JP3183119U - クリアファイル - Google Patents

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JP3183119U JP2013000753U JP2013000753U JP3183119U JP 3183119 U JP3183119 U JP 3183119U JP 2013000753 U JP2013000753 U JP 2013000753U JP 2013000753 U JP2013000753 U JP 2013000753U JP 3183119 U JP3183119 U JP 3183119U
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和行 久保田
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Abstract


【課題】表面シートと背面シートに互いに干渉されない印刷面を有するクリアファイルを提供する。
【解決手段】表面シート1と背面シート2にて構成するクリアファイル3の中間に不透明な中間シート4を挟入して、表面シート1と背面シート2に互いに干渉されない印刷面を形成し得るようにし、また中間シート4の表裏に同一または異なる彩色をして、表面シート1および背面シート2に中間シート4の彩色を背景色として透視させ、さらには中間シート4に透視窓を設けて表面シート1および背面シート2に互いの印刷面の一部を透視させるように構成して課題を達成する。
【選択図】図1

Description

この考案はクリアファイル、詳しくは表面シートと背面シートに互いに干渉されない印刷面を形成したクリアファイルに関するものある。
この種のクリアファイルとしては、登録実用新案第3146218号公報がある。該公報はクリアファイルの表面シートに主印刷面、背面シートに副印刷面を設けてクリアファイルに書類等を挟み入れると表面から見て副印刷面が隠れ、書類等を抜き出すと副印刷面が透視されるクリアファイルを記載している。
登録実用新案第3146218号公報
しかしながら、上記公報は書類等をクリアファイルから抜き出すと背面シートの印刷面が表面シートに透視されて印刷面が二重等に見えて混同して見にくくなることから互いの印刷面、特に背面シートの印刷面は小さくするなどの制約を受けることになるという課題があり、表、背面シートに互いに干渉されない別々の印刷面を大小差なしに形成することができないという課題があった。
本考案は、クリアファイルに透視を不能とする不透明な中間シートを挟入することにより、表面シートと背面シートにそれぞれに互いに干渉されない別々で大小差のない印刷面を形成し得るようにして、かかる課題を解決するようにしたのである。
本考案のクリアファイルは中間に不透明な中間シートを挟入することで表,背面シートに互いに干渉されない別々で大小差のない印刷面を形成し得てクリアファイルの携帯者にさらに多くの情報を提供することができるという効果を生ずる。
中間シートの表裏に同一または異なる色彩を附すことで表,背面シートの印刷面に背景色が加わることでクリアファイルを一段と美化することができるという効果を生ずる。
中間シートに透視窓を設けることで、表,背面シートの印刷面に他面の印刷面を透視窓を通して提供することができるという効果を生ずる。
第1実施例で、クリアファイルの形成前の展開状態と形成例を示す斜視図 第2実施例で、クリアファイルの形成前の展開状態と形成後の表,背面を示す斜視図 同、中間シートの表面と裏面に異なる色彩を彩色した例を示す斜視図 第3実施例で、クリアファイルの形成前の展開状態と形成例を示す斜視図
本考案は、クリアファイルを構成する表面シートと背面シートの間に不透明な中間シートまたは表と背面に同一または異なる色彩を附した不透明な中間シート、さらには中間の適所に透視窓を設けた不透明な中間シートのいずれかを挟入し固定して、クリアファイルの表,背面シートに互いに干渉されない別々で大小差のない印刷面を形成し得るようにする。
図1は本考案の第1実施例であって、硬直且つ弾撥するポリプロピレン等の透明なシート材にて表面シート1と背面シート2とからなるクリアファイル3を形成し、その中間に乳白色等をした不透明な中間シート4を挟入し、基側の下角5を挟む基側の垂直縁6と下縁7の部分をウェルダー溶着8して挟み固定し、外側の垂直縁9と上縁10のすべてを開放して書類等を出し入れすることができるようにする。
このようにして形成したクリアファイル3は中間シート4の挟入により表面シート1と背面シート2が互いに透視不能に遮断されることで、表面シート1と背面シート2に互いに干渉されない別々の印刷面iを大小差なしにて形成し得ることとなる。
図2乃至図3は本考案の第2実施例であって、中間シート4の表面と裏面に同一色C1または異なる色彩C1,C2を彩色して、表,背面シート1,2のそれぞれに同一または異なる色彩C1,C2を背景色として透視されるようにする。その他の構成と作用は第1実施例と同じである。
図4は第3実施例であって、中間シート4の一部に透明な透視窓Тを形成して背面シート2の印刷面の一部、すなわち透視窓Т内の印刷面i2を表面シート1上に透視されるようにして表面シート1の印刷面iに例えば背面シート2の図柄,文字等の印刷面i2を透視させるようにする。
背面シート2に表面シートの印刷面i2を透視窓Тを通して透視させることもある。
本考案のクリアファイルは表,背面シートの中間に不透明な中間シートを挟入して表,背面シートのそれぞれに互いに干渉されない別々の印刷面を大小差なしにて形成することで多くの情報を提供するクリアファイルとして広く使用されるものとなる。
1は表面シート
2は背面シート
3はクリアファイル
4は中間シート
5は下角
6は垂直縁
7は下縁
8はウェルダー溶着
9は外側の垂直縁
10は上縁
Тは透視窓
i,i2は印刷面

Claims (3)

  1. 表面シートと背面シートにて構成するクリアファイルの中間に不透明な中間シートを挟入して、表面シートと背面シートに互いに干渉されない印刷面を形成し得るようにしたことを特徴とするクリアファイル。
  2. 中間シートの表裏に同一または異なる色彩を彩色して、表面シートおよび背面シートに中間シートの色彩を背景色として透視させる請求項1に記載のクリアファイル。
  3. 中間シートに透視窓を設けて表面シートおよび背面シートに互いの印刷面の一部を透視させる請求項1または2に記載のクリアファイル。
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