JP3184090U - ダイニング用防災テーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】地震発生時、避難場所を確保する為のダイニング用防災テーブルを提供する。
【解決手段】天板1と、天板1を両側面で支持する側面支持材2とからなるテーブルであって、正面開放部及び裏面開放部に、それぞれ防護シャッター7を設け、外部からの障害物飛び込みによる障害から避難者を防護し、好ましくは下シャッターレール5の内部で嵌合される底板と、前記底板の下面に複数設置された吸盤を設け、地震発生時のテーブル転倒防止機能等を有する構造とする。
【選択図】図2
【解決手段】天板1と、天板1を両側面で支持する側面支持材2とからなるテーブルであって、正面開放部及び裏面開放部に、それぞれ防護シャッター7を設け、外部からの障害物飛び込みによる障害から避難者を防護し、好ましくは下シャッターレール5の内部で嵌合される底板と、前記底板の下面に複数設置された吸盤を設け、地震発生時のテーブル転倒防止機能等を有する構造とする。
【選択図】図2
Description
この考案は、地震発生時、避難場所を確保する為のダイニング用防災テーブルに関するものである。
従来の防災テーブルの防護機能は、上方向からの落下物から、避難者を防護するとされてきた。しかし、実際の地震被災の際には、電子レンジや割れたガラスが、床の上を走り回り、テーブルの下に避難した人を防護する事はできなかった。
特許文献1には防災テーブルの正面部にロールカーテンを設ける事が開示されている。しかしながら、正面部をロールカーテンとすると災害時に正面から重量物が飛び込みを防止することが出来ず、防災テーブルの中に避難した人を障害物の飛び込みによる怪我から守ることはできないという問題点があった。また、転倒防止機能を持たない防災テーブルは、天板が重く、重心が高い事から、揺れにより転倒してしまい、防災機能を発揮する事が出来ないと言う問題があった。
特許文献1には防災テーブルの正面部にロールカーテンを設ける事が開示されている。しかしながら、正面部をロールカーテンとすると災害時に正面から重量物が飛び込みを防止することが出来ず、防災テーブルの中に避難した人を障害物の飛び込みによる怪我から守ることはできないという問題点があった。また、転倒防止機能を持たない防災テーブルは、天板が重く、重心が高い事から、揺れにより転倒してしまい、防災機能を発揮する事が出来ないと言う問題があった。
本考案は、
(1)地震発生時、上方向からの落下物は勿論の事、床の上を走り回るガラスの破片や障害物からも、避難者を防護する事
(2)平常時は家具として、いつでもテーブルの移動が可能であり、地震発生時には、人が内部に避難した時だけ、人の体重により、吸盤が床に吸着し、転倒を防止する事
(3)テーブルの基本構造として、奥行方向の接地長を長くし、転倒を防止する事
(4)揺れにより、避難者がテーブルの中から飛び出す事を、グリップにより防止しているが、そのグリップを天板及び上シャッターレールのソリ防止補強材と共有し、構造簡素化をはかる事
(5)テーブル全体が横方向に倒れ破壊を防止する為に、側面支持材の構造をコの字形状にする事で、筋かいを無くし、更には、内部の突起を減らし、安全性を向上させる構造である事
(6)側面支持材の結合強度と全体剛性を強化し、更には、デザイン的にも、極太の脚部が付いている様に見える補強板を有する構造である事
以上、(1)〜(6)の要件に適したダイニング用防災テーブルを提供することにある。
(1)地震発生時、上方向からの落下物は勿論の事、床の上を走り回るガラスの破片や障害物からも、避難者を防護する事
(2)平常時は家具として、いつでもテーブルの移動が可能であり、地震発生時には、人が内部に避難した時だけ、人の体重により、吸盤が床に吸着し、転倒を防止する事
(3)テーブルの基本構造として、奥行方向の接地長を長くし、転倒を防止する事
(4)揺れにより、避難者がテーブルの中から飛び出す事を、グリップにより防止しているが、そのグリップを天板及び上シャッターレールのソリ防止補強材と共有し、構造簡素化をはかる事
(5)テーブル全体が横方向に倒れ破壊を防止する為に、側面支持材の構造をコの字形状にする事で、筋かいを無くし、更には、内部の突起を減らし、安全性を向上させる構造である事
(6)側面支持材の結合強度と全体剛性を強化し、更には、デザイン的にも、極太の脚部が付いている様に見える補強板を有する構造である事
以上、(1)〜(6)の要件に適したダイニング用防災テーブルを提供することにある。
本考案は、
(1)天板と、天板の下に、上シャッターレールと下シャッターレールを両側面で支持する側面支持材とからなるテーブルであって、正面開放部及び背面開放部の左右それぞれに防護シャッターを設け、かつ、防護シャッターを左右に開閉可能とする事を特徴とするダイニング用防災テーブル。
(2)下シャッターレールに内側部で嵌合される底板と、底板の下面側に複数設置された吸盤及び/又は吸着材を有する事を特徴とする(1)記載のダイニング用防災テーブル。
(3)下シャッターレールの四隅に、転倒防止の為の張り出し部を有する事を特徴とする(1)又は(2)記載のダイニング用防災テーブル。
(4)上シャッターレールの下面に、天板及び/又は上シャッターレールの、そり防止補強材とグリップの機能をもった、補強グリップを有する事を特徴とする(1)〜(3)記載のダイニング用防災テーブル。
(5)側面支持材の形状をコの字形状にする事により、筋かいを無くし、横方向への倒れ防止機能を有する事を特徴とする(1)〜(4)記載のダイニング用防災テーブル。
(6)側面支持材の両端結合部に、側面支持材の結合強度と剛性をあげる補強材を設け、さらには、その補強材が柱形状に見えるデザインを特徴とする(1)〜(5)記載のダイニング用防災テーブル。
である。
(1)天板と、天板の下に、上シャッターレールと下シャッターレールを両側面で支持する側面支持材とからなるテーブルであって、正面開放部及び背面開放部の左右それぞれに防護シャッターを設け、かつ、防護シャッターを左右に開閉可能とする事を特徴とするダイニング用防災テーブル。
(2)下シャッターレールに内側部で嵌合される底板と、底板の下面側に複数設置された吸盤及び/又は吸着材を有する事を特徴とする(1)記載のダイニング用防災テーブル。
(3)下シャッターレールの四隅に、転倒防止の為の張り出し部を有する事を特徴とする(1)又は(2)記載のダイニング用防災テーブル。
(4)上シャッターレールの下面に、天板及び/又は上シャッターレールの、そり防止補強材とグリップの機能をもった、補強グリップを有する事を特徴とする(1)〜(3)記載のダイニング用防災テーブル。
(5)側面支持材の形状をコの字形状にする事により、筋かいを無くし、横方向への倒れ防止機能を有する事を特徴とする(1)〜(4)記載のダイニング用防災テーブル。
(6)側面支持材の両端結合部に、側面支持材の結合強度と剛性をあげる補強材を設け、さらには、その補強材が柱形状に見えるデザインを特徴とする(1)〜(5)記載のダイニング用防災テーブル。
である。
本考案の実施例
本発明のダイニング用防災テーブルは、木製、金属製又は樹脂製である。
天板の外周を不均等素材及び/又は金属、樹脂等で装飾しても良い、
天板裏面に金属製鋼板を取り付けて、天板の剛性を強化しても良い
天板と天板裏板の間に金属製鋼板をサンドイッチ状に取り付ける事で、天板の剛性を強化しても良い。
上シャッターレール及び下シャッターレールには、防護シャッターが嵌合するレール溝が掘られている。この溝には金属製又は/樹脂製のレールを使っても良い
上シャッターレールと下シャッターレールに嵌合される、前後左右の合計4枚の防護シャッターで構成されているが、テーブルの大きさにより、防護シャッターは1枚〜10枚の構成であっても良い
下シャッターレールのレール溝の内部には、滑り促進材が取り付けられ、防護シャッターはレール溝のそって自由に移動する事ができる。
防護シャッターには、内部からも外部からも開閉操作の出来る貫通長穴状取手を有する又は/及び内側と外側それぞれに取手を設けても良い。
シャッターの形状は板状、布状、波板形状及び/又はスラット(鎧)蛇腹形状の構造を有し、光を多少通す素材を使う事で、防護シャッターを閉めた際も、暗闇になる事を防ぐ事ができる。
側面支持材の側面板には、テーブル移動用に貫通長穴取手が設けられる、そして貫通長穴取手は、避難時の内部明り取り穴及び外部のぞき穴として機能する。
側面支持材はコの字状に構成され、更には補強板により、その結合強度と剛性を強化している。
底板に設けられる吸盤及び吸着材は、底板でなく、下シャッターレールに取付ける事で、常時吸着状態にする事も可能である。また、下シャッターレールには、直接、床にアンカーで取り付ける際のアンカーボルト用穴も開いている。
床の構造材により吸盤の吸着力が不安定になるが、床に樹脂フィルムを貼り付ける事で、吸盤の吸着力を強化安定化する事ができる。
吸盤の取り付けは、吸盤にボルトの付いているボルト付吸盤を用いているが、穴付き吸盤に棒を通し、その棒を固定する方法、又は、吸盤取り付け穴と底板穴をタイラップ及び/又は固定バンド、金具で固定する事もできる。
本発明のダイニング用防災テーブルは、木製、金属製又は樹脂製である。
天板の外周を不均等素材及び/又は金属、樹脂等で装飾しても良い、
天板裏面に金属製鋼板を取り付けて、天板の剛性を強化しても良い
天板と天板裏板の間に金属製鋼板をサンドイッチ状に取り付ける事で、天板の剛性を強化しても良い。
上シャッターレール及び下シャッターレールには、防護シャッターが嵌合するレール溝が掘られている。この溝には金属製又は/樹脂製のレールを使っても良い
上シャッターレールと下シャッターレールに嵌合される、前後左右の合計4枚の防護シャッターで構成されているが、テーブルの大きさにより、防護シャッターは1枚〜10枚の構成であっても良い
下シャッターレールのレール溝の内部には、滑り促進材が取り付けられ、防護シャッターはレール溝のそって自由に移動する事ができる。
防護シャッターには、内部からも外部からも開閉操作の出来る貫通長穴状取手を有する又は/及び内側と外側それぞれに取手を設けても良い。
シャッターの形状は板状、布状、波板形状及び/又はスラット(鎧)蛇腹形状の構造を有し、光を多少通す素材を使う事で、防護シャッターを閉めた際も、暗闇になる事を防ぐ事ができる。
側面支持材の側面板には、テーブル移動用に貫通長穴取手が設けられる、そして貫通長穴取手は、避難時の内部明り取り穴及び外部のぞき穴として機能する。
側面支持材はコの字状に構成され、更には補強板により、その結合強度と剛性を強化している。
底板に設けられる吸盤及び吸着材は、底板でなく、下シャッターレールに取付ける事で、常時吸着状態にする事も可能である。また、下シャッターレールには、直接、床にアンカーで取り付ける際のアンカーボルト用穴も開いている。
床の構造材により吸盤の吸着力が不安定になるが、床に樹脂フィルムを貼り付ける事で、吸盤の吸着力を強化安定化する事ができる。
吸盤の取り付けは、吸盤にボルトの付いているボルト付吸盤を用いているが、穴付き吸盤に棒を通し、その棒を固定する方法、又は、吸盤取り付け穴と底板穴をタイラップ及び/又は固定バンド、金具で固定する事もできる。
(1)外部より障害物が飛んできても、防護シャッターにより、内部への飛び込みを防止し、内部に避難した人を防護できる。
(2)転倒防止機能付のダイニング用防災テーブルでありながら、通常時は家具として自由に配置移動できる。地震発生時、人がテーブルの内部に入る事により、自らの自重により、底板に取り付けられた吸盤もしくは、吸着材が床に吸着することで、テーブル自体の転倒を防止する事ができる。
(3)下シャッターレールの四隅に張り出し部を設ける事で、テーブル自体が転倒しにくい構造にする事ができる。
(4)ダイニング用防災テーブルの内部に避難した人が、補強グリップを捉る事により、態勢を保持出来る事で、避難者がダイニング用防災テーブルから飛び出さず、安全に怪我を防止できる、また、その補強グリップは天板及び上シャッターレールのそり防止材としての機能を有する。
(5)側面支持材をコの字形状にする事により、筋かいを無くし、内部の突起を減らし、より安全なダイニング用防災テーブルを提供する事ができる。
(6)側面支持材の両端結合部には、結合強度と剛性を上げる為の補強材が設けられ、その補強材は、柱形状に見えるデザインを特徴とする事を考案の効果とする。
(2)転倒防止機能付のダイニング用防災テーブルでありながら、通常時は家具として自由に配置移動できる。地震発生時、人がテーブルの内部に入る事により、自らの自重により、底板に取り付けられた吸盤もしくは、吸着材が床に吸着することで、テーブル自体の転倒を防止する事ができる。
(3)下シャッターレールの四隅に張り出し部を設ける事で、テーブル自体が転倒しにくい構造にする事ができる。
(4)ダイニング用防災テーブルの内部に避難した人が、補強グリップを捉る事により、態勢を保持出来る事で、避難者がダイニング用防災テーブルから飛び出さず、安全に怪我を防止できる、また、その補強グリップは天板及び上シャッターレールのそり防止材としての機能を有する。
(5)側面支持材をコの字形状にする事により、筋かいを無くし、内部の突起を減らし、より安全なダイニング用防災テーブルを提供する事ができる。
(6)側面支持材の両端結合部には、結合強度と剛性を上げる為の補強材が設けられ、その補強材は、柱形状に見えるデザインを特徴とする事を考案の効果とする。
図1:ダイニング用防災テーブルの防護シャッター開放時の説明図である。
平常時の使用例である。71防護シャッターは説明の為に、見える位置で止まっているが、実際の使用時には、22側面板に隠れる位置まで開く事ができる。表面及び裏面の71防護シャッターを開放する事で、椅子に座った人の足が、テーブルの下まで入り、71防護シャッターがテーブルの使用を妨げる事は無い。
図2:防護シャッターを閉めた時の説明図である。
震災時、避難者がテーブル内部に避難し、7防護シャッターを閉めた時の使用例である。7防護シャッターには、71防護シャッター貫通長穴取手部を設け、外からも中からも開閉可能な構造である。
平常時の使用例である。71防護シャッターは説明の為に、見える位置で止まっているが、実際の使用時には、22側面板に隠れる位置まで開く事ができる。表面及び裏面の71防護シャッターを開放する事で、椅子に座った人の足が、テーブルの下まで入り、71防護シャッターがテーブルの使用を妨げる事は無い。
図2:防護シャッターを閉めた時の説明図である。
震災時、避難者がテーブル内部に避難し、7防護シャッターを閉めた時の使用例である。7防護シャッターには、71防護シャッター貫通長穴取手部を設け、外からも中からも開閉可能な構造である。
図3: 天板の下面斜視図である。
1天板の下面には、1本以上の14天板中央補強板を縦方向又は/及び横方向に設けても良い。
また、12天板正面補強材と13天板側面補強材を対面にそれぞれ設け、1天板の下面外周に沿って補強している。
3上シャッターレールとの、取り付けビス穴が複数開いている。
図4: 上シャッターレールの説明図である。
3上シャッターレールは1天板の下面に嵌合し、32天板取り付け穴とビスにより取り付けられる。
3上シャッターレールには、7防護シャッターが嵌合する為の31上シャッターレール溝が、前後2本掘られている。
33側面支持材取り付け穴と取り付けボルトにより、2側面支持材の上部と結合される。
34補強グリップ取り付け穴とボルトにより、4補強グリップと結合される。
4補強グリップは、34補強グリップ取り付け穴と32天板取り付け穴のそれぞれにボルトをビスで固定される事で、1天板のそりを防止する事ができる。
1天板の下面には、1本以上の14天板中央補強板を縦方向又は/及び横方向に設けても良い。
また、12天板正面補強材と13天板側面補強材を対面にそれぞれ設け、1天板の下面外周に沿って補強している。
3上シャッターレールとの、取り付けビス穴が複数開いている。
図4: 上シャッターレールの説明図である。
3上シャッターレールは1天板の下面に嵌合し、32天板取り付け穴とビスにより取り付けられる。
3上シャッターレールには、7防護シャッターが嵌合する為の31上シャッターレール溝が、前後2本掘られている。
33側面支持材取り付け穴と取り付けボルトにより、2側面支持材の上部と結合される。
34補強グリップ取り付け穴とボルトにより、4補強グリップと結合される。
4補強グリップは、34補強グリップ取り付け穴と32天板取り付け穴のそれぞれにボルトをビスで固定される事で、1天板のそりを防止する事ができる。
図5: テーブル内部の4補強グリップの説明図である。
4補強グリップは、避難者が握る事で、態勢を安定化し、避難者がテーブルの下から飛び出してしまう事を防止する事ができる。
4補強グリップは、剛性の高い構造と3本以上の34補強グリップ取り付け穴とボルトにより、3上シャッターレールに結合され、3上シャッターレールの剛性を強化している。
図6: 2側面支持材の説明図である。
21側面板Aの両端部に、22側面板Bが直角に固定されている。
21側面板Aと22側面板Bの結合部内側には、23側面板内部補強板が取り付けられ、結合部の剛性を強化している。
21側面板Aと22側面板Bの結合部外側には、24補強板Aと25補強板Bが取り付けられ、結合部の剛性を強化している。この24補強板Aと25補強板Bを取り付ける事により、極太の脚部に見えるデザインとしている。
21側面板には、211側面板貫通長穴取手部を設け、テーブルの移動時の取手として使用できる。また、避難時の外部のぞき穴と明かりとり穴として、使用する事もできる。
4補強グリップは、避難者が握る事で、態勢を安定化し、避難者がテーブルの下から飛び出してしまう事を防止する事ができる。
4補強グリップは、剛性の高い構造と3本以上の34補強グリップ取り付け穴とボルトにより、3上シャッターレールに結合され、3上シャッターレールの剛性を強化している。
図6: 2側面支持材の説明図である。
21側面板Aの両端部に、22側面板Bが直角に固定されている。
21側面板Aと22側面板Bの結合部内側には、23側面板内部補強板が取り付けられ、結合部の剛性を強化している。
21側面板Aと22側面板Bの結合部外側には、24補強板Aと25補強板Bが取り付けられ、結合部の剛性を強化している。この24補強板Aと25補強板Bを取り付ける事により、極太の脚部に見えるデザインとしている。
21側面板には、211側面板貫通長穴取手部を設け、テーブルの移動時の取手として使用できる。また、避難時の外部のぞき穴と明かりとり穴として、使用する事もできる。
図7:2側面支持材の結合部分の説明図である。
21側面板Aと22側面板Bの接合部には、22側面板Bに27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれている。
2側面支持材と3上シャッターレールの結合部には、2側面支持材に27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれる。
2側面支持材と5下シャッターレールの結合部には、2側面支持材に27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれる。
又、3上シャッターレールと4補強グリップの結合部にも、上記同様、4補強グリップに27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれる。
それぞれの27インサートナット取り付け穴には、垂直方向に29ビス取り付け穴が開けられ、28取り付けビスにより、結合される。
21側面板Aと22側面板Bの接合部には、22側面板Bに27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれている。
2側面支持材と3上シャッターレールの結合部には、2側面支持材に27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれる。
2側面支持材と5下シャッターレールの結合部には、2側面支持材に27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれる。
又、3上シャッターレールと4補強グリップの結合部にも、上記同様、4補強グリップに27インサートナット取り付け穴が開けられ、26インサートナットが埋め込まれる。
それぞれの27インサートナット取り付け穴には、垂直方向に29ビス取り付け穴が開けられ、28取り付けビスにより、結合される。
図8: 7防護シャッターの説明図である。
前後左右、合計4枚の7防護シャッターから構成され、それぞれに、71防護シャッター貫通長穴取手を設ける事で、外部からも、内部からも開閉を可能にしている。
7防護シャッターの上部は、3上シャッターレールに掘られている31上シャッターレール溝に嵌合している。また、7防護シャッターの下部は、5下シャッターレールに掘られる、53下シャッターレール溝に嵌合し、各7防護シャッターは、自由に左右に移動する事ができる。また、53下シャッターレール溝には、潤滑材が設けられ、左右への移動をスムースにしている。
図9: 下シャッターレールと底板の嵌合説明図である。
5下シャッターレールには、31上シャッターレールに対向する、53シャッターレール溝が掘られ、7防護シャッターの下部と嵌合し、自由に左右に移動できる。
5下シャッターレールの四隅には、51下シャッターレール張り出し部を設け、テーブル自体の転倒を防止する構造となっている。また、6底板には、65底板嵌合張り出し部を有し、65底板嵌合張り出し部へ66底板嵌合ブラケットを組み込み、5下シャッターレールに開けられた53底板嵌合ブラケット取り付け穴へ、嵌合状態で取付けられる。
図10: 避難者の体重により、吸盤が床に貼り付く説明図である。
前後左右、合計4枚の7防護シャッターから構成され、それぞれに、71防護シャッター貫通長穴取手を設ける事で、外部からも、内部からも開閉を可能にしている。
7防護シャッターの上部は、3上シャッターレールに掘られている31上シャッターレール溝に嵌合している。また、7防護シャッターの下部は、5下シャッターレールに掘られる、53下シャッターレール溝に嵌合し、各7防護シャッターは、自由に左右に移動する事ができる。また、53下シャッターレール溝には、潤滑材が設けられ、左右への移動をスムースにしている。
図9: 下シャッターレールと底板の嵌合説明図である。
5下シャッターレールには、31上シャッターレールに対向する、53シャッターレール溝が掘られ、7防護シャッターの下部と嵌合し、自由に左右に移動できる。
5下シャッターレールの四隅には、51下シャッターレール張り出し部を設け、テーブル自体の転倒を防止する構造となっている。また、6底板には、65底板嵌合張り出し部を有し、65底板嵌合張り出し部へ66底板嵌合ブラケットを組み込み、5下シャッターレールに開けられた53底板嵌合ブラケット取り付け穴へ、嵌合状態で取付けられる。
図10: 避難者の体重により、吸盤が床に貼り付く説明図である。
テーブルの下へ避難者が入ると、避難者自らの体重により、6底板が湾曲する事で、6底板の下面に取付けられた多数の61ボルト付吸盤が床に押し付けられ、吸着する。61ボルト付吸盤の吸着力は、床面により、不安定となる為、床には樹脂シートを貼り付け、61ボルト付吸盤の吸着力を強化安定化している。
図11: 6底板への61ボルト付吸盤配置図である。
6底板の湾曲形状は中央部を中心に湾曲する為、61ボルト付吸盤は6底板の中央部を中心に配置して行く。
図11: 6底板への61ボルト付吸盤配置図である。
6底板の湾曲形状は中央部を中心に湾曲する為、61ボルト付吸盤は6底板の中央部を中心に配置して行く。
図12:6底板への61ボルト付吸盤の取り付け図である。
6底板の吸盤取り付け部には、段付き貫通穴が開けられ、62インサートナットが設けられる。61ボルト付吸盤のボルトは、62インサートナットにねじ込まれ、6底板へ取り付けられる。
6底板の吸盤取り付け部には、段付き貫通穴が開けられ、62インサートナットが設けられる。61ボルト付吸盤のボルトは、62インサートナットにねじ込まれ、6底板へ取り付けられる。
1 天板
11 天板そり防止補強板
12 天板正面補強材
13 天板側面補強材
14 天板中央補強材
2 側面支持材
21 側面板A
211側面板貫通長穴取手部
22 側面板B
23 側面板内部補強板
24 補強板A
25 補強板B
26 インサートナット
27 インサートナット取り付け穴
28 取り付けビス
29 取り付けビス用穴
3 上シャッターレール
31 上シャッターレール溝
32 天板取り付け穴
33 側面支持材取り付け穴
34 補強グリップ取り付け穴
4 補強グリップ
5 下シャッターレール
51 下シャッターレール張り出し部
52 下シャッターレール溝
53 底板嵌合ブラケット取り付け穴
6 底板
61 ボルト付吸盤
62 インサートナット
63 バッキングスポンジ
64 底板表皮
65 底板嵌合張り出し部
66 底板嵌合ブラケット
7 防護シャッター
71 防護シャッター貫通長穴取手部
8 避難者
11 天板そり防止補強板
12 天板正面補強材
13 天板側面補強材
14 天板中央補強材
2 側面支持材
21 側面板A
211側面板貫通長穴取手部
22 側面板B
23 側面板内部補強板
24 補強板A
25 補強板B
26 インサートナット
27 インサートナット取り付け穴
28 取り付けビス
29 取り付けビス用穴
3 上シャッターレール
31 上シャッターレール溝
32 天板取り付け穴
33 側面支持材取り付け穴
34 補強グリップ取り付け穴
4 補強グリップ
5 下シャッターレール
51 下シャッターレール張り出し部
52 下シャッターレール溝
53 底板嵌合ブラケット取り付け穴
6 底板
61 ボルト付吸盤
62 インサートナット
63 バッキングスポンジ
64 底板表皮
65 底板嵌合張り出し部
66 底板嵌合ブラケット
7 防護シャッター
71 防護シャッター貫通長穴取手部
8 避難者
Claims (6)
- 天板と、天板の下に、上シャッターレールと下シャッターレールを両側面で支持する側面支持材とからなるテーブルであって、正面開放部及び背面開放部の左右それぞれに防護シャッターを設け、かつ、防護シャッターを左右に開閉可能とする事を特徴とするダイニング用防災テーブル。
- 下シャッターレールに内側部で嵌合される底板と、底板の下面側に複数設置された吸盤及び/又は吸着材を有する事を特徴とする請求項1記載のダイニング用防災テーブル。
- 下シャッターレールの四隅に、転倒防止の為の張り出し部を有する事を特徴とする請求項1又は2記載のダイニング用防災テーブル。
- 上シャッターレールの下面に、天板及び/又は上シャッターレールの、そり防止補強材とグリップの機能をもった、補強グリップを有する事を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のダイニング用防災テーブル。
- 側面支持材の形状をコの字形状にする事により、筋かいを無くし、横方向への倒れ防止機能を有する事を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のダイニング用防災テーブル
- 側面支持材の両端結合部に、側面支持材の結合強度と剛性をあげる補強材を設け、さらには、その補強材が柱形状に見えるデザインを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のダイニング用防災テーブル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001805U JP3184090U (ja) | 2013-04-01 | 2013-04-01 | ダイニング用防災テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
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CN109124060A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-01-04 | 浙江省嘉善县第中学 | 一种学校用防地震课桌 |
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