JP3183847U - 紙器類に用いる仕切り - Google Patents

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Abstract

【課題】シート材に打ち抜き形成して得られる仕切り部について、単なる折り曲げ操作により、起立させた状態を維持できる仕切りを提供する。
【解決手段】シート材に打ち抜き形成した一定の外形を有する仕切り部と、シート材を抜き残して形成したヒンジ部とを有し、ヒンジ部の折り曲げにて仕切り部を起立させて物品収容部の仕切りとする、紙器類に用いる仕切りについて、ヒンジ部15はその折り曲げ線16を中心として両側に形成された凹凸状の切り離し部17、18を有し、上記切り離し部は少なくとも3部分から成るとともに、その内の2部分が下向きの凸状となり、かつ、間に凹状の部分が位置するように構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、紙器類に用いる仕切りに関するものである。
例えば、菓子折のような紙器では菓子を整然と並べるために、様々な仕切りが用いられている。仕切りには、実用新案登録第3157882号に開示されているように、シートの打ち抜きにより仕切り部を形成し、切り込みの端部に設けたヒンジ部にて仕切り部を起立させるようにしたものがある。ところが、上記考案の仕切り部のように左右二箇所の折り曲げ部にてヒンジ部が形成されている構造では、一旦起立させた仕切り部が起立状態を保てずに元の方向に曲げ戻される傾向がある。
仕切り部が起立状態を維持できずに傾いた状態になってしまうと、包装機により自動供給される菓子が仕切りに当たって所定の位置に収まらなくなり、作業に支障を生ずるという問題が起こる。特開平10−35648号のように複数個の部品を組み合わせて仕切りを箱状に形成することで、曲げ戻しの恐れを解消することもできるが、シート材の量や、加工の手間も増えてしまうため、価格が上昇し用途は制限される。
実用新案登録第3157882号 特開平10−35648号
本考案は前記の実情に鑑みてなされたもので、その課題は、シート材に打ち抜き形成して得られる仕切り部について、単なる折り曲げ操作により、起立させた状態を維持できるようにすることである。また、本考案の他の課題は、1片で構成される仕切り部を複数箇所有する1枚のシート材から成り、それらの仕切り部を一度起立させればその状態が維持され、物品収容部の仕切りが形成されるようにすることである。
前記の課題を解決するため、本考案は、シート材に打ち抜き形成した一定の外形を有する仕切り部と、シート材を抜き残して形成したヒンジ部とを有し、ヒンジ部の折り曲げにて仕切り部を起立させて収容物品の仕切りとする、紙器類に用いる仕切りについて、ヒンジ部はその折り曲げ線を中心として両側に形成された凹凸状の切り離し部を有し、上記切り離し部は少なくとも3部分から成るとともに、その内の2部分が下向きの凸状となり、かつ、間に凹状の部分が位置するように形成するという手段を講じたものである。
本考案の仕切りは、シート材に打ち抜き形成した一定の外形を有するものであり、シート材は1枚もので良いから、得られる仕切り部は一片のものである。この仕切り部はヒンジ部の折り曲げにて起立させられるが、このような基本的構成は従来のものと同様を考えて良い。
その基本的構成に加えて、ヒンジ部は折り曲げ線を中心として両側に形成された凹凸状の切り離し部を有し、上記切り離し部は少なくとも3部分から成るとともに、その内の2部分が下向きの凸状となり、かつ、間に凹状の部分が位置するように形成する。ヒンジ部を構成する折り曲げ線は実質的に直線であり、この直線に対して両側に凹凸状の切り離し部が形成される。上記切り離し部が3部分から成る場合、その内の2部分が下向きの凸状となるので、その間に凹状の部分が位置することになる。
上記凹凸状の切り離し部は、ヒンジ部の折り曲げ線に対して平行な辺部と、その辺部の端部に形成された傾斜部とから成り、上記傾斜部の内方端部はヒンジ部の折り曲げ線を超えて、仕切り部に達していることが望ましい。上記傾斜部はシート材の打ち抜きによって形成され、起立させるときに曲げ方向へ僅かな移動(一種の逃げ)を生じるようになり、その結果、折り曲げた状態が維持されるようになると考えられる。
本考案は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、シート材に打ち抜き形成して得られる一片の仕切り部について、単なる折り曲げ操作により、起立させた状態を維持できるようになるという効果を奏する。また、本考案によれば、1片で構成される仕切り部を複数箇所有する1枚のシート材から成り、それらの仕切り部を一度起立させることで物品収容部の仕切りが形成され、紙器類の仕切りとして作業性を向上することができる。
以下図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は本考案に係る仕切りを適用した紙器類10に仕切り11を取付け、菓子Gを収めた状態を示している(図2参照)。上記仕切り11は、シート材Sに打ち抜き形成した一定の外形を有する仕切り部12を複数個有し、それら仕切り部12の間を物品の収容部13とするものである。
図2はこのような仕切り11の一部を示したもので、14は打ち抜き線を現している。図示の例の場合、打ち抜き線14は略長方形の外形を有する仕切り部12の三辺を囲んでいる。また、15はヒンジ部で、上記長方形の残りの一辺に相当する位置にある。故に、仕切り部12はヒンジ部15において折り曲げられ、紙面から立ち上がる形態を取ることができる。16は抜き残された折り曲げ線を示している。
本考案において、ヒンジ部15は上記の折り曲げ線16を中心として両側に形成された凹凸状の切り離し部17、18を有し、上記切り離し部17、18は少なくとも3部分から成るとともに、その内の2部分が下向きの凸状の切り離し部17、17となり、かつ、間に凹状の切り離し部18が位置するように形成されている。図示のものは、凹凸状の切り離し部17、18の個数が最小限度の例であり、従って、特に、下向きの凸状の切り離し部17の個数は任意に増加することができる。
図示の例において、凹凸状の切り離し部17、18は、それぞれ直線から成り、相互に平行に形成され、かつ、連続しており、その凹凸状の切り離し部17、18の両側に折り曲げ線16が設けられている。しかし、凹凸状の切り離し部17、18が4部分以上から成る場合には、凹凸状の切り離し部17、18の間に折り曲げ線16を設けることも想定される事項である。
折り曲げ線16は、図示の例において、平行な凹凸状の切り離し部17、18の、丁度中間に位置するように設けられている(図3参照)。即ち、折り曲げ線16と凹凸状の切り離し部17、18の端辺間の寸法dは同寸に設定されている。このような構成を有する仕切り11は、例えば、厚紙から成り、その厚紙をプレス加工により打ち抜いたブランクの形態を取って供給することができる。各図中、19は抜き穴、10aは紙器類の底板をそれぞれ示す。
このように構成されている本考案の紙器類に用いる仕切り11は、シート材Sに打ち抜き形成された仕切り部12を指等で起こすとともに、折り曲げ線16を通る垂直線を一旦超える程度に折り曲げると、指先を離しても起立した状態を取る。こうして起立させた仕切り部12は、凸状の切り離し部17、17が紙器類の底板10aに接して、ほぼ垂直に起立した状態を保つこととなる(図4参照)。
仕切り部12を起立させた状態において、上記凹凸状の切り離し部17、18、17は起立させるときに曲げ方向へ僅かな移動(一種の逃げ)を生じている。またヒンジ部15の折り曲げ線16に対して平行な辺部の端部に形成された傾斜部17aの内方端部17bはヒンジ部15の折り曲げ線16を超えて、仕切り部12に達している(図5参照)。さらに、凸状の切り離し部17、17が紙器類の底板10aに接しており、これらの構成の相乗により、仕切り部12ではほぼ垂直の折り曲げ状態が維持されることとなる。
本考案に係る紙器類に用いる仕切りの一例を示す一部破断斜視図である。 同上の仕切りのブランクの一例を示す平面説明図である。 同上の一部を拡大して示す平面説明図である。 同じく仕切り部を拡大して示す部分断面図である。 同じく仕切り部を拡大して示す正面説明図である。
10 紙器類
11 仕切り
12 仕切り部
13 収容部
14 打ち抜き線
15 ヒンジ部
16 折り曲げ部
17、18 切り離し部
19 抜き穴
S シート材

Claims (2)

  1. シート材に打ち抜き形成した一定の外形を有する仕切り部と、シート材を抜き残して形成したヒンジ部とを有し、ヒンジ部の折り曲げにて仕切り部を起立させて物品収容部の仕切りとする、紙器類に用いる仕切りであって、
    ヒンジ部はその折り曲げ線を中心として両側に形成された凹凸状の切り離し部を有し、上記切り離し部は少なくとも3部分から成るとともに、その内の2部分が下向きの凸状となり、かつ、間に凹状の部分が位置するように形成されている
    紙器類に用いる仕切り。
  2. 凹凸状の切り離し部は、ヒンジ部の折り曲げ線に対して平行な辺部と、その辺部の端部に形成された傾斜部とから成り、上記傾斜部の内方端部はヒンジ部の折り曲げ線を超えて、仕切り部に達している
    請求項1記載の紙器類に用いる仕切り。
JP2013001587U 2013-03-22 2013-03-22 紙器類に用いる仕切り Expired - Fee Related JP3183847U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020172269A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 智己 河原 扇状加工食品用容器

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