を比較し、該引算結果が該比較基準値よりも小さくない
時に降雨検出結果を送出する引算・比較回路とを有する
構成にした。
【0028】第7の本発明は、上記降雨検出手段が、送
信側と同一時間内の主信号中のマーク数をカウントし、
カウント結果とパリティビットを比較し、異なっていれ
ばパリティエラーパルスを送出するパリティエラー検出
回路と、パリティパルスを所定周期毎にカウントし、カ
ウント値が予め設定した値以上の時に降雨検出結果を送
出するタイミング発生・カウント回路を有する構成にし
た。
【0029】第8の本発明は、上記降雨検出手段が、上
記パリティエラー回路とタイミング発生・カウント回路
の他に、所定周期毎にカウント値が書き込まれ、前回書
き込まれたカウント値が読み出される記憶回路と、前回
のカウント値と現在のカウント値を引算して得られた引
算結果と比較基準値を比較し、該引算結果が該比較基準
値よりも小さくない時に降雨検出結果を送出する引算・
比較回路を有する構成にした。
【0030】第9の本発明は、請求項4の無線切替制御
装置が、上り方向は請求項4〜請求項8記載の降雨検出
手段のうち何れか1つの降雨検出手段を、下り方向は上
り方向と異なる何れか1つの降雨検出手段を設ける様に
した。
【0031】
【作用】図1は第1〜第4の本発明の要部説明図で、
(a) は構成図、(b) は(a) のタイムチャート図である。
【0032】なお、図1(b) の左側の符号は図1(a) 中
の同じ符号部分の状態を示す。先ず、上記の様に10GHz
以上の周波数領域では降雨による電波の減衰量が大き
く、また周波数及び偏波面による減衰量の差も小さく、
従って降雨時には上り/下り方向の無線システムが同じ
様な受信電界強度の低下を起こす。
【0033】そこで、例えば、機器故障と判断する時の
誤り率を10-2( 対応する受信電界強度が−100 dBm 程
度) 、降雨状態と判断する時の誤り率を10-6程度( 対応
する受信電界強度が−90 dBm程度) 、標準受信状態の時
の誤り率を10-8以下( 対応する受信電界強度が−40 dBm
以上) と予め設定する。
【0034】また、図1中のA 局にB 局からのマイクロ
波の受信電界強度を検出する降雨検出手段1aを、B 局に
A 局からのマイクロ波の受信電界強度を検出する降雨検
出手段1bをそれぞれ設ける。
【0035】なお、これらの降雨検出手段は受信電界強
度が−90dBm より低下したことを検出した時、例え
ば、"L" レベルの降雨検出結果RD ALMa , 降雨検出結果
RD ALMbを送出する様になっている( 図1(b)-, 参
照) 。
【0036】さて、A 局に設けた降雨検出手段1aからの
降雨検出結果RD ALMa は、上記説明の様に補助信号とし
て降雨検出挿入手段3aで主信号に挿入されて制御装置CO
NTaを介してB 局に送られる。
【0037】B 局では、降雨検出分離手段3bにおいて抽
出した補助信号から降雨検出結果RDALMa を分離してト
リガ制御手段2に加えるが、ここにはB 局の降雨検出手
段1bからの"L" レベルの降雨検出結果RD ALMb も加えら
れているので、トリガ制御手段2がオフ状態になる。
【0038】その後、受信電界強度が更に低下して、受
信装置RXb が送出した"H" レベルの切替トリガ ALMt
トリガ制御手段2に加えられるが、この制御手段は既に
オフ状態になっているので、切替トリガはトリガ制御手
段2でマスクされる。
【0039】この為、トリガ制御手段2が出力する切替
要求ALM は"L" レベル( 正常) となりA 局の制御装置CO
NTa 及びB 局の制御装置CONTb は切替動作を開始しない
( 図1(b)-, 参照) 。
【0040】つまり、降雨検出結果は、通常の機器故障
による切替トリガ ALMt よりも受信電界強度が高く、且
つ標準状態よりも低い受信電界強度を検出するので降雨
による減衰が少ない初期段階の検出となり、降雨による
減衰が大きくなった段階で切替トリガ ALMt が発生す
る。
【0041】これにより、切替トリガが生成される以前
に上り/下り方向の降雨検出結果RDALMa , RD ALMb
トリガ制御手段をオフ状態にしているので、切替トリガ
ALM t はここを通過できず、A 局に切替要求は送られ
ず、切替動作は行われない。
【0042】
【実施例】図2は第5の本発明の実施例の要部説明図
で、(a) は構成図、(b) は(a) の動作説明図、図3は第
6の本発明の実施例の要部説明図で、(a) は構成図、
(b),(c) は(a) の動作説明図である。図4は第7、第8
の本発明の実施例の要部説明図で、(a) は第7の本発明
の実施例の構成図、(b) は第8の本発明の実施例の構成
図、(c) は(b) は(b) の動作説明図である。
【0043】図5は第9の本発明の実施例の要部説明図
(中間中継局なし)(その1)で、(a) はシステム構成
図、(b) トリガ制御手段の要部構成図、図6は第9の本
発明の実施例の要部構成図(中間中継局あり)(その
2)、図7 は図6中のトリガ制御手段の要部構成図で、
(a) は予備側に設けた場合、(b) は現用側に設けた場合
である。
【0044】図8は第9の本発明の実施例の要部説明図
(中間中継局なし)(その3)、図9は第9の本発明の
実施例の要部構成図(中間中継局あり)(その4)であ
る。以下、図2〜図9の説明を行うが、上記で詳細に説
明した部分については概略説明し、本発明の部分につい
て詳細説明する。また、全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。なお、実施例中の降雨警報は請求項中の降
雨検出結果に対応する。
【0045】先ず、本発明の降雨検出手段を図2〜図4
を用いて説明する。図2は受信電界強度があるレベル以
下となったことを検出して降雨状態と判定するものであ
る。
【0046】図2(a) に示すA1〜A3は上記で説明した中
間周波帯の自動利得制御付き中間周波増幅器で、中間周
波増幅器A3の出力を検波器131 で検波する。そして、検
波電圧と図示しない基準電圧と比較し、差電圧を直流増
幅器132 で増幅して利得制御電圧を得るが、この電圧で
それぞれの中間周波増幅器の利得を制御することによ
り、受信電界強度が変化しても中間周波増幅器A3の出力
が一定となる様にしている。
【0047】ここで、受信電界強度と利得制御電圧の関
係は図2(b) に示す様に、受信電界強度が低い時は利得
制御電圧を少なくして自動利得制御付き中間周波増幅部
の利得を大きくしている。
【0048】また、降雨状態の判定は上記の様に受信電
界強度が−90 dBm程度に設定したので、この時の直流増
幅器の出力を基準電圧123 として比較器134 に印加し、
利得制御電圧が基準電圧よりも下がった時に比較器134
は降雨状態と判定して比較出力を降雨警報として送出す
る。
【0049】図3は受信電界強度の変化の度合いがある
程度以上になったことを検出して降雨状態と判定するも
のである。なお、図3(a) 中の中間周波帯の自動利得制
御付き中間周波増幅器A1〜A3, 検波器141,直流増幅器14
2 の部分の動作は上記と同じであるので、この部分の説
明は省略する。
【0050】図3(a) において、ゲートタイミング発生
回路143 が発生するゲートタイミング毎に、直流増幅回
路142 が送出する利得制御電圧が A/D変換回路144 でデ
ィジタルデータに変換されて引算回路146 に加えられる
と共に、このディジタルデータが記憶回路145 にも書き
込まれる。
【0051】また、同じタイミングで前回書き込まれた
ディジタルデータが読み出されて同じく引算回路146 に
加えられる。これにより、引算回路146 は前回と現在の
ディジタルデータの引算結果を比較器148 に送出し、比
較器は比較基準147 と引算結果を比較して比較出力を送
出する。
【0052】例えば、ゲートタイミング発生回路143
が、図3(c)-に示す様なゲートタイミングパルス-
0, -1, -2, -3・・を送出し、この時点のディジ
タル化された利得制御電圧が図3(c)-に示す様に、そ
れぞれ、3パルス、3パルス、2パルス、1パルスであ
ったとする(図3(b),(c)-参照) 。
【0053】この状態ではゲートタイミング-1の時の
引算結果は0であり、比較基準1よりも小さいので比較
器148 からの比較出力は0である。しかし、ゲートタイ
ミング-2の時は+1 となり比較基準に等しいので、比
較器は降雨状態と判定して比較出力を降雨警報として送
出する( 図3- 参照) 。
【0054】さて、一般にパリティエラーは受信電界強
度の低下に対応してS/N が劣化する為に発生する。そこ
で、図4(a) は隣接するゲートタイミング間でN 個以上
のパリティエラーパルスが発生したことを検出した時、
降雨状態と判定する様にしたものである。即ち、図4
(a) において、パリティエラー検出回路111 は図10(c)
に示す受信装置内の分離・パリィティ計数部66に設けら
れており、送信側と同一時間内の主信号のマーク数をカ
ウントし、その結果と付加されたパリティビットを比較
して異なっていればパリティエラーパルスをカウンタ回
路113 に送出する。
【0055】一方、このカウンタ回路113 にはゲートタ
イミング発生回路112 からの所定周期のタイミングパル
スが加えられているのて、カウンタ回路は所定周期の間
のパリティエラーパルスをカウントし、カウント値から
換算した誤り率が上記の様に10-6によりも劣化した時に
降雨状態と判定して降雨警報RD ALMに対応するパルスを
送出する。
【0056】図4(b),(c) において、カウンタ回路123
は上記と同様にパリティエラー検出回路121 が送出する
パリティエラーパルスを所定周期の間, カウントし、カ
ウント値を記憶回路124 に書き込む。
【0057】そして、引算回路125 で前回のカウント値
と現在のカウント値の引算を行い、引算結果を比較器12
6 に送出する( 図4(c)-〜参照) 。比較器126 には
比較基準( 例えば、−1)が印加しているので、引算結果
と比較基準の大小を比較すると、1回目,2回目,3回
目はそれぞれ−1で、比較器の検出条件である≧−1を
満足している。
【0058】そこで、比較器126 は1回目の比較結果か
ら降雨状態と判定して降雨警報に対応するパルスを送出
する(図4(c)-参照) 。次に、図5(a),図6,図7,
図9は本発明の降雨検出手段を設けた、例えば、1+1
セット予備方式の要部システム構成図であるが、説明を
簡単にする為にA局からB 局方向の切替に関係するもの
だけを示してある。また、切替については上り/下り方
向で独立した制御を実施する。
【0059】さて、図5(a) に示す様に、降雨検出手段
152, 151がA 局の現用受信装置RXa1 , 予備受信装置RXa0
に、降雨検出手段154, 153がB 局の現用受信装置RXb1,
予備受信装置RXb0と各受信装置にそれぞれ設けられてい
る。
【0060】そして、A 局からB 局への下り回線で発生
した降雨状態に対してB 局の現用受信装置RXb1, 予備受
信装置RXb0に設けた降雨検出手段154, 153から"L" レベ
ルの降雨警報RD ALMb1, RD ALMb0がトリガ制御手段 211
b ,210b に送られる。
【0061】また、B 局からA 局への上り回線で発生し
た降雨状態に対してはA 局の現用受信装置RXa1, 予備受
信装置RXa0に設けた降雨検出手段152, 151から"L" レベ
ルの降雨警報RD ALMa1, RD ALMa0が主信号に挿入されて
制御装置CONTa , 下り回線,制御装置CONTb 及び分離部
分を介してトリガ制御手段 211b ,210b に同じく加えら
れる。
【0062】ここで、トリガ制御手段211bの構成は、例
えば、図5(b) に示す様になっているので、"L" レベル
の降雨警報RD ALMb1, RD ALMa1が入力すれば OR ゲート
211の出力は"L" レベルになる。これにより、AND ゲー
ト212 はオフ状態となって、B 局で発生した"H" レベル
の機器故障アラーム ALMt1はこのゲートを通過できず、
トリガ制御部211bでマスクされるのでA 局側に送出され
ない。
【0063】また、降雨警報RD ALMb0, RD ALMa0に対し
ても上記と同様に機器故障アラームALMb0は同じ構成の
トリガ制御手段 210b を通過できずA 局側に送出できな
い。これにより、予備システムへの切替は行われない。
【0064】図6において、A 局受信部の降雨検出手段
161,162 と中間中継局の降雨検出手段165a, 166aがA 局
と中間中継局の間の無線区間の降雨状態を検出し、中間
中継局の降雨検出手段165b, 166bとB 局の降雨検出手段
167, 168が中間中継局とB 局の間の無線区間の降雨状態
を検出する。
【0065】ここで、A 局受信部からの"L" レベルの降
雨警報RD ALMa0, RD ALMa1は上記の様に主信号に挿入さ
れ、制御装置CONTa を介して中間中継局内の制御装置CO
NTRに送られる。
【0066】制御装置CONTR はA 局からの降雨警報RD A
LMa0, RD ALMa1と、自局からの"L"レベルの降雨警報RD
ALMr0a , RD ALMr1a の論理和をそれぞれ取って得た"L"
レベルの第1,第2の論理和出力と、"L" レベルの降
雨警報RD ALMr0b,RD ALMr1bを主信号に挿入してB 局内
の制御装置CONTb に送出する(図7(a),(b) 中の“第
1,第2の論理和出力”参照)。
【0067】制御装置CONTb は、主信号から第1,第2
の論理和出力と"L" レベルの降雨警報RD ALMr0b,RD ALM
r1b を取り出すが、取り出した"L" レベルの降雨警報RD
ALM r0b,RD ALMr1b と自局の降雨警報RD ALMb0, RD ALM
b1の論理和をそれぞれ取って"L" レベルの第3,第4の
論理和出力を得る(図7(a),(b) 中の“第3,第4の論
理和出力”参照)。
【0068】そして、トリガ制御手段220bで第1の論理
和出力と第3の論理和出力とB 局予備受信装置が送出し
た切替トリガ ALMt0との論理積を取り、トリガ制御手段
221 b で第2の論理和出力と第4の論理和出力とB 局現
用装置が送出した切替トリガALMt1の論理積を取るが、
上記の様に第1〜第4の論理和出力は"L" レベルの為、
切替トリガはここで阻止され制御部CONTb に加えられな
い。
【0069】即ち、降雨が任意の中継区間に発生しても
切替を防止する機能を有しており、切替は上り/ 下り方
向の回線で独立に実施できる。図8、図9は降雨検出手
段を予備受信部のみに設けたもので、図5、図6中の現
用受信装置が送出する降雨情報を削除したものが動作説
明となる。
【0070】つまり、無線回線の上り/下り方向の降雨
を検出して論理和を取り、この論理和と切替トリガと論
理積を取って切替トリガをマスクすることにより、降雨
時の切替を防止することが可能となる。
【0071】この為、保守上の情報の混乱がなくなり、
装置故障の診断等の作業や切替後に切戻作業などが不要
となり、保守コストを低減することができる。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に本発明によれ
ば、降雨状態を検出した時は切替動作を行わない様にす
ることができると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜第4の本発明の要部説明図で、(a) は構
成図、(b) は(a) のタイムチャート図である。
【図2】第5の本発明の実施例の要部説明図で、(a) は
構成図、(b) は(a) の動作説明図である。
【図3】第6の本発明の実施例の要部説明図で、(a) は
構成図、(b),(c) は(a) の動作説明図である。
【図4】第7、第8の本発明の実施例の要部説明図で、
(a) は第7の本発明の実施例の構成図、(b) は第8の本
発明の実施例の構成図、(c) は(b) の動作説明図であ
る。
【図5】第9の本発明の実施例の要部説明図(中間中継
局なし)(その1)で、(a) はシステム構成図、(b) ト
リガ制御手段の要部構成図である。
【図6】第9の本発明の実施例の要部構成図(中間中継
局あり)(その2)である。
【図7】図6中のトリガ制御手段の要部構成図で、(a)
は予備側に設けた場合、(b) は現用側に設けた場合であ
る。
【図8】第9の本発明の実施例の要部説明図(中間中継
局なし)(その3)である。
【図9】第9の本発明の実施例の要部構成図(中間中継
局あり)(その4)である。
【図10】従来例のセット予備方式の要部説明図で、
(a) は要部システム構成図、(b) は(a) 中の送信装置(T
X)の要部構成図、(c) は(a) 中の受信装置(RX)の要部構
成図である。
【図11】図10(a)の要部切替制御説明図で、(a) はフ
ローチャート図、(b) はタイムチャート図である。
【符号の説明】
1a, 1b 降雨検出手段 2 トリガ制
御手段 3a 降雨検出挿入手段 3b 降雨検出
分離手段 TX 送信装置 RX 受信装置
フロントページの続き (72)発明者 篠崎 豊 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 竹村 修一 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−187821(JP,A) 特開 平1−232836(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/74 H04L 1/22

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上り方向/下り方向にそれぞれ設けられ
    たN+1セット予備方式(Nは正の整数)の無線システ
    ムであって、現用システムの受信側で機器故障が発生し
    たことを検出した時、該受信側から送出した切替トリガ
    を用いて故障発生現用システムを予備システムに切り替
    える無線切替制御方法において、 故障発生現用システムの受信側及び反対方向で同一無線
    区間の受信側でほぼ同時に降雨状態を検出した時、両方
    の降雨検出結果を利用して該切替トリガをマスクし、予
    備システムへの切替を阻止する様にしたことを特徴とす
    る無線切替制御方法。
  2. 【請求項2】 上記降雨状態の検出は、上記切替トリガ
    を送出すべき受信電界強度よりも高く、標準受信電界強
    度よりも低い基準受信電界強度を設定し、受信電界強度
    が該基準電界強度以下になったことを検出した時、降雨
    状態検出とする様にしたことを特徴とする請求項1の無
    線切替制御方法。
  3. 【請求項3】 上記降雨状態の検出は、上記切替トリガ
    を送出すべき受信電界強度に対応する誤り率よりも良好
    で、標準受信電界強度に対応する誤り率よりも悪化した
    基準誤り率を設定し、誤り率が該基準誤り率よりも劣化
    したことを検出した時、降雨状態検出とする様にしたこ
    とを特徴とする請求項1,2の無線切替制御方法。
  4. 【請求項4】 上り方向及び下り方向にそれぞれ設けら
    れたN+1セット予備方式の無線システムであって、該
    現用システムの受信側に設けた機器故障検出手段が機器
    故障を検出した時、該受信側から送出した切替トリガを
    用いて故障発生現用システムを予備システムに切り替え
    る無線切替制御装置において、 降雨状態を検出した時に降雨検出結果を送出する降雨検
    出手段とトリガ制御手段を、現用システムと予備システ
    ムのうち、少なくとも何れか一方のシステムの上り方向
    及び下り方向の受信側に設け、 故障発生現用システムの受信側及び反対方向で同一無線
    区間の受信側に設けた降雨検出手段が、ほぼ同時に降雨
    状態を検出した時、該トリガ制御手段は両方向の降雨検
    出結果が印加している間、入力する切替トリガをマスク
    し、予備システムへの切替を阻止する構成にしたことを
    特徴とする無線切替制御装置。
  5. 【請求項5】 上記降雨検出手段が、予め設定した基準
    電圧が印加された比較器を設け、中間周波増幅器用利得
    制御電圧が該基準電圧より低下したことを検出した時に
    降雨検出結果を送出する構成にしたことを特徴とする請
    求4の無線切替制御装置。
  6. 【請求項6】 上記降雨検出手段が、上記利得制御電圧
    をディジタル化した利得制御電圧データに変換するアナ
    ログ/ディジタル変換回路と、所定周期毎に利得制御電
    圧データが書き込まれ、前回書き込まれた利得制御電圧
    データが読み出される記憶回路と、前回の利得制御電圧
    データから現在の利得制御電圧データを引算して得られ
    た引算結果と印加している比較基準値とを比較し、該引
    算結果が該比較基準値よりも小さくない時に降雨検出結
    果を送出する引算・比較回路を有する構成にしたことを
    特徴とする請求項4,5の無線切替制御装置。
  7. 【請求項7】 上記降雨検出手段が、送信側と同一時間
    内の主信号中のマーク数をカウントし、カウント結果と
    パリティビットを比較し、異なっていればパリティエラ
    ーパルスを送出するパリティエラー検出回路と、パリテ
    ィパルスを所定周期毎にカウントし、カウント値が予め
    設定した値以上の時に降雨検出結果を送出するタイミン
    グ発生・カウント回路を有する構成にしたことを特徴と
    する請求項4の無線切替制御装置。
  8. 【請求項8】 上記降雨検出手段が、上記パリティエラ
    ー回路とタイミング発生・カウント回路の他に、所定周
    期毎にカウント値が書き込まれ、前回書き込まれたカウ
    ント値が読み出される記憶回路と、前回のカウント値と
    現在のカウント値を引算して得られた引算結果と比較基
    準値を比較し、該引算結果が該比較基準値よりも小さく
    ない時に降雨検出結果を送出する引算・比較回路を有す
    る構成にしたことを特徴とする請求項4,7の無線切替
    制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項4の無線切替制御装置が、上り方
    向は請求項5〜請求項8記載の降雨検出手段のうち何れ
    か1つの降雨検出手段を、下り方向は請求項5〜請求項
    8記載のうち上り方向と異なる何れか1つの降雨検出手
    段を設ける様にしたことを特徴とする無線切替装制御
    置。
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