JP3180550U - 防災テーブル - Google Patents

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JP3180550U
JP3180550U JP2012005673U JP2012005673U JP3180550U JP 3180550 U JP3180550 U JP 3180550U JP 2012005673 U JP2012005673 U JP 2012005673U JP 2012005673 U JP2012005673 U JP 2012005673U JP 3180550 U JP3180550 U JP 3180550U
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Abstract

【課題】床に固定具を取り付けず、通常の家具として、いつでも移動が可能であり、必要な時だけ、強固に床に吸着し、転倒防止機能として働く防災テーブルを提供する。
【解決手段】天板と、天板を両側面で支持する側面支持材とからなるテーブルであって、側面支持材の下部で嵌合され、左右の側面支持材を連結する底板と、底板の下面側に複数設置された吸盤及び/又は吸着材を有する事を特徴とし、好ましくは、正面開放部にシャッター5を設け、かつ、シャッター5を左右に開閉可能とする事を特徴とする防災テーブルである。
【選択図】図6

Description

この考案は、地震発生時、避難場所を確保する為の防災テーブルに関するものである。
従来の防災テーブルの転倒防止策としては、床に対し、固定金具及び連結棒を用いてテーブルを固着させるものがある。しかし、これらの地震防災テーブルでは、床に金具を取り付ける加工を必要とし、また、一度固定してしまうと、配置位置を移動する事ができず、家具としての自由な配置をすることができなかった。
特許文献1には防災テーブルの正面部にロールカーテンを設ける事が開示されている。しかしながら、正面部をロールカーテンとすると災害時に正面から重量物が飛び込みを防止することが出来ず、防災テーブルの中に避難した人を障害物の飛び込みによる怪我から守ることはできないという問題点があった。
登録実用新案第3122584号
本考案では、床に固定具を取り付けず、通常の家具として、いつでも移動が可能であり、人が内部に入った時だけ、人の体重により、吸盤が床に吸着し、転倒を防止する。また、シャッターを閉める事により、防災テーブル内部に避難した人の怪我を防ぐことを可能とした防災テーブルを提供することにある。
本考案は、
(1)天板と、天板を両側面で支持する側面支持材とからなるテーブルであって、側面支持材の下部で嵌合され、左右の側面支持材を連結する底板と、底板の下面側に複数設置された吸盤及び/又は吸着材を有する事を特徴とする防災テーブル。
(2)正面開放部にシャッターを設け、かつ、シャッターを左右に開閉可能とする事を特徴とする(1)記載の防災テーブル。
(3)側面支持材内側にグリップを有する事を特徴とする(1)又は(2)記載の防災テーブル。
(4)天板の裏面及び側面支持材下部の側面レール支持材と左右連結板それぞれにシャッターレールを有する事を特徴とする(1)〜(3)記載の防災テーブル。
(5)正面開放部に設けた左右のシャッターは稼働ワイヤーと滑車により、左右連動した開閉を可能とするスライド機構を有する事を特徴とする(1)〜(4)記載の防災テーブルである。

本発明の防災テーブルは、木製、金属製又は樹脂製である。
シャッターの取り付けは、天板裏面又は側面支持材外側上部及び側面支持材の外側下部と左右連結板にシャッターレールが設けられ、シャッターレールはそれぞれの取り付け部に溝を掘る事により埋め込む事ができる。

シャッターの形状は板状、布状、波板形状及び/又はスラット(鎧)蛇腹形状の構造を有する。

側面支持材は四隅の支持材の前後を板等で連結し、側面開放部を塞ぐ構造であっても良い。
1)転倒防止付の防災テーブルでありながら、通常時は家具として自由に配置移動できる。地震発生時、人がテーブルの内部に入る事により、自らの自重により、底板に取り付けられた吸盤もしくは、吸着材が床に吸着することで、テーブル自体の転倒を防止する事ができる。
2)シャッターにより、外部より障害物が飛んできても、内部への飛び込みを防止し、内部に避難した人を防護できる。
3)防災テーブルの内部に入った人は、グリップに捉る事により、体を保持出来る為、防災テーブルから飛び出さず、人間が安全に怪我を防止できる事を考案の効果とする。
本考案の防災テーブルの使用時の説明図である。 側面支持材と底板の組み込み説明図である。 底板への吸盤配置図である。 例として、底板へのナット付吸盤の取り付け図である。 側面レール支持材と左右連結材に設けられる下部シャッターレールの配置図である。この下部シャッターレールに対向する上部シャッターレールが天板の裏側に取り付けられる。 防災テーブルにシャッターを取り付けた全体図である。裏側のシャッターは外した説明図である。 テーブル内部の説明図である。 左右連結板の内部に設けられたスライド機構の説明図である。 シャッターとスライドレールの組み込み説明図である。
1は天板、2は側面支持材、3は底板、4は吸盤、5はシャッター、6はグリップ、7は左右連結板、8は側面レール支持材、9、シャッターレール、10は稼働ワイヤー、11は滑車、12はスライドコネクタ、13はシャッタータイヤ、14シャッター取手部、15スライドコネクタ連結ピン、16シャッターレール蓋、17は筋かいである。
「図1」において
1の天板の外周を不均等素材で修飾しても良い、天板の裏面には9のシャッターレールが設けられ、左右の側部には2の側面支持材が設けられ、2の側面支持材の下部には、3の底板が設けられている。
「図2」において
2の側面支持材の下部には、3の底板を取り付ける為の長穴が開いており、3の底板が嵌合される。
「図3」において
3の底板は、構造合板を使用し、ウレタンクッション又はパンチカーペットを敷き、さらには、表面を合成皮材により覆われている。3の底板の裏面には、吸盤取り付け用の段付き貫通穴が複数開けられ、4の吸盤が取り付けられる。
「図4」において
専用金具とピン圧入により、吸盤が取り付けられている。また、吸盤取り付け方法としては、ボルト付吸盤やナット付吸盤を使用し、一般的なボルトやナットで取り付けする事もできる。
「図5」において
7の左右連結板と8の側面レール支持材により、下枠が組まれ、図5の配置で9のシャッターレール下部が設けられる。また、1の天板の裏面にも同等の9のシャッターレール上部が設けられる。
「図6」において
9のシャッターレールの上部と下部の間には、5のシャッターが4枚取り付けられ、テーブル正面及び裏面の開放部を覆う事ができる。
「図7」において
2の側面支持材の内側には6のグリップが設けられ、人が避難する空間を確保している。2の側面支持材は、1の天板と7の左右連結板の接続部に17の筋かいを設ける事で全体の剛性を確保している。
「図8」において
7の左右連結板の内部には、11の滑車が4個に10の稼働ワイヤーを8の字に巻いて連結してある。その10の稼働ワイヤーには、左右対称に取り付けられた12のスライドコネクタ2個が設けられ、それぞれの12のスライドコネクタは逆方向へ左右連動して動くスライド機構を構成する。
7の左右連結板には、深さの異なるレールが掘られ、浅い部分には、上記のスライド機構が設置され、深い部分は12のスライドコネクタと5のシャッターのスライドレールとして機能する。さらには、16のシャッターレール蓋が被さり、7の左右連結板は全体として連動スライド機構付きのシャッターレールとして機能する。
このスライド機構はテーブル正面及び裏面の上下に設けられる。
「図9」において
7の左右連結板と16のシャッターレール蓋により9のシャッターレールが構成され、シャッターレールの溝の中には12のスライドコネクタが見えている。
14のシャッター取っ手部の下端には15のスライドコネクタピンが設けられ、上記12のスライドコネクタの穴に嵌合される事により、左右連動したスライド機能となる。
5のシャッターの下部には13のシャッタータイヤが設けられ、9のシャッターレール内でスムースなスライドを可能としている。
地震発生時、人はテーブルの内部に入る事により、自らの自重により、底板に取り付けられた吸盤もしくは、吸着材が床に吸着することで、テーブル自体の転倒を防止するものである。また、テーブル内部入った人は、グリップに捉る事で自らの姿勢を安定される事ができ、シャッターを閉める作業を可能とするものである。左右連結板は、それ自体、外部からの障害物の飛び込みを防止する効果と共に、シャッターレールとその稼働ワイヤー及び滑車により、左右連動した開閉を可能とし、外部から障害物の飛び込みを防止し、内部に避難した人を防護するものである。
1天板
2側面支持材
3底板
4吸盤
5シャッター
6グリップ
7左右連結板
8側面レール支持材
9シャッターレール
10稼働ワイヤー
11滑車
12スライドコネクタ
13シャッタータイヤ
14シャッター取手部
15スライドコネクタ連結ピン
16シャッターレール蓋
17筋かい

Claims (5)

  1. 天板と、天板を両側面で支持する側面支持材とからなるテーブルであって、側面支持材の下部で嵌合され、左右の側面支持材を連結する底板と、底板の下面側に複数設置された吸盤及び/又は吸着材を有する事を特徴とする防災テーブル。
  2. 正面開放部にシャッターを設け、かつ、シャッターを左右に開閉可能とする事を特徴とする請求項1記載の防災テーブル。
  3. 側面支持材内側にグリップを有する事を特徴とする請求項1又は2記載の防災テーブル。
  4. 天板の裏面及び側面支持材下部の側面レール支持材と左右連結板それぞれにシャッターレールを有する事を特徴とする請求項1〜3記載の防災テーブル
  5. 正面開放部に設けた左右のシャッターは稼働ワイヤーと滑車により、左右連動した開閉を可能とするスライド機構を有する事を特徴とする請求項1〜4記載の防災テーブルある。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102503792B1 (ko) * 2022-06-14 2023-02-23 나미숙 서랍장 전도 방지용 고정장치

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