JP3184066U - 建物用発熱パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、発熱効率が高く、耐久性を有し、軽量で、汎用性を有し、且つ施工が容易で然もコストも安価な建物用発熱パネルを提供する。
【解決手段】断熱材からなる底板部と、ガルバニウム鋼板2からなる天板部1とガルバニウム鋼板2からなる周面側壁部とから構成されている矩形状立方体からなる本体部10を有する。本体部10に於ける天板部1の内面側表面部には、扁平状の断面を有する細幅状短冊型に形成された複数本の通電式発熱体4が、相互に等間隔でかつ相互に平行となる様に配置した状態で当接されており、本体部10の内部空間部16は、断熱性を有する合成樹脂発泡体で充填されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、建物用発熱パネルに関するものであり、特に詳しくは、発熱効率が高く、耐久性を有し、軽量で、施工が容易でコストも安価な建物用発熱パネルに関するものである。
従来、建物用発熱パネルとしては、屋根材、壁材及び床材として多くの構造のものが一般的に使用されているが、その中で、主な構造としては、例えば、実公昭60−176018号公報(特許文献1)に示す様に、適宜の基板部と適宜の発熱表面との間に、温水を循環させるパイプを張り巡らせるか、例えば、特開2009−299990号公報(特許文献2)に示す様に、適宜の電熱線を長い配線路に沿って張り巡らせると共に、伝熱板としてアルミニウム板を使用する技術が開示され、更に、当該アルミニウム板からなる伝熱板の外表面に、セラミックパウダーを塗布した技術が示されている。
然しながら、アルミニウム板熱伝導性は優れているものの、強度に弱く、成型加工に適していないことから、実用化されたという実績がみられない。
更には、例えば、特開2011−179738号公報(特許文献3)に示す様に、温水を循環させるパイプと電熱線とを並列させた発熱線を長い配線路に沿って張り巡らせる構造である為、パネル全体が大型であり、関連設備も大型となるので、コストが高騰するばかりでなく、その一部が故障、破損した場合でも、全体のシステムを取り換えるとか、修理する必要があるので、維持費も膨大となると言う問題が有った。
一方、従来の建物用発熱パネルとしては、その外表面には、木材系の合板や化粧板、或いは合成樹脂製の化粧シート等が使用されている為、発熱体からの発熱が十分に当該パネルの上面側に伝達されない為、エネルギー効率が悪く、余計なエネルギーコストが掛ると言う問題も見られた。
その他、従来の建物用発熱パネルの発熱部の構造は、主として、ポリカーボネート合成樹脂からなる平面版の表面に、通電により発熱する発熱線条体を適宜の印刷技術を使用してプリントした構造のものが使用されているが、当該ポリカーボネート合成樹脂は、熱に弱く、耐久性がないので、経時的に短期間で劣化・疲労する為、商品価値が乏しいと言う欠点があり、更に係る問題を解決する方法として、当該ポリカーボネート合成樹脂に繊維を混在させた所謂、FRP化ポリカーボネート合成樹脂を使用するという技術が提案されてはいるが、コストが高騰すると言う問題が生じている。
尚、上記特許文献2には、建物用発熱パネルの外表面に、金属製の薄板を使用する例が示されてはいるが、係る発熱パネルは、木造建築に於ける根太の使用を省略し、直接大引に取り付けて使用する事を目的とする床暖房材である為、基部材料として厚みのある合板を使用する事を大前提とするものであるから、当該発熱パネル自体が大型で重量が嵩み、コストは増加するほか汎用性に欠けるものでしかなかった。
実公昭60−176018号公報 特開2009−299990号公報 特開2011−179738号公報
従って本考案の目的は、上記した従来技術の欠陥を改良し、簡易な構成でありながら、発熱効率が高く、耐久性を有し、軽量で、汎用性を有し、且つ施工が容易で、然もコストも安価な建物用発熱パネルを提供するものである。
本考案は、上記のような目的を達成するため、基本的には、以下に示す様な技術構成を採用するものである。
即ち、本考案に係る建物用発熱パネルは、基本的には、断熱材からなる底板部と、ガルバニウム鋼板からなる天板部とガルバニウム鋼板からなる周面側壁部とから構成されている矩形状立方体からなる本体部を有し、当該本体部に於ける当該天板部の内面側表面部には、扁平状の断面を有する細幅状短冊型に形成された複数本の通電式発熱体が、相互に等間隔でかつ相互に平行となる様に配置した状態で当接されており、且つ、当該本体部の当該周面側壁部の内で、当該通電式発熱体の配列方向と平行する方向にある左右一対の周面側壁部に於ける当該通電式発熱体の一方の端部に対向する部分の近傍部分に、開口部が設けられると共に、当該開口部に対応して、当該本体部内面部側に凹み空間部が形成される様に仕切り壁が設けられており、当該凹み空間部内には、外部電源若しくは隣接する他の建物用発熱パネルとの電気的接続を可能にするコネクター部が配置されており、更に、当該本体部の内部空間部は、断熱性を有する合成樹脂発泡体で充填されている事を特徴とする建物用発熱パネルである。
本考案に係る建物用発熱パネルは、上記した様な構成を採用することによって、簡易な構成でありながら、発熱効率が高く、耐久性を有し、軽量で、汎用性を有し、且つ施工が容易で然もコストも安価な建物用発熱パネルが得られるのである。
更に、本考案に係る当該建物用発熱パネルに於いては、個々のパネルがそれぞれ独立した電源部と発熱部を有しており、それによって、個々のパネル任意に隣接させて当該電源部同士を配線接続させるだけで、あたかもキットを組み合わせる様に床面に配置して行く事で施工が完了するので、施工期間が短縮され、その分コストも低減される事になる。
更に、本考案に係る当該建物用発熱パネルでは、個々のパネルが故障した場合には、当該故障の生じたパネルのみを取り換える事により簡単に補修が完了すると言う利点があり、又、本考案に係る当該建物用発熱パネルの内部では、電気配線の長さが最短に構成され、当該パネル内部での電気配線の接触や交差が存在しないので、電気配線部分での故障や障害の発生は殆どないと言う利点もある。
又、本考案に係る当該建物用発熱パネルでは、耐久性、防錆特性、防磁性を持ち、然も、強度が高く、成型加工性に優れており、且つ伝熱効率の高いガルバニウム鋼板を当該発熱パネルの大半の部分に使用すると共に当該ガルバニウム鋼板の使用面積が側壁面部を含むだけ大きくなっているので、発熱、伝熱効率は従来の発熱パネルに比べて相当大きく成っているので、発熱効果も高い。
図1は、本考案に係る当該建物用発熱パネルの一具体例の構成の概略を示す斜視図である。 図2は、本考案に係る当該建物用発熱パネルの一具体例の構成の概略を示す天板部を除いた平面図である。 図3は、本考案に係る当該ガルバニウム鋼板の切り出し形状の一具体例を示す平面図である。 図4は、本考案に係る当該建物用発熱パネルの一具体例の構成の概略を示す断面図である。 図5は、本考案に係る当該建物用発熱パネルに使用される通電式発熱体の一具体例の構成を示す断面図である。 図6は、本考案に係る当該建物用発熱パネルに対する当該通電式発熱体の当接方法の一具体例の構成を示す斜視図である。 図7は、本考案に係る当該建物用発熱パネルに使用される本体部に於ける開口部近傍の構造例を示す斜視図である。 図8は、本考案に係る当該建物用発熱パネルに使用される本体部に於ける周面側壁部の一部に設けられた開口部近傍の構造例を示す平面図である。 図9は、本考案に係る当該建物用発熱パネルに使用される本体部に於ける周面側壁部の他方の部に設けられた開口部近傍の構造例を示す平面図である。
以下に本考案に係る建物用発熱パネ100の一具体例の構成を、図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1、図2及び図4は、本考案に係る建物用発熱パネ100の一具体例の構成を示す概略図であって、図中、断熱材からなる底板部5と、ガルバニウム鋼板2からなる天板部1とガルバニウム鋼板2からなる周面側壁部3(31乃至34)とから構成されている矩形状立方体からなる本体部10を有し、当該本体部10に於ける当該天板部1の内面側表面部12には、扁平状の断面を有する細幅状短冊型に形成された複数本の通電式発熱体4が、相互に等間隔でかつ相互に平行となる様に配置した状態で当接されており、且つ、当該本体部10の当該周面側壁部3の内で、当該通電式発熱体4の配列方向と平行する方向にある左右一対の周面側壁部31、33に於ける当該通電式発熱体4の一方の端部41に対向する部分の近傍部分35に、開口部13が設けられると共に、当該開口部13に対応して、当該本体部10の内面部側に凹み空間部18が形成される様に仕切り壁14が設けられており、当該凹み空間部18内には、外部電源及び/又は、隣接する他の建物用発熱パネルとの電気的接続を可能にするコネクター手段15が配置されており、更に、当該本体部10の内部空間部107は、断熱性を有する合成樹脂発泡体6で充填されている建物用発熱パネル100が示されている。
即ち、本考案に於ける当該建物用発熱パネル100の当該本体部10の内部空間部107内の構成は、図2及び図7乃至図9に詳細に示されている通り、複数本の当該通電式発熱体4が、当該天板部1の内面側表面部12に、相互に平行な状態で配置されていると共に、当該本体部10の当該周面側壁部3の内で、当該通電式発熱体4の配列方向と平行する方向にある左右一対の周面側壁部31、33に於ける当該通電式発熱体4の一方の端部41に対向する部分の近傍部分35に、電源接続用及び/又は隣接する他の建物用発熱パネルとの電気的接続を可能にする、コネクター手段15が外部から操作出来る様に、適宜の大きさの開口部13が設けられており、更に、当該本体部10の内部に、後述する様に発泡性合成樹脂を充填させた後でも、当該コネクター手段15を収納する事が可能な空間部13を形成出来る様に、所定の形状を有する仕切り壁14を予め配置しておき、当該発泡性合成樹脂を当該本体部10の内部に充填した後でも、当該開口部13と対向した部位に、当該コネクター手段15を内蔵出来る凹み空間部18が形成される様に構成するものである。
処で、本考案に係る当該建物用発熱パネル100関しては、従来の同種の発熱パネルに於いては、外表面に設けられている放熱板或いは伝熱板等に、通常合成樹脂製或いは合板製の化粧板が使用されているが、係る放熱板或いは伝熱板では、強度に欠ける他、熱伝導性或いは放熱効果が低い為、厚めに構成する必要があり、又、発熱体を高密度に配列する必要があり、エネルギーの消費量が増大するばかりでなく、製造並びに施工コストが高騰することから経済的な面で問題が有った。
一方、上記の問題の一部を改良する目的で、従来の同様の建物用発熱パネルに於いて、当該建物用発熱パネルの上面部にのみ、アルミニウム板を使用した例が見受けられるが、当該アルミニウム板は、軽く、熱伝導性は高いものの、強度に欠ける他、成型加工性に欠け、折り曲げに弱いので、複雑な構造設計を持つ立体物を成型することは不可能であった。
これに対し、本考案では、耐久性を有し且つ高強度であり、然も熱伝導性が高く、放熱特性にも優れており、同時に成型加工性が容易で、折り曲げ特性も高度に備えているガルバニウム鋼板2を、建物用発熱パネルの放熱板として使用すると共に、当該建物用発熱パネル100の天板部1のみならず、当該建物用発熱パネル100の側壁面3も当該ガルバニウム鋼板2で構成する様にしているので、従来の同種の発熱パネルに比較して、伝熱性も高く且つ放熱面積が大きいことから、全体的な発熱量が大きくなるので、同じ発熱量の発熱体を使用した場合には、当該建物用発熱パネル100から放射される放熱量が格段に高くなる他、当該建物用発熱パネル100の側壁面も当該ガルバニウム鋼板2により構成したので、放熱面積が従来の同種発熱パネルと比較して、増大している分、全体として、より大きな放熱量或いは伝熱量を得る事が可能となる。
逆に言うならば、同じ大きさの当該建物用発熱パネル100に於いて、同じ発熱効果を達成する為に、従来の建物用発熱パネル100に比べて、当該通電式発熱体4の使用本数を減らすか、配置間隔を大きくする等の設計変更が可能となる他、当該通電式発熱体4の発熱特性を低減させる事も可能となるので、当該建物用発熱パネル100の製造コストを低減させる事が可能となる。
本考案に於いては、従来のアルミ製の放熱板であると、成型加工時の折り曲げ操作時に、当該折り曲げ部が破断してしまうと言う問題があったが、本考案の様にガルバニウム鋼板2を使用することにより、当該従来の問題点を解消し、更に、当該建物用発熱パネル本体部の相当の部分を当該ガルバニウム鋼板2におり一体的に成型加工する事が可能となるので、当該建物用発熱パネルの製造コストを大幅に低減させる事が可能となる。
更に、本考案で使用される当該ガルバニウム鋼板2は、防磁性能を備えていることから、当該電気配線部からの電磁波を防止する電磁シールドを構成する事も可能である。
一方、本考案に係る当該建物用発熱パネル100の底板部5は、断熱性の大きな材料により形成されている事が必要であり、その材料そのものは特に限定されるものではなく、又、当該底板部5の厚みも特に限定されるものではない。
一方、当該底板部5を当該建物用発熱パネル100の本体部10の底縁部と接合させる方法も特に限定されるものではなく、従来公知の、接着手段、ネジ、ボルト・ナット等を使用した接合手段、或は、適宜のかしめ手段等を使用することが可能である。
本考案に於ける当該建物用発熱パネル100に於ける当該天板部1と当該周面側壁部3とは、別々に型抜きした当該ガルバニウム鋼板からなる平板を、適宜の接合技術、例えば、溶接接合、リベット、ボルトナット、圧着接合、接着剤接合等の公知の技術を使用して、それぞれの対応する縁部同士を接合固定して、適宜の当該矩形状立方体を構成したものであっても良く、或いは、図3に示す様に、予め当該ガルバニウム鋼板から、当該天板部1と当該周面側壁部3(31乃至34)と当該折曲代部50(51乃至54)をそれぞれ配置した当該本体部10構成原板を切り出し、それぞれの接合部に形成される折り目線に沿って、折り曲げ操作を行って、当該必要な矩形状立方体に組み立てる様に構成するものであっても良い。
図3に於いて、当該本体部10構成原板に示される円形部分16は、後述する液状合成樹脂発泡体6を当該本体部10の内部空間内107に注入する為の合成樹脂発泡体6の注入口である孔部16であり、又、後述する様に、当該液状の合成樹脂発泡体6が当該内部空間内107に注入された後に、適宜の加圧手段で、当該本体部10を外部から加圧した状態で、当該液状の合成樹脂発泡体6を加熱処理して、当該液状の合成樹脂発泡体6を発泡化させ、当該発泡化により増大された体積で、当該内部空間内107の容量を超えた当該発泡化された合成樹脂発泡体6を外部に排出する為の孔部16でもある。
一方、図3に於ける、当該周面側壁部31及び33に設けられた窓部(開口部)13は、後述する当該コネクター手段15を収納する凹み空間部18の入口部に対向する空間部である。
本考案で使用される当該ガルバニウム鋼板2は、一般的には、屋根材として汎用的に使用されているガルバニウム鋼板を使用するものであっても良く、当該ガルバニウム鋼板2の厚みも特に限定されるものではなく、用途に応じて、適切な厚みを有する当該ガルバニウム鋼板を使用する事が可能である。
本考案の具体例としては、厚さ4mm程度のガルバニウム鋼板2を使用する事が推奨される。
又、本考案に係る当該建物用発熱パネル100の形状は、特に限定されるものではないが、平面形状は矩形であって、当該通電式発熱体4の長手方向と直交する方向を横方向と称し、当該通電式発熱体4の長手方向に平行な方向を縦方向と称すると、当該横方向の長さは、600乃至900mmである事が望ましく、一方、当該縦方向の長さは、600乃至1800mmである事が望ましい。
一方、本考案に係る当該建物用発熱パネル100の厚さ(高さ)も、特に限定されるものではないが、例えば、10乃至30mm、好ましくは、12乃至20mmである。
更に、本考案に係る当該建物用発熱パネル100に於いては、当該本体部10の内部空間107は、適宜の断熱性を有する合成樹脂発泡6で充満されているものである。
その為に、本考案に於いては、少なくとも一部の当該周面側壁の少なくとも一部に、液体状の合成樹脂成分の注入及び又は排出、若しくは発泡後の当該合成樹脂発泡6の排出の為の孔部16が設けられている事が好ましい。
つまり、本考案に於いては、当該建物用発熱パネル100の放熱板若しくは伝熱板として機能する当該天板部1及び当該周面側壁部3の内面及び当該底板部5等の部分から余計な熱が放射されない様に断熱性を有する合成樹脂発泡6を充填したものであって、これにより、当該建物用発熱パネル100自体の重量が軽減され、搬送性、施工性が大幅に向上し、エネルギーコスト及び製造並びに施工に関するコストの低減化にも大いに貢献することになる他、当該パネル全体の強度の向上にも効果を発揮するものである。
尚、本考案に於ける当該建物用発熱パネル100に於いて使用される当該合成樹脂発泡体6は、その原材料は特に特定されるものではないが、ポリスチレン系或いはポリウレタン系の発泡性合成樹脂を使用する事が可能である。
又、本考案に於いて、当該本体部10の当該内部空間部107内に、予め、液状の発泡性合成樹脂6を注入した後、当該本体部10全体を加圧処理して、当該天板部1、当該周面側壁部3及び当該底板部5が、当該発泡性合成樹脂6が発泡過程において膨張する際に外方に変型しない様に保持しておく間に、発泡性合成樹脂6に対して加熱処理操作を実行して、当該液状の発泡性合成樹脂6を発泡化させることにより、当該本体部10の当該内部空間部107内は、完全に且つ実質的に当該発泡化合成樹脂6により緊密に充填される事になる。
その結果、当該本体部10の当該内部空間部107内に密に充填された当該合成樹脂発泡体6が、当該本体部10の当該内部空間部107の全ての内面側表面部12を押圧する事になるので、その結果、例えば、当該天板部1の内面側表面部12に仮止め状態で配置されている当該通電式発熱体4及び当該通電式発熱体4と当該コネクター手段15との間に接続されているそれぞれの電気配線部23及び接続電気配線部105を当該天板部1の内面側表面部12に押し付けて固定する事が可能となるので、製造工程が簡素され、且つ作業効率も大幅に向上する。
一方、本考案に於ける当該コネクター手段15は、外部電源から得られる電流を適宜の電気配線部23及び適宜の接続電気配線部105を介して、当該通電式発熱体4に供給するために、当該本体部10の当該周面側壁部3の一部に設けられている当該凹み空間部18内壁部から外部に向けて突出しているコネクターであって、その構成は特に限定されるものではないが、図1、図2及び図7等から明らかな通り、当該凹み空間部18内壁部から外部に向けて突出している正極用のリード線部22―1と負極用のリード線部22−2と当該それぞれのリード線部22−1、22−2の自由端部に取り付けられたコネクター部60−1、60−2とから構成されているものであっても良い。
又、本考案で使用される当該コネクター部60−1、60−2は、隣接して配置される同種の建物用発熱パネル100に於ける当該コネクター手段15に設けられている別の当該コネクター部60−1’、60−2’とそれぞれ個別に接合及び離反が出来る様に構成されているものである。
当該コネクター部60−1と当該別の当該コネクター部60−1’及び当該コネクター部60−2と当該別の当該コネクター部60−2’とはそれぞれ雄雌接合可能な関係を有している事は言うまでもない。
尚、本考案に於ける当該電気配線部23は、図2に示す様に、当該建物用発熱パネル100の本体部10に於ける左右端縁部に設けられている当該コネクター手段15間を直線的に接続する導電性線条体で構成されるものであり、正極電気配線部23−1と負極電気配線部23−2とで構成されている。
一方、接続電気配線部105は、当該電気配線部23と当該通電式発熱体4とを電気的に接続する為の導電性線条体であって、正極接続電気配線部105−1と負極接続電気配線部105−2とで構成されている。
尚、図2等には、図示されてはいないが、上記の配線システムには、アース線が設けられている事は言うまでもない。
本考案に係る当該建物用発熱パネル100の構造をより詳細に説明するならば、当該天板部1と当該周面側壁部3(31乃至34)とは一体的に構成されている事が望ましく、その為には、例えば、図3に示す様に、当該ガルバニウム鋼板2から、当該天板部1と当該周面側壁部3とが一体的に接合された形状の部材として切り取るか、更に好ましくは、当該周面側壁部3の更に外側に、適宜の幅と形状を有する折曲代部50(51乃至54)を連設して構成され、一体的に接合された形状の部材を切り取り、当該部材を適宜に折り畳んで矩形状の6面立方体形状としたものであっても良い。
係る本考案に係る当該建物用発熱パネル100の一具体例に於ける、当該通電式発熱体4に対する直交方向で見た断面図は、図4に示す様になる。
本考案於ける当該建物用発熱パネル100に於いて使用される互いに平行な関係を有して配置されている当該通電式発熱体4の本数や配置間隔は、特に限定されるものではないが、例えば、3乃至4本の通電式発熱体4を使用する事が望ましい。
尚、図3に於ける13は、上記した窓部若しくは開口部13であり、16は、後述するように、当該建物用発熱パネル100の当該本体部107内に注入される発泡性合成樹脂液の注入用及び又は排出用の孔部16である。
次に、本考案に於いて使用される当該通電式発熱体4は、従来の同種の発熱パネルに於いて使用されている様な、線状の発熱線を相当の長さに切断し、それを複雑な経路形成させて、所望の放熱板に接着させた構造のものとは異なり、例えば、図5(A)に示す様に、扁平状の断面を有する細幅状短冊型に形成された、内部に炭素粒子が混在している絶縁性合成樹脂体82の長手方向の両端部に電気導体からなる配線部81、80が設けられている通電式発熱体4を複数個相互に平行な状態で配置し、個々の当該発熱体4を通常の電気配線部23、105等で接続させる構成を採用しているので、製造コストは従来のものに比べた格段に安価となり、又、発熱効率も従来製品に比べて大幅に向上すると言う顕著な効果を奏する事が可能となった。
本考案に於いて使用される当該通電式発熱体4は、既に市販されている通電式発熱体を使用することが出来る。
即ち、本考案に於いて使用される当該通電式発熱体4は、例えば、図5(A)に示す様に、平状の断面を有する細幅状短冊型に形成された絶縁性を有する合成樹脂からなり、その内部に微粒子化された炭素、アルミナ等の導電性材料が混入されている発熱層82と当該発熱層82の長手方向に沿った左右両端縁部にそれぞれ接合配置された電気同電体80と81とで構成された通電式発熱体4であって、更に好ましくは、当該通電式発熱体4の外部周縁を適宜の保護部材83によって被覆されている構造のものである事が望ましい。
又、本考案では、上記の通電式発熱体4に替えて、図5(B)に示す様に、平状の断面を有する細幅状短冊型に形成されたガラス、合成樹脂、金属等の材料からなる基板101の一外表面102上に、微粒子化された炭素、黒鉛、アルミナ等の導電性材料を直接焼き付けるか、蒸着、若しくは塗装等の手段を利用して、通電発熱層103を形成するか、適宜の絶縁性合成樹脂、或いは適宜のFRP系合成樹脂に当該導電性材料を混在させた膜を貼着させた構成を有する通電発熱層103を形成した発熱層82の長手方向に沿った左右両端縁部にそれぞれ接合配置された電気同電体80と81とで構成された通電式発熱体4であって、更に好ましくは、当該通電式発熱体4の外部周縁を適宜の保護部材83によって被覆されている構造のもので有っても良い。
本考案に於いて使用される当該通電式発熱体4の形状に関するスペック等は特に限定されるものではないが、例えば、当該通電式発熱体4の形状は、その幅は10乃至30mm、好ましくは20mmで、その長手方向の長さは、600乃至150mm、又、その厚みは、1乃至3mmである事が望ましい。
又、本考案に於ける当該通電発熱層103の厚みは、出来るだけ薄く形成される事が、電気抵抗値を向上させる上でも好ましい。
そして、当該通電式発熱体4の長手方向に於ける一方の端部には、当該通電発熱層103に接続する2個の電機同電体80と81のそれぞれと接続する電極部104−1,104−2が接続されており、且つ当該個々の電極には、前記した当該コネクター手段15に接続されている正極電気配線部23−1と負極電気配線部23−2のそれぞれと個別に電気的な接続を可能とする接続配線部105−1、105−2が取り付けられている。
又、当該正極電気配線部23−1と当該接続配線部105−1との接続部及び当該負極電気配線部23−2と当該接続配線部105−2との接続部のそれぞれは、環状型若しくはT型の圧着端子部62−1、62−2を介して接続が行われている。
本考案に於ける当該通電式発熱体4は、当該一個の建物用発熱パネル100内で、複数本が使用さるものであるが、その本数は特に限定されるものではないが、図2に示す具体例では、4本の当該通電式発熱体4が使用されている例を示しており、それぞれの当該通電式発熱体4は、当該電極部104が配置されている一方の端部41が同一方向に配置される様に方向性を定め、且つそれぞれが、互に等間隔でかつ相互に平行となる様に配置した状態で、当該天板部1の内面側表面部12に当接されている。
本考案に於いては、当該各通電式発熱体4は、当初は、当該天板部1の内面側表面部12に適宜の接着剤を介して接続されていても良く、その後、上述した様に、当該発泡材を発泡させて、その膨張力を利用して、当該発泡材により当該各通電式発熱体4が、直接的に当該天板部1の内面側表面部12に押し付けられる構成を採用しても良く、或いは、図6に示す様に、当該天板部1の内面側表面部12に、適宜の断熱性を有する材料で形成された保護鞘部21を、事前に取付けておき、当該保護鞘部21内に当該通電式発熱体4を収納して、当該保護鞘部21を当該天板部1に当接させたもので有っても良い。
その後、当該発泡材に発泡により、当該保護鞘部21が、強く当該天板部1の内面側表面部12に押し付けられる様に構成されたものであっても良い。
一方、当該保護鞘部21もガルバニウム鋼板で構成される事も望ましい。
尚、本考案に於いては、当該保護鞘部21を、当該通電式発熱体4の配置位置部分のみに設けるのではなく、当該電気配線部23や当該接続電気配線部105の配置位置にも設けることが可能であり、図2及び図7乃至図9には、当該電気配線部23や当該接続電気配線部105の配置位置に、当該保護鞘部21を設けた例が示されている。
因みに、図2及び図7乃至図9に於いて示されている線70は、当該保護鞘部21の境界線部を示すものである。
又、上記した様に、当該通電式発熱体4や当該電気配線23或いは当該接続電気配線部105等は、当該保護鞘部21を使用する事なく、当該発泡性合成樹脂6によって直接当該天板部1の内面側の表面に押しつけられる様に固定されているものであっても良い。
その後、本考案に於いては、図2に示す様な、電気配線の配置形態を採用しているので、本考案に於ける当該パネル100内の配線形態は、シンプル化され、全ての電気配線は直線状に形成され、その配線長さは最短長に構成されるので、配線同士の絡み合い、捻じれ、曲げ等が存在しなしので、配線上の故障や事故は殆ど発生しない。
本考案に於いては、係る配線結合作業は、図4に示す様な底板部5を当該本体部10に接続させる以前に、当該本体部10の裏側から作業者若しくはロボットにより実行される。
その後、当該底板部5を当該本体部10に接続させて、当該本体部10を密閉状態とし、例えば、当該周面側壁部32に設けられた孔部16から、液状の発泡性合成樹脂を注入し、その後、当該本体部10を上下方向から加圧しながら、当該本体部全体を加熱処理する事によって、当該発泡性合成樹脂を発泡処理し、当該本体部10の内部空間107を当該発泡性合成樹脂で充満させる事により、当該本体部10そのものの断熱性を向上させると同時に、高強度化を図かる事が可能となる。
尚、本考案に於いては、発泡処理により当該本体部10の内部容量を超えた発泡材は、当該孔部16から外部に排出され、且つ当該孔部16は、当該発泡樹脂により閉鎖される。
本考案に於ける他の具体例によれば、上記した建物用発熱パネル100の当該
天板部1の少なくとも一部の外表面部に、遠赤外線を放出機能を有する遠赤外線放射層7が更に形成されている建物用発熱パネル100が提供される。
本考案に於ける当該建物用発熱パネル100に使用される当該遠赤外線を放出機能を有する遠赤外線放射層7は、炭素、セラミックス、火山岩、火山灰、アルミナ、蛍石等から選択された少なくとも一種の微細粒子が当該天板部1の少なくとも一部の外表面部上に、蒸着、焼き付け等の手段により形成されているか、炭素、セラミックス、火山岩、火山灰、アルミナ、蛍石等から選択された少なくとも一種の微細粒子を含む合成樹脂材料から構成されている層がラミネートされているものである事が望ましい。
本考案に係る当該建物用発熱パネル100は、上記した様に、それぞれのパネル100がユニット化されているので、所定の面積を有する床表面に、必要な枚数の当該建物用発熱パネル100を相互に隣接して配置し、相互に隣接するそれぞれのパネル100に於ける対向するそれぞれのコネクター手段15から突出しているリード線部22同志を極性を一致させた状態で、当該コネクタ―部60を介して相互に結線する作業を行い、当該結線部分を当該凹み空間部18内に収納させる事により接続作業は終了する。
1…天板部
2…ガルバニウム鋼板
3(31乃至34)…周面側壁部
4…通電式発熱体
5…底板部
6…合成樹脂発泡体
7…遠赤外線放射層
10…本体部
12…天板部の内面側表面部
13…開口部
14…仕切り壁
15…コネクター手段
16…孔部
18…凹み空間部
21…保護鞘部
22−1…正極リード線部
22−2…負極リード線部
23…電気配線部
23−1…正極電気配線部
23−2…負極電気配線部
35…近傍部分
41…通電式発熱体の一方の端部
50…折曲代部
60…コネクター部
70…保護鞘部の境界線部
81、80…配線部
82…絶縁性合成樹脂体
83…保護部材
100…建物用発熱パネル
101…基板
102…外表面
103…通電発熱層
104…電極部
105…接続電気配線部
107…本体部の内部空間部

Claims (11)

  1. 断熱材からなる底板部と、ガルバニウム鋼板からなる天板部とガルバニウム鋼板からなる周面側壁部とから構成されている矩形状立方体からなる本体部を有し、当該本体部に於ける当該天板部の内面側表面部には、扁平状の断面を有する細幅状短冊型に形成された複数本の通電式発熱体が、相互に等間隔でかつ相互に平行となる様に配置した状態で当接されており、且つ、当該本体部の当該周面側壁部の内で、当該通電式発熱体の配列方向と平行する方向にある左右一対の周面側壁部に於ける当該通電式発熱体の一方の端部に対向する部分の近傍部分に、開口部が設けられると共に、当該開口部に対応して、当該本体部内面部側に凹み空間部が形成される様に仕切り壁が設けられており、当該凹み空間部内には、外部電源若しくは、隣接する他の建物用発熱パネルとの電気的接続を可能にするコネクター手段が配置されており、更に、当該本体部の内部空間部は、断熱性を有する合成樹脂発泡体で充填されている事を特徴とする建物用発熱パネル.
  2. 当該天板部と当該周面側壁部とは一体的に構成されている特徴とする請求項1に記載の建物用発熱パネル。
  3. 少なくとも一部の当該周面側壁の少なくとも一部に、合成樹脂成分の注入及び又は排出の為の孔部が設けられている特徴とする請求項1又は2に記載の建物用発熱パネル。
  4. 断熱性を有する合成樹脂発泡体は、ウレタン系合成樹脂である特徴とする請求項1に記載の建物用発熱パネル。
  5. 当該個々の通電式発熱体は、当該コネクター手段に接続されている電気配線部と個別に並列的に電気的に接続されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の建物用発熱パネル。
  6. 当該通電式発熱体は、当該天板部の内面部側表面に適宜の接着手段、接合手段を介して、固定されているか、当該天板部の内面部側表面に固定的に配置形成されている鞘部内に配置されている事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の建物用発熱パネル。
  7. 当該鞘部は,ガルバニウム鋼板から形成されている事を特徴とする請求項6に記載の建物用発熱パネル。
  8. 当該通電式発熱体は、通電による発熱効果を利用して発熱しうる材料により構成された、扁平状の断面を有する細幅状短冊型に形成された発熱部と、当該発熱部の両側の側縁部の設けられた、一対の導電体線と、当該導電体線と接合する電極部とから構成されている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の建物用発熱パネル。
  9. 当該ネクター手段は、リード線部と当該リード線部の一端部に接合されているコネクター部から構成されている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の建物用発熱パネル。
  10. 当該天板部の少なくとも一部の外表面部に、遠赤外線を放出する機能を有する遠赤外線放射層7が更に形成されている事を特徴とする請求項乃至9の何れかに記載の建物用発熱パネル。
  11. 当該考遠赤外線放射層は、炭素、セラミックス、火山岩、火山灰、アルミナ、蛍石等から選択されたすくなくとも一種の微細粒子が当該天板部1の少なくとも一部の外表面部上に、蒸着、焼き付け等の手段により形成されているか、炭素、セラミックス、火山岩、火山灰、アルミナ、蛍石等から選択されたすくなくとも一種の微細粒子を含む合成樹脂材料から構成されている層がラミネートされているものである事を特徴とする請求項10に記載の建物用発熱パネル。
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