JP3184419B2 - 光学格子およびエンコーダ - Google Patents

光学格子およびエンコーダ

Info

Publication number
JP3184419B2
JP3184419B2 JP33773894A JP33773894A JP3184419B2 JP 3184419 B2 JP3184419 B2 JP 3184419B2 JP 33773894 A JP33773894 A JP 33773894A JP 33773894 A JP33773894 A JP 33773894A JP 3184419 B2 JP3184419 B2 JP 3184419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
grating
phase difference
encoder
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33773894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08184466A (ja
Inventor
淳 家城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP33773894A priority Critical patent/JP3184419B2/ja
Publication of JPH08184466A publication Critical patent/JPH08184466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3184419B2 publication Critical patent/JP3184419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Transform (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダや分光器な
どに使用される光学格子、ならびに工作機械や半導体製
造装置の位置計測に利用されるエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば光学式エンコーダでは、第
1の回折格子(以下、第1格子という)に対して長手方
向に相対移動する第2の回折格子(以下、第2格子とい
う)が第1格子の後方に配置され、光電変換素子が第2
格子の後方に配置されている。第1格子及び第2格子に
は、図9に示すように光を透過させる部分(以下、透過
部という)及び透過させない部分(以下、非透過部とい
う)が所定の長さ(以下、格子ピッチという)で繰り返
されている光学格子(以下、格子部という)が設けられ
ている。このような構成において、平行光束Lを第1格
子に照射すると、第1格子及び第2格子を透過した光が
光電変換素子に入射する。そして、光電変換素子は入射
光をその光強度に応じた電気信号に変換して出力する。
この電気信号の変化は、第1格子と第2格子との相対変
位によって第1格子及び第2格子を透過する光量が変化
することにより生じるものである。また、この変位信号
は、本来第1格子と第2格子との重なり具合により発光
側から見たみかけ上の透過部の変化に比例した三角波信
号となるはずであるが、実際は光の回折等により、さま
ざまな歪成分を含んだ信号となっている。そして、この
信号を疑似正弦波とみなして位置検出が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来の格子
部を用いた従来の光学式エンコーダは、その変位信号を
利用して求めた位置検出値に大きな分割誤差を伴ってい
た。さらに、上述した従来の光学式エンコーダで得られ
る変位信号の歪率は第1格子と第2格子との間隔が変化
すると大きく変動してしまう。そのため、誤差を一定値
以内に抑えるためには、第1格子と第2格子との間隔
を、適切な間隔で一定に保つ必要があり、非常に厳しい
取り付け精度が要求されるという問題があった。そこ
で、本出願人により、歪成分を除去するために隣合った
パターンの間隔が等しくなく、所定の位相差を有して配
置することで、n次の歪成分を除去する光学式エンコー
ダが提案されている(特開平3−48122号公報参
照)。ここでは、誤差を生じさせる3次や5次の高調波
歪成分を除去するパターンが示されており、より高次な
例えば7次の高調波歪成分も同じ構成で除去出来ること
が示されている。
【0004】また、前記公開公報には示していないが、
例えば2次など偶数次の歪成分を除去することも、開示
された構成と全く同じ構成で可能である。ただ、偶数次
の歪成分は、非常に小さな成分であり、かつ、通常の光
学式エンコーダでは逆相信号との差分をとるため、除去
するパターンを設けなくてもよく、逆に、2次の歪成分
を除去しようとすると、それだけで30%もの利得を損
失してしまうために意味がない。しかし、今日において
は、より高い次数の例えば、3、5、7、9、11、1
3次などの高調波の歪成分を、低い成分の歪と同時に除
去することが望まれている。さらに、前述の偶数次の高
調波歪成分は、逆相信号との差分により除去できるが、
前記公開公報の技術によるパターン配置で除去するまで
もなく、容易に除去できることが望ましい。また、格子
部としては、透過率の分布を連続的に変化させて正弦波
格子を作成するものがあり、それによれば格子には歪み
成分が含まれず、従って変位信号の歪みも除去すること
ができる。しかし、この正弦波格子は製作が困難で、実
際には実用化がすすんでいない。本発明は上述した事情
から成されたものであり、本発明の目的は、より歪の少
ない光学格子をバイナリの透過型振幅格子により簡易に
提供するとともに、より歪みの少ない変位信号を安定し
て出力できるエンコーダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンコーダや
分光器などに使用される光学格子に関するものであり、
本発明の上記目的は、スリットを、隣合ったパターンの
間隔が一定でなく、基準位相となるパターンに対して、
P/(2・L)、P/(2・m)、P/(2・n)、P
/(2・o)・・・だけの位相差(L,m,n,o・・
・は正の整数、Pはパターンの平均周期)及び各位相差
の和の組み合わせに応じた位相差を有するパターンで形
成することにより達成される。また、本発明は、工作機
械や半導体製造装置の位置計測に利用されるエンコー
ダ、特に、第1のスケールと、この第1のスケールと相
対変位する第2のスケールとを有し、相対位置を検出す
るエンコーダに関するものであり、本発明の上記目的
は、前記第2のスケールに、隣合ったパターンの間隔が
一定でなく、基準位相となるパターンに対して、P/
(2・L)、P/(2・m)、P/(2・n)、P/
(2・o)・・・だけの位相差(L,m,n,o・・・
は正の整数、Pはパターンの平均周期)及び各位相差の
和の組み合わせに応じた位相差を有するスケールパター
ンを形成することにより達成される。また、受光素子
に、隣合ったパターンの間隔が一定でなく、基準位相と
なるパターンに対して、P/(2・L)、P/(2・
m)、P/(2・n)、P/(2・o)・・・だけの位
相差及び各位相差の和の組み合わせに応じた位相差を有
する受光パターンを形成することにより達成される。
【0006】
【作用】本発明にあっては、隣合ったパターンの間隔が
一定でなく、基準位相となるパターンに対して、P/
(2・L)、P/(2・m)、P/(2・n)、P/
(2・o)・・・だけの位相差及び各位相差の和の組み
合わせに応じた位相差を有する格子のパターンが形成さ
れているので、低い次数の成分から高い次数の成分の歪
までを同時に除去することができる。また、歪を除去す
るパターンが受光素子により形成されており、偶数次の
高調波歪成分が生じない。
【0007】
【実施例】図1は本発明のエンコーダのうち本発明によ
る光学格子を用いた光学式エンコーダの第1の実施例を
示す斜視構造図であり、第1の回折格子(以下、第1格
子という)1に対して図示矢印方向に相対移動する第2
の回折格子(以下、第2格子という)2が第1格子1の
後方に配置され、光電変換素子3が第2格子2の後方に
配置されている。この光学式エンコーダは第2格子2
に、図2に示すような光学格子(以下、格子部という)
が設けられている。図2に示す格子部は、平均すると数
μm〜数百μmの間隔でパターンが配置されている。こ
のパターンでは、変位信号の1/L、1/m、1/n、
1/o倍(L=3、m=5、n=7、o=11)の周期
成分を除去するようになっている。本実施例では、平均
的な周期をPとすると、基準となるパターンからみてP
の整数倍の位置から16種の位相差を持っている。この
格子のパターンには、11次までの歪成分と偶数次の歪
成分が含まれていない。従って、この格子を透過した回
折光におけるそれらの次数の回折光強度は0となる。
【0008】この位相差の決定に関する表を図3に示
す。位相差は、P/(2・L)、P/(2・m)、P/
(2・n)、P/(2・o)の4種の位相差の組み合わ
せにより決定され、この場合、16通り(2^4)とな
る。位相差は、これらの和で求める。例えば、1、0、
1、1の場合、位相差は(P/2)・(1/3+1/5
+1/11)となる。図2の配置は、この論理により決
定されたもので、16種の位相差を有する。ここで、左
右の順序などの配置はこの限りではなく、これらの組み
合わせを含んでいればどのように行ってもよい。ここ
で、できるだけパターン間の間隔が均等に近くなるよう
に設計するとよい。この本発明のさらなる改良によれ
ば、パターンの間隔を均等に近くするために、位相差の
小さいパターンを基準となるパターン0に隣接して配置
し、離れるに従って位相差の大きなパターンが配置され
るように構成すればよい。図4に示すこの実施例では、
基準となるパターン0のちょうど中間の位相差が最大
で、パターン0に近づくにつれて位相差が小さくなるよ
うになっており、パターンの間隔を均等に近くしてい
る。
【0009】このパターンの周期は、正確には16個の
パターン配置で1周期であるが、全体の配置は1周期分
でも良いし、2周期以上でもよい。この実施例で得られ
る信号には、基本周期の成分に対して、3、5、7、
9、11次の歪成分が含まれていない。13次以降の歪
成分ならびに偶数次の歪成分が含まれているが、13次
以降の歪成分は次数の2乗分の一に比例する極小さいも
ので、これによる周期の分割誤差は0. 1%にも満た
ず、偶数次の歪成分は、通常、オフセット電圧を相殺す
る目的で逆相信号との差分をとることで除去されるもの
である。なお、さらに13次の歪成分を除去したい場合
は、p=13として、P/(2・13)を組み合わせに
盛り込んでパターンを作成すればよく、17次、19
次、・・・の歪成分を除去する場合も同様である。ここ
で、偶数次の歪成分は、逆相信号との差分をとることで
除去されること、ならびに、パターンで除去すると30
%もの利得の損失が生じることから、同様のパターンで
の除去は試みないのが得策であるが、差分前の信号にお
いて利得の減衰も無ければ、偶数次の歪は除去されるこ
とが望ましい。
【0010】これらのことを改善した第2の発明につい
て、以下に説明する。図5は本発明の光学式エンコーダ
の第2の実施例を図1に対応させて示す斜視構造図であ
り、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。こ
の光学式エンコーダは図6に示す光電変換素子3が設け
られている。図6に示す光電変換素子3は、平均すると
数μm〜数百μmの間隔でパターンが配置されている。
このパターンでは、変位信号の1/L、1/m、1/
n、1/o倍、1/p倍(L=3、m=5、n=7、o
=11、p=13)の周期成分を除去するようになって
いる。本実施例では、平均的な周期をPとすると、基準
となるパターンからみて32種の位相差を持っている。
この位相差の決定に関する表を図7に示す。位相差は、
P/(2・L)、P/(2・m)、P/(2・n)、P
/(2・o)、P/(2・p)の5種の組み合わせによ
り決定され、この場合、32通り(2^5)となる。位
相差は、これらの和で求める。例えば、1、1、0、
1、1の場合、位相差は(P/2)・(1/3+1/5
+1/11、1/13)となる。図6の配置は、この論
理により決定されたもので、32種の位相差を有する。
【0011】ここで、パターンは、できるだけパターン
間の間隔が均等に近くなるように設計するとよい。この
本発明のさらなる改良によれば、パターンの間隔を均等
に近くするために、位相差の小さいパターンを基準とな
るパターン0に隣接して配置し、離れるに従って位相差
の大きなパターンが配置されるように構成すればよい。
図8に示すこの実施例では、基準となるパターン0のち
ょうど中間の位相差が最大で、パターン0に近づくにつ
れて、位相差が小さくなるようになっており、パターン
の間隔を均等に近くしている。これにより、隣接するパ
ターンの間隔がいずれの場所でも均等に近く一定以上に
保てるため、受光素子の製作が簡易になるとともに、受
光素子間のクロストークが減少するなど光学特性も向上
するなど、その効果は大きい。このパターンの周期は、
正確には32個のパターン配置で1周期であるが、全体
の配置は1周期分でも良いし、2周期以上でもよい。ま
た、このようなパターンは、前述の第1の発明の第2格
子2に使用することも可能である。
【0012】この実施例で得られる信号には、基本周期
の成分に対して、3、5、7、9、11、13、15次
の歪成分が含まれず、更に、偶数次の歪成分も含まれて
いない。これにより残った歪は、17次以降の極めて高
次の歪のみとなる。しかし、これらは、次数の2乗分の
一(17次の場合:基本波の0.34%)に比例する極小さ
いもので、これによる周期の分割誤差は、ほとんど無視
できるものである。なお、さらに17次以降の歪成分を
除去したい場合は、Q=17として、P/(2・17)
を組み合わせに盛り込んでパターンを作成すればよく、
19次、21次、・・・の歪成分を除去する場合も同様
である。ここで、偶数次の成分は、差分前の信号におい
て全く含まれないため、利得の減衰も無い状態で望まし
い信号が得られる。この光電変換素子3は、耐環境性の
ために、樹脂モールドやキャンパッケージ化してもよい
し、セラミックやメタルなどのパッケージに格納して、
受光面をガラスや樹脂などで保護してもよい。
【0013】続いて、第3の発明について、以下に説明
する。前述の実施例によれば、15次までの歪成分なら
びに偶数次の歪成分が除去される。これは、L,m,
n,o,p・・・(L=3、m=5、n=7、o=1
1、p=13)等の選び方による。ここで、本発明で
は、7次と11次の間にある9次消し用のパターンを設
けていない。これは、9次が3次を因数とする歪成分で
あり、3次消しパターンで除去されるからである。この
理由を以下に説明する。基準位相となるパターンに対す
るk次消しパターンの位相は数1で示される。
【0014】
【数1】k・2π(x/p+1/2k' )=k・2πx
/p+k・2π/2k' ここで、k:次数、k’:パターンの位相係数である。
【0015】9次において、k’=9のパターンの場
合、上式の2項はπとなるが、位相の上では3π、5
π、7π、9π、11π・・・・でも同一であり取り得
る。従って、k’の選び方として、数2が成立する。
【0016】
【数2】 k/k’=1、3、5、7、9、11、13・・・ つまり、数3となる。
【0017】
【数3】k’=k,k/3、k/5、k/7、k/9、
k/11、k/13 ただし、kは正の奇数で、またk’は正の整数の必要が
あるので取り得る数値が限定される。
【0018】この条件で、k’を選ぶと、k’は奇数/
奇数により、奇数である。これより、9次の場合、k’
=9、3を取り得ることがわかる。このなかで、k’は
ひとつを選択すればよいので3を選択する。この3は、
3次消しのパターンで選択されているので兼用すること
ができる。また、他の例では15次の場合、k’=1
5、5、3を取り得、k’は3や5が選択できる。これ
らは、3次や5次消しのパターンで選択されているので
兼用することができる。つまり、k’は限定された中に
素数が存在するので、この素数を選択すればよい。ま
た、kが素数の場合、k’は必ずkとなる。また、kが
素数でない場合も、k’として素数を選択するので、重
複の必要はないことから、kには素数を選択すればよい
ことがわかる。
【0019】本発明における光学格子は、光学式エンコ
ーダにはもちろんのこと、分光器や波長計測器、光の分
割、回折角の検出器など、各種光学用途に使用すること
ができる。本発明におけるエンコーダは、以上に示した
光学式エンコーダにはもちろんのこと、磁気式や電磁
式、静電容量式のエンコーダにも使用できる。これは、
直線式でも回転式でもよい。また、第1のスケールのピ
ッチと第2の格子の平均的なピッチは、ほぼ同じでも、
1:2等の異なったピッチでも本発明は適用でき、本発
明はそれに限定されない。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の光学格子によれ
ば、より歪の少ない光学格子をバイナリの透過型振幅格
子により簡易に提供することができる。また本発明のエ
ンコーダによれば、信号波形の歪成分を取り除いて高精
度の位置検出を行うことができるので、例えば工作機械
において精度の高い加工を容易に行うことが可能とな
り、生産効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンコーダの第1の実施例を示す斜視
構造図である。
【図2】図1に示す第1の実施例の格子部の一例を示す
図である。
【図3】図1に示す第1の実施例のパターンの位相差の
決定に関する表を示す図である。
【図4】図1に示す第1の実施例の格子部の他の例を示
す図である。
【図5】本発明のエンコーダの第2の実施例を示す斜視
構造図である。
【図6】図5に示す第2の実施例の光電変換素子の一例
を示す図である。
【図7】図5に示す第2の実施例のパターンの位相差の
決定に関する表を示す図である。
【図8】図5に示す第2の実施例の光電変換素子の他の
例を示す図である。
【図9】従来の光学式エンコーダの格子部の例を示す図
である。
【符号の説明】
1 第1スケール 2 第2スケール 3 光電変換素子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットが並べられた透過型振幅格子の
    光学格子において、前記スリットは、隣合ったパターン
    の間隔が一定でなく、基準位相となるパターンに対し
    て、P/(2・L)、P/(2・m)、P/(2・
    n)、P/(2・o)・・・だけの位相差(L,m,
    n,o・・・は正の整数、Pはパターンの平均周期)及
    び各位相差の和の組み合わせに応じた位相差を有するパ
    ターンで形成されていることを特徴とする光学格子。
  2. 【請求項2】 前記L,m,n,o・・・は素数である
    請求項1に記載の光学格子。
  3. 【請求項3】 第1のスケールと、この第1のスケール
    と相対変位する第2のスケールとを有し、相対位置を検
    出するエンコーダにおいて、前記第2のスケールには、
    隣合ったパターンの間隔が一定でなく、基準位相となる
    パターンに対して、P/(2・L)、P/(2・m)、
    P/(2・n)、P/(2・o)・・・だけの位相差
    (L,m,n,o・・・は正の整数、Pはパターンの平
    均周期)及び各位相差の和の組み合わせに応じた位相差
    を有するスケールパターンが形成されていることを特徴
    とするエンコーダ。
  4. 【請求項4】 第1のスケールと、この第1のスケール
    と相対変位する受光素子とを有し、相対位置を検出する
    エンコーダにおいて、前記受光素子には、前記第1のス
    ケールのパターン幅に対応した幅であって、隣合ったパ
    ターンの間隔が一定でなく、基準位相となるパターンに
    対して、P/(2・L)、P/(2・m)、P/(2・
    n)、P/(2・o)・・・だけの位相差(L,m,
    n,o・・・は正の整数、Pはパターンの平均周期)及
    び各位相差の和の組み合わせに応じた位相差を有する受
    光パターンが形成されていることを特徴とするエンコー
    ダ。
  5. 【請求項5】 前記L,m,n,o・・・は素数である
    請求項3又は4に記載のエンコーダ。
JP33773894A 1994-12-28 1994-12-28 光学格子およびエンコーダ Expired - Fee Related JP3184419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33773894A JP3184419B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 光学格子およびエンコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33773894A JP3184419B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 光学格子およびエンコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08184466A JPH08184466A (ja) 1996-07-16
JP3184419B2 true JP3184419B2 (ja) 2001-07-09

Family

ID=18311500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33773894A Expired - Fee Related JP3184419B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 光学格子およびエンコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3184419B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2284498A2 (en) 2009-07-29 2011-02-16 Sanyo Denki Co., Ltd. Optical encoder device
US8389925B2 (en) 2008-03-07 2013-03-05 Sanyo Denki Co., Ltd. Optical encoder device comprising a moveable slit plate and a stationary slit plate

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112009001319B4 (de) 2008-06-05 2013-06-06 Mitsubishi Electric Corp. Optischer Encoder
JP5927482B2 (ja) * 2011-10-06 2016-06-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 光学式エンコーダ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8389925B2 (en) 2008-03-07 2013-03-05 Sanyo Denki Co., Ltd. Optical encoder device comprising a moveable slit plate and a stationary slit plate
EP2284498A2 (en) 2009-07-29 2011-02-16 Sanyo Denki Co., Ltd. Optical encoder device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08184466A (ja) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2695623B2 (ja) 光学式エンコーダ
JP3209914B2 (ja) 光学式エンコーダ
JP2539269B2 (ja) 光学式エンコ―ダ
JP5882590B2 (ja) 光学式エンコーダおよび光学式エンコーダを有する装置
JPH0131127B2 (ja)
CN102168996B (zh) 光电式编码器
JP5479255B2 (ja) 光学式エンコーダ
CN1979096B (zh) 光电式编码器
JPH0663783B2 (ja) 光電測定装置
KR100581210B1 (ko) 위치 센서 및 광 인코더용 회로
JP3278361B2 (ja) 光学式エンコーダ
EP2082118A2 (en) Interferometric optical position encoder employing spatial filtering of diffraction orders for improved accuracy
JP3215289B2 (ja) スケール及びエンコーダ
JP2018530751A (ja) エンコーダ装置
JP5765968B2 (ja) 光学式エンコーダ
JP3184419B2 (ja) 光学格子およびエンコーダ
JP2007040996A (ja) 光学式エンコーダ
US6094307A (en) Optical grating and encoder
US5750984A (en) Optical encoder used for position detection based upon a plurality of signals
JP2575935B2 (ja) 位置検出装置
JPH09113213A (ja) 高調波信号成分を濾波する装置
JP3561100B2 (ja) 光学式エンコーダ
JP2002081963A (ja) リニヤスケールにおける計測信号生成回路
JPH0151926B2 (ja)
Ieki et al. Pitch-modulated phase grating and its application to displacement encoder

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees