JP3183127B2 - 滑りローラ付きロッカアーム - Google Patents

滑りローラ付きロッカアーム

Info

Publication number
JP3183127B2
JP3183127B2 JP25394295A JP25394295A JP3183127B2 JP 3183127 B2 JP3183127 B2 JP 3183127B2 JP 25394295 A JP25394295 A JP 25394295A JP 25394295 A JP25394295 A JP 25394295A JP 3183127 B2 JP3183127 B2 JP 3183127B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rocker arm
sliding
sliding roller
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25394295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0988524A (ja
Inventor
隆雄 一村
三津男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP25394295A priority Critical patent/JP3183127B2/ja
Publication of JPH0988524A publication Critical patent/JPH0988524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3183127B2 publication Critical patent/JP3183127B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの吸排気
バルブ用のロッカアームに関し、特に滑りローラ付きロ
ッカアームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの吸排気バルブ開閉
機構におけるロッカアームは、カムと対向する個所にロ
ーラを設けて、ロッカアームとカムとの摺接を円滑に行
なわせるようにしている。このローラの構造は、例え
ば、実開昭64−32403号公報や特開平5−260
11号公報に見られるように、ローラとローラシャフト
との間にニードルベアリングを介装したニードルローラ
型のものと、図4に示すように、ローラを直接ローラシ
ャフトに嵌装した滑りローラ型のものとがある。
【0003】いずれの場合にも、ローラとロッカアーム
本体とのフリクションによる磨耗の発生は、ロッカアー
ムの円滑な動作を阻害し、ロッカアームの寿命を短くす
るものである。そのため、実開昭64−32403号の
ものでは、ニードルローラの両側面と対応するロッカア
ームの凹嵌部内面に固体被膜潤滑剤層をコーティングす
るようにし、また特開平5−26011号のものでは、
カムと対応する滑りローラの外周面と内周面とに硬質材
料による被覆硬化層を形成するようにして、滑りローラ
およびロッカアーム本体との部分的摺動面の磨耗を少な
くするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
64−32403号公報に開示されたものでは、ロッカ
アーム本体の狭い凹嵌部の内側面のみに固体被膜潤滑剤
層をコーティングする作業は非常に難しく、生産工程を
煩雑にし製品原価を高くすることになるという課題があ
る。
【0005】また、特開平5−26011号公報に開示
されたものでは、ロッカアームを軽量化するため滑りロ
ーラを軽量材としたことにより、軽量材の軟質性を保護
するために滑りローラの内外周面に硬化層を形成してお
り、潤滑目的でなく硬化目的を対象とした構造となって
いるため、ローラの両側面と嵌合穴との対向面でのフリ
クション対策はなされておらず、滑りローラの各面での
潤滑性は確保されていないという課題がある。
【0006】さらに、滑りローラの構造では、カムとの
対向面および両側面のフリクションは勿論であるが、滑
りローラとローラシャフトとの間のフリクションが、ニ
ードルローラのものと比べて大きいため、ロッカアーム
の損耗に最も大きく影響する。すなわち、ロッカアーム
全体への潤滑は、ロッカアームの周辺から飛散してくる
潤滑油飛沫の侵入によって行なわれているのが通常で、
特にエンジンの始動時すなわち運転初期には、温度が低
く潤滑油の粘度が高いため飛沫の侵入が少なく、しかも
潤滑油がシリンダヘッドに上がってくるのに時間がかか
るなど、滑りローラへの潤滑不足を生ずる可能性がある
もので、滑りローラの潤滑不足は滑りローラとローラシ
ャフトとの接触面に「かじり」を生ずるなどロッカアー
ムに大きな損傷を与えて動作不良に至る虞がある。
【0007】このように、滑りローラおよびロッカアー
ムが鉄製の硬質材で構成された構造の滑りローラを有す
るロッカアームでは、特に、滑りローラとローラシャフ
トとの摺動面への潤滑性とともに、滑りローラの他の面
での潤滑性の保持が必要であるという課題がある。本発
明は、このような課題に鑑み創案されたもので、エンジ
ンの運転初期における如き潤滑油の供給不足の状態で
も、滑りローラとローラシャフトとの潤滑性が失わせる
ことなく、長期にわたって円滑に動作できるようにし
た、滑りローラ付きロッカアームを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1記載の滑りローラ付きロッ
カアームは、ロッカアーム本体の凹所内でローラシャフ
トにて軸支され、カムと対向して回転する鋼鉄製の滑り
ローラを有するロッカアームにおいて、該滑りローラの
全表面にタンブラーコート法にて潤滑皮膜が設けられる
と共に、該潤滑皮膜が該滑りローラの該ローラシャフト
との摺接面では、該滑りローラの他の表面よりも薄く形
成されて設けられていることを特徴としている。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施例について説明すると、図1〜4は本発明による滑り
ローラ付きロッカアームの一実施形態を示すもので、図
1は本滑りローラ付きロッカアームの滑りローラ部を断
面にて示す正面図、図2は図1のII−II線矢視によ
る断面図、図3は滑りローラのみの拡大断面図、図4は
本ロッカアームと他部品との対応関係を示す正面図であ
り、各図中の同じ符号はほぼ同様の部分を示している。
【0011】さて、図1,2,4において、1はロッカ
アーム本体で、このロッカアーム本体1の一端部には、
滑りローラ2を装着するための凹所3を形成する一対の
支軸壁4,4が設けられ、他端部には、吸排気バルブ5
のバルブステム5aを挿通するバルブ保持部6が設けら
れるとともに、中央部にはロッカシャフト7に嵌挿され
る貫通穴8が設けられている。
【0012】凹所3には一対の支軸壁4,4間に架設さ
れる中空のローラシャフト9にて軸支される滑りローラ
2が、その一部をロッカアーム本体1の周辺よりやや突
出するようにして回転自在に取り付けられ、この滑りロ
ーラ2の突出した部分でカムシャフト10付きのカム1
1と対接しているもので、これら各部(ロッカアーム本
体1,滑りローラ2,ローラシャフト9を含む)は硬質
の鉄材(硬質の鉄材としては、例えば一例として、高炭
素クロム軸受鋼鋼材,クロム鋼鋼材,クロムモリブデン
鋼鋼材を用い、硬度としてはロックウエルCスケール6
0以上のものが使用される)にて製作されている。な
お、図中、12は吸排気バルブ5を弾装するスプリング
である。
【0013】そして、図3に示すように、滑りローラ2
の、少なくとも滑りローラ2とローラシャフト9との摺
接面13乃至、摺接面13を含む滑りローラ2の全表面
14には、潤滑皮膜Aすなわち潤滑性のある低摩擦係数
皮膜、例えばりん酸マンガン系化成皮膜とか二硫化モリ
ブデンを含有したエポキシ皮膜などが、スプレーコーテ
ィングの後に焼き付けされるか、あるいはどぶ付け後に
焼き付けされるかなどして形成されている。
【0014】このような構成により、滑りローラ2とロ
ーラシャフト9との摺接面13に形成される潤滑皮膜A
すなわち潤滑性を有する低摩擦係数皮膜は、エンジン始
動時などにおけるロッカアーム部への潤滑油の供給が不
足する状態においても、滑りローラ2とローラシャフト
9との摺接面13に潤滑性を与えて、滑りローラ2とロ
ーラシャフト9との間に潤滑不足に伴う損傷の発生を防
止しうることは勿論のこと、潤滑油が供給された後にお
いても一層良好な潤滑性を維持しうる効果がある。
【0015】ところで、上記において、少なくとも滑り
ローラ2とローラシャフト9との摺接面13としたの
は、滑りローラ付きロッカアームでの滑りローラ2とロ
ーラシャフト9との摺接面13は、潤滑不足時における
最も損障の生じ易い個所であって、この個所の潤滑性を
保持することを最低条件とされるからである。また、ロ
ーラシャフト9との摺接面13を含む滑りローラ2の全
表面14に潤滑皮膜Aを形成するときは、エンジン始動
時の潤滑不足に対して、凹所3内における滑りローラ2
と両支軸壁4,4間とのフリクションに対する潤滑性と
滑りローラ2とカム9との摺接面に対する潤滑性を保持
させて、潤滑不足に伴う磨損および動作不円滑などの発
生をなくするとともに、潤滑油が供給された後において
も各部の潤滑性を一層良好に維持しうる効果がある。
【0016】さらに、本発明では、図3に示すように、
滑りローラ2のローラシャフト9との摺接面13では潤
滑皮膜Aを薄く形成し、他の面14では潤滑皮膜Aを摺
接面13よりも厚く形成することにより、ロッカアーム
1の作動機能を一段と高めるようにしている。すなわ
ち、滑りローラを有するロッカアームでは、滑りローラ
2の内径とローラシャフト9の外周とのクリアランスの
小さいことが要求されるもので、潤滑皮膜Aは薄く形成
されることが望ましく、エンジン始動時の潤滑油不足状
態を経過するまでの間における潤滑性が潤滑皮膜Aによ
って保持されればよいものである。
【0017】つぎに、滑りローラ2の内径面に薄い潤滑
皮膜を形成し、他の面にそれよりも厚い潤滑皮膜する場
合の具体的製造方法の一例について説明する。まず、部
品としての滑りローラ2の表面を脱脂,防錆処理し、皮
膜コーティングの乗りをよくするため、りん酸亜鉛処理
による下地処理を行ない、乾燥した後にドライコートコ
ーティングを施す。
【0018】このドライコートコーティングには、タン
ブラーコート法といわれる方法を行なうもので、樽状の
容器に、上記滑りローラ2,液状ゾルベスト,潤滑剤と
しての有機溶剤ソルベントと、滑りローラ2の内径穴を
通過しうる小径のボール等を入れて、容器を斜めに傾け
た状態で回転させる。すると、ボールは滑りローラに当
たり、ボールが当たった滑りローラの表面には薬剤の皮
膜が付着されるもので、ボールの当たる頻度が多いほど
厚い皮膜が形成されることになる。
【0019】したがって、滑りローラ2の内径面ではボ
ールの当たる頻度が少ないので、他の面に比べて薄い皮
膜が形成される。このように皮膜形成した滑りローラを
取り出し、加熱硬化処理を施して皮膜の付着を固定さ
せ、仕上げ処理を行なう。上述の方法により、滑りロー
ラ2の内径面には薄い潤滑皮膜が形成され、その他の表
面14には内径面の皮膜よりも厚い潤滑皮膜が形成され
るものである。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の滑りローラ付きロッカアームによれば、ロッカア
ーム本体の凹所内でローラシャフトにて軸支され、カム
と対向して回転する鋼鉄製の滑りローラを有するロッカ
アームにおいて、少なくとも、該滑りローラの該ローラ
シャフトとの摺接面にタンブラーコート法にて潤滑皮膜
が設けられているので、エンジン始動時などにおけるロ
ッカアームへの潤滑油の供給が不足する状態において
も、滑りローラとローラシャフトとの摺接面には潤滑性
が保有されており、潤滑不足に伴うロッカアームの損傷
を防止して、長期にわたり損傷することのないロッカア
ームを提供しうる利点がある。
【0021】また、該潤滑皮膜が、該滑りローラの全表
面に設けられているので、エンジン始動時の潤滑不足時
においても、滑りローラとローラシャフトの間は勿論、
滑りローラと両支軸壁の間および滑りローラとカムとの
摺接面に対する潤滑性を保持させて、エンジン始動時に
おける潤滑不足に伴うロッカアームの摺接面の磨損を防
止して、長期にわたり損傷することのないロッカアーム
を提供しうる利点がある。
【0022】さらに、該潤滑皮膜が、該滑りローラの該
ローラシャフトとの摺接面では、該滑りローラの他の表
面よりも薄く形成されて設けられているので、滑りロー
ラの内径とローラシャフトの外周とのクリアランスを小
さく保って滑りローラの回転を正確且つ円滑に行なわす
とともに、エンジン始動時の潤滑油不足状態におけるロ
ッカアームの摺接面各部の摩損を防止して、長期にわた
り損傷することのないロッカアームを提供しうる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による滑りローラ付きロッカアームの一
部切断正面図である。
【図2】図1のII−II線矢視による断面図である。
【図3】滑りローラのみの拡大縦断面図である。
【図4】本滑りローラ付きロッカアームと他部品との対
応関係を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ロッカアーム本体 2 滑りローラ 3 凹所 4 支軸壁 5 吸排気バルブ 5a バルブステム 6 バルブ保持部 7 ロッカシャフト 8 貫通穴 9 ローラシャフト 10 カムシャフト 11 カム 12 スプリング 13 摺接面 14 全表面 A 潤滑皮膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカアーム本体の凹所内でローラシャ
    フトにて軸支され、カムと対向して回転する鋼鉄製の滑
    りローラを有するロッカアームにおいて、該滑りローラの全表面にタンブラーコート法にて潤滑皮
    膜が設けられると共に、該潤滑皮膜が該滑りローラの該
    ローラシャフトとの摺接面では、該滑りローラの他の表
    面よりも薄く形成されて設けられている ことを特徴とす
    る、滑りローラ付きロッカアーム。
JP25394295A 1995-09-29 1995-09-29 滑りローラ付きロッカアーム Expired - Fee Related JP3183127B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25394295A JP3183127B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 滑りローラ付きロッカアーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25394295A JP3183127B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 滑りローラ付きロッカアーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0988524A JPH0988524A (ja) 1997-03-31
JP3183127B2 true JP3183127B2 (ja) 2001-07-03

Family

ID=17258143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25394295A Expired - Fee Related JP3183127B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 滑りローラ付きロッカアーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3183127B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7836861B2 (en) 2007-02-22 2010-11-23 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Variable valve mechanism for internal combustion engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7836861B2 (en) 2007-02-22 2010-11-23 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Variable valve mechanism for internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0988524A (ja) 1997-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3869192B2 (ja) 転がり摺動部品
JP2000205284A (ja) 転がり摺動部品
JP3183127B2 (ja) 滑りローラ付きロッカアーム
CN206770201U (zh) 旋转式压缩机
WO1997038211A1 (fr) Dispositif d'entrainement de soupapes dans un moteur
JP3728491B2 (ja) カムフォロワ
US6460498B2 (en) Rocker arm
JP3538519B2 (ja) カムフォロワ装置
US4991549A (en) Camshaft lubricating system for engine
JPH06313434A (ja) 耐食性転がり軸受
JPH0680287B2 (ja) ローラ付カムフォロア
JP4992521B2 (ja) ロッカーアーム
US6209498B1 (en) Roller valve lifter with oiling channel
JP3148362B2 (ja) 動弁機構のカム接触部構造
JP2003074313A (ja) ローラ式ロッカアーム
JP2812563B2 (ja) バルブリフタ及びその製造方法
JP3584921B2 (ja) 耐食性転がり軸受
JPH051612Y2 (ja)
JPS6137775Y2 (ja)
JP2737031B2 (ja) ローラ付ロッカアーム
JP2819946B2 (ja) 内燃機関の動弁機構のカム接触部構造
JPS6233923Y2 (ja)
JP2003106111A (ja) タペットローラ
JPH09195724A (ja) タペットローラ軸受
JP2521990Y2 (ja) 燃料噴射ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010327

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080427

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees