JP3182816U - 刃物用研ぎ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】研磨要素の大きさを最小限に抑え、研磨要素に研磨液を十分に供給することができる刃物用研ぎ器を提供する。
【解決手段】フレーム2に横設され、フレーム2の長さ方向に対して斜設された回転軸12と、回転軸12を回転可能に軸支する軸受部17と、回転軸12の中央に一対で設けられ円錐面11,11を有する切頭円錐状の研磨要素7と、研磨要素7の下部に設けられ研磨液を受ける桶部8と、研ぎ処理中刃物が一対の円錐面11,11に押圧されるように刃物をかじ取りする案内部とを備え、一対の円錐面11,11のうち少なくとも一方を研磨面に形成した刃物用研ぎ器1において、研磨要素7の円錐面11,11を除く外周面を覆うカバー部材34を設けることにより、研磨要素7を最小限の大きさにすることができると共に、刃物を均一に研磨することができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、包丁やナイフなどの刃物を砥石により研ぐ刃物用研ぎ器に関する。
従来、この種のものとして、握持部と研磨部とを一体に有するフレームと、前記研磨部に横設され前記フレームの長さ方向に対して斜設した回転軸と、前記研磨部に設けられ前記回転軸が回転可能に設けれられる軸受と、前記回転軸の中央に設けられそれぞれ切頭円錐の表面形状を有しかつ互いに角度を形成する一対の円錐面を備えた研磨要素と、研ぎ処理中刃物が前記両円錐面に押圧するように該刃物をかじ取りして前記両円錐面に接触させる案内部材とを備え、前記一対の円錐面の少なくとも一方を研磨面に形成した刃物用研ぎ器において、前記軸受は前記回転軸を上下動可能に支持し、前記回転軸を上方に付勢する付勢手段を備えた刃物用研ぎ器が知られている(例えば特許文献1)。
上記刃物用研ぎ器によれば、回転軸が付勢手段により上方に付勢されているため、刃物を円錐面に押し当てて研磨要素を下に押すと、付勢手段が回転軸を押し返えし、刃物が円錐面に押し当てた状態で案内部材に沿って前後動すると、刃物の側面が研磨面などに略均一に押圧された状態で接触して研がれるため、均一な研磨を行うことができる。
また、上記刃物用研ぎ器には、刃物を研ぐ際に発生する摩擦熱により刃物が鈍ったり、刃物の研磨屑が砥石に入り込むことによる目詰まりを防止するために、研磨部に研磨要素の下部を囲む桶部が設けられている。この桶部には、水等の研磨液を入れることで、研磨要素の一部が研磨液に常時浸る、或は常時接した状態となり、刃物を研ぐ際に回転する研磨要素を湿潤させることができるので、研磨要素における摩擦熱の低減及び研磨屑の洗浄を行うことができる。
実用新案登録第3128435号公報
たしかに、上記刃物用研ぎ器では、刃物を均一に研磨することができるのだが、研磨要素にはアルミナ系又は炭化珪素系のセラミックス等が用いられているため、これを桶部内の研磨液に十分に接触する程の大きさにすると、材料費が嵩むという問題があった。
また、刃物を研磨する際には水等の研磨液の供給が欠かせないが、上記刃物研ぎ器では、研磨要素が回転しても研磨液を十分に供給できず、刃物を研ぐ際に生じる摩擦熱の低減及び研磨屑の洗浄効果が乏しいという問題があった。
そこで、本考案は、研磨要素の大きさを最小限に抑え、研磨要素に研磨液を十分に供給することができる刃物用研ぎ器を提供することを目的とする。
請求項1の考案の刃物研ぎ用装置は、フレームに横設されると共に前記フレームの長さ方向に対して斜設された回転軸と、前記フレームに設けられ前記回転軸を回転可能に軸支する軸受部と、前記回転軸の中央に一対で設けられ互いに角度を形成する円錐面を有する切頭円錐状の研磨要素と、前記研磨要素の下部に設けられ研磨液を受ける桶部と、前記フレームの長さ方向に対して直交して配置され研ぎ処理中刃物が前記一対の円錐面に押圧されるように該刃物をかじ取りする案内部とを備え、前記一対の円錐面のうち少なくとも一方を研磨面に形成した刃物用研ぎ器において、前記研磨要素の前記円錐面を除く外周面を覆うカバー部材を設けたことを特徴とする。
請求項2の考案の刃物研ぎ用装置は、前記カバー部材が、外周縁に前記研磨液を掻き上げる凹凸状の掻き上げ部を設けたことを特徴とする。
請求項3の考案の刃物研ぎ用装置は、前記カバー部材が、前記研磨要素を収納する収納溝と、前記回転軸を挿通する挿通孔とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の刃物研ぎ器。
請求項4の考案の刃物研ぎ用装置は、前記カバー部材が、合成樹脂により成ることを特徴とする。
請求項5の考案の刃物研ぎ用装置は、前記カバー部材が、前記円錐面と同じ角度を形成する案内面を備えた切頭円錐状を成すことを特徴とする。
請求項6の考案の刃物研ぎ用装置は、前記カバー部材の前記案内面が、前記研磨要素の円錐面と面一になるように装着されることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、研磨要素を最小限の大きさにすることができると共に、刃物を均一に研磨することができる。
請求項2の考案によれば、研磨要素に研磨液を十分に供給して刃物を研ぐことができる。
請求項3の考案によれば、組立作業や分解作業を容易にすることができ、洗浄作業も簡便となるので衛生的である。
請求項4の考案によれば、様々な形状に成形することが容易であり、製品コストを抑えることができる。
請求項5の考案によれば、研磨要素とカバー部材とが共に切頭円錐状となり、砥石の形状を変更することなく、全体を径大に設けることができる。
請求項6の考案によれば、上方から押し入れられる刃物の刃先を一体に設けられる研磨要素へと円滑に案内することができる。
本考案の実施例1を示す刃物用研ぎ器の斜視図である。 同上、開蓋状態の平面図である。 同上、軸受部に研磨要素が取り付けられた状態の正面断面図である。 同上、軸受部の分解斜視図である。 同上、付勢手段を装着した軸受部の平断面図である。 同上、カバー部材の正面図である。 同上、カバー部材が研磨要素に装着された状態の正面断面図である。 同上、研磨要素とカバー部材の分解斜視図である。 同上、刃物が研磨されている状態の平面図である。 本考案の実施例2を示す刃物用研ぎ器の刃物が研磨されている状態の平面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
以下、本考案の実施例1を図1〜図9に基づいて説明する。図1は本考案に係る刃物用研ぎ器1を示している。合成樹脂製からなるフレーム2は、左右方向に延びる握持部3と、この握持部3の長手方向一側に設けられた研磨部4とを一体にしてなり、研磨部4の上部には、案内部材となる別体の蓋体5がヒンジ部6を介して回動自在に設けられている。また、研磨部4には研磨要素7が設けられ、該研磨要素7の下部を囲み、水や油などの研磨液を満たすことができる桶部8が設けられている。さらに、蓋体5には、研磨要素7に対応して刃物Hを案内する案内部としてスリット部9が設けられ、該スリット部9は前記フレーム2の長さ方向に直交して形成されている。
前記研磨部4内には、アルミナ系セラミックスなどからなる研磨要素7が略中央位置に配設されるが、この研磨要素7は、切頭円錐状に成る一対の砥石10,10が、それぞれの頭部側平坦面を突き合わせて一体に接合され、研磨面たる円錐面11,11が略V字状を成すように設けられる。また、研磨要素7の左右両側には合成樹脂から成る回転軸12が連設され、この回転軸12はフレーム2の研磨部4に回転可能に横設され、且つフレーム2の長手方向に対して略10度〜20度の角度で斜設されている。前記回転軸12は、研磨要素7に一側が連設される径大部13と、径大部13の他側に連設される径小部14とを一体にして成り、研磨要素7を最大径として、径大部13、径小部14の順に径小となるよう設けている。
また、研磨部4には、取付用ベース体15が設けられている。前記取付用ベース体15は、研磨部の底板部16、すなわち桶部8上に間隔をおいて左右一対で配設され、ここに軸受部17が設けられると共に、該軸受部17に前記回転軸12の径小部14が着脱自在に軸支される。軸受部17は、中央板部18と両側の側板部19,19とを一体に備えて平面視で略コ字状を成しており、中央板部18の中央には、上部が開口すると共に中央板部18の略全高に亘って形成される軸受溝部20が設けられ、軸受溝部20の上部には、一対の側板部19の対向する内縁から内方に向かい弧状に突出した係止部21と、該係止部21における前面側の一部を切り欠いた切欠部22とが形成されている。尚、一対の係止部21,21の間隔は、径小部14の直径寸法よりも僅かに幅狭に形成されており、中央板部18と側板部19とは屈曲部たる湾曲角部23を介して一体に形成されている。
そして、前記軸受溝部20には、上部が開口し、一対の係止部21,21に連続する幅広溝部24と、この幅広溝部24の下部に連続する幅狭溝部25とが設けられ、幅狭溝部25の下部は底板により閉塞されている。幅狭溝部25は、外側に向かい湾曲状に凹んだ湾曲板部26を有し、内側が幅狭溝部25の上下方向全長に亘って開口しており、底板上に設けられた挿入突起部27に研磨要素7を弾性的に付勢する付勢手段としてステンレス製のコイルスプリング28が装着される。コイルスプリング28は、直径が湾曲板部26の深さと対応し、上部に前記径小部14と摺動する合成樹脂製の摺動部材29が設けている。この摺動部材29は、前記コイルスプリング28の上部に圧入する円柱状の胴部30と、前記胴部30の上部に連設される板状の摺動部31とを備え、摺動部31の左右方向である両端には、係止部21,21の下部に係止される一対の係止凹部32,32が設けられ、前記係止凹部32の周囲には前記切欠部22に対応する一対の嵌合突起部33,33が設けられる。これにより、コイルスプリング28が挿入突起部27に装着される際には、前面側の嵌合突起部33Aが前記切欠部22に嵌合して収まり、中央板部18と前面側の嵌合突起部33Aとで面一になる。さらに、係止凹部32は、一対の係止凹部32,32間が一対の係止部21,21間よりも広く、且つ幅広溝部24の幅よりも狭く形成されているため、係止部21,21の下部に係止凹部32が係止されて、摺動部材29が軸受溝部20から上方に抜けることを防止している。
また、左右一対で設けられる軸受部17,17の間に上方から研磨要素7を設置する際には、軸受溝部20の上部開口から径小部14を圧入することで、径小部14が僅かに開いた係止部21,21間を通過して設置される。設置されると、一対の係止部21,21が径小部14を係止するため抜け止めがなされ、回転軸12はコイルスプリング28により上方に付勢された状態となるので、回転軸12は、軸受部17により軸支された状態で幅狭溝部25に沿って上下動可能となる。そして、刃物Hを研ぐ際には、研磨要素7が上方から押圧されて力が加わると、これをコイルスプリング28の弾性力により押し返すことで研磨面である円錐面11,11と刃物Hとを均一に接触させるべく調整される。また、研磨要素7が左右一対で設けられる軸受部17,17の間に設置される際には、径大部13が径小部14の直径よりも大きい径で形成されていることにより、径大部13が幅広溝部24,23間に通過することなく中央板部18に当接状態となるので、左右方向への動きを規制し、位置ずれすることを防止することができる。
次に、本実施例におけるカバー部材34について説明する。カバー部材34は、合成樹脂により切頭円錐状に成形されるもので、一側には、研磨要素7の円錐面11,11と同じ傾斜角の案内面35が形成され、他側には、円錐面11,11を除いた研磨要素7が収まる円形状の収納溝36が設けられている。また、カバー部材34には、中央に前記収納溝36よりも径小であって回転軸12の径大部13及び径小部14が挿通される挿通孔37が穿設され、外周端38に、等間隔で配置する凹凸状の掻き上げ部39が設けられており、本実施例において該掻き上げ部39は略山形状を成している。そして、カバー部材34の取り付けは、案内面35が形成される一側から回転軸12の径小部14、径大部13を挿通孔37へと順に挿通していき、研磨要素7が収納溝36内に収まることで成り、研磨要素7に装着されることで研磨要素7の円錐面11,11と案内面35とは面一に接続される。尚、径大部13の外径は、挿通孔37の内径よりも径小であるが、寸法差がごく僅かであるため、取り付け後に振動や接触等で簡単に脱落することはない。
上記構成により、カバー部材34は、一対の砥石10それぞれの外周に取り付けることができるため、研磨要素7を小さくして設けた場合にも、カバー部材34を変更することで全体の最外径を適宜調整することができる。また、研磨要素7を覆うカバー部材34の取り付けには、挿通孔37に回転軸12の径小部14、径大部13を順に挿通して嵌め込めばよいので、組立作業や分解作業を容易に行うことができ、洗浄作業も簡便となり衛生的である。
したがって、刃物を研ぐ際には、桶部8内を研磨液で満たすと共に、左右一対の軸受部17,17に研磨要素7を設置し、蓋体5を閉め、刃物Hを蓋体5のスリット部9から研磨要素7に向かい押入して、これが研磨要素7に形成される一対の円錐面11,11に押圧された状態で前後動する。そうすると、刃物Hは、前記スリット部9によりかじ取りされるので、刃先がぶれることなく一対の円錐面11,11に向かい案内されて、確実に押圧することができる。この時、カバー部材34が研磨要素7を覆うように、詳細には研磨要素7の円錐面11,11を除く外周面を覆うように取り付けられていることから、研磨要素7を含む全体の最外径が大きくなり、これに伴いカバー部材34の外周縁34と蓋体5とが近接するため、スリット部9を通ってきた刃物Hをカバー部材34の案内面35を介して研磨要素7へと円滑に案内することができる。
また、カバー部材34には、外周縁34に凹凸状の掻き上げ部39が設けられていることから、刃物Hを前後動して研磨要素7が回転した場合に、桶部8の研磨液を掻き上げ部39が巻き上げることにより砥石10を十分に湿潤させることができ、これにより研磨時に発生する熱を吸収させることができるので、発熱によって刃物が鈍ることや、研磨面の目詰まりを防止することができる。尚、本実施例における砥石10の大きさは、略16mm〜20mmに成形されるものであるが、これに対応させてカバー部材34の大きさを略20mm〜50mmに成形して一体に設けることにより、砥石10を小さくするために形状を変更する必要がない上、砥石10の大きさを適宜変更するといったコストを抑えることができるほか、製品を美感良く仕上げることができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、フレーム2に横設されると共に前記フレーム2の長さ方向に対して斜設された回転軸12と、フレーム2に設けられ回転軸12を回転可能に軸支する軸受部17と、回転軸12の中央に一対で設けられ互いに角度を形成する円錐面11,11を有する切頭円錐状の研磨要素7と、研磨要素7の下部に設けられ研磨液を受ける桶部8と、フレーム2の長さ方向に対して直交して配置され研ぎ処理中刃物が一対の円錐面11,11に押圧されるように刃物Hをかじ取りする案内部とを備え、一対の円錐面11,11のうち少なくとも一方を研磨面に形成した刃物用研ぎ器1において、研磨要素7の円錐面11,11を除く外周面を覆うカバー部材34を設けたから、研磨要素7を最小限の大きさにすることができると共に、刃物を均一に研磨することができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、前記カバー部材34が、外周端38に研磨液を掻き上げる凹凸状の掻き上げ部39を設けたから、研磨要素に研磨液を十分に供給して刃物を研ぐことができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、研磨要素7を収納する収納溝36と、回転軸12を挿通する挿通孔37とを備えたから、組立作業や分解作業を容易にすることができ、洗浄作業も簡便となるので衛生的である。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、カバー部材34が、合成樹脂により成るから、様々な形状に成形することが容易であり、製品コストを抑えることができる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、カバー部材34が、研磨要素7における一対の円錐面11,11と同じ角度を形成する案内面35を備えた切頭円錐状を成すことから、研磨要素7とカバー部材34とが共に切頭円錐状となり、研磨要素における一対の砥石10,10の形状を変更することなく、カバー部材34を取り付けた研磨要素7全体を径大に設けることができる。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、カバー部材34の案内面35が、研磨要素7の円錐面11,11と面一になるように装着されるから、上方から押し入れられる刃物Hの刃先をカバー部材34と一体に設けられる研磨要素7へと円滑に案内することができる。
図10は、本考案の実施例2を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例の刃物用研ぎ器1は、実施例1と回転軸12の傾き方向が異なり左右対称となっている。また、研磨を行う刃物Hは、刃先の一側を傾斜面とした片刃であって、これに対応する研磨要素7´は一対の円錐面11,11の少なくとも一方を砥石10を有した研磨面とした構成、すなわち刃物Hの傾斜面に砥石10の研磨面が接触し、反傾斜面には滑らかで硬質な非研磨面が接触する構成となる。そして、研磨面側及び非研磨面側には、それぞれ外周を覆うカバー部材34,30が装着される。尚、研磨要素7´は、一方の研磨面が、アルミナ系や炭化珪素系セラミックスなどで形成され、他方の非研磨面が、シリカ系の陶土セラミックス、あるいはアルミナ系ファインセラミックスやアルミナ系ニューセラミックスなどの材料から成るものとする。こうすることで非研磨面が滑らかで硬質に形成される。
したがって、本実施例によれば、研磨要素7´の少なくとも一方を研磨面とし、他方を非研磨面とした場合にも、研磨面及び非研磨面の両方にカバー部材34,30を装着することができるので、上記実施例1と同様な作用・効果を奏し、片刃用の研ぎ器として対応することができる。また、一方を研磨面、他方を非研磨面とした研磨要素7´に変更しても、カバー部材34を設ける構成により従来よりも砥石10の大きさを最小限にすることができるため、片刃用研磨要素7´についてもコストを抑えることができる。
1 フレーム
2 把持部
3 研磨部
4 研磨部
5 蓋体
7 研磨要素
8 桶部
9 スリット部(案内部)
11 円錐面
12 回転軸
17 軸受部
28 コイルスプリング
34 カバー部材
35 案内面
36 収納溝
37 挿通孔
39 掻き上げ部

Claims (6)

  1. フレームに横設されると共に前記フレームの長さ方向に対して斜設された回転軸と、
    前記フレームに設けられ前記回転軸を回転可能に軸支する軸受部と、
    前記回転軸の中央に一対で設けられ互いに角度を形成する円錐面を有する切頭円錐状の研磨要素と、
    前記研磨要素の下部に設けられ研磨液を受ける桶部と、
    前記フレームの長さ方向に対して直交して配置され研ぎ処理中刃物が前記一対の円錐面に押圧されるように該刃物をかじ取りする案内部とを備え、
    前記一対の円錐面のうち少なくとも一方を研磨面に形成した刃物用研ぎ器において、
    前記研磨要素の前記円錐面を除く外周面を覆うカバー部材を設けたことを特徴とする刃物研ぎ器。
  2. 前記カバー部材が、外周縁に前記研磨液を掻き上げる凹凸状の掻き上げ部を設けたことを特徴とする請求項1記載の刃物研ぎ器。
  3. 前記カバー部材が、前記研磨要素を収納する収納溝と、前記回転軸を挿通する挿通孔とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の刃物研ぎ器。
  4. 前記カバー部材が、合成樹脂により成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の刃物研ぎ器。
  5. 前記カバー部材が、前記円錐面と同じ角度を形成する案内面を備えた切頭円錐状を成すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の刃物研ぎ器。
  6. 前記カバー部材の前記案内面が、前記研磨要素の円錐面と面一になるように装着されることを特徴とする請求項5記載の刃物研ぎ器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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